JP4804391B2 - チルト補正制御装置 - Google Patents
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Description
RFu・L=a*t+b・・・(式1)
RFu・G=c*t+d・・・(式2)
の式に置換できる。なお、式1と式2において、L及びGはランドトラック及びグルーブトラックのCAPA1とCAPA2の信号振幅差分で、tはラジアルチルトで、a、b、c、dは一次近似式によって求められた数を表す。
また、光ディスク上の任意の半径位置にて前述のように検出したラジアルチルト値を求めて、半径位置に対するラジアルチルトとして補間することで、再生・記録及びアクセス時に必要な情報の取得率を向上させることが可能になる。
まず、本実施の形態のチルト補正制御装置の構成を説明する前に、チルト補正制御装置が組み込まれた光ディスク装置において、光ディスクのヘッダ領域αについて説明する。
(実施の形態)
図1は本実施の形態のチルト補正制御装置を組み込んだ光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
(ディスク・光ヘッド部100)
ディスク・光ヘッド部100は、図2に示すように、情報記録媒体である光ディスク3を回転させるため、例えばスピンドルモータからなるディスクモータ4、光ディスク3に光ビームを照射するための光ヘッド部101、及び光ヘッド部101を移動させるための移送手段の一例である移送モータ13を備える。
光ディスク3は、ディスクモータ4によって所定の回転数(回転速度)で回転される。光源5より発生する光ビームは、カップリングレンズ6で平行光にされ、偏光ビームスプリッタ7及び1/4波長板8をこの順に通過し、対物レンズ10により光ディスク3上に集束して照射される。
(チルト制御部200)
チルト制御部200は、TE信号検出回路21と、RF信号検出回路22と、ウォブル信号検出回路23と、ランド・グルーブ極性検出スイッチ(SW)24と、ドライバ25と、CAPA部信号検出回路26と、マイクロコンピュータ(マイコン)27と、メモリ部28と、チルトずれ検出回路29とを備える。
ランド・グルーブ極性検出スイッチ24は、TRPOL信号に基づいて出力を切り替える。すなわち、ランド・グルーブ極性検出スイッチ24は、グルーブトラックGに対応する差動回路15の出力(差分)を反転アンプ17に出力し、ランドトラックLに対応する差動回路15の出力(差分)を反転アンプ17に経ることなく、そのままTE信号として出力する。
打ち抜き回路41は、マイクロコンピュータ27から供給されるCAPA検出信号(CAPA)に基づいて、電気信号RF0あるいはASにおいてヘッダ領域α(図8参照)に対応する領域の信号RFcを抽出してVFO振幅検出回路42に出力する。ここで、CAPA検出信号(CAPA)とは、RF信号におけるヘッダ領域α(図8参照)を判別する信号であって、マイクロコンピュータ27で生成される。
第1のサンプルホールド回路43は、マイクロコンピュータ27から供給されるVFO1検出信号(VFO1)に基づいて、振幅RFc’からVFO1に対応する信号領域の振幅RFc’1を抽出して差動回路45に出力する。ここで、VFO1検出信号(VFO1)とは、電気信号RF0あるいはASにおいてVFO1(図8参照)に対応する信号領域を判別する信号であって、マイクロコンピュータ27で生成される。
チルトずれ検出回路29は、図7に示すように、ランド・グルーブ極性検出スイッチ24と、反転アンプ50と、ゲインアンプ51と、LPF52とを備える。
以下のチルト補正制御方法は、基本的にマイクロコンピュータ27の指示に基づいて、各回路で実行される。
S202では、光ディスク3の区分け(ゾーン化)した領域であり、区分けされた領域分に光ヘッド部101が移動する。ゾーンをp個に設定した場合はp箇所でラジアルチルト値を設定するまでS104からS110までを繰り返す。
4 ディスクモータ
5 光源
6 カップリングレンズ
7 偏光ビームスプリッタ
8 1/4波長板
10 対物レンズ
11 チルトアクチュエータ
12 2分割光検出器
13 移送モータ
15 差動回路
16 LPF
17 反転アンプ
18 差動回路
19 BPF
20 加算回路
21 TE信号検出回路
22 RF信号検出回路
23 ウォブル信号検出回路
24 ランド・グルーブ極性検出SW(スイッチ)
25 ドライバ
26 CAPA部信号検出回路
27 マイクロコンピュータ(マイコン)
28 メモリ部
29 チルトずれ検出回路
30 レーザー制御部
40 HPF
41 打ち抜き回路
42 VFO振幅検出回路
43 第1のサンプルホールド回路
44 第2のサンプルホールド回路
45 差動回路
47 RF0・AS・ウォブル信号選択スイッチ(SW)
50 反転アンプ
51 ゲインアンプ
52 LPF
100 ディスク・光ヘッド部
101 光ヘッド部
200 チルト制御部
Claims (3)
- 円形状ディスク体で、ディスク周方向に沿って設けられたランドトラックおよびグルーブトラックの中心からディスク径方向の一方側にずれて設けられた第1のピット列と、前記ランドトラックおよびグルーブトラックの中心からディスク径方向の他方側にずれて設けられた第2のピット列とを有する光ディスクに対して、前記ランドトラックおよびグルーブトラックに沿って光ビームを走査照射する光ヘッド部と、
前記光ヘッド部による前記光ビームの走査照射により得られた前記光ディスクに記録されている情報を再生信号として検出する再生信号検出器と、
前記再生信号検出器が検出した前記再生信号を基にRF信号を検出するRF信号検出器と、
前記RF信号検出器が検出した前記RF信号を基に、前記光ビームと前記ランドトラックおよびグルーブトラックとの位置ずれを示す信号として、前記第1のピット列に基づくCAPA1の信号振幅と前記第2のピット列に基づくCAPA2の信号振幅との差分量を検出するCAPA部信号検出器と、
を備え、前記光ヘッド部に任意の第1のラジアルチルトを設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2との信号振幅の差分量を検出し、
前記第1のラジアルチルトとは異なる第2のラジアルチルトを前記光ヘッド部に設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出し、
前記第1のラジアルチルトおよび前記第2のラジアルチルトとは異なる第3、・・・、第m(m=4、5、・・・)の互いに異なるラジアルチルトを前記光ヘッド部に設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記第3〜第mのラジアルチルトごとに、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出することにより、
前記第1〜第mのラジアルチルトのぞれぞれにおいて検出した前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量のm個のデータから1次関数近似式を求めるとともに、前記第1〜第mのラジアルチルトのぞれぞれにおいて検出した前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量のm個のデータから1次関数近似式を求めて、その2つの1次関数近似式の交点におけるラジアルチルトを、最適なラジアルチルト値として検出し、そのラジアルチルト値を設定する
ことを特徴とするチルト補正制御装置。 - 円形状ディスク体で、ディスク周方向に沿って設けられたランドトラックおよびグルーブトラックの中心からディスク径方向の一方側にずれて設けられた第1のピット列と、前記ランドトラックおよびグルーブトラックの中心からディスク径方向の他方側にずれて設けられた第2のピット列とを有する光ディスクに対して、前記ランドトラックおよびグルーブトラックに沿って光ビームを走査照射する光ヘッド部と、
前記光ヘッド部による前記光ビームの走査照射により得られた前記光ディスクに記録されている情報を再生信号として検出する再生信号検出器と、
前記再生信号検出器が検出した前記再生信号を基にRF信号を検出するRF信号検出器と、
前記再生信号検出器が検出した前記再生信号を基にウォブル信号を検出するウォブル信号検出器と、
前記RF信号検出器が検出した前記RF信号または前記ウォブル信号検出器が検出した前記ウォブル信号を基に、前記光ビームと前記ランドトラックおよびグルーブトラックとの位置ずれを示す信号として、前記第1のピット列に基づくCAPA1の信号振幅と前記第2のピット列に基づくCAPA2の信号振幅との差分量を検出するCAPA部信号検出器と、
を備え、前記光ヘッド部に任意の第1のラジアルチルトを設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出し、
前記第1のラジアルチルトとは異なる第2のラジアルチルトを前記光ヘッド部に設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出し、
前記第1のラジアルチルトおよび前記第2のラジアルチルトとは異なる第3、・・・、第m(m=4、5、・・・)の互いに異なるラジアルチルトを前記光ヘッド部に設定して、前記CAPA部信号検出器により、前記第3〜第mのラジアルチルトごとに、前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出するとともに、前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量を検出することにより、
前記第1〜第mのラジアルチルトのぞれぞれにおいて検出した前記ランドトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量のm個のデータから1次関数近似式を求めるとともに、前記第1〜第mのラジアルチルトのぞれぞれにおいて検出した前記グルーブトラック上のCAPA1の信号振幅とCAPA2の信号振幅との差分量のm個のデータから1次関数近似式を求め、その2つの1次関数近似式の交点におけるラジアルチルトを、最適なラジアルチルト値として検出し、そのラジアルチルト値を設定する
ことを特徴とするチルト補正制御装置。 - 前記CAPA部信号検出器は、前記光ディスクと前記光ビームとのラジアルチルトずれ量を計測する際に、検出するRF信号として、前記光ディスクの情報を読み出すのに用いられるRF出力を用いるか、フォーカス及びトラッキング誤差信号を生成するために前記光ピックアップから出力される信号を加算したAS信号を用いるかを選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチルト補正制御装置。
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