JP4492390B2 - 排ガス浄化装置 - Google Patents
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また、強制再生時には、膨張行程の後期又は排気行程の初期に追加燃料噴射(ポスト燃料噴射)を行い、この追加燃料のうちの未燃燃料(HC;炭化水素)を酸化触媒で酸化反応(燃焼)させて、このときの反応熱によりフィルタ104に流入する排ガス温度を上昇させる。そして、フィルタ104に流入する排ガス温度を高温化することでフィルタ104内のPMを自己着火させてPMを燃焼させ、フィルタ104の強制再生を図っている。
このため、図15に示すように、フィルタ104の入り口の温度T1を検出する第1温度センサ105とフィルタの出口の温度T2を検出する第2温度センサ106とを設け、これらの温度センサ105,106からの温度情報に基づいて、フィルタ104が連続再生可能で且つ溶損しない温度範囲となるように、ポスト燃料噴射量がフィードバック制御される。
また、上記請求項1〜3のいずれか1項において、該第1の所定温度が該フィルタで該パティキュレートを効率よく燃焼可能な最高温度であることを特徴としている(請求項4)。
また、上記請求項1〜5のいずれか1項において、該第3の所定温度が該フィルタの溶損を回避可能な許容限界温度であることを特徴としている(請求項6)。
また、上記請求項1〜6のいずれか1項において、該酸素濃度調整手段は、供給される燃料量により酸素濃度を調整するインジェクタであることを特徴としている(請求項7)
また、上記請求項7において、該フィルタ出口温度が第3の所定温度以上の時には、空気過剰率が1以下となるように該インジェクタから噴射される燃料噴射量が増量されることを特徴としている(請求項8)。
まず、本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置について説明すると、図1はその要部の構成について示す模式的なブロック図、図2はその要部構成について示す模式図、図3及び図4はその作用を説明するためのフローチャートである。
まず、本装置が適用されるエンジンについて説明する、本装置は図15を用いて説明したようなディーゼルエンジンに適用されるものであって、図2に示す部分以外のハードウェアの構成は図15で説明したエンジンと略同様に構成されている。
また、排気通路1は上記第1酸化触媒2aよりも上流側において、主通路11とバイパス通路12とに分岐している。このうち、図示するように、主通路11に上述した第1酸化触媒2a及びフィルタ3が設けられ、バイパス通路12上に上流側から順に第2酸化触媒2bと排ガスクーラ(温度低下手段)5が設けられている。
また、詳細は図示しないが、フィルタ3は、全体が多孔質材で形成されるとともに、上流側が開口し下流側が閉塞された第1通路と、上流側が閉塞され下流側が開口する第2通路とが交互に隣接して配設されている。これにより、フィルタ3に供給された排ガスは、多孔質の壁部を介して第1通路から第2通路に流入し、このときに排ガス中のPM(カーボンCを主体とする粒子状物質)が壁部において捕集されるようになっている。
また、バイパス通路12は、図2に示すように、第1酸化触媒2aとフィルタ3との間で主通路11に接続されており、これにより、排ガスは主通路11及びバイパス通路12のどちらに流入した場合であっても、最終的にはフィルタ3を通って排出されるようになっている。
すなわち、第1モードでは、排ガスはそのほとんど(或いは全量)が主通路11に導かれて、第1酸化触媒2a及びフィルタ3を通って排出されるようになっている。また、第2モードでは、上記第1モードとは逆に、排ガスはそのほとんど(或いは全量)がバイパス通路12に導かれて第2酸化触媒2b,排ガスクーラ5及びフィルタ3を通って排出されるようになっている。
なお、切換弁6としてはこのようなバタフライ弁に限定されず、例えば第1モードでは主通路11を開放するとともにバイパス通路12を閉塞し、第2モードでは主通路11を閉塞するとともにバイパス通路12を開放するような弁を適用しても良い。また、切換弁6は、主通路11とバイパス通路12との集合部に設けても良い。
また、図1に示すように、これらの温度センサ7,8はいずれも、コントローラ(ECU)9に接続されている。ここで、このECU9には上述した温度センサ7,8以外にも図示しないO2センサ等の種々のセンサ類が接続されている。また、ECUには、温度センサ7,8からの情報に基づいて、切換弁6に対する制御信号を設定する切換弁制御部9aと、図示しないエンジンの燃焼室に燃料を供給するインジェクタ10に対する制御信号を設定するインジェクタ制御部9bとを備えている。
そして、フィルタ3の入口温度T1がT1max以上であれば、切換弁制御部9aにより切換弁6が第2モードに切り換えられて、排ガスがバイパス通路12に導かれるようになっている。この場合、バイパス通路12に導かれた排ガスは、第2酸化触媒2bで酸化されて、これにより排ガス中の酸素濃度の低下が図られるようになっている。また、このときの酸化反応より排ガスの温度が上昇することになるが、上記第2酸化触媒2bの下流に設けられた排ガスクーラ5により、排ガス温度が低減される。つまり、排ガスが第2酸化触媒2bを通る事により排ガスが不活性化されるとともに、排ガスクーラ5を通ることにより排ガス温度の低減が図られる。これにより、フィルタ3には比較的温度の低い不活性ガスが供給されることとなり、フィルタ3内のPMの燃焼が抑制されて、フィルタ3の温度が所定温度T1max未満に抑制されるようなっている。
そこで、切換弁制御部9aでは、第2温度センサ8からの情報に基づいてフィルタ出口温度T2が第3の所定温度T2max以上であると、第1温度センサ7からの情報に基づく切換弁6の制御に優先させて、当該切換弁6を第2モードに切り換えるようになっているのである。これにより、排ガスがバイパス通路12に供給され、排ガスの不活性化及び温度低減が図られて、フィルタ3内のPMの燃焼が抑制されるようになっている。
Qpost=Qt−Qtq−Qegr・・・(1)
そして、このように第1温度センサ7及び第2温度センサ8からの情報に基づいて、切換弁6及びインジェクタ10の作動をすることにより、フィルタ3の溶損を確実に防止することができるのである。
本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置は上述のように構成されているので、その作用について説明すると以下のようになる。まず、強制再生が開始されると、図3及び図4のフローチャートの制御が開始される。具体的には、図3のステップS1において、第1温度センサ7からの検出情報(フィルタ3の入口温度T1)が取り込まれる。そして、ステップS2では入口温度T1が第1の所定温度T1max以上か否かが判定され、T1max以上である場合にはステップS3に進んで、切換弁6が第2モードに切り換えられる。
したがって、本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置によれば、図5に示すように、フィルタの温度が急上昇しても、フィルタ内の温度を速やかに抑制して、PMが効率よく燃焼可能な所定範囲内(T1min〜T1max)に保持することができ、フィルタの溶損を回避することができるという利点がある。
図6に示すように、この第2の実施形態では、排気通路上1に上流側から排ガス中の成分を酸化させる酸化触媒2と、排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタ3とが設けられている。
また、上記第1実施形態と同様に、主通路11とバイパス通路12との分岐部には、切換弁(切換手段)6が設けられている。この切換弁6は、排ガスを排ガスクーラ5を介さずにフィルタ3に導く第1モード(第1の状態)と、排ガスを排ガスクーラ5を介してフィルタ3に導く第2モード(第2の状態)とを切り換え可能に構成されている。
次に、本第2実施形態の制御内容について説明すると、この切換弁6及びインジェクタ10(図1参照)は、第1実施形態と同様に制御されるようになっている。
また、フィルタ3の入口温度T1がT1maxよりも低い第2の所定温度T1min未満であると、切換弁6を第1モードに切り換え、排ガスを主通路11に導き、排ガス温度が高められる。なお、T1min≦T1<T1maxの時は、切換弁6の切り換え制御を行わず現状の状態を維持する。
そして、このように第1温度センサ7及び第2温度センサ8からの情報に基づいて、切換弁6及びインジェクタ10の作動をすることにより、フィルタ3の溶損を確実に防止することができる。なおこの第2実施形態では、第1実施形態では酸化触媒を2つ用いていたのに対して、第2実施形態では1つの酸化触媒2を設けるだけでよいので、第1実施形態に対して、小型化を図ることができる。さらに、切換弁6の第1モードと第2モードの両モードにおいて酸化触媒2に排ガスが流れるため、フィルタ3の温度を低下させる第2モードに切り替わった際に酸化触媒2が活性化されており、酸素濃度低下手段として早期に機能する。
以下、図7〜図9を用いて、第3実施形態について具体的に説明する。この第3実施形態では、図7及び図8に示すように、強制再生が開始されるとこの時点で目標空気過剰率λが所定値λ1に変更されて、排ガス中の酸素濃度(図中O2濃度と記す)が略所定値にまで低下するように設定されている。ここで、強制再生開始時の目標空気過剰率λ1は1(理論空燃比)よりは大きな値(空燃比としてはリーンな値)であって、且つ通常走行時よりは小さい値(同じくリッチな値)に設定されており、これにより排ガスが通常よりもリッチ化されることにより酸素濃度が低下して、フィルタ3におけるPMの燃焼が抑制されるようになっている。
図9のフローチャートを用いて説明すると、まず、ECU9で強制再生開始が判定されると、図9のフローチャートがスタートするとともに、図7及び図8に示すように、目標空気過剰率λ(O2濃度)が所定値λ1(一定値)に固定される(ステップS21)。そして、これ以降は第1及び第2実施形態と同様の制御が実行される。つまり、第1温度センサ7からの情報に基づいて、フィルタ3の入口温度T1が所定温度(第1の所定温度)T1max以上であれば(ステップS22及びステップS23)、切換弁6が第2モードに切り換えられて(ステップS24)、排ガスが第2酸化触媒2bで酸化され、これにより排ガス中の酸素濃度のさらなる低下が図られる。また、このときの酸化反応よる排ガスの温度上昇は排ガスクーラ5により抑制される。これにより、排ガスのさらなる不活性化が促進されるとともに排ガス温度の低減が図られる。したがって、フィルタ3内のPMの燃焼が抑制されて、フィルタ3の温度が所定温度T1max未満に抑制される。
また、第1温度センサ7で得られるフィルタ入口温度T1が第1の所定温度T1max未満で、且つ第2の所定温度T1min以上の時、つまりT1min≦T1<T1maxの時は、切換弁6は現状の状態が維持されるようになっている。つまり、この場合には、フィルタ3は強制再生に適した温度範囲にあると判定でき、このため何ら制御を行わないで現状を維持するようになっている。
このように、本発明の第3実施形態に係る排ガス浄化装置によれば、目標空気過剰率を
一定値とすることにより、切換弁6の開閉制御のみでフィルタのPM燃焼速度を制御できるので、制御ロジックが簡素化される利点がある。また、出口温度T2が許容温度T2max以上になると空気過剰率を1又は1未満のリッチな状態となるようにポスト燃料噴射量が制御されるので、確実にフィルタの溶損を回避できる。
また、この第4実施形態ではフィルタ3の入口温度T1の変化度合い(温度変化速度)に基づいてフィルタ3の温度変化を予想して、この予想結果に基づいて弁開度を補正するようになっている。
次に、ステップS32及びステップS33において、フィルタ入口温度T1が第1の所定温度T1max以上(T1≧T1max)か、このT1maxよりも低い第2の所定温度T1min未満(T1<T1min)であるか、これらの値の間にあるか(T1min≦T1<T1max)を判定する。
一方、T1≧T1maxの場合には、フィルタ3の温度低減を図るべく、ステップS35おいて、流量調整弁の開度がθだけ閉方向に制御される。これにより、バイパス通路12に流れる排ガス流量が増大してフィルタ3に流入する排ガス温度を低下させることができる。
このときAT1<AL1であれば、現在の制御内容で温度上昇が抑制されているものとしてそのままリターンする。
これにより、バイパス路12に流れる排ガス量が増大し、排ガス温度の上昇を速やかに抑制できる。
以上のように、本発明の第4実施形態に係る排ガス浄化装置によれば、流量調整手段6として、弁の開度が多段的又は連続的に変更可能な流量調整弁を用いているので、主通路11とバイパス通路12とに導く排ガスの割合を最適に制御でき、きめ細かなフィルタ温度制御を実施することができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明すると、この第5実施形態は制御の内容に特徴があり、ハードウェアの構成としては上述の第1実施形態(図2参照),第2実施形態(図6参照)及び第4実施形態のいずれを適用してもよい。なお、以下では上述した第1実施形態の符号をそのまま引用して説明する。
すなわち、強制再生が開始されると図12のフローチャートがスタートして、ステップSアクセル開度等のパラメータからドライバの要求するトルクTqを求め(ステップS51)、この要求トルクTqからトルクに寄与する燃料噴射量Qtqを求める。また、エンジンの運転状態から目標EGR量を求め(ステップS53)、このEGR中の未燃燃料Qegrを算出する(ステップS54)。
そして、上記全体の燃料噴射量Qtqと、EGR中の未燃燃料Qegrと、ポスト噴射量Qpostとを合計して全噴射量Qtが設定される(ステップS56)。また、このとき吸入空気量と上記全噴射量Qtとから目標空気過剰率λ(目標λ)が算出される。なお、この場合、目標λは通常走行時よりはリッチな値であって、且つ1(理論空燃比)よりはリーンな値に設定される。
そして、目標λ(図12中では目標O2濃度と記す)と上記入口O2濃度(DO2)とを比較して(ステップS58)、目標O2濃度>DO2であれば、ポスト燃料噴射量Qpostを所定量だけ増大させ(ステップS59)、目標O2濃度<DO2であれば(ステップS60)、ポスト燃料噴射量Qpostを所定量だけ減少させる(ステップS61)。また、目標O2濃度=DO2であれば現状のポスト燃料噴射量Qpostを維持する。
また、これ以降のステップS62以降では、第3実施形態の図9のステップS22以降と同様の制御が実行される。つまり、第1温度センサ7からの情報に基づいて、フィルタ3の入口温度T1が所定温度(第1の所定温度)T1max以上であれば(ステップS62及びステップS63)、切換弁6が第2モードに切り換えられる(ステップS64)。
また、フィルタ入口温度T1が第1の所定温度T1max未満で、且つ第2の所定温度T1min以上の時、つまりT1min≦T1<T1maxの時は、切換弁6は現状の状態が維持されるようになっている。つまり、この場合には、フィルタ3は強制再生に適した温度範囲にあると判定でき、このため何ら制御を行わないで現状を維持するようになっている。
以上のように、本発明の第5実施形態に係る排ガス浄化装置によれば、O2濃度に基づいてポスト燃料噴射量Qpostを制御することによりフィルタ3内の燃焼速度を制御できるとともに、切換弁6の開閉制御により排気温度を一定に保持することができる利点がある。
つまり、上述の各実施形態では出口温度T2が許容温度T2max以上であると、全体として空気過剰率λ=1(又は1未満のリッチな値)となるようにポスト燃料噴射量Qpostが設定されるように構成されているが(図4のステップS14参照)、本第6実施形態では、このようなステップS14に代えて、図13のステップS74〜S78が適用されており、これらのステップにおいて、フィルタの温度変化速度に応じてポスト燃料噴射量が補正されるようになっている。
以上のように、本発明の第6実施形態に係る排ガス浄化装置によれば、フィルタ3の出口温度T2の変化速度に基づいてのポスト燃料噴射量を調整することにより、フィルタの溶損を確実に回避しながら燃費の悪化も極力抑制できるようになる。
2 酸化触媒
2a 第1酸化触媒
2b 第2酸化触媒
3 フィルタ
5 排ガスクーラ(温度低下手段)
6 切換弁(流量調整手段)
7 第1温度センサ
8 第2温度センサ
9 ECU(制御中段)
9a 切換弁制御部
9b インジェクタ制御部
10 酸素濃度調整手段としてのインジェクタ
11 主通路
12 バイパス通路
Claims (8)
- エンジンの排気通路上に設けられて排ガス中の成分を酸化させる酸化触媒と、
該酸化触媒の下流側に設けられ、排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタと、
該パティキュレート捕集用フィルタの上流側に設けられ、排ガス温度を低下させる温度低下手段と、
該温度低下手段を介して該フィルタに導かれる排ガス流量を調整する流量調整手段と、
該フィルタの上流側に設けられ該排ガスのフィルタ入口温度を検出する第1温度センサと、
該フィルタの下流側に設けられ該排ガスのフィルタ出口温度を検出する第2温度センサと、
排ガス中の酸素濃度を調整する酸素濃度調整手段と、
該流量調整手段及び酸素濃度調整手段を制御する制御手段とをそなえ、
該制御手段は、
該第1温度センサからの情報に基づいて該フィルタ入口温度が第1の所定温度以上であると該温度低下手段に流入する排ガス流量が増大するように該流量調整手段を制御するとともに、該入口温度が第1の所定温度よりも低い第2の所定温度未満となると該温度低下手段に流入する排ガス流量が減少するように該流量調整手段を制御し、
且つ該第2温度センサからの情報に基づいて該フィルタ出口温度が該第1の所定温度よりも高い第3の所定温度以上となると、該第1温度センサからの情報に基づく制御に優先させて該温度低下手段に流入する排ガス流量が増大するように該流量調整手段を制御するとともに、該酸素濃度調整手段により酸素濃度を低下させ、
該排気通路が、該フィルタよりも上流側で該フィルタが配設される主通路と該温度低下手段が配設されるバイパス通路とに分岐して形成されるとともに、該酸化触媒が主通路に設けられる第1酸化触媒と該バイパス通路に設けられる第2酸化触媒とから構成され、
該温度低下手段が該第2酸化触媒よりも下流に設けられ、
且つ、該バイパス通路が、該主通路の該第1酸化触媒と該フィルタとの間で合流するように構成されている
ことを特徴とする、排ガス浄化装置。 - 該流量調整手段が、該主通路と該バイパス通路との分岐部又は合流部に設けられ、該排ガスを該主通路を介して該フィルタに導く第1の状態と、該排ガスを該バイパス路を介して該フィルタに導く第2の状態とに切り換え可能な切換弁である
ことを特徴とする、請求項1記載の排ガス浄化装置。 - 該流量調整手段が、該主通路と該バイパス通路との分岐部又は合流部に設けられ、該主通路と該バイパス通路とへの排ガスの流量調整を多段的又は連続的に変更可能な流量調整弁である
ことを特徴とする、請求項1記載の排ガス浄化装置。 - 該第1の所定温度が該フィルタで該パティキュレートを効率よく燃焼可能な最高温度である
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の排ガス浄化装置。 - 該第2の所定温度が該フィルタが活性化する最低温度である
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の排ガス浄化装置。 - 該第3の所定温度が該フィルタの溶損を回避可能な許容限界温度である
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の排ガス浄化装置。 - 該酸素濃度調整手段は、供給される燃料量により酸素濃度を調整するインジェクタである
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の排ガス浄化装置。 - 該フィルタ出口温度が第3の所定温度以上の時には、空気過剰率が1以下となるように該インジェクタから噴射される燃料噴射量が増量される
ことを特徴とする、請求項7記載の排ガス浄化装置。
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