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JP4438026B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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JP4438026B2
JP4438026B2 JP17808199A JP17808199A JP4438026B2 JP 4438026 B2 JP4438026 B2 JP 4438026B2 JP 17808199 A JP17808199 A JP 17808199A JP 17808199 A JP17808199 A JP 17808199A JP 4438026 B2 JP4438026 B2 JP 4438026B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機、プリンタ、あるいはファックスなどとされる電子写真方式あるいは静電記録方式を用いたカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からカラー画像形成装置は知られており、カラー画像の形成方式には、種々の方法が用いられている。例えば、1色ごとにトナー像の転写プロセスを繰り返す方法、感光体ドラムを色の種類ごとに用意し、それぞれの感光体ドラムを記録材が通過する間に各色を記録材に転写してカラー画像を形成する方法、色の種類ごとのトナー像を1個の感光体ドラム上に積層形成せしめて、記録材にこれら多色像を一括転写する方法、中間転写体を用いて1個の感光体ドラム上に形成された色の種類ごとのトナー像を中間転写体へ1次転写工程を繰り返すことにより中間転写体に複数色のトナーからなるカラー画像を積層形成した後、その画像を記録材に一括して2次転写させる方法などが知られている。
【0003】
これらの転写方式で画像を転写された記録材は、その記録材上のトナー像を永久固着させるために定着装置へ搬送され、未定着トナー画像が加熱と加圧の処理を受けてカラー画像形成物として排出される。この際、普通紙としての記録材は、通常の定着速度で定着されるが、厚紙やOHT(オーバーヘッドプロジェクター用透過紙)などの記録材は、定着性や透過性を確保するために通常の1/2〜1/4の定着速度で定着される。特にカラーOHTは、投影したときにモノクロOHTのような陰が映ればよいのとは異なり、カラー部分が透過しなければOHTとしての役割を果たすことができず、通常の1/4の定着速度のように低定着速度にして高い透過性を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフルカラー画像形成装置においては、一般的にフルカラーユースとビジネスユースでの画像品質を重視しているので、カラートナーより使用頻度の多いブラックトナーではランニングコスト低減のため磁性トナーが用いられ、更にはカラー画像部と黒画像部との光沢差をなくすために分子量の小さいトナーが用いられていた。
【0005】
ところで、カラートナーのOHTの透過性や厚紙の定着性を確保するには、十分な熱量が必要となり、具体的な構成としては定着温度を高くするより、定着速度を遅くして大熱量を与える構成が効果的で、最も広く採用されている。
【0006】
このような構成でフルカラー画像におけるカラートナーのOHT透過性は十分得られ、また厚紙定着性は適正化を図られているが、フルカラー画像部のブラック部分やテキスト文字部分(ブラック文字)がホットオフセットを起こすという問題があった。なお、ホットオフセットとは、過剰な熱量により記録材上のトナー表面が溶融し過ぎてトナー層途中で泣き別れが起こり下層は記録材へ上層は定着ローラへと分離してしまう現象のことである。
【0007】
従って、本発明の目的は、低定着速度でも黒画像のホットオフセットの発生を防止でき、カラー画像の良好なOHTの透過性やカラー画像の良好な厚紙の定着性を得ることのできるカラー画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係るカラー画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明によれば、ブラックトナーと複数のカラートナーを用いて記録材にトナー像を形成し、その後、定着器によってトナー像を記録材に定着するカラー画像形成装置において、
前記ブラックトナーは、トナーに用いられている結着樹脂の数平均分子量が前記複数のカラートナーいずれよりも小さく、記録材が普通紙の場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を第1の速度に設定する第1のプリントモードと、記録材が厚紙またはオーバヘッドプロジェクタ用シートの場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を前記第1の速度よりも遅い第2の速度に設定して前記定着器で一枚の記録材に与える熱量を前記第1のプリントモードよりも多くする第2のプリントモードを有しており、前記第1のプリントモードは前記黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーのみを用いて実行し、前記第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を前記複数のカラートナーの少なくとも一色と前記ブラックトナーとを用いて実行するモードを有することを特徴とするカラー画像形成装置が提供される。
【0009】
第2の本発明によれば、ブラックトナーと複数のカラートナーを用いて記録材にトナー像を形成し、その後、定着器によってトナー像を記録材に定着するカラー画像形成装置において、
前記ブラックトナーは、トナーに用いられている結着樹脂の数平均分子量が前記複数のカラートナーいずれよりも小さく、記録材が普通紙の場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を第1の速度に設定する第1のプリントモードと、記録材が厚紙またはオーバヘッドプロジェクタ用シートの場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を前記第1の速度よりも遅い第2の速度に設定して前記定着器で一枚の記録材に与える熱量を前記第1のプリントモードよりも多くする第2のプリントモードを有しており、前記第1のプリントモード前記黒画像データに対応する部分の画像形成前記ブラックトナーのみを用いて実行し、前記第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーを用いずに前記複数のカラートナー全てを用いて実行するモードを有することを特徴とするカラー画像形成装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカラー画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0011】
実施例1
本発明の第1実施例について図1〜図7により説明する。
【0012】
図1には、本実施例の電子写真プロセスを利用した中間転写方式のカラー画像形成装置が示される。
【0013】
同図において、カラー画像形成装置は、第1の画像担持体として繰り返して使用される回転ドラム型の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という)1を備えており、感光体ドラム1は、図中矢印に示すように反時計方向に所定の周速度(プロセス速度)で回転駆動される。
【0014】
感光体ドラム1は回転過程で1次帯電ローラ2により所定の極性、電位に一様に帯電処理され、次いで不図示の画像露光手段(カラー原稿画像の色分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービームを出力するレーザースキャナによる走査露光光学系)による画像露光3を受けることにより目的のカラー画像の第1の色成分(例えばイエロー成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0015】
次いで、その静電潜像が第1現像器(イエロー現像器)41により第1色であるイエロートナーにより現像される。イエロー(Y)現像器41、マゼンタ(M)現像器42、シアン(C)現像器43、ブラック(BK)現像器44はそれぞれ回転駆動装置45によって図中矢印方向に回転し、現像過程で感光体ドラム1と対向するように構成されている。
【0016】
感光体ドラム1には第2の画像担持体としての中間転写体5が当接配置されており、中間転写体5は図中矢印にて示す時計方向に感光体ドラム1と同じ周速度で回転駆動される。
【0017】
感光体ドラム1上に形成された上記第1色のイエロートナー画像は、感光体ドラム1と中間転写体5とのニップ部を通過する過程で、中間転写体5に印加される1次転写バイアス電源29により形成される電界(1次転写バイアス)と圧力によって、中間転写体5の外周面に中間転写(1次転写)される。なお、1次転写バイアスは、トナーとは逆極性(+)で1次転写バイアス電源29から印加される。
【0018】
以下、同様に第2色のマゼンタトナー画像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナー画像が順次中間転写体5上に重畳転写され、目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画像が形成される。
【0019】
感光体ドラム1上の1次転写残トナーは、感光体ドラムクリーナ13により除去される。
【0020】
中間転写体5の下方には、転写ベルト6がバイアスローラ62とテンションローラ61とによって図中矢印にて示す反時計方向に回転可能に支持され、且つ中間転写体5の下面部に接離可能に配置されている。バイアスローラ62には、2次転写バイアス電源28によって所望の2次転写バイアスが印加される。なお、テンションローラ61は接地されている。
【0021】
転写ベルト6が中間転写体5に当接されるとともに、不図示の給紙カセットからレジストローラ11、および転写前ガイド10を通過して当接ニップに所定のタイミングで記録材Pが給送され、同時に2次転写ベルト6のバイアスローラ62に2次転写バイアス電源28から2次転写バイアスが印加される。この2次転写バイアスにより中間転写体5から記録材Pへ合成カラートナー画像が転写される。以後、この工程を2次転写という。
【0022】
トナー画像転写を受けた記録材Pは定着手段としての定着器15へと搬送され、加熱と加圧によってトナーが溶着し定着した後、不図示の排紙ローラなどを介して装置外部に排出される。
【0023】
中間転写体5の回転方向において、転写ベルト6と中間転写体5とのニップ部下流には、中間転写体クリーニングローラ8が中間転写体5に当接され、中間転写体5上の2次転写残トナーが除去される。
【0024】
中間転写体5のクリーニングについて更に説明すると、2次転写後の中間転写体5上には、部分的には中和され電荷を持たないトナーや、負極性を維持しているトナーが残留しており、これらのトナーは、中間転写体クリーニングローラ8にクリーニングバイアス電源30からクリーニングバイアスが印加されることによって逆極性に帯電され、感光体ドラム1から中間転写体5への1次転写と同時に、すべてを感光体ドラム1に転写させ戻させる。感光体ドラム1に戻された2次転写残トナーは感光体ドラムクリーナ13によりクリーニングされる。
【0025】
また、この時、中間転写体5上で逆帯電された2次転写残トナーと、感光体ドラム1上の1次転写される正規トナーとは、感光体ドラム1と中間転写体5とのニップ部で、電気的にほとんど中和することなく、逆帯電されたトナーは感光体ドラム1へ、正規帯電しているトナーは中間転写体5へ、おのおの転写される。
【0026】
なお本実施例では、上記のように、中間転写体上の2次転写残トナー帯電手段として、接触型の帯電手段、具体的には複数層からなる弾性ローラを中間転写体クリーニングローラとして用いている。
【0027】
定着器の機械的構成としては、第3の画像担持体としての記録材上のトナー層が直接接触する側のローラ(以下、「定着ローラ」という)として弾性ローラを使用することが好ましい。すなわち、弾性を有する定着ローラは、未定着のトナー像表面の凹凸に対して定着ローラ表面自信が変形して押圧するために、トナー像の均一な加熱、加圧が可能となり、光沢性の均一化に効果的である。
【0028】
図2には、本実施例の定着器が示される。同図において、定着器15は、定着ローラ16を有し、定着ローラ16には加圧ローラ17が圧接して定着ローラ16との間にニップ部を形成しつつ従動回転を行うようにされている。定着ローラ16は中空筒体の形態をなし、中空空間にはハロゲンヒータ18が内蔵され、定着に必要な熱供給がなされる。また、加圧ローラ17にもハロゲンヒータ18が内蔵され、定着に必要な熱供給がなされる。また、各ローラ16、17の温度制御は定着ローラ16の非通紙領域に温度検知素子としてのサーミスタ19をもしくは加圧ローラ17にサーミスタ19を接触配置し、その検知温度に伴う抵抗値変化により各ローラ16、17の表面温度を検知し、制御装置(図示せず)によりローラ表面温度が所定温度となるようにハロゲンヒータ18の電流制御を行っている。
【0029】
上記のような定着器15において、記録材Pはガイド20により案内されて図中左方からニップ部に進入し、定着ローラ16の表面から加圧および加熱を受け、トナーTが定着された後、排紙される。定着ローラ16と加圧ローラ17とのニップ部の下流には分離爪21が配置され、各ローラ16、17から記録材Pを分離する。
【0030】
定着ローラ16は、カラー画像の単色〜4色の多重トナーの厚み(数μm〜数十μm)に追従するために、アルミニウムなどの芯軸22に弾性層23を数十μm以上設けることが必要である。弾性が小さいとトナー凹部の未定着やトナーのつぶれによる解像低下をもたらす。
【0031】
弾性層23の材質はメチル系、メチルビニル系の液体シリコーンゴムRTV、LTVタイプのものが弾性を備えているので好適である。表層24には上記のRTV、LTVを用いて、その下層に熱に強いHTVの層を設け、表面裏面の熱劣化や剥がれを防いだ多層構成としてもよい。
【0032】
本実施例の定着ローラ16としては、アルミニウム芯金22上にジメチルシリコーンゴムのLTVタイプの弾性層23を2.5mm設け、その上に表層としてPFAチューブ層24を50μm設けたものを直径46mmに成形して用いた。なお、他にメチルフェニル系シリコーンゴムを用いることもできる。
【0033】
加圧ローラ17は、定着ローラ16に比べ弾性が小さくてもよいので単純化が可能でアルミニウム芯軸にHTV、フッ素ゴムなどの層を設けるのみでもよい。もちろん、定着ローラと略同一構成のものを用いてもよい。
【0034】
本実施例の加圧ローラ17としては、アルミニウム芯金22上にジメチルシリコーンゴムのLTVタイプの弾性層23を1.5mm設け、その上に表層としてPFAチューブ層24を50μm設けたものを直径46mmに成形して用いた。
【0035】
なお、定着ローラ、加圧ローラのゴムとしては、他にメチル系シリコーンゴムを用いてもよい。定着温度は180℃でリップル±3℃以内とし、またローラ周速は通常では120mm/secの範囲とし、厚紙やOHTといった、定着性または透過性を確保するために大熱量を必要とする記録材に対しては、定着温度固定のまま、通常のローラ周速の1/3速である40mm/secとしてそれぞれモードを設けて対応した。
【0036】
つぎに、本発明の特徴部分について説明する。本実施例においては、例えば定着速度を低下させて通紙する記録材P、特にOHTや厚紙などの場合における黒画像に対して複数色のトナーを用いることにより、黒画像のホットオフセットを抑制し、他方、例えば定着速度を低下させないで通紙する記録材の場合における黒画像には従来のブラックトナー(黒トナー)のみを用いる制御を行い、従来通りの良好な画質を得るものである。
【0037】
ホットオフセットは、記録材上に形成されたトナー像の定着状態の発現であるため、トナーの粘弾性特性と定着プロセスの機械的な構成、定着条件などによって変化しうる。
【0038】
上記によって本発明が達成しうる限り、トナーの粘弾性特性や定着プロセスの機械的構成に関してはなんら制約するものではないが、画像のホットオフセットを抑制するための更に好ましい実施態様について以下に述べる。
【0039】
本実施例にて使用するトナーとしては、シャープメルトトナーの中に予め離型剤として溶融粘度と分子量がトナー母体樹脂より小さいワックス若しくはパラフィンまたはポリオレフィン類などの離型剤を内添した重合法によるトナーを使用した。これにより、高い混色性を達成し、かつ定着時にはトナーから熱によりワックスがしみ出し、熱ローラ定着装置の離型効果を高めた構成のオイルレス化を達成している。
【0040】
上記重合トナーの概略構成を図3に示す。同図に示すように、重合トナー9はその製造法上球形となる。本実施例ではコア93にエステル系ワックスを内包し、樹脂層92にスチレン−ブチルアクリレート、表層91にスチレン−ポリエステルという構成の重合トナー9を用いた。その比重は約1.05である。重合トナー9が3層構成となっている理由は、コア93にワックスを内包させることで、定着工程でのオフセット防止効果を得るため、また樹脂層92に表層91を設けることによって帯電効率のアップを図るためであり、なお、実際の使用時には、トリボ安定化のためにシリカを外添している。
【0041】
本実施例においては、比較的容易に粒度分布がシャープで4〜8μm粒径の微粒子トナーが得られる常圧下での、または加圧下での懸濁重合方法を用い、モノマーとしてスチレンとn−ブチルアクリレート、荷電制御剤としてサリチル酸金属化合物、極性レジンとして飽和ポリエステル、更に着色剤を加え、重量平均粒径7μmの着色懸濁粒子を製造した。
【0042】
トナー粒度分布制御や粒径の制御は、難水溶性の無機塩や保護コロイド作用を有する分散剤の種類や添加量を変える方法や、機械的装置条件、例えばローラーの周速、パス回数、撹拌羽根形状などの撹拌条件や容器形状、または、水溶液中での固形分濃度などに依存し、これらを制御することにより所定の本実施例のトナーを得ることができる。
【0043】
トナーに用いられる結着樹脂としては、一般的に用いられるスチレン−(メタ)アクリル共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体を利用することができる。重合法による直接トナーを得る方法においては、それらの単量体が好ましく用いられる。
【0044】
これらは、単独または一般的には、出版物のポリマーハンドブック第2版III−P139〜192(John Wiley & Sons社製)に記載されている理論ガラス転移温度(Tg)が、40〜75℃を示すように単量体を適宜混合し用いられる。理論ガラス転移温度が40℃未満の場合には、トナーの保存安定性や現像剤の耐久安定性の面から問題が生じ、一方75℃を超える場合は定着温度の上昇をもたらし、特にフルカラートナーの場合においては各色トナーの混色が不十分となり、色再現性が乏しく、更にOHT画像の透明性を著しく低下させ、高画質の面から好ましくない。
【0045】
結着樹脂の分子量は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定される。具体的なGPCの測定方法としては、予めトナーを、ソックレー抽出器を用いトルエン溶剤で20時間抽出を行った後、ロータリーエバポレーターでトルエンを留去せしめ、更にエステル系ワックスは溶解するが結着樹脂は溶解し得ない有機溶剤、例えばクロロホルムなどを加え、十分に洗浄を行った後、THF(テトラヒドロンフラン)に可溶した溶液をボア径が0.3μmの耐溶剤性メンブランフィルターで濾過したサンプルをウォーターズ社製150Cを用い、カラム構成は昭和電工製A−801、802、803、804、805、806、807を連結し、標準ポリスチレン樹脂の検量線を用い分子量分布を測定して得る。得られた樹脂成分の数平均分子量(Mn)は、5000〜1,000,000であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は、2〜100を示す結着樹脂が本実施例には好ましい。本実施例に用いたトナーの数平均分子量(Mn)は、上記の範囲でブラックトナー≪イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーとなっている。ワックスの分子量は、結着樹脂の分子量より少なく、数平均分子量(Mn)で数千〜数万とする。
【0046】
トリボ安定化のためのシリカは、各色に1.0〜2.0%の割合で外添されている。またブラックトナーよりもイエロー、マゼンタ、シアンのカラートナーの方が多く外添されている。
【0047】
トナーに用いられる着色剤は、黒色着色剤としてカーボンブラック、磁性体、以下に示すイエロー/マゼンタ/シアン着色剤を用い黒色に調色されたものが利用される。
【0048】
黒色結着剤として磁性体を用いた場合には、他の着色剤と異なり、樹脂100重量部に対し40〜150重量部添加して用いられる。
【0049】
本実施例では、上記のカラー画像形成装置、定着装置、およびトナーを使用し、定着速度を低下させて通紙する記録材、特にOHTや厚紙などの場合における黒画像に対して複数色のトナーを用いることにより、黒画像に用いられるトナーの平均分子量を大きくし、黒画像のホットオフセットを抑制するものである。
【0050】
また、本実施例では、定着速度を低下させるOHTモードや厚紙モードの時には黒画像データに対して予めブラックトナーと他の1色のトナーを使用するようにコントローラの方で制御し、黒画像に用いられるトナーの平均分子量を大きくする。
【0051】
その黒画像部分の定着前後の様子を図4に示す。図4(1)に示すように、従来は、黒画像に対してはコントローラからの黒画像データ量と同量のブラックトナーが使用されていたが、それに対して本実施例では、図4(2)に示すように、黒画像に使用される黒画像データ量の1/2(50%)を他の1色に置き換える制御を行う。従って、黒画像データ量が100%のときには、記録材上にブラックトナーを50%使用し、その上にはイエロートナー、またはマゼンタトナー、またはシアントナーを50%積載するものである。
【0052】
ハーフトーンなどのグラデーション画像であって黒画像データ量が50%以下では、記録材上のトナー載り量が少量であるため、トナーに十分熱量を与えられるため、記録材へのトナー付着力が確保できる。従って、ホットオフセットは発生しないので、図5に示すようなフローチャートで制御を行うことができる。
【0053】
まず、記録材がOHTもしくは厚紙かを公知の適宜手段によって判断し(S11)、OHTまたは厚紙でない普通紙の場合には定着速度を通常の定着速度すなわち1/1速にて(S12)、黒画像データ量=ブラックトナーとして(S13)、プリントを行なう(S14)。
【0054】
記録材がOHTまたは厚紙の場合には、定着速度を通常の定着速度の1/3速または1/4速として(S15)、つぎに、黒画像データ量≧50%かどうかを判断し(S16)、黒画像データ量≧50%の場合には、黒画像データ量/2=ブラックトナー、黒画像データ量/2=カラートナーにて(S17)、プリントを行なう(S14)。ステップS16において、黒画像データ量<50%の場合には前述のように、黒画像データ量=ブラックトナーにて(S13)、プリントを行なう(S14)。
【0055】
ここで他の1色に置き換える割合をXとすると、0%≦X≦40%ではホットオフセットが発生して効果がなく、60%≦X≦100%では色味変化や画像飛び散りなどが発生してしまい望ましくない。従って1色に置き換える割合Xの適正範囲としては、40%<X<60%となる。
【0056】
またOHTでは、黒画像は投影して黒影ができればよいので、図6に示すように、(a)ブラックトナー(50%)の上にイエロートナー(25%)+マゼンタトナー(25%)、または(b)イエロートナー(25%)+シアントナー(25%)、または(c)マゼンタトナー(25%)+シアントナー(25%)と2色重ねすることも可能である。
【0057】
この場合も図7のフローチャートに示すように、黒画像データ量が50%以上のときには、黒画像データ量の1/2はブラックトナーを使用し、残りの黒画像データ量1/2の1/2をそれぞれ2色のカラートナーに置き換える制御を行う。
【0058】
図7により詳しく説明すると、まず、紙種を公知の適宜手段によって判断し(S21)、普通紙の場合には、通常の定着速度すなわち1/1速として(S22)、黒画像データ量=ブラックトナーにて(S23)、プリントを行なう(S24)。
【0059】
一方、特殊紙の場合には、定着速度を1/3速または1/4速として(S25)、つぎに、黒画像データ量≧50%かどうかを判断し(S26)、黒画像データ量≧50%の場合には、更に、OHTか厚紙かを判断する(S27)。OHTの場合には、図6(a)、図6(b)、または図6(c)にて示したトナー構成にて(S28)、プリントを行なう(S24)。
【0060】
厚紙の場合には、黒画像データ量/2=ブラックトナーおよび黒画像データ量/2=カラートナーにて(S29)、プリントを行なう(S24)。
【0061】
また、以上述べてきた黒画像に使用されるトナーは、複数色用いることで総合的に平均分子量を大きくしているため、トナーの重ね順は、必ずしも記録材上の直ぐ上にブラックトナーが配置される必要はなく、ブラックトナーは紙上トナー層の最上層、または色トナー間に挟まれた中間層に配置されてもよい。従って、最適条件を固定しておくことにより、常に好ましいカラー画像が得られるようになる。
【0062】
上記のように、本実施例においては、定着速度を低下させる時には、黒画像に対して複数色のトナーを用い、かつ、そのうち少なくとも1色はホットオフセットに対してマージンのあるトナーを用いることで、黒画像に用いるトナーの分子量を総合的に大きくすることができ、黒画像のホットオフセットを改善することができる。
【0063】
これにより、ブラックトナーにランニングコスト低減のための磁性トナーを用いた場合でも、カラートナーとの違和感のない光沢度を得られるまで分子量を小さくすることができ、OHTの透過性と画質の両立、また、厚紙の定着性と画質の両立を実現することができる。
【0064】
従って、定着速度を低下させても黒画像におけるホットオフセットが発生することなく、カラー画像の良好なOHT透過性やカラー画像の良好な厚紙定着性を得ることができる。
【0065】
実施例2
つぎに、本発明の第2実施例について図8と図9により説明する。
【0066】
本実施例の第1実施例との相違点は定着速度を低下させるOHTモードや厚紙モードの時には黒画像データに対して予めイエロー、マゼンタ、シアントナーからなるプロセスブラックを使用するようにコントローラの方で制御することである。
【0067】
その黒画像部分の定着前後の様子を図8に示す。黒画像に使用される黒画像データ量の1/3ずつをイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーに置き換える制御を行う。その制御は図9のフローチャートに示すように行う。
【0068】
まず、記録材がOHTもしくは厚紙かを公知の適宜手段によって判断し(S31)、OHTまたは厚紙でない普通紙の場合には定着速度を通常の定着速度すなわち1/1速として(S32)、黒画像データ量=ブラックトナーによって(S33)、プリントを行なう(S34)。
【0069】
記録材がOHTまたは厚紙の場合には、定着速度を1/3速または1/4速として(S35)、つぎに、黒画像データ量≧50%かどうかを判断し(S36)、黒画像データ量≧50%の場合には、黒画像データ量/3=イエロートナー、黒画像データ量/3=マゼンタトナー、黒画像データ量/3=シアントナーにて(S37)、プリントを行なう(S34)。ステップS36において、黒画像データ量<50%の場合には前述のように、黒画像データ量=ブラックトナーにて(S33)、プリントを行なう(S34)。
【0070】
従って、黒画像に使用されるトナーを平均的に消費することができる。
【0071】
上記のような構成とすることにより、黒画像に使用されるトナーの平均分子量を総合的に大きくでき、黒画像のホットオフセットを抑制できる。従って、ブラックトナーにカラートナーと違和感のない光沢度の磁性トナーを用いることができ、ランニングコスト低減の構成、普通紙とOHTや厚紙といった記録材の画質の両立を図ることができる。
【0072】
実施例3
つぎに、本発明の第3実施例について図10により説明する。
【0073】
本実施例の第1、第2実施例との相違点は、定着速度を低下させるOHTモードや厚紙モードの時には、黒画像データに対して予め複数色の全トナーを使用するようにコントローラの方で制御することである。
【0074】
その黒画像部分の定着前後の様子を、図10に示す。ブラックトナー上にイエロートナー、マゼンタトナー、およびシアントナーからなるプロセスブラックが積載されていて、黒画像に使用される黒画像データ量の1/2をブラックトナー、残りの黒画像データ1/2の1/6ずつをイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーに置き換える制御を行う。その制御は図11のフローチャートのように行う。
【0075】
まず、記録材がOHTもしくは厚紙かを公知の適宜手段によって判断し(S41)、OHTまたは厚紙でない普通紙の場合には定着速度を通常の定着速度すなわち1/1速として(S42)、黒画像データ量=ブラックトナーによって(S43)、プリントを行なう(S44)。
【0076】
記録材がOHTまたは厚紙の場合には、定着速度を1/3速または1/4速として(S45)、つぎに、黒画像データ量≧50%かどうかを判断し(S46)、黒画像データ量≧50%の場合には、黒画像データ量/2=ブラックトナー、黒画像データ量/6=イエロートナー、黒画像データ量/6=マゼンタトナー、黒画像データ量/6=シアントナーにて(S47)、プリントを行なう(S44)。ステップS46において、黒画像データ量<50%の場合には前述のように、黒画像データ量=ブラックトナーにて(S43)、プリントを行なう(S44)。
【0077】
従って、第2実施例と同様に黒画像に使用されるトナーを平均的に消費することができ、且つ黒画像に使用されるトナーの平均分子量も総合的に大きくすることができる。
【0078】
上記のような構成とすることにより、ブラックトナーにカラートナーと違和感のない光沢度の磁性トナーを用いることができ、ランニングコスト低減の構成で、普通紙とOHTや厚紙といった記録材の画質の両立を図ることができる。
【0079】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のカラー画像形成装置によれば、ブラックトナーと複数のカラートナーを用いて記録材にトナー像を形成し、その後、定着器によってトナー像を記録材に定着するカラー画像形成装置において、ブラックトナーは、トナーに用いられている結着樹脂の数平均分子量が複数のカラートナーいずれよりも小さく、記録材が普通紙の場合に設定されるモードであり定着器の定着速度を第1の速度に設定する第1のプリントモードと、記録材が厚紙またはオーバヘッドプロジェクタ用シートの場合に設定されるモードであり定着器の定着速度を第1の速度よりも遅い第2の速度に設定して定着器で一枚の記録材に与える熱量を前記第1のプリントモードよりも多くする第2のプリントモードを有しており、第1のプリントモードは前記黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーのみを用いて実行し、
(A)第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を複数のカラートナーの少なくとも一色と前記ブラックトナーとを用いて実行するモードを有するか、又は、
(B)第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーを用いずに前記複数のカラートナー全てを用いて実行するモードを有する、
構成とされるので、低定着速度でも黒画像のホットオフセットの発生を防止でき、カラー画像の良好なOHTの透過性やカラー画像の良好な厚紙の定着性を得ることができる。また、ブラックトナーにカラートナーと違和感のない光沢度の磁性トナーを用いることができ、ランニングコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1〜第3実施例に係る定着装置を示す概略構成図である。
【図3】第1〜第3実施例に係る重合トナーを示す断面図である。
【図4】第1実施例における黒画像のトナー積層の構成を示す説明図である。
【図5】第1実施例における制御のフローチャートである。
【図6】第1実施例における黒画像のトナー積層に関る他の構成を示す説明図である。
【図7】第1実施例における他の制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例に係る黒画像のトナー積層の構成を示す説明図である。
【図9】第2実施例における制御のフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例に係る黒画像のトナー積層の構成を示す説明図である
【図11】第3実施例における制御のフローチャートである。
【符号の説明】
15 定着装置
P 記録材
T トナー

Claims (7)

  1. ブラックトナーと複数のカラートナーを用いて記録材にトナー像を形成し、その後、定着器によってトナー像を記録材に定着するカラー画像形成装置において、
    前記ブラックトナーは、トナーに用いられている結着樹脂の数平均分子量が前記複数のカラートナーいずれよりも小さく、記録材が普通紙の場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を第1の速度に設定する第1のプリントモードと、記録材が厚紙またはオーバヘッドプロジェクタ用シートの場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を前記第1の速度よりも遅い第2の速度に設定して前記定着器で一枚の記録材に与える熱量を前記第1のプリントモードよりも多くする第2のプリントモードを有しており、前記第1のプリントモードは前記黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーのみを用いて実行し、前記第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を前記複数のカラートナーの少なくとも一色と前記ブラックトナーとを用いて実行するモードを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記黒画像データに対応する部分の画像形成を前記複数のカラートナーの少なくとも一色と前記ブラックトナーとを用いて実行する場合、前記黒画像データの一部を前記カラートナー用に置き換えることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記黒画像データのうち前記カラートナー用に置き換える割合をXとすると、40%<X<60%に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記第2のプリントモードの場合に前記黒画像データの量が所定値より小さい時には前記黒画像データに対応する部分の画像形成は前記ブラックトナーのみを用いて実行され、前記第2のプリントモードの場合に前記黒画像データの量が所定値以上の時には黒画像データに対応する部分の画像形成を前記複数のカラートナーの少なくとも一色と前記ブラックトナーとを用いて実行することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記第2のプリントモードの場合に前記黒画像データの量が所定値以上の時には、黒画像データに対応する部分の画像形成に用いるトナーの種類が記録材の種類に応じて異なることを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
  6. ブラックトナーと複数のカラートナーを用いて記録材にトナー像を形成し、その後、定着器によってトナー像を記録材に定着するカラー画像形成装置において、
    前記ブラックトナーは、トナーに用いられている結着樹脂の数平均分子量が前記複数のカラートナーいずれよりも小さく、記録材が普通紙の場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を第1の速度に設定する第1のプリントモードと、記録材が厚紙またはオーバヘッドプロジェクタ用シートの場合に設定されるモードであり前記定着器の定着速度を前記第1の速度よりも遅い第2の速度に設定して前記定着器で一枚の記録材に与える熱量を前記第1のプリントモードよりも多くする第2のプリントモードを有しており、前記第1のプリントモード前記黒画像データに対応する部分の画像形成前記ブラックトナーのみを用いて実行し、前記第2のプリントモード黒画像データに対応する部分の画像形成を前記ブラックトナーを用いずに前記複数のカラートナー全てを用いて実行するモードを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 前記第2のプリントモードの場合に前記黒画像データの量が所定値より小さい時には前記黒画像データに対応する部分の画像形成は前記ブラックトナーのみを用いて実行され、前記第2のプリントモードの場合に前記黒画像データの量が所定値以上の時には黒画像データに対応する部分の画像形成を前記複数のカラートナーを用いて実行することを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
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