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JP4475246B2 - インクジェット記録用水性インクセット - Google Patents

インクジェット記録用水性インクセット Download PDF

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JP4475246B2
JP4475246B2 JP2006074339A JP2006074339A JP4475246B2 JP 4475246 B2 JP4475246 B2 JP 4475246B2 JP 2006074339 A JP2006074339 A JP 2006074339A JP 2006074339 A JP2006074339 A JP 2006074339A JP 4475246 B2 JP4475246 B2 JP 4475246B2
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    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

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Description

本発明は、ブラックインク(以下、Bkインクという)とイエローインク(以下、Yインクという)の間におけるブリーディングを低減し、かつカラーインクの混色部分の色ムラをも低減するためのインクジェット記録用水性インクセットに関する。
インクジェット記録方式とは、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いてインクに機械的振動又は変位を与える方式、インクを加熱することにより気泡を発生させ、その時に発生する圧力を利用する方式などのインク吐出方式によりインク小滴を形成し、それらの一部又は全部を紙などの被記録材に付着させて記録を行うものである。
このようなインクジェット記録方式に使用するインクジェット記録用インクとしては、顔料又は染料を、水と水溶性有機溶剤からなる液媒体に溶解又は分散させたものが知られている。
インクジェット記録用インクには、インクジェット記録方式に用いるのに最適な性能を有することが要求され、具体的には、例えば、記録紙に画像形成した際に、記録紙の繊維に沿った不規則なインクの流れや繊維間への不規則なインクの浸透(以下、滲みという)がなく、画像の輪郭がシャープな高い印字品質であること、記録紙に画像形成したときの乾燥が速く耐擦性が良好であること、インクジェットヘッドに使用されている樹脂材料や金属材料を腐食せず、ノズルに目詰まりを生じさせることなく、長期にわたり安定したインク噴射が可能であることなどが要求され、その改善が行われてきた。さらに近年では、コスト及び環境への配慮からインクジェット専用紙よりも普通紙へ記録する要求が高まってきている。
しかしながら、従来のインクで普通紙に記録した場合、異なった色同士がその隣接する境界部分で混ざり合い(以下、ブリーディングという)、結果として印字品質が悪化するという問題がある。このブリーディングは、明度差が大きいためにBkインク及びYインクで目立ち易く、特に大きな問題となっている。
このような問題を解決する手段として、インクに界面活性剤などの浸透性を高める化合物を添加する方法(特許文献1)が知られているが、この方法によるとBkインク及びYインク間におけるブリーディングは改善されるものの、カラーインクを使用した際に混色部分の色ムラが悪化するという欠点があった。一方、カラーインクを使用した際の混色部分の色ムラを改良するために、市販のカラーインクジェット記録用インクにおいても適用されているジエチレングリコールブチルエーテルのような多価アルコールのアルキルエーテルを浸透剤としてインクに多量に添加すると、今度はBkインクとYインク間のブリーディングが著しくなるという状況が生じた。したがって、従来方法ではBkインクとYインク間のブリーディングの低減とカラーインクの混色部分の色ムラの低減を両立させることはきわめて困難であった。
特開昭55−65269号公報
本発明のインクジェット記録用インクセットは、前述の問題点を解決するためになされたものであり、普通紙を被記録材とする場合においても、テキストや線画などのプリントに多用されるBkインクの滲みを解消し、さらに、BkインクとYインク間のブリーディングの低減とカラーインクの混色部分の色ムラの低減を両立させることを目的とする。
本発明者は、
(i) Bkインクの滲みを防止するためには、Bkインクのライフタイム1000msの動的表面張力を35mN/m以上とすることが有効であること、
(ii) BkインクとYインク間のブリーディングを低減させるためには、ライフタイム30msにおけるBkインクとYインクとの動的表面張力の差を5mN/m以下とし、双方の被記録材への浸透力を揃えることが有効であること、
(iii) (i)と(ii)からYインクのライフタイム30msにおける動的表面張力が高めに設定されるとYインク単独の浸透性が不足し、Yインクとマゼンタインク(以下、Mインクという)の混色部分や、Yインクとシアンインク(以下、Cインクという)の混色部分で色ムラが生じ易くなるのに対し、ライフタイム30msにおけるYインクとMインクの動的表面張力の和や、YインクとCインクとの動的表面張力の和を93mN/m以下とすると、混色部分全体としての浸透性が高まり、混色部分の色ムラを低減できることを見出した。
即ち、本発明は、少なくともBkインク、Yインク、Mインク及びCインクからなるインクジェット記録用水性インクセットにおいて、最大泡圧法による測定温度25℃、ライフタイム30msにおけるBkインク、Yインク、Mインク及び
Cインクの動的表面張力をそれぞれσ30Bk、σ30Y、σ30M及びσ30C、並びに最大泡圧法による測定温度25℃、ライフタイム1000msにおけるBkインクの動的表面張力をσ1000Bkとした場合に、
(1)σ1000Bk≧35mN/m
(2)│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/m
(3)σ30M≧30mN/m、σ30C≧30mN/m
(4)σ30Y>σ30M、σ30Y>σ30C
(5)σ30Y+σ30M≦93mN/m、σ30Y+σ30C≦93mN/m
を満たすことを特徴とするインクジェット記録用水性インクセットを提供する。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットによれば、普通紙を被記録材とする場合においても、Bkインクの滲みを解消し、さらに、BkインクとYインク間のブリーディングの低減と、カラーインクの混色部分の色ムラの低減とを両立させることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるインクジェット記録用水性インクセットは、少なくともBkインク、Yインク、Mインク及びCインクからなる。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、測定温度25℃、ライフタイム30msにおけるBkインク、Yインク、Mインク及びCインクの動的表面張力をそれぞれ
σ30Bk、σ30Y、σ30M 及びσ30C、並びに測定温度25℃、ライフタイム1000msにおけるBkインクの動的表面張力をσ1000Bkとした場合に、次の(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)をすべて満たすことを特徴としている。
(1)σ1000Bk≧35mN/m
(2)│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/m
(3)σ30M≧30mN/m、σ30C≧30mN/m
(4)σ30Y>σ30M、σ30Y>σ30C
(5)σ30Y+σ30M≦93mN/m、σ30Y+σ30C≦93mN/m
ここで、動的表面張力の値は、インク吐出のような比較的短い寿命の表面張力を測定するのに適した最大泡圧法によるものである。一般に、動的表面張力は、振動ジェット法、メニスカス法、最大泡圧法などによって測定されることが知られているが、最大泡圧法による測定では、気体供給源から気体をプローブに送り、インクに浸したプローブ先端から気泡を発生させ、この際の気体流量を変化させることで、気泡発生速度を変え、それに伴い変化するインクからその気泡にかかる圧力より表面張力を測定する。気泡の半径がプローブ先端部分の半径に等しくなるとき、最大圧力(最大泡圧)を示す。このときのインクの表面張力σは、
Figure 0004475246
で表される。式中、rはプローブ先端部分の半径、ΔPは気泡にかかる圧力の最大値と最小値との差であり、その最大値は気泡の曲率半径がプローブ先端部分の半径と等しい時の最大圧力(最大泡圧)である。
また、本発明でいうライフタイムとは、最大泡圧後に気泡がプローブから離れて新しい表面が形成されてから次の最大泡圧までの時間をいう。
ライフタイム30msの動的表面張力σ30は、インクジェット記録において、インクが記録紙などの被記録材に付着した直後に被記録材の厚さ方向へ浸透する挙動に関係していると考えられ、この値が高いと被記録材の表面における浸透性のばらつきの影響がインクの浸透量のばらつきとなって現れ易く、色ムラの原因となる。また、ライフタイム1000msの動的表面張力σ1000は、インクが被記録材の厚さ方向に浸透した後に被記録材の表面で滲み広がる挙動に関係していると考えられ、この値が低いと被記録材の表面方向のインクの浸透性が高く、滲みが生じ易くなる。
そこで、本発明では、
(1)σ1000Bk≧35mN/m
により、Bkインクの滲みを防止する。また、
(2)│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/m
により、BkインクとYインクの被記録材の厚さ方向への浸透力を揃え、BkインクとYインク間のブリーディングを防止する。これに対し、双方のインクのライフタイム30msにおける動的表面張力の差が5mN/mを超えると、動的表面張力が低く被記録材への浸透力が高い方のインクの記録部分に、動的表面張力が高く被記録材への浸透力が低い方のインクが引っ張られるので、動的表面張力が低く被記録材への浸透力が高いインクの記録部分側でインクの混色が顕著となる。特に、Yインクの動的表面張力がBkインクの動的表面張力よりも過度に低いと、Yインクの記録部分側でBkインクが混色し、ブリーディングが目立ち易くなるので好ましくない。
また、本発明では、
(3)σ30M≧30mN/m、σ30C≧30mN/m
とするので、インクジェットヘッドのノズルにおいて望ましいメニスカスが形成され、最適な微小液滴としてインクを安定して吐出させることができる。これに対して、σ30M<30mN/m、σ30C<30mN/m とすると、インクジェットヘッドのノズルからインクを安定吐出させることができない。
さらに、前述の
(1)σ1000Bk≧35mN/m
によりBkインクのライフタイム30msにおける動的表面張力σ30Bkが相応に高くなり、また、
(2)│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/m
によりライフライフタイム30msにおけるYインクとBkインクとの動的表面張力を揃えるためにYインクのライフタイム30msの動的表面張力が高くなると、それ単独では浸透性が不足し、他のインクとの混色部分で色ムラが目立つことが懸念される。しかしながら、本発明では、
(4)σ30Y>σ30M、σ30Y>σ30C
によりMインクやCインクのライフライフタイム30msの動的表面張力をYインクよりも低くし、
(5)σ30Y+σ30M≦93mN/m、σ30Y+σ30C≦93mN/m
とするので、混色部分全体としての浸透性が高まる。したがって、本発明によれば、カラーインクの混色部分の色ムラを低減することができる。
これに対して、σ30Y<σ30M、σ30Y<σ30C とすると、動的表面張力が低く被記録材への浸透力が高いYインクの記録部分に、動的表面張力が高く被記録材への浸透力が低いMインクやCインクが引っ張られるので、Yインクの記録部分側でMインクやCインクが混色し、YインクとMインクとのブリーディングやYインクとCインクとのブリーディングが目立ち易くなるので好ましくない。また、σ30Y+σ30M>93mN/m、σ30Y+σ30C>93mN/mとすると、カラーインクの混色部分全体としての浸透性が不足し、色ムラが目立つので好ましくない。
なお、Bkインク、Yインク、Mインク及びCインクに加えて、各インクに対応した着色剤濃度が異なるインクも組み合わせるインクセットにおいては、各インク及び着色濃度の異なるインクの少なくとも一方が、上記(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)のすべての条件を満たせばよい。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットを構成する各インクは、少なくとも水、染料及び顔料などの着色剤並びに浸透剤を含有し、それらの組成が、所定の動的表面張力を有するように調整されたものである。
各インクに含まれる水は、水中に含まれる不純物によるノズル及びフィルターなどの目詰まりを防ぐために、一般の水道水ではなく、イオン交換水、蒸留水及び超純水など純度の高いものを使用するのが好ましい。各インクにおける水の含有量は、各インク全重量に対して10重量%〜98重量%、さらに好ましくは30重量%〜97重量%、より好ましくは40重量%〜95重量%である。
各インクに含まれる着色剤は、染料及び顔料の何れであっても問題はない。ただし、一般に、Bkインクは、文字、記号、罫線などからなるテキストデータを被記録材にプリントする場合に多用され、その際、滲み及びブリーディングを防止してテキストのエッジ部分の鮮明さとコントラストを高め、テキストの視認性を高める要請が強い。また、耐水性や耐光性の向上も要請される。そこで、これらに応えるため、着色剤として顔料を用いることが好ましい。一方、Yインク、Mインク及びCインクなどのカラーインクは、グラフィックデータなどのプリントに多用される。そこで、カラー部分が良好に発色し、鮮やかな色彩を呈するように、着色剤としては染料を用いることが好ましい。
各インクで使用し得る染料としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料及び反応性染料などに代表される水溶性染料があげられる。これら染料のうち、鮮明性、水溶性、安定性、耐光性及びその他各インクに要求される性能を満たすものとしては、例えば、カラーインデックス(以下、C.I.という)ダイレクトブラック17,19,32,51,71,108,146,154及び168、C.I.ダイレクトブルー6,22,25,71,86,90,106及び199、C.I.ダイレクトレッド1,4,17,28,83及び227、C.I.ダイレクトイエロー12,24,26,86,98,132及び142、C.I.ダイレクトオレンジ34,39,44,46及び60、C.I.ダイレクトバイオレット47及び48、C.I.ダイレクトブラウン109、C.I.ダイレクトグリーン59などの直接染料;C.I.アシッドブラック2,7,24,26,31,52,63,112及び118、C.I.アシッドブルー9,22,40,59,93,102,104,113,117,120,167,229及び234、C.I.アシッドレッド1,6,32,37,51,52,80,85,87,92,94,115,181,256,289,315及び317、C.I.アシッドイエロー11,17,23,25,29,42,61及び71、C.I.アシッドオレンジ7及び19、C.I.アシッドバイオレット49などの酸性染料;C.I.ベーシックブラック2、C.I.ベーシックブルー1,3,5,7,9,24,25,26,28及び29、C.I.ベーシックレッド1,2,9,12,13,14及び37、C.I.ベーシックバイオレット7,14及び27などの塩基性染料;C.I.リアクティブブルー2,5,7,12,13,14,15,17,18,19,20,21,25,27,28,37,38,40,41及び71、C.I.リアクティブレッド6,7,11,12,15,17,21,23,24,35,36,42,63,66及び180、C.I.リアクティブイエロー1,2,3,13,14,15及び17、C.I.リアクティブオレンジ2,5,7,16,20及び24、C.I.リアクティブバイオレット2,4,5,8及び9、C.I.リアクティブブラウン1,7及び16、C.I.リアクティブグリーン5及び7などの反応性染料;フードブラック1及び2;などがあげられ、これらを1種類又は2種類以上用いて所望の色のインクを得ることができる。
顔料としては、カーボンブラック、無機顔料及び有機顔料が使用できる。例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などのアゾ顔料;フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料などの多環式顔料;塩基性染料型レーキ顔料、酸性染料型レーキ顔料などの染料レーキ顔料;ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック昼光蛍光顔料などの有機顔料;酸化チタン、酸化鉄系、カーボンブラック系などの無機顔料をあげることができる。また、その他の顔料であっても水相に分散可能なものであれば使用できる。これら顔料の具体例としては、例えば、C.I.ピグメントブラック1及び7;C.I.ピグメントブルー2,3,15,16,22及び25;C.I.ピグメントレッド1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,21,22,23,30,31,32,37,38,39,40,49,50,51,52,53,55,60,64,83,87,88,89,90,112,114,122,123及び163;C.I.ピグメントイエロー1,2,3,4,5,6,7,10,11,12,13,14,15,16,17,65,74及び83;などがあげられ、これらを1種類又は2種類以上用いて所望の色のインクを得ることができる。
さらに、顔料を界面活性剤や高分子分散剤などで表面処理した自己分散型顔料、例えば、グラフトカーボンなども使用することができる。自己分散型顔料としては市販品を使用することができ、例えば、カーボンブラック、キャボット・スペシャリティ・ケミカルズインク製CAB−O−JET(登録商標)200,250,260,300及び700、オリエント化学工業(株)製BONJET(登録商標)BLACK CW−1,CW−2及びCW−3などがあげられる。
各インクに含まれる着色剤の総含有量は、各インク全重量に対して0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.3重量%〜15重量%、さらに好ましくは0.5重量%〜10重量%である。0.1重量%未満であると被記録材上でインクの退色スピードが急激に速くなるため、カラーバランスが保たれなくなり、充分な印字濃度が得られなくなる。一方、20重量%を超えると、染料であればインク組成中で充分溶解することができず染料が析出することがあるため、顔料であれば分散安定性を保つことが困難となるため、いずれも好ましくない。
浸透剤は、各インクの動的表面張力を低下させ、紙などの被記録材におけるインク浸透速度を適度に速めることによりブリーディングや色ムラを防止し、被記録材上でインクの速乾性を向上させる。浸透剤としては、被記録材におけるインク浸透速度を適度に速めると共に、浸透にともなう滲みを起こしにくいものを選択することが好ましく、例えば、低臭気性かつ低蒸気圧の多価アルコールアルキルエーテルを使用する。多価アルコールアルキルエーテルの具体例としては、例えば、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールイソブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールブチルエーテルなどがあげられる。これらは、1種類又は2種類以上を混合して使用してもよい。
各インクにおける浸透剤の含有量は、各インク全重量に対して0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.1重量%〜15重量%である。一般に、0.1重量%未満であると動的表面張力が過度に高く、インクの被記録材への浸透速度が遅く、乾燥時間やブリーディングに問題を生じさせ、20重量%を超えると動的表面張力が過度に低く、インクが被記録材へ過度に浸透し、被記録材の裏面までインクが到達したり、滲みが著しく生じるため好ましくない。
さらに、各インクには、インクジェット記録方式プリンタのヘッドのノズルにおけるインクの乾燥を防止し、インクの液安定性を向上させるために湿潤剤を任意で添加してもよい。湿潤剤の具体例としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオールなどの多価アルコール類;N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタムなどの含窒素複素環化合物;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類;エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアミン類;ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノールなどの含硫黄化合物などをあげることができる。これらは、1種類又は2種類以上を混合して使用してもよい。
各インクにおける湿潤剤の含有量は、インク組成又は所望されるインク特性に依存して広い範囲で決定されるが、通常、各インク全重量に対して0重量%〜40重量%が好ましく、0重量%〜30重量%がより好ましい。40重量%を超えるとインクの粘度が必要以上に高くなることにより、インクジェットヘッドのノズルから吐出困難となったり、被記録材上で乾燥が極端に遅くなったりするなどの問題を生じることがあるため好ましくない。
また、インクの被記録材への浸透性、乾燥性を制御する目的で、エタノール、イソプロピルアルコールなど1価のアルコールを使用してもよい。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットを構成する各インクには、水、着色剤及び浸透剤のほかに、任意成分として、上記で述べた湿潤剤、1価のアルコールのほか、一般に用いられる分散剤、粘度調整剤、界面活性剤、pH調整剤及び防腐防カビ剤などを必要に応じて添加してもよい。また、熱エネルギーの作用によってインクを吐出させるタイプのインクジェット方式に適用する場合には、比熱、熱膨張係数及び熱電導率などの熱的な物性値を調整する添加剤を使用してもよい。
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
(1)インクの調製及び動的表面張力の測定
実施例及び比較例で使用する各インクは、下記の通り調製した。
Bk−1インクは、着色剤としてキャボット・スペシャリティ・ケミカルズ製CAB−O−JET(登録商標)300(着色剤固形分濃度15%)を35重量%、湿潤剤としてグリセリンを21.5重量%、浸透剤としてジプロピレングリコールプロピルエーテルを1.0重量%、界面活性剤としてライオン(株)製サンノール(登録商標)DL−1430を0.1重量%、残部を超純水とし、充分に攪拌混合して得た。
Bk−2〜Bk−5インク、Y−1〜Y−7インク、M−1〜M−4インク及びC−1〜C−4インクは表1に示した組成に従い、Bk−1インクと同様に調製した。なお、Bk−1インク及びBk−3〜Bk−5インクのインク全量に対する着色剤固形分濃度は、ともに5.25重量%であった。
また、各インクの動的表面張力を、協和界面科学(株)製自動動的表面張力計BP−D4を用いて、測定温度25℃にてライフタイム20ms〜5000msの測定条件で測定し、ライフタイム30msと1000msの値を表1に示した。




















Figure 0004475246


(2)実施例1〜10及び比較例1〜3:インクセットの構成
上記方法で調製したBkインク、Yインク、Mインク及びCインクをそれぞれ表2に示したように組み合わせ、実施例1〜10及び比較例1〜3のインクセットを構成した。
(3)評価:
実施例1〜10及び比較例1〜3の各インクセットのインクを所定のインクカートリッジに充填し、ブラザー工業(株)製インクジェットプリンター搭載デジタル複合機MFC−3100Cを使用して所定のパターンサンプルをプリントし、(a)滲み評価、(b)ブリーディング評価、(c)YインクとMインクとの混色部(レッド部)及びYインクとCインクとの混色部(グリーン部)の色ムラ評価、(d)総合判定を次のように行った。
(a)滲み評価
評価パターンサンプルとして、背景なしで黒色の文字をプリントし、インクの滲みによるラインの乱れと文字の判読性を次の基準で評価した。この場合、文字はフォントサイズ11に設定し、普通紙(富士ゼロックスオフィスサプライ(株)製、4200DP PAPER 20LB)を用いた。
○…滲みがほとんどなく、文字が鮮明である
×…滲みが明らかに発生しているが、文字は判読できる
(b)ブリーディング評価
(b-1)黒色部と黄色部(Y/Bk)とのブリーディング評価
評価パターンサンプルとして、黒色及び黄色がそれぞれ文字色と背景色になるように色を組み合わせた画像をプリントし、また、対照パターンサンプルとして、背景なしで黒色及び黄色の文字をプリントした。この場合、文字はフォントサイズ11に設定し、記録紙には普通紙(富士ゼロックスオフィスサプライ(株)製、4200DP PAPER 20LB)を用いた。
評価は、背景ありの文字と背景なしの文字とを目視観察により比較して、色の混ざり合う境界面でのブリーディングの程度と文字の判読性によって以下の基準で評価した。
◎…ブリーディングがほとんどなく、背景なしの文字と比較して同程度の鮮明さがある
○…背景なしの文字と比較して僅かなブリーディングが発生しているが、文字は充分に判読できる
×…背景なしの文字と比較して明らかにブリーディングが発生し、文字の判読も困難である
(b-2)黄色部とマゼンタ色部(Y/M)又はシアン色部(Y/C)とのブリーディング評価
評価パターンサンプルとして、黄色とマゼンタ色又はシアン色とがそれぞれ文字色と背景色になるように色を組み合わせた画像をプリントし、また、対照パターンサンプルとして、背景なしで黄色、マゼンタ色及びシアン色の文字をプリントした。この場合、文字はフォントサイズ11に設定し、記録紙には普通紙(富士ゼロックスオフィスサプライ(株)製、4200DP PAPER 20LB)を用いた。
評価は、背景ありの文字と背景なしの文字とを目視観察により比較して、色の混ざり合う境界面でのブリーディングの程度と文字の判読性によって以下の基準で評価した。
○…いずれの組合せにおいても、ブリーディングがほとんどなく、背景なしの文字と比較して同程度の鮮明さがある
×…少なくとも一方の組合せにおいて、背景なしの文字と比較して明らかにブリーディングが発生し、文字の判読も困難である
(c)色ムラ評価
色ムラ評価のパターンサンプルとして、各インク配合割合が1:1で、混色部の大きさが縦3cm×横3cmになるパターンを普通紙(富士ゼロックスオフィスサプライ(株)製、4200DP PAPER 20LB)にプリントし、YインクとMインクとの混色部(レッド部)及びYインクとCインクとの混色部(グリーン部)を約30cm離れた場所から目視によって観察し、色の均一度を評価した。評価基準は以下の通りである。
○…混色部に、ほとんど色ムラが目立たない
×…混色部に、明らかに色ムラが発生している
(d)総合判定
以下の基準で総合判定を行った。
○…滲み、ブリーディング、色ムラの各評価が、◎又は○である
×…滲み、ブリーディング、色ムラの各評価において、一つでも×がある
これらの評価結果を表2に示す。また、各実施例及び比較例について、ライフタイム30msにおけるYインクとMインクの動的表面張力をプロットしたものを図1に示し、YインクとCインクの動的表面張力をプロットしたものを図2に示す。





























Figure 0004475246

以上より、実施例1〜10のインクジェット記録用水性インクセットでは、σ1000Bk≧35mN/mで黒色の滲みがなく、│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/mで黒色部と黄色部の境界面でブリーディングがなく、σ30Y>σ30Mで黄色部とマゼンダ色部の境界面でブリーディングがなく、σ30Y>σ30Cで黄色部とシアン色部の境界面でブリーディングがなく、σ30Y+σ30M≦93mN/mでYインクとMインクとの混色部(レッド部)に色ムラがなく、同様にσ30Y+σ30C≦93mN/mでYインクとCインクと混合部(グリーン部)に色ムラがなく、σ30M≧30mN/m、σ30C≧30mN/mでインクに吐出安定性があり、印字品質良好なインクセットを得ることができた。
一方、比較例1のインクジェット記録用水性インクセットでは、σ30Y−σ30Bk が5mN/mを超えているため黒色と黄色とのブリーディングが生じ、σ30Y+σ30M が93mN/mを超えているためにレッド部で色ムラが生じ、σ30Y+σ30Cが93mN/mを超えているためにグリーン部でも色ムラが生じていた。
比較例2のインクジェット記録用水性インクセットでは、σ1000Bkが35mN/m未満であるため黒色に滲みがあり、σ30Y<σ30M、σ30Y<σ30Cであるために黄色とマゼンタ色及び黄色とシアン色でブリーディングが生じていた。
比較例3のインクジェット記録用水性インクセットでは、σ30Y<σ30Cであるために黄色とシアン色でブリーディングが生じており、σ30Y+σ30M が93mN/mを超えているためにレッド部で色ムラが生じ、σ30Y+σ30C も93mN/mを超えているためグリーン部でも色ムラが生じていた。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、インクジェット記録方式のプリンタにおいて、Bkインクで滲みやブリーディングのない鮮明なテキストデータをプリントすると共に、カラーインクで色ムラの低減した高品位の画像をプリントする場合に有用である。
各実施例と比較例のYインクとMインクのライフタイム30msの動的表面張力を示した図である。 各実施例と比較例のYインクとCインクのライフタイム30msの動的表面張力を示した図である。

Claims (3)

  1. 少なくともブラックインク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクからなるインクジェット記録用水性インクセットにおいて、最大泡圧法による測定温度25℃、ライフタイム30msにおけるブラックインク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの動的表面張力をそれぞれσ30Bk、σ30Y、σ30M 及びσ30C、並びに最大泡圧法による測定温度25℃、ライフタイム1000msにおけるブラックインクの動的表面張力をσ1000Bkとした場合に、
    (1)σ1000Bk≧35mN/m
    (2)│σ30Y−σ30Bk│≦5mN/m
    (3)σ30M≧30mN/m、σ30C≧30mN/m
    (4)σ30Y>σ30M、σ30Y>σ30C
    (5)σ30Y+σ30M≦93mN/m、σ30Y+σ30C≦93mN/m
    を満たすことを特徴とするインクジェット記録用水性インクセット。
  2. ブラックインク、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクの各々が、少なくとも水、着色剤及び浸透剤からなる請求項1に記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  3. ブラックインクに含まれる着色剤が顔料であり、イエローインク、マゼンタインク及びシアンインクに含まれる着色剤が染料である請求項1又は2に記載のインクジェット記録用水性インクセット。
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