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JP4624203B2 - 建設機械用油圧制御装置 - Google Patents

建設機械用油圧制御装置 Download PDF

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JP4624203B2
JP4624203B2 JP2005212224A JP2005212224A JP4624203B2 JP 4624203 B2 JP4624203 B2 JP 4624203B2 JP 2005212224 A JP2005212224 A JP 2005212224A JP 2005212224 A JP2005212224 A JP 2005212224A JP 4624203 B2 JP4624203 B2 JP 4624203B2
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Description

この発明は、クローラを走行手段として用いる建設機械用油圧制御装置に関する。
図3は、従来から知られている建設機械用油圧制御装置で、第1可変容量形ポンプP1には第1回路系統Aを接続しているが、この第1回路系統Aは、その最上流位置にモータ用制御弁1を設け、このモータ用制御弁1の下流側に複数の作業機用制御弁2〜5を接続している。そして、上記モータ用制御弁1には一方の第1走行モータM1を接続し、作業機用制御弁3,5のそれぞれには作業機用のアクチュエータ6,7を接続している。なお、作業機用制御弁2にはそれに接続するアクチュエータを図示していないが、この作業機用制御弁2にはアタッチメント用のアクチュエータを接続するものである。また、作業機用制御弁4は、第1可変容量形ポンプP1の吐出流体をアクチュエータ14に合流させるためのものである。
一方、第2可変容量形ポンプP2には第2回路系統Bを接続しているが、この第2回路系統Bは、その最上流位置に走行直進切換弁8を設け、この走行直進切換弁8の下流側にモータ用制御弁9を設けている。さらに、このモータ用制御弁の下流側に複数の作業機用制御弁10〜12を接続している。そして、上記モータ用制御弁9には他方の第2走行モータM2を接続し、作業機用制御弁10,11のそれぞれには作業機用のアクチュエータ13,14を接続している。また、作業機用制御弁12は第2可変容量形ポンプP2の吐出流体をアクチュエータ7に合流させるためのものである。なお、上記作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれは、オープンセンタータイプのもので、それが図示の中立位置にあるとき、センター通路を開放するとともに、それらのアクチュエータポートと、第1,2可変容量形ポンプP1,P2との連通を遮断する。
また、上記のようにしたモータ用制御弁1,9,作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれには、図示していないパイロット圧制御手段を設けているが、このパイロット圧制御手段は、それに設けた操作レバーの操作角に応じてパイロット圧を制御するようにしている。そして、各パイロット圧制御手段で生成されたパイロット圧は、上記各制御弁1〜5および9〜12に設けたパイロット室1a,1b,2a,2b、3a,3b,4a,4b,5a,5b,6a,6b,7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10b,11a,11b,12a,12bに作用させるようにしている。
上記のようにした第1回路系統Aは、第1可変容量形ポンプP1を最上流に位置するモータ用制御弁1に直接接続するとともに、このモータ用制御弁1の上流側から並列通路15aを分岐させている。この並列通路15aは、第2回路系統Bに設けた走行直進切換弁8が図示のノーマル位置にあるとき、この走行直進切換弁8を介して第1回路系統Aに設けた並列通路15bに接続している。そして、上記作業機用制御弁2〜5のそれぞれは、上記並列通路15bを介して並列に接続されている。ただし、モータ用制御弁1が図示の中立位置にあるとき、このモータ用制御弁1の下流側に設けた並列通路15cおよびモータ用制御弁1を介して上記並列通路15bが第1可変容量形ポンプP1に接続するようにしている。
また、第2回路系統Bは、上記走行直進切換弁8の上流側から並列通路16aを分岐させるとともに、この並列通路16aに接続した並列通路16bを介して作業機用制御弁10〜12を接続している。言い換えると、走行直進切換弁8と、各作業機用制御弁10〜12とは、第2可変容量形ポンプP2に対して並列に接続されている。
一方、第2回路系統Bの最上流に設けた走行直進切換弁8は、その一方の側にパイロット室17を設け、他方の側にスプリング18のバネ力を作用させている。そして、このようにした走行直進切換弁8は、パイロット室17にパイロット圧が作用しない限り、スプリング18のバネ力の作用で図示のノーマル位置を保つ。このノーマル位置において、走行直進切換弁8は、第2可変容量形ポンプP2を第2回路系統Bのモータ用制御弁9に連通させるとともに、上記並列通路15aを並列通路15bに連通させる。また、この状態で、第2可変容量形ポンプP2は、並列通路16aおよび16bを介して作業機用制御弁10〜12に連通する。
そして、パイロット室17にパイロット圧が作用すると、走行直進切換弁8は、上記スプリング18のバネ力に抗して、図面左側位置である切換位置に切り換わる。走行直進切換弁8が上記切換位置に切り換わると、第1可変容量形ポンプP1が第2回路系統Bのモータ用制御弁9に連通するとともに、第2可変容量形ポンプP2は並列通路15bおよび並列通路16aに連通する。
したがって、第1可変容量形ポンプP1は、モータ用制御弁1と9とを介して、第1モータM1と第2モータM2とに連通する。言い換えると、第1可変容量形ポンプP1が、両モータM1,2に連通するので、第1可変容量形ポンプP1の吐出量が両モータM1,2に均等に振り分けられ、直進走行が可能になる。また、第2可変容量形ポンプP2は、第1,2回路系統A,Bの作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれに接続されることになる。
さらに、上記各制御弁1〜5および9〜12には、パイロット圧発生用の補助バルブ19〜23および24〜27を連接している。そして、モータ用制御弁1,9に設けた補助バルブ19,24はパイロットポンプ28に対して直列に接続されるとともに、補助バルブ19,24がモータ用制御弁1,9とともに中立位置にあるとき、パイロットポンプ28を、戻り通路29を介してタンクTに連通させる。しかし、モータ用制御弁1,9を中立位置からいずれかに切り換えると、上記補助バルブ19,24が閉じるようにしている。
また、作業機用制御弁2〜5および10〜12に設けた補助バルブ20〜23および25〜27は、パイロットポンプ28に対して直列に接続されるとともに、補助バルブ20〜23および24〜26が作業機用制御弁2〜5および10〜12とともに中立位置にあるとき、パイロットポンプ28を、戻り通路29を介してタンクTに連通させる。しかし、作業機用制御弁2〜5および10〜12を中立位置からいずれかに切り換えると、上記補助バルブ20〜23および25〜27が閉じるようにしている。
なお、パイロットポンプ28は、中立位置にあるモータ用制御弁1の補助バルブ19および戻り通路30を介してタンクTに連通するとともに、中立位置にあるモータ用制御弁9の補助バルブ24および戻り通路29を介してタンクTに連通している。言い換えると、パイロットポンプ28は、補助バルブ24から戻り通路29に導くルートと、補助バルブ19から戻り通路30に導くルートとの2つのルートを介してタンクTに連通している。
いずれにしても、補助バルブ19と24,および20〜23,25〜27のいずれか一つ以上が閉じると、それら補助バルブを介して成立していたタンクTに連通する直列のルートが遮断されるので、そこにパイロットポンプ28によるパイロット圧が発生する。このようにして発生したパイロット圧は、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用することになる。
なお、図中符号31,32は、パイロットポンプ28に連通する通路に設けた絞りで、これら絞り31,32間を補助バルブ20に導くルートの分岐点としているが、この分岐点を作業機信号ポート33に連通させている。さらに、上記絞り31の上流側を、補助バルブ19に導くルートの分岐点とし、上記絞り32の下流側を走行直進切換弁8のパイロット室17と補助バルブ19を介して戻り通路30に連通するルートに接続されるようにしている。
また、図中符号34は絞りであり、パイロットポンプ28から補助バルブ19および24を経由して戻り通路29に連通するルートであって、上記補助バルブ19の上流側に設けたものである。そして、この絞り34の下流側は、走行信号出力ポート35に連通している。
さらに、符号36,37は最下流の作業機用制御弁5,12の下流側に設けたネガティブ制御用手段で、各制御弁1〜5あるいは9〜12のそれぞれが図示の中立位置にあるとき、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の作動油は、上記各制御弁1〜5あるいは9〜12のそれぞれの中立流路を経由して戻り通路30,29に流出するが、このときの作動油がネガティブ制御用手段36,37を通過することによって、その上流側に圧力を発生させる。そして、このときの圧力によって、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出量を変化させる。例えば、各制御弁を中立位置に保っているときには、ネガティブ制御用手段36,37の上流側の圧力が高くなる。この状態では、ポンプ吐出量が余っていることになるので、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出量を減少させる。
今、作業機用制御弁2〜5および10〜12のすべてを中立位置にしてアクチュエータ6,7および13,14を作動させていない状態で、モータ用制御弁1,9のみを切り換えると、パイロットポンプ28の吐出油は、絞り31,32間における上記分岐点から、補助バルブ20→21→22→23→27→26→25および戻り通路29を経由してタンクTに戻される。したがって、走行直進切換弁8のパイロット室17にも圧力が立たず、走行直進切換弁8はスプリング18のバネ力の作用で図示のノーマル位置を保つ。
上記のように走行直進切換弁8が図示のノーマル位置を保った状態では、第1可変容量形ポンプP1の吐出油はモータ用制御弁1に直接供給されるとともに、第2可変容量形ポンプP2の吐出油は、走行直進切換弁8を経由してモータ用制御弁9に供給される。したがって、両第1走行モータM1,M2が回転して、当該建設機械は走行することになる。なお、このとき絞り34の下流側が上記のように補助バルブ19によって閉じられるので、この絞り34の下流側に圧力が発生する。この圧力は、当該建設機械が走行中であることを示す信号として、走行信号検出ポート35から検出することができる。
一方、上記のように建設機械を走行させている最中に、いずれかの作業機用制御弁を中立位置から切り換えると、その切り換えられた作業機用制御弁に設けた補助バルブも閉じるので、上記した補助バルブ20→21→22→23→27→26→25のルートも閉ざされる。このように開いている補助バルブを介して形成されるルートが閉ざされれば、モータ用制御弁1,9に設けた補助バルブ19,24が閉じていることと相まって、パイロットポンプ28とタンクTとの連通が遮断されることになる。
パイロットポンプ28とタンクTとの連通が遮断されれば、その分パイロットポンプ28の吐出圧が上昇するとともに、その上昇したパイロット圧が走行直進切換弁8のパイロット室17に作用する。このようにパイロット室17にパイロット圧が作用すれば、走行直進切換弁8が上記ノーマル位置から、図面左側位置である切換位置に切り換わる。走行直進切換弁8が上記切換位置に切り換われば、第2可変容量形ポンプP2の吐出油が、第1回路系統Aの並列通路15bと、第2回路系統Bの並列通路16bに供給されるとともに、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、両モータ用制御弁1および9に供給されることになる。
言い換えると、上記のように走行中に作業機系のアクチュエータを動作させたときには、第1可変容量形ポンプP1が両第1走行モータM1,M2を受け持ち、第2可変容量形ポンプP2は、第1,2回路系統A,Bのアクチュエータを受け持つことになる。このように、第1可変容量形ポンプP1だけで、両第1走行モータM1,M2を受け持たせるようにしたのは、次の理由からである。
すなわち、一つの可変容量形ポンプで、走行系と作業機系との両方のアクチュエータを作動させるとき、作業機系のアクチュエータの中に負荷の小さいアクチュエータがあると、その負荷の小さいアクチュエータに作動油が優先的に流れてしまい、当該可変容量形ポンプに接続した走行モータに必要な流量が供給されなくなってしまう。このとき、例えば、一方の第1走行モータM1に対して、他方の第2第2走行モータM2に対する供給量が少なくなれば、両走行モータの回転数が異なってしまい、いわゆる直進走行ができなくなってしまう。そこで、上記したように第1可変容量形ポンプP1だけで、第1走行モータM1,M2を受け持たせるようにしたものである。
なお、上記のように走行直進切換弁8を切換位置に切り換えたときには、絞り31,32間に十分な圧力が発生するので、走行信号ポート35からは直進走行中であるという信号を取り出すことができる。この信号圧力は、図示していない他の機器を操作させるために使用してもよいし、オペレータに走行中であることを知らせる信号として用いてもよいものである。
また、両第1走行モータM1,M2を停止した状態で、作業機系のアクチュエータのみを作動させる場合には、次のようになる。上記のように両第1走行モータM1,M2を停止しているときには、モータ用制御弁1および9が図示の中立位置を保つ。したがって、パイロットポンプ28の吐出油は、これらモータ用制御弁1,9に設けた補助バルブ19および24および戻り通路29を経由してタンクTに連通する。このようにパイロットポンプ28がタンクTに連通すれば、走行直進切換弁8のパイロット室17に圧力が立たないので、走行直進切換弁8は図示のノーマル位置を保つ。
モータ用制御弁1が図示の中立位置を保っていれば、第1可変容量形ポンプP1の吐出油が、上記モータ用制御弁1および並列通路15cを経由して並列通路15bに連通する。したがって、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、上記並列通路15bを介して、第1回路系統Aの作業機系アクチュエータに供給される。なお、走行直進切換弁8が図示のノーマル位置を保っているときには、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、並列通路15a→走行直進切換弁8→並列通路15cを経由して並列通路15bに合流することになる。いずれにしても、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、第1回路系統Aの作業機系アクチュエータに供給される。
また、第2可変容量形ポンプP2の吐出油は、並列通路16aおよび16bを経由して、同じく第2回路系統Bの作業機系のアクチュエータに供給される。ただし、最下流の作業機用制御弁12に対しては、各制御弁9〜11の中立流路を経由して第2可変容量形ポンプP2の吐出油が供給される。したがって、この最下流の作業機用制御弁12に接続したアクチュエータは、上流側のアクチュエータを使用していないときだけ、駆動させることができるものである。
特公平6−094679号公報
上記のようにした従来の建設機械用油圧制御装置では、各制御弁に設けた補助バルブがオン・オフ制御をするのみで、パイロット圧を制御する機能を持たないので、走行直進切換弁8のパイロット室17には、一定のパイロット圧が作用するか、あるいはそのパイロット圧がタンク圧になるかのいずれかになる。したがって、この走行直進切換弁8の開度を制御することはできない。
そのために、直進走行中における作業機系のアクチュエータと第1走行モータM1,M2との流量配分を、状況に応じて可変にすることはできなかった。例えば、作業機系のアクチュエータには、それほど多くの流量を必要としない場合に、その必要流量以上の流量を第1走行モータM1,M2に供給した方が、当該建設機械は速く走行できる。しかし、上記従来の装置では、第1走行モータM1,M2と作業機系のアクチュエータとの流量配分が決められてしまうので、状況によっては、作業機系のアクチュエータに必要以上の流量が流れてしまうという問題があった。
また、上記従来の建設機械用油圧制御装置では、走行直進切換弁8を切り換えるパイロット圧を得るために、パイロットポンプ28を特別に必要とするという問題もあった。
この発明の目的は、作業機系のアクチュエータが必要とする流量以上の流量を走行モータ側に供給できるようにするとともに、パイロットポンプを特別に設けなくてもよい装置を提供することである。
この発明は、第1走行モータを設けた第1回路系統に第1ポンプを接続し、第2走行モータを設けた第2回路系統に第2ポンプを接続するとともに、上記第1,2回路系統のそれぞれの上流側に上記第1,2走行モータを制御するモータ用制御弁と、これらモータ用制御弁の下流側に作業機系のアクチュエータを制御する作業機用制御弁とを設け、これら各制御弁には、操作量に応じてパイロット圧を制御するパイロット圧制御手段を設け、上記各制御弁は、上記パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧に応じてその切り換え量が制御される構成にし、かつ、第2走行モータを制御するモータ用制御弁の上流側に走行直進切換弁を設け、第1回路系統の作業機用制御弁は、モータ用制御弁の上流側から上記走行直進切換弁を経由する第1並列通路を介して第1ポンプに対して並列に接続され、第2回路系統の作業機用制御弁は、上記走行直進切換弁の上流側から分岐する第2並列通路を介して第2ポンプに接続される一方、上記走行直進切換弁は、その一方の側にパイロット室を設け、他方の側にスプリングのバネ力を作用させ、この走行直進切換弁がスプリングのバネ力の作用でノーマル位置を保っているとき、上記第1並列通路を介して第1回路系統の作業機用制御弁を第1ポンプに対して並列に連通させ、第2ポンプを第2回路系統のモータ用制御弁に接続し、走行直進切換弁がそのパイロット室のパイロット圧の作用で切り換わったとき、第1回路系統のモータ用制御弁と第2回路系統のモータ用制御弁を第1ポンプに対して並列に接続するとともに、第1回路系統の作業機用制御弁と第2回路系統の作業機用制御弁のそれぞれを第2ポンプに対して並列に接続する構成にした建設機械用油圧制御装置を前提にするものである。
上記の装置を前提にしつつ、第1の発明は、第1回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧および第2回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧のうち最高圧を導くパイロット通路と、走行直進切換弁のパイロット室をドレンポートに連通したりあるいは上記パイロット通路に連通したりするパイロット切換弁と、このパイロット切換弁のパイロット室をドレンポートに連通させたり、あるいは第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に連通させたりするとともに、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に接続したパイロット室を備えてなる切換制御弁とを設け、第1,2走行モータを駆動する走行中には、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧が上記切換制御弁のパイロット室に作用してこの切換制御弁が切り換わり、第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧を、パイロット切換弁のパイロット室に作用させて走行直進切換弁のパイロット室を、上記パイロット通路に接続し、いずれかの作業機用制御弁を切り換えたとき、そのパイロット通路に発生するパイロット圧の作用で、走行直進切換弁が上記ノーマル位置から切換位置に切り換わる構成にした点に特徴を有する。
また、第2の発明は、パイロットポンプと、このパイロットポンプをドレンポートに導くドレン通路と、このドレン通路の過程に設けた流量制御弁と、第1回路系統の作業機パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧および第2回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧を上記流量制御弁に導くパイロット通路と、走行直進切換弁のパイロット室をドレンポートに連通したりあるいはパイロットポンプに連通したりするパイロット切換弁と、このパイロット切換弁のパイロット室をドレンポートに連通させたり、あるいは第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に連通させたりするとともに、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に接続したパイロット室を備えてなる切換制御弁とを設け、第1,2走行モータを駆動する走行中には、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧が上記切換制御弁のパイロット室に作用してこの切換制御弁が切り換わり、第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧を、パイロット切換弁のパイロット室に作用させて走行直進切換弁のパイロット室を、上記パイロットポンプに接続し、いずれかの作業機用制御弁を切り換えたとき、上記パイロット通路に発生するパイロット圧の作用で、上記流量制御弁の開度を制御してパイロットポンプの圧力を走行直進切換弁に作用させ、走行直進切換弁を上記ノーマル位置から切換位置に切り換える構成にした点に特徴を有する。
第1の発明によれば、作業機用制御弁に設けたパイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧を、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用させるようにしたので、走行直進切換弁8は、上記パイロット圧に応じてその切り換え量が制御されることになる。もし、走行直進切換弁の切り換え量が少なければ、作業機系のアクチュエータを受け持つ第2ポンプの吐出量の一部が、走行モータ側に回されることになる。したがって、その分、十分な走行速度を保つことができる。
第2の発明によれば、作業機用制御弁に設けたパイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧に応じて流量制御弁の開度が制御されるとともに、この流量制御弁の開度に応じてパイロットポンプから吐出された圧力も制御される。したがって、作業機系のアクチュエータが必要とする流量が少ないときには、その必要流量以上の流量を走行モータに回すことができ、その分、十分な走行速度を保つことができる。
図1は第1の実施形態を示したもので、この実施形態において第1,2回路系統A,Bを備え、第1回路系統Aには、第1可変容量形ポンプP1を接続するとともに、その上流側からモータ用制御弁1および作業機用制御弁2〜5を備えている。また、上記第2回路系統Bには、第2可変容量形ポンプP2を接続するとともに、その上流側に走行直進切換弁8を設け、さらにその下流側から順に、モータ用制御弁9および作業機用制御弁10〜12を設けているが、これら各構成要素は前記従来のものと同じ構成にしている。したがって、同一の構成要素については、従来と同一符号を付して説明する。
第1可変容量形ポンプP1には第1回路系統Aを接続しているが、この第1回路系統Aは、その最上流位置にモータ用制御弁1を設け、このモータ用制御弁1の下流側に複数の作業機用制御弁2〜5を接続している。そして、上記モータ用制御弁1には第1走行モータM1を接続し、作業機用制御弁3,5のそれぞれには作業機用のアクチュエータ6,7を接続している。なお、作業機用制御弁2にはそれに接続するアクチュエータを図示していないが、この作業機用制御弁2にはアタッチメント用のアクチュエータを接続するようにしている。また、作業機用制御弁4は、第1可変容量形ポンプP1の吐出流体をアクチュエータ14に合流させるためのものである。
一方、第2可変容量形ポンプP2には第2回路系統Bを接続しているが、この第2回路系統Bは、その最上流位置に走行直進切換弁8を設け、この走行直進切換弁8の下流側にモータ用制御弁9を設けている。さらに、このモータ用制御弁の下流側に複数の作業機用制御弁10〜12を接続している。そして、上記モータ用制御弁9には他方の第2走行モータM2を接続し、作業機用制御弁10,11のそれぞれには作業機用のアクチュエータ13,14を接続している。また、作業機用制御弁12は第2可変容量形ポンプP2の吐出流体をアクチュエータ7に合流させるためのものである。なお、上記作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれは、オープンセンタータイプのもので、それが図示の中立位置にあるとき、センター通路を開放するとともに、それらのアクチュエータポートと、第1,2可変容量形ポンプP1,P2との連通を遮断するもので、この点は従来と同様である。
上記のようにした第1回路系統Aには、第1可変容量形ポンプP1を接続している。そして、この第1可変容量形ポンプP1は、最上流に位置するモータ用制御弁1に直接接続されるが、このモータ用制御弁1の上流側からは並列通路15aを分岐させている。この並列通路15aは、第2回路系統Bに設けた走行直進切換弁8が図示のノーマル位置にあるとき、この走行直進切換弁8を介して第1回路系統Aに設けた並列通路15bに接続している。そして、上記作業機用制御弁2〜5のそれぞれは、上記並列通路15bを介して並列に接続されている。ただし、モータ用制御弁1が図示の中立位置にあるとき、このモータ用制御弁1の下流側に設けた並列通路15cおよびモータ用制御弁1を介して上記並列通路15bが第1可変容量形ポンプP1に接続するようにしている。なお、上記並列通路15a〜15cによってこの発明の第1並列通路を構成するものである。
また、第2回路系統Bは、上記走行直進切換弁8の上流側から並列通路16aを分岐させるとともに、この並列通路16aに接続した並列通路16bを介して作業機用制御弁10〜12を接続している。言い換えると、走行直進切換弁8と、各作業機用制御弁10〜12とは、第2可変容量形ポンプP2に対して並列に接続されている。なお、上記並列通路16aおよび16bでこの発明の第2並列通路を構成するものである。
一方、第2回路系統Bの最上流に設けた走行直進切換弁8は、その一方の側にパイロット室17を設け、他方の側にスプリング18のバネ力を作用させている。そして、このようにした走行直進切換弁8は、パイロット室17にパイロット圧が作用しない限り、スプリング18のバネ力の作用で図示のノーマル位置を保つ。このノーマル位置において、走行直進切換弁8は、第2可変容量形ポンプP2を第2回路系統Bのモータ用制御弁9に連通させるとともに、上記並列通路15aを並列通路15bに連通させる。また、この状態で、第2可変容量形ポンプP2は、並列通路16aおよび16bを介して作業機用制御弁10〜12に連通する。
そして、パイロット室17にパイロット圧が作用すると、走行直進切換弁8は、上記スプリング18のバネ力に抗して、図面左側位置である切換位置に切り換わる。走行直進切換弁8が上記切換位置に切り換わると、第1可変容量形ポンプP1が第2回路系統Bのモータ用制御弁9に連通するとともに、第2可変容量形ポンプP2は並列通路15bおよび並列通路16aに連通する。
また、上記のようにしたモータ用制御弁1,9,作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれには、図示していないパイロット圧制御手段を設けているが、このパイロット圧制御手段は、それに設けた操作レバーの操作角に応じてパイロット圧を制御するようにしている。そして、各パイロット圧制御手段で生成されたパイロット圧は、上記各制御弁1〜5および9〜12に設けたパイロット室1a,1b,2a,2b、3a,3b,4a,4b,5a,5b,6a,6b,7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10b,11a,11b,12a,12bに作用させるようにしている。
また、第1回路系統Aの作業機用制御弁2〜5に設けたパイロット圧制御手段は、パイロット通路38に対してすべて並列に接続され、第2回路系統Bの作業機用制御弁10〜12に設けたパイロット圧制御手段は、パイロット通路39に対してすべて並列に接続されている。そして、上記各パイロット圧制御手段と上記パイロット通路38,39との間には、パイロット圧制御手段からパイロット通路38,39への流通のみを許容するチェック弁40,41を設けているが、これらチェック弁40,41も上記パイロット通路38、39に対して並列に接続されている。
上記のようにした各チェック弁40,41は、各作業機用制御弁2〜5あるいは9〜12に作用するパイロット圧のうち、最高圧をパイロット通路38,39に導く機能を果たしている。すなわち、上記パイロット通路38,39に導かれた圧力は、上記チェック弁40,41に対して背圧として作用するので、そのチェック弁40,41を流体が通過するためには、上記背圧以上の圧力を保っていなければならない。その結果として、パイロット通路38,39には、各作業機用制御弁2〜5あるいは10〜12に作用するパイロット圧のうち、最高圧が選択されて導かれることになる。
なお、上記チェック弁40,41は、この発明の高圧選択手段を構成するものである。ただし、この発明における高圧選択手段は、上記チェック弁40,41に限定されるものではない。例えば、シャトル弁を用いてトーナメント方式で最高圧を選択するようにしてもよい。しかし、シャトル弁を用いてトーナメント方式を採用すると、その回路構成が複雑になるという問題がある。したがって、この実施形態のようにチェック弁を用いるとともに、それらチェック弁をパイロット通路38,39に対して並列に接続する構成の方が、回路が単純化されるという観点からは有利である。
上記のようにした両パイロット通路38,39は、合流点42において合流するが、この合流点42から先の合流パイロット通路43は、パイロット切換弁44の切換位置に応じて、走行直進切換弁8のパイロット室17に連通したり、あるいはその連通を遮断されたりするものである。なお、上記パイロット通路38,39および合流パイロット通路43のそれぞれが相まって、この発明のパイロット通路を構成するものである。
上記のように合流パイロット通路43は、パイロット切換弁44に接続しているが、このパイロット切換弁44は、そのパイロット室44aとこのパイロット室44aとは反対側にスプリング45を設けている。そして、パイロット室44aに圧力が作用していない限り、パイロット切換弁44は、上記スプリング45のバネ力の作用で、図示のノーマル位置を保つ。パイロット切換弁44が図示のノーマル位置を保っているときには、合流パイロット通路43と、走行直進切換弁8のパイロット室17との連通が遮断される。また、上記パイロット室44aに圧力が作用し、その作用力がスプリング45のバネ力に打ち勝てば、パイロット切換弁44は、合流パイロット通路43と走行直進切換弁8のパイロット室17とを連通させる切換位置に切り換わる。
なお、上記合流パイロット通路43は、ドレンポート46に連通するとともに、その合流パイロット通路43とドレンポート46との間にはオリフィス47を設けている。そして、上記パイロット切換弁44が図示のノーマル位置にあるとき、走行直進切換弁8のパイロット室17を、上記オリフィス47を経由してドレンポート46に連通させている。また、上記オリフィス47の上流側を作業機信号ポート48に連通している。
上記パイロット切換弁44のパイロット室44aには、切換制御弁49を接続しているが、この切換制御弁49の両側にはパイロット室49a,49bを設けるとともに、一方のパイロット室49aにはスプリング50を設けている。そして、上記一方のパイロット室49aはドレンポート46に常時連通し、他方のパイロット室49bは、パイロット通路51を介して、モータ用制御弁9のパイロット圧制御手段に連通させている。
上記両パイロット室49a,49bのそれぞれに圧力が作用していない限り、この切換制御弁49はスプリング50のバネ力の作用で、図示のノーマル位置を保つ。切換制御弁49が図示のノーマル位置にあるときには、パイロット切換弁44のパイロット室44aを、この切換制御弁49を介してドレンポート46に連通させる。
また、パイロット室49bに、モータ用制御弁9のパイロット圧制御手段で生成されたパイロット圧が作用したとき、切換制御弁49は、上記スプリング50のバネ力に抗して図面右側位置である切換位置に切り換わる。切換制御弁49がこのように切換位置に切り換われば、モータ用制御弁1のパイロット圧制御手段に接続したパイロット通路52を、パイロット切換弁44のパイロット室44aに連通させる。このようにした両パイロット通路51,52は、シャトル弁53を介して走行信号ポート54に連通している。
なお、図中符号55はメインリリーフ弁で、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出圧が設定圧以上にならないように制御するためのものである。
次に、この第1実施形態の作用を説明する。
今、作業機用制御弁2〜5および10〜12を中立位置に保って、作業機用のアクチュエータを作動させず、モータ用制御弁1および9のみを切り換えると、走行直進切換弁8が図示のノーマル位置を保ち、走行モータM1,M2のそれぞれには、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出油が個別に供給されるが、その原理は次の通りである。
先ず、モータ用制御弁9を切り換えるために、それに設けたパイロット圧制御手段を制御すれば、モータ用制御弁9に作用させるべきパイロット圧が生成されるが、このパイロット圧はパイロット通路51を介して切換制御弁49の他方のパイロット室49bに作用する。さらに、切換制御弁49の一方のパイロット室49aはドレンポート46に連通しているので、上記のように切換制御弁49の他方のパイロット室49bにパイロット圧が作用すれば、この切換制御弁49はスプリング50のバネ力に抗して切換位置に切り換わる。
また、モータ用制御弁1を切り換えるために、それに設けたパイロット圧制御手段を制御すれば、モータ用制御弁1に作用させるべきパイロット圧が生成されるが、このパイロット圧はパイロット通路52に導かれる。このようにパイロット通路52に導かれたパイロット圧は、切換位置に切り換えられた上記切換制御弁49を介して、パイロット切換弁44のパイロット室44aに導かれる。
上記のようにパイロット切換弁44のパイロット室44aにパイロット圧が導かれると、このパイロット切換弁44は、図示のノーマル位置から図面下側である切換位置に切り換わる。したがって、合流パイロット通路43が走行直進切換弁8のパイロット室17に作用する。ただし、上記したように作業機用制御弁2〜5および10〜12のそれぞれを中立位置に保っているので、この合流パイロット通路43には圧力が発生していない。したがって、上記のように合流パイロット通路43と、走行直進切換弁8のパイロット室17とが連通したとしても、走行直進切換弁8は図示のノーマル位置を保ったままになる。
上記のように走行直進切換弁8が図示のノーマル位置にあると、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、走行直進切換弁8を介して、並列通路15a,15b,15cにも導かれるが、各作業機用制御弁2〜5が中立位置を保って、そのアクチュエータポートを閉じている。また、並列通路15cには、モータ用制御弁1のセンター通路から並列通路15bへの流通のみを許容するチェック弁56を設けているので、並列通路15aからの圧油が、各作業機用制御弁2〜5のセンター通路への流れが阻止される。
したがって、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出油は、モータ用制御弁1,9のそれぞれに個別に供給されることになる。言い換えると、第1走行モータM1およびM2のそれぞれには、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出油が個別に供給されることになる。このように第1,2走行モータM1,M2に第1,2可変容量形ポンプP1,P2の吐出油が個別に供給されるので、十分な走行速度を保つことができる。
なお、上記のように第1,2走行モータM1,M2を駆動するために、モータ用制御弁1,9のいずれかを切り換えれば、そのモータ用制御弁1,9を切り換えるためのパイロット圧が、シャトル弁53で選択されて走行信号ポート54に導かれる。したがって、その走行信号ポート54に導かれたパイロット圧を、走行中にのみ必要とする機器を制御するためのパイロット圧として利用することができる。
上記の状態で、作業機用制御弁2〜5および10〜12のいずれかを切り換えるために、作業機用制御弁に設けたパイロット圧制御手段を操作すると、そこにパイロット圧が発生するが、それらパイロット圧は高圧選択手段であるチェック弁40あるいは41を通ってパイロット通路38,39および合流パイロット通路43に導かれる。
ただし、上記のようにパイロット通路38,39に導かれたパイロット圧は、各チェック弁40あるいは41に対して背圧として作用するので、パイロット通路38,39には、パイロット圧のうち、最高圧が導かれる。しかも、上記両パイロット通路38,39は、合流パイロット通路43に合流しているので、この合流パイロット通路43には、第1,2回路系統A,Bにおける作業機用制御弁のパイロット圧のうち、その最高圧が導かれることになる。
しかも、上記したように走行中には切換制御弁49が、切換位置に切り換わってパイロット切換弁44を切換位置に切り換えているので、上記のように合流パイロット通路43に導かれたパイロット圧は、パイロット切換弁44を介して走行直進切換弁8のパイロット室17に導かれる。このようにしてパイロット室17にパイロット圧が作用すると、走行直進切換弁8が図示のノーマル位置から切換位置に切り換わる。
上記のように合流パイロット通路43にパイロット圧が導かれて、走行直進切換弁8が切り換わると、そのときのパイロット圧が、走行直進信号ポート48に導かれるので、このパイロット圧を、走行直進中にのみ必要とする機器を制御するためのパイロット圧として利用することができる。
また、上記のように走行直進切換弁8が切換位置に切り換われば、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、モータ用制御弁1に供給されるとともに、並列通路15aおよび走行直進切換弁8を介してモータ用制御弁9にも供給される。言い換えると、両モータ用制御弁1と9とは、第1可変容量形ポンプP1に対して並列に接続されることになる。したがって、第1,2走行モータM1,M2にはほぼ等量の作動油が供給され、走行直進が保たれることになる。
一方、第2可変容量形ポンプP2の吐出油は、並列通路16aおよび16bを経由して、第2回路系統Bの作業機用制御弁10〜12に供給されるとともに、走行直進切換弁8および並列通路15cを経由して第1回路系統Aの並列通路15bに接続される。したがって、第1,2回路系統A,Bの各作業機は、第2可変容量形ポンプP2の吐出油によって駆動することになる。
また、上記のように合流パイロット通路43の圧力すなわち作業機用制御弁を切り換えるために必要なパイロット圧のうちの最高圧が、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用するが、このときの最高圧は、前記したパイロット圧制御手段の操作量に応じて異なるものである。しかし、この最高圧はあくまでも相対的なので、最高圧といえども、高い圧力もあれば、低い圧力もある。したがって、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用するパイロット圧も、上記パイロット圧制御手段の操作量に依存したものになる。
しかも、走行直進切換弁8の切り換え量は、パイロット室17のパイロット圧とスプリング18のバネ力との相対差によって決まるので、結局は、走行直進切換弁8の切り換え量も、パイロット圧制御手段の操作量に依存することになる。
そして、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用する圧力が、相対的に低く、その切り換え量が少ないときには、例えば第2可変容量形ポンプP2は、作業機系のアクチュエータ13あるいは14が必要とする流量以上の流量を、第2走行モータM2に供給することができる。したがって、第2走行モータM2に対して第1可変容量形ポンプP1が負担すべき流量も少なくなり、その分、第1,2走行モータM1,M2に多くの流量を供給することができる。したがって、この第1の実施形態によれば、作業機用制御弁2〜5あるいは10〜12を切り換えるためのパイロット圧に応じて、第1,2走行モータM1,M2に対する、第1可変容量形ポンプP1が負担する流量が制御される。
図2は第2の実施形態を示したものであるが、この図2は、作業機用制御弁側については、パイロット圧制御手段に接続した高圧選択手段としてのチェック弁40,41のみを並列に表示するとともに、その他を省略している。また、モータ用制御弁1,9に関しても、そのパイロット経路のみを示し、その他を省略したものである。
そして、この第2の実施形態においては、パイロットポンプ56を設けるとともに、このパイロットポンプ56は、パイロットポンプ通路57を介して、第1の実施形態と同様のパイロット切換弁44に接続している。このパイロット切換弁44が図示のノーマル位置にあるとき、パイロットポンプ56と走行直進切換弁8のパイロット室17との連通を遮断するとともに、上記パイロット室17を、戻り通路58を介してドレンポート59に連通させる。
一方、パイロット切換弁44がノーマル位置から切換位置に切り換わったときには、パイロットポンプ56は、上記パイロット切換弁44を介して走行直進切換弁8のパイロット室17に連通するとともに、パイロット室17と戻り通路58との連通を遮断する。
上記のようにしたパイロット切換弁44は、その一方のパイロット室44aを切換制御弁49に接続するとともに、他方のパイロット室44bを上記戻り通路58に連通している。そして、上記他方のパイロット室44bにスプリング45を設けている。さらに、上記切換制御弁49は、その一方のパイロット室49aを、モータ用制御弁1のパイロット圧制御手段に接続し、その他方のパイロット室49bをドレンポート59に連通させている。そして、切換制御弁49が図示のノーマル位置にあるとき、パイロット切換弁44のパイロット室44aをドレンポート59に連通させ、切換制御弁49が切換位置に切り換わったとき、モータ用制御弁9のパイロット圧制御手段で生成されたパイロット圧を、パイロット切換弁44のパイロット室44aに導く。
上記のようにしたパイロット切換弁44および切換制御弁49の関係は、前記した第1の実施形態と全く同様である。ただし、この第2の実施形態においては、パイロットポンプ56のパイロット圧をパイロット切換弁44で制御するようにした点が第1の実施形態と異なる。
一方、上記パイロットポンプ56はドレン通路60を介してドレンポート59に連通しているが、このドレン通路60の通路過程に、オペレートチェック弁からなる流量制御弁61を設けている。この流量制御弁61は、通常は、パイロットポンプ56からドレンポート59への流れのみを許容するのもので、パイロット圧の作用で、その流れを制御できる構成にしているが、この流量制御弁61にパイロット圧を作用させたりあるいはそれをドレンさせたりするのが切換弁62である。この切換弁62は、そのパイロット室62aを合流パイロット通路43に接続し、このパイロット室62aとは反対側にスプリング63のバネ力を作用させている。
上記のようにした切換弁62は、合流パイロット通路43にパイロット圧が立たない限り、スプリング63のバネ力の作用で、図示のノーマル位置を保つ。切換弁62がノーマル位置を保っていれば、合流パイロット通路43と流量制御弁61との連通が遮断されるので、この流量制御弁61は、パイロットポンプ56の吐出量全量をドレンポート59に導く。そして、合流パイロット通路43にパイロット圧が立つと、切換弁62は切り換わり、合流パイロット通路43と流量制御弁61とを連通させる。したがって、そのときのパイロット圧に応じて、流量制御弁61の開度が決まり、パイロットポンプ56のドレン量が制御される。
そして、パイロットポンプ56のドレン量に応じて、走行直進切換弁8のパイロット室17に作用するパイロット圧も制御されるので、結局は、走行直進切換弁8は、作業機用制御弁2〜5および10〜12のパイロット圧に応じてその切り換え量が制御されるもので、その他は第1の実施形態と同様である。また、この第2の実施形態においても、走行直進信号ポート48および走行信号ポート54を有することも第1の実施形態と同様である。
第1の実施形態の回路図である。 第2の実施形態の回路図である。 従来の装置の回路図である。
符号の説明
A 第1回路系統
P1 第1可変容量形ポンプ
M1 第1走行モータ
B 第2回路系統
P2 第2可変容量形ポンプ
M2 第2走行モータ
1,9 モータ用制御弁
2〜5 作業機用制御弁
10〜12 作業機用制御弁
8 走行直進切換弁
15a 並列通路
15b 並列通路
15c 並列通路
16a 並列通路
16b 並列通路
17 走行直進切換弁のパイロット室
18 走行直進切換弁に設けたスプリング
38,39 パイロット通路
40,41 高圧選択手段としてのチェック弁
43 合流パイロット通路
44 パイロット切換弁
46 ドレンポート
48 走行直進信号ポート
49 切換制御弁
56 パイロットポンプ
59 ドレンポート
61 流量制御弁

Claims (3)

  1. 第1走行モータを設けた第1回路系統に第1ポンプを接続し、第2走行モータを設けた第2回路系統に第2ポンプを接続するとともに、上記第1,2回路系統のそれぞれの上流側に上記第1,2走行モータを制御するモータ用制御弁と、これらモータ用制御弁の下流側に作業機系のアクチュエータを制御する作業機用制御弁とを設け、これら各制御弁には、操作量に応じてパイロット圧を制御するパイロット圧制御手段を設け、上記各制御弁は、上記パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧に応じてその切り換え量が制御される構成にし、かつ、第2走行用モータを制御するモータ用制御弁の上流側に走行直進切換弁を設け、第1回路系統の作業機用制御弁は、モータ用制御弁の上流側から上記走行直進切換弁を経由する第1並列通路を介して第1ポンプに対して並列に接続され、第2回路系統の作業機用制御弁は、上記走行直進切換弁の上流側から分岐する第2並列通路を介して第2ポンプに接続される一方、上記走行直進切換弁は、その一方の側にパイロット室を設け、他方の側にスプリングのバネ力を作用させ、この走行直進切換弁がスプリングのバネ力の作用でノーマル位置を保っているとき、上記第1並列通路を介して第1回路系統の作業機用制御弁を第1ポンプに対して並列に連通させ、第2ポンプを第2回路系統のモータ用制御弁に接続し、走行直進切換弁がそのパイロット室のパイロット圧の作用で切り換わったとき、第1回路系統のモータ用制御弁と第2回路系統のモータ用制御弁を第1ポンプに対して並列に接続するとともに、第1回路系統の作業機用制御弁と第2回路系統の作業機用制御弁のそれぞれを第2ポンプに対して並列に接続する構成にした建設機械用油圧制御装置において、第1回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧および第2回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧のうち最高圧を導くパイロット通路と、走行直進切換弁のパイロット室をドレンポートに連通したりあるいは上記パイロット通路に連通したりするパイロット切換弁と、このパイロット切換弁のパイロット室をドレンポートに連通させたり、あるいは第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に連通させたりするとともに、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に接続したパイロット室を備えてなる切換制御弁とを設け、第1,2走行モータを駆動する走行中には、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧が上記切換制御弁のパイロット室に作用してこの切換制御弁が切り換わり、第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧を、パイロット切換弁のパイロット室に作用させて走行直進切換弁のパイロット室を、上記パイロット通路に接続し、いずれかの作業機用制御弁を切り換えたとき、そのパイロット通路に発生するパイロット圧の作用で、走行直進切換弁が上記ノーマル位置から切換位置に切り換わる構成にした建設機械用油圧制御装置。
  2. 第1走行モータを設けた第1回路系統に第1ポンプを接続し、第2走行モータを設けた第2回路系統に第2ポンプを接続するとともに、上記第1,2回路系統のそれぞれの上流側に上記第1,2走行モータを制御するモータ用制御弁と、これらモータ用制御弁の下流側に作業機系のアクチュエータを制御する作業機用制御弁とを設け、これら各制御弁には、操作量に応じてパイロット圧を制御するパイロット圧制御手段を設け、上記各制御弁は、上記パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧に応じてその切り換え量が制御される構成にし、かつ、第2走行用モータを制御するモータ用制御弁の上流側に走行直進切換弁を設け、第1回路系統の作業機用制御弁は、モータ用制御弁の上流側から上記走行直進切換弁を経由する第1並列通路を介して第1ポンプに対して並列に接続され、第2回路系統の作業機用制御弁は、上記走行直進切換弁の上流側から分岐する第2並列通路を介して第2ポンプに接続される一方、上記走行直進切換弁は、その一方の側にパイロット室を設け、他方の側にスプリングのバネ力を作用させ、この走行直進切換弁がスプリングのバネ力の作用でノーマル位置を保っているとき、上記第1並列通路を介して第1回路系統の作業機用制御弁を第1ポンプに対して並列に連通させ、第2ポンプを第2回路系統のモータ用制御弁に接続し、走行直進切換弁がそのパイロット室のパイロット圧の作用で切り換わったとき、第1回路系統のモータ用制御弁と第2回路系統のモータ用制御弁を第1ポンプに対して並列に接続するとともに、第1回路系統の作業機用制御弁と第2回路系統の作業機用制御弁のそれぞれを第2ポンプに対して並列に接続する構成にした建設機械用油圧制御装置において、パイロットポンプと、このパイロットポンプをドレンポートに導くドレン通路と、このドレン通路の過程に設けた流量制御弁と、第1回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧および第2回路系統の作業機用パイロット圧制御手段で制御されたパイロット圧を上記流量制御弁に導いてこの流量制御弁を開くパイロット通路と、走行直進切換弁のパイロット室をドレンポートに連通したりあるいはパイロットポンプに連通したりするパイロット切換弁と、このパイロット切換弁のパイロット室をドレンポートに連通させたり、あるいは第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に連通させたりするとともに、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からの圧力を導く通路に接続したパイロット室を備えてなる切換制御弁とを設け、第1,2走行モータを駆動する走行中には、第2走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧が上記切換制御弁のパイロット室に作用してこの切換制御弁が切り換わり、第1走行モータのモータ用制御弁に設けたパイロット圧制御手段からのパイロット圧を、パイロット切換弁のパイロット室に作用させて走行直進切換弁のパイロット室を、上記パイロットポンプに接続し、いずれかの作業機用制御弁を切り換えたとき、上記パイロット通路に発生するパイロット圧の作用で、上記流量制御弁の開度を制御してパイロットポンプの圧力を走行直進切換弁に作用させ、走行直進切換弁を上記ノーマル位置から切換位置に切り換える構成にした建設機械用油圧制御装置。
  3. 第1回路系統および第2回路系統の各制御弁に設けた各パイロット圧制御手段を並列に接続するとともに、これら各パイロット圧制御手段には高圧選択手段を設け、並列にした各パイロット圧制御手段の最高圧がパイロット通路に導かれる構成にした請求項1または2記載の建設機械用油圧制御装置。
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