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JP4564861B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP4564861B2 JP2005042140A JP2005042140A JP4564861B2 JP 4564861 B2 JP4564861 B2 JP 4564861B2 JP 2005042140 A JP2005042140 A JP 2005042140A JP 2005042140 A JP2005042140 A JP 2005042140A JP 4564861 B2 JP4564861 B2 JP 4564861B2
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Description

本発明は記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真式プリンタなどの画像形成装置において、各被駆動部を駆動させる駆動源の構成として2つの駆動手段を具備させたものがある。
特許文献1には、記録媒体に未定着画像を形成する画像形成手段と、加熱部材と加圧部材によって形成されるニップで前記画像形成手段側から導入された記録媒体を挟持搬送することで未定着画像を定着させる定着装置と、主に前記画像形成手段を駆動する第1の駆動手段と、主に前記定着装置を駆動する第2の駆動手段と、を有する画像形成装置が記載されている。そして、第2の駆動手段の駆動速度をコントロールすることによって、画像形成手段側から定着装置にかけての記録媒体のテンションが変動しないように制御して、画像の乱れを好適に抑制して高品位な画質を維持することを可能にしている。また自動両面印字可能な画像形成装置において、上記の第1及び第2の駆動手段のうち何れか一方が、片面に対する画像定着後の記録媒体の搬送方向を反転させるスイッチバック搬送手段を併せ駆動する構成にすることで、スイッチバック搬送手段駆動用の正逆回転可能な第3の駆動手段の必要性をなくしている。
特開2001−199610号公報
本発明は上記の第1及び第2の駆動手段を具備させた画像形成装置を更に発展させたものである。
すなわち、本発明の目的は、上記のように第1及び第2の駆動手段を具備させた画像形成装置において、起動時に多大なトルクを要する定着装置を駆動する第2の駆動手段として上記の大きなトルクを見越した出力の大きな駆動源を選定することなく、適正な出力のより安価で小型の駆動源を採用可能にして、より小型で安価な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、更に小型で安価な高画質・高信頼性の画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、低消費電力で安定した性能を有する小型で安価な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ユーザビリティに優れた信頼性の高い高画質な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、簡単で確実なジャム処理が可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、定着起動時間が短く、且つ安定した定着性能を有する画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、安全な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録媒体に未定着画像を形成する画像形成手段と、加熱部材と加圧部材によって形成されるニップで前記画像形成手段側から導入された記録媒体を挟持搬送することで未定着画像を定着させる定着装置と、前記画像形成手段を駆動する第1モータ、前記定着装置を駆動する第2モータと、を有する画像形成装置において、前記第1モータの動力はクラッチ機構を介して前記定着装置にも伝達可能となっており、前記定着装置は前記第1モータの動力で起動され、その後、前記第1モータから前記定着装置への動力が前記クラッチ機構により遮断されて前記定着装置は前記第2モータの動力で駆動されて定着処理を行うことを特徴とする画像形成装置、である。
上記の画像形成装置構成にすることにより、定着装置を駆動する第2モータを選定するにあたり、安価で小型のモータを選択することが可能となり、コンパクトで安価な画像形成装置を提供することが可能となる。すなわち、定着装置を駆動する第2モータを選定するにあたり、定着温調起動時の比較的大きなトルクを見越した余裕のある大きな出力を有するモータを選定することなく、適正な出力のより安価で小型のモータを採用可能となり、コンパクトで安価な画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。ただし、これら実施の形態について適用する構成部材の寸法、材質、形状、及びそれらの相対配置等は、特定的な記載が無い限りはこの発明の範囲をそれら記載事項のみに限定する趣旨のものではない。
図1は本発明に係る画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本例の画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタ(LBP)である。
(1)全体的な構成
200は画像形成装置本体(以下、装置本体と記す)である。400は装置本体200に対して着脱自在のプロセスユニット(プロセスカートリッジ)である。本例のプロセスユニット400は、ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)401、感光ドラムを帯電する帯電ローラ(導電ローラ)402、感光ドラムに形成された静電潜像をトナー画像として現像する、現像ローラ403aを有する現像装置403、感光ドラム面を清掃するクリーニング器404、の4つの電子写真プロセス機器を包含させている。このプロセスユニット400は、装置本体200に対してヒンジ部804aを中心に開閉自在のドア部材(扉部材)804を図2のように開けて、装置本体200内を大きく開放し、その開放開口部200aから装置本体200に着脱操作される。図1はプロセスユニット400が装置本体200に対して所定に装着されてドア部材804が閉じ込まれている状態である。
感光ドラム401は、図1において矢印Aの時計方向に所定の速度で回転駆動されて、帯電ローラ402により表面が所定の極性・電位に一様に帯電処理される。その感光ドラム401の帯電処理面に対してレーザースキャナーユニット500によりレーザー走査露光Lがなされる。レーザースキャナーユニット500はホストコンピュータ(不図示)から送られた画像情報の電気デジタル画素信号に対応して変調したレーザー光を出力して感光ドラム401の帯電処理面を走査露光する。これにより走査露光した画像情報パターンに対応した静電潜像が形成される。次いでその静電潜像が現像装置403の現像ローラ403aでトナー画像として現像される。
101は装置本体200内の下部に配設され、記録媒体としての記録紙Sを多数枚積載収納させた給紙カセットである。記録紙Sは、給紙カセット101内に支点102aを中心に上下方向に回動自由で、コイルバネ103により上方に押上げ付勢されている中板102上に積載されていている。104は給紙ローラであり、所定の給紙制御タイミングにて矢印Aの反時計方向に一回転駆動される。この給紙ローラ101の回転により給紙カセット101内の積載収納記録紙Sの最上位の記録紙に送りがかかり、その記録紙が、バネ106で給紙ローラ方向に押圧されている分離パッド105によって一枚分離されて給紙カセット101内から送り出される。
その記録紙Sは搬送ローラ対107(107aは駆動側ローラ、107bはピンチコロ)で中継ぎ搬送されてレジストローラ対108(108aは駆動側ローラ、108bはピンチコロ)に至る。レジストローラ対108は、回転停止状態においてニップ部で記録紙Sの先端を一旦受け止めることで記録紙の斜行を矯正する。その後所定の制御タイミングで回転駆動されることで、記録紙Sを感光ドラム401と転写ローラ601との接触部である転写ニップ部Tに搬送導入する。SW1はレジストセンサであり、レジストローラ対108で搬送された記録紙Sの先端部通過を検知する。記録紙Sは該転写ニップ部Tで挟持搬送されて、その間転写ローラ601に転写バイアス電源(不図示)からトナーの帯電極性とは逆極性の所定電位の転写バイアスが印加される。これにより、記録紙Sの面に感光ドラム401側のトナー画像が順次に静電転写されていく。
以上が、記録媒体に未定着画像を形成する画像形成手段である。
トナー画像(未定着画像)の転写を受けた記録紙Sは転写ニップ部Tを出ると感光ドラム401面から分離されて搬送路602を通って定着装置としての定着ユニット700に導入される。定着ユニット700は後述するように定着ニップ部Nで記録紙Sを挟持搬送して未定着トナー画像を記録紙S面に固着画像として加熱加圧定着(定着処理)する。
定着ユニット700の定着ニップ部Nを出た記録紙Sは中間排紙ローラ対801(801aは駆動側ローラ、801bはピンチコロ)で中継ぎ搬送されて排紙ローラ対802(802aは駆動側ローラ、802bはピンチコロ)に至り、装置本体200の上面の排紙トレイ803上に画像形成物(プリント、コピー)として排出される。
本実施例のプリンタは両面自動印字も可能である。この両面自動印字モードが選択された場合は、定着ユニット700の定着ニップ部Nを出て、中間排紙ローラ対801、さらには排紙ローラ対802で排紙トレイ803上に排出搬送されている途中状態の片面印字済み(一面目側に対する画像形成済み)の記録紙Sの後端が中間排紙ローラ対801のニップ部を抜け出たことが該ニップ部の記録紙出口側に配設したシートセンサSW2により検知されると、排紙ローラ対802の回転が逆転駆動に切換えられる(これまで回転していた矢印Bの向きとは逆向きに回転する)。これにより、片面印字済みの記録紙Sは反転搬送路900に沿って下方へ反転搬送され、両面搬送路901、両面搬送ローラ対902(902aは駆動側ローラ、902bはピンチコロ)を経て、両面再給紙ローラ対903(903aは駆動側ローラ、903bはピンチコロ)に到達する。そして、再び、レジストローラ対108を経て転写ニップ部Tに搬送導入される。この場合、記録紙Sは表裏反転されていて二面目側が感光ドラム401面に対面し、この二面目側に対してトナー画像が静電転写される。以後は、一面目側に対する画像形成が行なわれたと同様に、該記録紙Sが、搬送路602、定着ユニット700、中間排紙ローラ対801、排紙ローラ対802の経路を搬送されて、両面印字済みの画像形成物として排紙トレイ803上に排出される。
(2)定着ユニット700
図3は定着ユニット700の拡大横断面模型図である。この定着ユニット700が、加熱部材と加圧部材によって形成されるニップで前記画像形成手段側から導入された記録媒体を挟持搬送することで未定着画像を定着させる定着装置である。本実施例における定着ユニット700は、特開平4−44075〜44083号公報、特開平4−204980〜204984号公報等に開示の、加圧部材駆動式・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。
701は加熱部材としてのフィルムユニット、702は加圧部材としての弾性加圧ローラであり、該両者701・702を上下に並行に配列して圧接させて両者間に定着ニップ部Nを形成させている。
フィルムユニット701において、704は加熱体支持部材兼フィルム内面ガイド部材としての横断面略半円形樋型のステイであり、断熱性、高耐熱性、剛性を有する高耐熱性樹脂等で構成される。このステイ704は図面に垂直方向を長手とする横長部材であり、その下面に長手に沿って設けた溝部に加熱体(以下、ヒータと記す)703を嵌入させて、断熱、固定的に保持させてある。706はステイ704の内側に配設した横断面逆U字形の補強板金である。705は可撓性部材としての、耐熱性に優れた円筒状のフィルム(以下、定着フィルムと記す)であり、上記のステイ704と、ヒータ703と、補強板金706のアセンブリに対してルーズに外嵌させてある。すなわち、定着フィルム705の内周長と、ヒータ703と補強板金706を含むステイ704の外周長は、定着フィルム705の方を大きくしてあり、従って、定着フィルム705はステイ704に対して周長が余裕を持つようルーズに外嵌している。定着フィルム705は例えば厚み30μm〜100μm程度のポリイミドを基層とした薄膜筒で、基層の上にプライマー層を介してPFA、PTFE等のコートが施されており、トナー画像との離型性を保っている。可撓性を有する、金属円筒体や金属層を有する複合層構成の円筒体であってもよい。
そして、上記フィルムユニット701側のヒータ703の下面に対して、加圧部材としての弾性加圧ローラ702を定着フィルム705を挟ませて加圧ローラ702の弾性に抗して加圧手段(不図示)にて所定の押圧力で加圧して加熱定着に必要な所定幅の定着ニップ部Nを形成させてある。上記フィルムユニット701側の補強板金406は加圧ローラ702で加圧された際のステイ704やヒータ703の変形を防止している。
加圧ローラ702は、金属軸702aと、シリコンゴムからなる弾性層702bと、弾性層22bの上にプライマー層を介して10〜100μm程度の厚みを有するFEP、PFA等の離型層702cとで構成されている。
そして、加圧ローラ702が後述する駆動構成により記録材搬送方向である矢印Bの反時計方向に所定の周速度で回転駆動される(加圧部材駆動式)。この加圧ローラ702の回転駆動に伴い、該加圧ローラ702と定着フィルム705の外面との定着ニップ部Nにおける摩擦力で円筒状の定着フィルム705に回転力が作用し、該フィルム705がステイ704の外回りを定着ニップ部Nにおいてフィルム内面がヒータ703の下向き面に密着して摺動しながら矢印の時計方向に従動回転する。
加圧ローラ702の回転駆動による定着フィルム705の回転がなされ、また後述するようにヒータ703に対する通電により該ヒータ703が昇温して所定の目標温度に温調された状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム705と加圧ローラ702との間に未定着トナー画像tを担持した記録紙Sが導入され、トナー画像担持面が定着フィルム705の外面に密着して定着フィルム705と一緒に定着ニップ部Nを通過することで、ヒータ703の熱が定着フィルム705を介して記録紙Sに付与され未定着トナー画像tが記録紙Sの面に加熱定着される。定着ニップ部Nを通った記録紙Sは定着フィルム705の面から曲率分離されて排出搬送される。
図4は本実施例におけるヒータ703と通電制御回路の構成説明図である。
ヒータ703は、被加熱材としての記録紙Sの搬送方向aに対して直角方向を長手とする細長の耐熱性・絶縁性・良熱伝導性の基板703a、該基板の表面(定着フィルム摺動面)側に基板長手に沿って形成具備させた抵抗発熱体703b、この抵抗発熱体を形成したヒータ表面を保護させた耐熱性オーバーコート層703c、抵抗発熱体703bの長手端部の給電用電極703d・703e等からなる全体に低熱容量のものである。
基板703aは、例えば、アルミナや窒化アルミニウム等のセラミックス材料が用いられる。
抵抗発熱体703bは、例えば、銀・パラジウム・ガラス粉末(無機結着剤)・有機結着剤を混練して調合したペーストをスクリーン印刷により、基板703a上に細帯状に形成して得たものである。抵抗発熱体の材料としては、銀パラジウム(Ag/Pd)以外にRuO、TaN等の電気抵抗材料を用いても良い。
給電用電極703d・703eは銀パラジウムのスクリーン印刷パターンを用いた。
オーバーコート層703cは、抵抗発熱体703bと定着フィルム705との電気的な絶縁性と、定着フィルム705との摺動性を確保することが主な目的である。オーバーコート層703cは例えばとして厚さ約50μmの耐熱性ガラス層である。
THはヒータ703の温度を検知するために設けられた検温素子であり、ヒータ裏面側、すなわち基板703aの抵抗発熱体703bを設けた側とは反対面側に配設してある。本実施例では、この検温素子THとしてサーミスタを用いている。このサーミスタTHは最小通紙域内に設けられており、A/D変換器41を介して制御手段部(CPU)40に通じている。
このヒータ703をオーバーコート層703cを形成具備させた表面側を下向きに露呈させてステイ704の下面側に保持させて固定配設してある。
42・43は給電用コネクタであり、ステイ704に固定支持させたヒータ703の給電用電極703d・703e部分に嵌着され、給電用電極703d・703eにそれぞれコネクタ42・43側の電気接点が接触状態になる。ヒータ703は商用電源(AC電源)44からトライアック45を介して給電用電極703d・703e間に給電されることにより抵抗発熱体703bが長手全長にわたって発熱して、迅速急峻に昇温する。その昇温がサーミスタTHで検知され、サーミスタTHの出力をA/D変換し制御手段部40に取り込む。制御手段部40はその情報に基づいてトライアック45により抵抗発熱体703bに通電する電力を位相制御あるいは波数制御等により制御して、ヒータ703を所定の温度に制御する。
ここで、定着フィルム705の耐磨耗性向上、安定した定着フィルム705の回転、及び定着フィルム705への均一な熱伝達等を考慮して、ヒータ703と定着フィルム705の摺擦面に耐熱グリスが塗布されている。ただ、定着ユニット700の冷間時においては前記耐熱グリスの粘性が高くなっているため、定着フィルム705の擦動抵抗となる。また加圧ローラ702においても、停止状態で定着ローラ701とのニップ部分に変形が生じる。これらが主に定着ユニット700の起動時の回転トルクを増大させる原因となる。
定着ユニット700を停止状態から起動回転させるために必要な起動トルクT1と、定着ユニット700を定常回転させるに必要な定常トルクT2の関係を示すと以下のようになる。
T1>>T2
T1=α×T2
係数αは定着ユニット700の周速、ニップ圧、加圧ローラ硬度、ヒータ温度、ステイ形状等によって異なる。
また上記係数αは一般的に熱ローラ方式の定着装置に比べ、上記フィルム加熱方式の定着装置の方が大きい傾向がある。
(3)画像形成装置の駆動構成
1)図5及び図6を参照して本実施例の画像形成装置の駆動について説明する。図5は駆動構成の斜視図、図6は図5に示す駆動部の配置を表す簡略図である。
1は画像形成装置の主に画像形成手段部を駆動する第1の駆動手段としての第1モータである。この第1モータ1はDCモータによって構成されていて、前述の図1で説明した画像形成動作にかかる、感光ドラム401、転写ローラ601、給紙ローラ104、搬送ローラ107a、レジストローラ108a、両面搬送ローラ902a、再給紙ローラ903a等の各種ローラを駆動する。
2は主に定着装置700を駆動する第2の駆動手段としての第2モータである。より具体的には、この第2モータ2はステッピングモータで構成されていて、定着装置700の加圧ローラ702、中間排紙ローラ801a、排紙ローラ802a等を駆動する。
1aは上記の第1モータ1のモータ軸に取り付けられたピニオンギアである。このピニオンギア1aの駆動が感光ドラム401を駆動するドラムギア3に伝達される。また、該ピニオンギア1aの駆動が、給紙ローラ104を駆動するギア4、搬送ローラ107aを駆動するギア5、レジストローラ108aを駆動するギア6、再給紙ローラ903aに駆動を伝達するギア7、のギア列に伝達される。また、該ピニオンギア1aの駆動が、ギア5と、両面搬送ローラ902aに駆動を伝達・解除する駆動解除ユニット30を介してギア9、ギア10、のギア列に伝達される。上記ギア列の各ギアはそれぞれギア軸を中心に回転可能に配置されている。
2aは第2モータ2のモータ軸に取り付けられたピニオンギアである。このピニオンギア2aの駆動が、ギア11を介して、排紙ローラ802aに取り付けられた排紙ローラギア20に伝達される。また、該ピニオンギア2aの駆動が、ギア11、ギア12、振り子ギア13、ギア15、のギア列を介して、定着装置700の加圧ローラ702に取り付けられた加圧ローラギア16に伝達される。また、該ピニオンギア2aの駆動が、上記の加圧ローラギア16からギア17を介して、中間排紙ローラ801aに取り付けられた中間排紙ローラギア18に伝達される。または、ピニオンギア2aの駆動が、上記の振り子ギア13、ギア19を介して、中間排紙ローラ801aに取り付けられた中間排紙ローラギア18に伝達される。上記ギア列の各ギアはそれぞれギア軸を中心に回転可能に配置されている。
ここで、上記の振り子ギア13は振り子ホルダ21に取り付けられた中心軸21bに回転可能に設置されており、該振り子ホルダ21がギア12の回転中心軸と同一軸に回動可能に設置されていることで、前記振り子ギア13はギア14、及びギア19の何れか一方に対して選択的に駆動伝達が可能となっている。
さらに、第1モータ1からの動力を加圧ローラギア16に伝達するためのギア31、ワンウェイWギア32、ギア33が、上記ギア9及び加圧ローラギア16の間に回転可能に配置されている。ここで、ワンウェイWギア32はギア32a、ギア32b、及び特開2004−19757号公報に示す内部クラッチ機構を有し、ギア32aが図6に示す矢印Aの方向に回転する場合にのみ、ギア32bも同方向に同期回転するが、矢印Aと反対方向に回転する場合、ギア32bはギア32aとの動力伝達が切断されるように構成されている。
ここでは上記のような内部クラッチ機構を採用するが、ワンウェイベアリング等を用いた他のクラッチ機構を採用しても良い。
2)ここで、図7を参照して、上記の駆動解除ユニット30の構成について説明する。(a)は駆動伝達時の駆動解除ユニット30の状態を示す斜視図、(b)は駆動伝達解除時の駆動解除ユニット30の状態を示す斜視図、(c)は駆動解除ユニット30の構成を示す分解斜視図である。
(c)に示すように、駆動解除ユニット30は入力ギア30a、出力ギア30b、駆動解除ベース30c、カム30d、リンク部材30e、バネ30fからなる。(a)に示すように、駆動伝達時における出力ギア30bはバネ30fによって常に入力ギア30a方向に押圧されており、互いの端部形状により、入力ギア30aからの一方向回転のみの駆動力を出力ギア30bに伝達可能としている。また、リンク部材30eが(b)に示す位置にある場合((c)の矢印D方向に回転した場合)、駆動解除ベース30c、カム30dの互いに接する面に設置されたカム形状により、カム30dは出力ギア30bと共に入力ギア30aと逆方向((b)の矢印E方向)に移動し、入力ギア30a、出力ギア30b間の駆動伝達を解除する。
3)以下に記録紙片面に印字する場合の装置の動作態様について説明する。図8は画像形成装置の制御系のブロック図である。制御手段部(CPU)40はホストコンピュータ50から送られた画像信号に基づいて第1モータ1を起動してピニオンギア1aを図5・図6において矢印Aの向きに回転駆動する。それにより、図1・図5・図6において、感光ドラム401、転写ローラ601、給紙ローラ104、搬送ローラ107a、レジストローラ108a、両面搬送ローラ902a、再給紙ローラ903aが矢印Aの向きに回転する。
制御手段部40は、給紙ローラ104、レジストローラ108aについては、ソレノイド等の動作制御手段SL1、SL2を制御して回転開始を所定のシーケンス制御タイミングで行なわせる。
制御手段部40は、帯電ローラ402、レーザースキャナーユニット500、現像装置403を所定の画像形成シーケンス制御にしたがって制御して、回転する感光ドラム401面に対するトナー画像形成動作を実行する。
また、第1モータ1が起動されると、ピニオンギア1aの回転力がギア4、ギア5、駆動解除ユニット30、ギア9、ギア31、を介してワンウェイWギア32に伝達され、該ワンウェイWギア32のギア32aを図6において矢印Aの方向に回転させる。矢印A方向は内部クラッチ機構のロック方向であるため、ギア32bも同様に矢印A方向に回転し、ギア33を経由して加圧ローラギア16を矢印B方向に回転させる。すなわち、主に画像形成手段を駆動する第1の駆動手段である第1モータ1により定着ユニット700の加圧ローラ702が駆動された状態になる。
また図6に示すとおり、ギア4、ギア5、ギア9、ギア31、ワンウェイWギア32、ギア33はWギア(多段ギア)で構成し、減速比を大きくとることで、加圧ローラ702を回転させるに必要な第1モータ1の軸上トルクを小さく抑えることが出来る。尚、ここでは第1モータ1による加圧ローラ702回転速度は、後述の第2モータ2による加圧ローラ回転速度(記録紙通紙時)の1/5程度に設定する。
図9は制御手段部40が行う装置制御を説明するタイミングチャートである。t1は第1モータ1の起動時刻である。タイミングチャート(b)で示すとおり、第1モータ1の起動時刻t1において、定着ユニット700の駆動トルクは最大のT1を示す。これは、前述したように、ヒータ703、定着フィルム705間に付着した耐熱グリスの粘性や、加圧ローラ702の変形等に係るところが大きい。しかし上記で述べた通り、記録紙通紙時の1/5速まで減速回転させることで第1モータ1にかかる負荷を極力小さくすることが可能であり、第1モータ1による定着ユニット700の起動が可能となる。
また、制御手段部40は、タイミングチャート(d)に示すとおり、第1モータ1の起動t1と同時に定着ユニット700を第1の制御温度(温調温度)k1(例えばここでは120℃とする)にて温調制御する。これにより前述のヒータ703、定着フィルム705間の耐熱グリスの溶融を促し、定着駆動トルクの減少を図ると共に、定着ユニット700に後の記録紙通過時における必要熱量の一部を予め蓄える。
また、ここでは第1制御温度k1での温調時におけるヒータ703の入力電力を第2制御温度k2での温調時の半分とする。それにより万が一第1モータ1に不具合が生じてモータが動作しない状況においても定着ユニット700または装置本体に致命的なダメージを及ぼすことを防止できる。
さらに、制御手段部40は、タイミングチャート(a)に示すように定着器温度(ヒータ温度)が所定の温度K1(例えばここでは120℃)に到達した時刻t2に、タイミングチャート(c)に示すように第2モータ2の駆動を開始する。
尚、ここで第2モータ2の起動時刻t2は定着器温度がK1になった時刻としたが、モータトルクが所定のトルクT2に到達した時刻であっても、第1モータ1の起動時刻t1から第2モータ2の起動時刻t2までの時間t2−t1を予め設定しておいても良い。また環境等の諸条件によりそれらを選択可能な制御方法でも良い。
タイミングチャート(b)及び(c)に示すとおり、定着駆動トルクが十分減少してから第2モータ2を起動することで、過負荷による第2モータ2の脱調等の不具合を防止出来る。
また、制御手段部40は、定着ユニット700を、第2モータ2を起動すると同時に第2の制御温度k2(例えばここでは210℃とする)にて温調制御することで、安定した定着性能を確保出来る。
また定着ユニット700へ記録紙を少なくとも1枚以上通紙した後、動作環境や通紙状態等により適切な第3の制御温度k3、第4の制御温度k4等を設定しても良い。
4)一方、給紙カセット101内ではコイルバネ103の力で中板102上に載置されている記録紙Sが給紙ローラ104に押圧されており、制御手段部40により動作制御手段SL1が所定の制御タイミングで制御されて給紙ローラ104が図6において矢印A方向に回転開始することにより、給紙ローラ104に当接した記録紙Sの上部付近数枚の記録紙Sは、給紙ローラ104により送り出されると同時に、分離パッド105により給紙ローラ104に当接する記録紙Sのみの1枚に分離され、更に下流側へと搬送される。
分離パッド105によって分離された最上位の記録紙Sは搬送ローラ対107により更に下流側へ搬送され、その時点では回転停止中のレジストローラ対108のニップに突き当たって所定のループが形成されることにより、斜行状態が矯正される。
その後、制御手段部40により動作制御手段SL2が所定の制御タイミングで制御されてレジストローラ対108が図6において矢印A方向に回転開始することにより、斜行状態が矯正された記録紙Sは転写ニップ部Tに向けて搬送されていく。
制御手段部40は、その記録紙Sの先端部がレジストローラ対108の記録紙搬送方向下流側に位置するレジストセンサSW1で検知された信号に基づいて、記録紙Sの先端位置と露光光源であるレーザースキャナ500の発光タイミングを同期させ、感光ドラム401上のトナー画像が記録紙S上の所定位置に対応するように、感光ドラム401に対する画像の描き出しをする。
そして、感光ドラム401上のトナー画像が転写ニップ部Tにおいて転写ローラ601により記録紙Sに転写され、その記録紙Sが搬送路602を経て定着ユニット700へ搬送される。
前述の制御の通り、第2モータ2が図6に示す矢印Bの向きに回転を開始すると、ピニオンギア2aの駆動が、ギア11を介して排紙ローラギア20に伝達されて、排紙ローラ802aが図1において矢印Bの向きに回転する。
また、ピニオンギア2aの駆動が、ギア11、ギア12、振り子ギア13、ギア14、ギア15を介して加圧ローラギア16に伝達されて、定着ユニット700の加圧ローラ702が図1において矢印Bの向きに回転する。更には、加圧ローラギア16、ギア17を介して中間排紙ローラギア18に伝達されて、中間排紙ローラ801aが図1において矢印Bの向きに回転する。ここで振り子ギア13は、振り子ホルダ21がギア12との摺擦力により矢印Fの方向へ回動することで、ギア14と連結する。
前述の制御の通り、制御手段部40は、定着ユニット700について、第2の制御温度k2(例えばここでは210℃とする)にて温調制御を開始し、記録紙Sが定着ニップ部Nに進入するまでに、定着器温度をトナー定着可能温度まで上昇させる。
尚、ここでは第2モータ2による加圧ローラ702の回転速度は、前述の第1モータ1による加圧ローラ回転速度の5倍に設定するが、この速度比はプリント速度、モータ仕様、定着駆動トルク等において最適に設定するのがよい。
さらに、制御手段部40は、前述の定着温度検知手段TH1や、環境温湿度検知手段TH2、プリント枚数、記録紙の紙種等の情報に基づき、前記第2モータ2による加圧ローラ702の回転速度を可変設定することで、加圧ローラ702の熱膨張による径変化等の影響を打ち消す速度設定が可能となり、安定した画像が得られる。
すなわち、上記のように定着ユニット700として用いた加圧部材駆動式・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置においては、ヒータ703の加熱に伴って、加圧ローラ702は時間の経過とともに温度上昇するため、この際にゴム部の熱膨張により外径が大きくなる。その為、加圧ローラ702を一定回転数で回転駆動すると、加圧ローラ702が高温の時には低温の時に比べ熱膨張が大きくなり回転周速度が増加し、記録紙搬送速度が速くなってしまう。そして、画像形成装置をより小型化するために、転写ローラ601から定着ユニット700に至る搬送路602を短く設定し装置では、転写ローラ601から定着ユニット700にかけての記録紙Sのたるみが少ないために、転写ニップ部Tから定着ニップ部Nの間で前述の記録紙搬送速度変動によって、転写ローラ601から定着ユニット700にかけての記録紙Sのテンションがより変動しやすく、画像の伸び、乱れといった現象がでることがある。本例の画像形成装置においては、主に定着ユニット700を駆動する第2モータ(定着系モータ)2と、画像形成部を中心とする他の被駆動部を駆動する第1モータ(作像系モータ)1とを独立に設け、定着系モータ2の駆動速度をコントロールすることによって、転写ニップ部Tから定着ニップ部Nにかけての記録紙Sのテンションが変動しないように制御するように装置を構成して上記の問題の解決を図っている。
よって、定着ユニット700に搬送された記録紙S上の未定着トナー画像は加熱部材としてのフィルムユニット701と加圧部材としての加圧ローラ702のニップN間で加熱・加圧されることにより永久固定画像となり、中間排紙ローラ対801を経て、排紙ローラ対802により装置外のトレイ803上に排出、積載される。
また上記第2モータ2の起動後においては、第2モータ2による駆動力と、第1モータ1による駆動力との両方が加圧ローラギア16に掛かる事となる。
上述のように両者間には回転速度差があるため、通常では速度の遅い第1モータ1が逆回転する等の不具合が生じることになる。しかしながらここでは第2モータ2により駆動された加圧ローラギア16からギア33を介し入力されたワンウェイWギアを構成するギア32bの回転数に対し、第1モータ1からの同ギア32aへの回転数が低い。即ち、ワンウェイWギア32の内部ワンウェイクラッチ機構のロック方向と逆方向に相対速度が生じるため、お互いの駆動力が干渉しあうことがない。従って上記回転速度差が生じても画像形成手段及び定着手段、及び関連するローラ類に不具合が生じることがない。
5)次に、記録紙両面に印字する場合の装置の動作態様について説明する。上述の片面印字動作時と同様に、記録紙Sが給紙ローラ104によって給送された後、第2モータ2、加圧ローラギア16、中間排紙ローラギア18、排出ローラギア20、は図6の矢印に示す向きに回転している。この時、加圧ローラ702、中間排紙ローラ801a、排出ローラ802a、も同じ向きに回転して、記録紙Sを搬送する。
記録紙Sの後端が中間排紙ローラ801aとピンチコロ801bで形成されるニップを抜け出た位置まで到達したことを検知するシートセンサSW2により記録紙後端が検出されると、制御手段部40はそれを受け、第2モータ2を図6に示された矢印Bとは逆方向に回転駆動させる。この第2モータ2の逆回転により、排出ローラギア20即ち、排出ローラ802aが記録紙Sを反転搬送路900及び両面搬送路901へ導くように逆回転を始める。
ここで振り子ギア13は、振り子ホルダ21がギア12との摺擦力により図6に示す矢印F’の方向へ回動することで、ギア19と連結する。この連結によりその下段の中間排紙ローラギア18、更にはギア17を介して加圧ローラギア16が図6に示す回転方向Bと同方向に回転する。結果として、定着ユニット700の定着フィルム705の破損等の理由により逆回転不可とされる加圧ローラ702は第2モータ2の逆回転駆動にかかわらず常に一方向(図6に示す矢印B方向)にのみ回転可能となる。
前述の排出ローラ802aの逆回転により記録紙Sは反転搬送路900に沿って下方へ搬送・反転され、両面搬送路901、両面搬送ローラ対902を経て、両面再給紙ローラ対903に到達する。そして、一面目に画像形成が行われたときと同様の態様で転写ローラ601にて二面目に画像を転写され、搬送路602を経て定着ユニット700へ搬送される。
制御手段部40は、二面目に未定着トナー画像を転写した前記記録紙Sが定着ユニット700に到達する前に、再度第2モータ2を反転駆動(図6に示す矢印B方向)する。これにより、定着ユニット700に搬送された記録紙S上の未定着トナー画像は片面画像定着時と同様に定着ユニット700のフィルムユニット701、加圧ローラ702のニップN間で加熱・加圧されることにより固定画像となり、中間排紙ローラ対801を経て、排紙ローラ対802により装置外のトレイ803上に排出、積載される。
6)次にプリント動作以外での各部の動きを説明する。以下に図2に示すように記録紙S1が定着ニップ部Nに挟持されたまま停止した場合のジャム処理時の各部動作について説明する。
6−1)定着ユニット下流側への処理
図2に示すように、定着ニップ部Nに挟持されたまま停止した記録紙S1を定着ユニット下流側(矢印G方向)に取り出そうとする場合、記録紙S1自体を引っ張る、もしくは、図示しないジャム処理ダイアル(加圧ローラ702を手動で回転させることができるノブ)を操作することで、加圧ローラ702を回転させ、記録紙S1に排出することが可能である。
この操作により、加圧ローラギア16を図6に示す矢印B方向に回転させるため、第1モータ1及び第2モータ2のそれぞれの方向に回転が伝達する。しかしながらギア14及びギア19は図6に示す矢印Bの方向に回転するため、何れか一方に振り子ギア13が結合していたとしても、その何れか一方のギアから蹴り出されることになり、ギア14、ギア19の何れにも結合しない中立位置に振り子ホルダ21ごと回動することにより、第2モータ2への駆動伝達は切断される。同様にワンウェイWギア32のギア32bが内部ワンウェイ機構の空転方向へ回転するため、第1モータ1への駆動伝達は切断される。それにより記録紙S1を破損しない程度の軽い力で記録紙S1を引き抜くことが可能になる。または軽い力でジャム処理ダイアルの操作が可能になる。またジャム処理動作により第1モータ1や第2モータ2を回転させてしまうことがなく、モータ破損を未然に防ぐことが出来る。
6−2)定着ユニット上流側からの処理
図2に示すように定着ニップ部Nに挟持されたまま停止した記録紙S1を定着ユニット上流側(矢印H方向)に取り出そうとする場合、まずドア部材804を開放し、感光ドラム401を有するプロセスユニット400を装置外へ取り出す。この場合、ドア部材804を開放することで、該ドア部材804に回動可能に設置されたドアアーム36が図5に示すドラム駆動解除リング35を回転させる。それにより図示しない本体側に設置されたカム形状と、該ドラム駆動解除リングのカム形状との相互位置関係が変化し、ドラムギア3を図5に示す矢印C方向へ移動させることとなり、感光ドラム401への結合が解除され、前記プロセスユニット400を装置外へ取り出すことが可能になる。
また、該ドア部材804を開放する際、前記ドラム駆動解除リング35の回転によって駆動解除ユニット30のカム30dが、駆動解除アーム34、リンク部材30e、によって回動することで、前述の通り解除駆動ユニット内のギア30a、ギア30b間の動力伝達が解除される。
したがって、図2に示す矢印H方向に記録紙S1を引っ張ることにより定着ユニット700の加圧ローラ702が逆転しても、加圧ローラギア16の第1モータ1方向への回転伝達は駆動解除ユニット30内で遮断される。
またギア14、ギア19へ伝達された駆動力は、何れかが停止状態において予め振り子ギア13と結合している場合、第2モータ2へ伝達されることとなる。しかしながら、通常装置停止時において1モータ1と第2モータ2は、ほぼ同時に電力供給を遮断され、ステッピングモータによって構成された第2モータ2においては電力供給を遮断された後、概ね瞬時に停止するが、DCモータで構成された第1モータ1においては電力供給を遮断された後もロータの慣性力により回り続けようとする力が働く。それにより第2モータ2に比べ、第1モータ1の停止に要する時間は長くなる。従って、第1モータ1からの駆動力が加圧ローラギア16を介し、ギア14、及びギア19にまで到達し、それぞれを図6に示す矢印B方向に回転させる。
それにより、停止直前にギア14もしくはギア19の何れか一方のギアに対し、振り子ギア13が結合していた場合においても、結果その何れか一方のギアから蹴り出されることになり、ギア14、ギア19の何れにも結合しない中立位置に振り子ホルダ21ごと回動する。
従って通常装置停止時においては振り子ギア13はギア14及びギア19の何れとも結合状態には無い。即ち、通常停止状態では振り子ギアより上流に駆動力が伝達することは無い。
上記動作によりジャム処理時、定着ニップ部Nに挟持された記録紙S1を通紙方向と逆方向Hに引っ張った際発生する加圧ローラ702の逆転に伴う駆動力がギア30aから30bに伝達することなく、第1モータ1の破損等の不具合を未然に防ぐことが可能になる。また振り子ギア13が中立位置にあることで、前記ジャム処理の際に記録紙Sを定着ニップ部Nから引き出す際に必要な引っ張り力がより少なくてすみ、記録紙の破損等も防止できる。
ここでは画像形成装置として両面印字可能な装置を例に説明したが、片面のみ印字可能な装置においても適用可能である。
またここでは画像形成装置としてレーザービームプリンタを例に説明したが、本発明はレーザープリンタに限定されるものではなく、一般的にシート部材を記録紙とし、画像形成装置本体に別の給紙装置が増設可能な画像形成装置全てに適用可能である。
以上説明したように、記録媒体Sに未定着トナー画像tを形成する画像形成手段と、加熱部材701と加圧部材702によって形成されるニップNで画像形成手段側から導入された記録媒体Sを挟持搬送することで未定着トナー画像tを定着させる定着装置700と、主に画像形成手段を駆動する第1の駆動手段1と、主に定着装置700を駆動する第2の駆動手段2と、を有する画像形成装置において、ある所定の時間のみ第1の駆動手段1から定着装置駆動に必要な動力の一部または全てを供給し、所定時間後に第2の駆動手段2のみにより定着装置700を駆動させることを可能とする駆動機構及び制御手段を有する画像形成装置構成によれば、定着装置700を駆動する第2の駆動手段2を選定するにあたり、安価で小型の駆動源を選択することが可能となり、コンパクトで安価な画像形成装置を提供することが可能となる。
上記の所定時間は画像形成手段起動時刻t1から、少なくとも記録媒体Sが定着装置700に導入されるまでの間で設定されていることで、定着装置700を駆動する第2の駆動手段2を選定するにあたり、定着温調起動時t1の比較的大きなトルクを見越した余裕のある大きな出力を有する駆動源を選定することなく、適正な出力のより安価で小型の駆動源を採用可能となり、更にコンパクトで安価な画像形成装置を提供することが可能となる。さらに、第1の駆動手段1による定着装置駆動から第2の駆動手段2による定着装置駆動の切替時の画像及び記録紙への影響を排除でき、高画質かつ信頼性の高い画像形成装置を提供することが可能となる。
第1の駆動手段1による定着装置駆動時の定着装置内回転体の回転速度が、第2駆動手段による同定着装置駆動時の同回転速度に比べ、低く設定されていることで、第1の駆動手段1における定着駆動に必要なトルクを低く抑えることができ、第1の駆動手段1に必要な電力及び第1の駆動手段1における発熱を抑えることができ、低消費電力で安定した性能を有する画像形成装置を提供することが可能となる。また第1の駆動手段1を選定するにあたり、より小型で安価な駆動源を採用することが可能となり、さらに小型で安価な画像形成装置の提供が可能となる。
定着装置700側から第1の駆動手段1側へ、第1の駆動手段正回転方向の駆動力が伝達されることを阻止するワンウェイクラッチ機構32を有することで、第2の駆動手段駆動時において、第2の駆動手段2の動力が第1の駆動手段1、即ち画像形成手段に伝達することなく良好な画像形成が可能となる。またニップN内に残存する記録紙(ジャム紙)S1を定着装置700よりも記録媒体搬送方向下流側より引き抜く場合に発生する定着装置内回転体の駆動力が、第1の駆動手段1に伝達することなく、第1の駆動手段1の破損、及び多大な引き抜きトルクによる記録媒体Sの破損等を防止できる。また軽い操作力でジャム処理を行うことが可能となり、ユーザビリティに優れた信頼性の高い画像形成装置の提供が可能となる。
定着装置700の温度を検出する温度検出手段TH1と、該温度検出手段TH1の情報に基づいて定着装置700の温度制御を行う制御手段40と、と有し、第1の駆動手段1による定着装置駆動時の第1制御温度k1と、第2の駆動手段2による定着装置700の駆動時の第2制御温度k2と、によって定着装置700の温度制御がなされていることで、第1制御温度k1での温調制御により、第1の駆動手段1による記録媒体未通紙状態の定着装置駆動時における適正熱量を定着装置700に与え、第2制御温度k2での温調制御により、第2の駆動手段2による記録媒体通紙状態の定着装置駆動時における適正熱量を定着装置700に与えることにより、定着起動時間が短く、且つ安定した定着性能を有する画像形成装置の提供が可能となる。
上記の第1制御温度k1が、第2制御温度k2より低いことで、突発的に第2の駆動手段2に起動不能等の不具合が発生した際においても、ヒータ加熱によるフィルム705及び定着装置700、または画像形成装置本体の破損を防止できる。また、定着ニップN内に記録媒体Sが残存した状態で電源OFFした場合にも、再度電源ON時、第2制御温度k2より低い第1制御温度k1により、記録媒体Sへの焦げ跡の付着等の不具合が発生する前に第1の駆動手段1による定着装置駆動により装置外へ排出可能であるため、より安全な画像形成装置の提供が可能となる。
以下に本発明に係る画像形成装置の実施例2について説明する。尚、ここでは実施例1との違いのみ述べることにし、その他は省略する。
図10において、37、38は第1の駆動手段である第1モータ1からの駆動を伝達するギア列である。
第1モータ1に取り付けられたピニオンギア1aの駆動力が、ギア4から前記ギア37、複数のギア38を伝達し、ギア12に入力される構成となっている。
一般的に加圧ローラ702を有する定着ユニット700は例えば定着ローラ交換等を鑑みて定着ユニット700ごと画像形成装置本体から取り外し可能な構成を取ることが多い。本実施例においても同様の構成をとっている(不図示)。
上記構成により加圧ローラギア16もしくは加圧ローラギア16に駆動伝達可能な定着ユニット700に設置されたギアは、画像形成装置本体に設置されたギア(本実施例ではギア19)と噛み合うことになる。従って前記加圧ローラギア16もしくは前記ギア19に噛み合う画像形成装置本体に設置されたギアの数が多いほど、定着ユニット700の設置位置において多くの個所で高い位置精度が要求され、適正なバックラッシュを確保することが困難になる。
しかしながら本実施例に示すとおり、第1モータ1からの駆動を振り子ホルダ21と同軸で回転可能なアイドラギア12に入力することで、加圧ローラギア16に噛み合うギアの数を少なく構成できる。ここでギア37、ギア38はギア12と同じ画像形成装置本体に設置されており、適正なバックラッシュを容易に確保できる。またギア19は振り子ギア13と噛み合うため、適正位置を確保可能な図示しない突き当て構成により振り子ホルダ21の回動を規制することで容易に適正なバックラッシュを確保可能である。従って本実施例においては、定着ユニット700は画像形成装置本体に設置されたアイドラギア15に対してのみ、加圧ローラギア16の位置精度を確保するだけで、比較的容易に各ギア間のバックラッシュを安価な構成で実現出来る。またそれにより安定した画像形成が可能となる。
実施例1及び実施例2では第1モータ1と定着ユニット700間に駆動解除ユニット30を介在させ、ジャム処理時における第1モータ1の破損及び多大な引き抜きトルクによる記録紙の破損等の防止や、軽い操作力でのジャム処理を可能としたが、代わりに、図11のように、手動式、あるいはドア部材804の開閉動作に連動する定着ニップ圧解除機構707を有することでも同様の効果が得られる。もちろんその両方を採用しても良い。
定着ニップ圧解除機構707は、たとえば、加圧ローラ702を、加熱部材としてのフィルムユニット701に対して圧接させる加圧手段(不図示)の加圧力に抗して、手動で、あるいはドア部材804の開き動作に連動して押し下げて定着ニップ圧を解除状態にするカム機構やレバー機構等で構成することができる。上記加圧手段の加圧力を解除する手段構成にすることもできる。
このように、定着装置700側から第1の駆動手段1側へ、第1の駆動手段逆回転方向の駆動力が伝達されることを阻止する駆動解除機構30、または、定着装置700の加熱部材701と加圧部材702のニップNを解除するニップ解除機構707の、少なくとも一方以上の解除機構を有することで、ニップN内に残存する記録媒体Sを定着装置700よも記録媒体搬送方向上流側より引き抜く場合に発生する定着装置内回転体の駆動力が、第1の駆動手段1に伝達することなく、もしくは、ニップ解除により記録媒体Sを引き抜く場合に定着装置内回転体に駆動力が働かないため、第1の駆動手段1の破損、及び多大な引き抜きトルクによる記録媒体Sの破損等を防止でき、軽い操作力でジャム処理を行うことが可能となり、ユーザビリティに優れた信頼性の高い画像形成装置の提供が可能となる。
また、記録媒体ジャム処理時における記録媒体Sの取り出しを行うための開口200aと、開口200aを開閉するための扉部材804とを有し、定着ニップ解除機構707が、扉部材804の開閉動作に連動して動作することで、定着ニップ部N内に残存する記録媒体S1を上流側より引き抜く場合、扉部材804を開けることで駆動力またはニップ圧解除を行うため、ユーザーにわずらわしい操作を要求することが無く、簡単で確実なジャム処理が可能な画像形成装置の提供が可能となる。
以上の実施例1〜3において、定着装置700は、加圧部材駆動式・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置に限られるものではなく、熱ローラ方式の定着装置や、圧力ローラ方式の定着装置等であってもよい。フィルム加熱方式の加熱装置も、フィルムにテンションを与えるタイプの加熱装置であってもよい。
第1の実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す簡略断面図である。 画像形成装置におけるJAM処理時の動作説明図である。 定着装置の拡大横断面模型図である。 定着装置におけるヒータと通電制御回路の構成説明図である。 画像形成装置の駆動構成を示す斜視図である。 画像形成装置の駆動構成を表す簡略断面図である。 (a)は駆動解除ユニットの駆動伝達状態を示す斜視図、(b)は駆動解除ユニットの駆動解除状態を示す斜視図、(c)は駆動解除ユニットの構成を示す分解斜視図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 画像形成装置の制御を説明するタイミングチャートである。 第2の実施例に係る画像形成装置における駆動構成を示す簡略断面図である。 第3の実施例における定着ニップ圧解除機構の説明図である。
符号の説明
1‥‥第1モータ(第1の駆動手段)
2‥‥第2モータ(第2の駆動手段)
3‥‥ドラム駆動ギア
13‥‥振り子ギア
16‥‥加圧ローラギア
18‥‥中間排紙ローラギア
20‥‥排紙ローラギア
21‥‥振り子ホルダ
30‥‥駆動解除ユニット
32‥‥ワンウェイWギア
35‥‥ドラム駆動解除リング
36‥‥駆動解除アーム
104‥‥給紙ローラ
105‥‥分離パッド
107a‥‥搬送ローラ
108a‥‥レジストローラ
400‥‥プロセスカートリッジ
500‥‥レーザースキャナーユニット
601‥‥転写ローラ
700‥‥定着ユニット
801a‥‥中間排紙ローラ
802a‥‥排紙ローラ
804‥‥ドア部材

Claims (3)

  1. 記録媒体に未定着画像を形成する画像形成手段と、加熱部材と加圧部材によって形成されるニップで前記画像形成手段側から導入された記録媒体を挟持搬送することで未定着画像を定着させる定着装置と、前記画像形成手段を駆動する第1モータ、前記定着装置を駆動する第2モータと、を有する画像形成装置において、
    前記第1モータの動力はクラッチ機構を介して前記定着装置にも伝達可能となっており、前記定着装置は前記第1モータの動力で起動され、その後、前記第1モータから前記定着装置への動力が前記クラッチ機構により遮断されて前記定着装置は前記第2モータの動力で駆動されて定着処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1モータからの動力による前記定着装置の回転速度が、前記第2モータからの動力による前記定着装置の回転速度に比べ低く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着装置の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の情報に基づいて前記定着装置を制御温度に温度制御する制御手段と、と有し、前記第1モータの動力による前記定着装置駆動時の第1制御温度が、前記第2モータの動力による前記定着装置駆動時の第2制御温度より低く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
JP2005042140A 2005-02-18 2005-02-18 画像形成装置 Expired - Lifetime JP4564861B2 (ja)

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