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JP4818833B2 - 平形柔軟ケーブルのハーネス - Google Patents

平形柔軟ケーブルのハーネス Download PDF

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Description

本発明は、電気コネクタの分野に属し、平形の絶縁被覆のなかに複数の導体を幅方向に並べてなる平形柔軟ケーブルの接続に用いる一対の平形柔軟ケーブルコネクタの片側のコネクタを用いたハーネスに関する。
特許文献1は、一対のFFC(フレキシブルフラットケーブル)の端部をホルダの載置枠の対応する載置面に仮保持した状態で、止定部材の環状部をFFCの端部および載置枠に嵌め合わせて止定部材の係止部をホルダの被係止部に係止することで、一対のFFCを容易に接続することができるようにしたプラグ型コネクタを開示している。この文献に開示されたFFCは、その端部の裏面に合成樹脂製の補強シートが貼り付けられており、この補強シートは、FFCの端部から露出する露出導体を整列保持している。
特許文献2は、FFCに対する接点が折り返し縁よりなる端子であって、コネクタハウジングに対するフラットケーブルの挿入性に優れた端子を開示している。この文献に開示されたFFCは、先端部では上側のフィルムが剥ぎ取られて導電体が露出されており、この先端部の下面に樹脂性の薄板よりなる補強材が貼り付けられており、先端部が屈曲しないように補強されている。
特開2005−4994号公報 特開2005−166364号公報
図16に示すように、N本の導体を有する所定長さのFFC(イ)の両端に、このようなコネクタを第1コネクタ(ロ)としてそれぞれ接続し、これらの第1コネクタ(ロ)を相手側コネクタである第2コネクタ(ハ)にそれぞれ接続する場合、二つの第1コネクタ(ロ)を同一姿勢で相対向して配置し、二つの第2コネクタ(ハ)もこれに応じて同一姿勢で相対向して配置するのが基本的な接続形態である。その場合、一方側の第2コネクタ(ハ)において嵌合方向に向かって左端の一番極は、他方側の第2コネクタ(ハ)において嵌合方向に向かって右端のN番極に接続する(以下、1−N接続という)。これに対し、両方の第2コネクタ(ハ)の同じ番号の極同士を接続するには(以下、1−1接続という)、図17に示すように、第1コネクタ(ロ)及び第2コネクタ(ハ)を図16と同じ配置にしたままでFFC(イ)の一端を捻って表裏を逆にしてから一方の第1コネクタに接続するか、図18に示すように、図16の配置において一方の第1コネクタ(ロ)及び第2コネクタ(ハ)の表裏を逆にしてFFC(イ)に接続することになる。
通常、ハーネス製造に先立ち、FFC(イ)の両端部の裏面に合成樹脂製の補強シートを貼り付けてFFC(イ)の露出導体を整列保持することが行われる。図17及び図18の接続形態の場合、FFC(イ)と一方の第1コネクタ(ロ)とが通常の接続形態とは表裏を逆にして接続するので、第1コネクタ(ロ)の接触子をそのまま用いると接触子の接点がFFC(イ)の表面の露出導体にではなく裏面の補強シートに接触し、電気的接続を果たせない。そのため、接点の位置を変えた接触子を設定して第1コネクタに組み付けることになるが、これでは接触子の種類が増え、コストアップを招く。また、FFC(イ)の一方の端部では裏面に補強シートを貼り付け、他方の端部では表面に補強シートを貼り付けることも考えられるが、これではFFC(イ)の種類が増え、コストアップを招く。さらに、接触子をFFCの表面及び裏面の両側で接触する二接点型にすることも考えられるが、一方の接点が補強シートに接することになるため、挿入抜去の際の手応えに違和感を生じ、また挿入抜去を繰り返すと補強シートに損傷を与えるおそれがある。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、FFCその他の平形柔軟ケーブルの終端の導体を露出させ、ハーネス製造時に、平形柔軟ケーブル終端をその先端部が平形柔軟ケーブルの一方の面に近づくように反転するか他方の面に近づくように反転するかで、これに接続する第1コネクタ及び第2コネクタの厚さ方向の向きを変え、これによって1−N接続か1−1接続かを自在に選択できるようにして、接触子や平形柔軟ケーブルの種類を増さずにコストアップを回避することができ、二接点型にしても安定的に挿入抜去が行える一対の平形柔軟ケーブルコネクタを提案し、その片側のコネクタを用いた平形柔軟ケーブルのハーネスを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスの前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、
平形の絶縁被覆のなかに複数の導体を並べてなる平形柔軟ケーブルの終端に、幅方向をこれらの導体が並ぶ方向に一致させて接続される第1コネクタと、
この第1コネクタを相手に上記幅方向と直交する奥行き方向に沿って挿入又は抜去が行われることで嵌合又は離脱を行う第2コネクタとを備え、
上記第1コネクタには、上記幅方向及び上記奥行き方向と直交する厚さ方向の両側に平坦な端面を有して奥行き方向の一端が上記第2コネクタと嵌合する側に突出する板形のケーブルホルダが設けられており、先端部を残して上記絶縁被覆が剥かれて上記導体が露出し且つこの露出導体の中途部を略U字形に曲げることで反転した上記平形柔軟ケーブル終端を、上記露出導体の曲がり部を境に上記ケーブルホルダの上記両端面に振り分けて接触させ、上記平形柔軟ケーブル終端における上記先端部及びこれと上記露出導体を介して反対側にある基端部を保持するように構成し、
上記第2コネクタは、上記第1コネクタに嵌合可能な第2コネクタ本体と、この第2コネクタ本体に、上記第2コネクタ本体が上記第1コネクタと嵌合したときに上記平形柔軟ケーブル終端の上記露出導体にそれぞれ接触するように上記幅方向に並んで設けられた複数の接触子とを備え、
上記第1コネクタが上記厚さ方向に逆さになって上記第2コネクタに嵌合する逆嵌合を阻止するように上記第1コネクタ及び上記第2コネクタの嵌合部を上記厚さ方向に非対称に設け、
反転した上記平形柔軟ケーブル終端が上記厚さ方向に逆さになって上記第1コネクタに接続する逆接続を阻止するように構成している。
反転した平形柔軟ケーブル終端を、露出導体の曲がり部を境に第1コネクタのケーブルホルダの厚さ方向の両端面に振り分けて接触させ、平形柔軟ケーブル終端の先端部及び基端部を第1コネクタで保持する。そして、第1コネクタと第2コネクタを嵌合すると、接触子が平形柔軟ケーブル終端の露出導体にそれぞれ接触する。
説明の便宜上、平形柔軟ケーブル、第1コネクタ、第2コネクタの厚さ方向の両端面をA面、B面と称して区別することにする。平形柔軟ケーブルの一方の終端を、先端部を残して絶縁被覆を剥いて導体を露出させる。そして、この先端部が平形柔軟ケーブルのA面に近づくように露出導体の中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブルの終端を反転する。この終端に第1コネクタを接続する。その結果、第1コネクタの厚さ方向の両端面のうち平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になった端面をA面とする。そして、第1コネクタを第2コネクタに接続する。その結果、第2コネクタの厚さ方向の両端面のうち平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になった端面をA面とする。そして、平形柔軟ケーブルの他方の終端を上記同様の接続形態で第1コネクタに接続すると、平形柔軟ケーブルのA面、第1コネクタのA面、第2コネクタのA面が同じ側になる。そのため、真っ直ぐ延ばした平形柔軟ケーブルを間にして二つの第1コネクタが同一姿勢で相対向して配置され、第2コネクタも、これに応じて同一姿勢で相対向して配置されることになるので、1−N接続が実現する。
これに対し、平形柔軟ケーブルの一方の終端を上記とは異なる接続形態で第1コネクタに接続し、他方の終端を上記と同様の接続形態で第1コネクタに接続する。すなわち、平形柔軟ケーブルの一方の終端を、先端部を残して絶縁被覆を剥いて導体を露出させる。そして、この先端部が平形柔軟ケーブルのB面に近づくように露出導体の中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブルの終端を反転する。この終端に第1コネクタを接続すると、第1コネクタのB面が平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になる。そして、第1コネクタを第2コネクタに接続すると、第2コネクタのB面が平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になる。そのため、真っ直ぐ延ばした平形柔軟ケーブルを間にして二つの第1コネクタが厚さ方向の向きを逆にした姿勢で相対向して配置され、第2コネクタも、これに応じて厚さ方向の向きを逆にした姿勢で相対向して配置されることになるので、1−1接続が実現する。
このようにハーネス製造時に平形柔軟ケーブル終端をその先端部が平形柔軟ケーブルのA面に近づくように反転するかB面に近づくように反転するかで、これに接続する第1コネクタ及び第2コネクタの厚さ方向の向きが変わり、これによって1−N接続か1−1接続かが自在に選択される。その場合、平形柔軟ケーブル終端の先端部が平形柔軟ケーブルのA面に近づくように反転しているかB面に近づくように反転しているかの違いはあるが、ケーブルホルダにおける露出導体の位置づけは変わらないので、第2コネクタの接触子は一種類で済み、接触子の種類を増やす必要がなく、これによってコストが低減される。また、従来のように平形柔軟ケーブルに補強シートを貼り付けないので、平形柔軟ケーブルの種類を増やす必要がなく、これによってコストが低減される。さらに、接触子をケーブルホルダの厚さ方向両側に対応して接点を有する二接点型にしても、二接点とも露出導体に接触するので、挿入抜去時の手応えに違和感が生じたり挿入抜去の繰り返しにより平形柔軟ケーブルに損傷が発生するなどの不具合が生じるおそれがなく、安定的に挿入抜去が行われる。
本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスの前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、
上記第1コネクタが、上記第2コネクタに嵌合可能で、上記奥行き方向に貫通する貫通孔が設けられた第1コネクタ本体と、上記ケーブルホルダとに分割され、
上記ケーブルホルダは、上記奥行き方向の一端が上記第2コネクタと嵌合する側に突出するように上記第1コネクタ本体の上記貫通孔に挿入されて上記第1コネクタ本体に嵌合されており、
上記反転した平形柔軟ケーブル終端が上記厚さ方向に逆さになって上記ケーブルホルダに装着される逆装着を阻止するように構成し、
上記ケーブルホルダが上記厚さ方向に逆さになって上記第1コネクタ本体に嵌合する逆嵌合を阻止するように上記ケーブルホルダ及び上記第1コネクタ本体の上記嵌合部を厚さ方向に非対称に設けてもよい。
このようにすれば、平形柔軟ケーブルの終端をケーブルホルダに装着し、これらを第1コネクタ本体の貫通孔に嵌合すれば第1コネクタが平形柔軟ケーブルの終端に接続されるので作業性がよく、しかも、平形柔軟ケーブルのケーブルホルダへの逆装着や、ケーブルホルダの第1コネクタ本体への逆嵌合が阻止されるので、1−N接続又は1−1接続が確実に実施される。
本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスの前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、
上記ケーブルホルダの上記厚さ方向の一方の端面に、上記平形柔軟ケーブル終端の上記先端部の端面が当たるストッパが設けられていてもよい。
このようにすれば、平形柔軟ケーブルのケーブルホルダへの逆装着が行われようとすると、ストッパにより平形柔軟ケーブルの装着が邪魔されるので、この逆装着が阻止され、1−N接続又は1−1接続が確実に実施される。
本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスの前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、
上記ケーブルホルダに、上記ケーブルホルダの上記端面との間で上記平形柔軟ケーブル終端の上記先端部又は上記基端部を挟持する保持部材が設けられていてもよい。
このようにすれば、第1コネクタによる平形柔軟ケーブル終端の保持力が高められる。
本発明の第1の平形柔軟ケーブルのハーネスは、
上記平形の絶縁被覆のなかに上記複数の導体を並べてなり、上記終端では上記先端部を残して上記絶縁被覆が剥かれて上記導体が露出した上記平形柔軟ケーブルと、
この平形柔軟ケーブルの両方の終端にそれぞれ装着された上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの上記第1コネクタとを備え、
上記二つの終端が同じ側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネスである。
すなわち、上記第1の平形柔軟ケーブルのハーネスは、平形の絶縁被覆のなかに複数の導体を並べてなり、終端では先端部を残して絶縁被覆が剥かれて導体が露出した平形柔軟ケーブルと、
上記平形柔軟ケーブルの両方の終端に、幅方向を上記導体が並ぶ方向に一致させてそれぞれ接続されると共に、第2コネクタに、上記幅方向と直交する奥行き方向に沿って挿入又は抜去を行うことでそれぞれ嵌合又は離脱が行われる第1コネクタとを備えた平形柔軟ケーブルのハーネスであって、
上記各第1コネクタには、上記幅方向及び上記奥行き方向と直交する厚さ方向の両側に平坦な端面を有して上記奥行き方向の一端が上記第2コネクタと嵌合する側に突出する板形のケーブルホルダが設けられており、上記先端部を残して絶縁被覆が剥かれて導体が露出し且つこの露出導体の中途部を略U字形に曲げることで反転した上記各平形柔軟ケーブル終端が、上記露出導体の曲がり部を境に上記ケーブルホルダの上記両端面に振り分けて接触し、上記各平形柔軟ケーブル終端における上記先端部及びこれと上記露出導体を介して反対側にある基端部を保持するように構成し、
上記第1コネクタが上記厚さ方向に逆さになって上記第2コネクタに嵌合する逆嵌合を阻止するように上記各第1コネクタの嵌合部を上記第2コネクタの嵌合部に対応して上記厚さ方向に非対称に設け、
反転した上記平形柔軟ケーブル終端が上記厚さ方向に逆さになって上記各第1コネクタに接続する逆接続を阻止するように構成し、
上記二つの終端が同じ側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネスである。
このハーネスと、上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの第2コネクタとにより、1−N接続が実現する。
本発明の第2の平形柔軟ケーブルのハーネスは、
上記平形の絶縁被覆のなかに上記複数の導体を並べてなり、上記終端では上記先端部を残して上記絶縁被覆が剥かれて上記導体が露出した上記平形柔軟ケーブルと、
この平形柔軟ケーブルの上記両方の終端にそれぞれ装着された上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの上記第1コネクタとを備え、
上記二つの終端が逆側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネスである。
すなわち、上記第2の平形柔軟ケーブルのハーネスは、上記第1の平形柔軟ケーブルのハーネスにおいて、上記二つの終端が同じ側に反転していることに代えて、上記二つの終端が逆側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネスである。
このハーネスと、上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの第2コネクタとにより、1−1接続が実現する。
本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスの前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、平形柔軟ケーブル終端の導体を露出させ、ハーネス製造時に、平形柔軟ケーブル終端をその先端部が平形柔軟ケーブルの一方の面に近づくように反転するか他方の面に近づくように反転するかで、これに接続する第1コネクタ及び第2コネクタの厚さ方向の向きを変え、これによって1−N接続か1−1接続かを自在に選択できるので、接触子や平形柔軟ケーブルの種類を増さずにコストを低減することができ、また接触子を二接点型にしても安定的に挿入抜去を行うことができる。
そして、上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタにおける第1コネクタを用いた1−N接続のための本発明の第1の平形柔軟ケーブルのハーネスと、上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタにおける第1コネクタを用いた1−1接続のための本発明の第2の平形柔軟ケーブルのハーネスとを提供することができた。
第1コネクタを、第1コネクタ本体と、これに嵌合するケーブルホルダとに分割したときには、簡単な構成でもって作業性を良くしながら1−N接続又は1−1接続を確実に実施することができる。
ケーブルホルダに、平形柔軟ケーブル終端の先端部の端面が当たるストッパを設けたときには、簡単な構成でもって平形柔軟ケーブルのケーブルホルダへの逆装着を阻止して1−N接続又は1−1接続を確実に実施することができる。
ケーブルホルダに保持部材を設けたときには、第1コネクタによる平形柔軟ケーブル終端の保持力が高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は、実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタである第1コネクタ100及び第2コネクタ200を示す。これらのコネクタ100、200は、平形柔軟ケーブル300を接続先の部材であるプリント配線板500に接続する。この接続先部材は、プリント配線板以外の部材であってもよく、この実施形態によって限定されるものではない。説明の便宜上、互いに直交する奥行き方向、幅方向及び厚さ方向を設定する。この実施形態の場合、図2で説明すれば、図の上下方向が奥行き方向であり、図の紙面に垂直な方向が幅方向であり、図の左右方向が厚さ方向である。
この実施形態の平形柔軟ケーブル300はFFCである。図3に示すように、この平形柔軟ケーブル300は、平形の絶縁被覆301と、この絶縁被覆301のなかに設けられた複数の導体302とを備えている。導体302は間隔をあけて並べられている。絶縁被覆301は柔軟性を有した面状の絶縁体であり、この絶縁被覆301の中間層の部分に導体302が挟まれている。この実施形態で示した平形柔軟ケーブル300により本発明が対象とする平形柔軟ケーブルが限定解釈されるものではない。本発明が対象とする平形柔軟ケーブルには、導体を絶縁被覆の片面に設けたFFCが含まれ、またFPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)が含まれる。
図3に示すように、平形柔軟ケーブル300の終端310は、先端部311を残して絶縁被覆301が剥かれて導体302が露出している。この終端310は、平形柔軟ケーブル300を導体302が延びる方向に対してほぼ直交する断面でもって切断したとき、この切断面から同方向に沿って所定長さだけ離れた部位までのことである。先端部311はこの終端310のなかで上記切断面から同方向に沿って上記所定長さよりも短い長さだけ離れた部位までのことである。そして、先端部311における上記切断面と反対側の端面から導体302が延びる方向に沿って上記所定長さよりも短い長さだけ離れた部位までは導体302の周囲に絶縁被覆301がなく、導体302が完全に露出している。この導体302の露出部分を露出導体302aということにする。導体302と導体302との間に絶縁被覆301が残っていてもよい。この実施形態では、平形柔軟ケーブル300をストリップ加工することで、導体302を露出させ、先端部311に絶縁被覆301を残している。そして、終端310のなかで、先端部311と露出導体302aを介して反対側に基端部312がある。
図4及び図5に示すように、第1コネクタ100は、絶縁性材料で形成されており、この平形柔軟ケーブル300の終端310に接続される。その場合、第1コネクタ100の幅方向が平形柔軟ケーブル300において導体302が並ぶ方向に一致するように方向付ける。図1及び図2に示すように、第2コネクタ200は、第1コネクタ100を相手に奥行き方向に沿って挿入することで第1コネクタ100に嵌合され、その後、奥行き方向に沿って抜去することで第1コネクタ100から離脱する。この実施形態の場合、第1コネクタ100の奥行き方向の一端に凸部101を設け、第2コネクタ200の奥行き方向の一端に凹部201を設け、第1コネクタ100の凸部101を第2コネクタ200の凹部201に挿入することで両コネクタ100、200の嵌合を果たし、凸部101を凹部201から抜去することで両コネクタ100、200の離脱を果たすようにしている。両コネクタの嵌合構造としては、逆に第1コネクタに凹部を設け、第2コネクタに凸部を設けてもよいし、その他の公知の構成の嵌合構造を用いてもよい。また、第1コネクタ100の厚さ方向の一端には、奥行き方向に延び、中途部が可撓性ある部分により第1コネクタ100に固定され、第2コネクタ200と嵌合する側の端部にフックが設けられ、他端が操作部となった公知のロックアーム102が設けられている。そして、第2コネクタ200の厚さ方向の一端にはロックアーム102のフックが掛かる孔である公知の被ロック部202が設けられている。被ロック部は穴、爪などでもよい。逆に第1コネクタに被ロック部を設け、第2コネクタにロックアームを設けてもよいし、その他の公知の構成のロック構造を用いてもよい。また、ロック構造を設けなくてもよい。
第1コネクタ100には、厚さ方向の両側に平坦な端面103a、103bを有する板形のケーブルホルダ103が設けられている。これらの端面103a、103bは、ほぼ平行に設けられているが、そうしなくてもよい。また、ケーブルホルダ103は、奥行き方向の一端103cが第2コネクタ200と嵌合する側に向かって突出している。図1、図2、図4及び図5に示すように、平形柔軟ケーブル300の終端310は、露出導体302aの中途部を略U字形に曲げることで反転しており、この形態で第1コネクタ100に接続している。そして、ケーブルホルダ103は、平形柔軟ケーブル300における反転した形態の終端310を、露出導体302aの曲がり部を境に上記両端面103a、103bに振り分けて接触させる。すなわち、露出導体302aの曲がり部がケーブルホルダ103の一端103cに接触し、先端部311と露出導体302aの先端部側の部分とが端面103aに接触し、基端部312と露出導体302aの基端部側の部分とが端面103bに接触している。露出導体の曲がり部は必ずしもケーブルホルダの一端に接触していなくてもよく、若干の間隔をもって浮いていてもよい。また、第1コネクタ100は、平形柔軟ケーブル300の終端310における先端部311及び基端部312を保持するように構成されている。ここでは、先端部311をケーブルホルダ103の端面103aと、後述する保持部材120とで挟持し、基端部312をケーブルホルダ103の端面103bと、後述する第1コネクタ本体110の横壁105とで挟持し、これによって先端部311及び基端部312を第1コネクタ100に保持するようにしている。第1コネクタによる先端部及び基端部の保持は、他の部分で挟持して行ってもよいし、公知の係止構造によって行ってもよいし、接着によって行ってもよいし、その他の手段により行ってもよい。
第2コネクタ200は、絶縁性材料で形成され且つ第1コネクタ100に嵌合可能な第2コネクタ本体210と、導電性材料で形成されるとともに第2コネクタ本体210において幅方向に並んで設けられた複数の接触子220とを備えている。接触子220は、第2コネクタ本体210が第1コネクタ100と嵌合したときに平形柔軟ケーブル300の終端310の露出導体302aにそれぞれ接触するように配置されている。この実施形態の接触子220は、接触相手の導体302に二点で接触する二接点型である。この接触子220は、第2コネクタ本体210に設けられた接続部221と、この接続部221から奥行き方向に延び且つ先端付近に接点を有する二本の接触部222とを備えており、一方の接点が相手の露出導体302aにおけるケーブルホルダ103の一方の端面103aに接触した部位に接触し、他方の接点が相手の露出導体302aにおけるケーブルホルダ103の他方の端面103bに接触した部位に接触するようになっている。しかし、相手の導体のいずれか一方の部位にのみ接触する単接点型の接触子であってもよい。
第1コネクタ100及び第2コネクタ200の嵌合部は、厚さ方向に非対称に設けられている。すなわち、これらの嵌合部は、厚さ方向に直交する面に関して対称になっていない。ここでは第1コネクタ100の凸部101と、第2コネクタ200の凹部201とが厚さ方向に非対称に設けられている。これによって、第1コネクタ100が厚さ方向に逆さになって第2コネクタ200に嵌合する逆嵌合を阻止するようにしている。
第1コネクタ100は、平形柔軟ケーブル300における反転した終端310が、厚さ方向に逆さになって第1コネクタ100に接続する逆接続を阻止するように構成している。そのための具体的な構成を説明する。第1コネクタ100は、第1コネクタ本体110と、上述したケーブルホルダ103とに分割されている。第1コネクタ本体110は、第1コネクタ100の主要部をなし、第2コネクタ200に嵌合可能に設けられている。第1コネクタ本体110には、奥行き方向に貫通する貫通孔111が設けられている。ケーブルホルダ103は、第1コネクタ本体110の貫通孔111に、奥行き方向において第2コネクタ200と嵌合する側とは反対側から挿入されて、第1コネクタ本体110に嵌合されている。ケーブルホルダ103が第1コネクタ本体110に嵌合すると、ケーブルホルダ103の奥行き方向の一端103cは貫通孔111を通り抜けて第2コネクタ200と嵌合する側に突出している。ケーブルホルダ103の第1コネクタ本体110への嵌合は、ケーブルホルダ103における厚さ方向の両端面103a、103bを除いた部分により行われる。ここではケーブルホルダ103の幅方向の端部を、第1コネクタ本体110の貫通孔111を構成する壁のうち幅方向の両端において幅方向に向いた縦壁に設けた凹部に嵌合している。この嵌合構造としては、逆にケーブルホルダに凹部を設け、縦壁に凸部を設けてもよいし、その他の公知の構成の嵌合構造を用いてもよい。
また、ケーブルホルダ103は、平形柔軟ケーブル300の反転した終端310が厚さ方向に逆さになってケーブルホルダ103に装着される逆装着を阻止するように構成している。そのための具体的な構成として、ケーブルホルダ103の厚さ方向の一方の端面103aには、平形柔軟ケーブル300の終端310の先端部311の端面が当たるストッパ103dが設けられている。このように構成したので、終端310のうち基端部312と露出導体302aの基端部側の部分を、本来接触させるべき端面103bではなく、間違って端面103aに接触させようとしても、基端部312に続く平形柔軟ケーブル300の部分が端面103aに突き出たストッパ103dに乗り上げて嵩張り、ケーブルホルダ103を第1コネクタ本体110の貫通孔111に挿入できなくなる。そのため、逆装着が阻止される。また、先端部311の端面がストッパ103dに当たることで、ケーブルホルダ103の奥行き方向における終端310の位置決めが精度良く行われ、露出導体302aがケーブルホルダ103の一端103cにおいて目標とする部位に正確に位置づけられる。
さらに、ケーブルホルダ103及び第1コネクタ本体110の嵌合部は厚さ方向に非対称に設けられている。すなわち、これらの嵌合部は、厚さ方向に直交する面に関して対称になっていない。これによって、ケーブルホルダ103が厚さ方向に逆さになって第1コネクタ本体110に嵌合する逆嵌合を阻止するようにしている。ここでは、図7に示すように、ケーブルホルダ103の幅方向の端部に突起103eを設け、この突起103eを第1コネクタ本体110の上記縦壁に設けた穴(図示省略)に嵌めることで両者を嵌合しており、この突起103eをケーブルホルダ103の厚さ方向に沿ってその中央からずらし、また上記穴を第1コネクタ本体110の厚さ方向に沿ってその中央からずらすことで、逆嵌合を阻止している。ケーブルホルダ及び第1コネクタ本体の嵌合構造としては、逆にケーブルホルダに穴を設け、第1コネクタ本体に突部を設けてもよいし、その他の公知の構成の嵌合構造を用いてもよい。103fは、ケーブルホルダ103の端面103a、103bから厚さ方向に立ち上がり、またケーブルホルダ103の一端103cから奥行き方向に立ち上がるように設けられた仕切り壁である。この仕切り壁103fは、平形柔軟ケーブル300の導体302の間隔と同じ間隔でもって幅方向に並べて設けられ、それぞれの仕切り壁103fが隣り合う露出導体302aを幅方向の両側の間に振り分けて、これらの露出導体302aが接触することを防いでいる。
ケーブルホルダ103の厚さ方向の一方側には保持部材120が配置されている。この保持部材120は、ケーブルホルダ103の厚さ方向の端面103aとの間隔を可変としている。ここでは、図7に示すように、保持部材120の幅方向両端における奥行き方向の一端をケーブルホルダ103に回動可能に設けることで、保持部材120を厚さ方向に変位可能とし、これによって保持部材120と端面103aとの間隔を可変としている。保持部材120は、第1コネクタ本体110の貫通孔111を構成する壁のうち厚さ方向に向いた横壁104に押される。そして、この横壁104に押された保持部材120と、ケーブルホルダ103の端面103aとの間で、平形柔軟ケーブル300の終端310の先端部311が挟持される。図5に示すように、第1コネクタ本体110の横壁104と、この横壁104と厚さ方向に対向する横壁105のうち少なくとも一方が傾斜して設けられており、貫通孔111の厚さ方向の寸法が第2コネクタ200と嵌合する側に向かって減少するように形成されている。これによって平形柔軟ケーブル300の終端310が装着されたケーブルホルダ103を第2コネクタ200と嵌合する側に向かって挿入していくと、横壁104によって保持部材120が押される力が徐々に増し、先端部311及び基端部312を挟持する力が増すようにしている。ケーブルホルダ103の端面103aには、保持部材120に対向する部位に厚さ方向に凹む受入部103gが設けられており、保持部材120に押された先端部311を迎え入れて湾曲させ、これによって先端部311が奥行き方向に抜け難いようにしている。このような傾斜を設けなくてもよいし、受入部を設けなくてもよい。この実施形態では、終端310の先端部311を保持部材120と端面103aとで挟持するようにしたが、ケーブルホルダにおけるこれと反対側に保持部材を設け、終端の基端部を保持部材と反対側の端面とで挟持するようにしてもよい。また、ケーブルホルダの両側に保持部材を設け、終端の先端部及び基端部の両方を保持部材と端面とで挟持してもよい。また、本発明は保持部材を設けない実施形態を含んでいる。
平形柔軟ケーブル300の終端310における先端部311は、第1コネクタ本体110の横壁104の押圧力を受けた保持部材120と、ケーブルホルダ103の端面103aとにより挟持される。また、平形柔軟ケーブル300の終端310における基端部312は、第1コネクタ本体110の横壁105と、ケーブルホルダ103の端面103bとにより挟持される。
次に、上記実施形態の作用を説明する。反転した平形柔軟ケーブル300の終端310を、露出導体302aの曲がり部を境に第1コネクタ100のケーブルホルダ103の厚さ方向の両端面103a、103bに振り分けて接触させ、終端310の先端部311及び基端部312を第1コネクタ100で保持する。そして、第1コネクタ100と第2コネクタ200を嵌合すると、接触子220が終端310の露出導体302aにそれぞれ接触する。
まず、実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタを用いた1−N接続の実施について説明する。説明の便宜上、平形柔軟ケーブル300、第1コネクタ100、第2コネクタ200の厚さ方向の両端面をA面、B面と称して区別することにする。図6に示した平形柔軟ケーブル300で中央に広く見えている面をA面とする。平形柔軟ケーブル300は全く捻れていないものとする。同図の左側に示すように、平形柔軟ケーブル300の一方の終端310を、先端部311を残して絶縁被覆301を剥いて導体302を露出させる。そして、この先端部311が平形柔軟ケーブル300のA面に近づくように露出導体302aの中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブル300の終端310を反転する。図6では終端310を反転することで少しB面が見えている。この終端310に第1コネクタ100を接続する。すなわち、図7の左側に示すように、ケーブルホルダ103の保持部材120を端面103aから離間させておいて、図8の左側に示すように、反転した終端310における先端部311の端面がストッパ103dに当たるように終端310をケーブルホルダ103に装着し、保持部材120を端面103aに接触した先端部311の上に乗せる。そして、図9の左側に示すように、ケーブルホルダ103を第1コネクタ本体110に対向させ、図10の左側に示すように、ケーブルホルダ103を第1コネクタ本体110に嵌合すると第1コネクタ100ができる。その結果、第1コネクタ100の厚さ方向の両端面のうち平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になった端面をA面とする。この実施形態の場合、ロックアーム102が設けられた端面がA面になる。そして、第1コネクタ100を、プリント配線板500に実装された第2コネクタ200に接続する。その結果、図10の左側に示すように、第2コネクタ200の厚さ方向の両端面のうち平形柔軟ケーブル300のA面と同じ側になった端面をA面とする。この実施形態の場合、被ロック部202が設けられた端面がA面になる。そして、図6の右側に示すように、平形柔軟ケーブル300の他方の終端310を上記同様の接続形態で第1コネクタ100に接続する。すなわち、平形柔軟ケーブル300の他方の終端310を、先端部311を残して絶縁被覆301を剥いて導体302を露出させる。そして、この先端部311が平形柔軟ケーブル300のA面に近づくように露出導体302aの中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブル300の終端310を反転する。次いで、この終端310に第1コネクタ100を接続する。そして、第1コネクタ100を、プリント配線板500に実装された第2コネクタ200に接続する。そうすると、図10の右側に示すように、平形柔軟ケーブル300のA面、第1コネクタ100のA面、第2コネクタ200のA面が同じ側になる。そのため、真っ直ぐ延ばした平形柔軟ケーブル300を間にして二つの第1コネクタ100が同一姿勢で相対向して配置され、第2コネクタ200も、これに応じて同一姿勢で相対向して配置されることになるので、1−N接続が実現する。図10に示すように、第1コネクタ100及び第2コネクタ200の厚さ方向の一方の端面における幅方向の一端には三角マークが打刻してある。この三角マークは幅方向にN極並んだ導体302、接触子220のうちの第N番目の極の位置を示している。この接続形態では一方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200と他方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200とで三角マーク同士が向き合っておらず、一方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200の1番目の極が平形柔軟ケーブル300の導体302を介して他方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200の第N番目の極に接続する。このことから1−N接続であることがわかる。
次に、実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタを用いた1−1接続の実施について説明する。平形柔軟ケーブル300、第1コネクタ100、第2コネクタ200のA面、B面は、先の説明で決めたものを踏襲し、平形柔軟ケーブル300は全く捻れていないものとする。図11に示した平形柔軟ケーブル300で中央に広く見えている面がA面である。同図の左側に示すように、平形柔軟ケーブル300の一方の終端310を、先端部311を残して絶縁被覆301を剥いて導体302を露出させる。そして、先の1−N接続の場合と異なり、この先端部311が平形柔軟ケーブル300のB面に近づくように露出導体302aの中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブル300の終端310を反転する。図11では終端310を反転することで若干B面が見えている。この終端310に第1コネクタ100を接続する。すなわち、図12の左側に示すように、ケーブルホルダ103の保持部材120を端面103aから離間させておいて、図13の左側に示すように、反転した終端310における先端部311の端面がストッパ103dに当たるように終端310をケーブルホルダ103に装着し、保持部材120を端面103aに接触した先端部311の上に乗せる。そして、図14の左側に示すように、ケーブルホルダ103を第1コネクタ本体110に対向させ、図15の左側に示すように、ケーブルホルダ103を第1コネクタ本体110に嵌合すると第1コネクタ100ができる。その結果、第1コネクタ100のB面が平形柔軟ケーブルのA面と同じ側になる。そして、第1コネクタ100を、プリント配線板500に実装された第2コネクタ200に接続する。その結果、図15の左側に示すように、第2コネクタ200のB面が平形柔軟ケーブル300のA面と同じ側になる。そして、図11の右側に示すように、平形柔軟ケーブル300の他方の終端310を先の1−N接続の場合と同様の接続形態で第1コネクタ100に接続する。すなわち、平形柔軟ケーブル300の他方の終端310を、先端部311を残して絶縁被覆301を剥いて導体302を露出させる。そして、この先端部311が平形柔軟ケーブル300のA面に近づくように露出導体302aの中途部を略U字形に曲げることで平形柔軟ケーブル300の終端310を反転する。次いで、この終端310に第1コネクタ100を接続する。そして、第1コネクタ100を、プリント配線板500に実装された第2コネクタ200に接続する。そうすると、図15の右側に示すように、平形柔軟ケーブル300のA面、第1コネクタ100のA面、第2コネクタ200のA面が同じ側になる。そのため、真っ直ぐ延ばした平形柔軟ケーブル300を間にして二つの第1コネクタ100が厚さ方向の向きを逆にした姿勢で相対向して配置され、第2コネクタ200も、これに応じて厚さ方向の向きを逆にした姿勢で相対向して配置されることになるので、1−1接続が実現する。この接続形態では一方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200と他方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200とで三角マーク同士が向き合っていることになり、一方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200の1番目の極が平形柔軟ケーブル300の導体302を介して他方の第1コネクタ100及び第2コネクタ200の第1番目の極に接続する。
このようにハーネス製造時に平形柔軟ケーブル300の終端310をその先端部311が平形柔軟ケーブル300のA面に近づくように反転するかB面に近づくように反転するかで、これに接続する第1コネクタ100及び第2コネクタ200の厚さ方向の向きが変わり、これによって1−N接続か1−1接続かが自在に選択される。その場合、平形柔軟ケーブル300の終端310の先端部311が平形柔軟ケーブル300のA面に近づくように反転しているかB面に近づくように反転しているかの違いはあるが、ケーブルホルダ103における露出導体302aの位置づけは変わらないので、第2コネクタ200の接触子220は一種類で済み、接触子220の種類を増やす必要がなく、これによってコストが低減される。また、従来のように平形柔軟ケーブル300に補強シートを貼り付けないので、平形柔軟ケーブル300の種類を増やす必要がなく、これによってコストが低減される。さらに、この実施形態のように接触子220をケーブルホルダ103の厚さ方向両側に対応して接点を有する二接点型にしても、二接点とも露出導体302aに接触するので、挿入抜去時の手応えに違和感が生じたり挿入抜去の繰り返しにより平形柔軟ケーブル300に損傷が発生するなどの不具合が生じるおそれがなく、安定的に挿入抜去が行われる。
上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、反転した平形柔軟ケーブル終端が厚さ方向に逆さになって第1コネクタに接続する逆接続を阻止するように構成しておればよい。つまり、第1コネクタを基準にして向きを考えた場合、第1コネクタが接続した平形柔軟ケーブル終端が先端を厚さ方向のどちらに反転させているかは設計上の自由であるが、一旦決まった向きを順接続とした場合、先端を厚さ方向の逆側に反転する逆接続は阻止しなければならない。また、ケーブルホルダを第1コネクタから分割せず、第1コネクタに一体的に設けていてもよい。上記実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタの場合、第1コネクタ100を第1コネクタ本体110とケーブルホルダ103とに分割し、ケーブルホルダ103を、奥行き方向の一端が第2コネクタ200と嵌合する側に突出するように第1コネクタ本体110の貫通孔111に挿入して第1コネクタ本体110に嵌合し、反転した平形柔軟ケーブル300の終端310が厚さ方向に逆さになってケーブルホルダ103に装着される逆装着を阻止するように構成し、ケーブルホルダ103が厚さ方向に逆さになって第1コネクタ本体110に嵌合する逆嵌合を阻止するようにケーブルホルダ103及び第1コネクタ本体110の嵌合部を厚さ方向に非対称に設けた。このようにすれば、平形柔軟ケーブル300の終端310をケーブルホルダ103に装着し、これらを第1コネクタ本体110の貫通孔111に嵌合すれば第1コネクタ100が平形柔軟ケーブル300の終端310に接続されるので作業性がよく、しかも、平形柔軟ケーブル300のケーブルホルダ103への逆装着や、ケーブルホルダ103の第1コネクタ本体110への逆嵌合が阻止されるので、1−N接続又は1−1接続が確実に実施される。
上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、反転した平形柔軟ケーブル終端が厚さ方向に逆さになってケーブルホルダに装着される逆装着を阻止するように構成しておればよい。これに対し、上記実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタの場合、ケーブルホルダ103の厚さ方向の一方の端面103aに、平形柔軟ケーブル300の終端310の先端部311の端面が当たるストッパ103dを設けた。このようにすれば、平形柔軟ケーブル300のケーブルホルダ103への逆装着が行われようとすると、ストッパ103dにより平形柔軟ケーブル300の装着が邪魔されるので、この逆装着が阻止され、1−N接続又は1−1接続が確実に実施される。しかも、ケーブルホルダ103における終端310の位置決めを精度良く行え、露出導体302aを目標とする部位に正確に位置づけることができる。ストッパに代えて、例えばケーブルホルダ103の一方の端面に、幅方向に延び且つ厚さ方向に凹む溝を設け、この溝に平形柔軟ケーブルの先端を挿入してもよい。
また、ケーブルホルダを第1コネクタに一体的に設けたときであっても、ケーブルホルダに上記のようなストッパや溝を設けることは反転した平形柔軟ケーブル終端の逆装着を阻止するのに有効であり、そのときには逆装着の阻止によって、反転した平形柔軟ケーブル終端の第1コネクタへの逆接続が有効に阻止される。
上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタは、保持部材を設けずに、平形柔軟ケーブルの終端における先端部を第1コネクタ本体の横壁とケーブルホルダの端面とにより挟持すると共に、基端部を第1コネクタ本体の横壁とケーブルホルダの端面とにより挟持してもよい。これに対し、上記実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタの場合、ケーブルホルダ103に、その厚さ方向の端面103aとの間隔が可変に設けられ、第1コネクタ本体110における貫通孔111を構成する横壁104に押されてケーブルホルダ103の端面103aとの間で平形柔軟ケーブル300の終端310の先端部311を挟持する保持部材120を設けた。このようにすれば、保持部材120を平形柔軟ケーブル300に押し付け又は食い込ませれば、第1コネクタ100による平形柔軟ケーブル300の終端310の保持力が高められる。また、形状によっては、平形柔軟ケーブル300のケーブルホルダ103への逆装着が行われようとすると、保持部材120により平形柔軟ケーブル300の装着が邪魔されるので、この逆装着が阻止され、1−N接続又は1−1接続が確実に実施される。保持部材は、ケーブルホルダに、ケーブルホルダの端面との間で平形柔軟ケーブル終端の先端部又は基端部を挟持するように設けられておればよい。したがって、保持部材は、ケーブルホルダの厚さ方向の端面との間隔を可変とし、弾性部材により上記端面に向かって付勢される部材であってもよい。その場合、ケーブルホルダが第1コネクタに一体的に設けられていてもよい。
以上説明した実施形態により、平形の絶縁被覆301のなかに複数の導体302を並べてなり、終端310では先端部311を残して絶縁被覆301が剥かれて導体302が露出した平形柔軟ケーブル300と、この平形柔軟ケーブル300の両方の終端310にそれぞれ装着された上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの第1コネクタ100とを備え、二つの終端310が同じ側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネス410が充分に開示された。このハーネス410と第2コネクタ200とにより、1−N接続が実現する。
また、以上説明した実施形態により、平形の絶縁被覆301のなかに複数の導体302を並べてなり、終端310では先端部311を残して絶縁被覆301が剥かれて導体302が露出した平形柔軟ケーブル300と、この平形柔軟ケーブル300の両方の終端310にそれぞれ装着された上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタの第1コネクタ100とを備え、二つの終端310が逆側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネス420が充分に開示された。このハーネス420と第2コネクタ200とにより、1−1接続が実現する。
本発明は、以上の実施形態の特徴を組み合わせた実施形態を含んでいる。また、以上の実施形態は本発明の前提となる一対の平形柔軟ケーブルコネクタ、本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスのいくつかの例を示したに過ぎない。したがって、これらの実施形態の記載によって上記一対の平形柔軟ケーブルコネクタ、本発明の平形柔軟ケーブルのハーネスが限定解釈されるものではない。
実施形態の一対の平形柔軟ケーブルコネクタを幅方向に向いた面で断面して示した斜視図である。第1コネクタは平形柔軟ケーブルに接続され、第2コネクタはプリント配線板に実装されている。 図1の一対の平形柔軟ケーブルコネクタを幅方向からみた断面図である。 先端部を残して絶縁被覆が剥かれて導体が露出した実施形態の平形柔軟ケーブルの終端付近を示す斜視図である。 平形柔軟ケーブルに接続した実施形態の第1コネクタを、幅方向に向いた面で断面して示した斜視図である。 図4の第1コネクタを幅方向からみた断面図である。 両方の終端を反転して1−N接続をするときの実施形態の平形柔軟ケーブルの縮小した斜視図である。平形柔軟ケーブルは長手方向の中途部を省略して示している。 図6の平形柔軟ケーブルの両方の終端に実施形態のケーブルホルダをそれぞれ対向して配置したときの平形柔軟ケーブル及びケーブルホルダの縮小した斜視図である。 図7の平形柔軟ケーブルの両方の終端がケーブルホルダにそれぞれ装着されたときの平形柔軟ケーブル及びケーブルホルダの縮小した斜視図である。 図8の両方のケーブルホルダに実施形態の第1コネクタ本体をそれぞれ対向して配置したときのケーブルホルダ付き平形柔軟ケーブル及び第1コネクタ本体の縮小した斜視図である。 図9の両方の第1コネクタに実施形態の第2コネクタをそれぞれ対向して配置したときのハーネス及び第2コネクタの縮小した斜視図である。第2コネクタは実施形態のプリント配線板に実装されている。 両方の終端を反転して1−1接続をするときの実施形態の平形柔軟ケーブルの縮小した斜視図である。平形柔軟ケーブルは長手方向の中途部を省略して示している。 図11の平形柔軟ケーブルの両方の終端に実施形態のケーブルホルダをそれぞれ対向して配置したときの平形柔軟ケーブル及びケーブルホルダの縮小した斜視図である。 図12の平形柔軟ケーブルの両方の終端がケーブルホルダにそれぞれ装着されたときの平形柔軟ケーブル及びケーブルホルダの縮小した斜視図である。 図13の両方のケーブルホルダに実施形態の第1コネクタ本体をそれぞれ対向して配置したときのケーブルホルダ付き平形柔軟ケーブル及び第1コネクタ本体の縮小した斜視図である。 図14の両方の第1コネクタに実施形態の第2コネクタをそれぞれ対向して配置したときのハーネス及び第2コネクタの縮小した斜視図である。第2コネクタは実施形態のプリント配線板に実装されている。 1−N接続をした従来のハーネス及びコネクタを説明する模式図である。 1−1接続をした従来のハーネス及びコネクタを説明する模式図である。 1−1接続をした従来の他のハーネス及びコネクタを説明する模式図である。
100 第1コネクタ
103 ケーブルホルダ
103a 端面
103b 端面
103c 一端
103d ストッパ
104 横壁
105 横壁
110 第1コネクタ本体
111 貫通孔
120 保持部材
200 第2コネクタ
210 第2コネクタ本体
220 接触子
300 平形柔軟ケーブル
301 絶縁被覆
302 導体
302a 露出導体
310 終端
311 先端部
312 基端部
500 プリント配線板

Claims (5)

  1. 平形の絶縁被覆のなかに複数の導体を並べてなり、終端では先端部を残して絶縁被覆が剥かれて導体が露出した平形柔軟ケーブルと、
    上記平形柔軟ケーブルの両方の終端に、幅方向を上記導体が並ぶ方向に一致させてそれぞれ接続されると共に、第2コネクタに、上記幅方向と直交する奥行き方向に沿って挿入又は抜去を行うことでそれぞれ嵌合又は離脱が行われる第1コネクタとを備えた平形柔軟ケーブルのハーネスであって、
    上記各第1コネクタには、上記幅方向及び上記奥行き方向と直交する厚さ方向の両側に平坦な端面を有して上記奥行き方向の一端が上記第2コネクタと嵌合する側に突出する板形のケーブルホルダが設けられており、上記先端部を残して絶縁被覆が剥かれて導体が露出し且つこの露出導体の中途部を略U字形に曲げることで反転した上記各平形柔軟ケーブル終端が、上記露出導体の曲がり部を境に上記ケーブルホルダの上記両端面に振り分けて接触し、上記各平形柔軟ケーブル終端における上記先端部及びこれと上記露出導体を介して反対側にある基端部を保持するように構成し、
    上記第1コネクタが上記厚さ方向に逆さになって上記第2コネクタに嵌合する逆嵌合を阻止するように上記各第1コネクタの嵌合部を上記第2コネクタの嵌合部に対応して上記厚さ方向に非対称に設け、
    反転した上記平形柔軟ケーブル終端が上記厚さ方向に逆さになって上記各第1コネクタに接続する逆接続を阻止するように構成し
    上記二つの終端が同じ側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネス
  2. 請求項1の平形柔軟ケーブルのハーネスにおいて、上記二つの終端が同じ側に反転していることに代えて、上記二つの終端が逆側に反転している平形柔軟ケーブルのハーネス
  3. 上記第1コネクタが、上記第2コネクタに嵌合可能で、上記奥行き方向に貫通する貫通孔が設けられた第1コネクタ本体と、上記ケーブルホルダとに分割され、
    上記ケーブルホルダは、上記奥行き方向の一端が上記第2コネクタと嵌合する側に突出するように上記第1コネクタ本体の上記貫通孔に挿入されて上記第1コネクタ本体に嵌合されており、
    上記反転した平形柔軟ケーブル終端が上記厚さ方向に逆さになって上記ケーブルホルダに装着される逆装着を阻止するように構成し、
    上記ケーブルホルダが上記厚さ方向に逆さになって上記第1コネクタ本体に嵌合する逆嵌合を阻止するように上記ケーブルホルダ及び上記第1コネクタ本体の上記嵌合部を上記厚さ方向に非対称に設けた請求項1又は請求項2の平形柔軟ケーブルのハーネス
  4. 上記ケーブルホルダの上記厚さ方向の一方の端面に、上記平形柔軟ケーブル終端の上記先端部の端面が当たるストッパが設けられている請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項の平形柔軟ケーブルのハーネス
  5. 上記ケーブルホルダに、上記ケーブルホルダの上記端面との間で上記平形柔軟ケーブル終端の上記先端部又は上記基端部を挟持する保持部材が設けられている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項の平形柔軟ケーブルのハーネス
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