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JP4640448B2 - 両網対応電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般公衆回線網とIP網の両方を利用して電話通信することが可能である両網対応電話装置に関する。
下記の特許文献1には、一般公衆回線網を利用して電話通信することが可能である電話装置(ファクシミリ装置)が開示されている。この電話装置は、親機と複数の子機によって構成されている。また、下記の特許文献2には、IP網を利用して電話通信することが可能であるIP電話装置が開示されている。なお、IP電話装置を利用して電話通信するためには、そのIP電話装置のIPアドレスとIP電話識別情報(例えばSIPURI)をIP電話サーバに登録する必要がある。
特開2001−24813号公報 国際公開第03/073714号パンフレット
IP網を利用して電話通信するためには、IP通信を行なうためのソフトウェアが必要とされる。例えば、親機と子機によって構成される電話装置の場合、親機と子機のそれぞれをIP電話装置として機能させるためには、親機と子機のそれぞれに上記のソフトウェアを搭載することが考えられる。しかしながら、この構成を採用すると、親機と子機のそれぞれに上記のソフトウェアを記憶するための記憶領域が必要になり、製造コストの増加につながる。
本明細書では、IP通信を行なうためのソフトウェアが搭載されていない非IP電話装置がIP網を利用して電話通信することを可能とする技術を提供する。
本発明の両網対応電話装置は、一般公衆回線網とIP網の両方を利用して電話通信することが可能である。両網対応電話装置は、当該両網対応電話装置を介して一般公衆回線網を利用して電話通信することが可能である非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成するIP電話識別情報作成手段と、当該両網対応電話装置のIPアドレスと、IP電話識別情報作成手段によって作成された前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録する登録手段と、前記IP電話サーバから送信される通話要求を受信する第1の通話要求受信手段と、一般公衆回線網を介して送信される通話要求を受信する第2の通話要求受信手段と、第1の通話要求受信手段によって受信された通話要求が前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいる第1の場合に、前記非IP電話装置に通話要求通知指示を送信し、第2の通話要求受信手段によって通話要求が受信される第2の場合に、前記非IP電話装置に通話要求通知指示を送信する通知指示送信手段と、前記第1の場合に、両網対応電話装置自身で通話要求通知を実行せず、前記第2の場合に、両網対応電話装置自身で通話要求通知を実行する通知実行手段と、前記非IP電話装置に入力され、前記非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報を受信するIP電話識別情報受信手段と、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求を前記IP電話サーバに送信する通話要求送信手段と、通話要求送信手段によって送信された通話要求に対するレスポンスを受信するレスポンス受信手段と、通知指示送信手段によって送信された通話要求通知指示に応じて前記非IP電話装置で通話開始操作が実行されたこと、又は、レスポンス受信手段によって受信されたレスポンスが肯定的なレスポンスであることを条件として、前記IP電話サーバから送信される音声データを前記非IP電話装置に転送するとともに、前記非IP電話装置から送信される音声データを前記IP電話サーバに転送する音声データ転送手段とを備える。
本明細書の一つの形態の両網対応電話装置は、一般公衆回線網とIP網の両方を利用して電話通信することが可能である。一般公衆回線網の一例としては、PSTN(Public Switched Telephone Network)やISDN(Integrated Services Digital Network))を挙げることができる。また、IP網は、インターネットプロトコル(Voice over Internet Protocol)を利用して通信することが可能であるあらゆる通信網を含む概念である。上記の両網対応電話装置は、IP電話識別情報作成手段と登録手段と通話要求受信手段と通知指示送信手段とIP電話識別情報受信手段と通話要求送信手段とレスポンス受信手段と音声データ転送手段とを備える。これらの各手段の具体的な構成について以下に説明する。
IP電話識別情報作成手段は、当該両網対応電話装置を介して一般公衆回線網を利用して電話通信することが可能である非IP電話装置(一般電話装置と言い換えることもできる)のためのIP電話識別情報を作成する。なお、両網対応電話装置と非IP電話装置は、いわゆる親機と子機の関係であってもよいし、そうでなくてもよい。また、IP電話識別情報作成手段がIP電話識別情報を作成する手法は特に限定されない。例えば、IP電話識別情報作成手段は、ランダムに複数の文字(アルファベット及び/又は数字及び/又は所定の記号)を抽出し、それらの文字列を含むIP電話識別情報を作成してもよい。また、例えば、IP電話識別情報作成手段は、両網対応電話装置自身に設定されているIP電話識別情報と他の文字とを組み合せることによって、非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成してもよい。登録手段は、当該両網対応電話装置のIPアドレスと、IP電話識別情報作成手段によって作成された非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録する。これにより、非IP電話装置がIP電話サーバに登録されることになる。
通話要求受信手段は、IP電話サーバから送信される通話要求を受信する。通知指示送信手段は、通話要求受信手段によって受信された通話要求が非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいることを条件として、非IP電話装置に通話要求通知指示を送信する。この結果、非IP電話装置において通話要求通知が実行されることになる。なお、「通話要求通知」という用語は、最も広義に解釈されるべきものであり、通話要求が受信されたことをユーザに通知することが可能である様々な手法を含む概念である。例えば、「通話要求通知」の一例として、音を出力すること(鳴動させること)、振動させること、所定の表示を行なうこと、ランプの挙動を変えること等を挙げることができる。非IP電話装置のユーザは、通話要求が受信されたことを知ることができ、非IP電話装置において通話開始操作(通話を開始するための操作;例えばフックキーの操作)を実行することができる。音声データ転送手段は、通知指示送信手段によって送信された通話要求通知指示に応じて非IP電話装置で通話開始操作が実行されたことを条件として、IP電話サーバから送信される音声データを非IP電話装置に転送するとともに、非IP電話装置から送信される音声データをIP電話サーバに転送する。なお、上記の「条件として」という用語は、他の条件(AND条件及び/又はOR条件)が付加されるのを排除するものではない。以下でも、「条件として」という用語を利用する場合は同様である。
非IP電話装置のユーザは、電話することを望む相手のIP電話識別情報を非IP電話装置に入力することができる。IP電話識別情報受信手段は、非IP電話装置に入力され、非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報を受信する。通話要求送信手段は、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求をIP電話サーバに送信する。レスポンス受信手段は、通話要求送信手段によって送信された通話要求に対するレスポンスを受信する。どのようなレスポンスが受信されるのかは、通話要求送信先の挙動に依存する。例えば、通話要求送信先において通話開始操作が実行された場合には、レスポンス受信手段は、肯定的なレスポンスを受信する。また、例えば、通話要求送信先が通話中であって通話要求に対応することができない場合には、レスポンス受信手段は、否定的なレスポンスを受信する。音声データ転送手段は、レスポンス受信手段によって受信されたレスポンスが肯定的なレスポンスであることを条件として、IP電話サーバから送信される音声データを非IP電話装置に転送するとともに、非IP電話装置から送信される音声データをIP電話サーバに転送する。
上記の両網対応電話装置を利用すると、非IP電話装置がIP網を利用して電話通信することが可能になる。
通常、IP電話サーバには、多数のIP電話装置のIP電話識別情報が登録される。IP電話サーバに登録される個々のIP電話識別情報はユニークでなければならない。従って、IP電話識別情報作成手段は、IP電話サーバに登録されていないIP電話識別情報を作成する必要がある。このために、IP電話識別情報作成手段は、非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成する際に、当該両網対応電話装置のためのIP電話識別情報を含むIP電話識別情報を作成してもよい。両網対応電話装置のIP電話識別情報はユニークであるために、それを含むIP電話識別情報もユニークなものになるはずである。この構成によると、非IP電話装置のためにユニークなIP電話識別情報を作成することができる。
IP電話識別情報作成手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置ためのIP電話識別情報を作成してもよい。登録手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該両網対応電話装置のIPアドレスと、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録してもよい。両網対応電話装置は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報と、当該非IP電話装置を特定する特定情報とを対応づけて記憶する第1記憶手段をさらに備えていてもよい。
通知指示送信手段は、通話要求受信手段によって受信された通話要求が通話要求送信先として含んでいるIP電話識別情報に対応づけて第1記憶手段に記憶されている特定情報を特定し、当該特定情報によって特定される非IP電話装置に通話要求通知指示を送信してもよい。この構成によると、複数の非IP電話装置のうちの特定の非IP電話装置を送信先とする通話要求が受信された場合に、その非IP電話装置のみに通話要求通知指示を送信することができる。
また、IP電話識別情報受信手段は、非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報と当該非IP電話装置を特定する特定情報とを受信してもよい。この場合、通話要求送信手段は、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、IP電話識別情報受信手段によって受信された特定情報に対応づけて第1記憶手段に記憶されているIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求をIP電話サーバに送信してもよい。この構成によると、複数の非IP電話装置のいずれからでもIP網を利用して電話をかけることができる。
IP電話識別情報作成手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置ためのIP電話識別情報を作成してもよい。両網対応電話装置は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、異なるポート番号を割り当てるポート番号割り当て手段をさらに備えていてもよい。登録手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該両網対応電話装置のIPアドレスと当該非IP電話装置に割り当てられたポート番号の組合せと、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録してもよい。両網対応電話装置は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報と、当該非IP電話装置に割り当てられたポート番号と、当該非IP電話装置を特定する特定情報とを対応づけて記憶する第2記憶手段をさらに備えていてもよい。
通知指示送信手段は、通話要求受信手段によって受信された通話要求のポート番号に対応づけて第2記憶手段に記憶されている特定情報を特定し、当該特定情報によって特定される非IP電話装置に通話要求通知指示を送信してもよい。この構成によると、複数の非IP電話装置のうちの特定の非IP電話装置を送信先とする通話要求が受信された場合に、その非IP電話装置のみに通話要求通知指示を送信することができる。
また、IP電話識別情報受信手段は、非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報と当該非IP電話装置を特定する特定情報とを受信してもよい。通話要求送信手段は、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、IP電話識別情報受信手段によって受信された特定情報に対応づけて第2記憶手段に記憶されているIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求をIP電話サーバに送信してもよい。この構成によると、複数の非IP電話装置のいずれからでもIP網を利用して電話をかけることができる。
非IP電話装置が両網対応電話装置を介して一般公衆回線網を利用して電話通信するためには、非IP電話装置の設定情報(例えば、非IP電話装置のデバイスID、無線通信のための設定情報等)を両網対応電話装置に登録する必要がある。このために、両網対応電話装置は、両網対応電話装置及び/又は非IP電話装置に所定の操作が実行されたことを条件として、非IP電話装置が一般公衆回線網を利用して電話通信するための設定情報を非IP電話装置から取得する設定情報通信手段をさらに備えていてもよい。この場合、設定情報通信手段によって非IP電話装置の設定情報が取得されたことを条件として、IP電話識別情報作成手段が非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成するとともに、登録手段が当該両網対応電話装置のIPアドレスと非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録してもよい。この構成によると、非IP電話装置の設定情報を両網対応電話装置に登録するための操作(上記の所定の操作)をユーザが行なえば、非IP電話装置の設定情報を両網対応電話装置に登録することができるのみならず、その非IP電話装置をIP電話サーバに登録することもできる。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の特徴の一部をまとめておく。
(形態1)両網対応電話装置は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用して電話通信を行なってもよい。他のプロトコルが利用されてもよい。例えば、「H.323」、「MGCP(Media Gateway Control Protocol)」、「H.248/MEGACO(Media Gateway Control)」等が利用されてもよい。
(形態2)SIPが利用される場合、通話要求は、INVITEである。また、通話要求に対する肯定的なレスポンスは、200 OKである。また、通話要求に対する否定的なレスポンスは、486 BusyHereである。
(形態3)両網対応電話装置は、一般公衆回線網からの通話要求が受信されたことを条件として、自身において通話要求通知を実行するとともに、非IP電話装置に通話要求通知指示を送信する。一方において、両網対応電話装置は、IP網からの通話要求が受信され、かつ、その通話要求の送信先が当該両網対応電話装置であることを条件として、自身において通話要求通知を実行する。この場合、両網対応電話装置は、非IP電話装置に通話要求通知指示を送信しない。また、両網対応電話装置は、IP網からの通話要求が受信され、かつ、その通話要求の送信先が非IP電話装置であることを条件として、非IP電話装置に通話要求通知指示を送信する。この場合、両網対応電話装置は、自身において通話要求通知を実行しない。
(形態4)以下の構成を有するIP電話装置も有用である。
(1)非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成するIP電話識別情報作成手段。
(2)当該IP電話装置のIPアドレスと、IP電話識別情報作成手段によって作成された前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録する登録手段。
(3)前記IP電話サーバから送信される音声データを前記非IP電話装置に転送するとともに、前記非IP電話装置から送信される音声データを前記IP電話サーバに転送する音声データ転送手段。
(第1実施例)
図1は、本実施例の電話ネットワークシステム2を示す。
(システムの全体構成)
電話ネットワークシステム2は、内線網10とIP電話装置120とインターネット104とSIPサーバ106とPSTN174と一般電話180等を備える。
内線網10は、親機20と複数の子機ハンドセット50,70,80を有する。親機20は、インターネット104(IP網)に接続されている。親機20にはSIPURIが設定されている。親機20のSIPURIは、親機20の製造段階において予め設定されていてもよい。また、親機20のSIPURIは、ユーザによって任意に設定されるものであってもよい。本実施例では、前者を採用している。親機20は、インターネット104を利用して電話通信を行なうことが可能である。即ち、親機20は、IP電話装置として機能する。親機20は、PSTN174(一般公衆回線網)にも接続されている。親機20は、PSTN174を利用して電話通信を行なうことが可能である。即ち、親機20は、一般電話装置としても機能することができる。
子機ハンドセット50,70は、IP通信を行なうためのソフトウェアを有していない。即ち、子機ハンドセット50,70は、非IP電話装置である。子機ハンドセット50,70は、親機20を介してPSTN174を利用して電話通信を行なうためのソフトウェアを有している。一方において、子機ハンドセット80は、IP通信を行なうためのソフトウェアを有している。即ち、子機ハンドセット80は、SIPURIが予め設定されており、IP電話装置として機能することができる。子機ハンドセット80は、親機20を介してPSTN174を利用して電話通信を行なうためのソフトウェアも有している。
IP電話装置120は、インターネット104に接続されている。IP電話装置120にはSIPURIが予め設定されている。本実施例では、IP電話装置120は、一般電話装置として機能せず、IP電話装置としてのみ機能する。
SIPサーバ106は、内線網10とIP電話装置120のそれぞれのSIPURIを記憶することができる。SIPサーバ106は、親機20のIPアドレスと親機20のSIPURIとを対応づけて記憶している。SIPサーバ106は、IP電話装置120のIPアドレスとIP電話装置120のSIPURIとを対応づけて記憶している。即ち、SIPサーバ106には親機20とIP電話装置120が登録されている。SIPサーバ106は、子機ハンドセット50,70,80のそれぞれのSIPURIも記憶することができる。この点については、後で詳しく説明する。SIPサーバ106は、インターネット104に接続されている。SIPサーバ106は、内線網10とIP電話装置120の間で行なわれる電話通信を制御する。内線網10とIP電話装置120の間で電話通信のための通信される各種コマンドは、SIPサーバ106を経由して送信される。なお、本実施例では、PSTN174に一般電話180が接続されている。
(親機の構成)
親機20の構成について説明する。図2は、親機20の構成を示す。親機20は、親機側制御部22と無線通信インターフェイス24とIPネットワークインターフェイス26と記憶部28とPSTNインターフェイス34と操作部36と表示部38と親機ハンドセット40等を有する。親機側制御部22は、記憶部28に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。親機側制御部22が実行する処理の内容については、後で詳しく説明する。無線通信インターフェイス24は、各子機ハンドセット50,70,80と無線通信するためのインターフェイスである。IPネットワークインターフェイス26には、LAN回線100が接続されている。LAN回線100は、インターネット104に接続されている(図1参照)。親機20は、IPネットワークインターフェイス26とLAN回線100を介してインターネット104にアクセスすることができる。PSTNインターフェイス34には、PSTN回線170が接続されている。PSTN回線170は、PSTN174に接続されている(図1参照)。親機20は、PSTNインターフェイス34とPSTN回線170を介してPSTN174を利用して電話通信を行なうことができる。
記憶部28は、ROM、EEPROM、RAM等によって構成されている。記憶部28は、プログラム記憶領域30と子機情報記憶領域31とその他の記憶領域32等を有する。プログラム記憶領域30は、親機側制御部22によって実行されるべきプログラムを記憶している。例えば、プログラム記憶領域30は、SIPを利用して電話通信を行なうためのプログラム、PSTNを利用して電話通信を行なうためのプログラム、子機ハンドセット50,70,80を親機20に登録するためのプログラム等を記憶している。
子機情報記憶領域31は、子機ハンドセット50,70,80に関する情報を記憶している。図3は、子機情報記憶領域31の記憶内容の一例を示す。子機情報記憶領域31は、複数の組合せ情報200,202,204を記憶することが可能である。各組合せ情報200,202,204は、子機ID210とSIPURI212とが対応づけられた情報である。本実施例では、組合せ情報200が子機ハンドセット50に対応し、組合せ情報202が子機ハンドセット70に対応し、組合せ情報204が子機ハンドセット80に対応するものとする。子機ID210は、子機ハンドセット50,70,80に予め設定されているIDであってもよいし、親機20が各子機ハンドセット50,70,80のために割り当てたIDであってもよい。本実施例では、前者を採用している。詳しくは後述するが、親機20は、非IP電話装置である子機ハンドセット50,70のSIPURIを作成し、そのSIPURIをSIPサーバ106に登録する。このSIPURIが、子機情報記憶領域31のSIPURI212の欄に記憶される。なお、親機20は、IP電話装置である子機ハンドセット80については、その子機ハンドセット80の子機IDのみを記憶し、その子機ハンドセット80のSIPURIは記憶しない(組合せ情報204参照)。
記憶領域32は、記憶領域30,31に記憶されるべき情報以外の情報を記憶することができる。記憶領域32は、例えば、親機20に設定されているIPアドレス32aと、親機20に設定されているSIPURI32bと、SIPサーバ106のIPアドレス32cとを記憶している。なお、本実施例では、親機20のSIPURI32bは、「aaa@example.com」である。
操作部36は、複数のキーを有する。ユーザは、操作部36を操作することによって、様々な情報を親機20に入力することができる。表示部38は、様々な情報を表示することができる。親機ハンドセット40は、スピーカ42とマイク44を有する。親機ハンドセット40は、親機本体に有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよい。ユーザは、スピーカ42とマイク44を利用して通話を行なうことができる。ユーザは、親機ハンドセット40を利用して、親機20から電話をかけたり、親機20で電話を受けたりすることができる。
(子機ハンドセットの構成)
続いて、子機ハンドセット50の構成について説明する。本実施例の子機ハンドセット50は、コードレスタイプである。図4は、子機ハンドセット50の構成を示す。子機ハンドセット50は、子機側制御部52と無線通信インターフェイス54と操作部56と表示部58とスピーカ60とマイク62と記憶部64等を有する。子機側制御部52は、記憶部64に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。子機側制御部52が実行する処理の内容については、必要に応じて後で説明する。無線通信インターフェイス54は、親機20と無線通信するためのインターフェイスである。
操作部56は、複数のキーを有する。例えば、操作部56は、フックキーやテンキーを有する。子機ハンドセット50は、使用されていない状態ではオンフック状態になっている。ユーザは、子機ハンドセット50を利用して電話をかける際にフックキーを操作することができる。これにより、子機ハンドセット50は、オフフック状態になる。次いで、ユーザは、テンキーを操作することによって(もしくは短縮ダイヤル等を操作することによって)、通話要求の送信先の電話識別情報(SIPURI又はPSTN電話番号)を子機ハンドセット50に入力する。これにより、ユーザは、電話をかけることができる。なお、ユーザは、電話識別情報を先に入力し、次いでフックキーを操作してオフフック状態にしても、電話をかけることができる。また、ユーザは、電話がかかってきている状態(通話要求通知中)でフックキーを操作することによって、子機ハンドセット50をオフフック状態にすることができる。これにより、ユーザは、電話に出ることができる。以下では、電話をかけるためにオフフック状態にすること、及び、電話に出るためにオフフック状態にすることを「通話開始操作」と呼ぶ。
表示部58は、様々な情報を表示することができる。ユーザは、スピーカ60とマイク62を利用して通話を行なうことができる。記憶部64は、プログラム記憶領域66とその他の記憶領域68を有する。プログラム記憶領域66は、子機側制御部52によって実行されるべきプログラムを記憶している。例えば、プログラム記憶領域66は、親機20と無線通信するためのプログラム、子機ハンドセット50を親機20に登録するためのプログラム等を記憶している。プログラム記憶領域66は、IP通信を行なうためのプログラムを記憶していない。このために、プログラムを記憶するROMの容量が少なくて済む。また、子機ハンドセット50は、IP通信を行なうためのハードウェアを搭載する必要もない。ソフトウェアとハードウェアの両方において構成を簡易化することができるために、子機ハンドセット50の製造コストを低減させることができる。記憶領域68は、プログラム記憶領域66に記憶されるべき情報以外の情報を記憶することが可能である。記憶領域68は、例えば、子機ハンドセット50のデバイスID68aを記憶している。
子機ハンドセット70は、子機ハンドセット50と同様の構成を有している。ただし、子機ハンドセット70は、子機ハンドセット50と異なるデバイスIDを記憶している。また、子機ハンドセット80も、子機ハンドセット50と同様の構成を有している。ただし、子機ハンドセット80は、IP通信を行なうためのプログラムを記憶している。子機ハンドセット80は、自身に設定されているSIPURIを記憶している。また、子機ハンドセット80は、子機ハンドセット50,70と異なるデバイスIDを記憶している。
(その他のデバイスの構成)
なお、IP電話装置120は、親機20と同様の構成を有する。ただし、IP電話装置120は、PSTN174を利用して電話通信を行なうことができない。この点が親機20と異なる。IP電話装置120は、LAN回線102を介してインターネット104にアクセスすることができる。また、一般電話180は、公知の一般電話と同様の構成を備えていればよく、詳しい説明を省略する。一般電話180は、PSTN174を利用して電話通信することが可能である。
(登録処理)
続いて、親機側制御部22が実行する処理の内容について説明する。まず、登録処理の内容について説明する。登録処理は、ユーザが以下の操作を実行することをトリガとして実行される。例えば子機ハンドセット50からPSTN174を利用して電話通信するためには、子機ハンドセット50を親機20に登録する必要がある、即ち、子機ハンドセット50の初期登録が必要である。このために、ユーザは、子機ハンドセット50の操作部56(図4参照)に所定の操作(例えば所定のキーの操作)を実行する。この所定の操作は、子機ハンドセット50を登録モードにするための操作と言い換えることもできる。さらに、ユーザは、親機20の操作部36(図2参照)にも所定の操作(例えば所定のキーの操作)を実行する。この所定の操作は、親機20を登録モードにするための操作と言い換えることもできる。これにより、親機側制御部22が登録処理を実行する。なお、登録処理を実行するためのトリガは、上記に限られない。例えば、親機20の操作部36に所定の操作が実行されなくても、子機ハンドセット50の操作部56に所定の操作が実行されると、登録処理が実行されてもよい。また、例えば、子機ハンドセット50の操作部56に所定の操作が実行されなくても、親機20の操作部36に所定の操作が実行されると登録処理が実行されてもよい。
図4は、登録処理のフローチャートを示す。子機ハンドセット50(一部の処理は子機ハンドセット80)について行なわれる登録処理を例にして以下の処理を説明する。登録処理が開始されると、子機ハンドセット50は、記憶領域68(図4参照)に記憶されているデバイスID68aを親機20に送信する。親機20は、デバイスID68aを受信する(S10)。親機側制御部22は、子機情報記憶領域31に新たな組合せ情報200を記憶するための領域を確保し、その領域の子機ID210の欄にS10で受信されたデバイスID68aを記憶する(S12)。図3の例では、子機ハンドセット50の子機ID210として「XXX」が記憶される。なお、親機側制御部22は、子機ハンドセット50から送信された子機ID210を記憶せず、子機ハンドセット50のために識別子を作成し、その識別子を記憶するようにしてもよい。S12で記憶される情報は、子機ハンドセット50を特定することが可能である情報であれば、どのようなタイプの情報であってもよい。
また、登録処理が開始されると、子機ハンドセット50は、デバイスID68aのみではなく、自身がIP通信可能な機種であるのか否かを示す情報も親機20に送信する。親機側制御部22は、この情報に基づいて、子機ハンドセット50がIP通信可能であるのか否かを判断する(S14)。本実施例の子機ハンドセット50はIP通信を行なうことができないために、S14でNOと判断される。この場合、S22に進む。
一方において、例えば、IP通信可能である子機ハンドセット80について登録処理が行なわれた場合、S14でYESと判断される。この場合、親機側制御部22は、記憶領域32(図2参照)に記憶されているSIPサーバ106のIPアドレス32cを子機ハンドセット80に送信する(S16)。これにより、子機ハンドセット80は、自身に設定されているIPアドレスと自身に設定されているSIPURIとをSIPサーバ106に送信することができる。SIPサーバ106は、子機ハンドセット80のIPアドレスと子機ハンドセット80のSIPURIとを対応づけて記憶する。これにより、SIPサーバ106に子機ハンドセット80が登録される。S16を終えると、登録処理が終了する。
一方において、S22では、親機側制御部22は、子機ハンドセット50のためのSIPURIを作成する。本実施例では、親機側制御部22は、記憶領域32(図2参照)に記憶されている自身のSIPURI32bを含むSIPURIを作成する。本実施例では、親機20のSIPURI32bは、「aaa@example.com」である。このために、これらの文字列に少なくとも1つの文字(アルファベット及び/又は数字及び/又は所定の記号(ハイフン、ドット、アンダーバー等))が付加されたSIPURIが作成される。本実施例では、子機ハンドセット50のためのSIPURIとして、「bbb.aaa@example.com」が作成される。なお、親機側制御部22は、上記の「少なくとも1つの文字」をランダムに選択してもよいし、予め決められているルール(即ちプログラム)に従って文字を選択してもよい。親機側制御部22は、子機情報記憶領域31に既に登録されているSIPURIと異なるSIPURIを作成する。例えば、子機情報記憶領域31に子機ハンドセット70のSIPURIが既に登録されている場合、それと異なるSIPURIを子機ハンドセット50のために作成する。
次いで、親機側制御部22は、REGISTERコマンドをSIPサーバ106に送信する(S24)。なお、親機20は、自身が登録されているSIPサーバ106のIPアドレス32cを知っている。このために、S24においてREGISTERコマンドをSIPサーバ106に送信することができる。上記のREGISTERコマンドは、親機20のIPアドレス32a(図2参照)とS22で作成されたSIPURIとを含んでいる。SIPサーバ106は、親機20のIPアドレス32aと子機ハンドセット50のSIPURIとを対応づけて記憶する。これにより、SIPサーバ106に子機ハンドセット50が登録される。
続いて、親機側制御部22は、子機ハンドセット50の子機IDに対応づけて、S22で作成されたSIPURIを子機情報記憶領域31に記憶する(S26)。図3の例では、子機ハンドセット50の子機ID「XXX」に対応づけてSIPURI「bbb.aaa@example.com」が記憶される。S26を終えると、登録処理が終了する。
なお、子機ハンドセット50の場合と同様の登録処理によって、子機ハンドセット70の子機IDとSIPURIが子機情報記憶領域31に記憶される。図3の例では、子機ハンドセット70の子機ID「YYY」に対応づけてSIPURI「ccc.aaa@example.com」が記憶される。また、SIPサーバ106に子機ハンドセット70が登録される。子機ハンドセット50,70,80が子機情報記憶領域31に記憶されると、子機ハンドセット50,70,80は、親機20を介してPSTN網を利用して電話通信することが可能になる。また、子機ハンドセット50,70が子機情報記憶領域31に記憶されると、子機ハンドセット50,70は、親機20を介してIP網を利用して電話通信することが可能になる。なお、IP電話装置である子機ハンドセット80は、親機20を介さずに、IP網を利用して電話通信することが可能である。
(通話要求受信処理)
図6は、親機側制御部22によって実行される通話要求受信処理のフローチャートを示す。例えば、IP電話装置120のユーザは、内線網10(親機20又はいずれかの子機ハンドセット50,70)のSIPURIを入力することによって内線網10に電話をかけることができる。この場合、IP電話装置120からSIPサーバ106に通話要求(INVITE)が送信される。このINVITEは、送信元であるIP電話装置120のSIPURIと、送信先である内線網10のSIPURIとを含んでいる。SIPサーバ106は、INVITEを受信する。SIPサーバ106は、内線網10の各通話デバイス20,50,70のSIPURIと親機20のIPアドレスとを対応づけて記憶(登録)している。このために、SIPサーバ106は、INVITEに含まれる送信先のSIPURIがいずれの通話デバイス20,50,70に対応するものであっても、INVITEに含まれる送信先のSIPURIから親機20のIPアドレスを特定する。SIPサーバ106は、親機20のIPアドレスを送信先としてINVITEを転送する。これにより、親機20のIPネットワークインターフェイス26(図2参照)によってINVITEが受信される。この場合、通話要求受信処理が実行される。
また、一般電話180のユーザは、一般電話180に内線網10のPSTN電話番号(数字列)を入力することによって内線網10に電話をかけることができる。この場合、一般電話180からPSTN174に通話要求が送信される。これにより、PSTNインターフェイス34(図2参照)によって通話要求が受信される。この場合も、通話要求受信処理が実行される。
なお、IP電話装置120のユーザは、子機ハンドセット80のSIPURIを入力することによって、子機ハンドセット80に電話をかけることができる。この場合、IP電話装置120からSIPサーバ106にINVITEが送信される。このINVITEは、送信元であるIP電話装置120のSIPURIと、送信先である子機ハンドセット80のSIPURIとを含んでいる。SIPサーバ106は、子機ハンドセット80のSIPURIと子機ハンドセット80のIPアドレスとを対応づけて記憶(登録)している。このために、SIPサーバ106は、INVITEに含まれる送信先のSIPURIから子機ハンドセット80のIPアドレスを特定する。SIPサーバ106は、子機ハンドセット80のIPアドレスを送信先としてINVITEを転送する。これにより、子機ハンドセット80によってINVITEが受信される。この場合、子機ハンドセット80は、通話要求通知(リング音の出力等)を実行する。子機ハンドセット80において通話開始操作が実行されると、子機ハンドセット80とIP電話装置120との間で通話用通信セッションRTP(Real−time Transport Protocol)が確立される。子機ハンドセット80とIP電話装置120との間で電話通信することが可能になる。子機ハンドセット80は、親機20を介さずに、IP網を利用して電話通信することができる。
親機側制御部22は、PSTN174からの通話要求であるのか、あるいは、インターネット104からの通話要求であるのかを判断する(S40)。この判断は、通話要求が受信されたインターフェイスがどちらのインターフェイス26,34であるのかを判断することによって行なわれる。PSTN174からの通話要求である場合、親機側制御部22は、S40でYESと判断する。この場合、S42に進む。一方において、インターネット104からの通話要求である場合、親機側制御部22は、S40でNOと判断する。この場合、図7のS70に進む。
なお、一般電話180からの通話要求がS40で受信されたものとして、S42以降の処理を説明する。S42では、親機側制御部22は、親機20のスピーカ42(図2参照)からリング音を出力する。また、親機側制御部22は、各子機ハンドセット50,70,80に通話要求通知指示を送信する。各子機ハンドセット50,70,80(子機側制御部52)は、通話要求通知指示を受信すると、通話要求通知を行なう。例えば、リング音をスピーカ60から出力する。通話要求通知(リング音の出力等)が実行されると、ユーザは、電話がかかってきたことを知ることができる。
親機側制御部22は、親機ハンドセット40と子機ハンドセット50,70,80のいずれかにおいて、通話開始操作(即ちフックキーの操作)が実行されることを監視する(S44)。なお、いずれのハンドセットで通話開始操作が実行される前に、一般電話180で電話が切断された場合(一般電話180でオンフックされた場合)、親機側制御部22は、親機20のスピーカ42からリング音を出力することを停止する。さらに、親機側制御部22は、各子機ハンドセット50,70,80に通話要求通知を停止するための指示を送信する。これにより、各子機ハンドセット50,70,80は、通話要求通知を停止する。
親機ハンドセット40がユーザによって持ち上げられると(即ちオフフック状態にされると)、親機側制御部22は、S44でYESと判断する。また、子機ハンドセット50,70,80は、通話要求通知中にフックキーが操作されると、通話開始操作が実行されたことを示す情報を親機20に送信する。親機側制御部22は、親機20(無線通信インターフェイス24)でこの情報が受信されると、S44でYESと判断する。なお、この情報は、通話開始操作が実行された子機ハンドセットのデバイスIDを含んでいる。このために、親機側制御部22は、いずれの子機ハンドセットで通話開始操作が実行されたのかを知ることができる。S44でYESの場合、親機側制御部22は、親機20のスピーカ42からリング音を出力することを停止する。また、親機側制御部22は、各子機ハンドセット50,70,80に通話要求通知を停止するための指示を送信する。
次いで、親機側制御部22は、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットと一般電話180との間で通話可能状態を構築する(S46)。例えば、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットが親機ハンドセット40である場合、親機側制御部22は、PSTN174からの音声データをスピーカ42から出力し、マイク44に入力された音声データをPSTN174に送信する。また、例えば、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットが子機ハンドセット50である場合、親機側制御部22は、PSTN174からの音声データを子機ハンドセット50に転送するとともに、子機ハンドセット50からの音声データをPSTN174に転送する。
一般電話180で通話終了操作が行なわれた場合(一般電話180でオンフックされた場合)、一般電話180は、所定のコマンドを内線網10に送信する。親機側制御部22は、この所定のコマンドを受信することを監視している(S48)。ここでYESの場合、親機側制御部22は、通話終了処理を実行する(S50)。例えば、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットが子機ハンドセット50である場合、親機側制御部22は、電話が切断されたことを示す情報を子機ハンドセット50に送信する。S50を終えると、通話要求受信処理が終了する。
また、親機側制御部22は、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットで通話終了操作が実行されることを監視している(S52)。例えば、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットが親機ハンドセット40である場合、親機ハンドセット40が元の位置に戻されると(オンフックされると)、親機側制御部22は、S52でYESと判断する。また、例えば、S44で通話開始操作が実行されたハンドセットが子機ハンドセット50である場合、子機ハンドセット50で通話終了操作が実行されると(オンフックされると)、子機ハンドセット50は、通話終了操作が実行されたことを示す情報を親機20に送信する。この場合、親機側制御部22は、S52でYESと判断する。S52でYESの場合、親機側制御部22は、一般電話180に所定のコマンド(通話終了コマンド)を送信する(S54)。これにより、通話要求受信処理が終了する。
続いて、インターネット104からの通話要求(即ちINVITE)が受信された場合に実行される処理について説明する。インターネット104からのINVITEが受信された場合、S40でNOと判断され、図7のS70が実行される。IP電話装置120から送信されたINVITEが受信されたものとして、S70以降の処理を説明する。
S70では、親機側制御部22は、INVITEに含まれる送信先のSIPURIが親機20のSIPURI32b(図2参照)であるのか、あるいは、いずれかの子機ハンドセット50,70のSIPURIであるのかを判断する。INVITEに含まれる送信先のSIPURIが親機20のSIPURI32bである場合、S70でYESと判断され、S72に進む。INVITEの含まれる送信先のSIPURIがいずれかの子機ハンドセット50,70のSIPURIである場合、S70でNOと判断され、図8のS110に進む。
S72では、親機側制御部22は、親機20のスピーカ42(図2参照)からリング音を出力する。ここでは、各子機ハンドセット50,70,80に通話要求通知指示が送信されない。次いで、親機側制御部22は、親機ハンドセット40で通話開始操作(即ちフックキーの操作)が実行されることを監視する(S74)。ここでYESの場合、親機側制御部22は、200 OKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、200 OKをIP電話装置120に転送する。IP電話装置120は、200 OKを受信すると、ACKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、ACKを内線網10(親機20)に転送する。親機20は、ACKを受信する(S78)。これにより、通話用通信セッションRTP(Real−time Transport Protocol)が確立される(S80)。
IP電話装置120に入力された音声データは、SIPサーバ106に送信される。SIPサーバ106は、音声データを内線網10(親機20)に転送する。親機側制御部22は、SIPサーバ106からの音声データをスピーカ42から出力する。また、親機側制御部22は、マイク44に入力された音声データをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、音声データをIP電話装置120に転送する。親機ハンドセット40とIP電話装置120の間で通話することが可能になる。
IP電話装置120で通話終了操作が行なわれた場合(オンフックされた場合)、IP電話装置120は、BYEをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、BYEを内線網10(親機20)に転送する。親機20は、BYEを受信する。この場合、親機側制御部22は、S82でYESと判断し、200 OKをSIPサーバ106に送信する(S84)。SIPサーバ106は、200 OKをIP電話装置120に転送する。これにより、通話用通信セッションRTPが切断され、通話要求受信処理が終了する。
また、親機側制御部22は、親機ハンドセット40で通話終了操作が実行されることを監視している(S86)。ここでYESの場合、親機側制御部22は、BYEをSIPサーバ106に送信する(S88)。SIPサーバ106は、BYEをIP電話装置120に転送する。IP電話装置120は、BYEを受信すると、200 OKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、200 OKを内線網10(親機20)に転送する。親機20は、200 OKを受信する(S90)。これにより、通話用通信セッションRTPが切断され、通話要求受信処理が終了する。
続いて、インターネット104からのINVITEに含まれる送信先のSIPURIがいずれかの子機ハンドセット50,70のSIPURIである場合に実行される処理について説明する。即ち、S70でNOの場合に実行される処理について説明する。S70でNOの場合、図8のS110に進む。
S110では、親機側制御部22は、INVITEに含まれる送信先のSIPURIに対応づけられている子機IDを子機情報記憶領域31(図2参照)から特定する。例えば、INVITEに含まれる送信先のSIPURIが「bbb.aaa@example.com」である場合、親機側制御部22は、子機ハンドセット50の子機ID「XXX」を特定する(図3参照)。子機ハンドセット50の子機IDがS110で特定されたものとして、以下の処理を説明する。
親機側制御部22は、子機ハンドセット50の状態を確認する(S112)。具体的に言うと、親機側制御部22は、子機ハンドセット50に状態確認コマンドを送信する。子機ハンドセット50は、状態確認コマンドを受信すると、自身の状態(通話中状態、待機状態等)を示す情報を親機20に送信する。この情報に基づいて、親機側制御部22は、子機ハンドセット50が待機状態であるのか否かを判断する(S114)。ここでNOの場合、親機側制御部22は、486 BusyHereをSIPサーバ106に送信する(S116)。SIPサーバ106は、486 BusyHereをIP電話装置120に転送する。これにより、IP電話装置120は、通話中を示す音を出力することができる。IP電話装置120のユーザは、子機ハンドセット50が通話中状態であることを知ることができる。S116を終えると、通話要求受信処理が終了する。
一方において、S114でYESの場合、親機側制御部22は、S110で特定された子機ハンドセット50に通話要求通知指示を送信する(S118)。即ち、親機側制御部22は、子機ハンドセット50の子機IDを送信先とする通話要求通知指示を無線通信によって送信する。ここでは、子機ハンドセット70,80には通話要求通知指示が送信されない。また、親機20のスピーカ42からリング音が出力されることもない。子機ハンドセット50は、通話要求通知指示を受信すると、通話要求通知(リング音の出力等)を行なう。ユーザは、電話がかかってきたことを知ることができる。
親機側制御部22は、子機ハンドセット50で通話開始操作が実行されることを監視する(S120)。子機ハンドセット50は、通話要求通知中にフックキーが操作されると、通話開始操作が実行されたことを示す情報を親機20に送信する。親機側制御部22は、この情報が受信されると、S120でYESと判断する。この場合、親機側制御部22は、200 OKをSIPサーバ106に送信する(S122)。SIPサーバ106は、200 OKをIP電話装置120に転送する。IP電話装置120は、200 OKを受信すると、ACKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、ACKを内線網10(親機20)に転送する。親機20は、ACKを受信する(S124)。これにより、通話用通信セッションRTPが確立される(S126)。
IP電話装置120に入力された音声データは、SIPサーバ106に送信される。SIPサーバ106は、音声データを内線網10(親機20)に転送する。親機側制御部22は、SIPサーバ106からの音声データを子機ハンドセット50に転送する。これにより、子機ハンドセット50のユーザは、IP電話装置120からの音声データを聞くことができる。一方において、ユーザによって子機ハンドセット50に入力された音声データは、親機20に送信される。親機側制御部22は、子機ハンドセット50からの音声データをSIPサーバ106に転送する。SIPサーバ106は、音声データをIP電話装置120に転送する。これにより、IP電話装置120のユーザは、子機ハンドセット50からの音声データを聞くことができる。子機ハンドセット50とIP電話装置120の間で通話することが可能になる。
S126を終えると、図9のS140に進む。親機側制御部22は、BYEを受信することを監視している(S140)。ここでYESの場合、親機側制御部22は、200 OKをSIPサーバ106に送信する(S142)。これにより、通話用通信セッションRTPが切断される。親機側制御部22は、BYEが受信されたことを示す情報(通話終了通知)を子機ハンドセット50に送信する(S144)。子機ハンドセット50(子機側制御部52)は、所定の音をスピーカ60(図4参照)から出力する。子機ハンドセット50のユーザは、電話が切断されたことを知ることができる。S144を終えると、通話要求受信処理が終了する。
また、親機側制御部22は、子機ハンドセット50で通話終了操作が実行されることを監視している(S146)。ここでYESの場合、親機側制御部22は、BYEをSIPサーバ106に送信する(S148)。親機20は、200 OKを受信する(S150)。これにより、通話用通信セッションRTPが切断され、通話要求受信処理が終了する。
(通話要求送信処理)
続いて、電話をかける際に親機側制御部22によって実行される処理について説明する。なお、本実施例では、子機ハンドセット50からインターネット104を利用して電話をかける場合の処理について説明する。親機20又は子機ハンドセット70からインターネット104を利用して電話をかける場合も同様の処理が実行される。親機20又は子機ハンドセット50,70,80からPSTN174を利用して電話をかける場合の処理については、公知の手法を利用すればよいために、詳しい説明を省略する。
子機ハンドセット50のユーザは、操作部56(図4参照)を操作することによって、通話することを望む相手のSIPURIを子機ハンドセット50に入力することができる。本実施例では、IP電話装置120のSIPURIが入力されたものとする。この場合、子機ハンドセット50は、IP電話装置120のSIPURIと自身のデバイスID(子機ID「XXX」)を親機20に送信する。親機側制御部22は、これらの情報を受信すると、図10のフローチャートを実行する。
親機側制御部22は、子機ハンドセット50の子機ID「XXX」に対応づけられているSIPURI「bbb.aaa@example.com」を子機情報記憶領域31から特定する。親機側制御部22は、子機ハンドセット50のSIPURIを送信元として含んでいるとともに、IP電話装置120のSIPURIを送信先として含んでいるINVITEをSIPサーバ106に送信する(S170)。SIPサーバ106は、IP電話装置120のSIPURIとIP電話装置120のIPアドレスとを対応づけて記憶(登録)している。このために、SIPサーバ106は、INVITEに含まれる送信先のSIPURIからIP電話装置120のIPアドレスを特定することができる。SIPサーバ106は、IP電話装置120のIPアドレスを送信先としてINVITEを転送する。これにより、IP電話装置120によってINVITEが受信される。
なお、S170の処理が実行された後であってS172又はS176でYESと判断されるまでの間に、子機ハンドセット50で通話終了操作が実行されると、親機側制御部22は、キャンセルコマンドをSIPサーバ106(IP電話装置120)に送信する。この場合、通話要求送信処理が終了する。
IP電話装置120は、通話状態中にINVITEを受信すると、486 BusyHereをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、486 BusyHereを親機20に転送する。この場合、親機側制御部22は、S172でYESと判断し、子機ハンドセット50に通話中を示す情報(通話不可能通知)を送信する(S174)。これにより、子機ハンドセット50(子機側制御部52)は、通話中を示す音を出力することができる。子機ハンドセット50のユーザは、IP電話装置120が通話中状態であることを知ることができる。S174を終えると、通話要求送信処理が終了する。
一方において、IP電話装置120は、待機状態中にINVITEを受信すると、通話要求通知を実行する。IP電話装置120のユーザによって通話開始操作が実行されると、IP電話装置120は、200 OKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、200 OKを親機20に転送する。この場合、親機側制御部22は、S176でYESと判断し、ACKをSIPサーバ106に送信する。SIPサーバ106は、ACKをIP電話装置120に転送する。これにより、通話用通信セッションRTPが確立される(S180)。親機側制御部22が音声データ通信を中継する点は、図8のS126の処理と同様である。なお、S182〜S192の処理については、図9のS140〜S150の処理と同様であるために、詳しい説明を省略する。
本実施例の電話ネットワークシステム2について詳しく説明した。このシステム2では、親機20は、非IP電話装置である子機ハンドセット50,70のSIPURIを作成し、SIPサーバ106に登録する。親機20は、子機ハンドセット50,70とSIPサーバ106の間で音声データを中継する。これにより、子機ハンドセット50,70がインターネット104を利用して電話通信することが可能である。本実施例の技術を利用すると、非IP電話装置をIP電話装置として機能させることができる。IP電話装置としての機能を有する子機ハンドセット80についても、PSTN174を介した通話に関しては、他の子機ハンドセット50,70と同様、親機20を介して通話を行う。一方において、IP網を利用した通話に関しては、親機20を介することなく、通話を行うこととなる。
また、親機20は、自身のSIPURIを含むSIPURIを子機ハンドセット50,70のために作成する。親機20のSIPURIがユニークなものであるために、子機ハンドセット50,70のSIPURIもユニークなものになる。複数の同じSIPURIがSIPサーバ106に登録されるのを防止することができる。
また、上記のシステム2では、子機ハンドセット50,70を親機20に初期登録することをトリガとして、子機ハンドセット50,70をSIPサーバ106に登録することができる。ユーザが子機ハンドセット50,70を親機20に初期登録するための操作を行なえば、子機ハンドセット50,70がSIPサーバ106に自動的に登録される。子機ハンドセット50,70をSIPサーバ106に登録するための操作をユーザが行なう必要がない。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点について説明する。本実施例では、親機20の子機情報記憶領域31の記憶内容が異なる。図11は、本実施例の子機情報記憶領域31の記憶内容の一例を示す。子機情報記憶領域31は、複数の組合せ情報230,232,234を記憶することが可能である。各組合せ情報230,232,234は、子機ID210とSIPURI212とポート番号214とが対応づけられた情報である。本実施例では、組合せ情報230が子機ハンドセット50に対応し、組合せ情報232が子機ハンドセット70に対応し、組合せ情報234が子機ハンドセット80に対応するものとする。子機ID210とSIPURI212については、第1実施例と同様である。ポート番号214は、親機20において利用可能なポート番号である。ポート番号214がどのようにして記憶されるのかについては、次に詳しく説明する。
(登録処理)
図12は、本実施例の登録処理のフローチャートを示す。S210〜S216については、図5のS10〜S16の処理と同様であるために、詳しい説明を省略する。S214でNOの場合、S224に進む。なお、子機ハンドセット50についてS224以降の処理を行なうものとして、以下の説明を続ける。S224については、図5のS22の処理と同様であるために、詳しい説明を省略する。次いで、親機側制御部22は、ポート番号を決定する(S226)。親機側制御部22は、未使用のポートの中から1つのポートをランダムに選択することによって、S226の処理を実行する。続いて、親機側制御部22は、REGISTERコマンドをSIPサーバ106に送信する(S228)。上記のREGISTERコマンドは、親機20のIPアドレス32a(図2参照)とS226で決定されたポート番号の組合せと、S224で作成されたSIPURI(子機ハンドセット50のSIPURI)とを含んでいる。SIPサーバ106は、親機20のIPアドレス32aとS226で決定されたポート番号の組合せと、子機ハンドセット50のSIPURIとを対応づけて記憶する。
次いで、親機側制御部22は、子機ハンドセット50のSIPURIとS226で決定されたポート番号とを子機情報記憶領域31に記憶する(S230)。本実施例では、子機ハンドセット50のポート番号として、「sssss」が記憶される(図11参照)。なお、子機ハンドセット70についてS224以降の処理が実行された場合、S230においてポート番号「ttttt」が子機情報記憶領域31に記憶される(図11参照)。S230を終えると、登録処理が終了する。
なお、親機20は、自身をSIPサーバ106に登録する際に、自身のIPアドレス32aと予め決められているポート番号(デフォルトのポート番号)の組合せと、自身のSIPURI32bとをSIPサーバ106に送信する。このために、SIPサーバ106は、親機20のIPアドレス32aと上記のデフォルトのポート番号の組合せと、親機20のSIPURI32bとを対応づけて記憶している。
上述したように、本実施例のSIPサーバ106は、内線網10を構成する通話デバイス20,50,70のそれぞれについて、IPアドレス32aとポート番号の組合せを記憶している。このために、例えば、IP電話装置120が子機ハンドセット50に電話をかける場合、SIPサーバ106は、親機20のIPアドレス32aと子機ハンドセット50のポート番号の組合せを送信先として、INVITEを送信する。親機側制御部22は、INVITEが受信されたポート番号に基づいて、子機ハンドセット50の子機ID「XXX」を子機情報記憶領域31から特定することができる。即ち、親機側制御部22は、INVITEを解析してINVITEに含まれる送信先のSIPURIを特定しなくても、子機ハンドセット50の子機ID「XXX」を特定することができる。本実施例では、図7のS70、及び、図8のS110の処理を実行する際にINVITEを解析する処理が必要ないために、プログラムを簡単化することができる。また、子機ハンドセット50,70を別々のポートに割り当てることで、例えば、一方の子機ハンドセットによりIP網を使用した通信が行われている間であっても、他方の子機ハンドセットによりIP網を使用した通信を行うことができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に記載しておく。
上記の実施例では、図8のS112において、親機側制御部22は、状態確認コマンドを子機ハンドセットに送信してレスポンスを受信することによって、子機ハンドセットの状態を確認する。しかしながら、親機20は、子機ハンドセットの状態を常に監視しておいてもよい。例えば、子機ハンドセットにおいて電話をかけるための操作が実行されると、親機20は、その子機ハンドセットに対応づけて通話中状態を記憶してもよい。一方において、その子機ハンドセットにおいて電話が切断されると、親機20は、その子機ハンドセットに対応づけて待機状態を記憶してもよい。各子機ハンドセット50,70の状態を監視して記憶しておくと、図8のS112において状態確認コマンドを送信しなくても、子機ハンドセット50,70の状態を特定することができる。
また、上記の実施例では、図5のS22において、親機20のSIPURI「aaa@example.com」の前に文字(例えばbbb.)を付加することによって、子機ハンドセット50のSIPURIを作成している。しかしながら、親機側制御部22は、親機20のSIPURIを構成する複数の文字列の中間部分に文字を付加することによって、子機ハンドセット50のSIPURIを作成してもよい。例えば、親機側制御部22は、「aaa」と「@example.com」の間に文字を付加することによって、子機ハンドセット50のSIPURIを作成してもよい。この場合、例えば、「aaa.bbb@example.com」のようなSIPURIが作成される。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
電話ネットワークシステムの構成の一例を示す。 親機の構成の一例を示す。 子機情報記憶領域の記憶内容の一例を示す。 子機ハンドセットの構成の一例を示す。 登録処理のフローチャートを示す。 通話要求受信処理のフローチャートを示す。 図6の続きのフローチャートを示す。 図7の続きのフローチャートを示す。 図8の続きのフローチャートを示す。 通話要求送信処理のフローチャートを示す。 第2実施例の子機情報記憶領域の記憶内容の一例を示す。 第2実施例の登録処理のフローチャートを示す。
符号の説明
2:電話ネットワークシステム
10:内線網
20:親機
22:親機側制御部
28:記憶部
31:子機情報記憶領域
32a:親機のIPアドレス
32b:親機のSIPURI
32c:SIPサーバのIPアドレス
40:親機ハンドセット
50,70,80:子機ハンドセット
104:インターネット
106:SIPサーバ
120:IP電話装置
180:一般電話
210:子機ID
212:子機ハンドセットのSIPURI

Claims (5)

  1. 一般公衆回線網とIP網の両方を利用して電話通信することが可能である両網対応電話装置であり、
    当該両網対応電話装置を介して一般公衆回線網を利用して電話通信することが可能である非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成するIP電話識別情報作成手段と、
    当該両網対応電話装置のIPアドレスと、IP電話識別情報作成手段によって作成された前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけてIP電話サーバに登録する登録手段と、
    前記IP電話サーバから送信される通話要求を受信する第1の通話要求受信手段と、
    一般公衆回線網を介して送信される通話要求を受信する第2の通話要求受信手段と、
    第1の通話要求受信手段によって受信された通話要求が前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいる第1の場合に、前記非IP電話装置に通話要求通知指示を送信し、第2の通話要求受信手段によって通話要求が受信される第2の場合に、前記非IP電話装置に通話要求通知指示を送信する通知指示送信手段と、
    前記第1の場合に、両網対応電話装置自身で通話要求通知を実行せず、前記第2の場合に、両網対応電話装置自身で通話要求通知を実行する通知実行手段と、
    前記非IP電話装置に入力され、前記非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報を受信するIP電話識別情報受信手段と、
    IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求を前記IP電話サーバに送信する通話要求送信手段と、
    通話要求送信手段によって送信された通話要求に対するレスポンスを受信するレスポンス受信手段と、
    通知指示送信手段によって送信された通話要求通知指示に応じて前記非IP電話装置で通話開始操作が実行されたこと、又は、レスポンス受信手段によって受信されたレスポンスが肯定的なレスポンスであることを条件として、前記IP電話サーバから送信される音声データを前記非IP電話装置に転送するとともに、前記非IP電話装置から送信される音声データを前記IP電話サーバに転送する音声データ転送手段と
    を備える両網対応電話装置。
  2. IP電話識別情報作成手段は、前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成する際に、当該両網対応電話装置のためのIP電話識別情報を含むIP電話識別情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の両網対応電話装置。
  3. IP電話識別情報作成手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置ためのIP電話識別情報を作成し、
    登録手段は、前記複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該両網対応電話装置のIPアドレスと、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけて前記IP電話サーバに登録し、
    前記複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報と、当該非IP電話装置を特定する特定情報とを対応づけて記憶する第1記憶手段をさらに備え、
    通知指示送信手段は、前記第1の場合に、第1の通話要求受信手段によって受信された通話要求が通話要求送信先として含んでいるIP電話識別情報に対応づけて第1記憶手段に記憶されている特定情報を特定し、当該特定情報によって特定される非IP電話装置に通話要求通知指示を送信し、前記第2の場合に、前記複数の非IP電話装置のそれぞれに通話要求通知指示を送信し、
    IP電話識別情報受信手段は、非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報と当該非IP電話装置を特定する特定情報とを受信し、
    通話要求送信手段は、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、IP電話識別情報受信手段によって受信された特定情報に対応づけて第1記憶手段に記憶されているIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求を前記IP電話サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の両網対応電話装置。
  4. IP電話識別情報作成手段は、複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置ためのIP電話識別情報を作成し、
    前記複数の非IP電話装置のそれぞれについて、異なるポート番号を割り当てるポート番号割り当て手段をさらに備え、
    登録手段は、前記複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該両網対応電話装置のIPアドレスと当該非IP電話装置に割り当てられたポート番号の組合せと、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報とを対応づけて前記IP電話サーバに登録し、
    前記複数の非IP電話装置のそれぞれについて、当該非IP電話装置のためのIP電話識別情報と、当該非IP電話装置に割り当てられたポート番号と、当該非IP電話装置を特定する特定情報とを対応づけて記憶する第2記憶手段をさらに備え、
    通知指示送信手段は、前記第1の場合に、第1の通話要求受信手段によって受信された前記通話要求のポート番号に対応づけて第2記憶手段に記憶されている特定情報を特定し、当該特定情報によって特定される非IP電話装置に通話要求通知指示を送信し、前記第2の場合に、前記複数の非IP電話装置のそれぞれに通話要求通知指示を送信し、
    IP電話識別情報受信手段は、非IP電話装置から送信されるIP電話識別情報と当該非IP電話装置を特定する特定情報とを受信し、
    通話要求送信手段は、IP電話識別情報受信手段によって受信されたIP電話識別情報を通話要求送信先として含んでいるとともに、IP電話識別情報受信手段によって受信された特定情報に対応づけて第2記憶手段に記憶されているIP電話識別情報を通話要求送信元として含んでいる通話要求を前記IP電話サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の両網対応電話装置。
  5. 当該両網対応電話装置及び/又は前記非IP電話装置に所定の操作が実行されたことを条件として、前記非IP電話装置が一般公衆回線網を利用して電話通信するための設定情報を前記非IP電話装置から取得する設定情報通信手段をさらに備え、
    設定情報通信手段によって前記非IP電話装置の前記設定情報が取得されたことを条件として、IP電話識別情報作成手段が前記非IP電話装置のためのIP電話識別情報を作成するとともに、登録手段が当該両網対応電話装置のIPアドレスと前記非IP電話装置のための前記IP電話識別情報とを対応づけて前記IP電話サーバに登録する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の両網対応電話装置。
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