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JP4407544B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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JP4407544B2
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Description

本発明は、液晶の配向を制御することによって画像を表示する技術に関する。
電界が印加されていないとき(以下「無電界時」という)の液晶の分子を基板に垂直な方向に配向させた垂直配向(VA:Vertical Alignment)モードの液晶パネルが従来から提案されている(例えば特許文献1)。この種の液晶パネルによれば画像のコントラスト比を向上させることができるから、高いコントラスト比が要求される投射型の表示装置(プロジェクタ)に特に好適である。
特開平11−52361号公報(段落0012)
ところで、垂直配向モードの液晶パネルにおいて、コントラスト比を向上させるという観点のみからすると、無電界時の液晶の分子を基板に対して完全に垂直な方向に配向させることが望ましい。しかしながら、このように液晶の分子が基板に垂直な方向に配向していると、これに電界を印加したときの各分子の挙動(特に配向が変化する方向)を定量的に制御することが困難となり、この結果として分子の配向の乱れに起因したディスクリネーションが発生するという問題がある。これを解決するための構成として、基板に垂直な方向から僅かに傾いた方向に無電界時の液晶の分子を配向させた構成も考えられるが、この構成においては無電界時における液晶の複屈折性の影響が顕著となるから、高コントラスト比という垂直配向モードの利点を減殺する結果を招きかねない。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、垂直配向モードの液晶を利用した構成において、ディスクリネーションを抑制しながら画像のコントラスト比を向上させるという課題の解決を目的としている。
この課題を解決するために、本発明に係る投射型表示装置は、光を出射する光源と、前記光源から出射した光を変調する液晶装置と、前記液晶装置によって変調された光を投射する投射レンズと、を備えた投射型表示装置であって、前記液晶装置は、相互に対向する一対の基板の間隙に垂直配向モードの液晶を封止して該液晶の分子の長軸が前記基板の法線に対して傾けて配向された液晶パネルと、前記光源から前記液晶パネルに至る光路上に配置された第1偏光板と、前記液晶パネルから前記投射レンズに至る光路上に配置された第2偏光板と、前記第2偏光板と前記液晶パネルとの間に配置され、前記第2偏光板と対向する基体と該基体の表面に配置されて前記液晶パネルと対向する位相差板とを有した光学補償板と、を有し、前記位相差板は、2軸の複屈折性を有し、前記位相差板の面内における遅軸または速軸の方向は、前記第1偏光板または前記第2偏光板の透過軸の方向、及び前記液晶の分子の傾けられた長軸を前記基板の表面に正射影した方向と異なるように設定されており、前記基体は、前記基体の板面に平行な面内に光学的な遅軸を有し、前記基体の前記遅軸と前記第2偏光板の透過軸は、平行となるように配置されていることを特徴とする。なお、主屈折率とは、1軸または2軸の複屈折性を持った要素の屈折率楕円体における長軸および短軸の方向の屈折率を意味する。
この構成における光学補償板は、2軸の複屈折性を持った基体の表面に少なくとも1軸の複屈折性を持った位相差板を積層してなり、この光学補償板を全体としてみると、液晶パネルに垂直な方向の屈折率が液晶パネルに平行な方向の屈折率よりも小さくなるように構成されている。この構成によれば、ディスクリネーションの防止のために無電界時の液晶の分子を基板に垂直な方向から傾けた構成であっても、この傾きに起因した液晶の複屈折性を光学補償板によって有効に補償(キャンセル)することができる。したがって、本発明によれば、高コントラスト比という垂直配向モードの利点を減殺することなくディスクリネーションを抑制することができる。また、位相差板が基体に形成されているから、この位相差板の機械的な強度を補強してその変形を抑制することが可能となる。
本発明の望ましい態様において、光学補償板は、位相差板を挟んで液晶パネルの反対側に基体が位置するように第1偏光板と液晶パネルとの間に配置され、液晶パネルに平行な面内における基体の遅軸(例えば図5に示される第1軸P1)は第1偏光板の透過軸と平行または垂直とされる(図2参照)。本発明のように液晶パネルに平行な面内での各主屈折率が相違する基体を採用した構成において、基体の遅軸(あるいは速軸)と第1偏光板の透過軸(あるいは吸収軸)とが傾いている場合には、基体の面内における複屈折性と位相差板の面内における複屈折性との双方の作用によって液晶パネルの面内における複屈折性が相殺されるように基体および位相差板の双方の光学的な特性を調整する必要がある。これに対し、本態様においては、液晶パネルに平行な面内での基体の遅軸が第1偏光板の透過軸と垂直または平行とされるから、第1偏光板からの出射光(直線偏光)は、液晶パネルに平行な方向については基体の複屈折性の影響を受けることなく当該基体を透過して位相差板に到達する。したがって、この態様によれば、位相差板の面内の方向における屈折率を適宜に調整することのみによって(すなわち基体の光学的な特性について考慮することなく)液晶パネルの面内における複屈折性を相殺することが可能となる。
本発明の投射型表示装置においては、光源から液晶パネルの液晶に至る光路上に設けられて液晶への入射光を集光するレンズを設けてもよい(第2実施形態)。この構成によれば、液晶パネルへの入射光を液晶に集中させることができるから、この種のレンズが設けられていない構成と比較して、光の利用効率を向上させることができる。ところで、レンズの透過光は当該レンズの光学的な特性の影響を受ける。したがって、仮に光学補償板をレンズよりも光源側に配置したとすれば、液晶パネルの複屈折性の影響を相殺するための特性を光学補償板によって付与したとしても、レンズを透過することによってその特性が変動する結果として液晶の複屈折性の影響を充分に減殺することができない可能性がある。そこで、このようなレンズを配置した構成において、光学補償板は、第2偏光板と液晶パネルとの間に配置され、かつ、液晶パネルに平行な面内における基体の遅軸は第2偏光板の透過軸と平行または垂直とされることが望ましい。この構成によれば、液晶パネルの複屈折性の影響をさらに確実に減殺することが可能となる。また、光学補償板を、位相差板を挟んで液晶パネルの反対側に基体が位置するように配置した構成によれば、位相差板の面内の方向における屈折率を適宜に調整することのみによって(つまり基体の光学的な特性について考慮することなく)液晶パネルの面内における複屈折性を相殺することができる。
投射型表示装置においては、これと離間して配置されたスクリーンに投射レンズからの出射光を投射する関係から、液晶パネルの表示面が観察者によって直視されるタイプの表示装置と比較して、液晶パネルに対する照射光の光量や強度が大きい。このため、液晶パネルの近傍の各要素には熱が発生し易い。したがって、位相差板が熱変形してその光学的な特性が所期の特性から変動する可能性がある。この問題を解決するために、本発明の望ましい態様において、光学補償板の基体は、位相差板よりも熱伝導率が高い材料によって形成される。この構成によれば、熱伝導率の高い基体が位相差板の熱を放射する放熱板として機能するから、液晶装置への光照射によってその各部に熱が発生したとしても、位相差板の光学的な特性を所期の特性に維持することが可能となる。このように熱伝導率が高い材料の典型例はサファイアである。
また、本発明の望ましい態様において、液晶パネルは、各基板の法線に対して長軸を傾けた方向に液晶の分子を配向させる配向膜を各基板の表面に備え、位相差板の面内における遅軸または速軸の方向と、液晶の分子を各基板の表面に正射影したときの長軸の方向とがなす角度θは、40°≦θ≦50°を満たす。この態様によれば、液晶パネルの複屈折性を光学補償板によって高精度に相殺することが可能となる。なお、ポリイミドなどの有機材料によって形成される配向膜は、無機材料によって形成される配向膜と比較して加熱によって特性が変化しやすいという傾向がある。この特性の変化を防止するために、特に投射型表示装置のように各部に熱が発生しやすい構成においては、SiOなどの無機材料によって配向膜が形成される。この種の配向膜は、例えば液晶パネルの各基板の垂線に対して所定の角度をなす方向から当該基板の表面に無機材料を蒸着することによって形成される。
さらに望ましい態様において、液晶パネルに平行な方向における光学補償板(基体および位相差板の双方を含む全体)の屈折率の最大値nxと、これに直交する方向での屈折率nyと、当該光学補償板の厚さ(すなわち基体の厚さと位相差板の厚さとの総和)d0とは、20[nm]<(nx−ny)×d0<180[nm]を満たす。この態様によれば、液晶の複屈折性の影響を有効に補償するとともに広い視野角にわたって高いコントラスト比にて画像を表示することができる。また、他の態様において、液晶パネルのリタデーションΔndと、液晶パネルに平行な面内における光学補償板の屈折率の最大値nxと、この屈折率nxとなる方向に直交する方向での屈折率nyと、液晶パネルに垂直な方向における光学補償板の屈折率nzと、光学補償板の厚さd0とは、Δnd×0.3<{(nx+ny)/2−nz}×d0<Δnd×0.8を満たす。この態様によれば、さらに広い視野角にわたって高いコントラスト比を実現することが可能となる。
<A:投射型表示装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の構成を示す説明図である。同図に示されるように、この投射型表示装置Dは、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の各色に対応する3個の液晶装置10(10R,10G,10B)と、光を出射する照明光学系30と、この照明光学系30からの出射光を赤色と緑色と青色の各色光に分離して各々を液晶装置10に導く光分離光学系40と、各液晶装置10からの出射光を合成するダイクロイックプリズム51と、このダイクロイックプリズム51からの出射光を投射する投射レンズ52とを有する。
照明光学系30は、白色光を出射する光源31(例えばハロゲンランプ)を有する。この光源31からの出射光は、各々が複数のレンズを面状に配列してなる第1のレンズアレイ32と第2のレンズアレイ33とを透過することによって複数の光束に変換されたうえで偏光発生体34に到達する。この偏光発生体34は、入射光をs偏光およびp偏光の何れかに変換して出射する板状の部材である。偏光発生体34からの出射光(偏光)はレンズ35を透過して光分離光学系40に入射する。
この光分離光学系40は、照明光学系30からの出射光を、赤色光と緑色光と青色光とに分離する手段である。図1に示されるダイクロイックミラー41は、赤色光を反射させるとともに緑色光および青色光を透過させる。このダイクロイックミラー41にて反射した赤色光は、反射板42によって反射したうえでフィールドレンズ43を透過して液晶装置10Rに入射する。一方、ダイクロイックミラー44は、ダイクロイックミラー41を透過した光のうち緑色光を反射させるとともに青色光を透過させる。このダイクロイックミラー44にて反射した緑色光は、フィールドレンズ45を透過して液晶装置10Gに入射する。また、ダイクロイックミラー44を透過した青色光はリレーレンズ系46を経由して液晶装置10Bに入射する。すなわち、この青色光は、入射側レンズ461を透過するとともに反射板462にて反射したうえでリレーレンズ463を透過し、さらに反射板464にて反射してから出射側レンズ465を透過して液晶装置10Bに入射する。
各液晶装置10は、マトリクス状に配列された複数の画素を有し、外部から入力される画像データに応じて画素ごとに入射光を変調したうえで出射する。3個の液晶装置10からの出射光はダイクロイックプリズム51によって合成されたうえで投射レンズ52に入射する。投射レンズ52は、ダイクロイックプリズム51からの出射光を平板状のスクリーンSに投射する。
次に、図2は、ひとつの液晶装置10(10R、10G、10Bの各々)の構成を示す断面図である。照明光学系30から投射レンズ52に至る光路の上流側(照明光学系30側)が同図において下方とされ、この光路の下流側(投射レンズ52側)が同図において上方とされている。なお、図2においては便宜的に各部材を相互に離間させて図示しているが、実際には、各部材は接着剤などによって隙間なく貼着される。
同図に示されるように、液晶装置10は、相互に対向する第1偏光板11と第2偏光板12とを有する。第1偏光板11は第2偏光板12よりも照明光学系30側に位置する。第1偏光板11および第2偏光板12の各々は、透過軸T(T1、T2)に平行な方向に振動する光のみを選択的に透過させる板状の部材である。第1偏光板11の透過軸T1と第2偏光板12の透過軸T2とは直交する。以下では、図2に示されるように、第1偏光板11の透過軸T1の方向(すなわち第2偏光板12の吸収軸R2の方向)を「X方向」と表記し、第2偏光板12の透過軸T2の方向(すなわち第1偏光板11の吸収軸R1の方向)を「Y方向」と表記する。また、XY平面に垂直な方向(すなわち液晶パネル14の光軸の方向)を「Z方向」と表記する。
第1偏光板11と第2偏光板12との間には液晶パネル14が配置される。したがって、第1偏光板11は、照明光学系30から液晶パネル14に至る光路上に位置し、第2偏光板12は、液晶パネル14から投射レンズ52に至る光路上に位置する。この液晶パネル14は、相互に対向するようにシール材17を介して貼り合わされた第1基板15と第2基板16との間隙に垂直配向モードの液晶18を封止した構成となっている。本実施形態における液晶パネル14は、照明光学系30から光分離光学系40を経由して第1基板15に入射した光を、液晶18および第2基板16を透過させたうえでダイクロイックプリズム51に向けて出射する透過型の表示パネルである。
第1基板15のうち液晶18と対向する表面には、その全域にわたって分布する対向電極151と、この対向電極151を覆う配向膜152とが形成される。一方、第2基板16のうち液晶18と対向する表面には、X方向およびY方向にわたってマトリクス状に配列されて各々が対向電極151に対向する複数の画素電極161と、これらの画素電極161を覆う配向膜162とが形成される。この構成のもと、各画素電極161とこれに対向する対向電極151と両者に挟まれた液晶18とによって画素が構成される。各画素電極161および対向電極151は、ITO(Indium Tin Oxide)などの光透過性を有する導電材料によって形成される。また、配向膜152および162は、例えばSiOなどの無機材料によって形成された膜体である。
図3は、電界が印加されていないとき(すなわち画素電極161と対向電極151とが略同電位であるとき)に、配向膜152の表面に位置する液晶18の分子Mが配向する方向を説明するための図である。また、図4は、図3に示される要素をZ方向からみた平面図である。図3および図4に示されるように、配向膜152は、その表面に位置する液晶分子Mの長軸がXY平面の垂線N(Z方向)に対して角度Aだけ傾いた方向Dを向くように、無電界時の液晶分子Mを配向させる。この角度Aは、例えば0°≦A≦10°程度(本実施形態では5°)である。このように液晶分子Mを傾斜させることにより、画素電極161と対向電極151とによって電界が印加されたときに液晶分子Mが倒れる方向を確実に規定することが可能となるから、分子Mの配向の乱れに起因したディスクリネーションは有効に防止される。
一方、無電界時の液晶分子Mを第1基板15の表面に正射影したときの長軸の方向Dpは、第2偏光板12の透過軸T2(あるいは第1偏光板11の吸収軸R1)が延在するY方向に対して時計回りに角度Apをなす。この角度Apは、液晶パネル14のリタデーションΔnd(Δnは屈折率異方性であり、dは液晶18のZ方向における厚さである)に応じて決定される。以上の条件を満たすように液晶分子Mを配向させる配向膜152は、例えば、第1基板15の垂線Nに対して所定の角度(例えば50°)をなす方向から当該第1基板15の表面に無機材料を蒸着することによって形成される。なお、ここでは配向膜152の表面に近接する液晶分子Mの姿勢について説明したが、配向膜162に近接する液晶分子Mも同様の方向に配向する。
このように液晶分子MをZ方向に対して角度Aだけ傾かせた構成においては、液晶18が、角度Aに応じた複屈折性を呈することになる。したがって、第1偏光板11からの出射光をそのまま液晶パネル14に入射させるとともに液晶パネル14からの出射光をそのまま第2偏光板12に入射させる構成(つまり液晶パネル14と第1偏光板11および第2偏光板12との間に何らの部材も介在させない構成)においては、液晶18を透過する光がその複屈折性の影響を受け、この結果として視野角(充分なコントラスト比が得られる範囲)が狭まるという問題がある。この問題を解決するために、本実施形態においては、図2に示されるように、液晶18の複屈折性の影響を補償するための光学補償板20が第1偏光板11と液晶パネル14との間に配置される。
この光学補償板20は、光透過性を有する板状の基体21と、この基体21の表面に形成されたフィルム状の位相差板23とを有する。本実施形態における光学補償板20は、位相差板23が液晶パネル14に対向するとともに基体21が第1偏光板11と対向するように(すなわち位相差板23を挟んで液晶パネル14の反対側に基体21が位置するように)配置される。この基体21は、例えばサファイアなどの結晶を板状に成形してなる部材である。この種の結晶は熱伝導率が高い(例えば40J/s・m・℃以上)。一方、本実施形態のような投射型表示装置Dに搭載される液晶装置10には、観察者が直視することによって画像を知覚するタイプの液晶装置(例えば液晶テレビなどに搭載される液晶装置)と比較して強い光が照射されるため、各部に熱が発生し易い。本実施形態においては、熱伝導率の高い基体21の表面に位相差板23が形成されているから、この位相差板23に発生した熱は基体21に伝導してそこから周囲に放射される。したがって、本実施形態によれば、位相差板23の熱変形やこの変形に伴なう液晶装置10の光学的な特性の変化を抑制することができるという利点がある。
さて、サファイアなどの材料からなる基体21は、その結晶の構造的な異方性に起因して2軸の複屈折性を呈する。すなわち、図5に示されるように、基体21の板面(主面)PLに平行な第1軸P1の方向における主屈折率nx0と、この板面PLに平行な面内にて第1軸P1に直交する第2軸P2の方向の主屈折率ny0と、板面PLに垂直な第3軸P3の方向における屈折率nz0とは、nx0>ny0>nz0という関係を満たす。
このように基体21はその面内の方向に複屈折性を有する(nx0>ny0)から、第1偏光板11を透過した光はこの基体21の複屈折性の影響を受けて楕円偏光となる可能性がある。本実施形態においては、この基体21の面内の方向における複屈折性の影響を低減するために、図3ないし図5に示されるように、基体21の第1軸P1の方向が第1偏光板11の透過軸T1(第2偏光板12の吸収軸R2)の方向Xと一致し、かつ、基体21の第2軸P2の方向が第1偏光板11の吸収軸R1(第2偏光板12の透過軸T1)の方向Yと一致する構成となっている。基体21の面内の方向における各主軸(電気的主軸)が第1偏光板11との関係で以上の条件を満たすように光学補償板20を設置することにより、第1偏光板11から出射した直線偏光はその振動の方向を遅軸または速軸とする基体21に入射する。したがって、第1偏光板11からの出射光を、その特性を大幅に変化させることなく(すなわち直線偏光のまま)位相差板23に入射させることができる。
一方、位相差板23は、1軸の複屈折性を示す膜体である。すなわち、図3および図4に示されるように位相差板23の板面に平行な第1軸Q1の方向xqにおける主屈折率nx1は、この板面に平行な面内にて第1軸Q1に直交する第2軸Q2の方向yqにおける主屈折率ny1よりも大きい(nx1>ny1)。そして、図3および図4に示されるように、位相差板23は、第1軸Q1が方向Dp(すなわち液晶分子MをXY平面に正射影したときの長軸の方向)に対して時計回りに角度θをなすように、基体21の表面に形成される。この角度θは、40°≦θ≦50°を満たす。
基体21の屈折率(nx0、ny0、nz0)および位相差板23の屈折率(nx1、ny1)は、光学補償板20を全体としてみたときに、液晶パネル14に平行な面内の屈折率の最大値(主屈折率)nxと、同平面内にてこの屈折率nxの方向に直交する方向の屈折率nyと、液晶パネル14に垂直な方向の屈折率nzとが、nx>ny>nzを満たすように選定される。このように、液晶パネル14に垂直な方向の屈折率nzが他の方向の屈折率nxおよびnyよりも小さい2軸の複屈折性を示す光学補償板20を採用することにより、方向Zに対する液晶分子Mの傾きAに起因した視野角の狭小化は抑制される。すなわち、本実施形態によれば、液晶分子Mを角度Aだけ傾かせることによって配向の乱れに起因したディスクリネーションを防止しながら、この角度Aに起因したコントラスト比の低下を抑制することができる。より具体的には、液晶18の複屈折性の補償に加えてコントラスト比の向上や視野角の拡大を実現するために、光学補償板20の全体としての屈折率(nx、ny、nz)は以下の条件を満たすように選定される。
まず、本発明者による試験およびシミュレーションによれば、光学補償板20の面内における位相差値が20nmから180nmまでの範囲内の数値である場合に、液晶18の複屈折性の影響が特に良好に補償されて広い視野角にわたって高いコントラスト比が実現されるという知見を得るに至った。したがって、光学補償板20の厚さ(すなわち基体21の厚さと位相差板23の厚さとの総和)をd0とすると、屈折率nxと屈折率nyとが、
20[nm]<(nx−ny)×d0<180[nm]
という関係を満たすように基体21および位相差板23の特性や形態が選定されたうえで光学補償板20が作成される。
また、本発明者は、液晶パネル14に垂直な方向Zに対して±5°の円錐状の範囲(以下「10°コーン領域」という)のうちコントラスト比が500を越える領域が占める面積の割合を、光学補償板20の屈折率(nx、ny、nz)に関するパラメータZを適宜に変更しながら測定した。パラメータZは、
Z={(nx+ny)/2−nz}×d0
と定義される。この測定は、液晶パネル14の第1基板15側に光源31を配置したときに第2基板16側から出射する光量を計測することによって実施された。図6は、この測定の結果を示すグラフである。同図の横軸は、パラメータZと液晶パネル14のリタデーションΔndとの比α(α=Z/Δnd)を示している。
図6によれば、パラメータZが液晶パネル14のリタデーションΔndの30%(α=0.3)から80%(α=0.8)程度の範囲にあれば、10°コーン領域の60%以上にわたってコントラスト比が500を越えることが判る。一方、コントラスト比が500を越える領域が10°コーン領域の60%以上となれば、実際にスクリーンSに投射された画像のコントラスト比は、実用上において極めて良好と知覚される1000を越える。したがって、本実施形態における光学補償板20は、その特性を示すパラメータZが、
Δnd×0.3<Z<Δnd×0.8
を満たすように作成されることが望ましく、より好ましくは、
Δnd×0.5<Z<Δnd×0.7
とされる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、ディスクリネーションを抑制しながら広い視野角にわたって高いコントラスト比を維持することができる。また、本実施形態においては、基体21が第1偏光板11に対向するとともに位相差板23が液晶パネル14に対向するように光学補償板20が配置される。この構成によれば、基体21と位相差板23との位置関係を逆転させた構成と比較して、液晶18の複屈折性の影響を精度よく補償することができるという利点がある。すなわち、基体21が液晶パネル14に対向するとともに位相差板23が第1偏光板11に対向するように光学補償板20が配置された構成においては、位相差板23から出射した光が液晶パネル14に到達するまでに基体21を透過することによって当該基体21の複屈折性の影響を受ける可能性がある。このように基体21の複屈折性の影響を受けた光を液晶パネル14に入射させた場合には、たとえ液晶18の複屈折性の影響を補償し得るように位相差板23自体が作成されているとしても、これを完全に補償することができない。これに対し、本実施形態においては、基体21の第1軸P1および第2軸P2が第1偏光板11の透過軸T1ないし吸収軸R1と同方向とされた構成に加えて、基体21が位相差板23よりも第1偏光板11側に位置するように配置されるから、基体21を透過した第1偏光板11からの偏光に対し、液晶18の複屈折性の影響を補償し得る特性を精度よく付与することができるのである。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態のうち第1実施形態と同様の要素については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
図7は、本実施形態に係る液晶装置10の構成を示す断面図である。同図に示されるように、液晶パネル14と第1偏光板11との間にはマイクロレンズアレイ25が配置される。このマイクロレンズアレイ25は、各々が画素に対応する凸レンズ251がマトリクス状に配列された光透過性の板状部材である。第1偏光板11からの出射光は、マイクロレンズアレイ25の各凸レンズ251によって集光されたうえで対向電極151を透過して液晶18に入射する。したがって、このマイクロレンズアレイ25を配置しない構成と比較して、光の利用効率を向上させて明度に富んだ画像を表示することが可能となる。なお、図7においては液晶パネル14とマイクロレンズアレイ25とが離間して図示されているが、実際のマイクロレンズアレイ25は、これと屈折率が相違する樹脂材料の接着剤によって液晶パネル14の第1基板15に貼り付けられる。また、ここでは凸レンズ251を例示するが、凹レンズが面状に配列されたマイクロレンズアレイを使用してもよい。
一方、液晶パネル14の複屈折性を補償するための光学補償板20は、位相差板23が液晶パネル14に対向するとともに基体21が第2偏光板12に対向するように(すなわち位相差板23を挟んで液晶パネル14の反対側に基体21が位置するように)、液晶パネル14と第2偏光板12との間に配置される。この光学補償板20が満たすべき条件やその光学的な特性は第1実施形態と同様である。例えば、基体21の第1軸P1は第2偏光板12の透過軸T2の方向Yを向き、基体21の第2軸P2は第2偏光板12の吸収軸R2の方向Xを向く。本実施形態においても第1実施形態と同様の作用および効果が相される。
ところで、マイクロレンズアレイ25を透過した光は、各凸レンズ251の光学的な特性の影響を受ける。したがって、仮に光学補償板20をマイクロレンズアレイ25と第1偏光板11との間に配置した構成とすれば、液晶18の複屈折性を相殺するための特性が光学補償板20の透過光に付与されるように基体21や位相差板23の特性を決定したとしても、その直後にマイクロレンズアレイ25を透過することによって液晶パネル14への入射光の特性が変動し、この結果として液晶18の複屈折性の影響を充分に補償することができない可能性がある。これに対し、本実施形態においては、第2偏光板12と液晶パネル14との間に光学補償板20が配置されるから、液晶18の複屈折性の影響をさらに確実に抑制することができる。
<C:変形例>
以上に説明した各実施形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
各実施形態においては、位相差板23が液晶パネル14に対向する構成を例示したが、これとは逆に、基体21が液晶パネル14に対向するとともに位相差板23が第1偏光板11(第2実施形態においては第2偏光板12)に対向する構成としてもよい。また、各実施形態においては、液晶パネル14の一方の側のみに光学補償板20が配置された構成を例示したが、液晶パネル14と第1偏光板11との間および液晶パネル14と第2偏光板12との間の双方に光学補償板20(その向きは不問である)を配置してもよい。
(2)変形例2
各実施形態においては、第1基板15が光源31側に位置するとともに第2基板16が投射レンズ52側に位置する構成を例示したが、これとは逆に、対向電極151を有する第1基板15が液晶18に対して投射レンズ52側に配置されて第2偏光板12に対向するとともに、画素電極161を有する第2基板16が液晶18に対して光源31側に配置されて第1偏光板11に対向する構成としてもよい。
(3)変形例3
各実施形態においては、位相差板23が1軸の複屈折性を呈する構成を例示したが、この位相差板23が2軸の複屈折性を持った構成としてもよい。すなわち、液晶パネル14に平行な面内にて相互に直交する方向における位相差板23の各主屈折率nx1およびny1と、液晶パネル14に垂直な方向における位相差板23の主屈折率nz1とが、nx1>ny1>nz1を満たす構成としてもよい。つまり、本発明における光学補償板20は、2軸の複屈折性を示す基体21の表面上に1軸または2軸の複屈折性を示す位相差板23を貼り付けた板状の部材であり、かつ、基体21と位相差板23とを含む光学補償板20の全体としてみたときに、液晶パネル14に垂直な方向の屈折率nzが液晶パネル14に平行な方向の屈折率(面内の屈折率の最大値)nxやこれに直交する方向の屈折率nyよりも小さい構成であれば足りる。

(4)変形例4
各実施形態においては、液晶装置10を投射型表示装置に適用した構成を説明したが、本発明に係る表示装置の用途はこれに限定されない。例えば、携帯電話機やパーソナルコンピュータなど各種の電子機器の表示デバイスとしても採用される。本発明に係る液晶装置が適用される電子機器としては、携帯型情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。もっとも、熱伝導性が高いサファイアによって基体21が形成された表示装置や、耐熱性が高い無機材料によって配向膜152および162が形成された表示装置は、照射光の強度が高いために直視型の液晶装置よりも各部に熱が発生し易い投射型表示装置に特に好適である。
本発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の構成を示す説明図である。 この投射型表示装置を構成する液晶装置の構成を示す断面図である。 無電界時の液晶分子が配向する方向について説明するための斜視図である。 図3に示される要素を第1基板の表面に垂直な方向からみたときの平面図である。 光学補償板の基体の光学的な特性を示す図である。 パラメータZの変化の様子を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
D……投射型表示装置、10……液晶装置、30……照明光学系、31……光源、40……光分離光学系、51……ダイクロイックプリズム、52……投射レンズ、11……第1偏光板、12……第2偏光板、14……液晶パネル、15……第1基板、151……対向電極、152……配向膜、16……第2基板、161……画素電極、162……配向膜、17……シール材、18……液晶、M……液晶分子、20……光学補償板、21……基体、23……位相差板。

Claims (5)

  1. 光を出射する光源と、前記光源から出射した光を変調する液晶装置と、前記液晶装置によって変調された光を投射する投射レンズと、を備えた投射型表示装置であって、
    前記液晶装置は、相互に対向する一対の基板の間隙に垂直配向モードの液晶を封止して該液晶の分子の長軸が前記基板の法線に対して傾けて配向された液晶パネルと、
    前記光源から前記液晶パネルに至る光路上に配置された第1偏光板と、
    前記液晶パネルから前記投射レンズに至る光路上に配置された第2偏光板と、
    前記第2偏光板と前記液晶パネルとの間に配置され、前記第2偏光板と対向する基体と該基体の表面に配置されて前記液晶パネルと対向する位相差板とを有した光学補償板と、
    を有し、
    前記位相差板は、2軸の複屈折性を有し、前記位相差板の面内における遅軸または速軸の方向は、前記第1偏光板または前記第2偏光板の透過軸の方向、及び前記液晶の分子の傾けられた長軸を前記基板の表面に正射影した方向と異なるように設定されており、
    前記基体は、前記基体の板面に平行な面内に光学的な遅軸を有し、前記基体の前記遅軸と前記第2偏光板の透過軸は、平行となるように配置されていることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記光学補償板の前記基体は、前記位相差板よりも熱伝導率が高い材料からなることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記位相差板の面内における遅軸または速軸の方向と、前記液晶の分子の傾けられた長軸を前記基板の表面に正射影した方向とのなす角度θは、40°≦θ≦50°を満たすことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  4. 前記光学補償板の板面に平行な面内における屈折率の最大値nxと、この屈折率nxとなる方向に直交する方向での屈折率nyと、当該光学補償板の厚さd0[nm]とは、
    20[nm]<(nx−ny)×d0<180[nm]
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  5. 前記液晶パネルのリタデーションΔndと、前記光学補償板の板面に平行な面内における屈折率の最大値nxと、この屈折率nxとなる方向に直交する方向での屈折率nyと、前記液晶パネルに垂直な方向における前記光学補償板の屈折率nzと、前記光学補償板の厚さd0とは、
    Δnd×0.3<{(nx+ny)/2−nz}×d0<Δnd×0.8
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
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