JP4573545B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
この皮膚の老化や不健全化を防止し或いは改善して、皮膚を健全かつ若々しい状態に保持するため、従来より種々の活性成分の使用が提案され、それら成分を配合した化粧料が上市されている。例えば、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン誘導体、レゾルシノール誘導体などの美白剤、α−ヒドロキシカルボン酸類、胎盤抽出物、ホルモン類などの細胞賦活成分、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの真皮マトリックス成分、ビタミンE類などの抗酸化剤、グリチルレチン酸などの抗炎症剤、各種紫外線防御剤等がそれである。
しかしながら、それら従来の成分は一般に、上述した皮膚の老化乃至不健全化要因の一つを予防し或いは改善し得るに過ぎないため、それら成分を配合した化粧料によっては、真に満足し得る老化防止効果、美肌化効果を得ることは困難である。また、成分によっては、有効性を高めるため配合量を増すと皮膚刺激の問題を生ずるなど安全性の面に於いても改善を要するものがある。
なお、本発明に於いて化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品までも含む広義で用いる。
又、本発明化粧料の活性成分は米由来で、しかも米は予め低蛋白化処理が施されたものであるので、皮膚に対する刺激性やアレルギー性が殆ど全くなく、生体安全性に極めてすぐれている。さらに、予め低蛋白化処理が施された米を原料として得られる本発明の活性成分は、長期保存中にもオリの発生等がなく、保存安定性が良好であるとの特長も具えており、このため本発明の化粧料は品質保持性にもすぐれている。
又、特開平9−87133号公報には、米を予め蛋白分解酵素で処理して得られる低アレルゲン米の抽出物の加水分解物を配合してなる老化防止化粧料が開示されている。しかしながら、この公知発明の場合は、低アレルゲン米の抽出をアルカリ条件下で行うことを特徴としている点で本発明と構成を異にしており、又その結果として、得られる効果は皮膚老化防止効果のみであって、美白作用と老化防止作用とに基づく相乗的な美肌化効果を発揮する本発明とは作用効果に於いても大きく相違している。
さらに、特開2000−3362号公報に、米抽出物の加水分解物を配合成分として含む皮膚外用剤が開示されており、その場合、米としては低蛋白化処理米が使用できること、又抽出に当たって酸でpH調整を行ってもよいことがそれぞれ示されている。しかしながらこの公知発明の場合、米抽出物の加水分解物は、海産顕花植物の抽出物及びアスコルビン酸又はその誘導体と組み合わせて化粧料に配合され、かかる併用系で用いて初めて光(紫外線)曝露に基づく皮膚のダメージの予防と回復、即ち光老化及び色素沈着の予防と改善が可能となるというものであって、本発明化粧料の活性成分たる低蛋白化処理米酸性抽出物或いはその加水分解物が単独で美白作用と老化防止作用に基づく相乗的効果を発揮するのとは相違しており、又本公知発明には、上記した通り米の抽出に当たって酸でpH調整を行ってよいことは示されているものの、実際に酸性媒体で抽出を行い、又ここに得られた抽出物に加水分解を施すようにした例は何も示されておらず、従って当然ながら、それら抽出物或いは分解物が奏する効果についても何らの開示も示唆もなされていない。
本発明に於いて、活性成分の抽出、調製には、米に予め低蛋白化処理を施して得られる低蛋白化処理米(以下、低蛋白米という)を原料として用いる。米としては、例えば玄米、精白米、発芽米などが挙げられるが、勿論これらに限定されるわけではない。
ここで、低蛋白化処理としては、蛋白分解酵素処理、発酵処理、アルカリ加水分解処理など米に含まれる蛋白量を低減せしめ得る方法であればよく特に制限はないが、得られる低蛋白米の酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の示す美白効果及び老化防止効果(以下、それらを一括して美肌化効果と言うことがある)の観点から、蛋白分解酵素処理か、もしくは発酵処理、就中乳酸菌発酵処理を用いる。
蛋白分解酵素の使用量及び酵素処理の時間は、酵素の種類等によっても異なるが、一般には米100重量部に対して、酵素を0.001〜1.0重量部、好ましくは 0.01〜0.1重量部用い、1〜72時間、特に6〜24時間酵素反応を行わしめるのがよい。かかる条件によって、例えば酵素としてアクチナーゼを用いた場合であれば、米に含まれる代表的な蛋白質でアレルギーの起因物質(アレルゲン)でもあるグロブリンの50%以上が分解された低蛋白米を得ることができる。
乳酸菌発酵に用いる乳酸菌としては、例えばラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス ブレビス(L. brevis)、ラクトバチルス カゼイ(L. casei)、ラクトバチルス セロビオサス(L. cellobiosus)、ラクトバチルス バシノステルカス(L. vaccinostercus)、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)、バチルス コアギュランス(Bacillus coagulans)等が挙げられるが、それら乳酸菌のうちでも、得られる低蛋白米の酸性媒体抽出物或いはその加水分解物の示す美肌化効果の点から、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)の使用が特に好ましい。
まず米に、洗米等適宜の手段を施して、乳酸菌醗酵の障害となる雑菌を除去する。この米を、その1〜5倍量の精製水に浸漬し、糖質1〜4重量%と乳酸菌107 〜108 個/ml、又必要ならば食塩3〜8重量%を添加して、嫌気性条件下、用いた乳酸菌の至適醗酵温度付近で1〜7日間醗酵を行わしめる。
糖質としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、シュークロース等が使用される。
この乳酸菌発酵によれば、米の蛋白質の40重量%以上を分解し、ペプチド化もしくは除去することができる。
アルカリ分解処理によれば、米に含まれる蛋白質の40重量%以上をペプチド化しもしくは分解除去することが容易である。
抽出処理は、低蛋白米を、浸漬法、向流抽出法など常法に従って抽出溶媒と接触せしめることによって行うことができる。
混合溶媒を用いる場合、水と水混和性有機溶媒の混合比は、一般に100:1〜1:10の範囲、特に20:1〜1:1の範囲とすることが好ましい。
加水分解処理としては、酵素による方法、酸もしくはアルカリを使用する方法など任意の方法を用いることができるが、工程管理の容易さ、さらには得られる分解物の美肌化効果、品質の均一性等の観点から酵素、特に蛋白分解酵素を用いる方法が最も好ましい。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
精白米1Kgに水4Kgを加え、アルカリでpHを9.0に調整した。これに、蛋白分解酵素(アクチナーゼ)を0.01%加え、45℃で24時間処理した。加水分解処理後処理米を濾取、水洗し、乾燥して低蛋白米900g(水分率12%、蛋白質含量3.0%)を得た。
精白米1Kgを水洗し、乳酸菌(L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液4Kgと共に発酵タンクに入れ、静置培養にて37℃で3日間発酵を行った。発酵終了後醗酵米を濾取、水洗し、乾燥・粉砕して低蛋白米の粉末800g(水分率13%、蛋白質含量3.9%)を得た。
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液400gを得た(固形分濃度2.6%)。
製造例1で得た低蛋白米に代えて製造例2で得た低蛋白米粉末を用いるほかは製造例3と同様にして抽出物溶液320gを得た(固形分濃度2.5%)。
製造例1で得た低蛋白米100gに水350gと1,3−ブチレングリコール150gを加え、クエン酸でpHを2.5に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液430gを得た(固形分濃度1.8%)。
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(パパイン)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.4%)。
製造例1で得た低蛋白米に代えて製造例2で得た低蛋白米粉末を用いるほかは製造例6と同様にして抽出物加水分解物溶液360gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例2で得た低蛋白米粉末100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(アクチナーゼ)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液375gを得た(固形分濃度2.3%)。
蛋白分解酵素として、パパイン0.1gに代えてパパイン0.05gとアクチナーゼ0.05gを組み合わせ用いるほかは製造例6と同様にして抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH12付近に調整し、40℃で3時間加水分解した。加水分解液を塩酸でpH7に調整し、室温まで冷却後濾過して、抽出物加水分解物溶液370gを得た(固形分濃度2.3%)。
製造例1で得た低蛋白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を乳酸でpH2付近に調整し、40℃で3時間加水分解した。加水分解液を水酸化ナトリウムでpH7に調整し、室温まで冷却後濾過して、抽出物加水分解物溶液380gを得た(固形分濃度2.2%)。
製造例6で得た抽出物加水分解物溶液300gを凍結乾燥し、抽出物加水分解物の乾燥粉末7.0gを得た。
精白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して抽出物溶液420gを得た(固形分濃度1.8%)。
精白米100gに水500gを加え、乳酸でpHを3.0に調整して25℃で24時間抽出した。これを濾過して得られた抽出物溶液を水酸化ナトリウムでpH7付近に調整し、蛋白分解酵素(パパイン)0.1gを加えて40℃で3時間加水分解した。次いで、80℃まで加熱して酵素を失活させ、室温まで冷却後濾過して抽出物加水分解物溶液390gを得た(固形分濃度1.7%)。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
実施例1のB成分中製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液に代えて製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。こ
れを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例8の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例10の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
実施例3のB成分中製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液に代えて製造例11の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液を用いるほかは実施例3と同様にして乳液を得た。
[成分] 部
製造例9の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
実施例11のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは実施例11と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
コエンザイムQ−10 0.1
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
豆乳乳酸菌発酵エキス 1.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[A成分] 部
ベンガラ 0.5
黄酸化鉄 1.5
黒酸化鉄 0.1
酸化チタン 10.0
ナイロンパウダー 4.0
セリサイト 全量が100部となる量
マイカ 23.0
タルク 25.0
製造例12の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物粉末 2.0
[B成分]
スクワラン 1.0
メチルポリシロキサン 4.0
プロピルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
流動パラフィン 2.0
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ混合攪拌し混合した後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得られた混合粉末を金型に打型してプレストパウダーを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例8の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例5の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液 5.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
実施例1のB成分中、製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液に代えて精製水を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
[試料]
(1)製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液(本発明例)
(2)製造例6の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(本発明例)
(3)製造例4の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液(本発明例)
(4)製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(本発明例)
(5)比較製造例1の精白米酸性媒体抽出物溶液(比較例)
(6)比較製造例2の精白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液(比較例)
培養B16マウスメラノーマ細胞を、96穴マイクロプレートに8×103個/穴播種し、10%仔牛血清(FBS)含有イーグル最少必須培地(MEM)中、37℃、5%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、10%FBS含有イーグルMEMで試料溶液を2.5又は5.0%の濃度(溶液として)となるように希釈した液に置換し、同条件で2日間培養した。
次に培養液を除去し、界面活性剤(Triton X-100)と5mML−ドーパ溶液を添加して37℃で反応を行った後、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用い、波長490nmでドーパ値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたドーパ値に対する各試料添加時のドーパ値の相対値を求め、チロシナーゼ活性率(%)とした。
なお、比較のため、試料溶液の代わりに、3mMのアルブチンを添加した場合(陽性対照)についても同様の試験を行った。
又、酸性媒体抽出物溶液と酸性媒体抽出物加水分解物溶液との比較では、後者の方がより強いチロシナーゼ活性抑制効果を示した。
なお、本試験に於いて陽性対照として用いたアルブチンも顕著にチロシナーゼ活性を阻害したことから、試験系が正常であったことが確認された。
[試料]
試験例1に同じ。
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(000824)を、0.5%FCS含有最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×104 個/穴播種し、37℃で1日間プレ培養した後、培地に試料溶液を2.5%又は5.0%の濃度となるように添加し、37℃でさらに6日間培養した。次に、培地を除去し界面活性剤(TRITON X-100)を添加した細胞処理液に、0.2%のMTTを添加して37℃に保持した後、マイクロプレートリーダー(Model 1450、バイオラッド社製)を用い、波長370−630nmでMTT値を測定した。
試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。
なお比較のため、試料溶液の代わりにグルコースを50mM添加した場合(陽性対照)についても、同様の試験を行った。
一方、比較例として用いた精白米酸性抽出物溶液と精白米酸性抽出物加水分解物溶液にも線維芽細胞賦活作用が認められたが、前記試験例1に示した通り、それら比較例の場合はチロシナーゼ活性抑制効果を有しておらず、従って本発明と同様の複合作用に基づく美肌化効果は期待できないものである。
モルモットを用いて、本発明の低蛋白米酸性媒体抽出物及びその加水分解物の皮膚一次刺激性を調べた。
[試験方法]
Hartley系モルモット(雄、4週齢)3匹(GA、GB及びGC)を用い、その背部をバリカン及び電気シェーバーで除毛した後、除毛部に、パッチテスト用絆創膏の布地部(直径25mm)に製造例3の低蛋白米酸性媒体抽出物溶液、製造例7の低蛋白米酸性媒体抽出物加水分解物溶液又は対照として精製水0.5mLを湿潤させたものを貼付した。貼付開始から24時間後に絆創膏を除去し、除去直後(貼付開始から24時間後)、除去24時間後(貼付開始から48時間後) 及び除去48時間後(貼付開始から72時間後)に、絆創膏貼付部位の紅斑、痂皮及び浮腫形成の程度を観察し、下記のドレイズ(Draize)の判定基準に従って評価した。
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
実施例1及び2のクリームと比較例のクリームについて、モニターテストにより皮膚に対する効果を調べた。
[試験方法]
無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性40名を被験者として20名ずつ2つのグループ(A、B)に分け、各グループに、実施例1又は2と比較例のクリームの2種の組み合わせのいずれかを割り振り、それぞれ左右の頬部に、実施例又は比較例のクリームを1日2回(朝、晩)、1ヵ月間塗布してもらった後、シミ、ソバカスに対する改善効果、小ジワに対する改善効果及び肌のはり、艶に対する改善効果を、以下の評価基準に基づいて評価した。
(シミ、ソバカスに対する改善効果)
A:非常に改善された
B:かなり改善された
C:僅かに改善された
D:変わらない
E:かえって目立つようになった
(小ジワに対する改善効果)
A:殆ど目立たなくなった
B:かなり目立たなくなった
C:わずかに目立たなくなった
D:変わらない
E:かえって増えた
(肌のはり、艶に対する改善効果)
A:明らかに改善された
B:かなり改善された
C:僅かに改善された
D:変わらない
E:かえって悪くなった
Claims (3)
- 予め蛋白分解酵素処理又は乳酸菌発酵処理による低蛋白化処理を施した米をpH2〜5の酸性媒体で抽出して得られる抽出物を配合したことを特徴とする美白化粧料。
- 抽出物を加水分解してなる分解物を配合したことを特徴とする請求項1に記載の美白化粧料。
- 抽出物の加水分解を蛋白分解酵素によって行う請求項2に記載の美白化粧料。
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