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JP4411507B2 - 電子機器 - Google Patents

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JP4411507B2
JP4411507B2 JP2003001758A JP2003001758A JP4411507B2 JP 4411507 B2 JP4411507 B2 JP 4411507B2 JP 2003001758 A JP2003001758 A JP 2003001758A JP 2003001758 A JP2003001758 A JP 2003001758A JP 4411507 B2 JP4411507 B2 JP 4411507B2
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尚 奥津
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に関し、特に、電源となる燃料電池に空気を確実に供給することができるようにした電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラの電源としては、リチウム電池やアルカリマンガン電池が使用されていた。ところが、近年、燃料電池の小型化が進み、カメラの電源として、燃料電池を使用することが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料電池は、発電に酸素を必要とするが、燃料電池を電池室内に単に収容しただけの状態にしておくと、十分な酸素を得ることができないため、燃料電池が十分な電力を供給することが困難になる恐れがある。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電源となる燃料電池に空気を確実に供給することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、燃料電池を電源として使用する電子機器であって、燃料電池に空気を送風する第1のファンと、第1のファンを回転するモータと、所定の動作を行うときに駆動される駆動部に一体的に設けられ、駆動部が駆動すると回転し、燃料電池に空気を送風する第2のファンと、所定の動作が行われ、駆動部が駆動している場合、モータが回転しないように制御し、所定の動作とは異なる他の動作が検出されたとき、モータを一定の時間だけ回転させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
制御手段は、電子機器の電源スイッチがオンされた場合、駆動部が駆動していないとき、モータを一定の時間だけ回転させるように制御することができる。
【0007】
電子機器はカメラとし、制御手段は、カメラのレリーズボタンが半押し状態にされたとき、モータの回転を開始させるとともに、レリーズボタンの半押し状態が解除されてから一定の時間が経過したとき、モータの回転を停止させるように制御することができる。
【0008】
電子機器はカメラとし、制御手段は、カメラのレリーズボタンが全押し状態にされた場合、駆動部が駆動していないとき、モータの回転を開始させるとともに、ストロボの充電が完了してから一定の時間が経過したとき、モータの回転を停止させるように制御することができる。
【0009】
電子機器はカメラとし、駆動部を、カメラの鏡筒の駆動量を検出するフォトセンサとし、第2のファンを、フォトセンサの遮光羽根と一体的に形成することができる。
【0010】
電子機器はカメラとし、駆動部をカメラの鏡筒の駆動量を検出するフォトセンサとし、第2のファンを、フォトセンサの遮光羽根と同軸に配置することができる。
【0011】
本発明の電子機器においては、所定の動作が行われ、駆動部が駆動している場合、モータが回転しないように制御され、所定の動作とは異なる他の動作が検出されたとき、第1のファンを回転するモータが一定の時間だけ回転される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明のカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。同図において、カメラ30の制御動作を統括するCPU(Central Processing Unit)1には、スイッチ類として、撮像動作を開始する(電源をオンする)とき操作されるメインスイッチ(電源スイッチ)5、シャッタを動作させるとき操作されるレリーズボタン6、レリーズボタン6の半押し状態を検出したときオンする半押しスイッチ7、並びにレリーズボタン6の全押し状態を検出したときオンするレリーズスイッチ8が接続されている。
【0014】
また、CPU1には、鏡筒の位置を検出する鏡筒位置検出部20の出力と、燃料電池22の電圧を検出する電圧検出部21の出力が供給されるようになっている。
【0015】
さらに、CPU1には、ROM(Read-only Memory)2、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)3、液晶表示部4、撮像部9、鏡筒駆動部10、測光部12、測距部13、給送部14、シャッタ駆動部16、ストロボ駆動部17、およびファン駆動部18が接続されている。
【0016】
ROM2には、CPU1が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータが格納されている。
【0017】
EEPROM3は、電気的に書き換えや消去が可能な不揮発性メモリであり、電源オフ後も保持する必要があるデータが記録される。この例では、例えば、ファンを回転させる時間が記憶される。
【0018】
液晶表示部4は、カメラ(本体)上に配置され、CPU1からの出力信号に従い、必要な情報を表示する。
【0019】
撮像部9は、図2に示すレンズ43を介して、被写体を撮像し、フィルムに露出する。
【0020】
鏡筒駆動部10には、レンズ43を収容する鏡筒42(図2)を駆動するためのモータ11が接続されており、CPU1の指示により必要なタイミングで鏡筒42を駆動する。
【0021】
測光部12は、CPU1の指示により必要なタイミングで被写体の明るさを測定し、測定結果をCPU1へ転送する。
【0022】
測距部13は、CPU1の指示により、必要なタイミングで被写体までの距離を測り、測距結果をCPU1へ転送する。
【0023】
給送部14には、モータ15が接続されており、CPU1の指示によりフィルムを1コマ巻き上げたり、フィルムをパトローネ(図示せず)に巻戻すといった、フィルムの給送処理を行う。
【0024】
シャッタ駆動部16は、CPU1の指令に対応してシャッタ(図示せず)を駆動する。
【0025】
ストロボ駆動部17は、CPU1の指令に対応してストロボ(図示せず)を駆動する。
【0026】
ファン駆動部18には、モータ19が接続されており、CPU1の指示により燃料電池22に空気を送るための電動ファン19Aを回転させる。
【0027】
CPU1、液晶表示部4、撮像部9、鏡筒駆動部10、測光部12、測距部13、給送部14、シャッタ駆動部16、ストロボ駆動部17、ファン駆動部18、鏡筒位置検出部20、並びに電圧検出部21等には、燃料電池22から必要な電力が供給されている。
【0028】
図2は、鏡筒位置検出部20の概略構成を示す図である。同図において、カメラ本体41内には、レンズ43を有する鏡筒42が設けられている。鏡筒42は、鏡筒駆動部10がモータ11(図1)を駆動したとき、図の左右方向に移動される。このときの鏡筒42の駆動量は、カメラ本体41内に設けられたフォトセンサ51によって検出される。
【0029】
次に、図3を参照して、フォトセンサ51の構成について説明する。同図において、フォトセンサ51は、遮光羽根52とセンサ54とを備えている。遮光羽根52は、円盤状とされ、その円盤面の外周に、円周方向に等間隔に、長方形状のスリット53が設けられている。センサ54は、断面がコの字形状とされ、その脚部55および脚部56の内側には、対向して一対の投光部(図示せず)および受光部(図示せず)が設けられている。遮光羽根52は、センサ54の脚部55および脚部56の間の隙間に、脚部55および脚部56とそれぞれ接触しないように挿入されている。遮光羽根52は、鏡筒42を駆動させるモータ11と連動しており、鏡筒42の移動にともなって回転する。
【0030】
鏡筒42が駆動されて遮光羽根52が回転すると、センサ54の脚部55および脚部56の内側に設けられた投光部から発せられる光線は、遮光羽根52のスリット53を通過するときは、妨げられず受光部に達するが、スリット53を通過しないときは、遮光羽根52に妨げられ受光部に達することができない。その結果、受光部からはパルスが出力される。スリット53は、遮光羽根52の円盤面外周に、円周方向に等間隔に設けられているので、このパルスの数を計数することにより、遮光羽根52の回転量を算出することができる。また、遮光羽根52は鏡筒42を駆動させるモータ11と連動しているので、センサ54は、遮光羽根52の回転量から、モータ11のギヤ比および回転量等から逆算し、鏡筒42の駆動量を算出することができる。
【0031】
図3に示されるように、遮光羽根52とほぼ同一面内の内周側には、送風用のファン61、62、および63が、遮光羽根52と一体的に設けられている。ファン61、62、および63(以下、これらをまとめて必要に応じてファン60と称する)は、その外周部の一部がそれぞれ、遮光羽根52に固定されており、遮光羽根52と一体的に回転する。ファン60の回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給される。
【0032】
図4は、フォトセンサ51の他の構成例を示している。図4の例では、ファン61、62、および63は、遮光羽根52の回転軸としてのシャフト57に同軸に取り付けられている。この例では、シャフト57の長さの分だけファン61、62および63を、燃料電池22の近くに配置することが可能となる。その結果、より効率的に燃料電池22へ送風することが可能となる。
【0033】
また、燃料電池22へ送風するためのファンを鏡筒42を駆動するためのギア系列(図示せず)に配置しても鏡筒42の駆動とともに、燃料電池22へ送風することが可能である。
【0034】
さらに、燃料電池22へ送風するためのファンをフィルムをパトローネから巻上げるギア系列(図示せず)に配置してもよい。ファンをギア系列に配置することにより、CPU1が給送部14に指示し、フィルムを巻上げさせる毎に燃料電池22へ送風することが可能となる。
【0035】
なお、ファンは、燃料電池22へ送風するためのものであるから、図3および図4に示すファン61、62および63のように3枚羽根の形状に限らず、4枚羽根、あるいは5枚羽根といった、より多くの枚数とすることができる。また、その形状も他の形状でもかまわない。
【0036】
燃料電池は、天然ガスなどから取り出した水素と酸素とを反応させて電気を作る一種の発電機である。その構造は、例えば、炭素の細かい粒子の表面に白金触媒の粉末を塗布したものが高分子膜に塗り付けられたものとされ、高分子膜が、2つの電極の間に挟まれている。高分子膜と電極との間に形成される2つの空間のうち片方の空間には、メタノール等の天然ガスが封入されており、もう一方の空間は大気開放されている。そして、メタノール等の天然ガスが白金に接触して分解すると、水素イオンが発生する。発生した水素イオンは、高分子膜を通過し反対側の電極に達し、空気中の酸素と反応することによって電気が発生する。したがって、燃料電池22へ送風することによって酸素が供給され、新たな電気が生み出される。
【0037】
また、カメラ本体41内には、電動ファン19Aおよび燃料電池22とは別の電源(図示せず)、例えば、電池等が設けられている。ストロボの充電中など電気量を多く消費する場合、CPU1の指示により、この電源によって電動ファン19Aを回転させ、燃料電池22へ送風することによって酸素を供給し、燃料電池22を充電する。
【0038】
次に、図5を参照して、メインスイッチ5がオンされた場合の動作を説明する。
【0039】
メインスイッチ5がオンされると、ステップS101は電圧検出部21を制御し、燃料電池22のバッテリチェックを実行させる。
【0040】
ステップS102において、CPU1は、ステップS101の処理で電圧検出部21により検出された燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上か否かを判定する。基準電圧TH1は、燃料電池22の電池残量が十分であるか否かの判定の基準となる電圧である。ステップS102において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上であると判定された場合、ステップS103に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量OK」のメッセージを表示させる。
【0041】
ステップS102において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上ではないと判定された場合、ステップS104に進み、CPU1は、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2以上か否かを判定する。基準電圧TH2は、燃料電池22のカメラの正確な動作を保証できる最低の残量に対応する基準電圧であり、基準値TH1より小さい値とされる。
【0042】
ステップS104において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2以上であると判定された場合、ステップS105に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量警告」のメッセージを表示させる。ステップS104において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2より小さいと判定された場合、ステップS106に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量NG」のメッセージを表示させ、メインスイッチがオンされた場合の処理を終了させる。
【0043】
ステップS103またはステップS105の処理が終了した後、処理はステップS107に進む。
【0044】
ステップS107において、CPU1は鏡筒駆動部10を制御して、モータ11を駆動し、鏡筒42をワイド端に移動させる。鏡筒42の移動にともない、鏡筒位置検出部20の遮光羽根52が回転し、遮光羽根52の円盤面内部に一体的に設けられたファン60の回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給される。これにより、燃料電池22は、十分な酸素を確保することができ、十分な電圧を発生することができる。鏡筒駆動のギア系列にファンが設けられていた場合にも、鏡筒42の移動にともない、ファンが回転し、ファンの回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給される。
【0045】
ステップS107において、鏡筒42の繰り出し処理が完了すると、遮光羽根52の回転も停止し、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転による、燃料電池22への送風も停止してしまい、燃料電池22に十分な空気が供給されなくなる。
【0046】
燃料電池22が充電されなくなると、ストロボ充電など燃料電池22の消費電気量が大きい場合、燃料電池22の電力量は不足してしまうことになる。そこで、ステップS108において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19を駆動して、送風のために専用に設けた電動ファンを回転させる。
【0047】
ステップS109において、CPU1は、ストロボ駆動部17を制御し、内蔵するコンデンサに、ストロボの充電を開始させる。
【0048】
ステップS110において、CPU1は、ストロボの充電が完了したか否かを判定する。ステップS110において、ストロボの充電が完了したと判定されなかった場合、処理は、ステップS109に戻る。
【0049】
ステップS110において、ストロボの充電が完了したと判定された場合、ステップS111に進み、CPU1は、ストロボ駆動部17を制御し、ストロボの充電を停止させる。
【0050】
ストロボの充電を停止した後も、燃料電池22の電力を回復させるため、CPU1は所定の時間だけ電動ファン19Aの回転を続けさせる。
【0051】
このため、ステップS112において、CPU1は、電動ファン19Aの回転時間(電動ファンを回転するモータ19への通電時間)の計時を開始させる。
【0052】
ステップS113において、CPU1は、所定の時間が経過したか否かを判定する。この所定時間の情報は、EEPROM3に予め格納しておくことが可能であり、勿論、後から任意の時間に設定を変更することができる。
【0053】
ステップS113において、所定の時間が経過したと判定されない場合、所定の時間が経過するまで待機し、所定の時間が経過したと判定された場合、その処理は、ステップS114に進む。
【0054】
ステップS114において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、電動ファン19Aの回転を停止させ、メインスイッチ5がオンされた場合の処理を終了する。
【0055】
次に、図6を参照して、メインスイッチ5がオフされた場合の動作を説明する。
【0056】
ステップS201乃至ステップS206では、図5のメインスイッチ5がオンされた場合のステップS101乃至ステップS106の処理と同様の処理が実行される。
【0057】
すなわち、メインスイッチ5がオフされると、ステップS201は電圧検出部21を制御し、燃料電池22のバッテリチェックを実行させる。
【0058】
ステップS202において、CPU1は、ステップS201の処理で電圧検出部21により検出された燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上か否かを判定する。基準電圧TH1は、燃料電池22の電池残量が十分であるか否かの判定の基準となる電圧である。ステップS202において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上であると判定された場合、ステップS203に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量OK」のメッセージを表示させる。
【0059】
ステップS202において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH1以上ではないと判定された場合、ステップS204に進み、CPU1は、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2以上か否かを判定する。基準電圧TH2は、燃料電池22のカメラの正確な動作を保証できる最低の残量に対応する基準電圧であり、基準値TH1より小さい値とされる。
【0060】
ステップS204において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2以上であると判定された場合、ステップS205に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量警告」のメッセージを表示させる。ステップS204において、燃料電池22の電圧が、基準電圧TH2より小さいと判定された場合、ステップS206に進み、CPU1は、液晶表示部4に「電池残量NG」のメッセージを表示させ、メインスイッチがオフされた場合の処理を終了させる。
【0061】
ステップS203またはステップS205の処理が終了した後、処理はステップS207に進む。
【0062】
ステップS203またはステップS205の処理の後、ステップS207において、CPU1は鏡筒駆動部10を制御してモータ11を駆動し、鏡筒42を沈胴位置まで移動させる。鏡筒42のこの移動にともない、遮光羽根52が回転し、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給され、燃料電池22が充電される。鏡筒駆動のギア系列にファンが設けられていた場合も、鏡筒42が繰り込まれるのにともない、ファンが回転し、ファンの回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給され、燃料電池22が充電される。
【0063】
次に、ステップS208において、CPU1は、電動ファン19Aの回転モータ19の通電時間の計時を開始した後、ステップS209で、ファン駆動部18を制御し、モータ19を駆動して、電動ファン19Aを回転させる。
【0064】
ステップS210で所定の時間が経過したと判定されるまで待機した後、所定の時間が経過したとき、CPU1は、ステップS211でファン駆動部18を制御し、モータ19の駆動を停止し、電動ファン19Aの回転を停止させる。
【0065】
次に、図7と図8を参照して、半押しスイッチ7がオンされた場合の動作を説明する。
【0066】
ステップS301乃至ステップS306では、図5のメインスイッチ5がオンされた場合のステップS101乃至ステップS106の処理(したがって、図6のステップS201乃至S206の処理)と同様の処理が実行される。その説明は繰り返しになるので省略する。
【0067】
ステップS303またはステップS305の処理の後、ステップS307において、CPU1は、電動ファン19Aが回転中か否かを判定する。
【0068】
ステップS307において、電動ファン19Aが回転中ではないと判定された場合、ステップS309に進み、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19を駆動して、電動ファン19Aを回転させる。ステップS307において、電動ファン19Aが既に回転中であると判定された場合、ステップS308に進み、CPU1は、電動ファン19Aの回転を継続させる(電動ファン19Aの回転を停止しない)。
【0069】
ステップS310において、CPU1は、ストロボ駆動部17の出力をモニタし、ストロボ充電電圧が十分か否かを判定する。
【0070】
ステップS310において、ストロボ充電電圧が不十分であると判定された場合、ステップS314に進み、CPU1は、液晶表示部4に「未充電警告」のメッセージを表示させる。ステップS310において、ストロボ充電電圧が十分であると判定された場合、ステップS311に進み、CPU1は、測距処理を実行する。具体的には、CPU1は、測距部13に測距開始制御信号を送る。これに対応して、測距部13は測距処理を開始する。測距処理の詳細は省略するが、測距が完了すると、測距部13はCPU1へ測距結果を出力する。
【0071】
ステップS312において、CPU1は、測光部12に制御信号を送り、測光処理を実行する。測光処理の詳細は省略するが、測光部12は、内部の受光素子に入力した光量から被写体の輝度を算出し、シャッタの開口時間を求める。同時に低輝度かどうかの判別をし、ストロボ発光が必要かどうかを判断する。
【0072】
ステップS313において、CPU1は、液晶表示部4に「ストロボ充電完了/測距処理完了」のメッセージを表示させる。
【0073】
ステップS313またはステップS314の処理が完了した後、ステップS315に進み、CPU1は、半押しスイッチ7がオフされたか否かを判定する。
【0074】
ステップS315において、半押しスイッチ7がオフされたと判定されない場合、オフされるまで待機する。ステップS315において、半押しスイッチ7がオフされたと判定された場合、処理はステップS316に進む。
【0075】
ステップS316乃至ステップS318において、図5のステップS112乃至S114の処理と同様の処理が実行される。その説明は、繰り返しになるので省略する。
【0076】
次に、図9と図10を参照して、レリーズスイッチ8がオンされた場合の動作を説明する。
【0077】
ステップS412乃至ステップS414の処理は、図5のメインスイッチ5がオンされた場合のステップS112乃至ステップS114の処理と同じなので、ここでは、その説明を省略する。
【0078】
フォーカシング駆動中は、鏡筒42の駆動にともない遮光羽根52が回転し、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転によって風は、燃料電池22へ供給されている。そこで、2重に送風をする必要がないので、レリーズスイッチ8がオンされると、ステップS401において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19への通電を中止して、電動ファン19Aの回転を停止する。
【0079】
ステップS402において、CPU1は鏡筒駆動部10を介してモータ11を駆動し、鏡筒42をフォーカシング先まで駆動する。
【0080】
鏡筒42がフォーカシング先まで駆動され、鏡筒42の駆動が停止すると、遮光羽根52の回転も停止する。よって、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転も停止し、燃料電池22へは送風されなくなる。
【0081】
そこで、ステップS403において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19に通電して、電動ファン19Aを回転させる。
【0082】
ステップS404において、シャッタの開閉動作が行われ、同時にストロボを使用する必要がある場合においては、ストロボの駆動が行われる。すなわち、このときCPU1はシャッタ駆動部16を制御し、シャッタを所定の時間動作させる。また、このときCPU1はストロボ駆動部17を制御して、必要に応じてストロボを発光させる。
【0083】
ステップS405において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19への通電を中止して、電動ファン19Aの回転を停止する。
【0084】
ステップS406において、CPU1は鏡筒駆動部10を介してモータ11を駆動し、鏡筒42を待機位置まで戻す。このとき、鏡筒42の駆動にともない遮光羽根52が回転し、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転によって発生した風は、燃料電池22へ供給される。
【0085】
鏡筒42が待機位置まで戻され、鏡筒42の駆動が停止すると、遮光羽根52の回転も停止する。よって、遮光羽根52の円盤面内部に設けられたファン60の回転も停止し、燃料電池22へは送風されなくなる。
【0086】
そこで、ステップS407において、CPU1は、ファン駆動部18を制御し、モータ19に通電して、電動ファン19Aを回転させる。
【0087】
ステップS408において、CPU1は、給送部14を制御して、モータ15を駆動して、フィルムを1駒給送させる。
【0088】
ステップS409において、CPU1は、ストロボ駆動部17を制御し、次の撮影に備えストロボを充電させる。
【0089】
ステップS410において、CPU1は、ストロボの充電が完了したか否かを判定する。ステップS410において、ストロボの充電が完了したと判定されなかった場合、ステップS409に戻る。ステップS410において、ストロボの充電が完了したと判定された場合、ステップS411に進み、CPU1は、ストロボの充電を停止し、処理をステップS412に進める。
【0090】
その後行われるステップS412乃至ステップS414の処理は、図5のメインスイッチ5がオンされた場合のステップS112乃至ステップS114の処理と同じなので、ここでは、その説明を省略する。
【0091】
以上、本発明をカメラに適用した場合を例として説明したが、本発明は、カメラ以外の携帯用の電子機器に適用することができる。
【0092】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、電源である燃料電池に、空気を確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の鏡筒位置検出部の概略構成を示す図である。
【図3】図2のフォトセンサの構成を示す図である。
【図4】図2のフォトセンサの別の構成を示す図である。
【図5】図1のカメラのメインスイッチがオンされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1のカメラのメインスイッチがオフされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1のカメラの半押しスイッチがオンされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1のカメラの半押しスイッチがオンされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】図1のカメラのレリーズスイッチがオンされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】図1のカメラのレリーズスイッチがオンされた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
5 メインスイッチ
6 レリーズボタン
7 半押しスイッチ
18ファン駆動部
19 モータ
19A 電動ファン
22 燃料電池
42 鏡筒
51 フォトセンサ
52 遮光羽根
61,62,63 ファン

Claims (6)

  1. 燃料電池を電源として使用する電子機器であって、
    前記燃料電池に空気を送風する第1のファンと、
    前記第1のファンを回転するモータと、
    所定の動作を行うときに駆動される駆動部に一体的に設けられ、前記駆動部が駆動すると回転し、前記燃料電池に空気を送風する第2のファンと、
    前記所定の動作が行われ、前記駆動部が駆動している場合、前記モータが回転しないように制御し、前記所定の動作とは異なる他の動作が検出されたとき、前記モータを一定の時間だけ回転させるように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記電子機器の電源スイッチがオンされた場合、前記駆動部が駆動していないとき、前記モータを少なくとも一定の時間だけ回転させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子機器はカメラであり、
    前記制御手段は、前記カメラのレリーズボタンが半押し状態にされたとき、前記モータの回転を開始させるとともに、前記レリーズボタンの半押し状態が解除されてから一定の時間が経過したとき、前記モータの回転を停止させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器はカメラであり、
    前記制御手段は、前記カメラのレリーズボタンが全押し状態にされた場合、前記駆動部が駆動していないとき、前記モータの回転を開始させるとともに、ストロボの充電が完了してから一定の時間が経過したとき、前記モータの回転を停止させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器はカメラであり、
    前記駆動部は、前記カメラの鏡筒の駆動量を検出するフォトセンサであり、前記第2のファンは、前記フォトセンサの遮光羽根と一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記電子機器はカメラであり、
    前記駆動部は、前記カメラの鏡筒の駆動量を検出するフォトセンサであり、前記第2のファンは、前記フォトセンサの遮光羽根と同軸に配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
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