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JP4414174B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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JP4414174B2
JP4414174B2 JP2003316051A JP2003316051A JP4414174B2 JP 4414174 B2 JP4414174 B2 JP 4414174B2 JP 2003316051 A JP2003316051 A JP 2003316051A JP 2003316051 A JP2003316051 A JP 2003316051A JP 4414174 B2 JP4414174 B2 JP 4414174B2
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Description

本発明は、シートベルト装置に関する。
ベルトが突発状に巻出された場合にベルトをロックするシートベルトロックを有するシートベルト装置が知られている。このようなシートベルトロックは、一般に、ベルトが突発状に巻出された場合にシートベルト装置のフレームと係合するロックエレメントを有する。
しかし、このようなシートベルト装置では、ベルトが急速に戻った場合、即ち、ベルトが急速に巻取られた場合、ロックエレメントとシートベルト装置のフレームとの係合が制御されていないことがある。また、この種のシートベルト装置は、一般に部品数が多く、設計製造コストが高くなりやすい。さらに、当該シートベルト装置のもう1つの欠点として、応答性の悪さ、すなわちベルトスピンドルをロックするまでの係合移動量および係合までの時間が長いことが掲げられる。更に、このようなシートベルト装置は、高レベルのノイズを発生することが多い。
本発明は、上記した問題点に対処することを課題とする。
本発明の一つの実施形態によると、シートベルトを有する車両用シートベルト装置が提供される。シートベルト装置は、車両のベルトフレームに回転可能に固定されてシートベルトの巻取および巻出を行うシートベルトローラと、シートベルトのベルトフレームに対してシートベルトローラをロックする第1ロック装置と、当該第1ロック装置に連結されて、ガイドリンク内の第1位置と第2位置との間を移動可能に案内されるガイドピンとを備える。シートベルトローラは、第1位置においてベルトフレームに対してロックされ、また、シートベルトローラのベルトフレームに対するロックが第2位置において阻止される。
本発明の一つの態様によれば、ガイドピンは、シートベルトが突発状に巻取られる場合ではなく、突発状に巻出される場合にのみ、確実にシートベルトローラがロックするように機能する。ガイドピンは、シートベルトローラの回転方向によって第1位置または第2位置に移動する。これによって、シートベルトローラの意図しないロックを、回転方向についてのみ規制可能である。特にガイドピンは、シートベルトが巻出されると第1位置に移動し、シートベルトが巻取られると第2位置に移動する。
本発明の一つの態様によれば、ガイドピンは、シートベルトローラの回転時に発生する第1ロック装置および/またはガイドピンの慣性モーメントによって、第2位置へ移動させるのが好ましい。かくして、シートベルトローラの回転時に作用する力を利用してガイドピンが第2位置へ移動することとなる。
本発明の他の態様によれば、ガイドリンクは、ガイドピンが第2位置を占めるように自由移動範囲を有する。この位置を占めると、第1ロック装置の状態変化が概ね規制されることとなる。
本発明の他の態様によれば、ガイドリンクは、シートベルトローラの回転軸に対して垂直に延在する。ガイドリンクを回転軸に対して垂直に設けることによって、ガイドローラの回転時に発生する遠心力を最大限に利用してガイドピンを第2位置へ移動することが可能となる。ガイドリンクは、長尺リンク部と当該長尺リンク部に対してほぼ垂直な短尺リンク部とを有し、第1位置が、長尺リンク部の両リンク部合流側とは反対側の端部に位置し、第2位置が、短尺リンク部の両リンク部合流側とは反対側の端部に位置する。従って、長尺リンク部が、ガイドピンを第1位置へ移動して、シートベルトローラをロックする働きをする。短尺リンク部は、ガイドピンを第2位置へ移動する働きをなし、第2位置でシートベルトローラのロックが阻止される。どちらの場合も、必要な力はシートベルトローラの回転によって発生する。両リンク部を相互に垂直に形成することによって、それぞれのリンク部に沿った移動に必要な力が互いに最適に分離される。
本発明の一つの態様によれば、シートベルト装置は、第1ロック装置と、これに連結されたガイドピンを停止位置に保持するバネ要素(スプリングエレメント)を更に有するよう構成するのが好ましい。これによって、シートベルトローラが停止した際、ガイドピンは、リンク部の一方の端部に留まらず、直ちに両リンク部の合流部分側の停止位置に戻る。これにより、シートベルトの突発状の巻取動作または巻出動作が短い間隔で繰返し起こった場合においても確実に動作することが保証される。
バネ要素はコイルバネまたはスプリングクリップで構成される。
第1ロック装置は、シートベルト装置のフレームに係合してシートベルトローラをロックすることが可能な保持爪を有する。
シートベルトローラは、更に、シートベルトローラおよび第1ロック装置に連結されたフランジと、ベルトフレームに回転可能に固定されたラチェットホイールと、ラチェットホイールに連結され、シートベルトが突発状に巻出された場合にラチェットホイールをロックする第2ロック装置とを備えてもよい。ガイドリンクがラチェットホイールに設けられ、ラチェットホイールがロックされると、フランジと第1ロック装置が更に回転することによって、ガイドピンが第1位置に向かってガイドリンクに沿って移動して、第1ロック装置がシートベルトローラをロックする。また、シートベルトが突発状に巻取られることによって、ガイドピンが第2位置に向かって移動して、第1ロック装置がシートベルトローラをロックしないようにする。
第2ロック装置は保持爪を有し、ベルト巻出方向にシートベルトローラが所定の角加速度以上になった場合に、当該保持爪がホイールリムの歯に係合して、ラチェットホイールがシートベルトローラに対してロックされるよう構成してもよい。シートベルトローラがラチェットホイールに対して更に回転すると、ガイドリンク内のガイドピンが第1位置へと移動する。
シートベルト装置は、更に、シートベルトローラに対してシートベルトローラ軸回りを回転可能な慣性質量体を備えてもよい。ガイドリンクが慣性質量体に設けられ、当該慣性質量体がシートベルトローラに対して回転し、シートベルトローラが所定の角加速度以上になると、ガイドピンがガイドリンク内を第1位置から第2位置に移動する。
本発明の実施の形態によれば、部品点数が削減し、製造コストを低減することが可能となる。
本発明によれば、シートベルト装置の製造コストの削減が可能となる。
(実施例1)
図1は、シートベルトシステムのフォースリミッタの断面図である。図2は、フォースリミッタを構成する各部品の分解斜視図である。フォースリミッタは、スピンドルベアリング2を有する回転スピンドル(シートベルトローラ)1を備える。このスピンドル1上を、シートベルト(図示されていない)が巻取られ、かつ巻出される。スピンドル1に対して回転可能なフランジ3が、回転軸に沿って配設されたスピンドル1の一方端に設けられている。更に、例えばシートベルトが突発状に引き出された際に、ベルトフレームに対してフランジ3を拘束する第1保持爪4が設けられている。
また、両端部に歯付リムを有するトーションバー5が設けられている。この歯付リムによって、トーションバー5は、スピンドル1およびフランジ3の対応する凹部内で回転できないように固定されている。トーションバー5は、スピンドル1とフランジ3に共に連結されている。これにより、フォースリミッタの非作動時(例えば、事故が生じていない状態)に、スピンドル1とフランジ3が回転軸7回りに共に回転して、シートベルトをスピンドル1に巻取り、あるいはシートベルトをスピンドル1から巻出すことが可能とされる。
図3は、本発明の第1実施例によるシートベルト装置のラチェットホイール10とホイールリム11の斜視図である。ホイールリム11は、矢印で示すようにラチェットホイール10に取付けられる。あるいは、ラチェットホイール10をホイールリム11に取付けてもよい。
ホイールリム11は、ベルトフレームに対してロックされるが、ラチェットホイール10は、ベルトフレームに対して回転可能である。
ホイールリム11の内周面には歯12が設けられている。シートベルトが突発状に引き出された場合などに、第2保持爪13が歯12に係合する。この目的のために、第2保持爪13は、ラチェットホイール10の表面部に設けられている軸14回りに回転可能に支持されている。軸14は、ラチェットホイール10の円形表面部の中心外にある。シートベルトが突発状に引き出された場合、第2保持爪13がスプリング15の力に抗して軸14回りに回転して、第2保持爪13の先端部16がホイールリム11の歯12に係合する。
ラチェットホイール10は、延長コイルバネ(図示されていない)によってフランジ3に連結されている。通常操作時には、ラチェットホイール10は、フランジ3と同じ速度で回転する。この場合、この延長コイルバネによって回転力が伝達される。シートベルトが突発状に引き出された場合、上記したように、第2保持爪13が軸14回りに回転してホイールリム11の歯12に係合する。従って、ホイールリム11に連結されたラチェットホイール10は、ベルトフレームに対してロックされる。この状態で、第1保持爪4とフランジ3は、延長コイルバネの力に抗してスピンドル1と共に回転しつづける。
第1保持爪4は、ガイドリンク18内のガイドピン20によってラチェットホイール10内を案内される。ラチェットホイール10がフランジ3と共に回転している間は、この案内は機能しない。しかし、ラチェットホイール10がベルトフレームに対してロックされると、フランジ3は、第1保持爪4とともに更にラチェットホイール10に対して回転する。その結果、第1保持爪4がラチェットホイール10に対して回転し、この相対回転の際の第1保持爪4の向きがガイドリンク18によって決定されることとなる。これにより、第1保持爪4がシートベルト装置のフレームに係合し、フランジ3および当該フランジ3に連結されたスピンドル1の更なる回転が規制される。このようにしてシートベルトロックが機能することとなる。
図4は、第2保持爪13が軸14に取付けられているラチェットホイール10の正面図である。矢印17は、シートベルトローラの回転によって生じて第2保持爪13に作用するトルクが、スプリング15の保持力によって発生するトルク以上になった場合に、第2保持爪13の先端部16が外側に動く動き方を示している。
図4においては、ガイドリンク18の構成が一層明瞭に示される。第1保持爪4に連結されているガイドピン20は、ガイドリンク18内を案内される。図4では、停止位置にあるガイドピン20が示されている。第1保持爪4および当該第1保持爪4に連結されたガイドピン20は、特に図示しないバネ要素を介して停止位置に保持されている。
図5もラチェットホイール10の正面図であり、この状態では、ガイドピン20がガイドリンク18の半径方向外側停止位置21に位置している。上記したように、ラチェットホイール10がフランジ3に対してロックされることによって、ガイドピン20がガイドリンク18に沿って移動する。第1保持爪4と共にフランジ3が相対回転することによって、第1保持爪4に連結されたガイドピン20は、第1保持爪4がシートベルト装置のフレームに係合してシートベルトロックを作動させるまで、ガイドリンク18に沿ってラチェットホイール10に対して移動する。
シートベルトロックが解除されてシートベルトが巻き込まれると、第1保持爪4およびガイドピン20が、第1保持爪4に作用する前記バネ要素の付勢力により、図4に示した最初の位置に戻る。
反対に、巻取方向、すなわち図3から図5中においてスピンドルが反時計回りに突発状に動いた場合、ガイドピン20は、ガイドピン20およびガイドピン20に連結された第1保持爪4に作用する遠心力によって、ガイドリンク18の自由移動範囲22内を移動する(図6参照)。この自由移動範囲22は、第1保持爪4が巻取時にベルトフレームに係合することができない状態を意味する。
スピンドル1が再度停止すると、第1保持爪4は直ちに上記バネ要素によって最初の位置へと復帰し、ガイドピン20も図4に示した停止位置へと再度復帰する。
(実施例2)
図7および図8は、本発明の第2実施例によるシートベルト装置の一部を示す。本実施例では、第1実施例におけるラチェットホイール10およびホイールリム11の代わりに、慣性質量体25であるディスクが用いられている。慣性質量体25は、スピンドル軸26に回転可能に支持されるとともに、付勢されたスプリングエレメント27によって停止位置に間接的に保持される。スプリングエレメント27は、一方端でスピンドル軸26に連結され、他方端でガイドピン20に連結されている。
第1実施例と同様に、ガイドピン20は第1保持爪4(図1および図2)に連結され、慣性質量体25のガイドリンク18内を案内される。
スプリングエレメント27は、所定の角加速度に達するまでは、付勢力により、第1保持爪4と慣性質量体25を停止位置に保持するように構成されている。そして角加速度が所定の基準値を越えると、スピンドル1(図1および図2)が慣性質量体25に対して相対移動する。その結果、ガイドピン20がガイドリンク18内を移動して、第1保持爪4がベルトフレームに係合する。
この第2実施例によれば、必要部品点数を削減し、低コスト化を図ることができるという利点が得られる。またスピンドル1をロックするのに必要な係合移動量および係合時間が些少で済む。さらに第1保持爪4によって生じるノイズが低減されることとなる。
(実施例3)
図9は、本発明の第3実施例によるシートベルト装置を示す。本実施例では、ガイドピン20は、スプリングクリップ30によってガイドリンク18内の停止位置に保持されている。スプリングクリップ30は、ガイドピン20および第1保持爪4の自由な移動を規制する。これによって、スピンドル1の意図しないロックが防止されるとともに、第1保持爪4やガイドピン20の望ましくないガタツキも防止可能とされる。
優先権主張の基礎として2002年8月7日に出願されたドイツ特許出願10236858.9号の内容が引用される。
本発明の開示により、当業者は、本発明の趣旨の範囲内において上記以外の変更例を構築し得る。かかる変更例は、上記各種の実施形態以外の更なる実施形態として本明細書に包含し得る。発明の権利範囲は特許請求の範囲に基づいて定められなければならない。
シートベルト装置の一部の断面図である。 図1に示した部分を構成するパーツの分解斜視図である。 本発明の第1実施例によるシートベルト装置の更なる部分の斜視図である。 図3に示した部分の所定の状態を示す平面図である。 図3に示した部分の所定の状態を示す平面図である。 図3に示した部分の所定の状態を示す平面図である。 本発明の第2実施例によるシートベルト装置の部分を示す。 本発明の第2実施例によるシートベルト装置の部分を示す。 本発明の第3実施例によるシートベルト装置の部分を示す。
符号の説明
1 スピンドル
2 スピンドルベアリング
3 フランジ
4 第1保持爪
5 トーションバー
10 ラチェットホイール
11 ホイールリム
12 歯
13 第2保持爪
14 軸
15 スプリング
18 ガイドリンク
20 ガイドピン
25 慣性質量体
26 スピンドル軸
27 スプリングエレメント

Claims (10)

  1. シートベルトを有する車両用シートベルト装置であって、
    車両のベルトフレームに回転可能に取り付けられて前記シートベルトの巻取および巻出を行うシートベルトローラと、
    前記シートベルトのベルトフレームに対して前記シートベルトローラをロックする第1ロック装置と、
    前記第1ロック装置に連結されたガイドピンと、
    ガイドリンクとを有し、
    前記ガイドピンは、前記ガイドリンク内の第1位置と第2位置との間を移動可能に案内されるとともに、前記シートベルトが巻取られる前記シートベルトローラの巻取り回転時に発生する前記第1ロック装置或いは前記ガイドピンの慣性モーメントによって、前記第2位置へ移動し、これにより前記巻取り回転の間は前記ガイドピンが前記第2位置に移動したままで前記第1ロック装置がベルトフレームに対して係合不能とされ、
    前記シートベルトローラは、前記第1位置においてベルトフレームに対してロックされ、かつ、前記シートベルトローラのベルトフレームに対するロックが前記第2位置において規制されることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記ガイドリンクが、前記シートベルトローラの回転軸に対して垂直に延在することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記ガイドリンクが、長尺リンク部と当該長尺リンク部に対して概ね垂直な短尺リンク部とを有し、前記第1位置が、前記長尺リンク部の両リンク部合流側とは反対側の端部に位置し、前記第2位置が、前記短尺リンク部の両リンク部合流側とは反対側の端部に位置することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  4. さらに、前記第1ロック装置と前記ガイドピンを停止位置に保持するバネ要素を備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  5. 前記バネ要素がコイルバネであることを特徴とする請求項に記載のシートベルト装置。
  6. 前記バネ要素がスプリングクリップであることを特徴とする請求項に記載のシートベルト装置。
  7. 前記第1ロック装置が、シートベルト装置のフレームに係合して前記シートベルトローラをロックすることが可能な保持爪を有することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  8. 前記シートベルトローラおよび前記第1ロック装置に連結されたフランジと、
    前記ベルトフレームに回転可能に取付けられたラチェットホイールと、
    前記ラチェットホイールに連結され、前記シートベルトが突発状に巻出された場合に前記ラチェットホイールをロックするように構成された第2ロック装置とを備え、
    前記ガイドリンクが前記ラチェットホイールに設けられ、前記ラチェットホイールがロックされると、前記フランジと前記第1ロック装置がさらに回転することにより、前記ガイドピンが前記第1位置に向かって前記ガイドリンクに沿って移動して、前記第1ロック装置が前記シートベルトローラをロックするとともに、シートベルトが突発状に巻取られることによって、前記ガイドピンが前記第2位置に向かって移動し、前記第1ロック装置が前記シートベルトローラをロックするのを規制することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  9. 前記第2ロック装置が保持爪を有し、前記シートベルトローラがベルト巻出方向に対して所定の角加速度以上となった場合に、前記保持爪がホイールリムの歯に係合し、前記ラチェットホイールが前記シートベルトローラに対してロックされるとともに、前記シートベルトローラが前記ラチェットホイールに対してさらに回転すると、前記ガイドリンク内の前記ガイドピンが前記第1位置に移動することを特徴とする請求項に記載のシートベルト装置。
  10. シートベルトを有する車両用シートベルト装置であって、
    車両のベルトフレームに回転可能に取り付けられて前記シートベルトの巻取および巻出を行うシートベルトローラと、
    前記シートベルトのベルトフレームに対して前記シートベルトローラをロックする第1ロック装置と、
    前記第1ロック装置に連結されたガイドピンと、
    ガイドリンクと、
    前記シートベルトローラの軸回りを当該シートベルトローラに対して回転可能とされた慣性質量体と、
    前記シートベルトローラと前記ガイドピンとに連結されたスプリングエレメントと、
    を備え、
    前記ガイドリンクが前記慣性質量体に設けられ、
    前記ガイドピンは、前記ガイドリンク内の第1位置と第2位置との間を移動可能に案内されるとともに、前記シートベルトが巻取られるときに前記慣性質量体が前記シートベルトローラに対して回転し、前記シートベルトローラが所定の角加速度に達するまでは、前記スプリングエレメントが前記第1ロック装置及び前記慣性質量体を保持し、前記シートベルトローラが前記所定の角加速度以上になると、前記ガイドピンが前記スプリングエレメントの付勢力に抗して前記ガイドリンク内を前記第1位置から前記第2位置へと移動し、
    前記シートベルトローラは、前記第1位置においてベルトフレームに対してロックされ、かつ、前記シートベルトローラのベルトフレームに対するロックが前記第2位置において規制されることを特徴とするシートベルト装置。
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