JP4512254B2 - 耐風外壁構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高層建築物の構造躯体の外側に設ける耐風外壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
超高層の建築物は、地震や強風による風荷重を受けることにより、揺動する場合がある。この建築物に生じた揺動を低減するための制振方法は多々提案されている。
制振方法の一つとして、建築物のカーテンウォールを制振機構とする技術も提案されており、例えば特開平6−10535号公報、特開平11−293811号公報及び、特開平11−293812号公報に示される技術などが挙げられる。
これらのカーテンウォールは、一定の大きさに分割されて建築物の周囲に設置されており、この分割された個々のカーテンウォールが揺動することによって、強風や地震による建築物の揺れをパッシブ制振するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようにカーテンウォールを用いて振動している建築物を制振させる技術は多々提案されているが、強風による風荷重を建築物の構造躯体へ伝えない技術は提案されていない。
【0004】
本発明の課題は、高層建築物の構造躯体を強風による風荷重から守る耐風外壁構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく本発明は、例えば図1に示すように、高層建築物(6)の構造躯体(2)の外側に設ける耐風外壁構造(1)であって、側面部(1a)及び天井部(1b)を一体的に構成し、前記構造躯体の上面(2b)から、前記構造躯体に覆い被さるように設けられ、水平方向へ可動に支持されていること、を特徴としている。
【0006】
本発明によれば、側面部及び天井部を一体的に構成した耐風外壁構造を、高層建築物の構造躯体に覆い被さるように設置し、水平方向へ可動にしたことにより、高層建築物に強い風が当たっても耐風外壁構造が水平方向に動くようになるため、構造躯体に直接風荷重が加わらなくなる。従って、強風によって高層建築物が揺動するのを抑えることができる。
【0007】
また、本発明は、上記の耐風外壁構造であって、例えば図1に示すように、前記構造躯体との間に減衰機構または緩衝部材(5)のいずれかを設けていることを特徴としている。
【0008】
ここで、減衰機構または緩衝部材は、耐風外壁構造の動きのエネルギーを吸収・放出などして、直接構造躯体に伝えないようにするためのものであり、減衰性や緩衝性を有する塑性材料を用いても良いし、機械的に減衰や緩衝を行う機構を設けても良い。
【0009】
本発明によれば、耐風外壁構造と構造躯体との間に減衰機構または緩衝部材を設けたことにより、耐風外壁構造の揺動は減衰あるいは緩衝される。従って、強風による耐風外壁構造の振動は低減され、構造躯体により伝わりにくくすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
<第一の実施の形態例>
耐風外壁1は、側面部1a及び天井部1bを有し、底面部を持たない筒状であり、側面部1a及び天井部1bが、一体的になるように形成する。また、耐風外壁1の内側は、構造躯体2の外形と略同一の形状に形成され、内側に構造躯体2が完全に入る形状とする。
ここで、耐風外壁1を形成する材質は、周知のカーテンウォールと同様のもので良く、例えば金属や、ガラス、ブロック、プレキャスト等が挙げられる。
【0012】
構造躯体2は、上面部(屋上部分)2bに2次元滑り支承3を備えている。この2次元滑り支承3は、2方向ローラによって形成された支承であり、上部にて支持した物体を2次元方向に可動となるように支持することが可能となっている。
【0013】
耐風外壁1は、図1に示すように、構造躯体2の上部から覆い被さるように構造躯体2に設置され、天井部1bの下面が2次元滑り支承3に当接する。これにより、耐風外壁1の鉛直荷重の支持は2次元滑り支承3によって行われる。耐風外壁1の下端は、耐風外壁1が揺動できるよう、固定しないものとする。
【0014】
耐風外壁1の側面部1aの内側面と、構造躯体2の側面2aとの間には、一定の隙間4ができるように形成されており、この隙間4には減衰機構または緩衝部材5が設置されている。ここで減衰機構または緩衝部材5は、振動を減衰または緩衝する性質を持つ塑性材料を用いても良いし、機械的に減衰または緩衝を行う機構を用いても良い。
また、図2(a)に示すように耐風外壁1の側面1aの内側と構造躯体2の側面2aに突出部7,8を設ける。耐風外壁1側の突起部7は、構造躯体2側の突起部8より下方になるように設けておく。
【0015】
上記のように耐風外壁1を構造躯体2の外側に設置して形成した高層建築物6に強風が当たると、外側の耐風外壁1のみが風を受けて水平方向に揺れ動き、やがてこの耐風外壁1の揺動も減衰機構5によって減衰され停止する。
また、地震等により構造躯体2に破壊が生じた場合、耐風外壁1の端部が着地することにより耐風外壁1が自立し、図2(b)に示すように、内側の突出部7で構造躯体2の突出部8を支持して、構造躯体2が完全に崩壊するのを防止することも可能となる。
【0016】
このように、上記実施の形態の耐風外壁構造によれば、耐風外壁1で構造躯体2の全体を覆い、その耐風外壁1を2次元滑り支承3で支持するようにしたことにより、強風が高層建築物6に当たった場合でも、耐風外壁1のみが揺れ、内側の構造躯体2には風荷重が直接加わらなくなる。また、耐風外壁1と構造躯体2との間に減衰機構5を設けたことにより、耐風外壁1の振動が減衰あるいは緩衝されるので、構造躯体2には振動が伝わりにくくなる。
また、構造躯体2に破壊が生じてしまった場合に、耐風外壁1がサポート材の役割を果たし完全に崩壊するのを防ぐことが可能である。
【0017】
<第二の実施の形態例>
耐風外壁9は、図3に示すように、側面部9a及び天井部9bを一体的に有する上端部9cと、側面部9aのみからなる筒状の下部9dとから構成されている。耐風外壁9の上端部9cは構造躯体2の側面2a上部と、上面部2bとに覆い被せることができるよう内側を構造躯体2の上部の外形と略同一の形状に形成する。また、下部9dは、構造躯体2の側面部2aの周囲に設置できるよう、内側が構造躯体2の側面部2aの外形と略同一の形状に形成し、耐風外壁9の上端部9c及び下部9dとで、構造躯体2を完全に覆うことができる構造となっている。
耐風外壁9を形成する材質は、第一の実施の形態例と同様に、周知のカーテンウォールと同様のもので良く、例えば金属や、ガラス、ブロック、プレキャスト等が挙げられる。
【0018】
構造躯体2は、第一の実施の形態例と同様に、上面部(屋上部分)2bに2次元滑り支承3を備えている。また、一定の高さの側面部2aには梁2cが構造躯体2の外側方向へ突出するように設けられており、この梁2にも2次元滑り支承3が設けられている。
【0019】
耐風外壁9は、図2に示すように、上端部9cを構造躯体2の上部から覆い被さるように構造躯体2に設置し、天井部9bの下面が2次元滑り支承3に当接する。これにより、耐風外壁9の上端部9cの鉛直荷重の支持は2次元滑り支承3によって行われる。上端部9cの下端は固定せず、上端部9cが揺動可能になっている。
また、耐風外壁9の下部9dは、構造躯体2の側面2aを囲むように配置され、上端で構造躯体2の側面2aに設けられた梁2cの2次元滑り支承3に支持される。下部9dの下端も上端部9cの下端と同様に固定は行わない。これにより、下部9dも揺動できるようになっている。なお、設置する耐風外壁9の下部9dの数は、構造躯体2の高さ及び、下部9dの高さによって、任意に設定できるものとする。
【0020】
耐風外壁9の側面部9aの内側面と、構造躯体2の側面2aとの間には、第一の実施の形態例と同様に、一定の隙間4ができるように形成されており、この隙間4には減衰機構または緩衝部材5が設置されている。ここで減衰機構または緩衝部材5は、振動を減衰あるいは緩衝する性質を持つ塑性材料であっても、機械的に減衰あるいは緩衝を行う機構であっても良い。
【0021】
上述したように耐風外壁9を構造躯体2の外側に設置して形成した高層建築物6に強風が当たると、外側の耐風外壁9(上端部9c及び下部9d)のみが風を受けて水平方向に揺れ動き、やがて減衰機構5によって減衰され停止する。
【0022】
このように、上記実施の形態の耐風外壁構造によれば、耐風外壁9で構造躯体2の全体を覆い、その耐風外壁9を2次元滑り支承3で支持するようにしたことにより、強風が高層建築物6に当たった場合でも、耐風外壁9のみが水平方向に揺れ動き、風荷重は直接構造躯体2には加わらなくなる。また、耐風外壁9と構造躯体2との間に減衰機構5を設けたことにより、耐風外壁9の振動が減衰されるので、構造躯体2には振動が伝わりにくくなる。
【0023】
<第三の実施の形態例>
耐風外壁10は、側面部10a及び天井部10bを一体的に有し、底面部を持たない筒状になるように形成する。また、耐風外壁10の内側は構造躯体2の外形と略同一の形状に形成され、内側に構造躯体2が完全に入る形状とする。
ここで、耐風外壁10を形成する材質は、第一の実施の形態例及び第二の実施の形態例と同様に、周知のカーテンウォールと同様のもので良く、例えば金属や、ガラス、ブロック、プレキャスト等が挙げられる。
また、耐風外壁の端部には、二次元ローラ11が複数取付ける。
【0024】
耐風外壁10は、図4に示すように、構造躯体2の上部から覆い被さるように構造躯体2に設置され、耐風外壁の端部に設けた二次元ローラ11で地盤上に自立するようになっている。
【0025】
耐風外壁10の側面部10aの内側面と、構造躯体2の側面2aとの間には、一定の隙間4ができるように形成されており、この隙間4には、第一の実施の形態例と同様に、振動を減衰あるいは緩衝させる性質を持つ塑性材料あるいは機械的な減衰あるいは緩衝を行う機器からなる減衰機構または緩衝部材5が設置されている。
【0026】
上記のように耐風外壁10を構造躯体2の外側に設置して形成した高層建築物6に強風が当たると、外側の耐風外壁10のみが風を受けて二次元ローラ11により動く。この耐風外壁の動きは、減衰機構5によって減衰され停止する。
なお、本実施の形態例の耐風外壁及び構造躯体2にも第一の実施の形態例と同様に図2に示すような突出部7,8を設けることにより、構造躯体2に破壊が生じた際に耐風外壁10をサポート材とすることもできる。
【0027】
このように、上記実施の形態の耐風外壁構造によれば、耐風外壁10で構造躯体2の全体を覆い、その耐風外壁10を下端に設けた二次元ローラ11で支持するようにしたことにより、強風が高層建築物6に当たった場合でも、耐風外壁10のみが水平方向へ動き、内側の構造躯体2には風荷重が直接加わらなくなる。また、耐風外壁10と構造躯体2との間に減衰機構5を設けたことにより、耐風外壁10の動きが減衰されるので、構造躯体2には振動がより伝わりにくくすることができる。
【0028】
なお、以上の実施の形態例においては、図1及び図2中に、構造躯体の上面部に設置する2次元滑り支承を2つづつ記載してあるが、本発明はこれに限定されるものではなく、耐風外壁を確実に支持できる数であればいくつであっても良い。
また、減衰機構の数、二次元ローラの数等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、耐風外壁構造を高層建築物の構造躯体に覆い被さるようにし、構造躯体の上面に設けた略水平方向への滑り支承で天井部を支持されることにより、高層建築物に強い風が当たっても耐風外壁構造のみが水平方向に揺れ動き、風荷重が直接構造躯体に加わらなくなる。また、万が一、構造躯体に破壊が生じた場合でも、耐風外壁構造がサポート材となり、崩壊を防止することができる。
【0030】
また、本発明によれば、耐風外壁構造と構造躯体との間に減衰機構または緩衝部材を設けたことにより、耐風外壁構造の揺動を減衰または緩衝する。従って、風による耐風外壁構造の振動は低減されて構造躯体に伝わりにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第一の実施の形態例としての耐風外壁の構造を示すもので、構造躯体全体を覆う耐風外壁を一つにした場合の耐風外壁及び構造躯体の概略断面図である。
【図2】耐風外壁がサポート材となる状態を示す概略断面図で、
(a)は構造躯体に破壊が生じていない状態を示す図で、
(b)は構造躯体に破壊が生じた状態を示す図である。
【図3】本発明を適用した第二の実施の形態例としての耐風外壁の構造を示すもので、高さ方向に分割した耐風外壁及び構造躯体の断面図である。
【図4】本発明を適用した第三の実施の形態例としての耐風外壁の構造を示すもので、下端部を二次元ローラで支持した耐風外壁及び構造躯体の断面図である。
【符号の説明】
1 耐風外壁
1a 側面部
1b 天井部
2 構造躯体
2b 上面部
5 減衰機構
6 高層建築物
Claims (3)
- 高層建築物の構造躯体の外側に設ける耐風外壁構造であって、
側面部及び天井部を一体的に構成し、
前記構造躯体の上面から、前記構造躯体に覆い被さるように設けられ、
水平方向へ可動に支持されており、
前記構造躯体との間に減衰機構または緩衝部材のいずれかを設けていること、
を特徴とする耐風外壁構造。 - 前記耐風外壁の屋上部分に、前記天井部の下面を支持する2次元滑り支承を備えていることを特徴とする請求項1に記載の耐風外壁構造。
- 前記耐風外壁はその下端に設けた二次元ローラで自立していることを特徴とする請求項1記載の耐風外壁構造。
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