JP4705267B2 - 水溶性エンボスフィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐ブロッキング性に優れ、テカリがなく、高級品感、耐ピンホール性に優れた水溶性エンボスフィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ポリビニルアルコール系フィルム等の水溶性フィルムからなる包材は、農薬、薬剤、染料、洗剤、肥料、化粧品、生理用品等を収容するための材料として多用されており、かかる包材は、フィルムの水溶性を利用して、直接、水性媒体中へ投入して包材を分解又は溶解せしめて溶液を得たり、使用時に開封した包材をそのまま水に流して捨てる等の用途に用いられている。かかる水溶性フィルムは実用上表面処理が施され、例えば▲1▼艶消しやブロッキング防止のために水溶性フィルムに梨地模様をつける梨地処理を施こしたり、▲2▼ブロッキング性の改善のために、フィルムに凹凸形状をつけるエンボス加工が行われており、例えば後者の例としては、エンボス加工法として特開平7−290567号公報に、凹部の厚みが15〜25μm(凸部の厚み20〜100μm)で、フィルムの引張強度が2.5〜4.5kg/mm2であるエンボス加工された水溶性フィルムを製造する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者が上記の従来技術について検討したところ、この従来技術では、耐ブロッキング性の点で、フィルムを多数枚重ねて高温、高湿下で長期間保存したり、長尺のフィルムをロール状に巻いて長期に保存するとその効果に限界があり、又フィルムのいわゆるテカリ現象防止と厚み感や立体感を同時に兼ね備えた高級製品感覚に乏しいことが明らかとなった。市場では高級品感のある製品の需要は高く、又、上記のような過酷な条件下でもブロッキングが起らない水溶性エンボスフィルムの製造方法が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者は、梨地模様をもつ凹凸形状が刻印されたエンボスロールとバックアップロールの間に水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを通過させてエンボス加工を行い、該フィルム面に表面粗さ(Ra)が0.1〜8μmの梨地模様と100メッシュ以下で深さが50〜300μmの凹凸模様とを形成させることを特徴とする水溶性エンボスフィルムの製造方法が上記の目的を達成できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を詳細に述べる。
本発明の水溶性ポリビニルアルコール系フィルムの原料である水溶性樹脂としては、ポリビニルアルコール系樹脂が用いられる。
【0006】
ポリビニルアルコール系樹脂は、通常、酢酸ビニルを重合したポリ酢酸ビニルをケン化して製造されるものであるが、本発明では必ずしもこれに限定されるものではなく、少量の不飽和カルボン酸類(塩、エステル、アミド、ニトリル等を含む)、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸塩類、ポリオキシアルキレンアリルエーテル類等で変性されたものでもよい。
【0007】
かかるポリビニルアルコール系樹脂のなかでも、特にケン化度が70〜100モル%が好ましく、更には75〜99モル%が好ましい。かかるケン化度が70モル%未満では水溶性が悪くなる傾向があり好ましくない。
又、平均重合度は300〜4000、更には500〜3000が好ましく、該平均重合度が300未満ではフィルムの強度が劣り、4000を越えると製膜性が悪くなり好ましくない。
【0008】
上記のポリビニルアルコール系樹脂を用いて、水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを得るには上記水溶性樹脂を、ドラム、エンドレスベルト等の平滑な金属面上に流延する方法や押出法等の手段によって溶融成形する方法等が挙げられる。
【0009】
かかる製膜時には必要に応じて、例えばグリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等の多価アルコール類の可塑剤や、フェノール系、アミン系等の抗酸化剤、リン酸エステル類等の安定剤の他、着色料、香料、増量剤、消包剤、剥離剤、紫外線吸収剤、無機粉体、界面活性剤等の通常の添加剤を添加しても差し支えない。
【0010】
該水溶性ポリビニルアルコール系フィルムの膜厚については、特に限定されないが、10〜120μmであることが好ましく、より好ましくは15〜80μmであり、10μm未満では機械強度が不足することとなり、120μmを越えると水溶性の低下や製膜効率の低下を招き好ましくない。
該水溶性ポリビニルアルコール系フィルムの含水率については、特に限定されないが、1〜15重量%であることが好ましく、より好ましくは2〜10重量%であり、1重量%未満ではフィルムが硬すぎて凹凸模様が付きにくくなり、15重量%を越えるとフィルムが柔らかすぎて凹凸模様が保持されず好ましくない。
【0011】
本発明では、上記で得られた水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを梨地模様をもつ凹凸形状が刻印されたエンボスロールとバックアップロールの間に通過させてエンボス加工を行って、フィルム表面に表面粗さ(Ra)が0.1〜8μm、更には0.4〜5μm、特には0.8〜4μmの梨地模様と、100メッシュ以下、更には20〜80メッシュで、深さが50〜300μm、更には60〜200μmの凹凸模様とを形成させるのが特徴であり、表面粗さが0.1μm未満では耐ブロッキングが劣り、逆に8μmを越えると耐ピンホール性が劣り不適当である。
また、凹凸模様が100メッシュを越えると得られた水溶性エンボスフィルムの耐ブロッキング性が劣り、また高級品感のあるフィルムが得られなくなり不適当である。
更に、凹凸模様の深さが50μm未満では十分な見掛け膜厚が得られず、300μmを越えるとフィルムにピンホールが発生して本発明の目的を達成できない。
【0012】
なお、ここで言う表面粗さ(Ra)はレーザ顕微鏡(例えば超深度形状測定顕微鏡、株式会社キーエンス製「VK−8510」)により測定されるものであり、また、凹凸模様の深さはJIS B 0601の方法により測定されるものである。
【0013】
上記の条件を満足する凹凸模様としては、格子模様、絹目模様、亀甲模様、菱型模様等を挙げることができ、その中でも高級品感、耐ブロッキング性の面で絹目模様であることが好ましい。
【0014】
エンボス加工にあたっては、梨地模様をもつ凹凸形状が刻印されたエンボスロールとバックアップロールが用いられるのであるが、該エンボスロールとしては、具体的には、表面粗さ(Ra)が0.3〜10μm、更には0.5〜7μm、特には1〜5μmの梨地形状及び100メッシュ以下、更には80メッシュ以下、特には20〜60メッシュで、深さが100〜400μm、更には150〜300μmの凹凸形状が刻印されたエンボスロールを用いることが好ましい。
【0015】
かかるエンボスロールは、1)金属ロール又はセラミックロールの表面をサンドブラスト法、ケミカルマット法、エッチング法により梨地模様を付与してから、絹目形状(凸凹形状)の種ロールにて、絹目模様を付与して、必要に応じてメッキ加工等を施す方法、2)金属ロール又はセラミックロールの表面に絹目形状の種ロールにて、絹目模様を付与してから、サンドブラスト法、ケミカルマット法、エッチング法により梨地模様を付与して、必要に応じてメッキ加工等を施す方法、3)トランジスターパルス電源の放電加工機により梨地模様を付与してから、絹目形状の種ロールにて、絹目模様を付与して、必要に応じてメッキ加工を施す方法等で製作される。
【0016】
金属ロールとしては特に限定されるものでないが、鉄、SUS、軟鋼、硬鋼、クロム鋼、ニッケル鋼、鋳鋼、黄銅等の金属ロールが挙げられ、セラミックロールとしては酸化アルミ、二酸化珪素、窒化ケイ素、炭化珪素等のセラミックからなるセラミックロールが挙げられる。
【0017】
上記のバックアップロールは、例えばウレタン系、シリコーン系、フッ素系、オレフィン系等の合成ゴム等が被覆されたゴムロールや、コットンロールあるいはペーパロールであることが好ましい。
かかるバックアップロールが、ゴムロールの場合は、該ロール表面硬度がA50°〜A95°であるものを用いることも好ましく、更にはA55°〜A95°で、特にはA60°〜A95°である。
上記のロールの表面硬度がA50°未満では充分な見かけ膜厚が得られず、又、A95°を越えると見かけ膜厚は得られるものの充分なエンボス柄の転写が行えず、又ピンホールが発生しやすく好ましくない。
【0018】
また、コットンロールあるいはペーパーロールの場合はロール表面硬度がD50°〜D90°であるものを用いることも好ましく、更にはD55°〜D85°で、特にはD60°〜D85°である。
上記のロールの表面硬度がD50°未満では充分な見かけ膜厚が得られず、又、D90°を越えると見かけ膜厚は得られるものの充分なエンボス柄の転写が行えず、又ピンホールが発生しやすく好ましくない。
ここで、表面硬度とは、JIS K 6301に準じた測定方法により求められる硬度である。
【0019】
上記のエンボスロールとバックアップロールの間に水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを通過させる時の水溶性ポリビニルアルコール系フィルムへの押圧力は、通常10〜150kg/cmが好ましく、より好ましくは30〜100kg/cmである。
【0020】
かかる押圧力が10kg/cm未満では充分な深さを有するエンボス加工ができず、150kg/cmを越えるとエンボスフィルムの厚みが部分的に薄くなり機械的強度が低下し、又ピンホールが発生する傾向にあり好ましくない。
【0021】
又、エンボス加工時のエンボスロールの表面温度が100〜200℃で、かつ、バックアップロールの表面温度が50℃以上であることが好ましい。エンボスロールのより好ましい表面温度は105〜170℃であり、特に好ましくは110〜160℃であり、バックアップロールのより好ましい表面温度は60〜110℃であり、特に好ましくは65〜100℃である。
【0022】
エンボスロールの表面温度が100℃未満では充分な深さを有するエンボス加工ができなくなり、200℃を越えるとフィルムの水溶性が低下することとなり好ましくない。又、バックアップロールの表面温度が50℃未満では充分な深さを有するエンボス加工が得られなくなり好ましくない。
【0023】
かくして得られた水溶性エンボスフィルムは、ロール状に巻取られ製品化される。本発明で得られる水溶性エンボスフィルムは、フィルム間に相当強力な圧力が加わっても、又、高温、高湿度の雰囲気下で保存した時でもブロッキングがなく、その上フィルム表面にテカリがなく、高級品感があり、更には耐ピンホール性にも優れるもので、農薬、薬剤、染料、洗剤、肥料、化粧品、生理用品等の包材として有用で、特に各種薬剤等のユニット包装用として非常に有用である。
【0024】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
なお、例中「%」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
【0025】
実施例1
〔水溶性フィルムの製造〕
ポリビニルアルコール系樹脂[平均重合度1400、ケン化度88モル%]の25%水溶液を、93℃の熱ドラムへ流延し、製膜し、更に乾燥して含水率を6%にして、厚さ40μmの水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを製造した。
【0026】
〔エンボスロールの作製〕
エンボスロールは40メッシュの絹目形状(深さ180μm)を施した後、Ra=3μmとなるようにサンドブラスト処理を実施し、梨地模様を施した。かかるサンドブラスト処理はブラスト装置(不二製作所製「FDO型」)を用いて、ノズル圧3kg/cm2、セラミック系研磨剤#100で実施した。
【0027】
〔バックアップロール〕
バックアップロールは合成ゴムが被覆された由利ロール社製のゴムロール(ロールの表面硬度A80°)を用いた。
【0028】
〔水溶性エンボスフィルムの製造方法〕
上記のフィルムにエンボスロールとバックアップロールを用いてエンボス加工を実施した。まず120℃に加熱されたエンボスロールと65℃に加熱されたバックアップロールとの間を押圧力50kg/cmで、10m/minの速度で水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを通過させ、エンボス加工を施し、Ra=2.4μmの梨地模様と40メッシュで深さ140μmの凹凸模様(絹目模様)とが形成された水溶性エンボスフィルムを製造した。
得られたフィルムについて、以下の評価を行った。
【0029】
(耐ブロッキング性)
A.得られた水溶性エンボスフィルム100mを、張力3kg/m、巻き取り速度10m/minでロール状(支管径約3inch)に巻き取って、横置きにして30℃×80RH%の雰囲気下に3ヶ月間放置後、ロールを解いて、以下のように評価した。
○・・・ブロッキングが認められず、巻芯部分までスムースに巻き解きができた
×・・・巻芯部分にブロッキングが見られ、巻き解き時にフィルムの一部に破損が認められた
【0030】
B.得られた水溶性エンボスフィルム(200×200mm)を100枚重ね、その上に100mmφで10kgのステンレス円柱を置き、60℃×90%RHの雰囲気下に7日間放置した後の様子を以下のように評価した。
○・・・ブロッキングが認められない
×・・・ブロッキングが見られた
【0031】
(テカリ)
得られた水溶性エンボスフィルムに斜め45度の角度から白熱灯でフィルム表面を照らして、反対側45度の方向から目視観察して、以下のように評価した。
○・・・テカリが認めらない
×・・・テカリが認められる
【0032】
(高級品感)
得られた水溶性エンボスフィルムの外観を以下のように評価した。
○・・・立体感があり、高級品感が認められる。
×・・・立体感がなく、廉価品に見える
【0033】
(耐ピンホール性)
得られた水溶性エンボスフィルムをろ紙上に置き、その上からピンホール検査液(キシダ化学社製、「ローダミンB」の0.1%メタノール溶液)をハケにて塗布し、裏面でのピンホールによるしみだし箇所を測定することにより評価した。尚、評価基準は下記の通りである。
○・・・しみだしなし
×・・・しみだしあり
【0034】
実施例2
実施例1において、サンドブラストのノズル圧条件を調整してエンボスロールの梨地模様をRa=1μmになるように変更した以外は同様に行って、Ra=0.8μmの梨地模様と40メッシュで深さが140μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0035】
実施例3
実施例1において、エンボスロールの絹目形状を50メッシュに変更した以外は同様に行って、Ra=2.4μmの梨地模様と50メッシュで深さ140μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0036】
実施例4
実施例1において、エンボスロールの絹目形状の深さを250μmに変更した以外は同様に行って、Ra=2.4μmの梨地模様と40メッシュで深さ200μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0037】
比較例1
実施例1において、サンドブラストのノズル圧条件を調整してエンボスロールの梨地形状をRa=0.1μmになるように変更した以外は同様に行って、Ra=0.08μmの梨地模様と40メッシュで深さ140μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0038】
比較例2
実施例1において、サンドブラストのノズル圧条件を調整してエンボスロールの梨地形状をRa=12μmになるように変更した以外は同様に行って、Ra=10μmの梨地模様と40メッシュで深さ140μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0039】
比較例3
実施例1において、エンボスロールの絹目形状を120メッシュに変更した以外は同様に行って、Ra=2.4μmの梨地模様と120メッシュで深さ140μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0040】
比較例4
実施例1において、エンボスロールの絹目形状の深さを55μmに変更した以外は同様に行って、Ra=2.4μmの梨地模様と40メッシュで深さ44μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
【0041】
比較例5
実施例1において、エンボスロールの絹目形状の深さを400μmに変更した以外は同様に行って、Ra=2.4μmの梨地模様と40メッシュで深さ320μmの絹目模様とが形成された水溶性エンボスフィルムを得て、同様に評価を行った。
実施例及び比較例の結果を表1に示す。
【0042】
【0043】
【発明の効果】
本発明では、梨地模様をもつ凹凸形状が刻印されたエンボスロールとバックアップロールの間に水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを通過させてエンボス加工を行い、該フィルム面に表面粗さ(Ra)が0.1〜8μmの梨地模様と100メッシュ以下で深さが50〜300μmの凹凸模様とを形成させるので、得られた水溶性エンボスフィルムは、ロール状に巻いて保存したり、高温高湿下で長期間放置したときにも耐ブロッキング性に優れ、テカリがなく、高級品感に優れ、耐ピンホール性に優れるもので、かかるフィルムは、農薬、薬剤、染料、洗剤、肥料、化粧品、生理用品等の包材として有用で、特に各種薬剤等のユニット包装用として非常に有用である。
Claims (3)
- 梨地模様をもつ凹凸形状が刻印されたエンボスロールとバックアップロールの間に水溶性ポリビニルアルコール系フィルムを通過させてエンボス加工を行い、該フィルム面に表面粗さ(Ra)が0.1〜8μmの梨地模様と100メッシュ以下で深さが50〜300μmの凹凸模様とを形成させることを特徴とする水溶性エンボスフィルムの製造方法。
- 凹凸模様が絹目模様であることを特徴とする請求項1記載の水溶性エンボスフィルムの製造方法。
- エンボスロールが表面粗さ(Ra)0.3〜10μmの梨地模様と深さが100〜400μmの凹凸形状をもつことを特徴とする請求項1または2記載の水溶性エンボスフィルムの製造方法。
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