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JP4351015B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報端末及びそれを用いた通信方法に係り、移動透過性を実現するモビリティ制御ネットワークにおける呼び出し制御やセッション管理、更にはコールバック等に特徴を有する情報端末及びそれを用いた通信方法に関する。
従来、送信端末と移動端末との間で通信を行う場合、送信端末による呼び出しから通信セッションの確立までを単一の通信方式に基づいて行うのが一般的であり、例えばセルラー方式の場合には全ての処理をセルラー方式に基づいて行っている。
ここで、例えば無線LANをアクセス方式としてIP電話をかける場合を例に挙げて説明すると、従来技術では、送信端末がIP電話による呼び出しを行った場合、移動端末が無線LANが利用可能な通信環境下にあり且つ無線LAN I/Fが起動している場合にはじめて通信が可能となる。つまり、移動端末が、無線LANが利用不可能な通信環境下にある場合や、無線LAN I/Fが休止状態であった場合には、当該移動端末のユーザは自分が呼び出されたことすら認識することができない。このような場合には、移動端末が、無線LANが利用可能な通信環境にて自己の無線LAN I/Fを起動し、留守番電話等により送信端末からの呼び出しがあったことを認識し、改めて送信端末を呼び出すことで、はじめて送信端末と移動端末との間の通信が実際になされることになる。
ここで、例えば非特許文献1には、無線LANでは、ある一定時間データを送受信しない場合、端末の省電力化のために無線LAN I/Fを停止することから、当該無線LAN I/Fを介する通信ができないといった問題に鑑みて、既存セルラーシステムの高速なページング機能を利用することで、無線LANにおけるページング機能を実現するセルラー/無線LAN連携ページング方式に関する技術が開示されている。即ち、この技術では、無線LAN I/Fが停止状態にある移動端末が、セルラーネットワークよりページングを受けると、無線LAN I/Fを介してIPターミナルとのセッションを確立することで通信可能な状態となることを特徴としている。
2003年電子情報通信学会総合大会予稿集 B-5-288 「セルラー/無線LAN連携ページング方式の実装、及び評価」岩間ほか
しかしながら、前述したような従来技術において、送信端末からの呼び出しを極力受信しようとすると、無線LANが利用可能な通信環境において常に無線LANカードを起動しておく必要があり、これが移動端末の移動範囲を制限し、且つ消費電力を非常に大きくする要因となる。また、移動端末が呼び出しを認識するまでの時間が長時間となる可能性もあり、緊急に連絡を取りたい場合の通信手段としては好適ではない。更に、非特許文献1により開示された技術では、電子メールの情報に基づいた呼び出し制御やセッション管理、更にはコールバック等については何等示唆も開示もされていない。
本発明の目的とするところは、送信端末より電子メール等で呼び出された時にのみ無線LAN I/Fを起動させることで、常に無線LAN I/Fを起動させる現状に比べて消費電力を抑えることを可能とし、更には電子メール等の情報に基づいた呼び出し制御やセッション管理、移動端末からのコールバック等も適宜可能とすることにある。
本発明の第1の発明によれば、発呼を行なうコレスポンデントノードと、前記コレスポンデントノードに接続されたサーバと、前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続される移動端末とを具備する無線通信システムにおいて、前記サーバは、電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースと、前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信する手段とを具備し、前記移動端末は、第2の無線通信回線による通信を行なうための無線制御部と、前記サーバから送信された電子メールを前記第1の無線通信回線を介して受信し、この受信した電子メールの内容に従い前記無線制御部を起動する起動手段と、前記起動された無線制御部により、前記第2の無線通信回線を介して、前記サーバを介して前記コレスポンデントノードに発呼を行ない、又は、前記コレスポンデントノードに直接発呼を行なう手段とを具備する無線通信システム、である。
本発明の第2の発明によれば、発呼を行なうコレスポンデントノードと、前記コレスポンデントノードに接続されたサーバと、前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続される移動端末とを具備する無線通信システムにおけるサーバにおいて、前記サーバは、電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースと、前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信する手段と、前記移動端末から第2の無線通信回線を介した発呼を前記コレスポンデントノードに送信する手段とを具備するサーバ、である。
本発明によれば、送信端末より電子メール等で呼び出された時にのみ無線LAN I/Fを起動させることで、常に無線LAN I/Fを起動させる現状に比べて消費電力を抑えることを可能とし、更には電子メール等の情報に基づいた呼び出し制御やセッション管理、移動端末からのコールバック等も適宜可能とする情報端末及びそれを用いた通信方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る情報端末及びその周辺機器の構成を示し説明する。この図1に示されるように、外部端末2は、セルラー/PHS通信網を介して情報端末1と通信自在に接続されており、更に当該情報端末1は、無線LAN通信網を介して外部端末2及び通信相手端末3と通信自在に接続されている。通信相手端末3とは、無線LAN機能1cの起動要求を送出した外部端末2以外の端末を意味している。
さらに、情報端末1は、無線LAN機能1cと、セルラー/PHS通信網を介して接続された外部端末2からの電子メール又はSIP機能による電子メールによって発せられる命令を受信する命令受信機能1aと、当該電子メールのボディ部に記述された命令に従って無線LAN機能1cを起動する無線LAN起動機能1bと、を有している。
ここで、外部端末2から情報端末1に送信される電子メールの構造例は、図2に示される通りである。即ち、電子メールのパケットは、ヘッダ部とボディ部からなり、ボディ部に記述された命令は、少なくとも時間情報と接続要求先に関する情報を含む。
以下、図3のフローチャートを参照して、第1の実施の形態に係る情報端末1による動作を説明する。情報端末1は、外部端末2よりセルラー/PHS通信網を介して送信された電子メールを命令受信機能1aにて受信すると、無線LAN起動機能1bが当該電子メールのボディ部の命令(時間情報、接続先情報)を解析する(ステップS2)。
そして、無線LAN起動機能1bは、時間情報を基に無線LAN機能1cの起動タイミングを決定し(ステップS3)、無線LAN機能1cは、接続要求先に関する情報に基づいて接続先(外部端末2、通信相手端末3)を特定し、特定された接続先に対してSIP機能を利用してセッションを確立し、データ通信を行う(ステップS4)。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、外部端末2より電子メール等で呼び出された時にのみ無線LAN I/Fを起動させることで、常に無線LAN I/Fを起動させる現状に比べて消費電力を抑えることを可能とする。
更には、電子メール等のボディ部の情報(時間情報、接続先情報)に基づいた通信、例えば三者間通信等を可能とする。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る情報端末及びその周辺機器の構成を示し説明する。図4に示されるように、コレスポンデントノード(CN:Correspondent Node)11はSIPサーバ12と通信自在に接続されており、当該SIPサーバ12はセルラー/PHS通信網を介して基地局(BS;Base Station)15と通信自在に接続されている。更に、このBS15は、モバイルノード(MN:Mobile Node)13と通信自在に接続されており、当該MN13は、アクセスポイント(AP:Access Point)14と通信自在に接続されている。このMN13は、更にAP14及び無線LAN通信網を経由して、SIPサーバ12を介してCN11と通信自在に接続されると共に、MN16と通信自在に接続されている。
ここで、図5は上記各部の構成を更に具現化して示した図である。
図5に示されるように、SIPサーバ12は、呼び出し制御部21とロケーションDB22とを有している。呼び出し制御部21は、呼び出し部21aと切換検知部21b、エラーメッセージ書き込み部21cを有している。ロケーションDB22は、MN13のSIPURI、携帯(PHS)番号、電子メールアドレスを管理している。尚、ロケーションDB22をSIPサーバ12とは別のサーバが保持する構成としてもよい。
一方、MN13は、セルラー/PHS制御部31、無線LAN制御部32、TCP/IP制御部33、SIPUA(User Agent)34を有している。更に、セルラー/PHS制御部31は呼び出し制御部31aを有し、無線LAN制御部32はI/F起動制御部32aを有し、SIPUA34は呼び出し受付部34aと無線LAN I/F制御部34bとを有している。尚、無線LAN I/Fは、無線LAN 制御部32に概念上含まれている。
以下、図4及び図5を参照して、第2の実施の形態に係る情報端末及びその周辺機器による一連の通信の流れについて詳細に説明する。
先ず、無線LAN I/Fが起動されているか否かを確認し、当該確認の結果、無線LAN I/Fが起動していない場合には以下の流れ沿って通信が行われることになる。
CN11からMN13(SIPURI)に対する呼び出しメッセージ(以下、INVITEメッセージと称する)が送信されると(#1)、SIPサーバ12では、呼び出し制御部21の呼び出し部21aが、当該INVITEメッセージを受け付け、セルラー/PHS通信網を介した通信が可能かどうかロケーションDB22に問い合わせる。その結果として、セルラー/PHS通信網を介しての通信が可能であると判断した場合には、呼び出し部21aが、CN11からのINVITEメッセージの内容をSIPメッセージとして含む呼び出し信号をMN13に送信することでMN13に対する呼び出しを行う(#2)。
そして、MN13を呼び出すことができない場合には、SIPサーバ12は、所定のエラーメッセージをCN11に送信する(#11)。
MN13では、セルラー/PHS制御部31の呼び出し制御部31aが、セルラー/PHS通信網を介した上記呼び出しを検知(着呼)し(#3)、その旨をTCP/IP制御部33を介してSIPUA34に通知し、呼び出し受付部34aに情報を引き渡す。呼び出し受付部34aは、この情報を受け取ると、所定の制御信号を無線LAN I/F制御部34bに出力する。無線LAN I/F制御部34bは、この制御信号を受けると、無線LAN制御部32のI/F起動制御部32aに対して無線LAN I/Fの起動命令を通知し、実際に起動させる(#4)。AP検知部32bは、無線LAN AP14を探索し(#5)、当該無線LAN AP14からの応答(IP付与)を受けると(#6)、その旨をTCP/IP制御部33を介してSIPUA34に通知する。これにより、無線LAN通信網を介した通信が可能であると判断したSIPUA34は、その旨の情報をTCP/IP制御部33を介してセルラー/PHS制御部31に送信する。セルラー/PHS制御部31では、この情報を受けると、呼び出し制御部31aがセルラー/PHS通信網を介した通信の切断要求を行う(#7)。
この切断要求を受けると、SIPサーバ12では、呼び出し制御部21の切断検知部21bが、セルラー/PHS通信網を介した呼び出しを切断する。そして、エラーメッセージ書き込み部21cは、MN13が無線LAN通信網を介した通信が可能であるのでSIPサーバ12からの呼び出しを切断する旨を書き込んだエラーメッセージを生成し、当該エラーメッセージをCN11に送信する(#8)。尚、MN13が、無線LAN通信網を介した通信が不可能である場合には、SIPサーバ12は、MN13から、BS15、セルラー/PHS通信網を介したINVITEメッセージを受け付け、通信を開始する。
MN13では、無線LAN通信網を介した通信が可能である場合には、無線LAN制御部32が、INVITEメッセージをAP14、無線LAN通信網を介してSIPサーバ12又は他のMN16に送信する(#9)。SIPサーバ12は、MN13からのINVITEメッセージを受信すると、呼び出し制御部21が、当該INVITEメッセージをCN11に送信する(#10)。以上で、一連の動作を終了する。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、CN11より呼び出された時にのみ無線LAN I/Fを起動させることで、常に無線LAN I/Fを起動させる現状に比べて消費電力を抑えることが可能となる。
更に、無線LAN I/F通信網を介した通信が可能であると判断した場合にSIPサーバ12からの呼び出しを切断し、新たにMN13からINVITEメッセージをCN11に向けて送信するような所謂コールバックの手法を採用することで、無線LAN通信網を介した広帯域且つ高速な通信も可能となる。また、受信側のMN13の通信準備が整った段階で、MN13にでCN11等に向けた通信を当該MN13より行うことができる。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
図6には、本発明の第3の実施の形態に係る情報端末及びその周辺機器の構成を示し説明する。この図6に示されるように、CN11はSIPサーバ12と通信自在に接続されており、当該SIPサーバ12はセルラー/PHS通信網を介してMN13と通信自在に接続されており、当該MN13は、AP14と通信自在に接続されている。このMN13は、更にAP14及び無線LAN通信網を経由して、SIPサーバ12を介してCN11と通信自在に接続されると共に、MN16と通信自在に接続されている。
尚、SIPサーバ12は、任意的な構成要素であり、SIP機能による電子メールを用いない場合には当該SIPサーバ12を介することなくCN11とMN13とが通信自在に接続されるように構成されることは勿論である。
ここで、図7は上記各部の構成を更に具現化して示した図である。
図7に示されるように、SIPサーバ12は、呼び出し制御部21とロケーションDB22とを有している。更に呼び出し制御部21は、メール呼び出し部21dと切換検知部21b、エラーメッセージ書き込み部21cを有している。尚、このロケーションDB22は、MN13のSIPURI、携帯(PHS)番号、メールアドレスを管理している。ロケーションDB22をSIPサーバ12とは別のサーバが保持する構成としてもよい。
一方、MN13は、セルラー/PHS制御部31、無線LAN制御部32、TCP/IP制御部33、メーラー35、SIPUA34を有している。更に、セルラー/PHS制御部31は呼び出し制御部31aを有し、無線LAN制御部32はI/F起動制御部32aとAP検知部32bとを有し、SIPUA34は呼び出し受付部34aと無線LAN I/F制御部34bとを有している。尚、無線LAN I/Fは、無線LAN 制御部32に概念上含まれている。
以下、図6及び図7を参照して、第3の実施の形態に係る情報端末及びその周辺機器による一連の通信の流れについて詳細に説明する。
先ず、無線LAN I/Fが起動されているか否かを確認し、当該確認の結果、無線LAN I/Fが起動していない場合には以下の流れ沿って通信が行われることになる。
CN11からMN13(SIPURI)に対する呼び出しメッセージ(以下、INVITEメッセージと称する)が送信されると(#11)、SIPサーバ12では、呼び出し制御部21のメール呼び出し部21aが、当該INVITEメッセージを受け付け、セルラー/PHS通信網を介した通信が可能かどうかロケーションDB22に問い合わせる。このとき、併せてMN13の電子メールアドレス等も検出される。その結果として、セルラー/PHS通信網を介しての通信が可能であると判断した場合には、メール呼び出し部21aが、CN11からのINVITEメッセージの内容を電子メールのボディ部にSIPメッセージとして書き込み、上記電子メールアドレス宛の電子メールをMN13に送信することで呼び出しを行う(#12)。尚、この第3の実施の形態において、SIP機能による電子メールの送信手法を採用せずに、CN11から直接MN13の電子メールアドレス宛に電子メールを送信するような手法を採用してもよく、その場合にはSIPサーバ12は不要となる。この場合、SIPUA34も構成上は不要となり、無線LAN I/F制御部34bの役割をセルラー/PHS制御部31の無線LAN I/F制御部32bが担うこととなる。
一方、SIPサーバ12の呼び出し制御部21のメール呼び出し部21aが、ロケーションDB22に問い合わせをした結果、MN13に対してセルラー/PHS通信網を介して電子メールを送信できないと判断した場合には、CN11に対して、その旨のエラーメッセージを送信することとしている(#13)。
MN13では、セルラー/PHS制御部31の呼び出し制御部31aが、セルラー/PHS通信網を介した上記電子メールを受信し(#14)、当該電子メールをTCP/IP制御部33を介してメーラー35に送る。このとき、セルラー/PHS制御部31の呼び出し制御部31aは、SIPサーバ12に対して受信通知を行う(#15)。
メーラー35は、内部の情報解析部35aによりSIPサーバ12より送信された電子メールのボディ部に記述された内容を解析し、当該解析結果に基づいて呼び出し受付部34aに制御信号を出力する。即ち、このメーラー35は、内部に情報解析部35aによりSIPサーバ12より送信された呼び出し信号が記述された電子メールのボディ部に記述された内容を解析することで、MN13からのINVITEメッセージの送信先や送信タイミングを特定し、所定の制御信号を出力することになる。
そして、呼び出し受付部34aは、このメーラー35からの制御信号に基づいて更なる制御信号を生成し、無線LAN I/F制御部34bに向けて出力する。
無線LAN I/F制御部34bは、この制御信号を受けると、無線LAN制御部32のI/F起動制御部32aに対して無線LAN I/Fの起動命令を通知し、実際に起動させる(#17)。無線LAN I/Fとしての機能も備えるAP検知部32bは、無線LAN AP14を探索し(#18)、当該無線LAN AP14からの応答(IP付与)を受けると(#19)、無線LAN制御部32が、INVITEメッセージをAP14、無線LAN通信網を介してSIPサーバ12又は他のMN16に送信する(#20)。
SIPサーバ12は、MN13からのINVITEメッセージを受信すると、呼び出し制御部21が、当該INVITEメッセージをCN11に送信する(#21)。
以上で一連の動作を終了する。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、CN11より呼び出された時にのみ無線LAN I/Fを起動させることで、常に無線LAN I/Fを起動させる現状に比べて消費電力を抑えることが可能とする。
更には、電子メール等のボディ部の情報(時間情報、接続先情報)に基づいた通信、例えば三者間通信等を可能とする。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることが勿論である。
例えば、上記第1,3の実施の形態では、電子メールで時間情報及び接続先情報を指定する例を示したが、これらに限定されず、種々の事項を指定することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る情報端末1及びその周辺機器の構成図。 本発明の第1の実施の形態において、外部端末2より送信される電子メールのパケットの構造例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る情報端末1による一例の動作を詳細に説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る情報端末1とその周辺機器との間の通信について詳細に説明するための概念図。 本発明の第2の実施の形態に係る情報端末1及びその周辺機器の構成図。 本発明の第3の実施の形態に係る情報端末1とその周辺機器との間の通信について詳細に説明するための概念図。 本発明の第3の実施の形態に係る情報端末1及びその周辺機器の構成図。
符号の説明
1・・・情報端末、1a・・・命令受信機能、1b・・・無線LAN起動機能、1c・・・無線LAN機能、2・・・外部端末、3・・・通信相手端末、11・・・CN、12・・・SIPサーバ、13・・・MN、14・・・AP、15・・・BS、16・・・MN、21・・・呼び出し制御部、21a・・・メール呼び出し部、21b・・・切換検知部、21c・・・エラーメッセージ書き込み部、22・・・ロケーションDB、31・・・セルラー/PHS制御部、31a・・・呼び出し制御部、31b・・・無線LAN I/F制御部、32・・・無線LAN制御部、32a・・・I/F起動制御部、32b・・・AP検知部、33・・・TCP/IP制御部、34・・・SIP UA、34a・・・呼び出し受付部、34b・・・無線LAN I/F制御部、35・・・メーラー。

Claims (10)

  1. 発呼を行なうコレスポンデントノードと、
    前記コレスポンデントノードに接続されたサーバと、
    前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続される移動端末とを具備する無線通信システムにおいて、
    前記サーバは、
    電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースと、
    前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信する手段とを具備し、
    前記移動端末は、
    第2の無線通信回線による通信を行なうための無線制御部と、
    前記サーバから送信された電子メールを前記第1の無線通信回線を介して受信し、この受信した電子メールの内容に従い前記無線制御部を起動する起動手段と、
    前記起動された無線制御部により、前記第2の無線通信回線を介して、前記サーバを介して前記コレスポンデントノードに発呼を行ない、又は、前記コレスポンデントノードに直接発呼を行なう手段と
    を具備する無線通信システム。
  2. 発呼を行なうコレスポンデントノードと、
    前記コレスポンデントノードに接続されたサーバと、
    前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続される移動端末とを具備する無線通信システムにおけるサーバにおいて、
    前記サーバは、
    電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースと、
    前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信する手段と、
    前記移動端末から第2の無線通信回線を介した発呼を前記コレスポンデントノードに送信する手段と
    を具備するサーバ。
  3. 発呼を行なうコレスポンデントノードと、
    前記コレスポンデントノードに接続され、電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースを具備するサーバと、
    前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続され、第2の無線通信回線による通信を行なうための無線制御部を具備する移動端末とを具備する無線通信システムにおける無線通信方法において、
    前記サーバが、前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信し、
    前記移動端末が、前記サーバから送信された電子メールを前記第1の無線通信回線を介して受信し、この受信した電子メールの内容に従い前記無線制御部を起動し、前記起動された無線制御部により、前記第2の無線通信回線を介して、前記サーバを介して前記コレスポンデントノードに発呼を行ない、又は、前記コレスポンデントノードに直接発呼を行なうことを特徴とする方法。
  4. 発呼を行なうコレスポンデントノードと、
    前記コレスポンデントノードに接続され、電話番号と、移動端末のメールアドレスとを互いに関連付けて記憶するロケーションデータベースを具備するサーバと、
    前記サーバと第1の無線通信回線を介して接続される移動端末とを具備する無線通信システムにおけるサーバの無線通信方法において、
    前記発呼の内容を電子メールに埋め込み、前記発呼に含まれる電話番号に対応する移動端末のメールアドレスを前記ロケーションデータベースから得て、この得られたメールアドレスに前記発呼の内容が埋め込まれた電子メールを第1の無線通信回線を介して前記移動端末に送信し、
    前記移動端末から第2の無線通信回線を介した発呼を前記コレスポンデントノードに送信することを特徴とする方法。
  5. 前記第1の無線通信回線はセルラー/PHS回線であり、前記第2の無線通信回線は無線LANであることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  6. 前記第1の無線通信回線はセルラー/PHS回線であり、前記第2の無線通信回線は無線LANであることを特徴とする請求項2記載のサーバ。
  7. 前記電子メールは、前記移動端末の無線制御部を起動する時間を示す時間情報が埋め込まれ、
    前記移動端末は、前記時間情報に基づいて、前記無線制御部を起動する請求項1記載の無線通信システム。
  8. 前記電子メールは、前記移動端末の無線制御部を起動する時間を示す時間情報が埋め込まれ、
    前記移動端末は、前記時間情報に基づいて、前記無線制御部を起動する請求項2記載のサーバ。
  9. 前記電子メールは、前記移動端末からの接続要求先を示す接続要求先情報が埋め込まれ、
    前記移動端末は、前記接続要求先情報を含む発呼を行なうことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  10. 前記電子メールは、前記移動端末からの接続要求先を示す接続要求先情報が埋め込まれ、
    前記移動端末は、前記接続要求先情報を含む発呼を行なうことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
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