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JP4667851B2 - 皮膚用液体洗浄剤 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚用液体洗浄剤に係り、特に、泡立ちや泡質が良好で使用感に優れ、洗浄および乾燥後のすべすべ感、しっとり感に優れた皮膚用液体洗浄剤に関する。
従来から、皮膚用の液体洗浄剤として、高級脂肪酸塩が配合されたものが使用されている。このような洗浄剤は、洗浄後にさっぱりした感触を与える点で好まれているが、使用後の皮膚のつっぱり感や乾燥感が非常に強いという欠点があった。これは、洗浄時における油分の過剰な洗い流しが原因であると考えられている。
そのため最近は、皮膚への刺激が弱い界面活性剤として、N−アシル化されたアミノ酸系の界面活性剤が使用されている。しかし、このような界面活性剤を含む皮膚用洗浄剤は、使用後のつっぱり感は弱いものの、すすぎ時にぬるつきがあり、さっぱり感に欠けるという問題があった。また、いずれの洗浄剤によっても、使用後に滑らかな感触、いわゆるすべすべ感が得られていないのが現状であった。
さらに、洗浄性能とすすぎ時並びに洗浄後の良好な使用感(すべすべ感、しっとり感など)との両立のために、シリコーンオイルを配合した皮膚用洗浄剤も知られている。例えば、直鎖状シリコーンを含有する皮膚用洗浄組成物が提案されている。(例えば、特許文献1参照)また、線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロックを反復単位とする非加水分解性ブロック共重合体を含有する洗浄剤組成物も提案されている。(例えば、特許文献2参照)
しかしながら、直鎖状シリコーンを含む洗浄組成物においては、使用感は改善されるものの、すすぎ時のさっぱり感が未だ不十分であった。また、特許文献2に記載された、ジメチルシロキサンの一部をポリエーテル基やアミノ基などで変性したポリオルガノシロキサンを含有する洗浄剤組成物では、使用感あるいはさっぱり感の一方は改善されるものの、両方の感触を満足させることができなかった。
さらに、特定の粒子径を有する球状シリコーン微粒子を配合した皮膚用液体洗浄剤も提案されている(例えば、特許文献3参照)が、洗浄時の使用感や乾燥後のすべすべ感はある程度改善されるが、未だに十分ではなかった。
特開平 6−17097号公報 特開平 6−49486号公報 特開2003−267860公報
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので、高い洗浄性能を有するうえに、洗浄・乾燥後の使用感、しっとり感などに優れた皮膚用液体洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究した結果、表面がアミノ基を含有する有機ケイ素化合物によって処理された球状シリコーン微粒子を配合することが、洗浄・乾燥後の使用感、すべすべ感の改善に極めて有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の皮膚用液体洗浄剤は、(A)γ−アミノプロピルトリエトキシシランとその加水分解・縮合物、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランとその加水分解・縮合物、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランとその加水分解・縮合物、から選ばれる少なくとも1種によって表面処理されている球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子0.1〜15重量%と、(B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、(C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%と、(D)水をそれぞれ含有することを特徴とする。
本発明の皮膚用液体洗浄剤は、泡立ちや泡質が良好で皮膚に対して高い洗浄性を有するうえに、使用感が良好であり、洗浄時および乾燥後のすべすべ感、しっとり感に極めて優れている。
以下、本発明に係る皮膚用液体洗浄剤の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施形態において、皮膚用液体洗浄剤とは、一般の身体用洗浄剤のうちで皮膚の洗浄に直接用いられる液状の洗浄剤を意味する。より具体的には、ボディーソープ、ボディーシャンプーと称される全身用洗浄剤、手のひら洗浄用のハンドソープ、ならびに洗顔料などが含まれる。
本発明の実施形態の皮膚用液体洗浄剤は、(A)アミノ基を含有する有機ケイ素化合物および/またはその加水分解・縮合物によって表面処理されている球状シリコーン微粒子0.1〜15重量%と、(B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、(C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%、および(D)水をそれぞれ含有する。
実施形態において、(A)成分である球状シリコーン微粒子は本発明の特徴をなす成分であり、皮膚に対して、洗浄時および乾燥後の良好な使用感、すべすべ感などを得ることができる。
本発明の実施形態において、球状シリコーン微粒子としては、例えばポリオルガノシルセスキオキサンから成る微粒子を使用することができる。ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子は、シロキサン結合により三次元的な網目構造を有する高密度に架橋したシリコーン樹脂微粒子であり、有機溶剤に膨潤も溶解もしない耐溶剤性に優れた微粒子である。
微粒子を構成するポリオルガノシルセスキオキサンは、
一般式:R1Si(OR………………(1)
(式中、R1は置換または非置換のアルキル基、アルケニル基およびフェニル基から選ばれる1価の基を表し、Rは互いに同一または異なる置換もしくは非置換のアルキル基を表す。)で示されるオルガノトリアルコキシシランの1種または2種以上を原料として製造される球状シリコーン微粒子、および/または
一般式:SiY………………(2)
(式中、Yは互いに同一または異なる加水分解性の基を表す。)で示されるオルガノシランと、上記一般式(1)で示されるオルガノトリアルコキシシランの1種または2種以上を原料として製造される球状シリコーン微粒子である。
これらのポリオルガノシルセスキオキサンの中でも、製造のし易さ、入手のし易さなどから、ケイ素原子に結合する有機基R1はメチル基が好ましい。その他、本発明の効果を損なわない範囲であれば、各種の変性ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子を用いることができる。
実施形態に使用されるポリオルガノシルセスキオキサン微粒子としては、平均粒径が1〜30μmのものが好ましく、さらに2〜25μmのものが好ましい。平均粒径が1μm未満の場合には、洗浄時および乾燥後にきしみ感が出てしまい、平均粒径が30μm以上では泡立ち性が低下し、かつボディーシャンプーなどの最終製品としたときに粒子が沈降し易くなる。また、ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の形状は、実用面から個々独立した球状であることが好ましく、真球状であることがより好ましい。
このようなポリオルガノシルセスキオキサン微粒子は、例えば、特開昭63−101857号公報、特開昭63−77940号公報、特開2000−186148公報、特開平2001−192452公報などに記載された方法により製造することができる。
例えば、2000−186148公報に記載された方法では、メチルトリアルコキシシランのようなオルガノトリアルコキシシランを、2〜600μS/cmの電気伝導度に調整した酸性水中で加水分解して、オルガノシラントリオールやその部分縮合物の水/アルコール溶液とし、この溶液にアルカリ性水溶液を添加、混合して静置状態で重縮合反応させることにより、球状ポリメチルシルセスキオキサン微粒子を得ることができる。
本発明の実施形態において、このようなポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の表面を処理するアミノ基含有の有機ケイ素化合物としては、
一般式:R −nSiX(OR)nで表されるシランが挙げられる。
式中、Rは、前記した一般式(1)におけるRと同様に、互いに同一または異なる置換もしくは非置換のアルキル基であり、アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基などが例示される。Rは水素原子またはアルキル基であり、アルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基などが例示される。また、Xはアミノ基を含有する有機基であり、式:−Q−(NHCHCH)aNHRで表される。式中、Qは2価の炭化水素基であり、具体的には、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基などのアルキレン基;式:−C−で示されるようなアリーレン基;式:−(CH−で示されるようなアルキレンアリーレン基が例示される。これらの中でもプロピレン基が最も一般的である。さらに、Rは水素原子または1価の炭化水素基であり、1価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基、シクロヘキシル基などが例示される。aは0〜5の整数であり、0または1が一般的である。nは1〜3の整数であり、通常2もしくは3である。
このようなアミノ基含有の有機ケイ素化合物としては、
NCHCHCHSi(OCHCH
NCHCHCHSi(OCH
NCHCHNHCHCHCHSi(OCH
NCHCHNHCHCHCHSiCH(OCH
NCHCHNHCHCHNHCSi(OCH
NCHCHNHCHCH(CH)CHSi(OCH
NCHCHNHCHCH(CH)CHSi(OCHCH)
NCHCHNHCHCH(CH)CHSiCH(OCH)
NCSi(OCH
およびCNHCHCHCHSi(OCH
などのアルコキシシランを挙げることができる。また、これらのアミノ基含有有機ケイ素化合物を加水分解・縮合したものを用いることもできる。
本発明の実施形態において、このようなアミノ基を含有する有機ケイ素化合物および/またはその加水分解・縮合物(以下、アミノ基含有有機ケイ素化合物と示す。)により前記したポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の表面を処理する方法としては、この微粒子の表面をアミノ基含有有機ケイ素化合物により被覆された状態にすることができる方法であれば、いかなる方法であってもよい。例えば、ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子を適当な容器に入れ、次いで表面処理剤であるアミノ基含有有機ケイ素化合物を投入した後、撹拌しながら常温〜120℃の温度で1〜8時間混合し、接触させる方法を採ることができる。このとき、表面処理剤とともに、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコールやトルエン、キシレンなどの有機溶剤を分散媒として使用することにより、より均一な表面処理を行うことができる。また、粒子を均一に処理するために、超音波分散機または高速撹拌機など適宜な撹拌機で均一な分散状態にしてから表面処理を行うこともできる。
このように接触させることにより、ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の表面に、アミノ基含有有機ケイ素化合物を吸着させることができる。こうして吸着させるアミノ基含有有機ケイ素化合物の量は、化合物の種類や処理時間およびポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の粒径などを適宜選択することにより、調整することができる。好ましくは、ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子100重量部に対して、アミノ基含有有機ケイ素化合物の量を0.05〜100重量部、さらに好ましくは0.1〜50重量部、最も好ましくは0.2〜30重量部とする。
アミノ基含有有機ケイ素化合物の使用量が0.05重量部未満であると、毛髪に対するしっとり感の付与が十分でなく、反対に使用量が100重量部を超えると、ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子同士の凝集あるいは凝結が生じやすくなる。なお、アミノ基含有有機ケイ素化合物による被覆をより効果的に行うためには、製造後未乾燥状態にポリオルガノシスセスキオキサン微粒子を用いることが好ましい。
本発明の実施形態に使用される(B)成分の脂肪酸石けんとしては、炭素数が10〜22の飽和または不飽和の直鎖状あるいは分岐鎖状脂肪酸石けんが好ましい。炭素数12〜18の脂肪酸石けんの使用がより好ましく、特に、炭素数12〜14の脂肪酸と炭素数16〜18の脂肪酸との比率が1/1〜10/1である脂肪酸石けんの使用が好ましい。好ましい脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などが挙げられる。
また、(B)脂肪酸石けんを調製するにあたって、脂肪酸の中和に用いられるカチオンとしては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属イオン、マグネシウムなどのアルカリ土類金属イオン、トリエタノールアミン、アンモニアなどが挙げられるが、カリウムイオンまたはトリエタノールアミンがより好ましい。本発明の実施形態において、これらの脂肪酸石けんは、単独で使用しても2種以上を混合して用いてもよい。また、本発明の洗浄剤に配合する前に脂肪酸石けんを調製してもよいが、脂肪酸とアルカリの両者を洗浄剤組成物に配合し、組成物中で反応させて脂肪酸石けんとしてもよい。
本発明の実施形態において、(A)成分であるアミノ基含有有機ケイ素化合物により表面処理された球状シリコーン微粒子は、皮膚用液体洗浄剤全体に対して0.1〜15重量%、好ましくは0.2〜10重量%の割合で配合される。また、(B)成分である脂肪酸石けんは、皮膚用液体洗浄剤全体に対して2〜40重量%、より好ましくは5〜20重量%、特に好ましくは10〜20重量%の割合で配合される。そして、(A)成分と(B)成分との重量配合比((A)成分/(B)成分)は、1/200〜1/5の範囲とすることが好ましく、1/100〜1/10の範囲がさらに好ましい。配合比が1/200〜1/5の範囲を外れた場合には、洗浄時および乾燥後の使用感とすべすべ感およびしっとり感をともに満足させる皮膚用液体洗浄剤を得ることができない。
本発明の実施形態において、(C)成分であるカチオンコンディショニング剤は、カチオン界面活性剤、カチオンポリマー、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
これらの(C)カチオンコンディショニング剤は、皮膚用液体洗浄剤中に0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜8重量%、より好ましくは0.1〜3重量%の割合で含有される。
カチオン性界面活性剤としては、以下の一般式で表されるものが好適に用いられる。
Figure 0004667851
式中、R、R、RおよびRのうちで少なくとも1つは、8〜30個の炭素原子を有する脂肪族基あるいは22個以下の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基から選択され、残りのものは独立して、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族基あるいは22個以下の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基から選択される。Xはハロゲン(例えば塩化物、臭化物)、アセテート、クエン酸、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、スルホン酸塩、硫酸塩、アルキル硫酸塩およびアルキルスルホン酸ラジカルなどから選択される塩形成アニオンである。
脂肪族基は、炭素および水素原子に加えてエーテル結合およびアミノ基のような他の基を含有することができる。さらに、長鎖の脂肪族基、例えば炭素数12以上のものは、飽和でも不飽和でもよい。R、R、RおよびRは、独立して炭素数1〜22個のアルキル基から選択されることが好ましい。
有用なカチオン性界面活性剤の具体例としては、以下のCTFA名称:クオタニウム−8、クオタニウム−14、クオタニウム−18、クオタニウム−18メソスルフェート、クオタニウム−24およびこれらの混合物を有する物質が含まれるが、これらに限定されない。なお、「CTFA」は、化粧品、洗面用品、および芳香剤協会(The Cosmetic, Toiletry, and Fragrance Association, Inc.)を表す。
前記式(化1)で表されるカチオン性界面活性剤の中では、少なくとも16個の炭素原子を有する少なくとも1つのアルキル鎖を分子内に含有しているものが好ましい。このようなカチオン性界面活性剤の例としては:例えば、クローダ(Croda)社製の商品名インクロクァット(INCROQUAT)TMC−80や、三洋化成社からエコノール(ECONOL)TM22として入手可能なベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド;ニッコー・ケミカルズ(Nikko Chemicals)社から商品名CA−2350として入手可能なセチルトリメチルアンモニウムクロリド;水素添加タローアルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、二水素添加タローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアンモニウムクロリド、ジ(ベヘニル/アラキジル)ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルプロピレングリコールホスフェートジメチルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアロイルアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド、およびN−(ステアロイルコラミノホルミルメチル)ピリジニウムクロリドなどが挙げられるが、これらに限定されない。
好ましいカチオン性界面活性剤は、置換基の少なくとも1つが、ラジカル鎖に置換基または結合として存在する1つ以上の芳香族基、エーテル基、エステル基、アミド基、またはアミノ部分を含有し、R〜R基の少なくとも1つがアルコキシ基(好ましくは炭素数1〜3のアルコキシ基)、ポリオキシアルキレン基(好ましくは炭素数1〜3のポリオキシアルキレン基)、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アルキルエステル基、およびこれらの組み合わせから選択される1つ以上の親水性部分を含有する親水的に置換されたカチオン性界面活性剤である。親水的に置換されたカチオン性界面活性剤は、前記範囲内に位置する2〜10個の非イオン親水性部分を含有していることが好ましい。親水的に置換された好ましいカチオン性界面活性剤には、以下の式(化2)から(化7)で表されるものが含まれる
Figure 0004667851
式中、nは8〜28、x+yは2〜40の数を表し、Z1は短鎖アルキル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基、より好ましくはメチル基、あるいは(CHCHO)Hである。x+y+zは60以下、Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 0004667851
式中、mは1〜5の数、R、R10およびR11のうち1つ以上は、それぞれ独立して炭素数1〜30のアルキル基であり、その他はCHCHOHであり、R12、R13およびR14のうち1つまたは2つはそれぞれ炭素数1〜30のアルキル基であり、その他はCHCHOHである。Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 0004667851
これらの式のそれぞれにおいて、Zはアルキル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基であり、Zは短鎖ヒドロキシアルキル基好ましくはヒドロキシメチル基またはヒドロキシエチル基であり、pおよびqはそれぞれ2〜4の整数で、好ましくは2〜3、より好ましくは2である。R15およびR16は、それぞれ置換または非置換炭化水素、好ましくは炭素数12〜20のアルキル基またはアルケニル基、Xは前記の塩形成アニオンである。
Figure 0004667851
式中、R16はヒドロカルビル基、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基であり、ZおよびZはそれぞれ短鎖ヒドロカルビル基、好ましくは炭素数2〜4のアルキル基またはアルケニル基より好ましくはエチル基であり、rは2〜40好ましくは7〜30の数、Xは前記の塩形成アニオンである。
Figure 0004667851
式中、R18およびR19は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基より好ましくはメチル基、Zは炭素数12〜22のヒドロカルビル基、アルキルカルボキシ基またはアルキルアミド基である。Aはたんぱく質、好ましくはコラーゲン、ケラチン、乳たんぱく質、シルク、大豆たんぱく質、小麦たんぱく質、またはそれらの加水分解型であり、Xは前記塩形成アニオンである。
Figure 0004667851
式中、sは2または3、R20およびR21は、それぞれ炭素数1〜3のヒドロカルビル基好ましくはメチル基であり、Xは前記塩形成アニオンである。
有用な親水的に置換されているカチオン性界面活性剤の例としては、次のCTFA名称:クオタニウム−16、クオタニウム−26、クオタニウム−27、クオタニウム−30、クオタニウム−33、クオタニウム−43、クオタニウム−52、クオタニウム−53、クオタニウム−56、クオタニウム−60、クオタニウム−61、クオタニウム−62、クオタニウム−70、クオタニウム−71、クオタニウム−72、クオタニウム−75、クオタニウム−76加水分解コラーゲン、クオタニウム−77、クオタニウム−78、クオタニウム−79加水分解コラーゲン、クオタニウム−79加水分解ケラチン、クオタニウム−79加水分解乳タンパク質、クオタニウム−79加水分解シルク、クオタニウム−79加水分解大豆タンパク質およびクオタニウム−79加水分解小麦タンパク質、クオタニウム−80、クオタニウム−81、クオタニウム−82、クオタニウム−83、クオタニウム−84を有する物質ならびにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
とりわけ好ましい親水的に置換されているカチオン性界面活性剤としては、ジアルキルアミドエチルヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキルアミドエチルジモニウム塩、ジアルキロイルエチルヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキロイルエチルジモニウム塩、およびこれらの混合物が挙げられる。
これらは、次のような商品名で市販されている。すなわち、ウィットコ化学(Witco Chemical)社のバリソフト(VARISOFT)110、バリクァット(VARIQUAT)K1215および638、マクインタイア(McIntyre)社のマックプロ(MACKPRO)KLP、マックプロWLW、マックプロMLP、マックプロNSP、マックプロNLW、マックプロWWP、マックプロNLP、マックプロSLP、アクゾ(Akzo)社のエトクァッド(ETHOQUAD)18/25、エトクァッド0/12PG、エトクァッドC/25、エトクァッドS/25、およびエトデュオクァッド、ヘンケル(Henkel)社のデェイクァッド(DEHYQUA)SP、およびICIアメリカ社のアトラス(ATLAS)G265などである。
次に、実施形態において有用なカチオンポリマーについて記載する。なお、「ポリマー」なる用語は、1種類のモノマーの重合によって製造される物質、および2種以上のモノマーによって製造される物質を包含するものとする。
カチオンポリマーは、水溶性カチオンポリマーであることが好ましい。「水溶性」カチオンポリマーとは、水に十分に可溶性であり、25℃の水(蒸留水または同等の水)に0.1%の濃度で肉眼で見て実質的に透明な溶液を形成するポリマーを意味する。好ましいカチオンポリマーは、十分に可溶性であり、0.5%の濃度でさらに好ましくは1.0%の濃度で実質的に透明な溶液を形成する。
好適なカチオンポリマーとしては、例えば、1−ビニル−2−ピロリドンおよび1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば塩化物)のコポリマー(「CTFA」ではポリクアテリウム−16と呼ばれる)、BASFワイアンドット(BASF Wyandotte Corp.、米国ニュージャージー州、パルシパニー)社より市販されている商品名ルビクアット(LUVIQUAT)(例えば、ルビクアット FC 370);1−ビニル−2−ピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「CTFA」ではポリクオタニウム−11と呼ばれる)、ガフコーポレーション(Gaf Corporation、米国、ニュージャージー州、ウェイン)社より市販されている商品名ガフクアット(GAFQUAT)(例えばガフクアット755N);ジメチルジアリルアンモニウム塩化物ホモポリマーおよびアクリルアミドとジメチルジアリルアンモニウム塩化物コポリマーを含むカチオンジアリル第四級アンモニウム含有ポリマー、(「CTFA」業界ではポリクオタニウム6およびポリクオタニウム7と呼ばれる);米国特許第4,009,256号に記載の3〜5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモポリマーおよびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩が挙げられる。
使用可能な他のカチオンポリマーとしては、多糖ポリマー、例えばカチオンセルロース誘導体およびカチオンデンプン誘導体が挙げられる。好適なカチオン多糖ポリマーとしては、次の式(化8)を有するものが挙げられる。
Figure 0004667851
式中、Aはデンプン無水グルコース残基またはセルロース無水グルコース残基などの無水グルコース残基であり、Rは、アルキレンオキシアルキレン基、ポリオキシアルキレン基、またはヒドロキシアルキレン基またはこれらの組み合わせである。R22、R23およびR24は、それぞれ独立してアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、アルコキシアルキル基、またはアルコキシアリール基から選択され、それぞれの基は18個以下の炭素を含有し、各カチオン部分の炭素総数(すなわちR22、R23およびR24の炭素数の合計)は好ましくは20以下である。Xは前述のようなアニオン対イオンである。
カチオンセルロースは、アメルコール社(Amerchol Corp.、米国、ニュージャージー州、エディソン)から商品名ポリマーJRおよびLRシリーズで、ヒドロキシエチルセルロースとトリメチルアンモニウム置換エポキシドを反応させた塩として市販されており、「CTFA」業界ではポリクオタニウム10と呼ばれている。他の型のカチオンセルロースとしては、ヒドロキシエチルセルロースとラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドを反応させたポリマー第四級アンモニウム塩、「CTFA」業界ではポリクオタニウム24と呼ばれるものが挙げられる。これらの物質は、前記アメルコール社から商品名ポリマーLM−200として市販されている。
他のカチオンポリマーとしては、グアーヒドロキシプロピル塩化トリモニウム(ケラネ−ゼ社(Celanese Corp.)から市販されている商品名ジャガーR(JaguarR)シリーズ)のようなカチオングアーゴム誘導体が挙げられる。また、第四級窒素含有セルロースエーテル(例えば米国特許3,962,418に記載されているもの)、およびエーテル化セルロースおよびデンプン(例えば米国特許3,958,581に記載されているもの)が挙げられる。
これらの(C)カチオンコンディショニング剤のうちで、カチオンポリマーの使用が好ましい。
本発明の実施形態において、(D)成分である水は、(A)アミノ基含有有機ケイ素化合物により表面処理された球状シリコーン微粒子と(B)脂肪酸石けんおよび(C)カチオンコンディショニング剤の分散媒として用いられる。(D)水の配合により、均一な皮膚用液体洗浄剤を得ることができる。
本発明の実施形態においては、これら(A)〜(D)の各成分を常法にしたがって混合することにより、液状の洗浄剤組成物を調製することができる。組成物中には、必要に応じて、化粧料で一般的に用いられる界面活性剤を配合することができ、さらに粘度調整剤、防腐剤、消毒剤、香料、色素などの任意成分を添加することができる。組成物の形態としては、乳液状が好ましく、皮膚用の洗浄剤、特に手、顔または全身用洗浄剤として使用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例において、部は重量部を、%は重量%をそれぞれ表す。
(合成例1)
温度計、還流器および撹拌器を備えた反応容器に、電気伝導度計(東亜電波工業(株)製;CM−11P)を用いて測定した電気伝導度が0.96μS/cmの水1800部を仕込み、これに塩酸を添加し、伝導度が4.80μS/cmになるように調整した。この溶液を25℃で撹拌しながら、その中にメチルトリメトキシシラン300部を1時間かけて添加し、さらに撹拌を2時間継続して加水分解を行いシラノール溶液を得た。
得られたシラノール溶液の温度を15℃に調整し、0.37%のアンモニア水溶液を13.2部添加し、1分間撹拌した後撹拌を停止して5時間静置した。次いで、静置後の反応溶液を、200メッシュの金網を通過させてから吸引ろ過を行い、湿ケーキ状の白色粉末を得た。
こうして得られた粉末を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用いて屈折率1.425に設定して測定したところ、平均粒子径が5.6μmであった。また、この粉末の一部を200℃で乾燥し、電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状であった。
次いで、反応容器に、得られた湿ケーキ状の白色粉末(平均粒径5.6μmの球状ポリメチルシルセスキオキサン粒子)30部とエタノール80部を仕込み、超音波分散装置を使用して均一な分散液を調製した。次に、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン2部を反応容器に仕込み、70℃で4時間加熱しながら撹拌した。その後、粒子を分離しアセトン100部で洗浄して、前記アミノシランで表面処理された粒子を得、さらにこの粒子を50℃で14時間乾燥した。
こうして得られた微粒子(S−1)を電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状を保持しており、粒子同士の凝結も見られなかった。
(合成例2)
γ−アミノプロピルトリエトキシシランの代わりに、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランを使用した以外は合成例1と同様にして、アミノシランで表面処理された粒子(S−2)を得た。得られた微粒子(S−2)を、電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状を保持しており、粒子同士の凝結も見られなかった。
(合成例3)
温度計、還流器および撹拌器を備えた反応容器に、電気伝導度計(東亜電波工業(株)製;CM−11P)を用いて測定した電気伝導度が1.09μS/cmの水750部を仕込み、これに塩酸を添加し、伝導度が5.40μS/cmになるように調整した。この溶液を25℃で撹拌しながら、その中に、メチルトリメトキシシラン100部にテトラメトキシシラン2.8部を加えた混合物を1時間かけて添加し、さらに撹拌を2時間継続して加水分解を行い、シラノール溶液を得た。
得られたシラノール溶液の温度を15℃に調整し、10%のアンモニア水溶液を1.64部添加し、1分間撹拌した後撹拌を停止して5時間静置した。静置後の反応溶液を、325メッシュの金網を通過させてから吸引ろ過を行い、湿ケーキ状の白色粉末を得た。
こうして得られた粉末を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;S100Q)を用い、屈折率を1.425に設定して測定したところ、平均粒子径が2.1μmであった。また、この粉末の一部を200℃で乾燥し、電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状であった。
続いて、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランの部分加水分解物を調製した。すなわち、温度計、撹拌器、滴下装置を備えた100ml反応容器に、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン50gを仕込み、25℃とした。これに、電気伝導度計を用いて測定した電気伝導度が0.86μS/cmの水4.4gを30分かけて滴下した。滴下終了後に溶液を80℃まで昇温し、撹拌を1時間継続した。次いで、反応溶液を90℃まで昇温して、加水分解で生成したメタノールを3時間かけて留去した。その後、反応溶液を100℃で3時間加熱撹拌した後、室温まで冷却して、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランの部分加水分解物を得た。
次に、反応容器に、先に得られた湿ケーキ状の白色粉末(平均粒径2.1μmの球状ポリメチルシルセスキオキサン粒子)30部とメタノール100部を仕込み、超音波分散装置を使用して均一な分散液を調製した。次いで、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン部分加水分解物1.5部を反応容器に仕込み、65℃で5時間加熱しながら撹拌した。その後、粒子を分離しアセトン100部で洗浄して、前記アミノシランで表面処理された粒子を得、さらにこの粒子を50℃で14時間乾燥した。
こうして得られた微粒子(S−3)を、電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状を保持しており、粒子同士の凝結も見られなかった。
(合成例4)
温度計、還流器および撹拌器を備えた反応容器に、電気伝導度計(東亜電波工業(株)製;CM−11P)を用いて測定した電気伝導度が0.96μS/cmの水1800部を仕込み、これに塩酸を添加し、伝導度が4.80μS/cmになるように調整した。この溶液を25℃で撹拌しながら、その中にメチルトリメトキシシラン300部を1時間かけて添加し、さらに撹拌を2時間継続して加水分解を行い、シラノール溶液を得た。
得られたシラノール溶液の温度を15℃に調整し、0.37%のアンモニア水溶液を13.2部添加し、1分間撹拌した後撹拌を停止して5時間静置した。静置後の反応溶液を、200メッシュの金網を通過させてから吸引ろ過を行い、湿ケーキ状の白色粉末を得た。
こうして得られた粉末を、150℃で一晩乾燥した後ジェットミルを用いて粉砕を行い、白色粉末(球状ポリメチルシルセスキオキサン微粒子)(S−4)を得た。この粉末(S−4)を粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用いて屈折率を1.425に設定して測定したところ、平均粒子径が5.6μmであった。また、この粉末を電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状であった。
(合成例5)
電気伝導度計(東亜電波工業(株)製;CM−11P)を用いて測定した電気伝導度が0.90μS/cmの蒸留水360部を反応容器に仕込み、希塩酸を添加して混合溶液の電気伝導度を4.50μS/cmに調整した。次いで、この溶液にシクロヘキサノール30部を入れ、撹拌しながらさらにメチルトリメトキシシラン90部を加え、室温下で撹拌をさらに4時間続けた。
次に、混合溶液の液温を18℃まで冷却し、撹拌しながらこれに0.38%のアンモニア水溶液2部を添加し、さらに5分間撹拌を行った。次いで、撹拌を停止して12時間室温に放置した後、吸引ろ過を行い、湿ケーキを得た。この湿ケーキを150℃で一晩乾燥し、白色の乾燥粉末(S−5)41部を得た。
この粉末を、粒度分布測定装置(COULTER(株)製;LS100Q)を用いて屈折率を1.425に設定して測定したところ、平均粒子径が22.3μmであった。また、この粉末を電子顕微鏡で観察したところ、粒子形状は真球状であった。
実施例1〜3,比較例1〜4
合成例1〜5で得られた球状シリコーン粒子(S−1)〜(S−4)並びにシリコーンオイル(s−1)および(s−2)をそれぞれ使用し、表1に示す組成(重量%)でボディーソープを調製した。次いで、こうして調製されたボディーソープについて、10名のパネリストに、洗浄中の「泡立ち」、「しっとり感」および「すべすべ感」と、洗浄後の「しっとり感」および「すべすべ感」を、それぞれ下記の基準で5段階の点数付けを行ってもらい、その平均値を算出した。これらの評価結果を表1に示す。
なお、シリコーンオイル(s−1)および(s−4)としては、以下に示すものをそれぞれ使用した。
s−1:粘度(25℃)が500mPa・sのポリジメチルシロキサン
s−2:アミノ変性シリコーンオイル(当社製TSF4703)
[評価基準]
(泡立ち)
5:良い⇔1:悪い
(しっとり感)
5:有り⇔1:無し
(すべすべ感)
5:すべり心地よい⇔1:滑らず悪い
Figure 0004667851
表1から明らかなように、実施例1〜3で得られたボディーソープは、泡立ちが良好で洗浄時および乾燥後のしっとり感、すべすべ感に極めて優れている。
本発明の皮膚用液体洗浄剤は、泡立ちが良く使用感に優れているうえに、洗浄時および乾燥後のしっとり感、すべすべ感に極めて優れているので、ボディーソープ、ボディーシャンプーのような全身用洗浄剤、手のひら洗浄用のハンドソープ、洗顔料などに好適する。

Claims (2)

  1. (A)γ−アミノプロピルトリエトキシシランとその加水分解・縮合物、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランとその加水分解・縮合物、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランとその加水分解・縮合物、から選ばれる少なくとも1種によって表面処理されている球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子0.1〜15重量%と、
    (B)脂肪酸石けん2〜40重量%と、
    (C)カチオンコンディショニング剤0.01〜20重量%と、
    (D)水
    をそれぞれ含有することを特徴とする皮膚用液体洗浄剤。
  2. 前記球状ポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の平均粒子径が1〜30μmであることを特徴とする請求項1記載の皮膚用液体洗浄剤。
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