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JP4715656B2 - 媒体処理装置 - Google Patents

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JP4715656B2 JP2006185697A JP2006185697A JP4715656B2 JP 4715656 B2 JP4715656 B2 JP 4715656B2 JP 2006185697 A JP2006185697 A JP 2006185697A JP 2006185697 A JP2006185697 A JP 2006185697A JP 4715656 B2 JP4715656 B2 JP 4715656B2
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Description

本発明は、媒体を1枚ずつ集積部に集積し、集積した媒体を揃える媒体処理装置に関する。
従来、媒体を集積する集積部を有する媒体処理装置として、銀行等の金融機関に設置される紙幣結束整理装置がある。この紙幣結束整理装置においては、装置に投入された紙幣を集積部まで1枚ずつ搬送して集積部に集積し、所定の枚数が集積されると、結束して整理するようにしている。集積部は移動可能な載置板を具備し、搬送されてきた紙幣は1枚ずつ載置板上に載置される。紙幣は、搬送ローラの回転により放出されるように集積部に集積されるが、集積部には放出される紙幣が突き当たる突き当て壁と、この突き当て壁と対向した整位機構が設けられ、これらの突き当て壁と整位機構との間で紙幣を放出方向に揃えるようにしていた。
このような集積部を有する装置として、例えば、特開2002−197509号公報に開示するものが挙げられる。
特開2002−197509号公報
しかしながら上記従来の媒体処理装置においては、媒体を揃えるための整位機構が固定幅になっているので、予め決められた幅の媒体しか揃えることができず、サイズの異なる媒体に対応できないという問題があった。
そこで本発明は、媒体のサイズが異なってもそれに応じて媒体を揃えることができる媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために発明は、集積部に媒体を1枚ずつ放出し、放出された媒体を放出方向に揃える媒体処理装置において、放出された媒体が突き当てられることにより媒体の放出を停止する突き当て部材と、前記集積部における媒体の集積位置より下方に配置された下部プーリと、前記突き当て部材に対向して前記下部プーリに移動可能に掛け渡され、弾性変形可能な無端状のベルトからなる弛み部材と、前記弛み部材の弛み部が前記集積部側に位置するように前記弛み部材を押し付ける押え部材とを設け、前記弛み部材の弛み部が前記集積部に集積された媒体の端部に接触するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、弾性変形可能な弛み部材の弛み部で集積される媒体の端部を揃えるようにしたので、媒体のサイズが変わってもそれに対応して媒体を揃える機能を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は実施の形態の紙幣整理装置の集積部を示す側面図、図2は実施の形態の紙幣整理装置を示す外観図、図3は実施の形態の紙幣整理装置を示す構成図である。なお本実施の形態では媒体処理装置として紙幣整理装置を例に説明する。まず、図2および図3にしたがって紙幣整理装置について説明する。
図2、図3において、1は紙幣の投入部で、装置正面の上部に設けられている。2は紙幣の真偽、金種、正損、表裏等の鑑別、及び計数を行うと共に、搬送異常の検出を行う鑑別部で、装置内に設けられている。3は紙幣の搬送路で、投入された紙幣を各部へ搬送する。4は紙幣の表裏反転を行う表裏反転部で、装置内の鑑別部2の紙幣搬送方向後段に位置するように設けられている。
5は結束対象外の金種の紙幣を集積するオープンポケットで、装置の上面に設けられており、このオープンポケット5に集積された紙幣はオペレータが直接アクセスできるものとなっている。6は集積機構で、本実施の形態においてこの集積機構6には縦一列に4つの一時集積部6a〜6dが並べて装置内に設けられており、各一時集積部6a〜6dにそれぞれ予め定められた枚数、例えば本実施の形態では100枚の紙幣が集積できるようになっている。尚、一時集積部の数は4つに限られない。
7は前記投入部1の一側に設けられた操作部で、この操作部7には図4に示すように、紙幣の計数を指示する計数開始ボタン7a、装置の障害復旧時に装置を再稼働させるためのリセットボタン7b、計数及び結束処理の完了を指示する完了ボタン7cが設けられている。なお図4は操作部を示す説明図である。8は鑑別部2で金種不明と鑑別されたりあるいは搬送異常が検知されたリジェクト紙幣を集積するリジェクトポケットで、前記投入部1の上方に設けられており、このリジェクトポケット8に集積された紙幣にオペレータが直接アクセスできるものとなっている。
9は移送機構で、各一時集積部6a〜6dに集積された所定枚数(例えば100枚)の紙幣を下方に配置された紙幣結束機構10に移送する。移送機構9は上下方向に昇降可能で、紙幣をクランプするためのクランプ部を有する。紙幣結束機構10は、図示していないが、ローラ及びベルト等から成る搬送手段と、結束用のテープと、印字手段と、テープを供給するテープ供給手段と、テープを所定の長さに切断するカッターと、結束手段を備えており、100枚の紙幣にテープを巻き掛けて結束することにより紙幣束を作る。
11は紙幣束の放出口、12は装置正面に設けられた扉で、この扉12を開けることでオペレータは集積機構にアクセスできるものなっている。13は装置上面においてオープンポケット5の後方に位置するように設けられた操作表示部で、LCDとその表面に配置したタッチパネルによって構成されており、オペレータはこの操作表示部13を操作してモードの指定や、一時集積部6a〜6dに集積する紙幣に金種、集積順序等の設定を行うものとなっている。また、この操作表示部13には鑑別部2で鑑別された紙幣の金種や正損及び計数結果等の表示も行われる。
次に図1及び図5にしたがって集積機構について説明する。集積機構6には、前述のように4つの一時集積部6a〜6dが上下方向に並べて配置されており、これらの一時集積部6a〜6dは同一の構造を有しているので、以下に一時集積部6aを例に取って説明する。図5は実施の形態の集積機構を示す斜視図である。
図1、図5において、2個の搬送ローラ20が軸21に取付けられている。搬送ローラ20に圧接して圧接ローラ22が設けられている。搬送ローラ20と圧接ローラ22により紙幣が集積部23内に放出される。搬送ローラ20の両側には叩き羽根車24が設けられている。叩き羽根車24の外周には可撓性を有する羽根部25が複数設けられている。
搬送ローラ20と叩き羽根車24の間には整位ベルトプーリ26が設けられている。整位ベルトプーリ26は軸21に取付けられ、軸21の回転により回転する。整位ベルトプーリ26は、図6に示すように、外周部27に部分歯27aが形成されている。それ以外の外周部27bは平滑部として整位ベルトに対して滑るように円弧形状に形成されている。整位ベルトプーリ26には押さえローラ28により弛み部材としての整位ベルト29が押し付けられている。
整位ベルト29は、弾性変形可能で、集積部23側に弛みを持たせた状態で配設されている。整位ベルト29の内側には歯部30が形成されており、この歯部30は整位ベルトプーリ26の部分歯27aと噛み合い可能である。整位ベルト29は整位ベルトプーリ26と下方に配置された下部プーリ31との間に弛みを持たせた状態で掛け渡されている。整位ベルト29の弛みが集積部23側に位置するように、集積部23の反対側には押えローラ32が整位ベルト29を押し付けるように整位ベルト29に接触して回転可能に設けられている。
搬送ローラ20の周速は、紙幣の搬送速度に合わせて高速であるが、紙幣搬送方向の紙幣端部を揃える整位ベルト29の周速は紙幣の端部に必要以上の負荷を与えず、整位ベルト29の回転につられてベルト回転方向に紙幣が巻き込まれない速度まで低下させる必要がある。
そのために本実施の形態では、整位ベルトプーリ26の径を搬送ローラ20の径よりも小さくしてプーリ径の周速を落としている。それに加えて、整位ベルトプーリ26の外周部27を、部分歯27aと平滑部27bとすることにより、整位ベルトプーリ26の1回転中に整位ベルト29に伝達される回転量を減らすようにしている。整位ベルト29は、回転と停止を繰り返すいわゆる間欠回転を行う。
集積部23は、搬送され、放出された紙幣Pが載置される載置部材35、放出された紙幣Pの先端部が突き当たる停止部材36、載置部材35に対向してその上方に配置されるクランプ部材37とで構成される。クランプ部材37は載置部材35上に載置された紙幣Pが100枚に達すると載置部材35に向けて下降し、図3に示す移送機構9に紙幣Pを受け渡しやすいように紙幣Pを一定の厚さまで押しつぶす。
ここで集積機構6aの動作を説明する。図1において、搬送ローラ20は矢印A方向に回転し、搬送ローラ20と圧接ローラ22により搬送される紙幣Pは、停止部材36に向けて放出される。停止部材36に先端部が突き当たることにより、紙幣Pは搬送を停止される。速度を失った紙幣Pの後端部が叩き羽根車24の羽根部25により上方から叩かれ、紙幣Pは載置部材35上に落下する。
このとき整位ベルトプーリ26は、搬送ローラ20と同方向(矢印A方向)に同回転数で回転している。整位ベルトプーリ26の部分歯27aは、押さえローラ28側に来たときに整位ベルト29の歯部30と噛み合う。そしてこのとき整位ベルト29は整位ベルトプーリ26により矢印B方向に回転する。整位ベルトプーリ26の部分歯27aは、押さえローラ28側より上方へ移動すると、整位ベルト29の歯部30から外れる。このため整位ベルト29は、回転を停止する。
整位ベルトプーリ26が更に回転して、その部分歯27aが再び押さえローラ28側に来ると、整位ベルト29の歯部30と噛み合い、整位ベルト29は再び一定量だけ回転する。このように、整位ベルト29は、整位ベルトプーリ26の1回転の間に回転と停止を交互に繰り返す間欠回転を行う。
次に紙幣整理装置の動作を説明する。ここでは一例として紙幣搬送方向の長さが異なる紙幣、例えば、韓国紙幣の旧万ウォン券(搬送方向の長さが76mm)と同じく韓国紙幣の新五千ウォン券(搬送方向の長さが68mm)を処理する場合を例に説明する。
まずオペレータは旧万ウォン券と新五千ウォン券とが混在した紙幣の束を投入部1にセットする。そして操作部7の計数開始ボタン7aを押下すると、セットした紙幣が1枚ずつ装置内に取り込まれる。取り込まれた紙幣は、搬送路3を搬送されて鑑別部2へ送られる。鑑別部2で図示しないセンサにより、紙幣の真偽、金種、表裏、正損の鑑別に加えて、さらに紙幣の計数および搬送異常の有無の検出が行われる。これらの鑑別結果情報、計数情報および搬送異常情報は鑑別部2から図示しない装置の制御部へ送られる。
鑑別部2で結束対象外と鑑別された紙幣は、搬送路3を搬送されてオープンポケット5へ送られる。また鑑別部2で偽紙幣あるいは金種不明と鑑別された紙幣、あるいは重送等の搬送異常が検出された紙幣は、搬送路3を通してリジェクトポケット8に搬送される。鑑別の結果、真券で旧万ウォンまたは新五千ウォンと鑑別された紙幣は、正損の鑑別結果に拘わらず、搬送路3を搬送されて、表裏反転部4で紙幣の表裏を反転されて、集積機構6の一時集積部6a〜6dまで搬送される。
集積機構6において紙幣は金種別に異なる一時集積部6a〜6dに集積される。本実施の形態では、新五千ウォン券を一時集積部6a、6bに集積し、旧万ウォン券を一時集積部6c、6dに集積するものとする。一例としてここでは新五千ウォン券が一時集積部6aに集積される場合を図7を用いて説明する。図7は実施の形態の集積動作を示す側面図である。
図7において、一時集積部6aに搬送されてきた新五千ウォン券P1は、搬送ローラ20と圧接ローラ22の回転により矢印C方向に搬送され、停止部材36に向けて放出される。搬送ローラ20と圧接ローラ22との間のニップ部を抜け出た新五千ウォン券P1は、集積部23の上部を滑空し、先端部が停止部材36に突き当たる。これにより紙幣P1は搬送速度を失い、紙幣P1の後端部は、搬送ローラ22と同軸上の叩き羽根車24の羽根部25により上方から下方に向けて叩かれ、紙幣P1は落下する。
このとき、搬送ローラ20と同軸上の整位ベルトプーリ26は搬送ローラ22と同方向に同回転数で回転している。整位ベルトプーリ26の部分歯27aは、押さえローラ28側に来たとき、整位ベルト29の歯部30と噛み合い、この噛み合いにより、整位ベルト29を矢印B方向に回転させる。このとき整位ベルト29は、集積部23側に弛み部29aを持った状態で回転する。落下した新五千ウォン券P1の後端部は、整位ベルト29の弛み部29aに接触し、整位ベルト29の回転により下方へ移動する。
整位ベルトプーリ26の部分歯27aは、押さえローラ28側より上方へ回転すると、整位ベルト29の歯部30から外れ、整位ベルト29は、回転を停止する。このとき新五千ウォン券P1は、下方への移動を停止するか、または自重で落下する。整位ベルトプーリ26が更に回転して、その部分歯27aが再び押さえローラ28側に来ると、整位ベルト29の歯部30と噛み合い、整位ベルト29は再び一定量だけ回転する。このように、整位ベルト29は、整位ベルトプーリ26の1回転の間に回転と停止を交互に繰り返す間欠回転を行う。
整位ベルト29の間欠回転により、新五千ウォン券P1は徐々に下方に移動し、その際に整位ベルト29の弛み部29aで停止部材36方向へ付勢され、先端部が停止部材36に突き当たるまで移動する。整位ベルト29の弛み部29aは、紙幣が集積部23に全くない場合は、停止部材36との距離は新五千ウォン券P1の搬送方向の幅L(68mm)よりも若干短く設定してあり、弛み部29aが紙幣P1に押し返されて弾性変形することにより、図8に示すように、紙幣P1を載置部材35上に搬送方向に揃えて集積することができる。図8は実施の形態の集積された状態を示す側面図である。
以上のように新五千ウォン券P1は整位ベルト29により搬送方向(放出方向)に揃えられながら集積されるが、整位ベルト29が間欠回転することにより、紙幣P1が過度に下方へ移動させられることはなく、そのため紙幣P1の後端部が整位ベルト29と載置部材35の間の隙間に巻き込まれることはない。
新五千ウォン券P1が集積部23の載置部材35上に所定枚数(100枚)集積されると、図示しないゲート振り分け機構が駆動されて、これ以降の新五千ウォン券P1は一時集積部6bに集積される。100枚の紙幣P1が集積された一時集積部6aにおいては、載置部材35が上昇するとともにクランプ部材37が載置部材35に向けて下降する。これにより100枚の新五千ウォン券P1が挟持され、皺等の有無に関係なく一定の厚みにされる。
載置部材35とクランプ部材37により挟持された新五千ウォン券P1は、図3に示す、クランプ部を有する移送機構9によりクランプされ、さらに紙幣結束機構10に移送される。紙幣結束機構10は、図示しない受け取りレシーバにより束の紙幣P1を受け取り、図示しない結束手段により紙幣P1にテープを巻きつけて結束する。結束された新五千ウォン券P1は放出口11から装置外へ放出される。
次に旧万ウォン券の集積動作について図9を用いて説明する。図9は実施の形態の集積動作を示す側面図である。図9において、旧万ウォン券P2は一時集積部6cに集積される。旧万ウォン券P2の場合も、整位ベルト29は回転と停止を繰り返す間欠回転を行うが、旧万ウォン券P2の場合は搬送方向の幅が大きいので、整位ベルト29の弛み部29aと停止部材36との距離を新五千ウォン券P1の場合よりも大きくとる必要があるが、弛み部29aは弾性変形するので、図9に示すように、大きく変形した状態で紙幣P2の後端部を規制する。弾性変形により整位ベルト29は紙幣P2を停止部材36の方向に付勢する力を付与され、この付勢力により、載置部材35上に落下してくる紙幣P2を搬送方向に揃える。
旧万ウォン券P2が、図10に示すように、集積部23の載置部材35上に所定枚数(100枚)集積されると、図示しないゲート振り分け機構が駆動され、これ以降の旧万ウォン券P2は一時集積部6dに集積される。100枚の旧万ウォン券P2が集積された一時集積部6cにおいては、載置部材35が上昇するとともにクランプ部材37が載置部材35に向けて下降する。これにより100枚の旧万ウォン券P2が挟持され、皺等の有無に関係なく一定の厚みにされる。
載置部材35とクランプ部材37により挟持された旧万ウォン券P2は、図3に示す、クランプ部を有する移送機構9によりクランプされ、さらに紙幣結束機構10に移送される。紙幣結束機構10は、図示しない受け取りレシーバにより束の紙幣P2を受け取り、図示しない結束手段により紙幣P2にテープを巻きつけて結束する。結束された旧万ウォン券P2は放出口11から装置外へ放出される。
100枚以降の新五千ウォン券P1および100枚以降の旧万ウォン券P2は上述のようにそれぞれ一時集積部6b、6dに集積されるが、すべての紙幣の集積が完了したとき、各一時集積部6a〜6dに残った端数の紙幣については、図2に示す扉12を開けることにより装置外に取り出される。
以上のように本実施の形態によれば、弛み部29aを有する弾性変形可能な整位ベルト29により紙幣を搬送方向に揃えるようにしたので、搬送方向にサイズの異なる媒体に対しても、同一の構成の機構で搬送方向に揃えることが可能となる効果を奏する。
また、整位ベルト29を回転と停止を交互に繰り返す間欠回転させることにより、整位ベルト29の周速を紙幣Pの落下速度程度まで低下させることが可能となり、紙幣Pの後端部に対して必要以上の負荷がかからず、紙幣Pの後端部が整位ベルト29に巻き込まれることはない。
上記実施の形態では、整位ベルト29の外れ防止手段として押さえローラ28および押えローラ32を配置しているが、外れ防止手段としてこの他に、板バネ等の押さえ部材を使用可能である。また整位ベルト29については、上記実施の形態では、図5に示すように、幅狭のものを用いた例で説明したが、利用媒体によってはベルト幅の広いものを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、サイズの異なる外国紙幣を一時集積部に集積する装置の例で説明したが、本発明の媒体処理装置は紙幣を集積する装置に限定されるものではなく、例えば、株券等の有価証券類、航空券等の交通チケット類、映画や遊興施設における入場券チケット類、宝くじや競馬等における券類など、各種の複数サイズを有する紙媒体やカード媒体などを集積する機構を有する装置にも適用可能である。
実施の形態の紙幣整理装置の集積機構を示す側面図である。 実施の形態の紙幣整理装置を示す外観図である。 実施の形態の紙幣整理装置を示す構成図である。 操作部を示す説明図である。 実施の形態の集積機構を示す斜視図である。 整位ベルトプーリを示す説明図である。 実施の形態の集積動作を示す側面図である。 実施の形態の集積された状態を示す側面図である。 実施の形態の集積動作を示す側面図である。 実施の形態の集積された状態を示す側面図である。
符号の説明
6 集積機構
6a〜6d 一時集積部
20 搬送ローラ
22 圧接ローラ
23 集積部
26 整位ベルトプーリ
27a 部分歯
29 整位ベルト
P1 新五千ウォン券
P2 旧万ウォン券

Claims (3)

  1. 集積部に媒体を1枚ずつ放出し、放出された媒体を放出方向に揃える媒体処理装置において、
    放出された媒体が突き当てられることにより媒体の放出を停止する突き当て部材と、
    前記集積部における媒体の集積位置より下方に配置された下部プーリと、
    前記突き当て部材に対向して前記下部プーリに移動可能に掛け渡され、弾性変形可能な無端状のベルトからなる弛み部材と、
    前記弛み部材の弛み部が前記集積部側に位置するように前記弛み部材を押し付ける押え部材とを設け、
    前記弛み部材の弛み部が前記集積部に集積された媒体の端部に接触するようにしたことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 集積部に媒体を1枚ずつ放出し、放出された媒体を放出方向に揃える媒体処理装置において、
    放出された媒体が突き当てられることにより媒体の放出を停止する突き当て部材と、
    無端状のベルトから構成され、前記突き当て部材に対向して移動可能に設けられ、媒体の放出方向に弾性変形可能な弛み部材と、
    前記弛み部材に押し付けられて該弛み部材に回転を伝達する駆動プーリとを設け、
    前記駆動プーリから前記弛み部材に回転が間欠的に伝達されることを特徴とする媒体処理装置。
  3. 前記駆動プーリは部分歯を有し、前記弛み部材の内側には前記部分歯と噛み合う歯部を有する請求項2記載の媒体処理装置。
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