[go: up one dir, main page]

JP4581660B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4581660B2
JP4581660B2 JP2004350371A JP2004350371A JP4581660B2 JP 4581660 B2 JP4581660 B2 JP 4581660B2 JP 2004350371 A JP2004350371 A JP 2004350371A JP 2004350371 A JP2004350371 A JP 2004350371A JP 4581660 B2 JP4581660 B2 JP 4581660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
reaction force
vehicle
road surface
steering wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004350371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006159963A (ja
Inventor
一男 原
孝彰 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004350371A priority Critical patent/JP4581660B2/ja
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to PCT/IB2005/003627 priority patent/WO2006059214A2/en
Priority to US10/575,205 priority patent/US7516812B2/en
Priority to CN2005800008977A priority patent/CN101421147B/zh
Priority to EP05812061.9A priority patent/EP1838566B1/en
Priority to KR1020067010355A priority patent/KR100803411B1/ko
Priority to CN2010101305780A priority patent/CN101863285B/zh
Publication of JP2006159963A publication Critical patent/JP2006159963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4581660B2 publication Critical patent/JP4581660B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/008Control of feed-back to the steering input member, e.g. simulating road feel in steer-by-wire applications
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/001Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup
    • B62D5/005Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup means for generating torque on steering wheel or input member, e.g. feedback
    • B62D5/006Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup means for generating torque on steering wheel or input member, e.g. feedback power actuated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0466Controlling the motor for returning the steering wheel to neutral position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、ステア・バイ・ワイヤ方式による車両用操舵装置の技術分野に属する。
従来のステア・バイ・ワイヤシステムでは、検出した路面反力に比例して操舵反力付加量を算出し、これを操舵反力に加えることにより、運転者に路面状態を伝えている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−217988号公報
しかしながら、従来の車両用操舵装置にあっては、例えば、クランク状の交差点を走行する場合など、素早いハンドル切り返しを要するシーンのとき、ハンドル切り戻し時に路面不整等による路面からのキックバックが発生した場合、操舵力が過渡的に急増してハンドルが取られ、切り返し操舵が阻害されるという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ハンドル切り戻し時において、路面からのキックバックに伴う操舵力変化を抑制できる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、
操舵入力を受けるハンドルと操向輪を転舵する操向輪転舵機構とが機械的に切り離されるとともに、路面から前記操向輪に作用する反力を取得し、前記ハンドルに対し前記取得した路面反力に基づく操舵反力付加量を付加する車両用操舵装置において、
前記ハンドルの切り増しと切り戻しを判定する切り増し切り戻し判定手段と、
前記ハンドルの切り戻し時には、切り増し時よりも前記操舵反力付加量を小さくする操舵反力補正手段と、
を備えることを特徴とする。
よって、本発明の車両用操舵装置にあっては、ハンドルが切り戻されているとき、取得した路面反力に基づく操舵反力付加量を小さくするため、路面からのキックバックに伴う操舵力変化が抑制され、運転者の素早い切り返し操舵を妨げないようにできる。
以下、本発明の車両用操舵装置を実現する実施の形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用操舵装置を示す全体システム図、図2は実施例1の車両用操舵装置におけるクラッチ部とケーブルコラム部とトルクセンサー部の各詳細図である。実施例1の車両用操舵装置は、(1)反力装置、(2)バックアップ装置、(3)転舵装置、(4)制御コントローラにより構成されている。以下、それぞれの構成を詳しく説明する。
(1)反力装置
反力装置は、舵角センサー1、エンコーダ2、トルクセンサー3,3、反力モータ5とを有して構成される。
前記舵角センサー1は、ハンドル6の操作角を検出する手段で、後述するケーブルコラム7とハンドル6とを結合するコラムシャフト8aに設けられている。つまり、舵角センサー1は、ハンドル6とトルクセンサー3,3との間に設置されており、トルクセンサー3,3の捩れによる角度変化の影響を受けることなく、操舵角を検出できるようになっている。この舵角センサー1には、アブソリュート型レゾルバ等を用いる。
前記トルクセンサー3,3は二重系を成し、前記舵角センサー1と反力モータ5との間に設置されていて、トルクセンサー1とトルクセンサー2との2つのトルクセンサーにより構成されている。図2(c)にトルクセンサー部の詳細を示す。トルクセンサー3,3は、軸方向に延在するトーションバーと、該トーションバーの一端に連結され、該トーションバーと同軸をなす第1軸と、該トーションバーの他端に連結され、該トーションバーおよび第1軸と同軸を成す第2軸と、前記第1軸に固定された第1磁性体と、前記第2軸に固定された第2磁性体と、前記第1磁性体および第2磁性体に対面するコイルと、該コイルを包囲し、前記第1磁性体および第2磁性体と共に磁気回路を形成する第3磁性体とを有し、前記コイルはトーションバーに作用する捩れに基づく第1磁性体と第2磁性体との相対変位に対応してインダクタンスが変化し、該インダクタンスに基づく出力信号によりトルクを検出する。
前記反力モータ5は、ハンドル6に反力を与える反力アクチュエータであり、前記コラムシャフト8aを回転軸とする1ロータ・1ステータの電動モータで構成されており、そのケーシングが車体の適所に固定されている。この反力モータ5としては、ブラシレスモータが使用され、ブラシレスモータの使用に伴ってエンコーダ2とホールIC(不図示)とを追加する。その場合は、ホールICのみでもモータトルクを発生するモータ駆動は可能であるが、微細なトルク変動が発生し、操舵反力感が悪い。そこで、より繊細で滑らかな反力制御を行うため、コラムシャフト8aの軸上にエンコーダ2を装着し、モータ制御を行うことで、微細なトルク変動を低減し、操舵反力感の向上させている。なお、エンコーダ2の代わりにレゾルバを用いても良い。
(2)バックアップ装置
バックアップ装置は、ケーブルコラム7とクラッチ9により構成されている。
前記クラッチ9は、コラムシャフト8aとプーリシャフト8bとの間に介装され、実施例1では電磁クラッチを用いている。図2(a)にクラッチ部の詳細を示す。クラッチ9は、電磁コイルに通電されると、磁束Φが発生する。このとき、アーマチュアが板ばねの復帰力に抗してロータのフランジに磁気吸着されるから、入力軸であるコラムシャフト8aと出力軸であるプーリシャフト8bは連結される。そして、ハンドル6が回転すると、その回転力がクラッチ9を介してケーブルコラム7のプーリに伝達され、ケーブルコラム7のプーリが回転すると、その回転力がクラッチ9を介してハンドル6に伝達される。また、電磁コイルへの通電を解除すると、磁束Φが消滅してアーマチュアが板ばねの復帰力によってロータから離間する。つまり、クラッチ9の伝達トルク容量は、電磁コイルの発生できる磁束Φを変えることで吸着力が変化するので任意に設定することができる。なお、通電するとクラッチを解除する方式を採っても良い。
前記ケーブルコラム7は、前記クラッチ9が締結されるバックアップモード時、反力装置と転舵装置との間に介在する部材との干渉を避けて迂回しながらも、トルクを伝達するコラムシャフト機能を発揮する機械式バックアップ機構である。図2(b)にケーブルコラム部の詳細を示す。ケーブルコラム7は、2つのリールに端部がリールに固定された2本のインナーケーブルを互いに逆方向へ巻き付け、2つのリールケースに2本のインナーケーブルを内挿したアウターチューブの両端を固定することにより構成されている。
(3)転舵装置
転舵装置は、エンコーダ10、舵角センサー11、トルクセンサー12,12、転舵モータ14,14、ステアリング機構(操向輪転舵機構)15、操向輪16,16とを有して構成される。
前記舵角センサー11とトルクセンサー12,12とは、ケーブルコラム7のプーリが一端に取り付けられ、他端部にピニオンギアが形成されたピニオンシャフト17の軸上に設けられている。舵角センサー11としては、シャフトの回転数を検出するアブソリュート式レゾルバ等が用いられる。また、トルクセンサー12,12としては、上記トルクセンサー3,3と同様に二重系を成し、インダクタンスの変化によりトルクを検出するものが用いられる。そして、ケーブルコラム7側に舵角センサー11を配置し、ステアリング機構15側にトルクセンサー12,12を配置することで、舵角センサー11による転舵角検出に際してトルクセンサー12,12の捩りによる角度変化の影響を受けないようにしている。
前記転舵モータ14,14は、前記ピニオンシャフト17の舵角センサー11とトルクセンサー12,12との中間位置に設けたウォームギアに噛み合うピニオンギアをモータ軸に設けることで、モータ駆動時にピニオンシャフト17に転舵トルクを付与するように構成されている。この転舵モータ14,14は、1ロータ・2ステータ構造とすることにより二重系を成し、第一転舵モータ14と第二転舵モータ14を構成するブラシレスモータとしている。また、上記反力モータ5と同様に、ブラシレスモータの使用に伴ってエンコーダ10とホールIC(図外)とを追加する。
前記ステアリング機構15は、前記ピニオンシャフト17の回転により左右の操向輪16,16を転舵させる舵取り機構であって、ラックチューブ15a内に内挿され、前記ピニオンシャフト17のピニオンギアに噛み合うラックギアが形成されたラックシャフト15bと、この車両左右方向に延びるラックシャフト15bの両端部に結合されたタイロッド15c,15cと、一端が前記タイロッド15c,15cに結合され、他端が操向輪16,16に結合されたナックルアーム15d,15dと、を有して構成されている。
(4)制御コントローラ
制御コントローラは、2つの電源18,18により処理演算等を行う2つの制御コントローラ19,19により二重系が構成されている。
前記制御コントローラ19は、反力装置の舵角センサー1、エンコーダ2、トルクセンサー3,3、ホールICと、転舵装置のエンコーダ10、舵角センサー11、トルクセンサー12,12、ホールIC、車速センサー(車速検出手段)21からの検出値が入力される。
制御コントローラ19は、各センサーの検出値に基づいて、反力モータ5および転舵モータ14の制御量を設定し、各モータ,14を駆動制御する。また、制御コントローラ19は、システムが正常に作動している間は、クラッチ9を解放し、システムに異常が発生した場合には、クラッチ9を締結させ、ハンドル6と操向輪16,16を機械的に連結させる。
次に、作用を説明する。
[反力モータ制御量算出]
制御コントローラ19では、下記の式(1)を用いて、反力モータ5の制御量Thを設定する。
Th=Kp×θ+Gf×F …(1)
ここで、Kpは操舵角分フィードバックゲイン、θは操舵角、Gfは路面反力分フィードバックゲイン、Fは路面反力であり、右辺第1項では、操舵角θに基づく操舵反力の制御量が設定され、右辺第2項では、路面反力Fに基づく制御量が設定されるため、路面からタイヤに作用する力の影響を操舵反力に反映させることができる。
ここで、路面反力分フィードバックゲインGfは操舵状態により値が変化する。ハンドル切り増し時は、路面フィールを運転者に伝え、適度な操舵反力となるように値が設定されている。ハンドル切り戻し時には、キックバックなどの過度の力によりハンドル切り返し操作が阻害されないように、路面反力分のフィードバック量を小さめに設定されている。
路面反力分フィードバックゲインGfは、
Gf(Low)=(Low) …ハンドル切り戻し時
Gf(High)=(High) …ハンドル切り増し時
となる。(Low),(High)は、後述するマップ(図4)に基づいてそれぞれ決定するが、あらかじめ設定された定数としても良い。
また、式(1)の右辺に、操舵角速度dθ/dt、操舵角加速度d2θ/dt2に基づく制御量を追加設定してもよい。この場合、反力モータ4の制御量Thは、下記の式(2)となる。
Th=Kp×θ+Kd×dθ/dt+Kdd×d2θ/dt2+Gf×F …(2)
ここで、KdおよびKddはあらかじめ設定された定数である。
[路面反力分フィードバックゲイン設定]
図3は、路面反力分フィードバックゲインGfの設定方法を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
ステップS1では、舵角センサー1からの信号を読み込み、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、ステップS1で読み込んだセンサー信号から、操舵角と操舵角速度を演算し(操舵角速度検出手段に相当)、ハンドル切り戻し状態であるか否かを判定する(切り増し切り戻し判定手段に相当)。YESの場合にはステップS3へ移行し、NOの場合にはステップS4へ移行する。
ステップS3では、路面反力分フィードバックゲインGfをLowとし(操舵反力補正手段に相当)、リターンへ移行する。
ステップS4では、路面反力分フィードバックゲインGfをHighとし、リターンへ移行する。
図4は、路面反力Fに応じた路面反力分フィードバックゲインGfの設定マップであり、ハンドル切り戻し(Low)の場合には、ハンドル切り増し(High)の場合と比較して、路面反力Fに対する路面反力分フィードバックゲインGfが小さな値に設定される。
[操舵状態に応じた制御量の設定]
速い切り返しが必要なときほど、運転者はハンドル切り返し操作を阻害されたくないため、実施例1では、操舵角速度dθ/dtが大きいときほど、路面反力分のフィードバック量を小さめに設定する。
よって、路面反力分フィードバックゲインGfは、
Gf(Low)=(Low)×L1 …ハンドル切り戻し時
Gf(High)=(High) …ハンドル切り増し時
となる。
ここで、L1は、図5に示すマップに基づいて設定される。図5のマップにおいて、L1は、操舵角速度dθ/dtが高速走行時に発生する頻度の高い範囲のときは最大値1であり、操舵角速度dθ/dtが大きくなるほど小さな値となる。そして、操舵角速度dθ/dtが緊急回避時に発生する領域に達した場合には、最小値L1minとなるように設定されている。
[車速に応じた制御量の設定]
実施例1では、車速Vが低いときほど速い切り返しが必要なシーンが多いことから、低速域ほどハンドル切り戻し時の路面反力分フィードバック量を小さめに設定している。すなわち、高速域になるほど、ハンドル操作に対して車両挙動が敏感となるため、ハンドル切り戻し時においても路面反力分のフィードバックが必要となってくる。一方、低速域での取り回し域などでは、スムーズなハンドル操作性が必要になってくるため、この点を考慮し、車速Vが小さいほどハンドル切り戻し時の路面反力分のフィードバック量が小さくなるように設定する。
よって、路面反力分フィードバックゲインGfは、
Gf(Low)=(Low)×L1×L2 …ハンドル切り戻し時
Gf(High)=(High) …ハンドル切り増し時
となる。
ここで、L2は、図6に示すマップに基づいて設定される。図6のマップにおいて、L2は、車速Vに比例して増加し、車速Vが市街地走行で頻度の高い領域に達したとき、最大値1となるように設定されている。
[従来のステア・バイ・ワイヤ操舵装置の問題点]
特開平10−217988号公報に記載の車両用操舵装置では、操舵力演算器において、操舵力センサーの検出結果を基に操舵軸(ステアリングシャフト)に付与された操舵力Tを演算すると共に、操舵力Tが付与された方向に操舵軸を回転させるための制御量aT(aは操舵力ギア比に相当する係数)を演算している。
転舵反力演算器では、ステアリングラックの両端に設けた転舵反力センサーの検出結果F1,F2の平均値を、転舵軸(ピニオンシャフト)に付与された転舵反力Fとしている。操舵軸モータ制御回路は、これらの演算結果を基に、操舵軸の回転制御量Mmを下記の式(3)から算出し、回転制御量Mmに応じた反力制御信号を、操舵軸モータに出力する。
Mm=Gm×(aT−F) …(3)
なお、Gmは出力信号のゲインを示すゲイン係数である。
しかしながら、この従来技術では、転舵反力センサーによる路面反力分を操舵反力に伝える構成であるため、例えば、クランク状の交差点を走行する場合など、素早いハンドル切り返しを要するシーンのとき、路面不整(穴など)等にタイヤを落とすと、転舵反力センサーからの信号によりハンドルが取られ、素早いハンドル切り返しが阻害されるという問題があった(図7参照)。すなわち、路面からのキックバックに追従して操舵反力が付加されるため、操舵力が急に大きくなり、運転者は素早い切り返しを行うのが困難となる。
[実施例1の切り返し操舵作用]
これに対し、実施例1の車両用操舵装置では、ハンドル切り戻し時には路面反力分フィードバックゲインGfを小さくすることにより、路面不整などにより路面反力が過渡的に増加した場合でも、キックバックに伴う操舵力の変化が抑制されるため、ハンドル取られを低減できる(図8)。
また、操舵角速度dθ/dtが大きいほど路面反力分フィードバックゲインGfを小さくするため、速い切り返しのときほどキックバックに伴う操舵力変化を抑制することで、運転者のより速い切り返しを妨げないようにできる。さらに、車速Vが低いときほど路面反力分フィードバックゲインGfを小さくするため、低速域でのハンドル取り回しの良さと、高速域での走行安定性の良さとを両立できる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用操舵装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
(1) 操舵入力を受けるハンドル6と操向輪16,16を転舵するステアリング機構15とが機械的に切り離され、ハンドル6に対し路面反力Fに応じた操舵反力付加量(Gf×F)を付加する車両用操舵装置において、ハンドル6の切り増しと切り戻しを判定する切り増し切り戻し判定手段と、ハンドル1の切り戻し時には、切り増し時よりも路面反力分フィードバックゲインGfを小さくする操舵反力補正手段と、を備えるため、キックバックに伴う操舵力の変化を抑制でき、ハンドル取られを低減できる。
(2) 操舵反力補正手段は、ハンドル1の操舵角速度dθ/dtが高いほど路面反力分フィードバックゲインGfを小さくするため、運転者のより速いハンドル切り返しを妨げないようにできる。
(3) 操舵反力補正手段は、車速Vが低いほど路面反力分フィードバックゲインGfを小さくするため、高速域における路面反力のフィードバックと、低速域における取り回しの向上とを両立できる。
実施例2は、車両状態量に応じて路面反力フィードバック量を変化させる例である。なお、実施例2の構成は、図1,2に示した実施例1の構成と同一であるため、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[車両状態量に応じた制御量の設定]
ハンドル切り戻し時に路面反力分のフィードバック量を小さめに設定すると、全体の操舵反力が軽くなり過ぎる場合がある。この場合、車両状態量としてヨーレートを算出し、路面反力分のフィードバック量相当にあたる以下のゲイン定数Gyと、路面反力分のフィードバック量の低減相当分YDを算出し、これを反力モータ4の制御量に加えることで、操舵反力が軽くなり過ぎるのを防止できる。
実施例2では、式(2)の右辺に、車両挙動を示すヨーレートψに基づく制御量を追加設定する。よって、反力モータの制御量Thは、下記の式(4)となる。
Th=Kp×θ+Kd×dθ/dt+Kdd×d2θ/dt2+Ky×ψ+Gf×F …(4)
[ヨーレート算出方法]
ヨーレートψは、操舵角θと車速Vと車両運動の数学モデルにより、下記の式(5)から得られる。
ψ={G×ωn2×Tr(s+1/Tr)×θ}/(s2+2ξωns+ω2) …(5)
ここで、
G={1/(1+A×V2)}×(V/L)
Tr=(2Lr×Kr)/(m×Lf×V)
A=−(m/2L2)×{(Lf×Kf−Lr×Kr)×(Kf×Kr)}
Lfは重心から前軸までの距離、Lrは重心から後軸までの距離、Kfは前輪のコーナリングフォース、Krは後輪のコーナリングフォース、mは車両重量、sはラプラス演算子
である。
よって、上記式(5)により得られた値を、ヨーレートψの推定値として用いる。
ところで、横加速度Ygとヨーレートψは、車速Vを用いて、下記の式(6)の関係が成り立つ。
Yg=ψ×V …(6)
また、路面反力Fは、外乱の無い定常的な円旋回を行っている場合は、下記の式(7)の関係が成り立つ。
F∝Yg …(7)
したがって、
F∝ψ×V …(7)'
の関係が成り立つ。
ハンドル切り戻し時における路面反力分のフィードバック量の低減相当分YDは、図9に示すマップから、ψ×Vに対応したTfのHigh'値およびLow'値を読み取り、下記の式(8)となる(操舵反力補正量推定手段に相当)。
YD=TfHigh'−TfLow' …(8)
このYDにあらかじめ設定したゲイン定数Gyをかけた値を、反力モータ5の制御量Thに加算する。
ここで、Gy=Gfとする(図10)。
ただし、これに限ったものではなく、例えば、Gy=AGfとして、高速域ではA=1とし、低速域になるほどAの値を小さくするように設定しても良い。
また、YDも同様に、
YD=TfHigh'−TfLow'×L1×L2 …(8)'
としても良い。
[実施例2の切り返し操舵作用]
図11は、実施例2の切り返し操舵作用を示す図であり、実施例2では、実施例1に対し、操舵力に路面反力分のフィードバック量相当にあたるYDが加算されるため、横加速度やヨーには影響しないような路面反力変化のとき、キックバックに伴う操舵力の変化量を低減させつつ、操舵力が軽くなり過ぎるのを防止できる。
次に、効果を説明する。
実施例2の車両用操舵装置にあっては、実施例1の効果(1)〜(3)に加え、以下の効果が得られる。
(4) ヨーレートψから路面反力分のフィードバック量の低減相当分にあたるYDを推定する操舵反力補正量推定手段を備え、操舵反力補正手段は、YDが大きいほど、ヨーレートψに応じた操舵反力分を付加する(Gy×YD)ため、操舵力の変化量を低減しつつ、操舵力が軽くなる過ぎるのを防止できる。
実施例3は、車両が旋回限界域にあるとき、路面反力分のフィードバック量を補正しない例である。ここで、旋回限界域とは、タイヤの横滑りが発生するような状態を言う。なお、実施例3の構成は、図1に示した実施例1の構成と同一であるため、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[路面反力分フィードバックゲインの設定]
図12は、実施例3の路面反力分フィードバックゲインGfの設定方法を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
ステップS11では、舵角センサー11からの信号と、車速センサー21からの信号とを読み込み、ステップS12へ移行する。
ステップS12では、ステップS11で読み込んだ操向輪16,16の転舵角と、車速Vと、車両のヨーレートψから、図13に示すマップを参照し、車両が旋回限界域にあるか否かを判定する(旋回限界判定手段に相当)。YESの場合にはステップS13へ移行し、NOの場合にはステップS14へ移行する。
ステップS13では、路面反力分フィードバックゲインGfを(High)に固定し、リターンへ移行する。
ステップS14では、ハンドル切り増しと切り戻しとで路面反力分フィードバックゲインGfを変化させる制御を継続し、リターンへ移行する。
[実施例3の切り返し操舵作用]
車両が旋回限界域にある場合、運転者は修正操舵により車両挙動を修正するが、このとき、ハンドル6の切り増しと切り戻しが頻繁かつ小刻みに行われる。このような場合には、路面反力分のフィードバック量を運転者に伝えた方が、車両挙動の修正コントロールが行いやすい。
このため、実施例3では、車両が旋回限界域にある場合には、路面反力分のフィードバック量の補正制御が解除されるため、車両挙動に応じた操舵反力を運転者に伝達できる。よって、路面反力分のフィードバック量の低減に伴い、運転者の修正操舵を妨げないようにできる。
次に、効果を説明する。
実施例3の車両用操舵装置にあっては、実施例1の効果(1)〜(3)に加え、以下の効果が得られる。
(5) 操向輪16,16の転舵角と車両のヨーレートψに基づいて、車両が旋回限界にあるか否かを判定する旋回限界判定手段を備え、操舵反力補正手段は、車両が旋回限界にあると判定されたとき、操舵反力付加量を小さくしないため、路面反力分のフィードバック量の低減することによって運転者の修正操舵を妨げないようにできる。
(他の実施例)
以上、本発明の車両用操舵装置を実施例1〜実施例3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、車両状態量として横加速度を用いても良いが、一般的に、ヨーレートの方が横速度に対して位相が進んでいるため、応答性の観点からヨーレートを用いるのが好ましい。また、実施例1では、ヨーレートを数学モデルにより算出したが、ヨーレートセンサーの検出値を用いても良い。
実施例1の車両用操舵装置を示す全体システム図である。 図2は実施例1の車両用操舵装置におけるクラッチ部とケーブルコラム部とトルクセンサー部の各詳細図である。 実施例1の路面反力分フィードバックゲインGfの設定方法を示すフローチャートである。 路面反力Fに応じた路面反力分フィードバックゲインGfの設定マップである。 操舵角速度dθ/dtに応じたL1の設定マップである。 車速Vに応じたL2の設定マップである。 従来例の切り返し操舵作用を示す図である。 実施例1の切り返し操舵作用を示す図である。 YDの設定マップである。 Gyの設定マップである。 実施例2の切り返し操舵作用を示す図である。 実施例3の路面反力分フィードバックゲインGfの設定方法を示すフローチャートである。 ヨーレートψと転舵角に応じた旋回限界判定マップである。
符号の説明
1 舵角センサー
2 エンコーダ
3 トルクセンサー
5 反力モータ
6 ハンドル
7 ケーブルコラム
8a コラムシャフト
8b プーリシャフト
9 クラッチ
10 エンコーダ
11 舵角センサー
12 トルクセンサー
14 転舵モータ
15 ステアリング機構
16 操向輪
17 ピニオンシャフト
18 電源
19 制御コントローラ
20 双方向通信線
21 車速センサー

Claims (5)

  1. 操舵入力を受けるハンドルと操向輪を転舵する操向輪転舵機構とが機械的に切り離されるとともに、路面から前記操向輪に作用する反力を取得し、前記ハンドルに対し前記取得した路面反力に基づく操舵反力付加量を付加する車両用操舵装置において、
    前記ハンドルの切り増しと切り戻しを判定する切り増し切り戻し判定手段と、
    前記ハンドルの切り戻し時には、切り増し時よりも前記操舵反力付加量を小さくする操舵反力補正手段と、
    を備えることを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記ハンドルの操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段を備え、
    前記操舵反力補正手段は、前記操舵角速度が高いほど前記操舵反力付加量を小さくすることを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記操舵反力補正手段は、車速が低いほど前記操舵反力付加量を小さくすることを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
    車両状態量として車両のヨーレートと車速との積算値、または車両の横加速度を検出する車両状態量検出手段
    前記車両状態量から前記操舵反力付加量に対する補正量を推定する操舵反力補正量推定手段を備え、
    前記操舵反力補正手段は、前記推定された補正量に応じた操舵反力付加量を付加することを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
    前記操向輪の転舵角と車両のヨーレートに基づいて、車両が旋回限界にあるか否かを判定する旋回限界判定手段を備え、
    前記操舵反力補正手段は、車両が旋回限界にあると判定されたとき、前記操舵反力付加量を小さくしないことを特徴とする車両用操舵装置。
JP2004350371A 2004-12-02 2004-12-02 車両用操舵装置 Expired - Lifetime JP4581660B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350371A JP4581660B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 車両用操舵装置
US10/575,205 US7516812B2 (en) 2004-12-02 2005-12-01 Steering control apparatus and method
CN2005800008977A CN101421147B (zh) 2004-12-02 2005-12-01 转向控制装置与方法
EP05812061.9A EP1838566B1 (en) 2004-12-02 2005-12-01 Steering control apparatus and method
PCT/IB2005/003627 WO2006059214A2 (en) 2004-12-02 2005-12-01 Steering control apparatus and method
KR1020067010355A KR100803411B1 (ko) 2004-12-02 2005-12-01 조향 제어 장치 및 방법
CN2010101305780A CN101863285B (zh) 2004-12-02 2005-12-01 转向控制装置与方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350371A JP4581660B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 車両用操舵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006159963A JP2006159963A (ja) 2006-06-22
JP4581660B2 true JP4581660B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=36565406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004350371A Expired - Lifetime JP4581660B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 車両用操舵装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7516812B2 (ja)
EP (1) EP1838566B1 (ja)
JP (1) JP4581660B2 (ja)
KR (1) KR100803411B1 (ja)
CN (2) CN101421147B (ja)
WO (1) WO2006059214A2 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7604083B2 (en) * 2005-06-07 2009-10-20 Nissan Motor Co., Ltd. Steering apparatus for a vehicle
GB0617052D0 (en) * 2006-08-30 2006-10-11 Agco Sa Vehicle steering systems
KR100892480B1 (ko) * 2007-11-27 2009-04-10 현대자동차주식회사 조향 복원토크 추정 시스템
JP5162324B2 (ja) * 2008-05-15 2013-03-13 株式会社豊田中央研究所 反力制御装置および反力設定方法
JP5262754B2 (ja) * 2009-01-26 2013-08-14 日産自動車株式会社 ステアリング装置、ステアリング制御方法
US20100301170A1 (en) * 2009-05-29 2010-12-02 Arin Boseroy Control system for actuation system
CN101901556B (zh) * 2009-05-31 2014-03-26 北京宣爱智能模拟技术股份有限公司 模拟转向盘操纵感觉力反馈转向系统及汽车模拟驾驶系统
KR101461866B1 (ko) * 2009-12-02 2014-11-13 현대자동차 주식회사 스티어 바이 와이어 시스템의 제어장치 및 방법
CN101976521B (zh) * 2010-10-12 2011-11-30 浙江大学 应用于驾驶模拟器的力反馈转向盘装置
CN102087801A (zh) * 2010-12-31 2011-06-08 北京宣爱智能模拟技术有限公司 汽车驾驶模拟器中方向盘自回中与力反馈的系统及方法
CN102358342A (zh) * 2011-09-09 2012-02-22 杭州赛奇高空作业机械有限公司 四轮驱动双转向行走装置及方法
US9701337B2 (en) * 2011-10-26 2017-07-11 Nissan Motor Co., Ltd. Steering control apparatus and steering control method
KR101724746B1 (ko) * 2011-11-22 2017-04-07 현대자동차주식회사 노면에 따른 차량의 조향력 제어장치 및 방법
JP5821659B2 (ja) * 2011-12-22 2015-11-24 トヨタ自動車株式会社 車両用操舵装置
JP5825519B2 (ja) * 2011-12-26 2015-12-02 株式会社ジェイテクト 操舵装置
JP5880954B2 (ja) * 2012-03-22 2016-03-09 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
CN102717826B (zh) * 2012-06-25 2015-08-26 香港生产力促进局 车辆用电动助力转向系统回正控制的方法
US9205867B2 (en) * 2012-09-04 2015-12-08 Nissan Motor Co., Ltd. Stability control device
US9050999B2 (en) * 2013-01-25 2015-06-09 Caterpillar Inc System with smart steering force feedback
EP2985206B1 (en) * 2013-04-08 2017-10-04 Mitsubishi Electric Corporation Steering control device, and steering control method
US20140343697A1 (en) 2013-05-17 2014-11-20 Caterpillar Inc. Selectable Operating Modes for Machine Operator Input Devices
CN103496395A (zh) * 2013-10-09 2014-01-08 浙江达世元电动科技有限公司 一种用于新能源汽车的电动转向系统及电动转向控制方法
CN205484398U (zh) * 2015-12-25 2016-08-17 罗伯特·博世有限公司 传感装置、传感系统及转向系统
CN105564527B (zh) * 2016-01-07 2018-04-10 哈尔滨理工大学 一种重型载人足式机器人的线控转向操纵平台及操纵方法
JP2018008570A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社ジェイテクト 操舵機構の制御装置
JP2019064399A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社Subaru ステアリング装置
KR102106290B1 (ko) * 2018-09-21 2020-05-04 주식회사 만도 Sbw 시스템에서 조향 반력 토크를 생성하는 장치 및 방법
DE102018126337A1 (de) * 2018-10-23 2020-04-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektromechanische Lenkungsanordnung und Verfahren zum Betreiben einer Lenkanordnung
JP7221743B2 (ja) * 2019-03-07 2023-02-14 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム
CN118632805A (zh) * 2022-02-03 2024-09-10 株式会社捷太格特 转向操纵控制装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10230861A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP2002046639A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Koyo Seiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP2003154948A (ja) * 2001-11-21 2003-05-27 Koyo Seiko Co Ltd 車両の操舵装置
JP2004051022A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 車両の運転操作装置
JP2004182058A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Toyoda Mach Works Ltd ステアリング制御装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19923012A1 (de) * 1999-05-20 2000-11-23 Zahnradfabrik Friedrichshafen Lenkvorrichtung und Lenkverfahren
JP3696466B2 (ja) * 2000-01-31 2005-09-21 光洋精工株式会社 車両用操舵装置
DE60209847T2 (de) * 2001-11-23 2006-10-12 Conception Et Development Michelin S.A. Elektrische Lenkung für Fahrzeuge
JP3935409B2 (ja) * 2002-08-27 2007-06-20 富士重工業株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP3894886B2 (ja) * 2002-12-27 2007-03-22 本田技研工業株式会社 車両用操舵装置
JP4286834B2 (ja) * 2003-05-16 2009-07-01 三菱電機株式会社 操舵制御装置
JP3867682B2 (ja) * 2003-05-29 2007-01-10 日産自動車株式会社 車両用操舵装置
JP4242233B2 (ja) * 2003-08-22 2009-03-25 富士重工業株式会社 ステアリング制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10230861A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP2002046639A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Koyo Seiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP2003154948A (ja) * 2001-11-21 2003-05-27 Koyo Seiko Co Ltd 車両の操舵装置
JP2004051022A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 車両の運転操作装置
JP2004182058A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Toyoda Mach Works Ltd ステアリング制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006159963A (ja) 2006-06-22
US20080230300A1 (en) 2008-09-25
EP1838566A2 (en) 2007-10-03
KR20070007768A (ko) 2007-01-16
EP1838566A4 (en) 2016-02-17
CN101863285B (zh) 2012-03-07
WO2006059214A3 (en) 2009-04-16
US7516812B2 (en) 2009-04-14
CN101421147A (zh) 2009-04-29
CN101421147B (zh) 2010-09-15
CN101863285A (zh) 2010-10-20
WO2006059214A2 (en) 2006-06-08
EP1838566B1 (en) 2017-02-15
KR100803411B1 (ko) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4581660B2 (ja) 車両用操舵装置
JP3493568B2 (ja) 自動車の舵取装置
JP4604566B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5327331B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
WO2017002570A1 (ja) パワーステアリング装置の制御装置及びパワーステアリング装置
US20080249685A1 (en) Steering Control Apparatus and Method
US10807637B2 (en) Steering control device
JP5860568B2 (ja) パワーステアリング装置及びこれに用いる制御装置
JP4640473B2 (ja) 車両の操舵装置
JP5141311B2 (ja) 車両制御装置
JP5416722B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3176900B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2940371B2 (ja) 車両用補助舵角制御装置
JP4419932B2 (ja) 車両転舵制御装置
JP4626375B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP5427796B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4492289B2 (ja) パワーステアリング装置
JP5427797B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4876433B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP2008189006A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2005193779A (ja) 車両用操舵装置
JP2011084157A (ja) 電動パワーステアリング装置
KR102552648B1 (ko) Sbw 시스템의 조향휠 반력 토크 신호 생성 장치 및 방법, 그를 포함하는 sbw 조향 장치
JP2004090878A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2007020354A (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4581660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3