JP4809023B2 - 加工装置 - Google Patents
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Description
その際、単なるバリ取りだけを行う場合には、ブラッシングホイール、ワイヤーホイール等の可撓性工具を使用して行えばよいが、輪郭形状に応じて面取加工を施したり、端面を一定の加工面精度に仕上げる場合には、エンドミル、ロータリーバ、チャンファーカッタ等の切削工具を使用することになる。
よって、ワークの輪郭形状にバラツキがあった場合には(モデルワークの輪郭形状に対してワークはバラツキを持っている)、切削の深さにバラツキが発生してしまい、そのため、場所によっては切削の深さが深過ぎて面取幅が大きくなってしまったり、場所によっては工具が破損してしまうという問題があった。
又、別の問題として、予め軌道情報を入力・記憶させておく作業が困難であるという問題があった。すなわち、軌道情報を入力する場合には、まず、モデルワークの輪郭形状に沿って多数のプログラミングポイントを設定し、それらプログラミングポイントの座標値を設定する必要があり、そのようにして得られた座標値をティーチングボックスを使用して入力・記憶させるものである。これらの作業は決して容易なものではなく、多くの労力と長い作業時間を要してしまうことになる。
そこで、本件特許出願人は、そのような高価な装置や複雑な制御を要することなく、所望の加工を施すことができる「加工装置」を提案し出願に及んでおり、それを開示するのが特許文献2である。
そして上記加工装置はこのように比較的簡単な構成で、且つ、複雑な制御を要することなく、例えば、ワークに対して面取加工等の所望の加工を施すことができるようになっている。
又、請求項2による加工装置は、請求項1記載の加工装置において、上記加工工具は上記ワークの外周面に設けられた溝の縁部に対して面取加工を施すものであり、上記倣い手段の倣い位置が上記溝の縁部付近になるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による加工装置は、請求項1又は請求項2記載の加工装置において、上記加工工具の軸芯と上記加工用工具ユニットの進退方向は水平方向に設定されていることを特徴とするものである。
又、加工工具の軸芯をワークの回転軸に対して直交する方向に設定した場合には、ワークの外周面に対して加工工具の加工端面が一様に作用することになり、それによって、加工精度の向上を図ることができる。
又、ワーク、倣い手段、加工工具の位置調整が容易になると共に加工装置の構造を簡単にすることが可能となる。
又、加工工具の軸芯と加工用工具ユニットの進退方向を水平方向に設定した場合には、加工装置の高さ寸法を小さくすることが可能となる。
尚、加工装置としては面取装置が考えられ、その場合には顕著な効果を奏することができる。
但し、面取装置以外にも様々な加工を実行する加工装置が考えられる。
まず基台1がある。この基台1の底面には6個(図1では3個のみ、図2では2個のみ示す)の移動用キャスタ2とストッパ4が取り付けられている。上記基台1にはワーク保持・回転手段3が設置されている。上記ワーク保持・回転手段3は駆動モータ5によってワークグリッパ7を回転させるように構成されている。そして、ワークグリッパ7によってワーク9を保持するものである。
尚、上記加工用工具ユニット31はブラケット36を介して上記Z方向スライド台32に取り付けられている。
又、ワーク9に対して図6(a)に示すように側方から加工工具35を作用させることができ、図6(b)に示すようにワーク外周面51の対面側の縁部Aだけでなく、ワーク外周面51の基端側の縁部Bに対しても容易に面取加工を施すことができるようになっている。
(1)対面側の縁部Aを面取加工する場合{図6(b)参照}
この場合には、図6(b)中仮想線で示すように、加工工具35の加工端面49の下部がワーク9の対面側の縁部Aに当接するように操作ハンドル37を介して加工用工具ユニット31の高さ調整を行う。又、スピンドル34の上方に位置していた取付アーム42をスピンドル34の下方に位置するように取付位置を変更し、倣い用スライラス41を加工工具35の下方に位置させてワーク9の外周面51に倣い用スライラス41の先端の倣い用ローラ47を当接させる。そして駆動モータ5と駆動モータ33を起動させてワーク9と加工工具35を夫々所定の速度で所定の方向に回転させて所望の面取加工を実行する。
この場合には図6(b)中実線で示すように加工工具35の加工端面49の上部がワーク9の基端側の縁部Bに当接するように操作ハンドル37を介して加工用工具ユニット31の高さ調整を行う。又、取付アーム42を、図4に示すように、スピンドル34の上方に位置するように取り付け、倣い用スライラス41を加工工具35の上方に位置させてワーク9のワーク外周面51に倣い用スライラス41の先端の倣い用ローラ47を当接させる。そして上記対面側の縁部Aを面取加工する場合と同様、駆動モータ5と駆動モータ33を起動させてワーク9と加工工具35をそれぞれ所定の速度で所定の方向に回転させ、所望の面取加工を実行する。
ワーク9の外周面51に刻設されている溝部52の下縁Cを面取加工する場合には、図7中仮想線で示すように、加工工具35の加工端面49の下部を溝部52の下縁Cに当接させる。又、倣い用スライラス41は加工工具35の下方に位置させて当該溝部52の下縁Cの下方のワーク9の外周面51に当接させる。
一方、ワーク外周面51に刻設されている溝部52の上縁Cを面取加工する場合には、図7中実線で示すように、加工工具35の加工端面49の上部を溝部52の上縁Cに当接させる。又、倣い用スライラス41は加工工具35の上方に位置させて当該溝部52の上縁Cの上方のワーク外周面51に当接させる。
そして上記対面側の縁部Aを面取加工する場合と、基部側の縁部Bを面取加工する場合と同様、駆動モータ5と駆動モータ33を起動させてワーク9と加工工具35をそれぞれ所定の速度で所定の方向に回転させ、所望の面取加工を実行する。
まず、従来、例えば、面取加工を施すことができなかった部位に対しても容易に面取加工を施すことができるようになった。具体的には、ワーク9の基端側の縁部Bに対する面取加工、ワーク9の溝部52の上下の縁部C、Cに対する面取加工等である。
又、加工工具35の軸芯をワーク9の回転軸に対して直交する方向に設定しているので、ワーク9の外周面51に対して加工工具35の加工端面49が一様に作用することになり、それによって、加工精度の向上を図ることができる。
又、ワーク9、倣い用スタイラス41、加工工具35の位置調整が容易になると共に加工装置の構造を簡単にすることが可能となる。
又、加工工具35の軸芯と加工用工具ユニット31の進退方向を水平方向に設定しているので、水平にセットしたワーク9に対して側方から加工工具35を作用させることができ、ワーク9の外周面51の基部側縁部やワーク9の外周面51に刻設されている溝部52等の面取加工等が容易になることはもとより、加工装置の高さ寸法を小さくすることが可能となる。
例えば、前記第1〜第3の実施の形態においては、面取装置を例に挙げて説明したが、その他の加工装置にも適用可能である。
又、倣い手段の構成としては、説明したものに限定されず、様々な構成のものが考えられる。
3 ワーク保持・回転手段
7 ワークグリッパ
9 ワーク
21 押圧手段
31 加工用工具ユニット
35 加工工具
41 倣い用スタイラス
Claims (3)
- 基台と、
上記基台上に設けられワークを保持して回転させるワーク保持・回転手段と、
上記基台に設けられスライダ機構を介して上記ワークに向かう方向に進退自在に構成され加工工具を備えた加工用工具ユニットと、
上記加工用工具ユニットを介して加工工具を上記ワークに向かう方向に押圧する押圧手段と、
上記加工工具ユニットに設けられ上記ワークに当接することにより上記ワークの形状に倣って進退し、それによって、上記加工用工具ユニット全体を進退させる倣い手段と、を具備し、
上記加工工具の軸芯は上記ワークの回転中心軸に対して直交又は傾斜しており、且つ、上記加工用工具ユニットの進退方向に対して平行であり、
上記倣い手段は上記加工工具の軸心に直交する方向に沿って上記加工工具を挟んだ両側位置の何れか一方に選択的に近接・配置されるように構成されていることを特徴とする加工装置。 - 請求項1記載の加工装置において、
上記加工工具は上記ワークの外周面に設けられた溝の縁部に対して面取加工を施すものであり、
上記倣い手段の倣い位置が上記溝の縁部付近になるように構成されていることを特徴とする加工装置。 - 請求項1又は請求項2記載の加工装置において、
上記加工工具の軸芯と上記加工用工具ユニットの進退方向は水平方向に設定されていることを特徴とする加工装置。
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