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JP4701697B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

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JP4701697B2
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Description

本発明は、ステアリング操作によらず操舵輪の舵角を自動制御可能な車両用操舵装置に関するものである。
近年、各種センサにより検出される車両状態量、或いは車間距離や白線検知信号等、車両周囲の状況信号に基づいて、ステアリング操作によらず操舵輪の舵角を自動制御、即ち車両を自動操舵することが可能な車両用操舵装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載の車両用操舵装置では、ステアリングシャフトと同軸配置されたブラシレスモータを備える。そして、そのブラシレスモータの駆動力を、ステアリング操作により入力される操舵力と同様に、ステアリングシャフトを介して操舵輪に伝達する。
しかし、上記従来例、或いは電動パワーステアリング装置(EPS)により操舵輪の舵角(タイヤ角)を自動制御する構成とした場合、ステアリングホイール(ステアリング)から操舵輪までの操舵系が直結されているため、自動操舵によりタイヤ角が変更されることでステアリングが勝手に回転してしまう。そのため、運転者はステアリングから手を離さざるを得ず、緊急操舵が必要となった場合におけるそのステアリング操作の開始が遅れるおそれがある。そこで、上記問題を解決すべく、特許文献2に記載の車両操舵装置では、ステアリングシャフトに、ステアリング側からの入力トルクのみを伝達する1WAYクラッチ(所謂トルクダイオード)が設けられている。そして、これにより、自動操舵時においてもステアリングを回転不能に保持することができるとともに、緊急操舵が必要な場合には速やかにそのステアリング操作を行うことができるようになっている。
特開平10−264837号公報 特開2004−9989号公報
ところで、自動操舵中にステアリング操作が発生した場合には、フェールセーフの観点から、その自動操舵制御を停止するのが一般的である。しかしながら、自動操舵時にステアリングを回転不能に保持する構成では、その保持状態における操舵角とタイヤ角に対応する本来の操舵角とが相違することになる。そのため、ステアリング操作の発生に伴う自動操舵制御の停止により、運転者の想定する操舵トルクと現実に要する操舵トルクとが大きく乖離する可能性があり、そのような場合には、操舵フィーリングの急峻な変化を招くおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、自動操舵停止時における操舵フィーリングの急峻な変化を抑制することができる車両用操舵装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ステアリングホイールと操舵輪との間の操舵系の途中に設けられ前記ステアリングホイールの操舵角に基づく前記操舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記操舵輪の第2の舵角を上乗せすることにより前記ステアリングホイールと前記操舵輪との間の伝達比を可変する伝達比可変装置と、該伝達比可変装置とステアリングホイールと間に設けられ前記ステアリングホイールに作用する反力トルクを補正するための補助力を操舵系に付与する反力補正装置と、前記伝達比可変装置及び反力補正装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を変更することにより、ステアリング操作によらず前記操舵輪の舵角を自動制御する自動操舵モードとを有するとともに、該自動操舵モードにおいては、前記ステアリングホイールを回転不能に保持すべく前記反力補正装置の作動を制御する車両用操舵装置であって、前記ステアリングホイールに入力される操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記路面反力を検知する路面反力検知手段とを備え、前記制御手段は、前記ステアリング操作の発生時には、前記自動制御を停止するとともに、前記検出された操舵トルクと前記検知された路面反力に基づいて求められる該路面反力に抗するために要求される抗路面反力トルクとの差分を低減させるべく前記反力補正装置の作動を制御すること、を要旨とする。
上記構成によれば、自動操舵制御停止時には、反力補正装置の作動によって、抗路面反力トルクに対して操舵トルクが不足する分(又は過剰な分)のトルクが補正力として操舵系に付与される。従って、ステアリングホイールに作用する反力トルクは、同ステアリングホイールに入力された操舵トルクに対応する運転者の想定するものと略等しくなり、これにより、操舵フィーリングの急峻な変化を抑制して、自動操舵モードからステアリング操作によるマニュアル操舵、即ち通常モードへの移行を円滑なものとすることができる。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記差分を低減させるべく付与される前記補助力を時間経過とともに徐々に低減すること、を要旨とする。
上記構成によれば、運転者は、上記補正力の減少により変化する手応え、即ち反力トルクの変化分だけ、その操舵トルクを変化させる。そして、徐々にその補正力を略ゼロとすることにより、運転者に違和感を与えることなく、その操舵トルクを要求される抗路面反力トルクに等しくすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、前記自動制御の停止後、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を伝達比可変制御における前記操舵角に応じた角度まで時間経過とともに徐々に変更すること、を要旨とする。
上記構成によれば、運転者は、上記第2の舵角の変更に応じてステアリングホイールに修正舵を加える。その結果、運転者に違和感を与えることなく、伝達比可変制御における操舵角を実際の操舵輪の舵角に対応する角度に一致させることができる。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記自動制御の停止後、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を時間経過とともに徐々に低減すること、を要旨とする。
上記構成によれば、運転者は、上記第2の舵角の変更に応じてステアリングホイールに修正舵を加える。その結果、運転者に違和感を与えることなく、操舵輪の舵角と操舵角との関係をリニアなものに近づけることができる。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記ステアリング操作が急操舵と推定される場合には、前記反力補正装置の作動を停止させること、を要旨とする。
上記構成によれば、反力補正装置の作動が緊急回避操舵の妨げとなるのを防止することができる。
本発明によれば、自動操舵停止時における操舵フィーリングの急峻な変化を抑制することが可能な車両用操舵装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のステアリング装置1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリングホイール(ステアリング)2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により操舵輪6の舵角、即ちタイヤ角が可変することにより、車両進行方向が変更される。尚、本実施形態のステアリング装置1は、ラック5と同軸配置された所謂ラックアシスト型のEPSアクチュエータ7を備えている。そして、EPSアクチュエータ7は、その駆動源であるモータ(図示略)の発生するアシストトルクをラック5の往復動に変換することにより、操舵系にアシスト力を付与するようになっている(パワーアシスト制御)。
また、本実施形態のステアリング装置1は、ステアリング2の舵角(操舵角)に対する操舵輪6の舵角(タイヤ角)の比率、即ち伝達比(ギヤ比)を可変させる伝達比可変装置としてのギヤ比可変アクチュエータ8と、該ギヤ比可変アクチュエータ8の作動を制御する制御手段としてのECU9とを備えている。
詳述すると、ステアリングシャフト3は、ステアリング2が連結された第1シャフト10とラックアンドピニオン機構4に連結される第2シャフト11とからなり、ギヤ比可変アクチュエータ8は、第1シャフト10及び第2シャフト11を連結する差動機構12と、該差動機構12を駆動するモータ13とを備えている。そして、ギヤ比可変アクチュエータ8は、ステアリング操作に伴う第1シャフト10の回転に、モータ駆動による回転を上乗せして第2シャフト11に伝達することにより、ラックアンドピニオン機構4に入力されるステアリングシャフト3の回転を増速(又は減速)する。
つまり、図2及び図3に示すように、ギヤ比可変アクチュエータ8は、ステアリング操作に基づく操舵輪6の舵角(ステア転舵角θts)にモータ駆動に基づく操舵輪の舵角(ACT角θta)を上乗せすることにより、操舵角θsに対する操舵輪6のギヤ比を可変させる。この場合において、「上乗せ」とは、加算する場合のみならず減算する場合をも含むものと定義し、以下同様とする。また、「操舵角θsに対する操舵輪6のギヤ比」をオーバーオールギヤ比(操舵角θs/タイヤ角θt)で表した場合、ステア転舵角θtsと同方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は小さくなる(タイヤ角θt大、図2参照)。そして、逆方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は大きくなる(タイヤ角θt小、図3参照)。そして、ECU9は、モータ13に対して駆動電力を供給することにより該モータ13の回転、即ちACT角θtaを制御し、これによりギヤ比可変アクチュエータ8の作動を制御する(ギヤ比可変制御)。
具体的には、図1に示すように、ECU9には、ステアリング2の操舵角θsを検出する操舵角センサ14及び車速センサ15が接続されており、ECU9は、これら各センサにより検出される操舵角θs及び車速Vに基づいてACT角θtaの制御目標量であるACT目標角を演算する。尚、本実施形態では、ECU9は、操舵角θs及び車速VとACT目標角とが関連付けられたマップ(図示略)を有しており、検出された操舵角θs及び車速Vをこのマップに照合することによりACT目標角を算出する。また、ECU9には、モータ13の回転角θmを検出する回転角センサ16が接続されており、ECU9は、その回転角θmに基づき実際のACT角θtaを検出する。そして、ECU9は、ACT角θtaがACT目標角に追従するようにモータ13の回転を制御する。
また、本実施形態のステアリング装置1は、ステアリング2とギヤ比可変アクチュエータ8との間に設けられ、ステアリング2に作用する反力トルクを補正するための補助力(補正トルク)を操舵系に付与する反力補正装置としての反力補正アクチュエータ20を備えている。そして、同反力補正アクチュエータ20は、ECU9によりその作動が制御されている。
図4に示すように、本実施形態では、ギヤ比可変アクチュエータ8及び反力補正アクチュエータ20は、筒状のハウジング21内に収容されることにより一体に構成されている。そして、このハウジング21は、車両のボディ(図示略)に固定されている。具体的には、ハウジング21は、ステアリング2側のアッパハウジング22とラックアンドピニオン機構4側のロアハウジング23とからなり、ステアリングシャフト3を構成する第1シャフト10は、アッパハウジング22を軸方向に貫通することにより、その先端がロアハウジング23内に延設されている。そして、ギヤ比可変アクチュエータ8はロアハウジング23内に、反力補正アクチュエータ20はアッパハウジング22内に収容されている。
更に詳述すると、本実施形態では、ギヤ比可変アクチュエータ8のモータ13は、ロアハウジング23の内周に固定されたステータ26と、該ステータ26の内側において回転可能に軸支された中空筒状のモータシャフト27とにより構成されるブラシレスモータであり、ロアハウジング23内に延設された第1シャフト10は、モータシャフト27内に挿通されている。そして、モータシャフト27の一端(ステアリング2側)には、回転角センサ16としてレゾルバ28が設けられている。
また、ギヤ比可変アクチュエータ8は、差動機構12としてハーモニックドライブ(波動歯車装置)30を有しており、同ハーモニックドライブ30は、同軸に並置された一対のサーキュラスプライン31,32と、これら該各スプラインと噛み合うように同軸配置された筒状のフレキシブルスプライン33とを備えている。各サーキュラスプライン31,32には、互いに異なる歯数が設定されており、フレキシブルスプライン33は、楕円状に撓められた状態で各サーキュラスプライン31,32の内側に配置されることにより、その外歯が該各サーキュラスプライン31,32の内歯とそれぞれ部分的に噛合されている。
本実施形態では、モータシャフト27内に挿通された第1シャフト10の先端は、連結部材34を介してハーモニックドライブ30の第1のサーキュラスプライン31に連結されており、ハーモニックドライブ30の第2のサーキュラスプライン32には、連結部材35を介して第2シャフト11が連結されている。そして、モータシャフト27の先端には、フレキシブルスプライン33の内側に配置されることにより上記各スプラインとともにハーモニックドライブ30を構成する波動発生器36が固定されている。
即ち、ステアリング操作に伴う第1シャフト10の回転は、該第1シャフト10に連結された第1のサーキュラスプライン31からフレキシブルスプライン33を介して第2のサーキュラスプライン32に伝達され、これにより第2シャフト11へと伝達される。また、波動発生器36は、モータ13に駆動されフレキシブルスプライン33の内側を回転することにより、上記撓められたフレキシブルスプライン33の楕円形状、即ち両サーキュラスプライン31,32との噛合部を回転させる。そして、第1のサーキュラスプライン31と第2のサーキュラスプライン32と間の歯数差に基づいて、第2のサーキュラスプライン32が波動発生器36の回転方向と逆方向に回転することにより、モータ13の回転が減速されて第2シャフト11に伝達されるようになっている。
一方、反力補正アクチュエータ20は、駆動源としてのモータ37と、減速機構としてのハーモニックドライブ38を備えている。本実施形態では、このモータ37もまたブラシレスモータであり、該モータ37は、アッパハウジング22の内周に固定されたステータ41と、該ステータ41の内側において回転可能に軸支された中空筒状のモータシャフト42とを備えている。そして、第1シャフト10は、モータシャフト42の筒内に挿通されることにより、アッパハウジング22を軸方向に貫通し、その先端がロアハウジング23内に延設されている。
ハーモニックドライブ38は、上記のハーモニックドライブ30と同様に、一対のサーキュラスプライン43,44、フレキシブルスプライン45、及び波動発生器46を備えており、第1のサーキュラスプライン43は、連結部材47を介して第1シャフト10と連結され、第2のサーキュラスプライン44は、アッパハウジング22に固定されている。そして、波動発生器46には、モータシャフト42の一端が連結されている。
即ち、上記ギヤ比可変アクチュエータ8側のハーモニックドライブ30の場合と同様に、波動発生器46は、モータ37に駆動されフレキシブルスプライン45の内側を回転することにより、同フレキシブルスプライン45と両サーキュラスプライン43,44との間の噛合部を回転させる。そして、これにより第1のサーキュラスプライン43が波動発生器46の回転と逆方向に回転することにより、そのモータトルクが上記補正トルクとして第1シャフト10に伝達されるようになっている。
また、本実施形態の反力補正アクチュエータ20には、ステアリング操作に伴う操舵トルクを検出するための操舵トルク検出手段としてのトルクセンサ51が一体に組み込まれている。具体的には、反力補正アクチュエータ20のモータシャフト42には、その径方向の厚みが薄肉とされた薄肉部52が形成されるとともに、その両端部42a,42bの近傍には、該薄肉部52を挟むように一対のレゾルバ53,54が設けられている。尚、薄肉部52は、ステータ41と対向するロータ部55よりもステアリング2側に設けられている。そして、これらのレゾルバ53,54及びモータシャフト42によりトルクセンサ51が構成されている。
即ち、モータシャフト42には、薄肉部52が形成されているため、ハーモニックドライブ38を介してステアリング操作に伴う第1シャフト10の回転、即ち操舵トルクが伝達されることにより捻れが生じ、ステアリング2側の端部42aとラックアンドピニオン機構4側の端部42bとの間に回転角差が発生する。そして、この回転角差を両端部42a,42bの近傍に設けられたレゾルバ53,54により検出することにより、その操舵トルクを検出することが可能となっている。
図1に示すように、本実施形態では、このトルクセンサ51(詳しくはそのレゾルバ53,54)はECU9に接続されており、ECU9は、このトルクセンサ51により検出される操舵トルクを検出する。そして、その操舵トルクに基づいて、ステアリング2に作用する反力トルクを補正するために操舵系に付与すべき補正トルクを決定し、モータ37に対する駆動電力の供給を通じて同モータ37の発生するモータトルクを制御することにより、反力補正アクチュエータ20の作動、即ち第1シャフト10に付与する補正トルクを制御するようになっている。
(自動操舵制御)
次に、本実施形態のステアリング装置における自動操舵制御の態様について説明する。
本実施形態のステアリング装置1は、ステアリング操作によるマニュアル操舵において上記ギヤ比可変制御を行う通常モードに加え、ステアリング操作の入力によらず、自動的に操舵輪6の舵角(タイヤ角θt)を自動的に変更、即ち自動操舵制御を実行する自動操舵モードを有している。
詳述すると、図1に示すように、ステアリング装置1は、上記操舵角センサ14、車速センサ15、回転角センサ16、及びトルクセンサ51に加え、ヨーレイトセンサ56等の各種センサを備えており、ECU9には、これらの各センサにより検出されるヨーレイトRy等の車両状態量、或いは車間距離、白線検知信号等、車両周囲の状況信号が入力されるようになっている。そして、ECU9は、これらの車両状態量及び状況信号に基づきギヤ比可変アクチュエータ8の作動、即ちACT角θtaを変更することにより、自動操舵制御を実行する。尚、自動操舵制御の具体的態様は、公知技術であるためその説明を省略する。
また、本実施形態では、ECU9は、上記自動操舵制御の実行時には、ステアリング2を回転不能に保持すべく反力補正アクチュエータ20の作動を制御する(ステアリング保持制御)。尚、本実施形態では、ECU9は、位置制御を行うことによりこの保持制御を実行する。そして、これにより、緊急操舵が必要な場合には、速やかにステアリング操作を行うことができるようになっている。
[自動操舵停止時の制御態様]
本実施形態のステアリング装置1もまた、自動操舵モードを備えたその他多くの車両用操舵装置と同様に、自動操舵中にステアリング操作が発生した場合には、フェールセーフの観点から、上記自動操舵制御を停止する。しかしながら、このように自動操舵モードにおいて、ステアリング2を回転不能に保持する構成では、上述のように、その自動操舵制御の停止により、運転者の想定する操舵トルクと現実に要する操舵トルクとの間に乖離が生ずる可能性がある。
例えば、図5及び図6に示すように、操舵輪6に舵角(タイヤ角θt)が発生している場合、操舵系には、操舵輪6側から、このタイヤ角θtを低減しようとする力、即ち路面反力Rが印加される。従って、仮にタイヤ角θtを一定に保持するならば、この路面反力Rに抗する力をステアリング2側から操舵系に印加する必要がある。つまり、例えば、路面反力Rによって、操舵輪6側からステアリングシャフト3をA方向(図中時計回り)に回転させる路面反力トルクTrが印加されている場合には、ステアリング2側からステアリングシャフト3をB方向(図中反時計回り)に回転させるトルク、即ち路面反力トルクTrに抗する抗路面反力トルクTr´を印加する必要がある。そして、図5に示すように、自動操舵制御時には、ギヤ比可変アクチュエータ8の作動によって、この抗路面反力トルクTr´に相当するモータトルクTmがステアリングシャフト3(第2シャフト11)に印加されることにより、そのバランスが保たれている。尚、タイヤ角θtを大とする方向に操舵輪6を転舵する場合には、要求される抗路面反力トルクTr´より大きなモータトルクTmが印加され、そのモータトルクTmが要求される抗路面反力トルクTr´より小さい場合には、タイヤ角θtは小となる。
一方、図6に示すように、ステアリング操作の発生により自動操舵制御が停止された場合、基本的にモータトルクTmは「0」となる。そして、ステアリング2から入力される操舵トルクThと要求される抗路面反力トルクTr´とに乖離がある場合、その差分ΔTによって操舵フィーリングは急峻に変化することになる。
この点を踏まえ、本実施形態のステアリング装置1では、ECU9は、その差分ΔTを低減させるべく反力補正アクチュエータ20の作動を制御する。詳述すると、本実施形態のステアリング装置1は、操舵トルクThを検出する上記トルクセンサ51に加え、路面反力R(路面反力トルクTr)を検出する第2のトルクセンサ57を備えている(図1参照)。尚、本実施形態では、この第2のトルクセンサ57として、第2シャフト11に設けられたパワーアシスト制御用のものが利用されている。そして、ECU9は、トルクセンサ51により検出される操舵トルクTh及び第2のトルクセンサ57により検出される路面反力トルクTrに基づいて、要求される抗路面反力トルクTr´と操舵トルクThとの差分ΔTに相当する補正トルクTcをステアリングシャフト3(第1シャフト10)に付与すべく反力補正アクチュエータ20の作動を制御する(反力補正制御)。尚、抗路面反力トルクTr´は、路面反力トルクTrと対応関係にあるため、そのトルク入力方向の見方(符号の取り方)を変えるだけで容易に取得可能である。
即ち、本実施形態のステアリング装置1では、自動操舵制御停止時には、反力補正アクチュエータ20の作動によって、要求される抗路面反力トルクTr´に対して操舵トルクThが不足する分(又は過剰な分)のトルクが補正トルクTcとして操舵系(第1シャフト10)に付与される。従って、ステアリング2に作用する反力トルクは、ステアリング2に入力された操舵トルクThに対応する運転者の想定するものと略等しくなり、これにより、操舵フィーリングの急峻な変化を抑制して、自動操舵モードからステアリング操作によるマニュアル操舵、即ち通常モードへの移行を円滑なものとすることができる。
また、本実施形態のステアリング装置1では、ECU9は、上記反力補正制御において操舵系に付与する補正トルクTcを時間経過とともに徐々に低減させる。即ち、上記反力補正制御の実行により、ステアリング2に作用する反力トルクは運転者の想定するものと略等しくなる。しかしながら、依然として、要求される抗路面反力トルクTr´とステアリング2に入力される操舵トルクThとの間に乖離があることに変わりはなく、こうした乖離は速やかに是正されるのが望ましい。その点、上記のように補正トルクTcを徐々に低減することで、運転者は、同補正トルクTcの減少により変化する手応え、即ち反力トルクの変化分だけ、その操舵トルクThを変化させる。そして、徐々に補正トルクTcを略ゼロとすることにより、運転者に違和感を与えることなく、その操舵トルクThを要求される抗路面反力トルクTr´に等しくすることができる。
更に、本実施形態のステアリング装置1では、ECU9は、自動操舵制御の停止後、ACT角θtaを、通常の伝達比可変制御における操舵角θsに対応する角度(図2及び図3参照)まで、時間経過とともに徐々に変更する。即ち、本実施形態のステアリング装置1では、自動操舵制御時には、ステアリング2を回転不能に保持するため、その保持状態における操舵角θsと実際のタイヤ角θtに対応する本来の操舵角とは相違しており、上記のような要求される抗路面反力トルクTr´と入力される操舵トルクThとの間の乖離もこの相違によって引き起こされる。従って、その相違もまた速やかに是正されるのが望ましい。その点、上記のように、ACT角θtaを徐々に変更することで、運転者は、その変更に応じてステアリング2に修正舵を加える。そして、これにより、運転者に違和感を与えることなく、操舵角θsを実際のタイヤ角θtに対応する角度に一致させることができる。
次に、本実施形態における自動操舵制御の処理手順について説明する。
図7のフローチャートに示すように、ECU9は、先ず、操舵トルクTh、及び路面反力トルクTr(抗路面反力トルクTr´)を含む各種センサ値を検出し(ステップ101)、続いてステアリング操作の有無を判定する(ステップ102)。尚、このステップ102におけるステアリング操作判定は、例えば、操舵トルクThの絶対値が所定時間以上継続して所定値α1以上、又は操舵トルクThの2回微分値が所定値β1以上となったか否かを判定することにより行われる。そして、ステアリング操作がないと判定した場合(ステップ102:NO)には、上述の自動操舵制御(ステップ103)、及びステアリング保持制御(ステップ104)を実行する。
一方、上記ステップ102において、ステアリング操作があると判定した場合(ステップ102:YES)には、ECU9は、自動操舵制御を停止する(ステップ105)。そして、上記ステアリング保持制御を停止して、要求される抗路面反力トルクTr´と操舵トルクThとの差分ΔTを低減させる補正トルクTcを第1シャフト10に付与すべく反力補正アクチュエータ20の作動を制御する(反力補正制御、ステップ106)。尚、本実施形態では、反力補正制御の開始時における補正トルクTcは、上記の差分ΔT相当量とされる。
次に、ECU9は、急操舵と推定されるステアリング操作があるか否かを判定する(ステップ107)。尚、このステップ107における急操舵の推定は、例えば、操舵トルクThの絶対値が所定値α2以上、且つ操舵トルクThの2回微分値が所定値β2以上となったか否かを判定することにより行われる。そして、急操舵がないと判定した場合(ステップ107:NO)には、第1シャフト10に付与する補正トルクTcを時間経過とともに徐々に低減するための補正トルク徐変演算(ステップ108)、及びACT角θtaを伝達比可変制御における操舵角θsに対応する角度、即ちまで時間経過とともに徐々に変更するACT角徐変制御(ステップ109)を実行する。
尚、補正トルクTcは、例えば、次式により算出することができ、同式において補正トルクTcを時間とともに減少させる関数f(t)は、上記ステップ108の補正トルク徐変演算において、時間経過とともに関数f(t)の値が減少する特性を有するマップを参照することにより演算することができる。
Tc=((Tr´−Th)×A+B)×f(h) ・・・(1)
但し、「A」は車速に依存する係数、「B」はオフセット量である。
次に、ECU9は、上記ステップ108及びステップ109の実行により補正トルクTcの絶対値が「0」、且つACT角θtaが通常の角度となったか否かを判定し(ステップ110)、この判定条件を満たすまで、上記ステップ106〜ステップ110の処理を繰り返す。尚、説明の便宜上図示しないが、操舵トルクTh及び路面反力トルクTr、その他の各種センサ値は、このステップ106〜ステップ110の処理を繰り返す間にも逐次検出されることはいうまでもない。そして、補正トルクTcが「0」、且つACT角θtaが通常の角度と判定した場合(ステップ110:YES)には、反力補正制御を終了する(ステップ111)。
尚、本実施形態では、上記ステップ107において、急操舵と推定されるステアリング操作があると判定した場合(ステップ107:YES)には、そのステアリング操作の妨げとならないように、即座に反力補正制御を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)ステアリング装置1は、操舵トルクThを検出する上記トルクセンサ51に加え、路面反力R(路面反力トルクTr)を検出する第2のトルクセンサ57を備える。そして、自動操舵制御停止時、ECU9は、トルクセンサ51により検出される操舵トルクTh及び第2のトルクセンサ57により検出される路面反力トルクTrに基づいて、要求される抗路面反力トルクTr´と操舵トルクThとの差分ΔTを低減させる補正トルクTcをステアリングシャフト3に付与すべく反力補正アクチュエータ20の作動を制御する。
このような構成とすれば、自動操舵制御停止時には、反力補正アクチュエータ20の作動によって、要求される抗路面反力トルクTr´に対して操舵トルクThが不足する分(又は過剰な分)のトルクが補正トルクTcとして操舵系(第1シャフト10)に付与される。従って、ステアリング2に作用する反力トルクは、ステアリング2に入力された操舵トルクThに対応する運転者の想定するものと略等しくなり、これにより、操舵フィーリングの急峻な変化を抑制して、自動操舵モードからステアリング操作によるマニュアル操舵、即ち通常モードへの移行を円滑なものとすることができる。
(2)ECU9は、上記反力補正制御において操舵系に付与する補正トルクTcを時間経過とともに徐々に低減させる。このような構成とすれば、運転者は、同補正トルクTcの減少により変化する手応え、即ち反力トルクの変化分だけ、その操舵トルクThを変化させる。そして、徐々にその補正トルクTcを略ゼロとすることにより、運転者に違和感を与えることなく、その操舵トルクThを要求される抗路面反力トルクTr´に等しくすることができる。
(3)ECU9は、自動操舵制御の停止後、ACT角θtaを、通常の伝達比可変制御における操舵角θsに対応する角度(図2及び図3参照)まで、時間経過とともに徐々に変更する。このような構成とすれば、運転者は、そのACT角θtaの変更に応じてステアリング2に修正舵を加える。その結果、運転者に違和感を与えることなく、操舵角θsを実際のタイヤ角θtに対応する角度に一致させることができる。
(4)ECU9は、急操舵と推定されるステアリング操作があると判定した場合には、反力補正制御を終了する。これにより、反力補正アクチュエータ20の作動が緊急回避操舵の妨げとなるのを防止することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明を、EPSアクチュエータ7を備えたステアリング装置1に具体化し、路面反力Rを検知する路面反力検知手段として、第2シャフト11に設けられたパワーアシスト制御用の第2のトルクセンサ57を利用することした。しかし、これに限らず、第2のトルクセンサ57に替わる路面反力検知手段を有するものであれば、油圧式のパワーステアリング装置、或いはパワーアシストを行わないステアリング装置に具体化してもよい。即ち、路面反力検知手段は、直接的に路面反力トルクTrを検出可能なトルクセンサに限らず、車両状態量に基づく推定により間接的に路面反力R(路面反力トルクTr)を検知するものであってもよい。尚、その推定は、例えば、操舵角θsや車速等と路面反力Rとの関係を予め実験やシミュレーション等により求め、その関係をマップにする。そして、このマップを参照することで容易に行うことができる。
・本実施形態では、ギヤ比可変アクチュエータ8及び反力補正アクチュエータ20は、ともにハウジング21内に収容されることにより一体に構成されることとしたが、反力補正アクチュエータ20が、ステアリング2とギヤ比可変アクチュエータ8との間に設けられるものであれば、別体に設けられるものであってもよい。また、ギヤ比可変アクチュエータ8は、EPSアクチュエータ7と一体であってよく、そのハウジングが車両のボディ(図示略)に固定されないものであってもよい。
・本実施形態では、ステアリング操作に伴う操舵トルクを検出するためのトルクセンサ51は、反力補正アクチュエータ20と一体に組み込まれるととしたが、反力補正アクチュエータ20と別体に設けられるものであってもよい。
・本実施形態では、自動操舵制御の停止後、ACT角θtaを、通常の伝達比可変制御における操舵角θsに対応する角度まで時間経過とともに徐々に変更することとした。しかし、これに限らず、ACT角θtaを時間経過とともに徐々に低減する構成としてもよい。このような構成とすれば、運転者に違和感を与えることなく、タイヤ角θtと操舵角θsとの関係をリニアなものに近づけることができる。
本実施形態のステアリング装置の概略構成図。 伝達比可変制御の作用説明図。 伝達比可変制御の作用説明図。 ギヤ比可変アクチュエータ及び反力補正アクチュエータの断面図。 自動操舵制御時における操舵系に作用する力のバランスを示す説明図。 自動操舵制御停止時における操舵系に作用する力のバランスを示す説明図。 自動操舵制御の処理手順を示す説明図。
符号の説明
1…ステアリング装置、2…ステアリングホイール(ステアリング)、3…ステアリングシャフト、5…ラック、6…操舵輪、8…ギヤ比可変アクチュエータ、9…ECU、10…第1シャフト、11…第2シャフト、13…モータ、20…反力補正アクチュエータ、37…モータ、51…トルクセンサ、57…第2のトルクセンサ、θs…操舵角、θt…タイヤ角、θts…ステア転舵角、θta…ACT角、Th…操舵トルク、R…路面反力、Tr…路面反力トルク、Tr´…抗路面反力トルク、Tc…補正トルク、ΔT…差分。

Claims (5)

  1. ステアリングホイールと操舵輪との間の操舵系の途中に設けられ前記ステアリングホイールの操舵角に基づく前記操舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記操舵輪の第2の舵角を上乗せすることにより前記ステアリングホイールと前記操舵輪との間の伝達比を可変する伝達比可変装置と、該伝達比可変装置とステアリングホイールと間に設けられ前記ステアリングホイールに作用する反力トルクを補正するための補助力を操舵系に付与する反力補正装置と、前記伝達比可変装置及び反力補正装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を変更することにより、ステアリング操作によらず前記操舵輪の舵角を自動制御する自動操舵モードとを有するとともに、該自動操舵モードにおいては、前記ステアリングホイールを回転不能に保持すべく前記反力補正装置の作動を制御する車両用操舵装置であって、
    前記ステアリングホイールに入力される操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    前記路面反力を検知する路面反力検知手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ステアリング操作の発生時には、前記自動制御を停止するとともに、前記検出された操舵トルクと前記検知された路面反力に基づいて求められる該路面反力に抗するために要求される抗路面反力トルクとの差分を低減させるべく前記反力補正装置の作動を制御すること、
    を特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記制御手段は、前記差分を低減させるべく付与される前記補助力を時間経過とともに徐々に低減すること、を特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御の停止後、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を伝達比可変制御における前記操舵角に応じた角度まで時間経過とともに徐々に変更すること、を特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御の停止後、前記モータ駆動に基づく前記第2の舵角を時間経過とともに徐々に低減すること、を特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項1〜請求項4のうちの何れか一項に記載の車両用操舵装置において、
    前記制御手段は、前記ステアリング操作が急操舵と推定される場合には、前記反力補正装置の作動を停止させること、を特徴とする車両用操舵装置。
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