JP4690218B2 - 無線通信機能を有する携帯機 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信機能を有する携帯機において、前記応答信号の最大送信強度は、当該携帯機が前記応答要求信号の受信限界に位置している状態において、前記セキュリティ制御装置による該応答信号の受信限界となる送信強度に設定されていることを要旨とする。
図1及び図2に示すように、車両用通信制御システム1は、車両2に配設されたセキュリティ制御装置としての車載装置10と、該車両2の所有者(ユーザ)によって所持される携帯機20とを備えている。
車載装置10は、図2に示すように車両2の室内の略中央に配設され、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された車両制御部11を備えている。この車両制御部11には、送信回路12及び受信回路13が電気的に接続されている。
携帯機20は無線通信機能を有し、車載装置10と相互通信可能となっている。詳しくは、携帯機20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された応答制御手段としての通信制御部21と、その通信制御部21に電気的に接続された受信回路22及び送信回路23と、該携帯機20の意匠面に設けられてユーザによって操作可能な操作部24とを備えている。
同図に示すように、まずステップS1において通信制御部21は、操作部24からの操作信号の入力有無を判断する。その結果、操作信号の入力ありと判断した場合には、通信制御部21は、ステップS2において送信強度f1に設定する。そして、続くステップS3において通信制御部21は、該送信強度f1に設定するための強度制御信号を強度可変部26に出力する。また、ステップS4において通信制御部21は、操作信号に基づく施解錠操作信号を変調回路部25に出力する。すなわち、通信制御部21は、操作部24の解錠操作スイッチが操作された場合には解錠操作信号を変調回路部25に出力し、操作部24の施錠操作スイッチが操作された場合には施錠操作信号を変調回路部25に出力する。このため、強度可変部26は該強度制御信号に基づいて変調回路部25の送信強度を変化させ、該変調回路部25は、送信強度f1で施解錠操作信号を送信することとなる。
(1)携帯機20の送信回路23から送信アンテナ23aを介して送信されるIDコード信号と施解錠操作信号とはそれぞれ異なる送信強度f1,f2で送信され、IDコード信号の送信強度f2は、施解錠操作信号の送信強度f1よりも低く設定される。このため、携帯機20がIDコード信号の送信に基づいて車載装置10に施解錠制御を行わせるためには、施解錠操作信号の送信に基づいて該施解錠制御を行わせる場合に比べて、携帯機20が車載装置10に近接している必要がある。しかも、施解錠操作信号の送信強度f1は、携帯機20の受信回路22がリクエスト信号を受信可能な領域よりも広領域で車載装置10が該施解錠操作信号を受信可能となる送信強度に設定されていることから、携帯機20と車載装置10との相互通信領域外においても、操作部24を操作することにより、ドアロック装置14を制御させることが可能となる。これに対し、IDコード信号はリクエスト信号が受信回路22によって受信されたことを条件として送信されるため、該IDコード信号の送信強度f2が施解錠操作信号の送信強度f1よりも低く設定されることにより、該施解錠操作信号と該IDコード信号とが同じ送信強度に設定されている場合に比べて、無駄な電力消費を抑制することができる。よって、利便性・信頼性を損なうことなく、携帯機20の内蔵バッテリの消耗を確実に抑制することができる。
・ 前記実施形態において携帯機20の通信制御部21は、IDコード信号の送信強度f2を、図5に示した関数F(x)に基づいて算出している。しかし、こうした送信強度f2は、こうした算出に限らず、例えば図6に示すような送信強度f2の算出マップをメモリ21Mに記録するとともに、該マップに基づく段階的な変化となるように設定されるようになっていてもよい。ちなみに、図6においてIDコード信号の送信強度f2は、受信回路22によるリクエスト信号の受信強度が「低」の場合に「高」となる送信強度(f2max )が設定されるようになっている。また、該送信強度f2は、該リクエスト信号の受信強度が「中」の場合に「中」となる送信強度(f2mid )が設定され、該リクエスト信号の受信強度が「高」の場合に「低」となる送信強度(f2min)が設定されるようになっている。なお、各送信強度f2は、「f2max >f2mid >f2min 」の関係であるものとする。このようにすれば、通信制御部21による処理負担を軽減させることができる。また、強度可変部26は変調回路部25の送信強度をリニアに変化させる必要がなくなるため、該強度可変部26の構造を簡素化することができる。
・ 携帯機20は、必ずしも操作部24の操作に基づいて施解錠操作信号の送信制御を行うようになっていなくてもよく、リクエスト信号の受信時にIDコード信号を送信する制御のみを行うようになっていてもよい。
(1) 請求項2または請求項3に記載の無線通信機能を有する携帯機において、前記通信制御手段は、前記送信強度調整制御時にあっては、前記応答要求信号の受信強度を変数とした関数に基づく算出、または複数の受信強度の値にそれぞれ対応する送信強度を設定した送信強度設定マップに基づいて送信強度を決定すること。この(1)に記載の技術的思想によれば、通信制御手段の処理負担を軽減させることができる。
Claims (4)
- 無線通信に基づいてセキュリティ機器を制御するセキュリティ制御装置を備えたセキュリティ制御システムに用いられ、ユーザによって所持される無線通信機能を有する携帯機であって、
ユーザによって操作可能な操作部と、
前記セキュリティ制御装置によって受信可能な無線信号を送信する送信手段と、
前記セキュリティ制御装置から送信される応答要求信号を受信する受信手段と、
前記応答要求信号を受信した際に、その応答要求信号と対応する応答信号を前記送信手段から無線信号として送信させる送信制御を行うとともに、前記操作部が操作された際に、その操作に対応する制御指令信号を前記送信手段から無線信号として送信させる送信制御を行う通信制御手段とを備え、
前記送信手段は、前記通信制御手段によって前記無線信号の送信強度を変更可能に構成され、
前記通信制御手段は、前記受信手段が前記応答要求信号を受信可能な領域よりも広領域で前記セキュリティ制御装置が受信可能となる送信強度で前記制御指令信号を送信させるとともに、前記応答信号の送信時には、前記制御指令信号の送信時よりも低い送信強度で送信させるべく前記送信手段の送信強度を制御する送信強度可変制御を行うことを特徴とする無線通信機能を有する携帯機。 - 前記通信制御手段は、前記応答要求信号の受信強度に基づき、該受信強度が低いほど前記応答信号の送信強度を高くするとともに、該受信強度が高いほど前記応答信号の送信強度を低くする送信強度調整制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信機能を有する携帯機。
- 無線通信に基づいてセキュリティ機器を制御するセキュリティ制御装置を備えたセキュリティ制御システムに用いられ、ユーザによって所持される無線通信機能を有する携帯機であって、
ユーザによって操作可能な操作部と、
前記セキュリティ制御装置によって受信可能な無線信号を送信するとともに、その無線信号の送信強度を変更可能な送信手段と、
前記セキュリティ制御装置から送信される応答要求信号を受信する受信手段と、
前記応答要求信号を受信した際に、その応答要求信号と対応する応答信号を前記送信手段から無線信号として送信させる送信制御を行うとともに、応答要求信号の受信強度に基づき、該受信強度が低いほど前記応答信号の送信強度を高くするとともに、該受信強度が高いほど前記応答信号の送信強度を低くする送信強度調整制御を行うことを特徴とする無線通信機能を有する携帯機。 - 前記応答信号の最大送信強度は、当該携帯機が前記応答要求信号の受信限界に位置している状態において、前記セキュリティ制御装置による該応答信号の受信限界となる送信強度に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信機能を有する携帯機。
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