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JP4526932B2 - 塗装ブース - Google Patents

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Description

本発明は、搬送される被塗装物に対して塗装が行われる塗装室と、前記塗装室の下部に設置され、前記塗装室から吸引した汚染空気の処理が行われる排気室とを備えた塗装ブースに関するものである。
一般に、塗装ブースの塗装室内にて被塗装物に対する霧化塗装を行うと、オーバースプレーにより、塗料ミストや揮発性有機溶剤などを含んだ汚染空気が塗装室内に充満してしまう。その結果、塗料ミストのカブリによって被塗装物の品質が損なわれたり、揮発性有機溶剤によって作業者の健康が害されたりする可能性がある。これらの問題を解決するために、汚染空気を吸引して塗装室外に排出する構造を備えた塗装ブースが従来提案されている。
ところが、公害防止の観点から、塗装室の汚染空気をそのまま大気中に放出することはできない。そのため、近年では図4に示すような構造の塗装ブース51が提案されている。この塗装ブース51の場合、塗装室52の下部に排気室53が設置され、塗装室52から吸引した汚染空気をその排気室53で浄化処理するようになっている。排気室53の内部は、フロープレート54によって上下に仕切られている。通常、フロープレート54の中央部(即ち被塗装物W1の直下の位置)には、気液流下部55が一列のみ開口形成されている。フロープレート54の下側には傾斜した案内板56が配設されている。そして、気液流下部55を介して流下した汚染空気及び液体は、この案内板56に案内されて下方に流れるようになっている。案内板56の先端は排気室53における片方の側壁57の近傍に到り、そこに狭小流路58を形成している。このため、流体が狭小流路58を通過して微粒化される際に、汚染空気中に含まれる塗料ミストがトラップされるようになっている。なお、図4と類似の構造を有する従来技術は、例えば下記の特許文献1にも開示されている。
特開平8−71468号公報(図1等)
ところが、上記従来の塗装ブース51の場合、案内板56の先端を排気室53における片方の側壁57に近接させて狭小流路58を形成している構造上、ブース内を流れる風の流量の差が左右で拡大し、偏流の発生につながってしまう。このため、部分的に塗着効率の悪い箇所が生じてしまうという問題がある。なお、図4の塗装ブース51では、被塗装物W1の右側における風の流量のほうが、左側における風の流量よりも大きくなる傾向にある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、偏流の発生を抑制することで塗着効率を向上できる塗装ブースを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、搬送される被塗装物に対して塗装が行われる塗装室と、前記塗装室の下部に設置され、前記塗装室から吸引した汚染空気の処理が行われる排気室とを備えるとともに、前記排気室内を上下に仕切る溢流板が設けられ、前記溢流板の上面側に液体を供給する給水手段が設けられ、前記溢流板に開口形成された気液流下部を介して流下する汚染空気及び液体を前記排気室における片方の側壁近傍に導く案内部材が前記溢流板の下側に設けられ、前記案内部材の先端と前記側壁との間に狭小流路が形成された塗装ブースであって、前記溢流板は、前記被塗装物の直下に配置された平板状の溢流板中央部と、前記溢流板中央部の両側に接続され、前記溢流板中央部に向かって下降するように傾斜する一対の溢流板側部とを備え、前記給水手段が、前記一対の溢流板側部にそれぞれ配置され、前記気液流下部が、前記溢流板中央部と前記一対の溢流板側部との接続部分であって、前記被塗装物における両方の側面の略直下となる位置にて、前記被塗装物の搬送方向に沿って配置されていることを特徴とする塗装ブースをその要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によると、被塗装物における両方の側面の略直下となる位置にそれぞれ気液流下部を配置したことにより、ブース左右における風の流量の差が小さくなり、ブース内における偏流の発生が抑制される。その結果、塗着効率を向上させることができ、もって塗装の質を向上させることができる。
なお、「前記被塗装物の両方の側面の略直下となる位置」とは、被塗装物の両方の側面の直下となる位置のみをいうのではなく、被塗装物の両方の側面の直下から若干幅方向にずれた位置も含むものとする。また、前記気液流下部は、前記被塗装物の搬送方向に沿って等間隔に配置された複数の開口部からなることが好ましい(請求項2)。即ち、被塗装物の搬送方向に沿って気液流下部をいわば非連続的に形成したこの構成によると、例えば被塗装物の搬送方向に沿って気液流下部を連続的に形成した場合に比較して、溢流板の上面における比較的広いエリアに洗い流し用の液体を供給することができる。それゆえ、洗い残し部分が生じにくくなり、溢流板の上面に落ちた塗料を確実に洗い流すことができる。
前記気液流下部は2列形成されるとともに、それらを構成する複数の開口部が前記被塗装物の搬送方向に沿って千鳥状に配置されていることが好ましい(請求項3)。この構成によると、溢流板の上面のほぼ全域に洗い流し用の液体を供給することができる。よって、洗い残し部分の発生を確実に防止でき、溢流板の面に落ちた塗料をより確実に洗い流すことができる。
以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によると、偏流の発生を抑制することで塗着効率を向上できる塗装ブースを提供することができる。特に、請求項2,3に記載の発明によると、溢流板の上面に落ちた塗料を確実に洗い流すことができるため、溢流板が汚れにくくメンテナンスが容易な塗装ブースを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態の塗装ブース1を図1(a),(b)に基づき詳細に説明する。
図1(a)に示されるように、本実施形態の塗装ブース1は、搬送される被塗装物2(自動車ボディなど)に霧化した塗料を吹き付けることにより、被塗装物2の表面に塗膜を形成するための装置である。この塗装ブース1の主要部を構成する塗装室3の上部には、空気が乱れることなく均一に流れるダウンフローB1を塗装室3内に供給する給気室4が設けられている。また、塗装室3の下部には排気室12が設置されている。
排気室12は、塗装室3内の汚染空気を排気ファン(図示略)の吸引力によって吸引し、吸引した汚染空気の処理を行うようになっている。なお、汚染空気には、塗装室3内の塗装機(図示略)からオーバースプレーされた塗料ミストが含まれている。また、排気室12の一方の側壁12bには、排気室12内にて浄化された空気を外部に排出する排気ダクト13が設けられている。そして、排気ダクト13から排出された空気は、図示しないファンによって圧送され、排気される。なお、排気ダクト13から排出された空気の一部が再び給気室4に導かれるようになっていてもよい。
図1(a),(b)に示されるように、排気室12には、その室内を上下に仕切るフロープレート14(溢流板)が配設されている。フロープレート14は、左右両側から中央部15に向かって下降するように傾斜しているものの、中央部15は水平になっている。そして、フロープレート14は、ブース中央線を介して略左右対称に形成されている。
また、フロープレート14は、左右両側端に給水手段としての給水管14a,14bを備えている。給水管14a,14bは、フロープレート14の上面側に、塗料洗い流し用の水(液体)を供給するためのものである。詳述すると、給水管14a,14bには、フロープレート14から上方に突出する複数の管が等間隔に設けられている。よって、給水管14a,14b内の水は、各管の上端から給水されてフロープレート14上を中央部15に向かって流れるようになっている。なお、上記のような給水管14a,14bに代えて、給水樋を給水手段として用いてもよい。
図1(a),(b)に示されるように、フロープレート14には、汚染空気が水とともに通過する2列の気液流下部22a,22bが開口形成されている。両気液流下部22a,22bは、それぞれ複数の開口部23a,23bからなっている。各開口部23a,23bは、互いに同一の形状、大きさとなっている。本実施形態において、開口部23a,23bは、長方形状をなしており、長辺が約750mmに設定されるとともに、短辺が約300mmに設定されている。仮に、開口部23a,23bの短辺が300mm未満であると、塗料によって目詰まりを起こしやすくなるが、本実施形態ではそのおそれがない。また、狭小流路17に近い側の気液流下部22aを構成する各開口部23aは、前記被塗装物2における一方の側面2aの略直下となる位置にて、被塗装物2の搬送方向D1に沿って等間隔に配置されている。同様に、狭小流路17から遠い側の気液流下部22bを構成する各開口部23bは、被塗装物2における他方の側面2bの略直下となる位置にて、被塗装物2の搬送方向D1に沿って等間隔に配置されている。なお、開口部23a,23bの短辺(幅方向の寸法)は約300mmであるため、被塗装物2の全幅が数百mm異なっていたとしても、各開口部23a,23bは被塗装物2の側面2a,2bの略直下となる。各開口部23a,23bは、被塗装物2の搬送方向D1に沿って千鳥状に配置されている。
図1(a)に示されるように、フロープレート14の下側には、案内部材としての案内板16が設けられている。案内板16は、各開口部23bの下端部から図1の左下に向けて延設されている。案内板16は、開口部23a,23bから排気室12における片方の側壁12cの近傍に至る流路を形成している。よって、案内板16は、開口部23a,23bを通過した汚染空気及び開口部23a,23bから落とし込まれた水を、排気室12の側壁12c近傍に導くようになっている。
また、案内板16の先端は、排気室12の側壁12cの下端近傍に接近して配置されている。これにより、案内板16の先端と側壁12cとの間には、前記狭小流路17が形成される。狭小流路17は、開口部23a,23bから排気ダクト13に至る流路において最も幅狭な流路となっている。そのため、狭小流路17を通過するときに空気及び水の流速が最大になるとともに、水が微粒化される。このとき、汚染空気に含まれる塗料ミストは、水滴に気液接触して捕集される。そして、塗料ミストを捕集した水滴の大部分は、狭小流路17の開口部から排気室12の底面12aに導かれる。また、塗料ミストを含む水滴の一部は、排気ダクト13側に導かれる。
また、排気室12においてフロープレート14及び案内板16の下側にある空間は、気液分離ゾーン19となっている。また、気液分離ゾーン19における狭小流路17と前記排気ダクト13との間の位置には、複数の気液分離板20が設けられている。各気液分離板20は、狭小流路17を通過した空気から水分(塗料ミストを含む水)を分離するようになっている。そして、分離された水分は、排気室12の底面12aに落下して排気ダクト13側に流れるようになっている。さらに、排気ダクト13は、各気液分離板20を通過して浄化された空気を排気室12の外部に排出するようになっている。また、排気室12の底面12aの下方位置には、排水路21が設置されている。排水路21には、底面12aを流れてきた水が一時的に溜まるようになっている。
次に、塗装ブース1の作用を説明する。
まず、塗装機から塗料を噴霧して被塗装物2の上塗り塗装を行うと、オーバースプレーされた塗料が、塗装室3内の空気とともに、排気室12に配設されたフロープレート14の開口部23a,23bから案内板16に案内される。
なお、被塗装物2における側面2aの略直下となる位置に複数の開口部23aが配置され、被塗装物2における側面2bの略直下となる位置に複数の開口部23bが配置されている。このため、被塗装物2の側面2a近傍を流れる汚染空気は各開口部23aを通過し、被塗装物2の側面2b近傍を流れる汚染空気は各開口部23bを通過する。また、各開口部23a,23bは、互いにほぼ同数ずつ配置され、互いに同一の形状、大きさとなっている。よって、各開口部23aを通過する汚染空気の流量と各開口部23bを通過する汚染空気の流量との差が小さくなり、塗装ブース1内における偏流の発生が抑制される。なお、各気液流下部22a,22bを通過する際にも圧力損失が生じるが、この部分での圧力損失は、狭小流路17を通過する際に生じる圧力損失よりも小さく設定されている。
その後、案内板16に案内された汚染空気は、気液分離ゾーン19に吹き出される。このとき、狭小流路17では、開口部23a,23bから落とし込まれた水が微粒化され、その水滴と汚染空気とが気液接触され、汚染空気に含まれる塗料ミストが捕集される。そして、狭小流路17にて発生した水滴の大部分は、排気室12の底面12aに落下して排水路21に導かれる。また、狭小流路17にて発生した水滴の一部は、空気とともに排気ダクト13側に導かれ、気液分離板20により空気から分離された後、排気室12の底面12aに落下して排水路21に導かれる。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の塗装ブース1によれば、被塗装物2における両方の側面2a,2bの略直下となる位置にそれぞれ開口部23a,23bが配置されている。これにより、ブース左右における風の流量の差が小さくなり、塗装ブース1内における偏流の発生が抑制される。その結果、被塗装物2にて部分的に塗着効率の悪い箇所が生じにくくなるため、塗装の質を向上させることができる。
(2)本実施形態では、各開口部23a,23bが、被塗装物2の搬送方向D1に沿って等間隔に(いわば非連続的に)配置されているため、フロープレート14の中央部15の上面にも洗い流し用の水を供給することができる。しかも、各開口部23a,23bが、被塗装物2の搬送方向D1に沿って千鳥状に配置されている。このため、給水管14aから流れ出した水が、中央部15の上面を矢印F1方向に流れて開口部23b内に到達しやすくなるとともに、給水管14bから流れ出した水が、中央部15の上面を矢印F2方向に流れて開口部23a内に到達しやすくなる(図1(b)参照)。従って、フロープレート14の上面のほぼ全域に洗い流し用の水を供給することができる。それゆえ、中央部15における洗い残し部分の発生を確実に防止でき、フロープレート14の上面に落ちた塗料をより確実に洗い流すことができる。よって、フロープレート14が汚れにくくなり、メンテナンスが容易な塗装ブース1を実現することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、気液流下部22a,22bを、それぞれ複数の開口部23a,23bにより構成したが、これに限定されない。例えば、図2(a),(b)に示されるように、被塗装物2の搬送方向に沿って延びる溝状の気液流下部24a,24bとしてもよい。
なお、この場合、フロープレート14の中央部15を、左右両側からブース中央線に向かって上昇するように傾斜させ、ブース中央線付近に、給水管14a,14bと同じ構成の給水管14cを設けることがよい。このようにすれば、給水管14a,14bから流れ出した水が中央部15の上面に到達しなくても、給水管14cから流れ出した水が中央部15の上面に供給されるため、フロープレート14の上面のほぼ全域に洗い流し用の水を供給することができる。
・図3に示されるように、狭小流路17に近い側の気液流下部22aの下部に、汚染空気及び水を排気室12の中央部に向けて案内する案内ダクト25(案内手段)を取り付けてもよい。このようにすれば、側壁12c、フロープレート14及び案内板16によって形成される空間にて発生した音(具体的には、開口部23a,23bから水が落とし込まれることにより発生する音や、空気及び水が狭小流路17を通過するときに発生する音)が、気液流下部22a(開口部23a)を介して塗装室3側に漏れにくくなり、騒音を低減することができる。
・上記実施形態では、塗料が吹き付けられる被塗装物2は自動車ボディであった。しかし、被塗装物2は、空力付加物(スポイラーなど)やバンパーなどの自動車用部品であってもよい。なお、被塗装物2は、必ずしも自動車用部品でなくてもよい。
・上記実施形態にて被塗装物2に対して行われる塗装は、上塗り塗装であった。しかし、被塗装物2に対して行われる塗装は、下塗り塗装や中塗り塗装などであってもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項2において、前記複数の開口部は短辺が300mm以上の長方形状であること。
(2)請求項2において、前記狭小流路に近い側の気液流下部を構成する複数の開口部の下部に、汚染空気及び液体を前記排気室の中央部に向けて案内する案内手段を取り付けたこと。
(a)は本発明を具体化した一実施形態の塗装ブースを示す概略断面図、(b)はそれにおけるフロープレートを示す部分平面図。 (a)は別の実施形態の塗装ブースを示す概略断面図、(b)はそれにおけるフロープレートを示す部分平面図。 別の実施形態の塗装ブースを示す概略断面図。 従来例の塗装ブースを示す概略断面図。
符号の説明
1…塗装ブース
2…被塗装物
2a,2b…側面
3…塗装室
12…排気室
12c…側壁
14…溢流板としてのフロープレート
14a,14b…給水手段としての給水管
16…案内部材としての案内板
17…狭小流路
22a,22b,24a,24b…気液流下部
23a,23b…開口部
D1…搬送方向

Claims (3)

  1. 搬送される被塗装物に対して塗装が行われる塗装室と、前記塗装室の下部に設置され、前記塗装室から吸引した汚染空気の処理が行われる排気室とを備えるとともに、前記排気室内を上下に仕切る溢流板が設けられ、前記溢流板の上面側に液体を供給する給水手段が設けられ、前記溢流板に開口形成された気液流下部を介して流下する汚染空気及び液体を前記排気室における片方の側壁近傍に導く案内部材が前記溢流板の下側に設けられ、前記案内部材の先端と前記側壁との間に狭小流路が形成された塗装ブースであって、
    前記溢流板は、前記被塗装物の直下に配置された平板状の溢流板中央部と、前記溢流板中央部の両側に接続され、前記溢流板中央部に向かって下降するように傾斜する一対の溢流板側部とを備え、
    前記給水手段が、前記一対の溢流板側部にそれぞれ配置され、
    前記気液流下部が、前記溢流板中央部と前記一対の溢流板側部との接続部分であって、前記被塗装物における両方の側面の略直下となる位置にて、前記被塗装物の搬送方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする塗装ブース。
  2. 前記気液流下部は、前記被塗装物の搬送方向に沿って等間隔に配置された複数の開口部からなることを特徴とする請求項1に記載の塗装ブース。
  3. 前記気液流下部は2列形成されるとともに、それらを構成する複数の開口部が前記被塗装物の搬送方向に沿って千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の塗装ブース。
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