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JP4412032B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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JP4412032B2
JP4412032B2 JP2004104268A JP2004104268A JP4412032B2 JP 4412032 B2 JP4412032 B2 JP 4412032B2 JP 2004104268 A JP2004104268 A JP 2004104268A JP 2004104268 A JP2004104268 A JP 2004104268A JP 4412032 B2 JP4412032 B2 JP 4412032B2
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Description

この発明は、左右のメインシート間にサブシートを備えたような車両用シート装置に関する。
一般に、車両の左右のリヤシートを後方に移動させて、フロントシートとリヤシートとの間を荷室に設定したり、後席乗員の快適性を向上させることが要請されるが、リヤシートの後方には車幅方向内方に車室側へ突出する一対のホイールハウスが設けられているため、リヤシートをそのまま後方に移動させることはできない。
このような問題点を解決するため、従来から各種のシート装置が発明されている。
特許文献1に記載の車両用リヤシートは、左シートと右シートとの間にセンターシートを配設し、左右のシートをホイールハウス間に移動させる場合、センターシートを前方に移動させ、次に、左シートおよび右シートを斜め後方に近接させながら移動して、これら左右のシートを一対のホイールハウス間に配設するように構成したものである。
この従来装置においては、フロントシートの後方に、前方へ移動させたセンタシートが位置することになり、このセンタシートが邪魔になるばかりでなく、該センタシートを車両の前後方向に移動案内させる専用のレールが別途必要となり、構造が複雑化する問題点があった。
特許文献2に記載のスライドシートは、左シートと右シートとの間に、シートクッション部とシートバック部とを有する折り畳み式のシートを設け、左右のシートをホイールハウス間に移動させる場合、折り畳み式のシートのシートバック部をシートクッション部上に折り畳んだ後に、この折り畳み式のシートの全体を左シートまたは右シート側に折り畳み、次に、左シートおよび右シートを斜め後方に近接させながら移動して、これら左右のシートを一対のホイールハウス間に配設するように構成したものである。
この従来装置においては、折り畳み式のシートのシートバック部の前後方向の肉厚と、シートクッション部の上下方向の肉厚との合計肉厚分により左右のシートの近接量が制限される問題点があった。
特許文献3に記載の車両用シート装置は、リヤフロア上に車両の前後方向に延び、かつ左右シート間を広くする前側のストレート部と、車両の前後方向に延び、かつ左右シート間を狭くする後側のストレート部と、これら前後の各ストレート部を傾斜状に連設するスラント部とから成る平面視略Z字状の左右対称のスライドレールを設け、これらスライドレールに沿って左右のシートを移動させるように構成し、左右のシートをホイールハウス間に移動させる場合には、これら各シートを後側のストレート部に移動させて、左右のシートを一対のホイールハウス間に配設するように構成したものである。
この従来装置においては、左右のシートをホイールハウス間に移動させた時には、左右のシートの近接によりベンチシート態様となるが、左右のシートを前方に移動させると、左右のシート間が大きく離間して、ベンチシート態様が不可能となる。つまり、前後の両移動位置においてベンチシート態様を確保することが不可能となるうえ、上述の如き形状のスライドレールが必要となり、構造が複雑化する問題点があった。
特開2000−264109号公報 実開昭63−179248号公報 特開平7−108864号公報
そこで、この発明は、一対のメインシートクッションとメインシートバック間に配設されたサブシートクッションとサブシートバックを具備したサブシートを備え、サブシートバックをメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、サブシートクッションをメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設け、このサブシートバックをアレンジ位置に移動した時、サブシートクッションがアレンジ位置に移動し、メインシートバックとメインシートクッションが車幅方向内方に移動し得るように構成することで、乗員席を構成するシート後方およびシート前方のスペースに影響を与えることなく、シートの幅を可変とすることができ、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる車両用シート装置の提供を目的とする。
この発明による車両用シート装置は、車両用シート装置であって、それぞれメインシートクッションとメインシートバックとを具備して車幅方向に並設された一対のメインシートと、上記一対のメインシートクッションとメインシートバック間に配設されたサブシートクッションとサブシートバックを具備したサブシートを備え、上記サブシートバックを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、上記サブシートクッションを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設け、上記サブシートバックをアレンジ位置に移動させることにより、上記サブシートクッションがアレンジ位置に移動し、上記メインシートバックと上記メインシートクッションが車幅方向内方に移動可能に構成されると共に、上記メインシートはその全体が少なくとも後方に移動可能に設けられ、上記サブシートバックは上記メインシートバックに取付けられると共に、上記サブシートクッションは上記メインシートクッションに取付けられ上記メインシートと共に移動するように構成されたものである。
上記構成によれば、上述のサブシートバックをアレンジ位置に移動させた時、このサブシートバックはメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方に位置するので、サブシートバックがメインシートの前方および後方に突出しない。この結果、シート後方およびシート前方のスペースに影響を与えることなく、シートの幅を可変することができる。つまり、一対のメインシートバック間にサブシートバックが配設された状態下においてはシートの幅を広く設定でき、サブシートバックをアレンジ位置に移動した時には、一対のメインシートバックを車幅方向内方へ移動して、シートの幅を狭く設定できる。
このように、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる。
また、上記一対のメインシートクッション間に配設されたサブシートクッションを備え、上記サブシートクッションを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、上記サブシートクッションをアレンジ位置に移動させた時、上記一対のメインシートクッションが車幅方向内方に移動可能に構成されたものであるから、上述のサブシートクッションをアレンジ位置に移動させた時、このサブシートクッションはメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方に位置するので、サブシートクッションがメインシートの前方および後方に突出しない。この結果、シート後方およびシート前方のスペースに影響を与えることなく、シートクッションとシートバックから成るシートの幅を可変することができる。
つまり、一対の独立したメインシートでありながら、これらメインシート間にサブシート(サブシートクッションとサブシートバック)が配設された状態下においてはシートの幅を広く設定でき、サブシートをアレンジ位置に移動した時には、一対のメインシートを車幅方向内方へ移動して、シート幅を狭く設定できる。このように、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記サブシートと上記サブシートクッションとをアレンジ位置に移動させた時、サブシートクッションがサブシートバックの下方に隠蔽されるように構成したものである。
上記構成によれば、アレンジ位置のサブシートクッションはアレンジ位置のサブシートバックの下方に隠蔽されるので、見栄えがよく、サブシートクッションが邪魔になることもない。
この発明の一実施態様においては、上記サブシートバックがアレンジ位置に移動した時、該サブシートバックがアームレストとして使用可能に構成されたものである。
上記構成によれば、アレンジ位置のサブシートバックをアームレストとして使用することができるので、乗員の快適性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記一対のメインシートは各メインシートが互に接近するように斜め後方に移動可能に設けられたものである。
上記構成によれば、横方向および前後方向に延びるスライドレールが不要となるので、シンプルな構造にてメインシートの後方移動を行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上記メインシートを斜め後方に移動案内するシートスライドレールが設けられたものである。
上記構成によれば、上述のシートスライドレールによる簡単な構成でありながら、メインシートを斜め後方に移動案内することができる。
この発明の一実施態様においては、上記メインシートの後方には車幅方向内方に車室側へ突出した一対のホイールハウスが設けられ、上記メインシートは一対のホイールハウス間に移動可能に構成されたものである。
上記構成によれば、一対のメインシートが車室側へ突出する左右一対のホイールハウス間に移動するので、メインシートに着座する後席乗員の快適性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、サブシートを有する一方のメインシートと、サブシートを有さない他方のメインシートとの間に車幅方向の空間が形成されるように一対のメインシートを前方へ移動可能に構成したものである。
上記構成によれば、一対のメインシートを前方へ移動させた時に形成される上記空間を有効利用して、長尺物を搭載することができる。
この発明によれば、一対のメインシートクッションとメインシートバック間に配設されたサブシートクッションとサブシートバックを具備したサブシートを備え、サブシートバックをメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、サブシートクッションをメインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設け、このサブシートバックをアレンジ位置に移動した時、サブシートクッションがアレンジ位置に移動し、メインシートバックとメインシートクッションが車幅方向内方に移動し得るように構成したので、乗員席を構成するシート後方およびシート前方のスペースに影響を与えることなく、シートの幅を可変とすることができ、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる効果がある。
乗員席を構成するシート後方およびシート前方のスペースに影響を与えることなく、シートの幅を可変とすることができ、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図るという目的を、車両用シート装置において、それぞれメインシートクッションとメインシートバックとを具備して車幅方向に並設された一対のメインシートと、上記一対のメインシートクッションとメインシートバック間に配設されたサブシートクッションとサブシートバックを具備したサブシートを備え、上記サブシートバックを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、上記サブシートクッションを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設け、上記サブシートバックをアレンジ位置に移動させることにより、上記サブシートクッションがアレンジ位置に移動し、上記メインシートバックと上記メインシートクッションが車幅方向内方に移動可能に構成されると共に、上記メインシートはその全体が少なくとも後方に移動可能に設けられ、上記サブシートバックは上記メインシートバックに取付けられると共に、上記サブシートクッションは上記メインシートクッションに取付けられ上記メインシートと共に移動するように構成されるという構造にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用シート装置を示すが、まず図1を参照して車体構造について説明する。
エンジンルーム1と車室2とを前後方向に仕切るダッシュロアパネル(ダッシュパネル)3を設け、このダッシュロアパネル3の下部後端には略水平に後方に向けて延びるフロアパネル4を連設し、このフロアパネル4の後部には、キックアップ部5を介してリヤフロア6を連設している。
上述のリヤフロア6の車幅方向中間部には、スペアタイヤパン7を段下げ形成する一方、フロアパネル4の左右両側端部には、車両の前後方向に延びる車体剛性部材としてのサイドシル8,8を接合固定している。
また、上述のフロアパネル4の中間部には車室2内側へ突出して、車両の前後方向に延びるトンネル部9が一体または一体的に形成されている。このトンネル部9は、ダッシュロアパネル3とキックアップ部5との間において車両の前後方向に延びるように形成されている。
さらに、上述のトンネル部9を跨いで左右のサイドシル8,8まで車幅方向に延びる車体剛性部材としてのクロスメンバ10(いわゆるNo.2クロスメンバ)を設けると共に、このクロスメンバ10に対して車両の後方に離間した位置には、トンネル部9と直交して、該トンネル部9とサイドシル8とを車幅方向に連結する左右一対のクロスメンバ11,11(いわゆるNo.2.5クロスメンバ)を設けている。
一方、エンジン12が搭載されたエンジンルーム1内の左右両側部には、車両の前後方向に延びる車体剛性部材としてのフロントサイドフレーム13,13(フロントフレーム)を設けている。なお、これら左右のフロントサイドフレーム13,13の後端部には、フロアパネル4の下面に接合した車体剛性部材としてのフロアフレーム(図示せず)が車両の前後方向に連続するように接続される。
ところで、上述の各クロスメンバ10,11の上方には左右のフロントシート14,14を取付けている。これらの各フロントシート14はシートクッション15と、シートバック16と、ヘッドレスト17とを有するもので、一方のフロントシート14がドライバーズシートに設定され、他方のフロントシート14がパッセンジャーズシートに設定される。
上述のフロントシート14の後方において、キックアップ部5に近接するリヤフロア6上方にはリヤシート18を取付けている。
このリヤシート18は図2に平面図で、また図3に正面図で、さらに図4に側面図でそれぞれ示すように、左右のメインシートM1,M2と、これらの左右のメインシートM1,M2間に配設されたサブシートSとを備えている。
左右のメインシートM1,M2はメインシートクッション19と、メインシートバック20と、メインヘッドレスト21とを有し、左側のメインシートM1におけるメインシートバック20の車幅方向内端部はメインシートクッション19の車幅方向内端部に対して車外側(車幅方向外方)へ所定量L2だけオフセットさせている。
同様に、右側のメインシートM2におけるメインシートバック20の車幅方向内端部はメインシートクッション19の車幅方向内端部に対して車外側へ所定量L1だけオフセットさせている。この実施例では、左側のオフセット量L2が右側のオフセット量L1に対して大となるように設定されている。
また、図2に示すノーマルな状態下においては、左右のメインシートクッション19,19間にサブシートS配設用の間隔L0が形成され、左右のメインシートバック20,20間にもサブシートS配設用の間隔L3(但し、L3=L0+L1+L2)が形成される。
上述のサブシートSは、サブシートクッション31とサブシートバック32とを有し、サブシートクッション31は上記間隔L0に対応した左右幅に設定されて、一対のメインシートクッション19,19間に配設され、サブシートバック32は上記間隔L3に対応した左右幅に設定されて、一対のメインシートバック20,20間に配設されている。
図1、図2に示すようにメインシートM1,M2の後方には車幅方向内方に車室2に内側へ突出した左右一対のホイールハウス22,22が設けられている。
上述のサブシートクッション31およびサブシートバック32は、左右のメインシートM1,M2のメインシートクッション19の着座面およびメインシートバック20の背もたれ面と略フラットになるノーマルな状態(図2〜4参照)と、サブシートクッション31およびサブシートバック32がメインシートクッション19の上方で、かつメインシートバック20の前方となるアレンジ位置(図10〜12参照)との間に図5、図6に示すサブシート連動機構50にて、各要素31,32が連動して操作されるので、次に、図5、図6を参照して、メインシートM2の支持構造、フレーム構造および上記サブシート連動機構50の構成について説明する。なお、以下の説明においては、右側のメインシートM2側の支持構造とそのフレーム構造について説明するが、左側のメインシートM1側の支持構造、フレーム構造は右側のそれと左右対称に構成されている。
図5に示すように、リヤフロア6上にはブラケット23,23を介して一対のシートスライドレール24を傾斜状に取付けている。このシートスライドレール24は固定側のロアレール25と可動側のアッパレール26とを有し、左右一対のメインシートM1,M2が互に接近するように斜め後方に移動案内するもので、1つのメインシート当り2本一組の一対のシートスライドレール24を備え、このシートスライドレール24の後端はその前端に対して車幅方向内方に位置するように取付けられている。
メインシートM2を支持するメインシートフレーム40は前部片27と後部片28と側部片29,29とを方形枠状に組合わせたシートクッションフレーム41と、このシートクッションフレーム41にリクライニング部材42を介して取付けられた方形枠状のシートバックフレーム43とを有し、上述の前部片27および後部片28には複数の取付け片44,44を固定し、これらの各取付け片44,44をアッパレール26の所定部に取付けるように構成している。
サブシート連動機構50は、図5、図6に示すように、サブシートSのサブシートクッション31を支持する方形枠状のシートクッションフレーム51と、サブシートSのサブシートバック32を支持する方形枠状のシートバックフレーム52と、メインシートフレーム40側の側部片29に回動支点となる支軸53(下部支点)を介して回動可能に取付けた支持フレーム54とを備えている。
上述のシートクッションフレーム51は側面視L字状に形成され、その後端立上り部51aには舌片55を介して上述のシートバックフレーム52が回動可能に連結されている。
ここで、舌片55の上端にはシートバックフレーム52に溶接固定され、この舌片55の下端側に上記立上り部51aが回動可能に挿入されている。なお、図面では舌片55を1つのみ示したが、2つの舌片55,55を用いてもよい。
シートバックフレーム52の支持フレーム54側には断面コの字状のブラケット56を接合固定し、このブラケット56の長手方向中間部が回動支点となる支軸57(上部支点)を介して支持フレーム54に回動可能に支持されている。
上述のブラケット56の延長部56aにはロック部材としてのロック爪58が設けられ、このロック爪58が支持フレーム54に突設したロックピン59に係合して、シートバックフレーム52のノーマル位置を保持するように構成している。
また支持フレーム54の下端にはロック部材としてのロック爪60が設けられ、このロック爪60がメインシートフレーム40側の側部片29に突設したロックピン61に係合して、該支持フレーム54の後傾状態のノーマル位置を保持するように構成している。
上述の各ロック爪58,60はシートバックフレーム52の上部に設けられたロック解除部材としてのロックリリースレバー62の操作時に、ロックが解除されるように構成している。
さらに、メインシートフレーム40側の側部片29において支軸53の近傍後部には、支持フレーム54の回動位置を規制するストッパ63を設ける一方、シートバックフレーム52側のブラケット56において支軸57の近傍の前側上部には、シートバックフレーム52の回動位置を規制するストッパ64を設けている。
ところで、メインシートフレーム40の側部片29には、ほぼ前後方向に指向する円弧状のガイド溝65と、ほぼ上下方向に指向する円弧状のガイド溝66とを略V字状に連続して組合わせたガイド部67を有するガイド板68(ガイド部材)を接合固定し、シートクッションフレーム51に取付けたガイド棒69を上述のガイド部67内に挿入している。
図6に示すサブシート連動機構50により、シートクッションフレーム51とシートバックフレーム52とが同図のノーマル位置に設定された状態下では、図2、図4に示すようにサブシートSのサブシートクッション31およびサブシートバック32は左右一対のメインシートクッション19,19間およびメインシートバック20,20間に配設されている。この図2、図4に示すノーマルな状態においてはリヤシート18に例えば3人の後席乗員が着座することができる。
このサブシートSのサブシートクッション31、サブシートバック32をアレンジ位置(図10〜12参照)に移動させるには、まず、図6のロック爪60によるロックピン61のロックを解除した後に、支軸53を支点としてシートバックフレーム52、ブラケット56、支持フレーム54一体的に図6の状態から図7に示すように前傾させ、この所定の前傾位置をストッパ63で保持する。
この時、シートクッションフレーム51は舌片55で前方に押し出される共に、ガイド棒69がガイド溝65に沿って前方に案内されるので、図7に示す状態となる。図7に示す状態のシートクッションフレーム51およびシートバックフレーム52で支持されたサブシートSのサブシートクッション31、サブシートバック32は図8に示すようにノーマル位置とアレンジ位置との中間位置となる。
次に、図7に示すサブシート連動機構50のロック爪58によるロックピン59のロックを解除した後に、支軸57を支点としてシートバックフレーム52、ブラケット56を一体的に前方へ回動操作し、図9に示すようにシートバックフレーム52を略水平状態となし、この水平状態をストッパ64で保持する。
この時、シートクッションフレーム51は舌片55で上方に引き上げられると共に、ガイド棒69がガイド溝66に沿って上方に案内されるので、図9に示す状態となる。図9に示す状態のシートクッションフレーム51およびシートバックフレーム52で支持されたサブシートSのサブシートクッション31、サブシートバック32は図10に示すアレンジ位置となる。
図11は図10の正面図、図12はその平面図であって、図10、図11、図12に示すように、このアレンジ位置においてはサブシートクッション31およびサブシートバック32は、メインシートクッション19の上方で、かつメインシートバック20の前方に位置すると共に、サブシートクッション31はサブシートバック32の下方に隠蔽され、またサブシートバック32がアームレストとして使用可能な高さ位置にセットされる。
しかも、図11、図12から明らかなように、サブシートSをアレンジ位置に移動させると、左右のメインシートM1,M2間には図2で示した間隔L0,L3に相当する空間が形成されるので、メインシートクッション19,19およびメインシートバック20,20が車幅方向内方に移動可能に設定される。
そこで、図12に示す位置の一対のメインシートM1,M2を図14に示すように一対のホイールハウス22,22間に後退移動させるには、まず、図12に示す左右何れか一方のメインシート(図面では左側のメインシートM1)をシートスライドレール24に沿って図13に矢印aで示すように斜め後方に移動させる。
次に、図13に示す左右何れか他方のメインシート(図面では右側のメインシートM2)をシートスライドレール24に沿って図14に矢印bで示すように斜め後方に移動させて、各メインシートM1,M2を互に接近させると、図14に示す如く、左右一対のメインシートM1,M2をホイールハウス22,22間に移動設定することができる。
図15は図14の正面図であって、この状態の左右の各メインシートM1,M2のメインシートクッション19,19は互に近接し、かつ、サブシートSのサブシートバック32はアレンジ位置に設定れていて、後席乗員のアームレストとして使用することができる。この図14、図15に示すように左右一対のメインシートM1,M2がホイールハウス22,22間に配設された状態下においては、リヤシート18に例えば2人の後席乗員が着座することができる。
つまり、図2、図4に示す状態を3人乗車基準位置に設定し、図14、図15に示す状態を2人乗車基準位置に設定することができる。
ところで、図2に示す位置の一対のメインシートM1,M2は図16に示すようにシートスライドレール24に沿って矢印c方向に斜め前方に移動させることもできる。
この場合、図5で示したサブシート連動機構50に代えて、この連動機構50と左右対称構造のサブシート連動機構を用いて、左側のメインシートM1にサブシートSを取付けると、図17に示すように、サブシートSを有する一方のメインシートM1と、サブシートSを有さない他方のメインシートM2との間には、車幅方向の空間70が車両の前後方向に連続して形成されるので、この空間70を有効利用して、長尺物の荷物を搭載することができる。
このように上記実施例の車両用シート装置は、それぞれメインシートクッション19とメインシートバック20とを具備して車幅方向に並設された一対のメインシートM1,M2と、上記一対のメインシートバック20,20間に配設されたサブシートバック32とを備え、上記サブシートバック32を上記メインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方のアレンジ位置(図10〜図12参照)に移動可能に設けると共に、上記サブシートバック32をアレンジ位置に移動した時、左右一対のメインシートバック20,20が車幅方向内方に移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、上述のサブシートバック32をアレンジ位置に移動させた時、このサブシートバック32はメインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方に位置するので、サブシートバック32がメインシートM1,M2の前方および後方に突出しない。この結果、リヤシート18の後方およびリヤシート18の前方のスペースに悪影響を与えることなく、リヤシート18の幅を可変調整することができる。つまり、一対のメインシートバック20,20間にサブシートバック32が配設された状態下においてはリヤシート18の幅を広く設定することができ、サブシートバックをアレンジ位置に移動した時には、一対のメインシートバック20,20を車幅方向内方へ移動して、リヤシート18の幅を狭く設定することができる。
このように、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる。
特に、サブシートSをアレンジ位置に移動させた時、サブシートクッション31、サブシートバック32がメインシートM1,M2の前方に出っ張らないので、リヤシート18への着座時には広い足元スペースを確保することができ、またサブシートSが後方に出っ張らないので、荷室を阻害することもない。
また、上記一対のメインシートクッション19,19間に配設されたサブシートクッション31を備え、上記サブシートクッション31を上記メインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方のアレンジ位置(図10〜図12参照)に移動可能に設けると共に、上記サブシートクッション31をアレンジ位置に移動させた時、上記一対のメインシートクッション19,19が車幅方向内方に移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、上述のサブシートクッション31をアレンジ位置に移動させた時、このサブシートクッション31はメインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方に位置するので、サブシートクッション31がメインシートM1,M2の前方および後方に突出しない。この結果、リヤシート18後方およびリヤシート18前方のスペースに悪影響を与えることなく、シートクッション19とシートバック20から成るリヤシート18の幅を可変することができる。
つまり、一対の独立したメインシートM1,M2でありながら、これらメインシートM1,M2間にサブシートS(サブシートクッション31とサブシートバック32)が配設された状態下においてはリヤシート18の幅を広く設定でき、サブシートSをアレンジ位置に移動した時には、左右一対のメインシートM1,M2を車幅方向内方へ移動して、リヤシート18の幅を狭く設定できる。このように、シートの移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる。
さらに、上記サブシートバック32と上記サブシートクッション31とをアレンジ位置に移動させた時、サブシートクッション31がサブシートバック32の下方に隠蔽されるように構成したものである。
この構成によれば、アレンジ位置のサブシートクッション31は図11に示すように、アレンジ位置のサブシートバック32の下方に隠蔽されるので、見栄えがよく、サブシートクッション31が邪魔になることもない。
加えて、上記サブシートバック32がアレンジ位置に移動した時、このサブシートバック32がアームレストとして使用可能に構成されたものである。
この構成によれば、アレンジ位置のサブシートバック32をアームレストとして使用することができるので、後席乗員の快適性向上を図ることができる。
また、上記実施例の車両用シート装置は、それぞれメインシートクッション19とメインシートバック20とを具備して車幅方向に並設された一対のメインシートM1,M2と、上記一対のメインシートクッション19,19間に配設されたサブシートクッション31とを備え、上記サブシートクッション31を上記メインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、上記サブシートクッション31をアレンジ位置に移動した時、左右一対のメインシートクッション19,19が車幅内方に移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、上述のサブシートクッション31をアレンジ位置に移動させた時、このサブシートクッション31はメインシートクッション19上方で、かつメインシートバック20前方に位置するので、サブシートクッション31がメインシートM1,M2の前方および後方に突出しない。この結果、リヤシート18後方およびリヤシート18前方のスペースに悪影響を与えることなく、リヤシート18の幅を可変調整することができる。
つまり、一対のメインシートクッション19,19間にサブシートクッション31が配設された状態下においては、リヤシート18の幅を広く設定することができ、サブシートクッション31をアレンジ位置に移動した時には、一対のメインシートクッション19,19を車幅方向内方へ移動して、リヤシート18の幅を狭く設定することができる。このように、リヤシート18の移動とスペースの有効活用との両立を図ることができる。
さらに、上記一対のメインシートM1,M2は各メインシートM1,M2が互に接近するよう斜め後方に移動可能に設けられたものである。
この構成によれば、横方向および前後方向に延びるスライドレールが不要となるので、シンプルな構造にてメインシートM1,M2の後方移動を行なうことができる。
加えて、上記メインシートM1,M2を斜め後方に移動案内するようにスラント配置された直線状のシートスライドレール24が設けられたものである。
この構成によれば、上述のシートスライドレール24による簡単な構成でありながら、メインシートM1,M2を斜め後方に移動案内することができる。
しかも、上記メインシートM1,M2の後方には車幅方向内方に車室2側へ突出した一対のホイールハウス22,22が設けられ、上記一対のメインシートM1,M2は左右のホイールハウス22,22間に移動可能に構成されたものである。
この構成によれば、一対のメインシートM1,M2が車室2側へ突出する左右一対のホイールハウス22,22間に移動するので、メインシートM1,M2に着座する後席乗員の快適性向上を図ることができる。
また、図17で示したように、サブシートSを有する一方のメインシートM1と、サブシートSを有さない他方のメインシートM2との間に車幅方向の空間70が形成されるように一対のメインシートM1,M2を前方へ移動可能に構成したものである。
この構成によれば、一対のメインシートM1,M2を前方へ移動させた時に形成される上記空間70を有効利用して、長尺物を搭載することができる。
上記実施例においては、車両の前後方向に複数列(2列)配設されたフロントシート14とリヤシート18とのうちの第2列目のシートに車両用シート装置を適用したが、車両の前後方向に合計3列または合計4列配設されたシート構造において、ホイールハウスに近接された後列のシートに上述の車両用シート装置を適用してもよいことは勿論である。
本発明の車両用シート装置を備えた車両の平面図。 図1の要部拡大平面図。 図2の正面図。 シートのノーマル状態を示す側面図。 シート支持構造およびサブシート連動機構を示す分解斜視図。 サブシート連動機構の側面図。 サブシート連動機構による中間位置を示す側面図。 サブシートの中間位置を示す側面図。 サブシート連動機構によるアレンジ位置を示す側面図。 サブシートのアレンジ位置を示す側面図。 図10の正面図。 図10の平面図。 メインシートの後方移動中途状態を示す平面図。 ホイールハウス間に移動設定されたシートの平面図。 図14の正面図。 シートを斜め前方へ移動させた状態で示す平面図。 車両用シート装置の他の実施例を示す平面図。
M1,M2…メインシート
S…サブシート
2…車室
19…メインシートクッション
20…メインシートバック
22…ホイールハウス
24…シートスライドレール
31…サブシートクッション
32…サブシートバック
70…空間

Claims (7)

  1. 車両用シート装置であって、
    それぞれメインシートクッションとメインシートバックとを具備して車幅方向に並設された一対のメインシートと、
    上記一対のメインシートクッションとメインシートバック間に配設されたサブシートクッションとサブシートバックを具備したサブシートを備え、
    上記サブシートバックを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設けると共に、
    上記サブシートクッションを上記メインシートクッション上方で、かつメインシートバック前方のアレンジ位置に移動可能に設け、
    上記サブシートバックをアレンジ位置に移動させることにより、上記サブシートクッションがアレンジ位置に移動し、
    上記メインシートバックと上記メインシートクッションが車幅方向内方に移動可能に構成されると共に、
    上記メインシートはその全体が少なくとも後方に移動可能に設けられ、
    上記サブシートバックは上記メインシートバックに取付けられると共に、
    上記サブシートクッションは上記メインシートクッションに取付けられ上記メインシートと共に移動するように構成された
    車両用シート装置。
  2. 上記サブシートバックと上記サブシートクッションとをアレンジ位置に移動させた時、サブシートクッションがサブシートバックの下方に隠蔽されるように構成した
    請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 上記サブシートバックがアレンジ位置に移動した時、該サブシートバックがアームレストとして使用可能に構成された
    請求項1または記載の車両用シート装置。
  4. 上記一対のメインシートは各メインシートが互に接近するよう斜め後方に移動可能に設けられた
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両用シート装置。
  5. 上記メインシートを斜め後方に移動案内するシートスライドレールが設けられた
    請求項4記載の車両用シート装置。
  6. 上記メインシートの後方には車幅方向内方に車室側へ突出した一対のホイールハウスが設けられ、
    上記メインシートは一対のホイールハウス間に移動可能に構成された
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両用シート装置。
  7. サブシートを有する一方のメインシートと、サブシートを有さない他方のメインシートとの間に車幅方向の空間が形成されるように一対のメインシートを前方へ移動可能に構成した
    請求項1〜の何れか1に記載の車両用シート装置。
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