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JP4509091B2 - 画像処理システム、及び、プリントジョブ出力方法 - Google Patents

画像処理システム、及び、プリントジョブ出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ処理装置が送信するプリントジョブを画像処理装置の記憶装置に登録する技術と、画像処理装置に登録されたプリントジョブを出力する技術に関するものである。
従来、PCなどのデータ処理装置に記憶された電子データに対して、そのデータに対するアクセスや操作の権限を示すセキュリティポリシー(以下、単にポリシーという)を適用することが行われている。このようなポリシーを管理するサーバ装置に正規に登録されたユーザ以外は、この電子データにアクセスすることができないようにアクセス権限を設定したり、印刷等を行うことができないようにする(例えば、特許文献1参照)。これにより、画像処理装置に登録された電子データのアクセス許可を適切なユーザに対して制限できるように構成されている。
また、電子データの印刷に関する技術において、データ処理装置が電子データに基づいて生成したプリントジョブデータを画像処理装置に送信し、画像処理装置の記憶装置の中に保存することが行われている。このような動作を実現する機能をボックスプリントという。ボックスプリント機能を用いることで、画像処理装置の記憶装置に保存したプリントジョブデータを繰り返し印刷することが可能になる。
また、セキュアドプリントという機能も存在する。セキュアドプリントでは以下のような動作を行う。まず、データ処理装置のプリンタドライバが生成するパスワード付きのプリントジョブデータを画像処理装置が受信して一旦記憶装置保存する。そして、画像処理装置は操作部から正しいパスワードが入力されたら記憶装置に保存されたプリントジョブデータを印刷出力する。
このように、ボックスプリントや、セキュアドプリントを行った場合、電子データに基づいて生成されたプリントジョブデータが画像処理装置の記憶装置に保存されることになる。
特開2005−38371号公報
しかし、ポリシーが適用された電子データに対してボックスプリントを行なったり、セキュアドプリントを行なったりした場合、画像処理装置の記憶装置内に保存されるプリントジョブデータに対しては当該電子データに適用されたポリシーと同様ポリシーを適用することは出来ない。なぜなら、電子データがデータ処理装置内のプリンタドライバによってプリントジョブデータに変換された時点で適用されていたポリシーに係るデータが消失してしまうためである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、データ処理装置が生成するプリントジョブデータに、当該プリントジョブの対象となる電子データのポリシーを適用することを目的とする。
また、データ処理装置が生成するプリントジョブデータに、当該プリントジョブの対象となる電子データのポリシーに変更を加えることを可能にすることを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理システムは以下に示す構成を備える。
それぞれ電子データに対する操作権限を示す情報を管理するサーバ装置と通信可能な画像処理装置データ処理装置とを含む画像処理システムであって、前記データ処理装置は、前記サーバ装置において電子データに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データを含む電子データを記憶する第1記憶手段と、前記電子データに対する印刷設定と印刷の指示とを受け付ける印刷指示受付手段と、前記電子データからプリントジョブデータを生成するプリントジョブデータ生成手段と、前記電子データに含まれる前記第1データを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段が取得した前記第1データを前記プリントジョブデータに付加する付加手段と、前記印刷指示受付手段が受け付けた印刷設定に、前記生成手段が生成したプリントジョブデータ或いは前記プリントジョブデータに基づいて生成される画像データのいずれかを前記画像処理装置に保存することを示す保存設定が含まれている場合、前記付加手段により前記第1データが付加されたプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信し、前記印刷指示受付手段が受け付けた印刷設定に前記保存設定が含まれていない場合、前記第1データを付加しないプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信する第1送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記データ処理装置から受信したプリントジョブデータ、または前記プリントジョブデータに基づいて生成した画像データのいずれかを記憶する第2記憶手段と、前記画像処理装置を操作するユーザを特定するためのユーザ特定手段と、前記第2記憶手段に記憶されているプリントジョブデータまたは画像データの出力の指示を受け付ける受付手段と、前記ユーザ特定手段により特定されたユーザを識別するユーザ情報と、前記受付手段が受け付けた出力指示の対象となるプリントジョブデータに付加された、前記サーバ装置が前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データとを前記サーバ装置へ送信する第2送信手段と、前記第2送信手段が送信した前記ユーザ情報と前記第1データとにしたがって前記サーバ装置において特定された前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段が取得した前記操作権限を示す情報に基づいて、前記プリントジョブデータまたは前記画像データの出力を選択的に制限する制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のプリントジョブ出力方法は以下に示す構成を備える。
それぞれ電子データに対する操作権限を示す情報を管理するサーバ装置と通信可能な、画像処理装置と、前記サーバ装置において電子データに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データを含む電子データを第1記憶手段に記憶するデータ処理装置とを含む画像処理システムにおけるプリントジョブ出力方法であって、前記データ処理装置が、前記電子データに対する印刷設定と印刷の指示とを受け付ける印刷指示受付工程と、前記電子データからプリントジョブデータを生成するプリントジョブデータ生成工程と、前記電子データに含まれる前記第1データを取得する第1取得工程と、前記第1取得工程で取得した前記第1データを前記プリントジョブデータに付加する付加工程と、前記印刷指示受付工程で受け付けた印刷設定に、前記生成工程で生成したプリントジョブデータ或いは前記プリントジョブデータに基づいて生成される画像データのいずれかを前記画像処理装置に保存することを示す保存設定が含まれている場合、前記付加工程で前記第1データが付加されたプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信し、前記印刷指示受付工程で受け付けた印刷設定に前記保存設定が含まれていない場合、前記第1データを付加しないプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信する第1送信工程とを実行し前記画像処理装置が、前記データ処理装置から受信したプリントジョブデータ、または前記プリントジョブデータに基づいて生成した画像データのいずれかを第2記憶手段に記憶する記憶工程と、前記画像処理装置を操作するユーザを特定するためのユーザ特定工程と、前記第2記憶手段に記憶されているプリントジョブデータまたは画像データの出力の指示を受け付ける受付工程と、前記ユーザ特定工程で特定されたユーザを識別するユーザ情報と、前記受付工程で受け付けた出力指示の対象となるプリントジョブデータに付加された、前記サーバ装置が前記プリントジョブデータに対する操作権限示す情報を特定するための第1データとを前記サーバ装置へ送信する第2送信工程と、前記第2送信工程で送信した前記ユーザ情報と前記第1データとにしたがって前記サーバ装置において特定された前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を取得する第2取得工程と、前記第2取得工程で取得した前記操作権限を示す情報に基づいて、前記プリントジョブデータまたは前記画像データの出力を選択的に制限する制御工程と実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、データ処理装置が生成するプリントジョブデータに、当該プリントジョブの対象となる電子データに適用されたポリシーを適用することができる。よって、画像処理装置に記憶されたプリントジョブに対しても当該電子データと同様のアクセス権限や操作権限の管理が可能になる。
また、データ処理装置が生成するプリントジョブデータに、当該プリントジョブの対象となる電子データのポリシーに変更を加えることができるので、印刷のための操作とポリシーの変更の操作とをまとめて行なうことが出来、ユーザにとって利便性が向上する。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置、画像処理装置を含むシステムの一例を示す図である。
なお、本実施形態では、図示されていないが、コンピュータやMFPやその他の端末がほかにも多数接続されていてもよい。以下、コンピュータを代表してPC102、MFPを代表してMFP107として説明する。
<PC、ポリシーサーバのハードウエア構成>
図2は、図1に示したPC102〜105、およびポリシーサーバ106のハードウェア構成を示す図である。なお、PC102〜105、およびポリシーサーバ106はハードウェア的には共通の構成を有する。
図2において、CPU1201と、RAM1202と、CRT(Cathode Ray Tube)1203と、キーボード1204とが、システムバス1210を介して相互に接続されて構成されている。
更に、ROM1206と、DISK1207と、ポインティングデバイス1205と、通信インタフェース(I/F)1208とが、システムバス1210に接続されている。DISK1207はハードディスク等の不揮発性の記憶装置である。
本実施形態では、CRT1203を表示装置として用いているが、液晶表示装置など、他の表示装置を用いても構わない。
PC102〜105、およびポリシーサーバ106を制御するプログラムは、ROM1206若しくはDISK1207に格納されており、RAM1202に読み出され、CPU1201によって実行される。
CPU1201は、CRT1203を通して操作画面やデータの表示を行う。CPU1201はまた、キーボード1204及びポインティングデバイス1205からユーザの指示を受け取る。
また、CPU1201は、通信I/F1208を通じてネットワーク101に接続された他の機器と通信を行う。
本実施形態では、特に断らない限り、CPU1201が、システムバス1210を介してキーボード1204や、ポインティングデバイス1205を介してユーザの入力を受け取る。また、CPU1201は、RAM1202と、CRT1203と、ROM1206と、DISK1207と、通信I/F1208とを制御する。
PC102〜105において、DISK1207には後述するプリンタドライバソフトウエアが格納されている。また、各種電子データもDISK1207に記憶されている。
ポリシーサーバ106において、後述するポリシーデータや、ポリシーサーバを稼動するためのソフトウエアはDISK1207に格納されている。
また、後述するプリンタドライバは、図8A,図8Bに示すようなドライバ設定画面をCRT1203に表示する。
<ポリシーサーバ>
ポリシーサーバ106は、PC102〜105で扱われる電子データへのアクセスや操作に関する権限(以下、これをポリシーと呼ぶ)を管理するサーバである。
電子データへのアクセスや操作に関する権限とは当該電子データへのアクセスの可否や、閲覧、印刷などの操作の可否をユーザごとに規定したものである。ここでいう電子データには、文書データ、画像データ、音声データ、動画データ、テキストデータ等が含まれる。
ポリシーサーバ106に電子データのポリシーを登録することで、その電子データにポリシーが適用されることになる。ポリシーサーバ106は、複数の電子データのポリシーを管理可能である。ポリシーサーバ106が管理する、電子データのポリシーに関する情報をポリシーデータという。
<ポリシーデータ>
図3、図4は、図1に示したポリシーサーバ106が管理するポリシーデータの一例を示す図である。なお、ポリシーデータはポリシーサーバ106のDISK1207に記憶されている。
図3において、ポリシーデータは、ポリシーを一意に識別するポリシーID1301と、ユーザがポリシーを識別するための文字列であり、ポリシーIDに対応付けられたポリシー名1302を備える。さらに、ポリシーデータは、ポリシーを適用するユーザIDやグループIDを記録するUID/GID1303と、各UIDやGIDに許可された権限を示すフィールド1304とを含む。
権限フィールド1304には、データの読み取り、編集、印刷といった操作に対する許可/不許可を示すビットがある。
図3の場合、○は許可、×は不許可を示す。このポリシーデータにより、UIDやGIDで特定されるユーザやグループに対して、どのような操作を許可/禁止するかを、ポリシーID1301単位に設定することができる。
<電子文書リスト>
図4は、図1に示したポリシーサーバ106が管理する電子文書リストの一例を示す図である。電子文書リストはポリシーサーバ106のDISK1207に記憶されている。
電子文書リストは、文書IDとポリシーID1301との対応関係を示すテーブルである。電子文書リストによってどの電子データにどのポリシーを適用するかを参照することができる。
また、ポリシーが適用された電子データは暗号化され、その暗号/復号に用いる鍵1402が文書ID1401に対応付けてポリシーサーバ106内に保持されている。
<電子データフォーマット
図5は、本実施形態を示すポリシーが適用された電子データのフォーマットの一例を示す図である。
図5において、ファイルヘッダ1501には、電子データのフォーマットの種類を識別するための情報(特定の文字列)を示す。
図5の場合、ファイルヘッダ1501にはaccess_controlled_documentという文字列が格納されており、アクセス権管理がされた文書であることを示している。
バージョン1502は、電子データのバージョンを表す。文書ID1503は、当該電子データをユニークに識別するIDである。ポリシーサーバ106は、文書ID1503を用いて当該電子データに適用するポリシーを決定するために利用する。
ポリシーサーバ特定情報1504は、ポリシーサーバ106を特定する情報を表す。
図5の場合、ポリシーサーバ特定情報1504として、ポリシーサーバ106のIPアドレスが格納されているが、他に、ホスト名などの情報でもよい。
データ部1505は、電子データのコンテンツである。データ部1505はポリシーサーバ106が発行する暗号鍵で暗号化されている。
PC102のDISK1207に記憶されている電子データに対してアクセス権限を適用させる、すなわちポリシーを付与する場合には以下のような動作を行う。
例えば、ユーザは、PC102を操作して電子データを作成する。あるいは新規に作成したデータではなく、既存の電子データでもよい。そして、PC102はネットワーク101を介して、ポリシーサーバ106から当該電子データの文書IDを取得する。そして、予めポリシーサーバ106に登録されているポリシーを、文書IDとともに指定する。ポリシーサーバ106は、文書IDとポリシーID、および、暗号鍵をDISK1207の電子文書リスト(図4)に記憶する。そして、ネットワーク101を介して、PC102に暗号鍵を送信する。PC105は、受信した暗号鍵で電子データを暗号化する(図5のデータ部1505)。そして、暗号化したデータ部にポリシーサーバ106から取得した文書ID1503と、ポリシーサーバ106を特定する情報(ホスト名やIPアドレスなど)を付加する(図5のポリシーサーバ特定情報1504)。暗号化が完了した後は受信した暗号鍵は削除しても構わない。PC102がポリシーサーバ106とともに上述のような処理を行った結果、電子データは図5のようなフォーマットの、ポリシーが付与された電子データとなる。
次に、PC102がポリシーが付与された電子データに対して操作を行う場合について説明する。
電子データへの操作を希望するユーザがPC102を操作すると、PC102は、ネットワーク101を介して、当該電子データの文書ID1503と文書参照に関する諸条件(ユーザID、閲覧、印刷、コピー、配信等)をポリシーサーバ106に送信する。ポリシーサーバ106は、図4の電子文書リストを参照して、PC102から受信した文書ID1503に対応するポリシーIDを特定する。
そして、特定された文書IDに対応する当該ユーザの権限を、図3のポリシーデータを参照して決定する。ポリシーサーバ106は、ユーザが要求する操作が当該ユーザの権限で許可されている操作であれば、ネットワーク101を介して、受信した文書ID1503に対応する暗号鍵をPC102に送信する。
PC102は、受信した暗号鍵で暗号化されたデータ部1505を復号し、復号したデータに対してユーザが所望する操作を実行する。
上記のアクセス権制御は、PC102〜105での電子データに対する操作に限らず、MFP107、108が当該電子データに対して操作を行う場合にも成り立つ。
<MFP107の構成>
図6は、図1に示したMFP107のハードウエアブロック図である。
なお、本実施形態において、MFP107は、自装置内部に複数のジョブのデータを記憶可能なハードディスク等のメモリを具備している。
そして、スキャナから出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリンタ部でプリント可能にするコピー機能を具備した画像処理装置である。
また、PC102等の外部装置から出力されたプリントジョブデータに対し該メモリを介してプリント部でプリント可能にするプリント機能等の複数の機能を具備した画像処理装置である。
また、MFP107はプリント機能のみを具備した単一機能型の画像処理装置(SFP:Single Function Peripheral)であっても良い。いずれにしても、本形態の制御が実現可能な構成であればよい。
図6に示すように、紙原稿などの画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する入力画像処理部801と、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部812を備える。
また、ネットワーク101を利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部811を備える。さらに、外部装置と画像データなどの情報交換を行う専用インタフェース部810を備える。あるいは、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器と画像データなどを送受するUSBインタフェース(USB I/F)部809とを備えている。
そして、ジョブ制御部813は、MFP107の用途に応じて画像データを一時保存したり、経路を決定したりといった交通整理の役割を担っている。そして、ジョブ制御部813は、不図示のCPU、RAM、ROMを備えておりMFP107全体の制御を統括する。
文書管理部807は、複数の画像データを格納可能なハードディスク(HDD)等のメモリを具備している。
そして、例えば、ジョブ制御部813内に備えるCPUなどが主体となって、画像データの登録や読み出しを制御する。例えば入力画像処理部801からの画像データや、FAX部812を介して入力されたファクシミリジョブの画像データを該ハードディスクに複数格納可能に制御する。
また、NIC部811を介して入力されたPC102の外部装置からのプリントジョブデータやプリントジョブデータに基づいて生成した画像データを文書管理部807に格納可能に制御する。また、専用I/F部やUSB I/F部809を介して入力された様々な画像データ等の複数種類の画像データも、文書管理部807に格納可能に制御する。
そして、文書管理部807に格納された画像データを適宜読み出して、プリンタ部805等の出力部に転送して、該プリンタ部805によるプリント処理等の出力処理を実行可能に制御する。
又、オペレータからの指示により、文書管理部807から読み出した画像データを、PC102や他のMFP等の外部装置に転送可能に制御する。
なお、プリンタ部805には、オプションとして、ステイプル等の後処理を行う後処理部805Aを接続可能に構成されている。
画像データを文書管理部807に記憶する際には、必要に応じて、画像データを圧縮して格納したり、逆に圧縮して格納された画像データを読み出す際に元の画像データに伸張して戻したりするなどの処理に対して圧縮伸張部808を介して行っている。
文書管理部807には、NIC部811から入力されたプリントジョブデータやジョブ制御部813において生成した中間言語データやRIP部803においてラスタライズされたビットマップデータを格納することが可能である。
また、リソース管理部806は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどが格納されている。そして、必要に応じて呼び出すことができると共に、新しいパラメータテーブルを格納したり、修正して更新したりすることができる。
次に、ジョブ制御部813では、プリントジョブデータとしてPDLデータが入力された場合には、RIP部803でRIP(Raster Image Processor)処理を施して、ラスタライズされたビットマップデータを生成する。また、プリントする画像に対して、必要に応じて出力画像処理部804でプリントのための画像処理を行ったりする。
更に、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部807で再度格納することもできる。
なお、出力ジョブから生成されるデータを画像データ(ビットマップデータ)するか、中間データやディスプレイリストとして文書管理部807に登録するかは、制御手順をジョブ制御部813が制御している。
そして、画像形成を行うプリンタ部805に送られる。プリンタ部805でプリントアウトされたシートは後処理部805Aへ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
ここで、ジョブ制御部813は円滑にジョブを流す役割を担っており、MFPの使い方に応じて、以下のようにパス切り替えが行われている。但し、中間データとして画像データを必要に応じて格納することは一般に知られているが、ここでは文書管理部807が始点、終点になる以外のアクセスは表記しない。また、必要に応じて利用される圧縮伸張部808と後処理部、あるいは、全体のコアとなるジョブ制御部813などの処理は省略して、おおよそのフローがわかるように示す。
複写機能とは、入力画像処理部801→出力画像処理部804→プリンタ部のデータ処理経路を介する処理機能である。
FAX送信機能とは、入力画像処理部801→FAX部812のデータ処理経路を介する処理機能である。
FAX受信機能とは、FAX部812→出力画像処理部804→プリンタ部805のデータ処理経路を介する処理機能である。
ネットワークスキャンとは、入力画像処理部801→NIC部811のデータ処理経路を介する処理機能である。
ネットワークプリントとは、NIC部811→RIP部803→出力画像処理部804→プリンタ部805のデータ処理経路を介する処理機能である。
外部装置へのスキャンとは、入力画像処理部801→専用I/F部810のデータ処理経路を介する処理機能である。
外部装置からのプリントとは、専用I/F部810→出力画像処理部804→プリンタ部のデータ処理経路を介する処理機能である。
外部メモリへのスキャンとは、入力画像処理部801→USB I/F部809のデータ処理経路を介する処理機能である。
外部メモリからのプリントとは、USB I/F部809→RIP部803→出力画像処理部804→プリンタ部805のデータ処理経路を介する処理機能である。
ボックススキャン機能とは、入力画像処理部801→出力画像処理部804→文書管理部のデータ処理経路を介する処理機能である。
ボックスプリント機能とは、文書管理部807→プリンタ部805のデータ処理経路を介する処理機能である。或いは、文書管理部807→出力画像処理部804→プリンタ部805のデータ処理経路を介する処理機能である。
ボックス受信機能とは、NIC部811→RIP部803→出力画像処理部804→文書管理部807のデータ処理経路を介する処理機能である。
ボックス送信機能とは、文書管理部807→NIC部811のデータ処理経路を介する処理機能である。
プレビュー機能とは、文書管理部807→操作部802のデータ処理経路を介する処理機能である。
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能を初めとして、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
また、ボックススキャン、ボックスプリント、ボックス受信、あるいは、ボックス送信とは、文書管理部807を利用したデータの書き込みや読み出しを伴うMFPの処理機能である。また、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部807内のメモリを分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う機能である。
更に、操作部802は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものであるが、操作部802の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部807にある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントするといったこともできる。
<MFPの操作画面>
図7は、図6に示したMFP107の操作部802の一例を示す平面図である。
図7に示すように、操作部802は、MFP107の状態の表示や指示を行うことのできるタッチパネル式のLCD301とテンキーや電源ボタンなどのハードキーから構成される。
LCD301には、MFP107が実現するそれぞれの機能に応じた操作画面が表示され、タッチパネルからの入力やハードキーからの入力に応じて操作画面を遷移させたり、MFP107へ指示を行う。
操作部802は、複数の操作画面を表示可能である。MFP107は、操作(コピー、ファックス、ボックス投入、リモートスキャナなど)に合わせてそれぞれ操作画面を表示可能であり、ユーザはタッチパネルに表示されたボタンやハードキーを指示することでそれぞれを選ぶことができる。
また、MFP107のジョブの処理状況や、MFP107の状態(ドアオープンや紙なしなど)を表示することができる。
なお、ハードキーは、LCDのコントラストを変化させるコントラストボリューム(Contrast)B1、カウンター画面を表示するカウンターボタン(Counter Check)B2を備える。また、電源のOFF/ONを行う電源ボタンB3、LCDの電源だけを消すパワーセーブボタン(Power Saving)B4を備える。
また、操作のキャンセルを行うリセットボタンB5、オペレータに対するガイドを表示するガイドボタン(Guide)B6を備える。
また、ユーザモード画面に遷移するためのユーザモードボタン(Additional Function)B7、数字の入力を行うテンキーボタンB8、コピーやスキャニングを開始する実行ボタンB9を備える。
ハードキーから入力した情報はジョブ制御部などとやり取りを行うことで情報を常に更新し、その結果を用いて画面の遷移を行う。
<プリントジョブの生成>
以下、ユーザがPC102を操作することによって、PC102がDISK1207に記憶されている電子データからプリントジョブデータを生成してMFP107へ送信する動作について説明する。
電子文書にアクセス権(閲覧、印刷)を持つユーザが印刷を行う場合、PC102にインストールされたプリンタドライバから印刷を指示すると、図8Aに示すのような操作画面がPC102に表示される。以下の手順については、ジョブの形態によってことなるためジョブごとに分類して別に記す。
図8A、図8Bは、図1に示したPC102にインストールされたプリンタドライバの操作画面を示す図である。操作画面4000は、PC102にインストールされたプリンタドライバによって、CRT1203に表示される。ユーザは操作画面4000に対して、キーボード1204やポインティングデバイス1205を用いてボタンの押下や文字列の入力を行うことでプリンタドライバに対する操作を行う。
なお、図8A、図8Bは同じ操作画面を示すものであるが、スクロールバー4010を用いてウインドウ4008内の表示をスクロールさせることによってウインドウ4008内の表示内容が異なっている。
図8Aにおいて、操作画面4000はレイアウトタブ4002、用紙/品質タブ4004、設定タブ4006の3つのタブによって3つの操作画面を切り替えて表示することが可能である。レイアウトタブ4002を押下することによって表示される操作画面(不図示)は、印刷レイアウトを設定するための画面である。用紙/品質タブ4004を押下することで表示される操作画面(不図示)は、印刷ジョブで指定する用紙のサイズやタイプ、印刷品質(解像度など)を設定するための画面である。なお、図8A、図8Bに示す操作画面4000は設定タブ4006を押下した場合に表示される操作画面である。
ウインドウ4008はスクロールバー4010を操作することによってウインドウ内の表示をスクロールすることができる。ウインドウ4008は、印刷方法を選択、設定するための表示領域である。出力先指定欄4014は、印刷方法として、「通常プリント」、「ボックスプリント」、「セキュアドプリント」の3つの印刷方法のいずれかを、スピンボックス4012を操作して選択する。
図8Aの例では、セキュアドプリントが選択されており、この場合にはセキュアなプリントジョブであることを示す鍵のアイコンが出力先指定欄4014の横に表示される。
「通常プリント」は、PC102が送信したプリントジョブデータをMFP107が受信した後、文書管理部807に保持することなく印刷出力を行なう印刷方法である。ただし、文書管理部807はプリントジョブデータを全く記憶しないわけではなく、一時的に記憶することはある。しかし、印刷が完了した後にはプリントジョブデータ、あるいはプリントジョブデータをRIP処理した後の画像データは文書管理部807から削除される。
「ボックスプリント」は、PC102が送信したプリントジョブデータをMFP107が受信した後、印刷出力を行なわずに文書管理部807の指示された領域に保持させるよう動作させる。文書管理部807内に保持するデータは、プリントジョブデータ自体でもよいし、プリントジョブデータをRIP処理した後の画像データでもよい。
また、プリントジョブデータを画像データに変換する途中で生成される中間コードでもよい。
以降の説明では、RIP処理前のプリントジョブデータや、RIP処理後の画像データや、中間コードを総称して、「プリントジョブデータ」とする。ボックスプリントによって文書管理部807に保持されたプリントジョブデータは、MFP107の操作部802からの操作によって、印刷出力したり、FAX送信したりすることが可能になる。
「セキュアドプリント」は、PC102が送信したプリントジョブデータをMFP107が受信した後、すぐには印刷せずに、文書管理部807に保持して待機しておく。その後ユーザが操作部802を操作して印刷指示を行なったことに基づいて、保持していたプリントジョブデータを印刷出力する。
後に詳述するが、ポリシーが付与された電子データをボックスプリントしたり、セキュアドプリントする場合、文書管理部807内に保持するプリントジョブデータに対しても電子データと同じポリシーが適用できるようにする。
ボックス番号指定欄4016は、出力先指定欄4014でボックスプリントを選択した場合に入力が有効になる欄である。
ボックスプリント以外の印刷方法を選択した場合にはグレーアウト表示され、入力を受け付けない。ボックス番号指定欄4016にはボックスプリントを実行した場合にプリントジョブデータを記憶するための文書管理部807内の記憶領域を特定する情報を指定する。
本実施形態において、文書管理部807内にボックス用の領域として0〜99の番号を付与した100個の記憶領域を用意してある。ボックスプリントの実行を指示するユーザは、文書管理部807内の所望の領域を0〜99の数字で指定する。
確認印刷チェックボックス4018、出力先指定欄4014でボックスプリントを選択した場合に入力が有効になる欄である。ボックスプリント以外の印刷方法を選択した場合にはグレーアウト表示され、入力を受け付けない。
出力先指定欄4014でボックスプリントが選択され、確認印刷チェックボックス4018がチェックされた場合、MFP107は、文書管理部807にプリントジョブデータを保持するとともに、当該プリントジョブデータに基づき印刷出力を行なう。
一方、確認印刷チェックボックス4018がチェックされなかった場合、MFP107は文書管理部807にプリントジョブデータを保持し、この時点では印刷出力は行なわない。
ウインドウ4020には、用紙/品質タブ4004を押下して表示された不図示の設定画面で設定した用紙サイズなどの設定内容が表示される。また、ウインドウ4022には、レイアウトタブ4002を押下して表示された不図示の設定画面で設定した印刷レイアウトの概略が表示される。
図8Bにおいて、ウインドウ4008にはボックスプリントやセキュアドプリントを実行する場合において更に設定する項目である、セキュリティ設定が表示されている。
これらの項目は、出力先指定欄4014で通常プリントを選択した場合にはグレーアウト表示され、入力を受け付けない。
セキュアパスワード入力欄4025は、出力先指定欄4014でセキュアドプリントを選択した場合に入力が可能な項目である。セキュアパスワード入力欄4025にはユーザが所望の文字、数字を組み合わせたセキュアパスワード(以下、単にパスワードという)を、キーボード1204を用いて入力する。
ここで入力されたパスワードがどのように用いられるかについては後に詳述する。
ポリシーサーバ名称欄4028、登録ユーザ名称欄4030、登録ポリシー名称欄4032はポリシーが付与されている電子データを印刷する場合やポリシーが付与されていない電子データにプリンタドライバでポリシーを新たに付与する場合に入力する欄である。
ポリシーサーバ名称欄4028は、印刷する電子データにポリシーが付与されている場合、そのポリシーデータを管理するポリシーサーバを特定する情報(IPアドレスやホスト名)を入力する欄である。本実施形態の場合、プリンタドライバは、図5に示す電子データを印刷する場合、ポリシーサーバ特定情報1504に記述されている情報を取得し、その情報をデフォルトとしてポリシーサーバ名称欄4028に自動的に設定する。プリンタドライバが設定したデフォルトをユーザが変更することも可能である。
登録ユーザ名称欄4030は、印刷する電子データに付与されたポリシーでは印刷、あるいは閲覧が許可されていないユーザで、MFP107での閲覧、あるいは印刷を許可する権限を付与したいユーザを特定する情報(例えばユーザID)を入力する欄である。ここには複数のユーザIDを入力することが可能である。
登録ポリシー名称欄4032は、登録ユーザ名称欄4030に入力されたユーザIDに対して閲覧、あるいは印刷を許可する権限を追加する対象となる、ポリシーサーバ106で管理するポリシーID1301、および/または当該ポリシーIDに対応するポリシー名1302を入力する欄である。
プリンタドライバは、図5に示す電子データを印刷する場合文書ID1503を取得してポリシーサーバ106へ問い合わせる。そして、ポリシーサーバから返送される、当該文書IDに対応するポリシーIDおよび/またはポリシー名を受信して登録ポリシー名称欄4032にデフォルトとして設定する。
更に、プリンタドライバは、ポリシーサーバ106から、ポリシーサーバ106内で管理しているポリシーIDおよび/またはポリシー名称の一覧を取得して登録ポリシー名称欄4032にてプルダウンメニューとして表示することも可能である。そして、ユーザはプルダウンメニューから所望のポリシーIDを選択することもできる。
また、印刷する文書にはポリシーが付与されていない場合に、ポリシーサーバ名称欄4028と、登録ポリシー名称欄4032と必要に応じて登録ユーザ名称にそれぞれユーザが設定値を入力する。これにより、プリンタドライバが生成するプリントジョブデータに対してポリシーを付与することが可能になる。この動作の詳細については後述する。
OKボタン4024を押下すると、プリンタドライバは操作画面4000で設定した内容に基づいてプリントジョブデータを生成し、MFP107へプリントジョブデータを送信する。ここで送信されるプリントジョブデータは、印刷対象の電子データをページ記述言語(PDL)に変換したデータと、操作画面4000内で設定された設定内容を示す情報とを含む。
一方、キャンセルボタン4026を押下すると、プリンドライバは操作画面4000で設定された内容をキャンセルする。
なお、本実施形態において、PC102にインストールされているプリンタドライバは電子文書に基づいてページ記述言語を生成するものとするが、電子文書に基づいてビットマップ形式などの画像データを生成するものでもよい。
また、プリンタドライバはOKボタンの押下に応答して、ポリシーサーバ名称欄に入力された情報で特定されるポリシーサーバにアクセスする。そして、登録ユーザ名称欄4030に入力されたユーザIDを登録ポリシー名称欄4032で特定されるポリシーIDに閲覧または印刷を許可する権限を追加するよう要求する。これにより、プリンタドライバで印刷を実行する場合に印刷あるいは閲覧を許可するユーザを追加することができる。
<プリンタドライバでの操作>
ユーザがプリンタドライバ画面を操作してプリントジョブの生成を指示する場合におけるPC102におけるユーザの操作手順を図8A、図8Bを参照しながら説明する。なお、レイアウトタブ4002や用紙/品質タブ4004を押下してそれぞれの操作画面で行なうべき設定は済んでいるものとし、設定タブ4006による操作画面での設定項目について説明する。
<ポリシーが付与された電子データのセキュアドプリント>
(1)図8Aで、ユーザは出力先指定欄4014でセキュアドプリントを選択する。
(2)図8Bで、セキュアパスワード入力欄4025にパスワードを入力する。パスワードの入力は必須ではない。
(3)印刷する電子データにポリシーが付与されている場合、ポリシーサーバ名称欄4028には当該電子データに含まれるポリシーサーバ特定情報がデフォルトで設定されている。
ポリシーサーバをユーザの意図で変更する場合は、ユーザがポリシーサーバのIPアドレスなどを入力する。PC102とMFP107が同じポリシーサーバにアクセス可能であればポリシーサーバ名称欄4028にはデフォルト値から変更する必要は無い。しかし、両者がそれぞれ異なるポリシーサーバにしかアクセスできないような環境である場合には、ユーザがMFP107がアクセス可能なポリシーサーバのIPアドレスなどを入力する。
(4)電子データに付与されたポリシーには印刷を許可されていないユーザをポリシーに印刷許可ユーザとして追加する場合は、登録ユーザ名称欄4030に当該ユーザのIDを入力する。そして、登録ポリシー名称欄4032にポリシーIDあるいはポリシー名称を入力する。登録ポリシー名称にデフォルトとして印刷する電子データに関連付けられたポリシーIDあるいはポリシー名称を設定しておいてもよい。
(5)上述の設定が完了したらOKボタン4024を押下する。
<ポリシーが付与されていない電子データのセキュアドプリント>
以下はポリシーが付与されていない電子データのセキュアドプリントの手順を記す。
(1)ユーザは出力先にセキュアプリントを選択する。
(2)セキュアパスワードを入力する。
(3)プリントプリンタドライバで新たにポリシーを付与しない場合にはここでOKボタンを押下する。
一方、プリンタドライバで新たにポリシーを付与する場合には、ポリシーサーバ名称欄4028、と登録ポリシー名称欄4032にそれぞれ設定を行なう。この場合、プリンタドライバが予めポリシーサーバ106のIPアドレスなどを記憶しておき、その情報をポリシーサーバ名称欄4028のデフォルト値として設定してもよい。
更に、登録ポリシー名称欄4032はポリシーサーバ106から取得したポリシーIDおよび/またはポリシー名称一覧を取得してプルダウンメニューとしてユーザが選択可能に表示してもよい。
<ボックスプリント>
以下は、ボックスプリントの手順を記す。
(1)図8Aの操作画面で、ユーザは出力先指定欄4014でボックスプリントを選択する。
(2)ボックス番号指定欄4016でボックス番号を入力する。そして、確認印刷チェックボックス4018を必要に応じてチェックする。
その後、図8Bの操作画面で、ポリシーに関する設定を行なうが、これは上述のセキュアドプリントの場合の操作と同様であるので説明を省略する。
<PC102のプリントジョブ生成処理>
図9は、本実施形態に係るデータ処理装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、PC102によるジョブ投入時のデータ処理手順に対応する。各ステップは、PC102のCPU1201が、RAM1202等にプリンタドライバのプログラムをロードして実行することで実現される。
先ず、S401で、ユーザの操作によって、プリントジョブのための各種設定の指示を受け付ける。
図10は、本実施形態に係るデータ処理装置の第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、PC102による図9のS401の詳細を示すフローチャートである。
S1601では、プリンタドライバの操作画面4000に対してユーザが入力する各種設定を受け付ける。
S1602では、出力先指定欄4014に対してユーザが設定した情報がセキュアドプリント、あるいはボックスプリントであるか否かを判定する。
肯定判定であればS1603へ進み、印刷対象となる電子データにポリシーが付与されているか否かを判定する。
一方、S1602でボックスプリントでもセキュアドプリントでもない場合、S1609へ進む。
ポリシーが付与されている場合にはS1604へ進み、印刷対象の電子データから文書ID1503とポリシーサーバのIPアドレスなど、ポリシーサーバを特定するポリシーサーバ特定情報1504を取得する。更に、取得した情報を元にポリシーサーバ106へアクセスし、当該文書IDに対応するポリシーIDおよび/またはポリシー名称をポリシーサーバ106から取得する。
そしてS1605に進み、ポリシーサーバ名称欄4028に取得したポリシーサーバ特定情報1504を、登録ポリシー名称欄4032に取得したポリシーIDおよび/またはポリシー名称をそれぞれデフォルト値として設定する。ここでデフォルト値からユーザによる変更入力があればその変更を受け付ける。
S1606では登録ユーザ名称欄4030にユーザIDの入力があるか否かを判定する。入力が無い場合にはS1608へ進む。
入力がある場合にはS1607へ進み、プリンタドライバはポリシーサーバ106にアクセスする。そして、ポリシーサーバ名称欄4028で特定されるポリシーIDに、登録ユーザ名称欄4030に入力されたユーザIDに対して読み取り権限と印刷権限を許可するような権限情報を追加するよう依頼する。依頼を受けたポリシーサーバ106は、DISK1207に保持しているポリシー情報(図3)の、指定されたポリシーIDに指定されたユーザに対して読み取り権限と印刷権限を許可するような権限情報を追加する。なお、本実施形態では、読み取り権限と印刷権限とを許可するようにしているが、印刷権限のみを許可するようにしてもよい。
なお、読み取り権限が許可された場合、当該電子データに対応するプリントジョブデータをMFP107でプレビューすることが可能になる。一方、印刷権限が許可された場合には当該電子データに対応するプリントジョブデータをMFP107で印刷させることが可能になる。
次にS1608では、ポリシーヘッダ1703を生成する。ポリシーヘッダについては図11に関する説明で後述するが、プリントジョブデータ1700に含まれる、ポリシーに関する情報を記述したポリシーヘッダ1703である。ポリシーヘッダ1703には、印刷対象の電子データから取得した文書ID1503と、ポリシーサーバ特定情報1504が記述されている。これにより、電子データに付与されたポリシーをプリントジョブデータにも引き継ぐことが可能になる。
そして、S1609では図8Aで設定された他の印刷設定情報を当該プリントジョブに対応付けて一時的に記憶する。そしてこのフローチャートを終了する。
S1603で、印刷する電子データにポリシーが付与されていない場合、S1610へ進み、新たにポリシーを付与するか否かを判定する。
この判定は、ポリシーサーバ名称欄4028や登録ポリシー名称欄4032に何らかの情報が入力されているか否かに基づいて判断する。何らかの情報が入力されていた場合には新たにポリシーを付与するものと判定してS1611へ進む。そうでない場合はS1609へ進む。
S1611では、ポリシーサーバ106へアクセスし、登録ポリシー名称欄4032に入力されたポリシーIDを通知し、これから生成するプリントジョブデータに対するポリシーの付与を依頼する。ポリシーの付与の依頼にもとづき、ポリシーサーバ106は新たな文書IDを生成し、生成した文書IDとPC102から受信したポリシーIDとを関連付ける。そして、PC102のプリンタドライバに新たな文書IDを通知する。そしてS1608へ進む。新たにポリシーを付与した場合、S1608ではポリシーサーバ106から受信した新たな文書IDをポリシーヘッダ1703に設定する。
以下、図9のフローチャートの説明に戻る。
S402で図8A、図8BのOKボタン4024が押下されたか否かを判定し、押下が無ければS401へ戻る。OKボタン4024の押下があった場合にはS403へ進む。
S403では、プリントジョブがセキュアドプリントであるか否かを判定する。プリントジョブがセキュアドプリントである場合にはS404へ進む。
S404では印刷する電子データあるいはプリントジョブデータにポリシーが付与されているか否かを判定する。ポリシーが付与されている場合には、S405へ進み、プリントジョブデータを生成する。
図11は、本実施形態におけるプリントジョブデータの一例を示す図である。
プリントジョブデータ1700は図5のS405、S409、S410、S411、S412で生成される。プリントジョブデータ1700はジョブ種類情報1701、印刷設定1702、ポリシーヘッダ1703、PDLデータ1704を含む。
ジョブ種類情報1701は、プリントジョブデータ1700のプリントジョブの種類を示す情報が記述されている。本実施形態の場合、プリントジョブの種類としては、通常プリント、ボックスプリント、セキュアドプリントの3種のプリントジョブが存在する。この情報は図8Aの出力先指定欄4014で設定した情報に基づいている。
印刷設定1702は、図8Aでユーザが指定した、プリントジョブに含まれる各種設定情報が記述されている。例えば、用紙サイズや、印刷レイアウトやセキュアドプリントの場合に設定可能なパスワードや、ボックスプリントの場合に設定可能なボックス番号などが含まれる。
ポリシーヘッダ1703は、セキュアドプリント、またはボックスプリントの場合で、印刷する電子データにポリシーが付与されている場合や、プリントジョブデータに対して新たにポリシーを付与する場合に付与されるヘッダである。ポリシーヘッダ1703は文書IDとポリシーサーバ特定情報が記述されている。
PDLデータ1704は印刷する電子データのコンテンツを表すデータである。再び図9の説明に戻る。
S405で生成されるプリントジョブデータは、図11のようにポリシーヘッダ1703を含んでおり、ジョブ種類情報1701にはセキュアドプリントを示す情報が記述されている。
そしてS406へ進み、S405で生成したプリントジョブデータをMFP107へ送信する。
一方、S404で電子データにポリシーが付与されていない場合、S412へ進む。
S412では、ジョブ種類情報1701にはセキュアドプリントを示す情報が含まれ、印刷設定には少なくともパスワードが含まれるプリントジョブデータ1700を生成する。S412で生成されるプリントジョブデータにはポリシーヘッダは存在しない。
S403でセキュアドプリントではないと判定した場合、S407へ進み、プリントジョブがボックスプリントであるか否かを判定する。ボックスプリントであると判定した場合にはS408へ進み、印刷する電子データあるいはプリントジョブデータにポリシーが付与されているか否かを判定する。
ポリシーが付与されている場合にはS409へ進み、ジョブ種類情報としてボックスプリントを示す情報を含み、印刷設定には少なくともボックス番号が設定され、ポリシーヘッダが付加されたプリントジョブデータを生成する。
一方、ポリシーが付与されていない場合にはS411へ進み、ジョブ種類情報としてボックスプリントを示す情報を含み、印刷設定には少なくともボックス番号が設定され、ポリシーヘッダを含まないプリントジョブデータを生成する。
S407でボックスプリントでもないと判定した場合には、S410へ進む。この場合は通常プリントであると判定し、プリントジョブデータを生成する。ここで生成されるプリントジョブデータは、ジョブ種類情報1701には通常プリントを示す情報が含まれており、ポリシーヘッダを含まない。
そして、S405、S409、S410、S411、S412で生成されたプリントジョブデータをMFP107へ送信して本フローチャートを終了する。
以上説明したデータ処理装置としてのPC102の処理によれば、印刷する電子データにポリシーが付与されている場合にはその電子データに基づいて生成したプリントジョブでーたにもポリシーを引き継ぐことができる。
また、プリンタドライバ上でポリシーで許可されたユーザ以外のユーザに対して閲覧(読み取り)、印刷を許可するよう設定でき、その設定をポリシーサーバ106へ繁栄させることもできる。
また、更には、ポリシーが付与されていない電子データに対してもプリンタドライバとポリシーサーバ106とが連携して新たにポリシーを付与することも可能になる。
これにより、電子データに対するアクセス権管理をMFPなどの画像処理装置においても同様に管理でき、電子データに対するセキュリティを向上させることが可能になる。
また、プリンタドライバでポリシーの追加、変更が可能になるので印刷の実行とポリシーの追加、変更の設定とをまとめて行なうことが出来、ユーザの利便性が向上する。
<MFP107におけるプリントジョブの出力のための操作>
以下、図12A、図12B、図12C、図13A、図13B、図13Cを参照して、MFP107が受信したプリントジョブデータに対する処理について説明する。
図12A、図12B、図12Cは、本実施形態におけるMFP107の操作部802の表示の一例を示す図である。
図12Aは、MFP107の起動後における操作部802の表示内容を示す図である。
図12Aでユーザがユーザを特定する情報が記憶されたICカードをカードリーダ815に挿入することでMFP107はユーザ認証を行い、正しいユーザであることが確認できたら図12Bの通常画面に遷移する。なお、MFP107が行なうユーザ認証は公知のユーザ認証技術を用いたものでよい。
また、本実施形態においてはICカードを用いたユーザ認証を採用しているが、ユーザIDとパスワードを操作部802から入力する方法でもよいし、生体認証を用いた方法でもよい。
図12Bは、図7に示した操作部802の標準画面を示す図である。
図12Bにおいて、システム状況/中止ボタン6001を押下すると操作部802の表示画面は図12Cに遷移する。
図12Cは、図1に示したMFP107の状況確認画面の一例を示す図である。
図12Cで、「閉じる」ボタン6003を押下すると図12Bの表示に戻る。一方、図12Cで、「プリント」ボタン6002を押下すると、図13Aの表示画面に遷移する。
図13A、図13B、図13Cは、図1に示したMFP107が受信したセキュアドプリントやボックスプリントの状況を示すプリントジョブ一覧画面の一例を示す図である。
図13Aの画面は、図12Cの画面「プリント」ボタン6002が押下された場合に表示される。
図13Aにおいて、プリントジョブ7100、7200、7300は、MFP107が受け付けたプリントジョブのうち、セキュアドプリントやボックスプリントのように文書管理部807で保持しているプリントジョブを示している。
各プリントジョブにはアイコン7002が表示されており、このアイコンでプリントジョブの種別を識別することができる。
図14は、本実施形態におけるアイコン7002の詳細の一例を示す図である。
図14において、アイコン8002はポリシーヘッダを含むセキュアドプリントジョブであることを示す。アイコン8004はポリシーヘッダを含まないセキュアドプリントジョブであることを示す。
アイコン8006はポリシーヘッダを含むボックスプリントジョブであることを示す。アイコン8008はポリシーヘッダを含まないボックスプリントジョブであることを示す。
図13Aに示すプリントジョブ一覧画面において、ユーザがいずれかのプリントジョブを選択する操作を行なうと、図13Bのように選択されたプリントジョブの項目が反転表示される。更にプリント開始ボタン7102を押下することで選択したプリントジョブの印刷の開始を指示する。
プリント開始ボタン7102の押下を受け付けると、MFP107のジョブ制御部813は、プリント開始を指示されたプリントジョブの種類によって異なる制御を実行する。
プリント開始を指示されたプリントジョブがポリシーヘッダ付きのセキュアドプリント、又はポリシーヘッダ付きのボックスプリントである場合、ポリシーサーバ106へアクセスする。具体的には、ジョブ制御部813はNIC部811を介して、ポリシーヘッダに記述されているポリシーサーバ特定情報を基にポリシーサーバ106へアクセスする。
そして、文書IDと、図12Aで認証したユーザのユーザIDとを送信する。ポリシーサーバはMFP107から受信した文書IDとユーザIDを基にポリシー情報(図3、図4)を参照し、文書IDに関連付けられたポリシーIDを特定し、特定されたポリシーIDに当該ユーザIDのユーザに対して許可されている権限を特定する。そして、特定された権限情報をMFP107へ返送する。
MFP107のジョブ制御部813はポリシーサーバ106から返送された権限情報を参照して、印刷が許可されていれば印刷を開始し、印刷が許可されていなければ印刷を行なわずに不図示のエラーメッセージを操作部802に表示する。
なお、図13Bでプリントジョブを選択した後に詳細情報7104を押下することで、当該プリントジョブのプレビューを操作部802に表示することができる。
この場合においてもプレビューを指示されたプリントジョブがポリシーヘッダをプリントジョブである場合には上述の手順と同様にポリシーサーバ106から、権限情報を取得する。そして、読み取り権限を参照して読み取りが許可されているか否かを判定し、プレビューの表示を行なったり禁止したりする。
プリント開始を指示されたプリントジョブがポリシーヘッダを含まないセキュアドプリントである場合には、ジョブ制御部813はプリントジョブデータに含まれるパスワードを抽出する。そして、図13Cのような画面を表示し、ユーザにパスワードの入力を要求する。
そして、ジョブ制御部813は、ユーザが操作部802を操作して入力したパスワードと、プリントジョブデータから抽出したパスワードが一致したら印刷の開始を許可し、プリンタ部805に当該プリントジョブを印刷させる。パスワードが一致しなかった場合には操作部802に不図示のエラーメッセージを表示する。
<MFP107の処理>
図15は、本発明に係る画像処理装置における処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、MFP107のジョブ制御部813がリソース管理部806に記憶される各種の制御プログラムを内部メモリにロードして実行することで実現される。
先ず、S901で、個人認証装置として機能する、例えばICカードリーダ815に対して、ユーザが携帯するICカードが装着する。これにより、ジョブ制御部813は、カードに登録された個人情報(ユーザIDなど)をICカードから取得する。
なお、カードは、ICカード以外に、通常の磁気カードであっても、非接触ICカードであってもよい。また、カードを用いないユーザ認証方式(生体認証や、ユーザIDとパスワードを操作部802から入力する)でもよい。また、ユーザ認証を行なうために、外部のディレクトリサーバ(不図示)と連携してユーザ認証を行ってもよい。
そして、S902取得したユーザIDに基づいてMFPを使用許可された正規のユーザであるか否かを確認する。正規のユーザであればS903へ進み、正規のユーザでなければ本フローを終了する。
次にS903では、ユーザによる、図12Bに示すシステム状況/中止ボタン6001の押下を受け付け、図13Aに示す画面表示に遷移し、プリントジョブ一覧からユーザが選択するプリントジョブの出力を受け付ける。ここで「出力」というのはプリント出力と、プレビュー出力のどちらの意味も含む。
次に、S904で、ジョブ制御部813は、ユーザにより選択されたプリントジョブデータにポリシーヘッダ1703が付加されているかどうかを判断する。ここで、プリントジョブデータにポリシーヘッダ1703が付加されていないと判断した場合は、S909へ進む。
一方、S904で、プリントジョブデータにポリシーヘッダ1703が付加されてと判断した場合は、S905へ進む。
S905において、ジョブ制御部813は、ポリシーヘッダ1703の文書IDとポリシーサーバ特定情報とを抽出する。そして、ポリシーサーバ特定情報を基にポリシーサーバ106へアクセスし、抽出した文書IDを送信する。
一方、ポリシーサーバはMFP107から受信した文書IDと、S901のユーザ認証で認証したユーザIDを基にポリシー情報(図3、図4)を参照する。そして、文書IDに関連付けられたポリシーIDを特定し、特定されたポリシーIDに当該ユーザIDのユーザに対して許可されている権限を特定する。そして特定された権限情報をMFP107へ返送する。
S906では、ポリシーサーバとへのアクセスか正常に行なわれ、送信した文書IDに対応する権限情報を受信したか否かをチェックする。例えば、ネットワーク101の障害、あるいはポリシーサーバ106の障害などが原因で、MFP107がポリシーサーバ106と通信できない場合には、権限情報を取得できないのでポリシーの確認が出来ない。
また、ポリシーヘッダ1703の記述内容が何らかの理由で破壊されている場合にもMFP107はポリシーサーバ106にアクセスすることが出来ず、このような場合にもポリシーの確認が出来ない。ポリシーの確認が出来ない場合にはS914へ進む。一方、ポリシーの確認が正常に行なうことが出来たと判断した場合には、S907へ進む。
S907では、S905でポリシーサーバから取得した権限情報を確認し、認証したユーザが出力の権限を有しているか否かをチェックする。ユーザによる出力の指示がプリント出力である場合には、権限情報のうち、印刷権限をチェックすればよい。
また、ユーザによる出力の指示がプレビュー表示である場合には権限情報のうち、読み取り(閲覧)権限をチェックすればよい。権限情報をチェックして、認証したユーザに対して出力が許可されていると判定した場合には、S908へ進み、ユーザが指示した出力(プリント出力、あるいはプレビュー表示)を実行して本フローチャートを終了する。
一方、認証したユーザに対して出力が許可されていないと判定した場合には、指示された出力動作は行なわず、操作部802に権限が無い旨のエラーメッセージを表示してフローチャートを終了する。
S904でプリントジョブにポリシーヘッダ1703が含まれてない場合には、S909へ進み、出力を指示されたプリントジョブがセキュアドプリントであるかをチェックする。セキュアドプリントでない場合には当該プリントジョブを出力(プリント出力、あるいは表示)して本フローチャートを終了する。一方セキュアドプリントである場合にはS910へ進む。
また、S906でポリシーの確認が出来なかった場合、S914へ進みユーザが出力を指示したプリントジョブがセキュアドプリントであるか否かをチェックする。セキュアドプリントでない場合には操作部802にポリシーの確認が出来ない旨のメッセージを表示して本フローチャートを終了する。一方、セキュアドプリントである場合には、S910へ進む。
S910では、プリントジョブがセキュアドプリントであるので、パスワードの確認を行なう。操作部802に図13Cのパスワード入力要求画面を表示し、ユーザが入力したパスワードを確認する。
そして、S911で入力されたパスワードと、プリントジョブデータの印刷設定1702に含まれるパスワードとが一致するか否かをチェックし、一致したと判定した場合には、S913へ進む。そして、S913で、プリントジョブの出力(プリント出力、あるいはプレビュー表示)を行なって本フローチャートを終了する。
一方、パスワードが一致しない場合には、操作部802パスワードが間違っている旨を示すメッセージを表示して本フローチャートを終了する。ここで、フローチャートを終了せずに、図13Cのパスワード入力画面を再度表示して、ユーザにパスワードの入力を再度促すようにしてもよい。
MFP107の上述のような動作によれば、文書管理部807に記憶されたプリントジョブにポリシーヘッダ1703が付与されている場合にはポリシーに従って出力の許可/禁止制御を行なう。
これにより、プリントジョブデータの生成元である電子データのポリシーをMFP107の動作にも反映させることが出来、電子データに対するセキュリティをより向上させることができる。
また、プリントジョブデータの印刷設定1702にパスワードをつけることによって、MFP107がポリシーを確認できなかった場合にもパスワードの照合を条件に印刷を許可することで、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
<他の実施形態>
以下、図16、図17に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置、画像処理装置を含むデータ処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図16は、本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図17は、本発明に係画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図9,図15に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置、画像処理装置を含むデータシステムの一例を示す図である。 図1に示したPC、およびポリシーサーバのハードウェア構成を示す図である。 図1に示したポリシーサーバ106が管理するポリシーデータの一例を示す図である。 図1に示したポリシーサーバ106が管理するポリシーデータの一例を示す図である。 本実施形態を示すポリシーが適用された電子データのフォーマットの一例を示す図である。 図1に示したMFPのハードウエアブロック図である。 図2に示した操作部の一例を示す平面図である。 図1に示したPCのプリンタドライバのユーザインタフェース画面を説明する図である。 図1に示したPCのプリンタドライバのユーザインタフェース画面を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデータ処理装置の第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャーである。ト 本実施形態におけるプリントジョブデータの一例を示す図である。 図1に示したMFPのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPが受信したセキュアドプリントやボックスプリントの状況を示すプリントジョブ一覧画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPが受信したセキュアドプリントやボックスプリントの状況を示すプリントジョブ一覧画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPが受信したセキュアドプリントやボックスプリントの状況を示すプリントジョブ一覧画面の一例を示す図である。 図2に示した文書管理部に登録されたジョブの属性を識別可能なファイルアイコンの一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
101 ネットワーク
102〜105 PC
107、108 MFP
106 ポリシーサーバ

Claims (10)

  1. それぞれ電子データに対する操作権限を示す情報を管理するサーバ装置と通信可能な画像処理装置データ処理装置とを含む画像処理システムであって、
    前記データ処理装置は、
    前記サーバ装置において電子データに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データを含む電子データを記憶する第1記憶手段と、
    前記電子データに対する印刷設定と印刷の指示とを受け付ける印刷指示受付手段と、
    前記電子データからプリントジョブデータを生成するプリントジョブデータ生成手段と、
    前記電子データに含まれる前記第1データを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した前記第1データを前記プリントジョブデータに付加する付加手段と、
    前記印刷指示受付手段が受け付けた印刷設定に、前記生成手段が生成したプリントジョブデータ或いは前記プリントジョブデータに基づいて生成される画像データのいずれかを前記画像処理装置に保存することを示す保存設定が含まれている場合、前記付加手段により前記第1データが付加されたプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信し、前記印刷指示受付手段が受け付けた印刷設定に前記保存設定が含まれていない場合、前記第1データを付加しないプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信する第1送信手段と、を備え
    前記画像処理装置は、
    前記データ処理装置から受信したプリントジョブデータ、または前記プリントジョブデータに基づいて生成した画像データのいずれかを記憶する第2記憶手段と、
    前記画像処理装置を操作するユーザを特定するためのユーザ特定手段と、
    前記第2記憶手段に記憶されているプリントジョブデータまたは画像データの出力の指示を受け付ける受付手段と、
    前記ユーザ特定手段により特定されたユーザを識別するユーザ情報と、前記受付手段が受け付けた出力指示の対象となるプリントジョブデータに付加された、前記サーバ装置が前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データとを前記サーバ装置へ送信する第2送信手段と、
    前記第2送信手段が送信した前記ユーザ情報と前記第1データとにしたがって前記サーバ装置において特定された前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段が取得した前記操作権限を示す情報に基づいて、前記プリントジョブデータまたは前記画像データの出力を選択的に制限する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記データ処理装置は更に、
    前記電子データに対する操作を許可するユーザを特定する情報を受け付けるユーザ情報受付手段と、
    前記ユーザ情報受付手段が受け付けたユーザが前記電子データに対する操作の権限を有するよう前記第1データによって特定されるポリシーデータが示す権限情報の変更を行うことを前記サーバ装置へ指示を行う指示手段と、
    備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理システム
  3. 前記データ処理装置は更に、前記第1送信手段が送信した前記プリントジョブデータを、前記画像処理装置において画像出力することを許可するために用いるパスワードの入力を受け付けるパスワード受付手段を備え、
    前記付加手段は更に前記パスワード受付手段が受け付けたパスワードを前記プリントジョブに付加することを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の画像処理システム
  4. 前記付加手段は、前記印刷指示受付手段が受け付けた印刷設定を前記プリントジョブデータに付加することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理システム
  5. 前記第1記憶手段は更に、前記第1データを含まない電子データを記憶可能であり、更に、印刷対象の電子データが前記第1データを含まない電子データである場合、前記電子データに基づいて生成するプリントジョブデータに対する操作権限を前記サーバに管理させるよう前記サーバに依頼する依頼手段と、を備え、
    前記第1取得手段は、前記依頼手段の依頼に応答して前記サーバ装置から送信される、前記サーバ装置において前記プリントジョブデータに対する操作権限を示すポリシーデータを特定するための第1データを取得し、
    前記付加手段は前記取得手段が前記サーバから取得した前記第1データを前記プリントジョブデータに付加することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理システム
  6. 前記制御手段は、前記取得手段が前記サーバ装置から前記操作権限を示す情報を正常に取得できなかった場合、ユーザによって入力されたパスワードと、前記プリントジョブに付加されているパスワードとが一致した場合には前記プリントジョブの出力を許可することを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像処理システム
  7. 前記制御手段は、前記受付手段が受け付けた出力指示の対象となるプリントジョブデータに前記第1データが付加されていない場合、ユーザによって入力されたパスワードと、前記プリントジョブに付加されているパスワードとが一致したことを条件に前記プリントジョブの出力を許可する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像処理システム
  8. 前記画像処理装置は更に、前記第2記憶手段に記憶されたプリントジョブデータの一覧を表示する表示手段を備えることを特徴とする、請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の画像処理システム
  9. 前記表示手段は、前記第1データが付加されたプリントジョブデータと、前記第1データが付加されていないプリントジョブデータとを識別可能に表示することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  10. それぞれ電子データに対する操作権限を示す情報を管理するサーバ装置と通信可能な、画像処理装置と、前記サーバ装置において電子データに対する操作権限を示す情報を特定するための第1データを含む電子データを第1記憶手段に記憶するデータ処理装置とを含む画像処理システムにおけるプリントジョブ出力方法であって、
    前記データ処理装置が、
    前記電子データに対する印刷設定と印刷の指示とを受け付ける印刷指示受付工程と、
    前記電子データからプリントジョブデータを生成するプリントジョブデータ生成工程と、
    前記電子データに含まれる前記第1データを取得する第1取得工程と、
    前記第1取得工程で取得した前記第1データを前記プリントジョブデータに付加する付加工程と、
    前記印刷指示受付工程で受け付けた印刷設定に、前記生成工程で生成したプリントジョブデータ或いは前記プリントジョブデータに基づいて生成される画像データのいずれかを前記画像処理装置に保存することを示す保存設定が含まれている場合、前記付加工程で前記第1データが付加されたプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信し、前記印刷指示受付工程で受け付けた印刷設定に前記保存設定が含まれていない場合、前記第1データを付加しないプリントジョブデータを前記画像処理装置へ送信する第1送信工程とを実行し
    前記画像処理装置が、
    前記データ処理装置から受信したプリントジョブデータ、または前記プリントジョブデータに基づいて生成した画像データのいずれかを第2記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記画像処理装置を操作するユーザを特定するためのユーザ特定工程と、
    前記第2記憶手段に記憶されているプリントジョブデータまたは画像データの出力の指示を受け付ける受付工程と、
    前記ユーザ特定工程で特定されたユーザを識別するユーザ情報と、前記受付工程で受け付けた出力指示の対象となるプリントジョブデータに付加された、前記サーバ装置が前記プリントジョブデータに対する操作権限示す情報を特定するための第1データとを前記サーバ装置へ送信する第2送信工程と、
    前記第2送信工程で送信した前記ユーザ情報と前記第1データとにしたがって前記サーバ装置において特定された前記プリントジョブデータに対する操作権限を示す情報を取得する第2取得工程と、
    前記第2取得工程で取得した前記操作権限を示す情報に基づいて、前記プリントジョブデータまたは前記画像データの出力を選択的に制限する制御工程と実行する、
    ことを特徴とするプリントジョブ出力方法。
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