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JP4427150B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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JP4427150B2
JP4427150B2 JP2000044299A JP2000044299A JP4427150B2 JP 4427150 B2 JP4427150 B2 JP 4427150B2 JP 2000044299 A JP2000044299 A JP 2000044299A JP 2000044299 A JP2000044299 A JP 2000044299A JP 4427150 B2 JP4427150 B2 JP 4427150B2
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澤 康 行 花
井 洋 介 櫻
谷 正 克 木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板の一主面に、複数本の信号線と複数本の走査線とがマトリクス状に配設され、信号線と走査線の各交差点付近にスイッチ素子が設けられ、かつ、基板の一主面の縁端部に信号電圧を供給する駆動回路が一体的に設けられた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワープロ、パーソナルコンピュータ及び携帯用テレビなどでは、薄型で軽量の表示装置が広く用いられている。特に、液晶表示装置は、薄型、軽量及び低消費電力化が容易なことから、盛んに開発が行われており、高解像度で大画面サイズの液晶表示装置が比較的低価格で入手できるようになってきた。
【0003】
液晶表示装置の中でも、信号線と走査線の各交差点付近にTFT(Thin Film Transistor)を配置したアクティブマトリクス型の液晶表示装置は、発色性に優れ、残像が少ないことから、今後、液晶表示装置の主流になると考えられている。この液晶表示装置を小型化するために、画素アレイ基板上に駆動回路を一体的に形成する製造プロセスの開発も盛んに行われている。
【0004】
図8は画素アレイ基板上に設けられた信号線駆動回路の概略構成図である。なお、走査線駆動回路は本発明に直接的に関係しないので省略してある。図8において、信号線311,312,…のうち、例えば、信号線311に対応してNチャネルTFTでなるアナログスイッチSW101と、PチャネルTFTでなるアナログスイッチ201とが設けられ、信号線312に対応してNチャネルTFTでなるアナログスイッチSW102と、PチャネルTFTでなるアナログスイッチSW202とが設けられ、それぞれ各信号線に対応するアナログスイッチ対を構成している。
【0005】
これらのアナログスイッチ対のうち、アナログスイッチSW101を構成するNチャネルTFTと、アナログスイッチSW201を構成するPチャネルTFTは図面の横方向、すなわち、信号線311,312,…が配設される方向に並べて形成され、各TFTのドレインからそれぞれ導出された配線端が相互に結合されると共に、信号線311に接続されており、NチャネルTFTのソースから導出される配線はビデオバス102に接続され、PチャネルTFTのソースから導出される配線はビデオバス101に接続されている。また、アナログスイッチSW102及び202を構成するTFTも同様に接続されている。また、アナログスイッチSW101を構成するNチャネルTFTのゲートは同期信号バス132に、アナログスイッチSW201を構成するPチャネルTFTのゲートは同期信号バス133にそれぞれ接続されている。同様に、アナログスイッチSW102を構成するNチャネルTFTのゲートは同期信号バス134に、アナログスイッチSW202を構成するPチャネルTFTのゲートは同期信号バス131にそれぞれ接続されている。
【0006】
図9(a),(b)はアナログスイッチSW101を構成するNチャネルTFT及びアナログスイッチSW201を構成するPチャネルTFTの主要素の構成を示す平面図及び縦断面図であり、特に、図9(a)は図9(b)に示す上部すなわち対向基板側の一部の要素を除去し、製造工程におけるコンタクトホールを強調して示したものである。ここで、901は基板、911は活性層、906はゲート絶縁膜、908は層間絶縁膜、910はパッシベーション膜であり、907はゲート電極、909はソース・ドレイン電極である。図9(a)にはゲート幅方向(図面の縦方向)に複数個配置されるソース・ドレイン電極909用のコンタクトホール921,922が示され、これらのコンタクトホール921,922は寸法の略等しい正方形をなし、ゲート幅方向に等間隔で4個設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、画素アレイ基板上に駆動回路を一体的に形成する液晶表示装置は、信号線や走査線を駆動する駆動回路をガラス基板上に形成できるため、高精細パネルの製造が可能となり、高精細化への研究、開発が盛んに行われている。例えば、例えは、10.4インチXGA(extended graphics arrays)、8.4インチSVGA(super video graphics arrays)などは、ドット ピッチが約70μmであるため、図8に示すように、アナログスイッチ対を構成するNチャネルTFTと、PチャネルTFTとを信号線311,312,…が配設される方向に並べて形成することが可能である。しかしながら、4インチVGA(video graphics arrays)のように、ドットピッチを約55μmにしようと すると、アナログスイッチ対を構成するNチャネルTFTと、PチャネルTFTとを信号線311,312,…が並設される方向に並べて形成することが不可能となり、例えば、図10に示すように、アナログスイッチ対毎に、NチャネルTFTと、PチャネルTFTとを信号線の長手方向に、ゲート幅Wの分だけずらして配置し、ドレインどうしを直線状の配線しなければならなくなる。
【0008】
これによって、信号線駆動回路が占める額縁部の寸法が少なくともゲート幅Wの分だけ増加してしまい、これが商品価値を落としてしまうことがあった。換言すれば、アナログスイッチとしてのTFTの大きさが、高精細化の限界を決めてしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、額縁部の寸法を増大させることなく、高精細化を実現することのできる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、
基板の一主面に配設された複数本の信号線及びこの信号線と交差するように配設された複数本の走査線と、
信号線及び走査線の交差部に設けられたスイッチ素子と、
信号線の配設端近傍の基板の縁端部に設けられ、外部から加えられるクロック信号及びスタート信号に基づいて同期信号を生成する回路、同期信号を伝送する同期信号バス群、それぞれ外部から加えられる正極性及び負極性のビデオ信号をそれぞれ伝送するビデオバス群、基板の一主面に成膜された活性層にソース領域、ゲート領域及びドレイン領域が一つの信号線に対応させて2組形成され、かつ、活性層に絶縁膜が積層されると共に、この絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して各ドレイン領域が対応する信号線に接続され、各ソース領域が所定の極性のビデオ信号を伝送するビデオバスに接続され、各ゲート領域に対応して配設された絶縁膜上のゲート電極が所定の同期信号バスに接続されたNチャネルTFT及びPチャネルTFTでなるアナログスイッチ対を含んでなる信号線駆動回路と、を備えた液晶表示装置において、
アナログスイッチ対を構成するNチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を隣接させて形成し、かつ、これらのドレイン領域に跨がる共通のコンタクトホールを用いて、各ドレイン領域を信号線に接続したことを特徴としている。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の液晶表示装置において、各ドレイン領域に跨る共通のコンタクトホールの開口面積を、PチャネルTFT及びNチャネルTFTの各ソースがビデオバスに接続されるコンタクトホールの開口面積の2倍以上としたことを特徴としている。
【0012】
請求項3に係る発明は、
基板の一主面に配設された複数本の信号線及びこの信号線と交差するように配設された複数本の走査線と、
信号線及び走査線の交差部に設けられたスイッチ素子と、
信号線の配設端近傍の基板の縁端部に設けられ、外部から加えられるクロック信号及びスタート信号に基づいて同期信号を生成する回路、同期信号を伝送する同期信号バス群、それぞれ外部から加えられる正極性及び負極性のビデオ信号をそれぞれ伝送するビデオバス群、基板の一主面に成膜された活性層にソース領域、ゲート領域及びドレイン領域が一つの信号線に対応させて2組形成され、かつ、活性層に絶縁膜が積層されると共に、この絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して各ドレイン領域が対応する信号線に接続され、各ソース領域が所定の極性のビデオ信号を伝送するビデオバスに接続され、各ゲート領域に対応して配設された絶縁膜上のゲート電極が所定の同期信号バスに接続されたNチャネルTFT及びPチャネルTFTでなるアナログスイッチ対を含んでなる信号線駆動回路と、を備えた液晶表示装置において、
アナログスイッチ対を構成するNチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を、凹凸部が相互に歯合するように隣接させて形成し、各凸領域に形成したコンタクトホールを用いて、各ドレインを対応する信号線に接続したことを特徴としている。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の液晶表示装置において、各凸領域に形成したコンタクトホールが、連通する溝でなることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明に係る液晶表示装置の全体構成を部分的にブロックで示した回路図である。この回路図は8相4分割駆動の液晶表示装置を示している。ここで、基板の一主面の上端部に信号線駆動回路201が、左端部に走査線駆動回路301がそれぞれ配置され、信号線311,312,…,334、走査線401,402,…、及びその交差部にそれぞれ形成されたスイッチ素子としてのTFT501,…が一体的に集積化されてマトリクスアレイ基板を形成している。また、このマトリクスアレイ基板と一定の距離だけ離隔するように対向配置された対向電極801を有する対向基板との間に液晶層701が保持されて液晶表示装置の主要部となる液晶表示素子が構成される。この場合、本発明に直接的に関係する信号線駆動回路201を回路図で示したが、走査線駆動回路301は本発明に直接関係しないのでブロックで示してある。
【0016】
信号線駆動回路201は、主に、シフトレジスタSR11,SR21,…と、インバータN1を含む極性反転回路と、これら二つの回路の出力を入力とするノア回路NOR11,NOR12及びその出力経路に極性反転やバッファとして接続されるインバータN11〜N15を介して同期信号が加えられる同期信号バス131〜134と、外部から映像信号が印加されるビデオバス101〜124と、同期信号バス131〜134のいずれかにそれぞれゲートが接続され、ビデオバス101〜124のいずれかにそれぞれソースが接続され、信号線311〜324にドレインが共通接続されたアナログスイッチSW101,SW102,…,SW124及びアナログスイッチSW201,SW202,…SW224とで構成されている。このうち、アナログスイッチSW101及びSW201、アナログスイッチSW102及びSW202、…、アナログスイッチSW124及びSW224がそれぞれ前述したアナログスイッチ対を構成している。
【0017】
図2は信号線駆動回路201の概略動作を説明するためのタイムチャートである。ここで、図2(a)に示すスタート信号XSTと図2(b)に示すクロック信号XCK1(XCK2はXCK1を反転したものであるため省略する)が加えられと、シフトレジスタSR11,SR21,SR31,SR41から、図2(c)に示すように、順次クロック信号の1周期分だけHレベルとなる同期信号が出力され、極性信号POLによって1フレーム毎に極性が変化する合計4種類の同期信号が同期信号バス131〜134に分配される。これらの同期信号はアナログスイッチSW101,SW102,…,SW124及びアナログスイッチSW201,SW202,…SW224を構成するTFTの各ゲートに加えられる。また、これらの同期信号に同期して、図2(d)に示すビデオ信号がビデオバス101〜124を介してアナログスイッチSW101,SW102,…,SW124及びアナログスイッチSW201,SW202,…SW224を構成するTFTの各ソースに加えられる。これにより、NチャネルTFTのソースに負極性のビデオ信号が供給され、PチャネルTFTのソースに正極性のビデオ信号が供給され、さらに、NチャネルTFTのゲートに正極性の同期信号が伝送され、PチャネルTFTのゲートに負極性の同期信号が伝送され、この結果、極性信号POLの変化に応じて1フレーム毎に極性が反転するビデオ信号が信号線311〜324に供給される。
【0018】
図3は本発明に係る液晶表示装置の第1の実施形態の概略構成図であり、図中、従来装置を示す図8と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はアナログスイッチ対毎に、すなわち、アナログスイッチSW101,SW201、アナログスイッチSW102,SW202、…アナログスイッチSW124,SW224を構成するNチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を隣接させて形成し、かつ、これらのドレイン領域に跨がる共通のコンタクトホールを用いて、各ドレイン部を信号線311〜324に接続したものである。
【0019】
図4(a),(b)はアナログスイッチSW101,SW102を構成するNチャネルTFT及びPチャネルTFTの各ドレイン領域の詳細な構成を示す平面図及び縦断面図であり、特に、図4(a)は図4(b)に示す上部すなわち対向基板側の一部の要素を除去し、製造工程におけるコンタクトホールを強調して示したものである。ここで、901は基板、911は活性層、906はゲート絶縁膜、908は層間絶縁膜、910はパッシベーション膜であり、907はゲート電極、909はソース電極、909Aはドレイン電極である。図4(a)にはゲート幅方向に複数個配置されるソース909及びドレイン電極909A用のコンタクトホール921,922の形状及びその配置例が示されている。
【0020】
ここで、コンタクトホール922はコンタクトホール921と比較して図面の横幅方向に2倍の長さを有し、かつ、アナログスイッチSW101を構成するNチャネルTFTのドレイン領域、すなわち、n型領域902と、アナログスイッチSW201を構成するPチャネルTFTのドレイン領域、すなわち、p型領域905とに均等に跨るように形成されている。そして、コンタクトホール921にソース電極909が形成され、コンタクトホール922にドレイン電極909Aが形成される。
【0021】
このような構成を採用することによって、アナログスイッチ対の幅を短縮すると共に、ドットピッチを約55μmに短縮することができ、額縁部の寸法を増大させることなく、高精細化を実現することができる。
【0022】
ここで、図4に示した第1の実施形態の主要部の製造工程について説明する。
【0023】
先ず、SiO2及びSiNxを積層したアンダーコート付きガラス基板901上にCVD(Chemical Vapour Deposion)法によりアモルファスSi 膜を成膜し、エキシマレーザーアニールによりポリシリコン化した後、パターニングを行ってTFTの活性層911とする。次に、基板901の全面にCVD法によりゲート絶縁膜906を成膜した後、MoW膜を成膜し、この状態でパターニングを行って TFTのゲート電極907を形成する。続いて、CVD法により層間絶縁膜908を成膜した後、コンタクトホール921,922を開口する。
【0024】
次に、Mo,Al,Moの順に3層構造に成膜し、パターニングを行ってソース 電極909及びドレイン電極909Aを形成する。次にパッシベーション膜910を成膜する。ここで、活性層911は、イオンドーピング法により不純物が注入されている。図中、902はn型領域、903はオン電流の低下を防止するLDD(Lightly Doped Drain)領域、904は真性半導体(Intrinsic semiconduter)領域、905はp型領域である。図面の中央部分で隣接するn型領域90 2及びp型領域905は、信号線に接続するための配線とコンタクトをとるためのドレイン部であり、コンタクトホール922がn型領域902及びp型領域905に共通に使用されている。
【0025】
かくして、アナログスイッチ対を構成するNチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を隣接させ、これらのドレイン領域に跨がる共通のコンタクトホールを用いて、各ドレイン部を信号線に接続する液晶表示装置が得られる。
【0026】
図5は本発明に係る液晶表示装置の第2の実施形態の詳細な構成を示す平面図であり、特に、製造工程におけるコンタクトホールを強調して示したものである。なお、この平面図に対応する縦断面図は図4(b)と同一であるので図示を省略する。前述したようにn型領域902及びp型領域905を隣接して形成し、これら二つの領域に跨るコンタクトホールの開口面積をソース側のコンタクトホールの開口面積と同一にしたとすると、NチャネルTFT及びPチャネルTFTそれぞれにおいて、ドレイン側のコンタクト抵抗がソース側のコンタクト抵抗よりも大きくなり、TFTの移動度の低下が予想される。本実施形態はこのような移動度の低下を未然に防止するために、n型領域902及びp型領域905に跨るコンタクトホールの開口面積をソース側のコンタクトホールの開口面積の2倍又は2倍以上としたものである。
【0027】
かくして、図5に示した第2の実施形態によれば、額縁部の寸法を増大させることなく、高精細化を実現することができるという効果の他に、移動度の低下を確実に防止できるという効果も得られている。
【0028】
図6(a),(b),(c)は本発明に係る液晶表示装置の第3の実施形態の詳細な構成を示す平面図及び縦断面図であり、特に、図6(a)は図6(b),(c)に示す上部すなわち対向基板側の一部の要素を除去し、製造工程におけるコンタクトホールを強調して示したものである。図中、図4と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。ここで、アナログスイッチSW101を構成するNチャネルTFT及びアナログスイッチSW201を構成するPチャネルTFTの各ドレインを、図6(a)中の破線DLで示した如く、凹凸領域が相互に歯合するように隣接させて形成すると共に、各凸領域にコンタクトホール922を形成し、このコンタクトホール922を用いて単一の信号線に接続するように構成している。この場合、互いに噛合する凹凸領域に着目すると、NチャネルTFTは2箇所に凸領域を有し、同様に、PチャネルTFTは2箇所に凸領域を有している。このため、ドレインが隣接する領域には4箇所にコンタクトホール922が形成される。そして、NチャネルTFTの凸領域に形成された2箇所のコンタクトホール922に対応してNチャネルTFTのソース領域に2箇所のコンタクトホール921が形成され、同様に、PチャネルTFTの凸領域に形成された2箇所のコンタクトホール922に対応してPチャネルTFTのソース領域に2箇所のコンタクトホール921が形成されている。このような構成により、図4又は図5に示した実施形態と比較して、移動度が僅かに低下するが、信号線に接続される配線は直線状の1本の配線で済むことになる。
【0029】
かくして、図6に示した第3の実施形態によれば、コンタクトホール922が略一直線上に配置されるため、上記各実施形態と同様に、額縁部の寸法を増大させることなく、高精細化を実現することができる。また、隣接するドレイン領域を相互に凹凸状に噛合させたので、ドレイン領域の全幅が第1及び第2の実施形態よりも狭くなるため、ドットピッチの一層の短縮が可能になるという効果も得られる。
【0030】
図7は本発明に係る液晶表示装置の第4の実施形態の詳細な構成を示す平面図であり、特に、製造工程におけるコンタクトホールを強調して示したものである。なお、この平面図に対応する縦断面図は図6(b),(c)と同一であるので図示を省略する。この実施形態は図6中、ゲート幅方向に並べて形成された4個のコンタクトホール922を形成する構成では、移動度の低下が免れないため、これを改善するべく、凹凸部の幅を半分にしてゲート幅方向に歯合する数を2倍にすると共に、各凸領域に跨る部位に溝状のコンタクトホール922Bを形成している。なお、ソース領域にはゲート幅方向の4箇所にそれぞれコンタクトホール921を形成している。
【0031】
これによって、図6に示した第3の実施形態の効果に加えて、移動度の低下を確実に防止し、かつ、製造パターンを単純化できる利点がある。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、額縁部の寸法を増大させることなく、高精細化を実現することのできる液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の全体構成を部分的にブロックで示した回路図。
【図2】図1に示す液晶表示装置を構成する信号線駆動回路の概略動作を説明するためのタイムチャート。
【図3】本発明に係る液晶表示装置の第1の実施形態の概略構成図。
【図4】図3に示した第1の実施形態を構成するアナログスイッチの詳細な構成を示す平面図及び縦断面図。
【図5】本発明に係る液晶表示装置の第2の実施形態を構成するアナログスイッチの詳細な構成を示す平面図。
【図6】本発明に係る液晶表示装置の第3の実施形態を構成するアナログスイッチの詳細な構成を示す平面図及び縦断面図。
【図7】本発明に係る液晶表示装置の第4の実施形態を構成するアナログスイッチの詳細な構成を示す平面図
【図8】従来の液晶表示装置の画素アレイ基板上に設けられた信号線駆動回路の概略構成図。
【図9】図8に示した液晶表示装置を構成するアナログスイッチの構成を示す平面図及び縦断面図。
【図10】従来の液晶表示装置の画素アレイ基板上に設けられた信号線駆動回路の他の概略構成図。
【符号の説明】
101〜124 ビデオバス
131〜134 同期信号バス
201 信号線駆動回路
301 走査線駆動回路
311〜334 信号線
401,402 走査線
901 基板
902 n型領域
904 真性半導体領域
905 p型領域
906 ゲート絶縁膜
907 ゲート電極
908 層間絶縁膜
909 ソース・ドレイン電極
910 パッシベーション膜
911 活性層
921,922,922A,922B コンタクトホール
SW101〜SW124,SW101〜SW124 アナログスイッチ

Claims (4)

  1. 基板の一主面に配設された複数本の信号線及びこの信号線と交差するように配設された複数本の走査線と、
    前記信号線及び走査線の交差部に設けらたスイッチ素子と、
    前記信号線の配設端近傍の前記基板の縁端部に設けられ、外部から加えられるクロック信号及びスタート信号に基づいて同期信号を生成する回路、前記同期信号を伝送する同期信号バス群、それぞれ外部から加えられる正極性及び負極性のビデオ信号をそれぞれ伝送するビデオバス群、前記基板の一主面に成膜された活性層にソース領域、ゲート領域及びドレイン領域が一つの前記信号線に対応させて2組形成され、かつ、前記活性層に絶縁膜が積層されると共に、この絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記各ドレイン領域が対応する前記信号線に接続され、前記各ソース領域が所定の極性のビデオ信号を伝送する前記ビデオバスに接続され、前記各ゲート領域に対応して配設された前記絶縁膜上のゲート電極が所定の前記同期信号バスに接続されたNチャネルTFT及びPチャネルTFTでなるアナログスイッチ対を含んでなる信号線駆動回路と、を備えた液晶表示装置において、
    前記アナログスイッチ対を構成する前記NチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を隣接させて形成し、かつ、これらのドレイン領域に跨がる共通のコンタクトホールを用いて、前記各ドレイン領域を前記信号線に接続したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記各ドレイン領域に跨る共通のコンタクトホールの開口面積を、前記PチャネルTFT及びNチャネルTFTの各ソースが前記ビデオバスに接続されるコンタクトホールの開口面積の2倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 基板の一主面に配設された複数本の信号線及びこの信号線と交差するように配設された複数本の走査線と、
    前記信号線及び走査線の交差部に設けられたスイッチ素子と、
    前記信号線の配設端近傍の前記基板の縁端部に設けられ、外部から加えられるクロック信号及びスタート信号に基づいて同期信号を生成する回路、前記同期信号を伝送する同期信号バス群、それぞれ外部から加えられる正極性及び負極性のビデオ信号をそれぞれ伝送するビデオバス群、前記基板の一主面に成膜された活性層にソース領域、ゲート領域及びドレイン領域が一つの前記信号線に対応させて2組形成され、かつ、前記活性層に絶縁膜が積層されると共に、この絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記各ドレイン領域が対応する前記信号線に接続され、前記各ソース領域が所定の極性のビデオ信号を伝送する前記ビデオバスに接続され、前記各ゲート領域に対応して配設された前記絶縁膜上のゲート電極が所定の前記同期信号バスに接続されたNチャネルTFT及びPチャネルTFTでなるアナログスイッチ対を含んでなる信号線駆動回路と、を備えた液晶表示装置において、
    前記アナログスイッチ対を構成する前記NチャネルTFT及びPチャネルTFTのドレイン領域を、凹凸部が相互に歯合するように隣接させて形成し、各凸領域に形成したコンタクトホールを用いて、前記各ドレインを対応する前記信号線に接続したことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 前記各凸領域に形成したコンタクトホールが、連通する溝でなることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
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