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JP4782937B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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JP4782937B2
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタティック型ランダムアクセスメモリ等の半導体記憶装置に関し、特にテスト用回路を搭載した半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体記憶装置、特にスタティック型ランダムアクセスメモリは、大容量化と待機時の低消費電力化が進んでいる。大容量化によって様々な原因によるビット不良の発生確率は高まり、これを、テスト工程において正常に動作しないメモリセルを予備セルと置き換えるリダンダンシー技術により救済している。
【0003】
これに対して、正常に動作し機能的には問題ないが、リーク電流が許容値よりも多く流れる場合がある。このようにメモリセルが存在すると、待機時の消費電流が増大してしまう。
【0004】
そこで、半導体記憶装置にテスト用回路を具備して、リーク電流が流れているメモリセルの位置をテストにより検出し、このメモリセルと電源端子との間に接続されているレーザーフューズを溶断することによってリーク経路を断った上で、予備セルに置き換えて使用することが本出願人により提案されている(特願2000−287191)。この半導体記憶装置の回路構成例としては例えば図7に示すようなものがあった。
【0005】
図7は、従来のテスト用回路を搭載した半導体記憶装置の要部構成を示す回路図である。
【0006】
同図中に示すメモリセル51−1,51−2,…は、各メモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイの内、ビット線対に接続されたメモリセルを一部だけ抜粋して表している。
【0007】
メモリセル51−1,51−2,…は、行方向にそれぞれ配線されるメモリセル電源線VL−1,VL−2,…により電源の供給を受け、その各メモリセル電源線VL−1,VL−2,…には、それぞれ同じ回路構成の電源切替回路W1,W2,…,Wnが接続されている。
【0008】
例えば、電源切替回路W1は、P型トランジスタP1とN型トランジスタN1の一端がメモリセル電源線VLに接続され、P型トランジスタP1の他端にはフューズ素子F1を介して電源端子VDDが接続されている。N型トランジスタN1の他端はグランドGNDに接地されている。このP型及びN型トランジスタP1,N1のゲートにはNOR回路L1の出力が入力され、NOR回路L1の入力端のうちの一方には動作モード切替回路10の出力であるモード信号MDが接続され、その他方には行選択線53−1が接続されている。
【0009】
リークテストモード時では、リーク電流が発生するメモリセル51は、行選択線53が選択された時検出される。TEST端子に“H”レベルが与えられると、動作モード切替回路10の出力であるモード信号MDは“L”レベルとなる。また、外部より与えられるアドレス信号により、例えば電源切替回路W1に接続された行選択線53−1が“H”レベルとなる。
【0010】
これらの信号を入力するNOR回路L1の出力は“L”レベルとなり、P型トランジスタP1は導通し、N型トランジスタN1は非道通となる。これにより、このメモリセル電源線VLと電源VDDとの間が接続されてメモリセル51−1に電源が供給される。
【0011】
この時、他の行選択線53−2〜53−NはすべでL”レベルとなり、これら行選択線に接続される全ての電源切替回路W2〜Wnは非活性化状態となる。電源切替回路W2で説明すると、NOR回路L2の出力がH”レベルとなる結果、P型トランジスタP2は非導通、N型トランジスタN2は導通状態となる。これによって、メモリセル電源線VL−2と電源VDDとの間は遮断され、メモリセル51−2には電流が供給されない。
【0012】
このようにして各行を順に選択してその都度リーク電流値を測定していき、もしメモリセルにリークがあれば、セル電源端子VDDから当該メモリセルのグランドに電流経路が生じ、リーク電流を検出することができる。この値が許容値以上であったときの選択行に不良のメモリセルが含まれていることになる。
【0013】
そして、この行のフューズを溶断することによってメモリセル電源線と電源との間を遮断し、リーク経路を断った状態にして、予め備えている予備行に置き換えるようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の半導体記憶装置では、次のような問題点があった。
【0015】
リーク電流を測定するとき、特にフリップフロップで構成されているスタティックメモリセルはセルデータの初期値を所望の値にすることに時間を要し、その結果、大容量化された最近の半導体記憶装置においては、テスト時間が膨大となり問題であった。
【0016】
メモリセルのリーク検出テストを行うとき、まず初めにマトリックス状に配置されたm×n個のセルに対してセルデータを“1”または“0”の初期値にセットする(イニシャルライト)。これは通常の書き込み動作で行う。例えば1M[word]×16[bit]の16MのスタティックRAMの場合では、書き込みに要する時間Tは次のように見積もることができる。
【0017】
サイクルタイム=150nsのときに、セル/ワード線=256、カラム数/ワード線=16とすると、全セルに“1”/“0”両方を書き込むには、
T=150[nS]×2×(16777216/256)×16=314[mS]を要する。
【0018】
半導体記憶装置のリークテストにおいては、所望の初期値にセットした後、各行を順に選択してリーク電流値を測定していくが、最初の行を選択してリークテストするとき、その他の非選択行のメモリセルにセットした初期値が消去されてしまう。すなわち、図7の例で説明すると、メモリセル51−1,…が配置された行のリークテストを行うときに、次の行における電源切替回路W2のトランジスタN2がオンするため、この行のメモリセル51−2,…のリークテストを行うときには、セルデータ(初期値)が保持できておらず、リークテスト前に再度、メモリセル51−2,…に初期値を書き込む必要があった。
【0019】
半導体記憶装置が大容量化されてリークテストの回数が増加するに伴い、N回のリークテストにそれぞれ、例えば上記314[mS]の初期値の書き込みが必要となり、テスト時間が膨大となっていた。
【0020】
本発明は、上述の如き従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、テスト時間を短縮することが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体記憶装置では、マトリックス状に配置されたメモリセル群と、前記メモリセル群の行毎に設けられ、対応する行の複数のメモリセルにそれぞれ電源を供給するための複数のメモリセル用電源線とを具備し、前記各メモリセル用電源線毎に、電源切替回路が設けられており、前記各電源切替回路は、前記メモリセル群の行を選択するための行選択信号とテストモード及び通常モードを切り替えるためのテストモード切替信号とが入力されるNOR回路の出力信号に基づき互いに反転論理でオン/オフ制御される2つのスイッチング手段を備え、前記各メモリセル用電源線が、前記各電源切替回路の前記2つのスイッチング手段を介して2つの電源供給端にそれぞれ接続されていることを特徴とする。
【0022】
また、本発明に係る半導体記憶装置では、メモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ内に設けられ前記メモリセルが同一行に同数接続された複数のワード線と、行を選択する行選択線が入力端に接続され前記複数のワード線のうちの所定のワード線を選択するワード線選択回路と、前記メモリセルアレイの行毎に設けられ、対応する行の複数のメモリセルにそれぞれ電源を供給するための複数のメモリセル用電源線と、行アドレス信号に基づいて前記行選択線を選択するための選択信号を出力する行デコーダとを備えた半導体記憶装置において、互いに独立した第1と第2の電源供給端を設け、テストモード時には、前記第1の電源供給端からテスト対象行のメモリセルに電源を供給すると同時に、前記第2の電源供給端からテスト対象行以外のメモリセルに電源を供給する電源切替回路を、前記各メモリセル用電源線の一端にそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0024】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示した構成の具体的な要部回路図である。
【0025】
図1に示すように、この半導体記憶装置は、スタティック型RAMで構成され、マトリックス状に配列されたメモリセル51から成るメモリセルアレイ部50が複数のブロック(1)〜(n)に分割された構造を成している。
【0026】
そして、装置の各種動作状態を制御するためのコントロール端子(書き込み/
【外1】
Figure 0004782937
びその内部回路と、番地を選択するためのアドレス端子(AIN,BIN)及びその内部回路(行デコーダ52及びブロック選択回路70(1)〜70(n)等)と、データを書き込み/読み出しするためのI/O端子及びその内部回路(読み出し/書き込み回路80(1)〜80(n))と、本発明の特徴を成す電源切替回路S1,S2,…とを備えている。
【0027】
アレイ部50の一端には、行デコーダ52が複数配置され、行デコーダ52からメイン行選択線53が配線されている。行デコーダ52は、アドレスバッファ60を介して入力される行アドレスAINに基づいて所望のメイン行選択線53を活性化する。複数のブロック端には、ブロック選択回路70からブロック選択線55が配線され、メイン行選択線53とブロック選択線55とを入力とするワード線選択回路56が、ブロック端に配置されている。
【0028】
また、メモリセル51は、2つのセルがそれぞれ上下対称に配置され、2つのセルに行選択線53と並行に配線されている2つのメモリセル電源線VL−1,VL−2によりそれぞれ2つの電源切り替え回路S1,S2より電源の供給を受ける。
【0029】
メモリセル51は、n個×n個のマトリックス状に配置され、図2では、説明を簡単にするために、第1行目に配列されたメモリセル51−1,…と、第2行目に配列されたメモリセル51−2,…のみが図示されている。
【0030】
これらメモリセル51−1,51−2,…は、行方向にそれぞれ配線されるメモリセル電源線VL−1,VL−2,…により電源の供給を受け、その各メモリセル電源線VL−1,VL−2,…の一端には、それぞれフューズ素子F1,F2,…を介して、同じ回路構成の電源切替回路S1,S2,…が接続されている。
【0031】
例えば、電源切替回路S1は、PMOSトランジスタP11,P12とNOR回路L11とインバータ回路I11とで構成され、NOR回路L11の出力はPMOSトランジスタP11のゲートとインバータ回路I11の入力端に入力され、インバータI11の出力端はPMOSトランジスタP12のゲートに接続される。さらに、PMOSトランジスタP11の一端にはセル電源端子VDD(1)が接続され、またPMOSトランジスタP12の一端にはセル電源端子VDD(2)が接続されている。また、PMOSトランジスタP11,P12の他端は共通に接続されて、フューズ素子F1を介してメモリセル電源線VL−1の一端に接続されている。そして、NOR回路L11の入力端のうちの一方には動作モード切替回路10の出力であるモード信号MDが接続され、その他方には行選択線53−1が接続されている。
【0032】
電源切替回路S2も同様に、PMOSトランジスタP21,P22とNOR回路L21とインバータI21とで構成されて、フューズ素子F2が介在したメモリセル電源線VL−2、行選択線53−2、モード信号MD、及びセル電源端子VDD(1),(2)に接続されている。
【0033】
動作モード切替回路10は、プルダウン素子10aと、縦続接続されたインバータ10b,10c,10dとで構成され、入力端にはTEST端子を介して外部から動作切替信号TESTが与えられ、モード信号MDを出力するようになっている。動作モード切替信号TESTは、通常動作モードまたはテストモードの切り替えを指示する信号である。
【0034】
図3は、上記セル電源端子VDD(1),(2)への電源供給経路を示すチップ完成品の平面図である。
【0035】
図中の90は本実施形態の半導体記憶装置を構成するチップであり、91は、これをモールドする樹脂である。
【0036】
2つのセル電源端子VDD(1),(2)は共に、外部電源が印加される外部電源端子93に接続される。また、セル電源端子VDD(1)は、通常モード時においてメモリセル電源線VLを介して各メモリセル51に電源を供給するセル通常電源供給用となる共に、リークテストモード時においてリークテストの対象となるメモリセルに対してリークテスト用の電源を供給するセルリーク電源供給用となる。
【0037】
セル電源端子VDD(2)は、通常モード時においてメモリセルアレイ50以外の内部回路に電源を供給する周辺電源供給用となる共に、リークテストモード時において前記周辺電源供給用と同時にリークテストの対象以外のメモリセルに電源を供給するセル電源供給用となる。
【0038】
次に、本実施形態の動作(A),(B)について説明する。
【0039】
(A)リークテストモード時の動作
リークテストでは、リーク電流が発生するメモリセル51は行選択線53が選択された時検出される。
【0040】
まず初めに通常の書き込み動作で、マトリックス状に配置されたn×n個のメモリセル51に対してセルデータを“1”または“0”の初期値にセットするイニシャルライトを行う。このイニシャルライトの終了後、モード信号MDを“L”にし、且つ行選択線53を順次活性化して各行を順に選択しリーク電流値の測定を行うことになる。
【0041】
すなわち、装置外部よりTEST端子に“H”レベルが与えられると、動作モード切替回路10の出力であるモード信号MDは“L”レベルとなる。また、外部より与えられるアドレス信号AINにより所望の行デコーダ52が活性化され、これに接続された行選択線53は“H”レベルとなる。
【0042】
ここで例えば、第1行目の行選択線53−1が“H”レベルとなってメモリセル51−1,…が選択されたとする。その結果、電源切替回路S1のNOR回路L11の出力は“L”レベルとなり、PMOSトランジスタP11はオンし、セル電源端子VDD(1)からメモリセル電源線VL−1を介してメモリセル51−1,…に電源が供給される。さらに、PMOSトランジスタP12はオフし、セル電源端子VDD(2)とメモリセル電源線VL−1との接続は遮断される。
【0043】
この時、他の非選択の行選択線53−2,…は全て“L”レベルとなり、例えば第2行目の電源切替回路S2では、NOR回路L21の出力は“H”レベルとなり、PMOSトランジスタP21はオフし、セル電源端子VDD(1)と非導通のため、第1行目のリークテストには影響しない。また、PMOSトランジスタP22はオンし、セル電源端子VDD(2)とメモリセル電源線VL−2とは導通している。従って、メモリセル51−2,…に書き込んだ初期値は破壊されることなく保持されている。
【0044】
図4は、リークテスト時の様子を示す概念図である。同図に示すように、リークテスト装置95は、それぞれ電源部96a,97aと、電流計96b,97bと、プローブ針96c,97cとから構成されている。リークテスト時には、プローブ針96c,97cをそれぞれセル電源端子VDD(1),VDD(2)に接触し、半導体記憶装置(チップ)90を上記のようにリークテストモードに設定して、リークテストを実行する。
【0045】
もしリークがあればセル電源端子VDD(1)からのリーク経路が存在し、その値が電流計96bに表示される。その値が許容値以上であったときの選択行に不良のメモリセルが存在することになる。そして、この行のフューズ(例えばF1)を溶断することによって、リーク経路を遮断し予め備えている予備行に置き換える。
【0046】
本実施形態では、リークテスト時の不良セル特定の制御方法として、例えば、行選択線のうちの所定本数を同時に選択し得られた第1の大領域とその残りの第2の大領域とにおいてリーク電流値が所定値よりも大きい領域を特定し、特定された第1または第2の大領域においてさらに所定本数の行選択線を同時に選択し得られた第1の小領域とその残りの第2の小領域においてリーク電流値が所定値よりも大きい領域を特定し、同様の処理を繰り返し実行してリーク電流値が所定値よりも大きい行選択線を特定する方法を採る。
【0047】
(B)通常動作モードの動作
装置外部より、TEST端子には信号が与えられず、動作モード切替回路10の入力端に付加されているプルダウン素子10aのゲートに“H”レベルが与えられて導通し、その出力であるモード信号MDはH”レベルが出力される。これを入力とする全ての電源切替回路S1,S2,…におけるNOR回路L11,L21,…の出力は“L”レベルとなり、各々のP型トランジスタP11,P21,…は導通、P型トランジスタ12,22…は非導通となる。
【0048】
これにより、全てのメモリセル電源線VL−1,VL−2,…とセル電源端子VDD(1)との間が導通して、全てのメモリセル51に電源が供給され、支障なく動作する。
【0049】
このように本実施形態では、リークテスト時に非選択行のセルデータ(初期値)が破壊されることなく保持されているので、最初のイニシャルライトだけで全ての行のリークテストが可能となる。これにより、イニシャルライトに要する時間を短縮にすることができ、テスト時間を大幅に短縮することができる。
【0050】
特に、上述したような大領域から小領域へリーク個所を絞り込んでいくテスト方法を採った場合において、例えば36回のリークテストが必要であるしたとき、1回のイニシャルライトに前述の314[mS]を要すると、全イニシャルライトに要する時間は、従来では314[mS]×36=11.33秒にも達していたが、本実施形態では、314[mS]×1=314[mS]で済むことになる。
【0051】
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図であり、図6は、図5に示した構成の具体的な要部回路図である。
【0052】
上記第1実施形態では、各メモリセル電源線VLの一端と各電源切替回路S1,S2,…との間にそれぞれフューズ素子F1,F2,…を接続したが、本実施形態では、セル電源端子VDD(1),(2)と各電源切替回路S1,S2,…との間にそれぞれフューズ素子F11,F12、F21,F22,…を接続した構成である。
【0053】
具体的には、PMOSトランジスタP11,P21,…とセル電源端子VDD(1)との間、及びPMOSトランジスタP12,P22,…とセル電源端子VDD(2)との間にそれぞれフューズ素子F11,F12、F21,F22,…を接続している。
【0054】
このように構成にすることにより、フューズ素子とメモリセルとの距離を十分とることが可能になり、フューズ素子を溶断するときにメモリセルに悪影響を及ぼす恐れが少ない。また、上記第1実施形態よりもフューズ素子の配置において自由度が向上し、チップの設計上で有利になる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、リークテスト等のテストモードにおいて、テスト時間を大幅に短縮することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した構成の具体的な要部回路図である。
【図3】セル電源端子VDD(1),(2)への電源供給経路を示すチップ完成品の断面図である。
【図4】リークテスト時の様子を示す概念図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示した構成の具体的な要部回路図である。
【図7】従来のテスト用回路を搭載した半導体記憶装置の要部構成を示す回路図である。
【符号の説明】
51−1,51−2,… メモリセル
VL−1,VL−2,… メモリセル電源線
F1,F2,… フューズ素子
S1,S2,… 電源切替回路
VDD(1),VDD(2) セル電源端子
53−1,53−2,… 行選択線
10 動作モード切替回路

Claims (5)

  1. マトリックス状に配置されたメモリセル群と、
    前記メモリセル群の行毎に設けられ、対応する行の複数のメモリセルにそれぞれ電源を供給するための複数のメモリセル用電源線とを具備し、
    前記各メモリセル用電源線毎に、電源切替回路が設けられており、前記各電源切替回路は、前記メモリセル群の行を選択するための行選択信号とテストモード及び通常モードを切り替えるためのテストモード切替信号とが入力されるNOR回路の出力信号に基づき互いに反転論理でオン/オフ制御される2つのスイッチング手段を備え、前記各メモリセル用電源線が、前記各電源切替回路の前記2つのスイッチング手段を介して2つの電源供給端にそれぞれ接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. メモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ内に設けられ前記メモリセルが同一行に同数接続された複数のワード線と、行を選択する行選択線が入力端に接続され前記複数のワード線のうちの所定のワード線を選択するワード線選択回路と、前記メモリセルアレイの行毎に設けられ、対応する行の複数のメモリセルにそれぞれ電源を供給するための複数のメモリセル用電源線と、行アドレス信号に基づいて前記行選択線を選択するための選択信号を出力する行デコーダとを備えた半導体記憶装置において、
    互いに独立した第1と第2の電源供給端を設け、
    テストモード時には、前記第1の電源供給端からテスト対象行のメモリセルに電源を供給すると同時に、前記第2の電源供給端からテスト対象行以外のメモリセルに電源を供給する電源切替回路を、前記各メモリセル用電源線の一端にそれぞれ設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記各電源切替回路は、
    前記テストモード及び通常モードの切り替えを行うテストモード切替信号と前記選択信号との論理をとる第1の論理回路と、
    前記メモリセル用電源線の一端と前記第1の電源供給端との間に接続され、前記第1の論理回路の出力によりオン/オフ動作する第1のトランジスタと、
    前記第1の論理回路の出力論理を反転する反転論理回路と、
    前記メモリセル用電源線の一端と前記第2の電源供給端との間に接続され、前記反転論理回路の出力によりオン/オフ動作する第2のトランジスタとで構成したことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセル用電源線の一端と前記第1のトランジスタとの間にフューズ素子を接続したことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1のトランジスタと前記第1の電源供給端との間、及び前記第2のトランジスタと前記第2の電源供給端との間にそれぞれフューズ素子を接続したことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
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