JP4585961B2 - 無線通信制御システム - Google Patents
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Description
以下、本発明の無線通信制御システムを車両用通信制御システムとして具体化した第1実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、通信制御装置10は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された装置側マイクロコンピュータ(装置側マイコン)11と、その装置側マイコン11にそれぞれ電気的に接続された装置側送信手段としての装置側送信回路12及び装置側受信手段としての装置側受信回路13とを備えている。
次に、このように構成された車両用通信制御システムにおいて、通信制御装置10の装置側マイコン11によって行われる処理(周波数制御処理及び車両制御処理)を、図4に示すフローチャートに従って説明する。
一方、図1に示すように、携帯機20は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された携帯機側マイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)21と、その携帯機側マイコン21にそれぞれ電気的に接続された携帯機側受信回路22及び携帯機側送信手段としての携帯機側送信回路23とを備えている。
続いて、こうした携帯機側マイコン21によって行われる処理(周波数設定処理)を、図5に示すフローチャートに従って説明する。
(1)携帯機20からの無線信号(IDコード信号または施解錠操作信号)とは異なる電波(ノイズ)が装置側受信回路13によって受信されると、装置側マイコン11は、装置側受信回路13の受信周波数を変更するとともに、その変更した周波数を示すチャンネルコードを含むリクエスト信号を装置側送信回路12から送信させる。そして、そのリクエスト信号が携帯機20によって受信されると、携帯機20から送信される無線信号の送信周波数が、チャンネルコードに基づいて設定される。それゆえ、携帯機20からは、ノイズと異なる周波数で無線信号が送信されることとなる。すなわち、装置側受信回路13の周辺にノイズが存在したとしても、該装置側受信回路13の受信周波数及び無線信号の周波数は、そのノイズとは異なる周波数に設定されることとなる。よって、該ノイズが無線信号に干渉することが抑制され、携帯機20と通信制御装置10との好適な通信が可能となる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態(参考例)を図6〜図10に基づいて説明する。ここでは第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
第1実施形態において通信制御装置10は、複数種の受信周波数に変更可能な装置側受信回路13を備え、装置側マイコン11は、該装置側受信回路13の受信周波数を変化させるとともに、携帯機20からのIDコード信号の送信周波数を変化させることにより、該IDコード信号とノイズとの混信を防止するようになっている。これに対し、本実施形態では、リクエスト信号の送信周波数を変化させることにより、該リクエスト信号とノイズとの混信を防止する構成となっている点について、前記第1実施形態とは異なる。
装置側送受信回路17は、所定の周波数帯域(ここではLF帯)の電波のうち、複数種の周波数の電波を選択的に送受信可能に構成されている。詳しくは、装置側送受信回路17は、装置側マイコン11から入力される周波数制御信号に基づいて送受信周波数を変化させる。すなわち、装置側送受信回路17の送受信周波数は、装置側マイコン11によって可変制御される。そして、装置側送受信回路17は、装置側マイコン11から入力された周波数制御信号に基づく周波数で電波を受信すると、その電波を復調して装置側マイコン11に出力する。また、装置側マイコン11からリクエスト信号が入力されると、そのリクエスト信号を周波数制御信号に基づいて設定した周波数の電波に変調するとともに、予め設定された間欠周期及び出力強度で外部に送信する。なお、図2に示したように、本実施形態において装置側送受信回路17は、車両1のドア周辺の車外領域A1と、車両1の室内領域A2とにリクエスト信号を選択的に送信する。
同図に示すように、ステップS21において装置側マイコン11は、チャンネル設定を行うことにより装置側送受信回路17の送受信周波数を設定する。詳しくは、装置側マイコン11は、初期状態においてはチャンネル1に対応づけられた周波数(112kHz)を装置側送受信回路17の受信周波数にするべく、装置側送受信回路17に周波数制御信号を出力する。このため、該装置側送受信回路17は、該周波数制御信号に基づいて112kHzの電波を受信可能となる。ここで、「初期状態」とはチャンネル設定履歴が存在しない状態を示し、例えば車両用通信制御システムの工場出荷時などが挙げられる。また、「初期状態」ではない場合、すなわちチャンネル設定履歴が存在する場合には、装置側マイコン11は、最新履歴のチャンネルに対応づけられた周波数を装置側送受信回路17の送受信周波数にするべく、装置側送受信回路17に周波数制御信号を出力する。このため、例えば前回チャンネル1に設定されている場合には引き続きチャンネル1が設定される。よって、本実施形態において装置側マイコン11は、装置側送受信回路17の送受信周波数を設定する周波数制御手段として機能する。
一方、図6に示すように、携帯機20の携帯機側受信回路26は、前記リクエスト信号と同じ周波数の電波を受信可能に構成されている。すなわち、携帯機側受信回路26は、前記チャンネル1〜3で示される周波数で電波を受信可能に構成されている。この携帯機側受信回路26は、携帯機側マイコン21から入力される周波数設定信号に基づいて受信周波数を設定可能となっており、対応する電波を受信するとその電波をパルス信号に復調して携帯機側マイコン21に出力する。
また、携帯機側マイコン21には、意匠面に設けられてユーザによって操作可能な施解錠スイッチ24が電気的に接続されているものの、第1実施形態における報知器25は電気的に接続されていない構造となっている。すなわち、本実施形態において携帯機20は、報知器25を備えていない。
続いて、こうした携帯機側マイコン21によって行われる処理(周波数設定処理)を、図9に示すフローチャートに従って説明する。
(4)装置側送受信回路17によって周辺に存在する電波(ノイズ)が受信されると、リクエスト信号の周波数が該ノイズとは異なる周波数に設定される。このため、該ノイズがリクエスト信号に干渉(混信)することが抑制され、携帯機20はリクエスト信号を確実に受信・認識することができる。よって、携帯機20と通信制御装置10との好適な通信が可能となる。
・ 前記第1実施形態において、携帯機20には報知器25が設けられ、該報知器25は、報知コードを含むリクエスト信号が携帯機側受信回路22によって受信された際に作動するようになっている。しかし、こうした報知器25を省略してもよい。このようにすれば、携帯機20に報知器25を設ける必要がないため該携帯機20の構造を簡素化できるとともに、リクエスト信号に報知コードを含ませる必要がないため、装置側マイコン11及び携帯機側マイコン21の処理を簡素化することができる。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
Claims (1)
- 無線信号を送信する携帯機と、前記無線信号を受信することにより、該無線信号に基づいて対応する機器を制御する通信制御装置とを備えた無線通信制御システムであって、
前記通信制御装置は、複数種の周波数の電波を選択的に受信可能な装置側受信手段と、その装置側受信手段によって受信可能な周波数とは異なる周波数に設定された送信信号を送信可能な装置側送信手段と、前記装置側受信手段により前記携帯機からの無線信号とは異なる電波を受信した場合に、前記装置側受信手段の受信周波数を変更するとともに、該変更した周波数で前記無線信号を前記携帯機から送信させるための周波数指令コードを含む前記送信信号を前記装置側送信手段から送信させる周波数制御手段とを備え、
前記携帯機は、前記装置側受信手段によって受信可能な複数種の周波数で前記無線信号を送信可能な携帯機側送信手段と、前記周波数指令コードを含む前記送信信号を受信することにより、前記携帯機側送信手段から送信する前記無線信号の周波数を、該周波数指令コードに基づく周波数に設定する周波数設定手段とを備え、
それぞれ異なる周波数が割り当てられた複数のチャンネルを前記通信制御装置に設定するとともに、該チャンネルを前記携帯機にも設定し、
前記周波数制御手段は、それらチャンネルのうちの一つに基づいて前記装置側受信手段の受信周波数を設定し、該装置側受信手段によって前記携帯機からの無線信号とは異なる電波が受信された際には、前記装置側受信手段の受信周波数を他のチャンネルに基づく周波数に変更するとともに、該変更したチャンネルを示すチャンネルコードを前記周波数指令コードとして含む前記送信信号を前記装置側送信手段から送信させ、
前記周波数設定手段は、前記送信信号を受信することにより、前記無線信号の周波数を、該チャンネルコードによって示されたチャンネルに割り当てられた周波数に設定し、
前記周波数制御手段は、前記複数のチャンネルに割り当てられた全ての周波数で前記携帯機からの無線信号とは異なる電波を受信した場合には、報知コードを含む前記送信信号を前記装置側送信手段から送信させ、
前記周波数設定手段は、前記報知コードを含む前記送信信号の受信時には、該報知コードに基づく報知制御を行うことを特徴とする無線通信制御システム。
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