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JP4449519B2 - 細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は細胞外電位測定あるいは細胞活動に発生する物理化学的変化を測定するために用いられている細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法であり、たとえば化学物質によって細胞が発する反応を検出して細胞への薬理効果を判定する薬品スクリーニングに用いられる。
従来、細胞の電気的活動を指標にして薬品候補物質をスクリーニングすることはパッチクランプ法、蛍光色素または発光指示薬を用いる方法により行われている。
このパッチクランプ法はマイクロピペットの先端部分に付けた細胞膜の微小部分(パッチと呼ぶ)を用いて、単一のチャネルタンパク質分子を介するイオンの輸送を微小電極プローブによって電気的に記録する方法であり、この方法は一個のタンパク質分子の機能をリアルタイムで調べることのできる数少ない方法の一つである(例えば、非特許文献1参照)。
また、特定のイオンの濃度変化に応じて光を発する蛍光色素または発光指示薬により、細胞内のイオンの移動をモニタすることで細胞の電気的活動を測定する方法もある。しかしながら、パッチクランプ法はマイクロピペットの作成および操作に特殊な技術を必要とし、一つの試料の測定に多くの時間を要することから大量の薬品候補化合物を高速でスクリーニングする用途には適していない。
また、蛍光色素などを利用する方法は大量の薬品候補化合物を高速でスクリーニングすることができる。しかしながら細胞を染色する工程が必要になるとともに、用いる色素の影響により測定時に検出されるバックグラウンド・レベルが高くなることから、時間とともにこの色素が脱色するためにS/N比が悪くなるという欠点がある。
これに代わる方法として、細胞の保持手段を有した基板およびこれに設けられた電極によって細胞外電位を測定するデバイスも発明者等のグループにより提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法はパッチクランプ法で得られるデータと同等の高品質なデータが得られ、しかも蛍光色素を用いる方法のように簡易に高速で大量の試料を測定できることも可能であり、その構成は基板上に設けられた細胞の保持手段を有する少なくとも一つのウエルと、このウエルに電気信号を検出するセンサー手段とを有する細胞外電位あるいは細胞が発する物理化学的変化を測定するものである。この細胞外電位測定デバイスの動作について図面を用いて詳細に説明する。
図17は前記特許文献1で開示されている細胞外電位測定デバイスのウエル構造を模式断面図で示したものであり、ウエル14内に培養液20が入れられ、被験体細胞19は基板16に設けられた細胞保持手段によって捕捉または保持されている。細胞保持手段は基板16に形成された窪み15および開口部を介してこの窪み15に連絡する貫通孔17を備えた構成となっている。
さらに、貫通孔17の中にはセンサー手段である測定電極18が配置されており、この測定電極18は配線を経て信号検出部に連結されている。
そして、測定の際には被験体細胞19を貫通孔17側から吸引ポンプなどの手段により、この被験体細胞19が窪み15に密着保持される。
このようにして被験体細胞19の活動により発生する電気信号はウエル14中の培養液20側に漏れることなく、貫通孔17側に設けた測定電極18によって検出される。
「細胞の分子生物学、第三版」、Garland Publishing Inc.、 New York、1994、日本語版、中村桂子ら監訳、181〜182項、1995年、教育者 国際公開第02/055653号パンフレット
しかしながら、前記従来の構成では、信号を検出する際の測定電極18が貫通孔17の壁面にまで形成されていないことから、測定が不安定になったり、ウエル14のサイズを小型化していくと、被験体細胞19と測定電極18間に介在する培養液20の充填が不十分となるなどの問題があり、高精度な測定を行うことが困難であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ウエルサイズの小型化に対応できるとともに高精度に測定できるウエル構造を実現した細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明は基板の一側面にダイアフラムを有し、このダイアフラムを構成するいずれかの面に少なくとも一つ以上の曲面からなる窪みを有し、この窪みの曲面上の開口部を他方側の開口部よりも小さくした貫通孔を有し、この貫通孔の壁面に検出電極を有した構造とするものである。
以上のように、本発明の細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法は、小型で高精度な測定を可能とするウエル構造を有するデバイスとすることができ、これによって、細胞が活動する際に発する物理化学的変化を、効率よく高精度に安定して検出することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における細胞外電位測定デバイスを示す斜視図であり、図2は図1のA−A部における断面図であり、図3は図2の貫通孔の周辺部を基板の下面側から見た拡大平面図であり、図4は本発明の細胞外電位測定デバイスの動作を説明するための要部拡大断面図である。
また、図5〜図11は本発明の細胞外電位測定デバイスの製造方法を説明するための断面図であり、図12は本発明の別の例の細胞外電位測定デバイスの構成を示す断面図であり、図13は同貫通孔の周辺部の拡大平面図である。
次に、本発明の細胞外電位測定デバイスの構成について説明する。
図1〜図3において、基板1はシリコンで形成されており、基板1の一面側にダイアフラム2が形成されている。このダイアフラム2の材質は基板1と同じシリコンである。3はダイアフラム2の一面側に形成された窪みであり、半球形の曲面で構成されている。この窪み3の曲面上の所定の位置からダイアフラム2の一面側とは反対の他方側へつながる貫通孔4を有し、この貫通孔4の窪み3の所定の位置の曲面上に設けた開口部は他方側に設けた開口部より小さくなっていて、さらにこの貫通孔4の壁面は直線的な形状を有している。つまり、窪み3の所定の位置の曲面上に設けた開口部と他方側に設けた開口部を結ぶ壁面の稜線は直線となっている。このように基板1にシリコンを用いることにより、ダイヤフラム2、窪み3、貫通孔4をドライエッチングにより高精度に形成した細胞外電位測定デバイスを実現することができる。
さらに、この貫通孔4の壁面全体およびダイアフラム2の他方側の面には測定の安定性から貴金属を主体とする検出電極5を設けている。この検出電極5を貫通孔4の壁面全体にも設けることにより細胞外電位の測定精度を高めることができる。さらにこの検出電極5に貴金属を用いることにより酸化膜などの形成が少なく安定した電極特性を示すことができ、これに用いる貴金属としては金あるいは白金などを用いると良い。
次に、図4を用いて本発明の細胞外電位測定デバイスの動作について説明する。
図4はダイアフラム2に窪み3、貫通孔4、検出電極5が形成された箇所の拡大断面図である。
まず、培養液の物理化学的変化を検出する手順について説明する。
図4に示すように、ダイヤフラム2の上部を培養液6で満たすと窪み3、貫通孔4は表面張力により培養液6によって順に満たされる。
そして、ダイヤフラム2の上部空間を加圧もしくはダイアフラム2の下部空間を減圧すると培養液6は貫通孔4から窪み3の他方側の開口部へ吐出してくるが、加圧あるいは減圧の条件を適度な値にすると、貫通孔4の窪み3の他方側の開口部の先端に培養液6はメニスカス形状を形成して定常状態となる。
次に、被験体細胞7の細胞外電位あるいは細胞が発する物理化学的変化を測定する手順について説明する。
図4に示すように、被験体細胞7を培養液6と共に投入し、ダイヤフラム2の上部空間を加圧もしくはダイアフラム2の下部空間を減圧すると、被験体細胞7および培養液6は共に窪み3内へ引き込まれる。
ここで窪み3は所定の曲面で構成されているので、被験体細胞7を保持するためにより効率的な形状となっている。
さらに、被験体細胞7が窪み3の内に保持された後に培養液6が貫通孔4の出口側で適当なメニスカスを形成するように上下の圧力を調整する。
また、被験体細胞7を窪み3の内で貫通孔4の窪み側の開口部を塞ぐように保持した後は被験体細胞7への刺激となりうる行為を施す。この刺激の種類としては、例えば化学薬品、毒物などの化学的な刺激に加え、機械的変位、光、熱、電気、電磁波などの物理的な刺激などがある。
そして、前記被験体細胞7がこれらの刺激に対して活発に反応する場合、例えば被験体細胞7は細胞膜が保有するイオンチャネルを通じて各種イオンを放出あるいは吸収する。この反応は直接的には被験体細胞7が培養液6と接している箇所において起こるが、間接的に貫通孔4の内の培養液6と被験体細胞7の間でもイオン交換が行われる。
この結果として、貫通孔4の内の培養液6、被験体細胞7の細胞内液のイオン濃度は変化するので、培養液6を介して検出電極5によってその変化を検出することができるようになる。ここで、検出電極5は貫通孔4の壁面全体にも形成することにより被験体細胞7が保持されている近辺にまで形成していることから、培養液6を介した細胞外電位の測定を行っても、ノイズを拾うことなく被験体細胞7の細胞外電位あるいは細胞が発する物理化学的変化を高精度に測定を行うことができる。
次に、図2に示す構成を有する細胞外電位測定デバイスの製造方法について図5〜図11を用いて説明する。
図5〜図11は図2に示すところの細胞外電位測定デバイスの製造方法を説明するための工程断面図である。
図5に示すように、この細胞外電位測定デバイスの製造方法はシリコンからなる基板1を用意し、基板1の他面にレジストマスク8を形成した後、図6に示すように基板1の下面側からエッチングすることによって、基板1の上部にダイアフラム2を形成する。ここで、ダイヤフラム2を所定の厚みに形成するためには、エッチングを行う量を高精度に管理すべきである。特に本発明のように基板1がシリコンの場合には不用意にエッチングを過剰に行うと、ダイヤフラム2を貫通してしまう恐れがある。このような問題を解決するため、基板1の材料としては図11に示すようなシリコン13と二酸化シリコン12とシリコン13の積層構造を有した基板1を用いることもできる。このような基板1はSOI基板と呼ばれ、上部のダイヤフラム2の厚みを高精度に形成することができるとともに、貫通孔4をエッチングによって形成する際にも二酸化シリコン12の層がエッチングストップ層となるので、さらに高精度で生産性に優れた細胞外電位測定デバイスとその製造方法を実現することができる。
次に、ダイヤフラム2を形成した後レジストマスク8は除去する。
その後、図7に示すようにダイアフラム2の一面側にレジストマスク9を形成する。このときのレジストマスク9のエッチングホール9aの形状は必要とする貫通孔4aの形状とほぼ同じになるよう設計しておく。
次に、図8に示すようにドライエッチングによってダイアフラム2側からエッチングを行う。このとき、エッチングガスとしてはエッチングを促進するガスのみを用いる。基板1がシリコンの場合、エッチングを促進するガスとして、SF6、CF4、XeF2などを用いることができる。これらは基板1であるシリコンのエッチングを深さ方向だけでなく、横方向へのエッチングも促進する作用があるからである。実験ではXeF2を用いて効果を確認している。
これによって、エッチングの形状は図8に示すようにエッチングホール9aの開口部を中心とする半球形となり、窪み3が形成される。またレジストマスク9はほとんどエッチングされないので最初の形状をそのまま保つことができる。
次に、図9に示すように基板1を基板1の厚さ方向に対して0度より大きい角度θになるように傾けて設置し、貫通孔4aを形成する。この貫通孔4aを形成する際にはエッチングを促進するガスによるエッチング工程と、エッチングされた内壁に保護膜を形成する工程とを交互に繰り返すことでドライエッチングを行う。このときのエッチングガスとしては、それぞれの工程でエッチングを促進するガスとエッチングを抑制するガスを交互に用いる。エッチングを促進するガスとしてはXeF2、CF4、SF6などがある。またエッチングを抑制するガスとしてはCHF3、C48などがある。これらのガスを用いてエッチングを促進するガスによるエッチング工程で少しのエッチングを行った後、エッチングを抑制するガスによる保護膜の形成工程で、エッチングされた壁面にCF2のポリマーである保護膜を形成するという工程を交互に繰り返すことによるドライエッチング法により、貫通孔4aの形成をレジストマスク9に設けたエッチングホール9aの下方方向のみに直線的に進行させることができる。
ここで、ドライエッチングがエッチングホール9aの下方方向のみに進行する仕組みをさらに詳しく説明する。
エッチングを促進するガスによるエッチング工程では、外部コイルによる誘導結合法によって生成されたプラズマ発生領域の中で、別の高周波電源を容量結合された基板1に高周波を加えることにより基板1にマイナスのバイアス電圧が発生することになり、プラズマ中のプラスイオンであるSF5+やCF3+が基板1に向かって衝突するのでエッチングは垂直に下方方向に進むことになる。さらにエッチングを抑制するガスによる保護膜の形成工程では、同様に誘導結合法によって生成されたプラズマ発生領域の中で、基板1に高周波を加えなければ基板1にはバイアス電圧が全く発生しないことからプラズマ中に存在する保護膜の材料となるCF+が偏向を受けなくなり、基板1のエッチングされた壁面へ均一な保護膜の形成ができることになる。実験ではエッチングを促進するガスとしてSF6、抑制するガスとしてC48を用いて確認している。
これらの工程を交互に繰り返すことによって、エッチングは垂直に下方方向のみに進行するので、結果として図9のように貫通孔4aを形成することができる。
ここで、例えば窪み3の深さが10μm、貫通孔4aの深さが10μm、レジストマスク9のエッチングホール9aが直径5μmのとき、基板1を基板1の厚さ方向に対して0度より大きく7度以下の範囲で傾けて設置を行う条件が、最も本発明の製造方法を実施する上で効率がよい。
その後、図10に示すように基板1を基板1の平面内で180度回転移動させてエッチングを行い、貫通孔4bを形成する。ここで基板1の厚さ方向に対して傾ける角度θを所定の角度に設定することにより貫通孔4a,4bは図10に示すようにつながった状態となる。その結果、貫通孔4a,4bは図2に示すような貫通孔4の構造となり、窪み3の曲面上の所定の位置に設けた開口部は窪み3の他方側に設けた開口部より小さい形状とすることができる。また貫通孔4の壁面は直線的な構造となる。
その後、貫通孔4の壁面全体およびダイアフラム2の他方側の面に金/チタンの2層からなる検出電極5を通常の薄膜形成手段によって形成し、図2のような構造を形成する。このとき、貫通孔4は窪み3の曲面上の所定の位置に設けた開口部よりも窪み3の他方側に設けた開口部の方が大きくなっていることと、貫通孔4の壁面は直線的であることから基板1の下面側より薄膜形成手段を用いて検出電極5を形成することにより、検出電極5は切断されることなく容易に窪み3の曲面上の所定の位置に設けた開口部まで連続して形成できる構造とすることができる。
また、貫通孔4を形成する工程において、図9に示すようにエッチングを行った後基板1をダイアフラム2の平面内で基板1を中心に回転させる角度は180度にする他、図12、図13に示すように90度に設定し、その後エッチングを行うことによっても貫通孔10を形成することができる。このような方法により貫通孔10の窪み3の他方側に設けた開口部の形状を自由に設計することができるとともに開口部の面積を大きくすることができる。
以上のように、回転移動させる角度を等間隔とすることにより貫通孔4の断面形状の対称性を高めることにより生産性の効率を高めることができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図14は本実施の形態2における細胞外電位測定デバイスの断面図であり、図15は貫通孔11の周辺部の拡大図であり、図16は製造工程を説明するための断面図である。
本発明の実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、図14および図15に示すように貫通孔11の形状が円錐台形状となっていることと、この円錐台形状の貫通孔11を形成する方法のみであり、実施の形態1と異なっている点についてのみ詳細に説明する。
まず、窪み3を形成するまでの工程は実施の形態1の図5〜図8に示した製造工程と同じ方法で形成することができるので詳細は省略する。
その後、図16に示すように円錐台形状をしている貫通孔11を形成するために、基板1を基板1の厚さ方向に対して0度より大きくθ度傾け、ダイヤフラム2の平面内で連続的に回転させながらドライエッチングを行う。このようなドライエッチングによって窪み3の曲面上および他方側に設けた貫通孔11の開口部は円形状となり、窪み3の曲面上の所定の位置に設けた開口部の開口径が窪み3の他方側に設けた開口部の開口径よりも小さな円形形状を有する貫通孔11を形成することができる。また、この貫通孔11の壁面は直線的となる。
その後、図14、図15に示すように貫通孔11の壁面全体およびダイアフラム2の他方側の面に検出電極5を実施の形態1と同じ方法によって形成することができる。これによって、基板1をダイアフラム2の厚み方向に対して角度をつけて傾けた後、連続的に回転させながらドライエッチングを行うことによって、貫通孔11の両開口部の形状は円形状となり、また貫通孔11の壁面は直線的な逆テーパ−状となっているため、後の工程で検出電極5を形成する際には断線することなく容易に形成することができる。
また、回転の速度を等速とすることで貫通孔11の断面形状の対称性を高めることができることから生産性を高めることができる。
また、回転を間欠運動させることによって貫通孔11の断面形状に特殊な形状を持たせて、様々な種類の培養液6に対応できるデバイスを実現することができる。
以上のような方法により貫通孔11を形成することによって、検出電極5は切断されることなく、さらに容易に形成できる構造となり、実施の形態1に比べて、検出電極5が途中で切断される恐れがより少ない細胞外電位測定デバイスを提供することができるのである。
なお、基板1の材料としては実施の形態1と同様に、図11に示すシリコンと二酸化シリコンとシリコンの積層基板を用いることができる。これによる効果は実施の形態1と同様である。
本発明の細胞外電位測定デバイスおよびその製造方法は、細胞が活動する際に発する物理化学的変化を検出電極によって効率よく安定に測定できる装置に有用である。
本発明の実施の形態1における細胞外電位測定デバイスの斜視図 同図1におけるA−A部の断面図 同貫通孔の周辺部の拡大平面図 同動作を説明するための要部拡大断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同別の基板の断面図 同別の例の細胞外電位測定デバイスの断面図 同貫通孔の周辺部の拡大平面図 本発明の実施の形態2における細胞外電位測定デバイスの断面図 同貫通孔の周辺部の拡大平面図 同製造方法を説明するための断面図 従来の細胞外電位測定デバイスの断面図
符号の説明
1 基板
2 ダイアフラム
3 窪み
4,4a,4b 貫通孔
5 検出電極
6 培養液
7 被験体細胞
8 レジストマスク
9 レジストマスク
9a エッチングホール
10,11 貫通孔
12 二酸化シリコン
13 シリコン

Claims (15)

  1. 基板の一面側にダイアフラムを有し、このダイアフラムを構成するいずれかの面に少なくとも一つ以上の曲面からなる窪みを有し、この窪みの曲面上の開口部を他方側の開口部よりも小さくした貫通孔を有し、少なくともこの貫通孔の壁面に検出電極を有した細胞外電位測定デバイス。
  2. 前記検出電極が前記他方側の開口部を有する前記ダイアフラム上に延長されている請求項1に記載の細胞外電位測定デバイス。
  3. 貫通孔の壁面を直線状とした請求項1に記載の細胞外電位測定デバイス。
  4. 基板をシリコンとした請求項1に記載の細胞外電位測定デバイス。
  5. 基板をシリコンと二酸化シリコンとシリコンの積層基板とした請求項1に記載の細胞外電位測定デバイス。
  6. 検出電極の電極をAu,Ptとした請求項1に記載の細胞外電位測定デバイス。
  7. 基板の一面側にダイアフラムを有し、このダイアフラムを構成するいずれかの面に少なくとも一つ以上の曲面からなる窪みを有し、この窪みの曲面上の開口部を他方側の開口部よりも小さくした貫通孔を有し、この貫通孔の壁面に検出電極を有した細胞外電位測定デバイスの製造方法であって、前記基板のダイフラムを構成するいずれかの面の上にレジストマスクを形成する工程と、このレジストマスクを用いてエッチングによって窪みを形成する工程と、前記基板をダイアフラムの厚み方向に対して0度より大きな角度に傾けて設置して窪みの曲面側よりドライエッチングにて貫通孔の一部を形成した後このダイアフラムの平面内で基板中心に所定の角度で回転移動させた後ドライエッチングを行うことにより貫通孔を形成する工程と、この貫通孔の内部に検出電極を形成する工程からなる細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  8. 回転移動させる角度を等間隔とする請求項に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  9. 基板をダイアフラムの厚み方向に対して0度より大きく7度より小さな角度に傾けて設置する請求項に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  10. 基板の一面側にダイアフラムを有し、このダイアフラムを構成するいずれかの面に少なくとも一つ以上の曲面からなる窪みを有し、この窪みの曲面上から他方側へつながる貫通孔を有し、この貫通孔の窪み側の開口部を他方側に向かって大きくするとともに貫通孔の壁面は直線的であり、且つこの貫通孔の壁面に検出電極を有した細胞外電位測定デバイスの製造方法であって、前記基板のダイフラムを構成するいずれかの面の上にレジストマスクを形成する工程と、このレジストマスクを用いてエッチングによって窪みを形成する工程と、前記基板をダイアフラムの厚み方向に対して0度より大きく傾けて設置してこのダイアフラムの平面内で基板中心に回転させながら窪みの曲面側よりドライエッチングを行うことによって貫通孔を形成する工程と、この貫通孔の内部に検出電極を形成する工程からなる細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  11. ドライエッチングはエッチングを促進する工程とエッチングされた内壁に保護膜を形成する工程とを交互に繰り返す請求項または10に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  12. ドライエッチングは、エッチングを促進する工程とエッチングされた内壁に保護膜を形成する工程からなり、エッチングを促進するガスにXeF2、CF4、SF6のうちのいずれか一つを含むガスを用い、保護膜を形成するガスにCHF3、C48のいずれかまたはこれらを含むガスを用いる請求項11に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  13. エッチングを促進する工程とエッチングされた内壁に保護膜を形成する工程とを交互に繰り返すとともに前記エッチングを促進する工程を1回行う間に基板を少なくとも1回転させる請求項10に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  14. 回転の速度を等速とする請求項13に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
  15. 回転を間欠運動とする請求項13に記載の細胞外電位測定デバイスの製造方法。
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