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JP4688422B2 - 樹脂成形装置 - Google Patents

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JP4688422B2 JP2004051952A JP2004051952A JP4688422B2 JP 4688422 B2 JP4688422 B2 JP 4688422B2 JP 2004051952 A JP2004051952 A JP 2004051952A JP 2004051952 A JP2004051952 A JP 2004051952A JP 4688422 B2 JP4688422 B2 JP 4688422B2
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Description

本発明は、被成形品および樹脂材料を樹脂成形用金型に供給して樹脂成形し、さらに、樹脂成形された成形品を前記金型から取り出す際に使用される樹脂成形装置の改良に関するものである。
従来から、被成形品および該被成形品を樹脂成形する樹脂材料を供給する成形材料供給部と、成形材料を樹脂成形用金型にて樹脂成形する成形部と、前記金型にて樹脂成形された成形品を取り出す成形品取出部と、樹脂成形装置全体を制御する制御部とを含む樹脂成形装置が広く利用されており、装置の自動制御化の傾向は、近年、より一層高まってきているが、操作(オペレート)、保守・管理(メンテナンス)する作業は行われている。
そこで、第一の装置例として、金型(モールドユニット)を複数個着脱自在に装設する成形部(連結部)の両側に、成形材料供給部(インロード部)と成形品取出部(アウトロード部)とが離間(独立)状態で配置され、且つ、制御部(制御機構)は当該供給部内に組み込んだ状態で設けて構成された装置が知られている。成形材料(被成形品・樹脂材料)および成形品の移送経路は、搬送手段(供給取出機構)によって、略直線的に且つ略一方の方向へのみ供給・取出(搬出入)するように構成される。被成形品および成形品を装置内外へ供給・取出する作業は、平面視して様々な異なる側から取出・供給するように構成される。そして、第一の装置は、平面視して長方形に構成されると共に、成形部を当該長辺方向へ複数個着脱自在にすることができるように構成される(例えば、特許文献1参照。)。
第二の装置例として、第一の装置と同様に、金型(上型・下型)を装着する成形部(プレス部)の両側に、成形材料供給部(インローダ部)と成形品取出部(アンローダ部)とが離間状態で配置されたものであって、さらに、成形部の金型に粘着フィルム或いはリリースフィルムを供給するように構成された装置が知られている。そして、第二の装置においては、第一の装置と同様に、搬送手段によって、被成形品および成形品略直線的に且つ略一方の方向へのみ供給・取出されるように構成される。また、被成形品および成形品を装置内外へ供給・取出する作業は、第一の装置とは異なり、平面視して特定の側において行われるように構成されている。しかし、樹脂材料を装置内へ供給する作業は、被成形品および成形品を装置内外へ供給・取出する作業とは平面視して異なる側から行われるように構成される。また、当該フィルムの送出・巻取方向は、被成形品および成形品の送出・取出方向に対して直交するように配置されている。そして、第二の装置は、平面視して長方形ではなく、略正方形に構成されたものである(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−307561号公報(第3〜4頁、図1) 特開2001−170962号公報(第4頁、図2)
しかしながら、成形材料(被成形品・樹脂材料)および成形品を、装置内外へ供給・取出する作業を実施する際に、従来の第一、第二の装置によれば、作業上(操作上・メンテナンス上)の問題が発生すると考えられる。
第一の装置の場合、複数個の成形部を連結すると、成形材料供給部への成形材料の供給作業および成形品取出部への成形品の取出作業が、当該供給部と取出部とが離間(独立)状態になることに加えて、さらに、平面視して様々な異なる側から作業を行う必要が生じるので、作業効率が格段に低下することが考えられる。
第二の装置の場合、第一の装置と比較すれば、成形材料供給部と成形品取出部との離間状態は緩和されるが、当該供給部における被成形品と樹脂材料とは、平面視して異なるから供給することになるので、平面視して略正方形ではあるが、作業効率の向上に満足のいくものでないと考えられる。さらに、成形部に金型を、例えば、一個から二個に増設するような場合、当該フィルムの送出・巻取方向直交する方向に沿って並んだ状態に成形部を連結する構成となるので、必然的に、第二の装置の平面からみた略正方形から長方形の形状に変更されて、作業性(操作性・メンテナンス性)の低下が懸念される。
本発明は、従来の第一・第二の装置で解決することが困難であった、成形材料供給部と成形品取出部とが離間(独立)状態で且つ平面視して異なるから成形材料および成形品の供給・取出を行うことに起因する作業効率が低下する問題を効率良く解決することができる、樹脂成形装置を提供することを目的とする。
そこで、前記技術的課題を解決するために本発明に係る樹脂成形装置(X・Y)は、被成形品である成形前基板(1)を供給する基板材料供給部(AS)と、成形前基板(1)を樹脂成形するための樹脂材料(5)を供給する樹脂材料供給部(AR)と、樹脂成形用金型(8(8a・8b))を使用して成形前基板(1)を樹脂成形する成形部(B)と、樹脂成形された成形品である成形済基板(7)を取り出す成形品取出部(C)と、樹脂成形装置(X・Y)全体を制御する制御部(D)、樹脂成形用金型(8(8a・8b))に成形前基板(1)と樹脂材料(5)とを搬入し、且つ、樹脂成形用金型(8(8a・8b))から成形済基板(7)を搬出する搬送手段(17)とを備える樹脂成形装置(X・Y)であって、基板材料供給部(AS)および成形品取出部(C)の少なくとも一方と搬送手段(17)の待機位置(M)と樹脂材料供給部(AR)とは樹脂成形装置(X・Y)を平面視した場合における特定の側(F)において直線に沿って略一列に並び、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)との少なくとも一方は待機位置(M)を挟んで樹脂材料供給部(AR)に対向して配置され、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)樹脂材料供給部(AR)とが一体化された供給取出部(E)有し、供給取出部(E)と成形部(B)と制御部(D)が平面視して略正方形に配置されるとともに着脱自在に構成され、搬送手段(17)が供給取出部(E)と成形部(B)との間において搬送する方向は直線に対して略直交しており、成形前基板(1)の供給と樹脂材料(5)の供給と成形済基板(7)の取出とは特定の側(F)において行われることを特徴とする。
また、前記技術的課題を解決するため本発明に係る樹脂成形装置X・Yは、前述した樹脂成形装置(X・Y)において、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)とは、鉛直方向に並んで昇降自在に配置され、又は、水平方向に並んで配置されていることを特徴とする。
本発明は、被成形品である成形前基板(1)および樹脂材料(5)を樹脂成形用金型(8(8a・8b))に供給して樹脂成形し、さらに、樹脂成形された成形品である成形済基板(7)金型(8(8a・8b))から取り出す工程において、次の構成を有する樹脂成形装置(X・Y)を使用する。基板材料供給部(AS)および成形品取出部(C)の少なくとも一方と搬送手段(17)の待機位置(M)と樹脂材料供給部(AR)とは、樹脂成形装置(X・Y)を平面視した場合における特定の側(F)において直線に沿って略一列に並んでいる。また、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)との少なくとも一方は、搬送手段(17)の待機位置(M)を挟んで樹脂材料供給部(AR)に対向して配置されている。これらにより、樹脂成形装置(X・Y)を平面視した場合における特定の側(F)から、成形前基板(1)及び樹脂材料(5)の供給と成形済基板(7)の取出とを行うことができる。従って、樹脂成形装置(X・Y)を使用して樹脂成形の作業をする際の作業効率の向上をはかることができる。また、供給取出部(E)と成形部(B)と制御部(D)とが平面視して略正方形に配置されると共に着脱自在に構成されている。これにより、成形部(B)を増設した場合においても搬送手段(17)による搬送系路の長さの増加が抑制される。従って、樹脂成形装置(X・Y)における作業性が向上する。
成形前基板(1)を供給する基板材料供給部(AS)と、樹脂材料(5)を供給する樹脂材料供給部(AR)と、樹脂成形用金型(8(8a・8b)を使用して成形前基板(1)を樹脂成形する成形部(B)と、成形済基板(7)を取り出す成形品取出部(C)と、樹脂成形装置(X・Y)全体を制御する制御部(D)、樹脂成形用金型(8(8a・8b))に成形前基板(1)と樹脂材料(5)とを搬入し、且つ、樹脂成形用金型(8(8a・8b))から成形済基板(7)を搬出する搬送手段(17)とを備える樹脂成形装置(X・Y)であって、基板材料供給部(AS)および成形品取出部(C)の少なくとも一方と搬送手段(17)の待機位置(M)と樹脂材料供給部(AR)とは樹脂成形装置(X・Y)を平面視した場合における特定の側(F)において直線に沿って略一列に並んでおり、且つ、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)との少なくとも一方は搬送手段(17)の待機位置(M)を挟んで樹脂材料供給部(AR)に対向して配置され、基板材料供給部(AS)と成形品取出部(C)と樹脂材料供給部(AR)とが一体化された供給取出部(E)を有し、供給取出部(E)と成形部(B)と制御部(D)とが平面視して略正方形に配置されるとともに着脱自在に構成されている。また、成形前基板(1)の供給と樹脂材料(5)の供給と成形済基板(7)の取出とは、特定の側(F)において行われる。
以下、図1および図2に基づいて、実施例を説明する。
図1および図2は、本発明に係る各樹脂成形装置で用いられる樹脂成形用金型、図1では一個、図2では二個、配置構成された樹脂成形装置をそれぞれ示す平面図である。
被成形品としては、例えば、図1および図2に示すように、成形前基板1を用いる。成形前基板1は、円形状或いは多角形状である任意の形状で形成する所要複数枚の基板2(短冊状のリードフレームを含む)と、該基板2上に複数列で所要複数個マトリクス状に装着された或いは単数列で装着された半導体チップ3(以下、チップ3と示す。)と、基板2とチップ3とを電気的に接続する所要複数本のワイヤ4とで構成されている。そして、少なくともチップ2を含む部分において、樹脂材料5が加熱溶融化されることによって形成された溶融樹脂によって樹脂成形する。ここで、チップ2が装着された一方の面に一括して単数個或いは所要複数個の樹脂成形体6(硬化樹脂)を形成する。そして、成形完了後には、樹脂成形体6(硬化樹脂)が形成された成形済基板7(成形品)が完成する。なお、対象とする成形前基板として、ワイヤボンディングされたチップ3でなくワイヤ4の無いチップ3装着されたフリップチップ基板1、或いは、ウェーハ基板1等を適用することも可能である。
樹脂成形装置X・Yにおける金型8(8a・8b)は、成形材料である成形前基板1樹脂材料5とを用いて樹脂成形して成形品である成形済基板7を成形させる重要な部位である。金型8(8a・8b)は、例えば、二枚以上の所要複数型の構成を備えた樹脂成形用(トランスファー成形用、或いは、トランスファーレス成形用)の金型8(8a・8b)によって構成されている。樹脂成形装置Xでは金型8として一個、樹脂成形装置Yでは金型8aと金型8bとして二個、図1・図2で示されている。なお、本実施例では、金型8(8a・8b)における所要複数型を一個単位としてそれぞれ示すこととする。
樹脂成形装置X・Yは、図1および図2に示すように、成形前基板1供給する基板材料供給部ASと、樹脂材料5を供給する樹脂材料供給部ARと、樹脂材料5と成形前基板1とを使用して金型8(8a・8b)によって樹脂成形する成形部Bと、金型8(8a・8b)によって樹脂成形された成形済基板7を取り出す成形品取出部Cと、樹脂成形装置X・Y全体を制御する制御部Dとを含んでいる。そして、樹脂成形装置X・Yは、平面視して略正方形に構成されている。さらに、樹脂成形装置X・Yを作業する際の作業効率の向上をはかることができるように、樹脂成形装置X・Yにおいては基板材料供給部ASと樹脂材料供給部ARと成形品取出部Cとが一体化されて供給取出部Eが構成されている。そして、供給取出部Eと成形部Bと制御部Dとは、平面視して略正方形になるように配置され且つ着脱自在に構成されている。また、供給取出部Eにおける特定の側Fから、成形前基板1と樹脂材料5との供給および成形済基板7の取り出しを行うことができるように構成されている。ここで、本出願書類において「特定の側F」とは、装置X・Yを平面視した場合における特定の側Fを意味し、図1、2においては装置X・Yにおける左側を示す。
従って、樹脂成形装置Xでは、図1に示すように、供給取出部E、成形部B、制御部D左右方向に並列状態で配置されている。また、樹脂成形装置Yでは、図2に示すように、左右方向に並列した状態にある供給取出部Eと成形部Bとの上方に制御部D配置されている。加えて樹脂成形装置X・Yにおける作業効率を十分に配慮して、供給取出部Eと成形部Bと制御部Dとが、平面視して略正方形となるように着脱自在に設けられ、且つ、図例の略水平方向に任意に回転して適宜に配置変更することができるように構成されている。なお、供給取出部Eと成形部Bと制御部Dとにおける後述する各機構等においても同様に、着脱自在に設けられ、且つ、図例の略水平方向に任意に回転して適宜に配置変更することができるように構成されている。
基板材料供給部ASに含まれるインマガジン9には、成形前基板1収納される。さらに、樹脂成形装置X・Yの特定の側Fにおける矢印Gによって示された方向に沿って成形前基板1を樹脂成形装置X・Y外から供給できるインマガジンカセット11(以下、インカセット11と示す。)少なくとも備えられている。また、樹脂材料供給部ARに含まれる樹脂材料供給機構10には、樹脂材料5を収納するレジンストッカー12備えられている。そして、特定の側Fにおける矢印Hの方向に沿って、樹脂成形装置X・Y外からレジンストッカー12に樹脂材料5を供給できるように構成されている。
成形品取出部Cに含まれるアウトマガジン13には、成形済基板7収納される。さらに、特定の側Fにおける矢印Iの方向に沿って、成形済基板8を樹脂成形装置X・Y外へ取り出すことができるアウトマガジンカセット14(以下、アウトカセット14と示す。)が備えられている
インマガジン9とアウトマガジン13とは、鉛直方向に並んで配置されている。図1,2においては、鉛直配置された状態のインカセット11とアウトカセット14とを、各別に或いは一体化させて、鉛直方向に昇降自在に駆動自在に構成されたマガジン機構15(インマガジン9・アウトマガジン13)として示している。この場合のマガジン機構15の配置構成としては、インマガジン9を上段にしてアウトマガジン13を下段に配置してもよく、或いは、逆の配置構成でもよい。マガジン機構15を鉛直方向に配置する構成によって、マガジン機構15自体や樹脂成形装置X・Y全体をコンパクトにすることができる。また、成形前基板1および成形済基板7を樹脂成形装置X・Yの特定の側Fにおける矢印G・矢印Iの方向にそれぞれ沿って容易に供給・取出することができる。そして、インカセット11とアウトカセット14とは、収納するものはそれぞれ成形前基板1と成形済基板7とである。成形前基板1と成形済基板7とは基板2を基にして形成されているので、インカセット11とアウトカセット14との基本的な構成要素は、同様に設けられている。このような図1および図2に示す配置構成は、鉛直方向に並列して配置することが好ましいが、成形前基板1と成形済基板7とにそれぞれ対応して図の左右或いは上下方向並列して配置してもよい。また、インカセット11とアウトカセット14とは、所要複数枚の成形前基板1と成形済基板7とが損傷することがないように離間状態で載置されるスリット型の形状で構成されている。また、インカセット11とアウトカセット14とに収納される成形前基板1と成形済基板7とは、金型8(8a・8b)を使用した樹脂成形方法に対応して、樹脂成形体6の部分を上方或いは下方に向けた状態で載置するように構成されている。なお、インカセット11とアウトカセット14とは、対象とする成形前基板1と成形済基板7とが、ワイヤ4の無いチップ3装着されたフリップチップ基板やウェーハ基板等である場合においては、例えば、成形前基板1又は成形済基板7それぞれ直接積層するスタック型の形状構成であってもよい。
樹脂材料供給機構10は、例えば、顆粒状樹脂からなる樹脂材料5をレジンストッカー12に収納して所要量に調整できるように、例えば、レジンストッカー12からホッパー(図示なし)を経て、計量フィーダ(図示なし)内に樹脂材料5が投入されるように構成されている。計量フィーダは、予め設定された所要量を基準にして樹脂材料5を計量する機能と、樹脂材料5を切り出してレジントレイ等の収容治具(図示なし)に供給する機能とを少なくとも有する。そして、樹脂材料5を計量する際に、制御手段を使用して、後述する基板検査機構16で検査されたチップ3の数量や不良位置等のチップ3の装着状況のデータをもとにして所要量の樹脂材料5を演算して、計量・切出するように構成されている。
そして収容治具内に所要量の樹脂材料5が均一に収容されセットされた状態で、矢印Jの方向に沿って、樹脂材料供給機構10から後述する搬送手段17へ、所要量の樹脂材料5を収容治具ごと受け渡す。そのために、例えば、樹脂材料供給機構10にはレジンキャリア(図示なし)設けられている。さらに、樹脂材料5の使用効率を極限まで上げるために、樹脂成形毎に、成形前基板1上のチップ3の装着状況を確認して、それをもとに、樹脂材料5を計量するように構成されている。このような樹脂材料供給機構10の機能に対応して顆粒状樹脂以外の樹脂材料5として、例えば、粉末状樹脂・液状樹脂・破砕状樹脂、或いは、粉末よりも粒径が大きく顆粒よりも粒径の小さい微粒状樹脂等の適宜な樹脂材料5が使用可能である。なお、ワイヤ4の無い成形前基板1の場合においては、例えば、所要量のタブレット状の樹脂材料5を使用してもよい。
成形部Bに含まれるプレス機構18(18a・18b)とフィルム供給機構19(19a・19b)とにおいて、プレス機構18(18a・18b)には、所要複数型の金型8(8a・8b)搭載されている。また、金型8(8a・8b)を各別に或いは一体化して鉛直方向へ移動させて型締め・型開き動作を実施する、例えば、任意の水・油・気体等の作動流体を使用するプレスや電動プレスが設けられている。フィルム供給機構19(19a・19b)、少なくとも一個以上の金型8(8a・8b)に形成される樹脂成形用のキャビティ(図示なし)の成形金型面を被覆するフィルム20(20a・20b)を送出ローラ21(21a・21b)と巻取ローラ22(22a・22b)との間で張設して金型8(8a・8b)に供給することができるように構成されている。そして、プレス機構18(18a・18b)とフィルム供給機構19(19a・19b)とを組合せた構成としている。樹脂成形装置Xでは、プレス機構18とフィルム供給機構19として一組図1に示されている。樹脂成形装置Yでは、プレス機構18a・18bとフィルム供給機構19a・19bとして二組図2に示されている。なお、後述での説明を明解なものとするために、一部符号a・bという記述を省くこととする。
従って、成形部Bにおけるプレス機構18とフィルム供給機構19とを増減するような場合には、従来のような並列状態で長方形となる配置構成にするのではなく、成形部Bの所要の範囲内で所要複数組のプレス機構18とフィルム供給機構19とを適宜に配置することによって樹脂成形装置X・Y略正方形にすることができる
フィルム供給機構19におけるフィルム20の供給経路については、樹脂成形装置Xでは、図1に示すように、矢印Kの方向に沿って図の下側から上側へ、樹脂成形前のフィルム20を送出ローラ21から金型8内に送り出す。また、樹脂成形後のフィルム20を金型8の外に送り出して、巻取ローラ22に巻き取る。また、送出ローラ21と巻取ローラ22とを使用して、フィルム20を緊張させたり弛緩させたりすることができる
一方、樹脂成形装置Yでは、図2に示すように、矢印La・Lbの方向にそれぞれ沿って図の右側から左側へ、樹脂成形前のフィルム20a・20bを送出ローラ21a・21bから金型8a・8b内に送り出す。また、樹脂成形後のフィルム20a・20b金型8a・8bの外に送り出して、巻取ローラ22a・22bに巻き取る。また、送出ローラ21a・21bと巻取ローラ22a・22bとを使用して、フィルム20a・20b緊張させたり弛緩させたりすることができる
なお、樹脂成形装置X・Yのフィルム20の送出・巻取の方向は、図例に限定されるものでなく、適宜の方向に任意に変更して実施することができる。また、樹脂成形時に、フィルム20を金型8に供給する配置構成について説明した。これに限らず、フィルム20を用いずに樹脂成形を行うのであれば、フィルム供給機構19(フィルム20・送出ローラ21・巻取ローラ22)を樹脂成形装置X・Yから取外した構成でもよい。
供給取出部Eと成形部Bとの間において移動できるようにして設けられた搬送手段17、成形材料である成形前基板1および樹脂材料5の供給と、成形品である成形済基板7の取出とを行う。そのために、樹脂成形装置X(図1)においては、搬送手段17は、樹脂材料供給機構10とマガジン機構15との間に設けられた待機位置から金型8内の所定の搬入位置Nまで、矢印P1方向に進入する。また、樹脂成形装置Y(図2)においては、搬送手段17は、二組のプレス機構18a・19aとプレス機構18b・19bとの間における所定の位置である搬入位置Oまで、矢印P1方向に進入する。そして、搬送手段17は、成形部B内の搬入位置N・Oから待機位置Mまで、矢印P2方向退出する。これらの動作を行う搬送手段17は、往復動(進入・退出)機能を兼ね備えた、例えば、メカチャック搬送機構やロボットアーム搬送機構等によって少なくとも構成されている。
搬送手段17の搬送経路において、搬送手段17は次のように動作する。まず、樹脂成形装置X(図1)においては、搬送手段17には、矢印Q方向に沿って成形前基板1供給セットされ、且つ、矢印J方向に沿って樹脂材料5が供給セットされる。次に、搬送手段17は、待機位置Mから金型8内の所定位置Nまで、矢印P1方向に進入する。次に、搬送手段17は、金型8内における所定の位置に、成形前基板1および樹脂材料5を各別に且つ略同時に供給し、その後に待機位置Mに戻る。次に、樹脂成形が完了した後に、搬送手段17は、矢印P1の方向に進入して、金型8によって樹脂成形された成形済基板7を受け取る。次に、搬送手段17は、成形済基板7を受け取った状態で、待機位置Mまで矢印P2方向に退出する。次に、搬送手段17は、待機位置Mまで戻った後に、矢印R方向に沿って成形済基板7をアウトマガジン13受け渡す
一方、樹脂成形装置Y(図2)において搬送手段17は次のように動作する。まず、搬送手段17には、矢印Q方向から成形前基板1供給セットされ、且つ、矢印J方向から樹脂材料5供給セットされる。次に、搬送手段17は、待機位置Mから搬入位置Oまで、矢印P1方向に進入する。次に、搬送手段17は、搬入位置Oにおいて矢印Sa・Sbの方向にそれぞれ進退可能に設けられたスライド機構(図示なし)を使用して、矢印Sa方向における一方の金型8a内、成形前基板1および樹脂材料5を各別に且つ略同時に供給する。次に、樹脂成形が完了した後に、搬送手段17は、搬送手段17のスライド機構が矢印Sa方向に移動して金型8a内進入して、金型8aで樹脂成形された成形済基板7を受け取る。次に、搬送手段17は、スライド機構を矢印Ta方向に沿って移動させて搬送手段17の搬入位置Oに戻す。次に、搬送手段17は、搬入位置Oから待機位置Mまで、矢印P2方向に退出する。次に、搬送手段17は、待機位置Mまで戻った後に、矢印R方向に沿って成形済基板7をアウトマガジン13受け渡すなお、樹脂成形装置Y(図2)における他方の金型8bへの成形前基板1および樹脂材料5の供給と、他方の金型8bから成形済基板7の取出とについても、一方の金型8aに対する場合と同様に、搬送手段17を使用して実施することができる。
このことから、成形部を並列状態に配置する従来の装置に比較して、本発明に係る樹脂成形装置X・Yは次の特徴を有する。従来の搬送手段では、略直線的に且つ略一方の方向へのみ成形前基板1および樹脂材料5の供給と成形済基板7の取出とを行う。これによって非常に長い搬送経路を必要とするので、作業性の低下が懸念されていた。一方、樹脂成形装置X・Yによれば、搬送手段17によって、成形部B内のプレス機構18とフィルム供給機構19が、例えば、一組から二組に増加する場合でも、当該搬送手段17の搬送経路を、図の矢印P1・P2方向に往復動する経路としてほぼ変化させる必要がない。したがって、樹脂成形装置X・Yによれば、プレス機構18とフィルム供給機構19とが一組から二組に増加する場合においても、短い搬送経路が得られる。
従って、樹脂成形装置X・Yは次の効果を奏する。第一に、格段に設置スペースを省略化できて、コンパクトな装置レイアウトを実現できる。第二に、一個の搬送手段17を使用して成形前基板1および樹脂材料5の供給と成形済基板7の取出とを行うことにより、搬送手段17が少なくとも二つの機能を兼ね備えているので、部品点数を削減できる。したがって、大幅なコストダウンが実現される。第三に、短い搬送経路を生かし作業性(操作性・メンテナンス性)の向上を図ることができる。
搬送手段17とマガジン機構15との間には、搬送手段17とは別に移送手段が設けられている。移送手段は、インマガジン9に収納された成形前基板1、および/または、アウトマガジン13に収納される成形済基板7をグリップ(狭持)する。そして、その状態で、移送手段は、成形前基板1をインマガジン9から搬送手段17へ矢印Q方向に移送する。また、移送手段は、成形済基板7を搬送手段17からアウトマガジン13へ矢印R方向に移送する。移送手段は、例えば、基板フィード機構(図示なし)で少なくとも構成されている。
また、基板フィード機構を使用して矢印Q・R方向に成形前基板1および成形済基板7を移送する間に、チップ3装着状態や硬化した樹脂成形体6を鉛直方向の下部から検査する基板検査機構16が設けられている。この場合、成形前基板1および成形済基板7を、例えば、基板検査機構16に備えたCCDカメラ(図示なし)等の適宜な検査手段で検査する。このことにより、成形前基板1においては、例えば、基板2の表裏(一方の面と他方の面)判別、或いは、装着されたチップ3の数量や不良(欠損)位置等のチップ3装着(実装)状況を把握することができる。つまり、このような検査工程を実施した後に、基板フィード機構によってグリップされた成形前基板1を搬送手段17に受け渡すように構成されている。そして、樹脂材料供給機構10の動作と基板フィード機構の動作とが連動することができるようにも構成されている。
その他の樹脂成形装置X・Yの構成要素としては、作業(特に、メンテナンス)スペースUが設けられている。具体的には、樹脂成形装置X(図1)においては、金型8における送出ローラ21側に、作業スペースUが設けられている。また、樹脂成形装置Y(図2)においては、二個の金型8a・8bの間における二個の送出ローラ21a・21bの側に、作業スペースUが設けられている。これらの作業スペースUは、樹脂材料5を用いて成形前基板1を樹脂成形して成形済基板7を完成させる重要な部位である成形部B内において、操作(オペレート)、保守・管理(メンテナンス)の作業を行う機会が多くなることに伴って設けられている。この作業スペースUは、特に、樹脂成形装置X・Y内を保守・管理(メンテナンス)するような場合に、樹脂成形装置X・Yの動作を停止させて作業する際の作業性にも考慮された配置構成とされている。
さらに、図示していないが、前述した各部、各機構等の他にも、成形前基板1を予備加熱(プレヒータ)する基板プレヒータ機構(図示なし)を設けてもよい。基板プレヒータ機構によって、成形前基板1をインマガジン9から搬送手段17へ矢印Q方向に移送する間において成形前基板1を予備加熱することができる。また、基板プレヒータ機構によって、搬送手段17に供給セットされた成形前基板1を金型8(8a・8b)内に供給する際に、待機位置Mから搬入位置N・Oまで移送する間において成形前基板1を予備加熱することができる。
加えて、成形部Bにおいては、金型8の少なくともキャビティの部分を外気遮断状態にして真空引きする適宜な真空引き機構(図示なし)を設けてもよい。この場合、真空引き機構においては、例えば、真空引き用と基板吸着用およびフィルム吸着用との二個の真空ポンプ(図示なし)を用いるような構成としてもよい。さらに、供給取出部Eを鉛直方向に二段式の配置構成にして、上段に樹脂材料供給機構10とマガジン機構15と搬送手段17を配置し、下段に所要複数個の真空ポンプを配置するようにして、これらを適宜に配置構成してもよい。必要に応じて、例えば、真空タンクのような減圧源(図示なし)を単独で設置する構成、或いは減圧源を真空ポンプと併設する構成でもよい。このような真空ポンプを鉛直方向二段の下段側に配置構成すること加えて、樹脂材料供給機構10における樹脂材料5の粉塵対策として、例えば、ダストコレクター(図示なし)を併設する構成を採用してもよい。
樹脂成形装置X・Yにおける制御部Dは、前述したような様々な各部、各機構等を対象にして、これらを単独で各別に設定して制御することができる。また、制御部Dは、前述した各部、各機構間を連動させて、樹脂成形装置X・Y全体を対象にして制御することができる。また、制御部Dが有する制御機構23着脱自在に設けられ、且つ、図例の略水平方向に任意に回転して適宜に配置変更することができるように構成されている。これらのことにより、前述した各部、各機構間を経て成形前基板1が樹脂成形されて形成された成形済基板7を、最終的に、供給取出部Eのマガジン機構15のアウトマガジン13に収納する一連の工程を、連続的に、或いは、断続的に、稼動・停止できるように、樹脂成形装置X・Yを制御することができる
ここで、樹脂成形装置X・Yを使用して行う一連の工程は、次の通りである。樹脂成形装置においては、図1に示すように、まず、成形前基板1をインマガジン9から搬送手段17へ矢印Qの方向に沿って移送すると共に、所要量の樹脂材料5を樹脂材料供給機構10から搬送手段17へ矢印Jの方向に沿って移送する。次に、搬送手段17に各別に成形前基板1と樹脂材料5とを受け渡す。次に、搬送手段17が待機位置Mから金型8内の所定位置Nへ矢印P1の方向に沿って進入する。次に、成形前基板1および所要量の樹脂材料5を、各別に且つ略同時的に、金型8に供給する。次に、成形前基板1および樹脂材料5を供給し終わった搬送手段17が、金型8内の所定位置Nから矢印P2の方向に沿って退出して、待機位置Mにおいて待機する。次に、成形完成後の成形済基板7を取り出すために、搬送手段17が、金型8内の所定位置Nへ矢印P1の方向に沿って進入して成形済基板7を受け取る。次に、成形済基板7を受け取った搬送手段17が、金型8内の所定位置Nから待機位置Mへ矢印P2の方向に沿って退出する。次に、基板フィード機構(図示なし)によって、搬送手段17からアウトマガジン13へ矢印Rの方向に沿って成形済基板7を移送して、アウトマガジン13に成形済基板7を収納する
一方、樹脂成形装置においては、図2に示すように、まず、成形前基板1をインマガジン9から搬送手段17へ矢印Qの方向に沿って移送すると共に、所要量の樹脂材料5を樹脂材料供給機構10から搬送手段17へ矢印Jの方向に沿って移送する。次に、搬送手段17に各別に成形前基板1と樹脂材料5とを受け渡す。次に、搬送手段17が待機位置Mから成形部B内の搬入位置Oへ矢印P1の方向に沿って進入する。次に、搬送手段17のスライド機構によって、成形前基板1および所要量の樹脂材料5を、一方の金型8aへ矢印Saの方向に沿って各別に供給する。
次に、第一の場合として、金型8aに成形前基板1および樹脂材料5を供給し終わったスライド機構格納された搬送手段17が搬入位置Oに位置しており、他方の金型8bに成形前基板1および樹脂材料5が供給されていない場合について考える。この場合には、搬送手段17は、搬入位置Oから待機位置Mまで矢印P2の方向に沿って戻って、他方の金型8bに供給されるべき成形前基板1および樹脂材料5を受け取る。そして、搬送手段17は、一方の金型8aに対する場合と同様に、他方の金型8bに成形前基板1および樹脂材料5を矢印Sbの方向に沿って供給する。
そして、第二の場合として、金型8aに成形前基板1および樹脂材料5を供給し終わったスライド機構が格納された搬送手段17が搬入位置Oに位置しており、他方の金型8bに成形前基板1および樹脂材料5が既に供給されている場合について考える。この場合には、他方の金型8b内で既に成形済基板7が完成している、又は、短時間後に成形済基板7が完成することになる。そこで、搬送手段17が、スライド機構を使用して金型8bから成形済基板7を取り出して、矢印Tbの方向に成形済基板7を移送する。次に、成形済基板7を受け取った搬送手段17が、搬入位置Oから待機位置Mまで矢印P2の方向に沿って退出する
次に、基板フィード機構(図示なし)によって、搬送手段17からアウトマガジン13へ矢印Rの方向に沿って成形済基板7を移送して、アウトマガジン13に成形済基板7を収納する
なお、樹脂成形装置X・Yは、図1および図2に示すような配置構成でなくても、次の構成を有していればよい。それは、第一に、平面視して略正方形であって、基板材料供給部ASと樹脂材料供給部ARと成形品取出部Cとが一体化した供給取出部Eを構成していることである。第二に、供給取出部Eにおける成形前基板1および樹脂材料5の供給成形済基板7の取出平面視した場合に特定の側Fで行われるような構成である。それらの構成を有していれば、前述した各部、各機構等を取捨選択して適宜に配置変更すればよい。
以上のことから、本発明に係る樹脂成形装置X・Yは、平面視して略正方形の形状を有している。また、基板材料供給部ASと樹脂材料供給部ARと成形品取出部Cとが一体化した供給取出部Eを構成している。また、供給取出部Eにおける成形前基板1および樹脂材料5の供給と成形済基板7の取出とが平面視した場合に特定の側Fで行われる。これらにより、従来の装置で解決困難であった、基板材料供給部ASおよび樹脂材料供給部ARと成形品取出部Cとが離間(独立)した状態で且つ平面視した場合に異なるから成形前基板1および樹脂材料5の供給と成形済基板7の取出とを行うことによる作業効率の低下という問題を効率良く防止することができる。加えて、一個の搬送手段17によって、成形前基板1および樹脂材料5の供給と成形済基板7の取出とを行う。これらにより、部品点数の削減による大幅なコストダウンと、短い搬送経路を生かした作業性(操作性・メンテナンス性)の向上とを図ることができる
図1は、樹脂成形用金型が一個配置構成された樹脂成形装置を示す平面図である。 図2は、樹脂成形用金型が二個配置構成された樹脂成形装置を示す平面図である。
成形前基板
2 基板
チップ
4 ワイヤ
5 樹脂材料
6 樹脂成形体
成形済基板
(8a・8b) 金型(樹脂成形用金型
9 インマガジン
10 樹脂材料供給機構
11 インカセット
12 レジンストッカー
13 アウトマガジン
14 アウトカセット
15 マガジン機構
16 基板検査機構
17 搬送手段
18(18a・18b) プレス機構
19(19a・19b) フィルム供給機構
20(20a・20b) フィルム
21(21a・21b) 送出ローラ
22(22a・22b) 巻取ローラ
23 制御機構
AR 樹脂材料供給部
AS 基板材料供給部
B 成形部
C 成形品取出部
D 制御部
供給取出部
特定の側
待機位置
N・O 搬入位置
U 作業スペース
X・Y 樹脂成形装置

Claims (2)

  1. 被成形品である成形前基板を供給する基板材料供給部と、前記成形前基板を樹脂成形するための樹脂材料を供給する樹脂材料供給部と、樹脂成形用金型を使用して前記成形前基板を樹脂成形する成形部と、樹脂成形された成形品である成形済基板を取り出す成形品取出部と、樹脂成形装置全体を制御する制御部と、前記樹脂成形用金型に前記成形前基板と前記樹脂材料とを搬入し、且つ、前記樹脂成形用金型から前記成形済基板を搬出する搬送手段とを備える前記樹脂成形装置であって、
    前記基板材料供給部および前記成形品取出部の少なくとも一方と前記搬送手段の待機位置と前記樹脂材料供給部とは前記樹脂成形装置を平面視した場合における特定の側において直線に沿って略一列に並び、
    前記基板材料供給部と前記成形品取出部との少なくとも一方は前記待機位置を挟んで前記樹脂材料供給部に対向して配置され、
    前記基板材料供給部と前記成形品取出部と前記樹脂材料供給部とが一体化された供給取出部を有し
    前記供給取出部と前記成形部と前記制御部とが平面視して略正方形に配置されるとともに着脱自在に構成され、
    前記搬送手段が前記供給取出部と前記成形部との間において搬送する方向は前記直線に対して略直交しており、
    前記成形前基板の供給と前記樹脂材料の供給と前記成形済基板の取出とは前記特定の側において行われることを特徴とする樹脂成形装置。
  2. 請求項1に記載された樹脂成形装置において、
    前記基板材料供給部と前記成形品取出部とは、鉛直方向に並んで昇降自在に配置され、又は、水平方向に並んで配置されていることを特徴とする樹脂成形装置。
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