JPH06292851A - 塗装ブース - Google Patents
塗装ブースInfo
- Publication number
- JPH06292851A JPH06292851A JP5083052A JP8305293A JPH06292851A JP H06292851 A JPH06292851 A JP H06292851A JP 5083052 A JP5083052 A JP 5083052A JP 8305293 A JP8305293 A JP 8305293A JP H06292851 A JPH06292851 A JP H06292851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- scaffold
- coating
- scaffoldings
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
- B05B14/468—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗装室内に配置される足場への塗料の付着を
防止する。 【構成】 塗装室13の下部に、塗装室13の側壁部1
3a側から塗装室13の中央部に向って下る方向に傾斜
する板状の足場25を設け、足場25の表面に滑り止め
手段28を形成し、給水手段31から供給される水Wを
足場25の表面に沿って流下させる。
防止する。 【構成】 塗装室13の下部に、塗装室13の側壁部1
3a側から塗装室13の中央部に向って下る方向に傾斜
する板状の足場25を設け、足場25の表面に滑り止め
手段28を形成し、給水手段31から供給される水Wを
足場25の表面に沿って流下させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装作業が行われる塗
装ブースの構造に関し、とくに塗装室の足場への塗料の
付着を防止するようにした塗装ブースの構造に関する。
装ブースの構造に関し、とくに塗装室の足場への塗料の
付着を防止するようにした塗装ブースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベア等の搬送装置により連続的に搬
送される自動車のボデーを塗装する際には、排気循環型
塗装ブースが広く利用されている。排気循環型塗装ブー
スに関する先行技術の一例として、例えば実開昭60−
108374号公報が知られている。
送される自動車のボデーを塗装する際には、排気循環型
塗装ブースが広く利用されている。排気循環型塗装ブー
スに関する先行技術の一例として、例えば実開昭60−
108374号公報が知られている。
【0003】図5は、従来の塗装ブースの一例を示して
いる。図5において、1は塗装ブースを示しており、塗
装ブース1の上部には給気ダクト2が設けられている。
塗装室3内には、搬送コンベア6が配置されている。自
動車のボデー4は、搬送コンベア6によって連続的に搬
送されるようになっている。塗装室3内の搬送コンベア
6の両側には、足場5が配置されている。足場5は、通
気性の良いスノコ状の部材から構成されている。
いる。図5において、1は塗装ブースを示しており、塗
装ブース1の上部には給気ダクト2が設けられている。
塗装室3内には、搬送コンベア6が配置されている。自
動車のボデー4は、搬送コンベア6によって連続的に搬
送されるようになっている。塗装室3内の搬送コンベア
6の両側には、足場5が配置されている。足場5は、通
気性の良いスノコ状の部材から構成されている。
【0004】足場5は、塗装室3内に配置された塗装ロ
ボット8等の塗装装置を保守点検する際に用いられるも
のである。足場5は、塗装室3内に固定された支持部材
7によって支持されている。給気ダクト2から塗装室3
内に導入された給気Aは、常時、足場5を通って排気ダ
クト側に吸引されるようになっている。
ボット8等の塗装装置を保守点検する際に用いられるも
のである。足場5は、塗装室3内に固定された支持部材
7によって支持されている。給気ダクト2から塗装室3
内に導入された給気Aは、常時、足場5を通って排気ダ
クト側に吸引されるようになっている。
【0005】塗装室3の下方に位置する排気室には、傾
斜板からなるフロープレート9が設けられている。フロ
ープレート9の上面には、水Wが供給されており、フロ
ープレート9の端部からは水Wが水膜となって落下する
ようになっている。給気Aが水膜を通過する際には、吸
気Aに混在している塗料が捕捉される。
斜板からなるフロープレート9が設けられている。フロ
ープレート9の上面には、水Wが供給されており、フロ
ープレート9の端部からは水Wが水膜となって落下する
ようになっている。給気Aが水膜を通過する際には、吸
気Aに混在している塗料が捕捉される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す塗装ブースには、つぎの問題が存在する。図5に示
す塗装ブースの場合は、スノコ状の足場5が塗装室3内
に配置されたままとなるので、塗装作業時には常時足場
5を介して給気Aが流れる。この給気A中には、微粒化
した塗料が混在しているので、給気が足場5を通過する
際には、微粒化した塗料が足場5に付着し、塗装ブース
を一定期間使用すると、足場5への塗料の付着量が著し
く大となる。したがって、足場5の清掃頻度が大とな
り、清掃のためのコストが増加する。
示す塗装ブースには、つぎの問題が存在する。図5に示
す塗装ブースの場合は、スノコ状の足場5が塗装室3内
に配置されたままとなるので、塗装作業時には常時足場
5を介して給気Aが流れる。この給気A中には、微粒化
した塗料が混在しているので、給気が足場5を通過する
際には、微粒化した塗料が足場5に付着し、塗装ブース
を一定期間使用すると、足場5への塗料の付着量が著し
く大となる。したがって、足場5の清掃頻度が大とな
り、清掃のためのコストが増加する。
【0007】本発明は、上記の問題に着目し、足場への
塗料の付着を防止するようにした塗装ブースを提供する
ことを目的とする。
塗料の付着を防止するようにした塗装ブースを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る塗装ブースは、塗装室の下部に配置さ
れ、塗装室の側壁部側から塗装室の中央部に向って下る
方向に傾斜する板状の足場と、前記足場の表面に形成さ
れる滑り止め手段と、前記足場の前記側壁部側から水を
供給し、該水を前記足場の表面に沿って流下させる給水
手段と、を具備したものから成る。
の本発明に係る塗装ブースは、塗装室の下部に配置さ
れ、塗装室の側壁部側から塗装室の中央部に向って下る
方向に傾斜する板状の足場と、前記足場の表面に形成さ
れる滑り止め手段と、前記足場の前記側壁部側から水を
供給し、該水を前記足場の表面に沿って流下させる給水
手段と、を具備したものから成る。
【0009】
【作用】このように構成された塗装ブースにおいては、
給水手段によって足場の表面に水が供給される。足場
は、塗装室の側壁部側から塗装室の中央部に向って下る
方向に傾斜しているので、側壁部側から供給された水は
足場の表面に沿って流下し、足場の端部から落下する。
給水手段によって足場の表面に水が供給される。足場
は、塗装室の側壁部側から塗装室の中央部に向って下る
方向に傾斜しているので、側壁部側から供給された水は
足場の表面に沿って流下し、足場の端部から落下する。
【0010】塗装室内での塗装作業時には、微粒化され
た塗料が足場に落下することになるが、足場の表面に沿
って水が流れているので、足場に落下した塗料は水によ
って捕捉され、足場の端部から下方に排出される。した
がって、塗料の足場への付着が確実に防止される。
た塗料が足場に落下することになるが、足場の表面に沿
って水が流れているので、足場に落下した塗料は水によ
って捕捉され、足場の端部から下方に排出される。した
がって、塗料の足場への付着が確実に防止される。
【0011】自動塗装装置等の保守点検時には、作業者
が水が流れている傾斜した足場の表面に乗ることになる
が、足場の表面には滑り止め手段が形成されているの
で、作業者の足場上での滑りが防止される。
が水が流れている傾斜した足場の表面に乗ることになる
が、足場の表面には滑り止め手段が形成されているの
で、作業者の足場上での滑りが防止される。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係る塗装ブースの望ましい
実施例を、図面を参照して説明する。
実施例を、図面を参照して説明する。
【0013】第1実施例 図1および図2は、本発明の第1実施例を示している。
図1において、11は塗装ブースを示している。塗装ブ
ース11の上部には、給気ダクト12が設けられてい
る。塗装ブース11の塗装室13には、給気ダクト12
からの給気Aがフィルタ14を介して導かれている。塗
装室13の中央には、搬送コンベア15が位置してい
る。被塗装物である自動車のボデー10は、搬送コンベ
ア15によって連続的に搬送されるようになっている。
図1において、11は塗装ブースを示している。塗装ブ
ース11の上部には、給気ダクト12が設けられてい
る。塗装ブース11の塗装室13には、給気ダクト12
からの給気Aがフィルタ14を介して導かれている。塗
装室13の中央には、搬送コンベア15が位置してい
る。被塗装物である自動車のボデー10は、搬送コンベ
ア15によって連続的に搬送されるようになっている。
【0014】塗装室13の下部には、床梁16が位置し
ている。床梁16の下方には、塗装室13内に導かれた
給気Aが排出される排気室17が位置している。排気室
17は、排気ダクト18に接続されている。排気室17
に排出された給気Aは、排気ダクト18側に設けられた
排気ファン(図示略)によって外部に排出されるように
なっている。
ている。床梁16の下方には、塗装室13内に導かれた
給気Aが排出される排気室17が位置している。排気室
17は、排気ダクト18に接続されている。排気室17
に排出された給気Aは、排気ダクト18側に設けられた
排気ファン(図示略)によって外部に排出されるように
なっている。
【0015】塗装室13内の両側壁部13aの近傍に
は、塗装ロボット21がそれぞれ配置されている。搬送
コンベア15によって搬送されるボデー10は、各塗装
ロボット21によって塗装されるようになっている。各
塗装ロボット21は、側壁部13aに取付けられた架台
22に固定されている。
は、塗装ロボット21がそれぞれ配置されている。搬送
コンベア15によって搬送されるボデー10は、各塗装
ロボット21によって塗装されるようになっている。各
塗装ロボット21は、側壁部13aに取付けられた架台
22に固定されている。
【0016】塗装室13の下部に位置する床梁16の直
上には、足場25が位置している。足場25は、板状部
材から構成されている。足場25は、塗装室13の両側
壁部13a側から塗装室13の中央部に位置する搬送コ
ンベア15に向って下る方向に傾斜して配置されてい
る。足場25は、支持部材26を介して床梁16に支持
されている。
上には、足場25が位置している。足場25は、板状部
材から構成されている。足場25は、塗装室13の両側
壁部13a側から塗装室13の中央部に位置する搬送コ
ンベア15に向って下る方向に傾斜して配置されてい
る。足場25は、支持部材26を介して床梁16に支持
されている。
【0017】足場25の表面には、図2に示すように、
作業者の歩行時の滑りを防止する滑り止め手段としての
複数の突起部28が設けられている。複数の突起部28
は、足場25の表面の全体に設けてもよいし、作業者が
走行する部分にのみ設けてもよい。
作業者の歩行時の滑りを防止する滑り止め手段としての
複数の突起部28が設けられている。複数の突起部28
は、足場25の表面の全体に設けてもよいし、作業者が
走行する部分にのみ設けてもよい。
【0018】塗装ブース13の両側壁部13aの外側に
は、足場25の表面に水Wを供給する給水手段31が設
けられている。給水手段31は、給水管32、水槽33
を有している。水槽33には給水管32から一定流量の
水が常時供給されるようになっている。足場25の側壁
部13a側の端部は、水槽33の上端部に接続されてい
る。
は、足場25の表面に水Wを供給する給水手段31が設
けられている。給水手段31は、給水管32、水槽33
を有している。水槽33には給水管32から一定流量の
水が常時供給されるようになっている。足場25の側壁
部13a側の端部は、水槽33の上端部に接続されてい
る。
【0019】水槽33に供給された水Wは、一定量を超
えると水槽33からオーバフローし、オーバフローした
水Wは足場25に向って流れるようになっている。足場
25は、水槽33からオーバフローした水によって表面
全体が覆われるようになっている。足場25の表面に沿
って流下した水は、足場25の端部から排気室17に落
下するようになっている。
えると水槽33からオーバフローし、オーバフローした
水Wは足場25に向って流れるようになっている。足場
25は、水槽33からオーバフローした水によって表面
全体が覆われるようになっている。足場25の表面に沿
って流下した水は、足場25の端部から排気室17に落
下するようになっている。
【0020】排気室17には、傾斜板35が設けられて
いる。足場25の端部からの水Wは、水膜W1 となって
傾斜板35上に落下するようになっている。傾斜板35
に沿って流下した水Wは、さらに傾斜板35の端部から
水膜W2 となって排気室17の下部に落下するようにな
っている。
いる。足場25の端部からの水Wは、水膜W1 となって
傾斜板35上に落下するようになっている。傾斜板35
に沿って流下した水Wは、さらに傾斜板35の端部から
水膜W2 となって排気室17の下部に落下するようにな
っている。
【0021】塗装室13内に舞い上がる塗料は、ダウン
フローする給気Aに乗って塗装室13の下方に流れ、一
方の足場25の他方の足場25との間の空間部を介して
排気室17に導かれるようになっている。給気Aが水膜
W1 、W2 を通過する際には、吸気Aに混在している塗
料が捕捉される。傾斜板25からの水Wと捕捉された塗
料は、回収槽36に溜められる。回収槽36に排出され
た水Wは、塗料が除かれた後に循環ポンプ(図示略)に
よって再び給水管32に戻される。
フローする給気Aに乗って塗装室13の下方に流れ、一
方の足場25の他方の足場25との間の空間部を介して
排気室17に導かれるようになっている。給気Aが水膜
W1 、W2 を通過する際には、吸気Aに混在している塗
料が捕捉される。傾斜板25からの水Wと捕捉された塗
料は、回収槽36に溜められる。回収槽36に排出され
た水Wは、塗料が除かれた後に循環ポンプ(図示略)に
よって再び給水管32に戻される。
【0022】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。塗装室13に配置される塗装ロボット21の
保守点検を行う際には、作業者が足場25に乗って作業
を行うことになる。この際、足場25の表面には常時水
Wが流れており、しかも足場25が傾斜しているので、
足場25の表面は非常に滑りやすい状態となるが、足場
25の表面には多数の突起部28からなる滑り止め手段
が設けられているので、作業者の靴裏と足場25との接
触抵抗が大となり、作業時における滑りが防止される。
説明する。塗装室13に配置される塗装ロボット21の
保守点検を行う際には、作業者が足場25に乗って作業
を行うことになる。この際、足場25の表面には常時水
Wが流れており、しかも足場25が傾斜しているので、
足場25の表面は非常に滑りやすい状態となるが、足場
25の表面には多数の突起部28からなる滑り止め手段
が設けられているので、作業者の靴裏と足場25との接
触抵抗が大となり、作業時における滑りが防止される。
【0023】塗装ロボット21による塗装作業時には、
微粒化された塗料が足場25の表面に落下することにな
るが、足場25の表面には水Wが流れているので、足場
25に落下した塗料は水Wによって捕捉され、足場25
の端部から排気室17側に排出される。したがって、塗
料の足場25への付着が確実に防止される。
微粒化された塗料が足場25の表面に落下することにな
るが、足場25の表面には水Wが流れているので、足場
25に落下した塗料は水Wによって捕捉され、足場25
の端部から排気室17側に排出される。したがって、塗
料の足場25への付着が確実に防止される。
【0024】第2実施例 図3は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、足場の構成のみであ
り、その他の部分は第1実施例に準じるので、準じる部
分に同一の符号を付すことにより、準じる部分の説明を
省略し、異なる部分についてのみ説明する。後述する他
の実施例も同様とする。
が第1実施例と異なるところは、足場の構成のみであ
り、その他の部分は第1実施例に準じるので、準じる部
分に同一の符号を付すことにより、準じる部分の説明を
省略し、異なる部分についてのみ説明する。後述する他
の実施例も同様とする。
【0025】第1実施例においては、足場25の全体が
傾斜する構成となっているが、本実施例では作業者が塗
装ロボットの保持点検に必要な部分にのみ、滑り止め手
段としての平坦部41が形成されている。平坦部31
は、各足場25のほぼ中央に位置しており、水平方向に
平坦となっている。
傾斜する構成となっているが、本実施例では作業者が塗
装ロボットの保持点検に必要な部分にのみ、滑り止め手
段としての平坦部41が形成されている。平坦部31
は、各足場25のほぼ中央に位置しており、水平方向に
平坦となっている。
【0026】このように、足場25の一部分を平坦部3
1にすることにより、傾斜面に対して滑りにくくなり、
かつ平坦面での保守点検作業が可能となることから、足
場25の全面が傾斜面となる第1実施例の場合よりも作
業性の改善が図れる。
1にすることにより、傾斜面に対して滑りにくくなり、
かつ平坦面での保守点検作業が可能となることから、足
場25の全面が傾斜面となる第1実施例の場合よりも作
業性の改善が図れる。
【0027】本実施例では、第1実施例のような多数の
突起部28からなる滑り止め手段は設けられていない
が、第1実施例の滑り止め手段である突起部28と本実
施例の滑り止め手段である平坦部41とを併用すること
により、さらに滑りにくくなり、かつ作業性の改善が図
れる。
突起部28からなる滑り止め手段は設けられていない
が、第1実施例の滑り止め手段である突起部28と本実
施例の滑り止め手段である平坦部41とを併用すること
により、さらに滑りにくくなり、かつ作業性の改善が図
れる。
【0028】第3実施例 図4は、本発明に係る第3実施例を示している。搬送コ
ンベア15によって搬送されてくるボデー10は、仕様
により塗装色が異なるので、塗装ロボット21において
は、ボデー10の塗装色に応じた塗料の色替えが行われ
る。
ンベア15によって搬送されてくるボデー10は、仕様
により塗装色が異なるので、塗装ロボット21において
は、ボデー10の塗装色に応じた塗料の色替えが行われ
る。
【0029】塗料の色替えの際には、塗装ガンや塗料供
給通路の一部がシンナー等の洗滌剤によって洗滌され
る。足場25には、洗滌剤を廃棄するためのホッパ45
が取付けられている。ホッパ45の上端部は、足場25
に形成された取付穴25aに挿入されている。足場25
には、ホッパ45の外周面に沿って周方向に延びる防水
壁46が取付けられている。これにより、足場25の上
面を流れる水Wがホッパ45内に侵入するのが防止され
ている。
給通路の一部がシンナー等の洗滌剤によって洗滌され
る。足場25には、洗滌剤を廃棄するためのホッパ45
が取付けられている。ホッパ45の上端部は、足場25
に形成された取付穴25aに挿入されている。足場25
には、ホッパ45の外周面に沿って周方向に延びる防水
壁46が取付けられている。これにより、足場25の上
面を流れる水Wがホッパ45内に侵入するのが防止され
ている。
【0030】上記各実施例では、図5に示す従来の塗装
ブース1におけるフロープレート9の機能を足場25が
兼用することになり、従来のフロープレート9を廃止す
ることができる。したがって、その分だけ塗装ブース1
1の高さ方向の長さを縮少することができ、塗装ブース
11を小型化することが可能となる。
ブース1におけるフロープレート9の機能を足場25が
兼用することになり、従来のフロープレート9を廃止す
ることができる。したがって、その分だけ塗装ブース1
1の高さ方向の長さを縮少することができ、塗装ブース
11を小型化することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、つぎの効果が得られ
る。
る。
【0032】(1)塗装室の下部に、塗装室の側壁部側
から塗装室の中央部に向って下る方向に傾斜する板状の
足場を設け、給水手段から供給される水を足場の表面に
沿って流下させるようにしたので、足場に落下する塗料
を足場の表面を流れる水によって捕捉することができ
る。したがって、塗料の足場への付着を確実に防止する
ことができ、足場の清掃コストを著しく低減することが
できる。
から塗装室の中央部に向って下る方向に傾斜する板状の
足場を設け、給水手段から供給される水を足場の表面に
沿って流下させるようにしたので、足場に落下する塗料
を足場の表面を流れる水によって捕捉することができ
る。したがって、塗料の足場への付着を確実に防止する
ことができ、足場の清掃コストを著しく低減することが
できる。
【0033】(2)足場の表面には滑り止め手段が設け
られているので、足場の表面に水が流れていても、かつ
足場が傾斜していても、作業者の歩行時における滑りを
防止することができる。
られているので、足場の表面に水が流れていても、かつ
足場が傾斜していても、作業者の歩行時における滑りを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る塗装ブースの概略構
成図である。
成図である。
【図2】図1における足場の部分拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る塗装ブースの足場近
傍の断面図である。
傍の断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る塗装ブースの足場近
傍の断面図である。
傍の断面図である。
【図5】従来の塗装ブースの概略構成図である。
11 塗装ブース 13 塗装室 13a 側壁部 15 搬送コンベア 21 塗装ロボット 25 足場 28 滑り止め手段 31 給水手段 41 滑り止め手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 陽一郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 塗装室の下部に配置され、塗装室の側壁
部側から塗装室の中央部に向って下る方向に傾斜する板
状の足場と、 前記足場の表面に形成される滑り止め手段と、 前記足場の前記側壁部側から水を供給し、該水を前記足
場の表面に沿って流下させる給水手段と、を具備したこ
とを特徴とする塗装ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083052A JPH06292851A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 塗装ブース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083052A JPH06292851A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 塗装ブース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292851A true JPH06292851A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13791429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083052A Pending JPH06292851A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 塗装ブース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06292851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006142208A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Trinity Ind Corp | 塗装ブース |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083052A patent/JPH06292851A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006142208A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Trinity Ind Corp | 塗装ブース |
JP4526932B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2010-08-18 | トリニティ工業株式会社 | 塗装ブース |
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