JP4329113B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチング電源装置に関わり、特に主スイッチング素子のオン時にトランスにエネルギーを蓄え、前記主スイッチング素子のオフ時に前記トランスに蓄えたエネルギーを出力側に送り出すスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種のスイッチング電源装置として例えば自励式または他励式のフライバックコンバータ一が知られており、図10はいわゆるRCC(リンギング・チョーク・コンバータ)と呼ばれる自励式のフライバックコンバータを示しているが、同図において、直流電源Eからの直流入力電圧Viが印加される入力端子+Vi,−Viの両端間には、入力コンデンサC1が接続されると共に、トランスT1の1次巻線Np1とMOS型FETからなる主スイッチング素子Q1の直列回路が接続される。トランスT1には、他に2次巻線Ns1と主スイッチング素子Q1の駆動巻線Nd1が設けられており、駆動巻線Nd1のドット側端子は、起動抵抗R1を介して主スイッチング素子Q1の制御端子すなわちゲートに接続され、駆動巻線Nd1の非ドット側端子は、主スイッチング素子Q1のソースに接続される。一方、トランスT1の2次巻線Ns1には、ダイオードD11とコンデンサC12とからなる2次側整流平滑回路が接続されており、コンデンサC12の両端間に接続した出力端子+Vo1,−Vo1から負荷RLに、直流出力電圧Voを供給するようになっている。
【0003】
次に、図11の各波形図を参照して、上記回路の動作を説明する。なお、この図11では、定格負荷(A)時および軽負荷(B)時における主スイッチング素子Q1のドレイン・ソース電圧VDS1 と、主スイッチング素子Q1のドレインを流れる電流IQ1がそれぞれ示されている。
【0004】
起動抵抗R1に電流が流れて主スイッチング素子Q1がオンすると、トランスT1の1次巻線Np1に直流入力電圧Viが印加され、駆動巻線Nd1のドット側端子に正極性の電圧が誘起される。この電圧は、主スイッチング素子Q1をさらにオンする正帰還の電圧となる。一方、トランスT1の2次巻線Ns1もドット側端子に正極性の電圧が誘起されるが、ダイオードD11に対し逆方向に加わるため、このダイオードD11はオフする。したがって、主スイッチング素子Q1のオン期間中はトランスT1にエネルギーが蓄えられ、コンデンサC12の放電により負荷RLに負荷電流が供給される。
【0005】
主スイッチング素子Q1がオンすると、トランスT1の1次巻線Np1ひいてはスイッチング素子Q1を流れる電流IQ1は時間に比例して増大する。しかし、ある値に達すると主スイッチング素子Q1の特性によりそれ以上電流は流れなくなり、主スイッチング素子Q1のドレイン・ソース電圧VDS1 が増大する。それと同時に、トランスT1の1次巻線Np1ひいては駆動巻線Nd1の電圧が下がって、主スイッチング素子Q1がオフし、それまで1次巻線Np1を流れていた電流の慣性により、今度はトランスT1の1次巻線Np1および2次巻線Ns1の非ドット側端子に正極性の電圧が発生する。これにより、ダイオードD11がオンして、主スイッチング素子Q1のオン期間中に蓄えられたトランスT1のエネルギーが、ダイオードD11を通してコンデンサC12側に送り出される。
【0006】
ところで、上記自励式のリンギングチョークコンバータは、主スイッチング素子Q1の発振周波数が負荷電流に反比例し、図11に示すように軽負荷になる程高くなる。しかし、発振周波数が高くなると、その分だけ主スイッチング素子Q1のオン,オフ切換時における損失(スイッチングロス)が大きくなり、効率の悪化を招くという問題を有していた。
【0007】
一方、この種のスイッチング電源装置においては、トランスの2次巻線に誘起した電圧を整流する整流回路に整流ダイオードを使用すると、この整流ダイオードの順方向電圧による損失が大きいため、例えば電界効果トランジスタ(MOS型FET)のような整流スイッチング素子を代わりに用いた同期整流回路が知られている。
【0008】
例えば特開平7-115766号公報には、フライバック型のスイッチング電源装置において、主スイッチング素子をオフするのに伴ない、MOS型FETからなる整流スイッチング素子のボディダイオードを通してカレントトランスに電流が流れると、カレントトランスの2次巻線に接続した抵抗によってこの電流に見合う電圧が発生し、この電圧と基準電圧とを比較する比較器の出力がH(ハイ)レベルになって、駆動回路を通して整流スイッチング素子がオンする。その後、トランスに蓄えられたエネルギーが出力側に移動し、整流スイッチング素子を流れる電流がゼロになると、比較器の出力がL(ロー)レベルになって、整流スイッチング素子をオフさせる同期整流回路が開示されている。そしてこの場合は、整流スイッチング素子に電流が流れなくなったときに、整流スイッチング素子をオフさせる制御信号を与えることにより、トランスの補助巻線電圧を反転させて、主スイッチング素子のオン信号を送出するようにしている。
【0009】
また、特許第2976180号公報にも、整流スイッチング素子を流れる電流をカレントトランスで検出して、この整流スイッチング素子をオン,オフさせる同期整流回路が開示されている。具体的には、ダイオードと整流スイッチング素子であるMOS型FETとの並列回路にカレントトランスの1次巻線を直列に接続し、カレントトランスの2次巻線に抵抗を並列に接続し、この抵抗とMOS型FETのゲートとの間にカレントトランスの出力インピーダンスを下げるバッファアンプを接続して構成され、フライバックコンバータを構成するトランスの励磁エネルギーが電気エネルギーとして放出し終わると、カレントトランスの出力信号の極性を反転させ、整流スイッチング素子をオフにする。これにより、出力電流が小さくなって不連続期間が生じたときの逆電流の発生を防止して、効率の向上を図るようにしている。
【0010】
このように、上記同期整流回路においては、主スイッチング素子に同期して整流スイッチング素子を単にオンさせるだけでなく、整流スイッチング素子を流れる逆電流を阻止するために、強制的にオフさせるように構成している。
【0011】
しかし、上記従来技術では、カレントトランスを流れる電流を監視して整流スイッチング素子をオンさせるため、立ち上りが遅く整流スイッチング素子の効率向上を果たせない。また、上記特許第2976180号公報では、カレントトランスに電流が流れると、バッファアンプを構成する一方のトランジスタを経由して、出力電圧がMOS型FETのゲートに供給されるようになっているが、近年は出力電圧がDC2Vや3.3Vなどの低電圧化の要求が高まっているので、こうした低出力電圧の下で整流スイッチング素子を駆動することができない。
【0012】
そこで本発明は上記問題点に鑑み、軽負荷や無負荷の状態になっても、主スイッチング素子のスイッチングロスが大きくならず、しかも整流スイッチング素子の効率を向上するとともに、電源装置の低出力電圧化に対応できることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のスイッチング電源装置は、主スイッチング素子のオン時にトランスにエネルギーを蓄え、前記主スイッチング素子のオフ時に前記トランスに蓄えたエネルギーを出力側に送り出すスイッチング電源装置において、前記トランスの1次側に巻回される1次補助巻線と、前記主スイッチング素子と逆にオン・オフ動作する双方向導通性スイッチ素子からなる整流素子および平滑コンデンサからなり前記1次補助巻線に誘起した電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記トランスの2次巻線に接続される整流スイッチング素子と、この整流スイッチング素子を流れる電流を検出するカレントトランスと、前記トランスの2次側に巻回される2次補助巻線と、この2次補助巻線に発生した電圧を前記整流スイッチング素子にオン信号として供給する整流スイッチング素子駆動回路と、前記カレントトランスの2次巻線に発生した検出信号により、前記整流スイッチング素子を流れる電流が逆向きになる前に前記整流スイッチング素子をオフさせる整流スイッチング素子停止回路とを備えて構成される。
【0014】
軽負荷や無負荷の状態では、主スイッチング素子のオフ時において、トランスに蓄えられたエネルギーが全て出力側に移ると、それまで1次補助巻線から整流素子を経て平滑コンデンサに一旦蓄えられたエネルギーが、前記1次補助巻線に向けて逆向きの電流として流れ、トランスの1次巻線から入力側に戻される。これにより、前記補助巻線と1次補助巻線で逆向きに電流を流す期間が確保され、主スイッチング素子への駆動信号のパルス幅の安定化が図られる。したがって、自励式のフライバックコンバータにおいては、軽負荷や無負荷の状態において、主スイッチング素子の発振周波数が極端に高くなることを防止でき、主スイッチング素子のスイッチングロスを低減できる。
【0015】
また、整流スイッチング素子に電流が流れ始めると、整流スイッチング素子がインピーダンスの高いカレントトランスではなく、インピーダンスの低い2次補助巻線に誘起された電圧により急激に立ち上がるので、整流スイッチング素子は電流の流れが最大値に近い時点で素早くオンする。したがって、従来のカレントトランスによる駆動に比べて、整流スイッチング素子のオン抵抗を小さくすることができ、整流スイッチング素子ひいては電源装置の効率を向上できる。また、2次補助巻線に誘起した電圧を、そのまま整流スイッチング素子の駆動信号として供給しているので、出力電圧に左右されることなく、2次補助巻線のターン数を適宜変えるだけで、整流スイッチング素子をオンさせるに十分な電圧を供給することができ、電源装置の低出力電圧化に対応できる。しかも、整流スイッチング素子を流れる電流が逆向きになる前に、整流スイッチング素子はオフするので、逆電流の発生を確実に阻止できる。
【0016】
【発明の実施形態】
以下、本発明におけるスイッチング電源装置の各実施例を添付図面を参照して説明する。図1から図3は本発明の第1実施例を示し、回路図をあらわしたした図1において、1は直流入力電圧を供給する直流電源、2は1次側と2次側とを絶縁するトランスであり、直流電源1の両端間にトランス2の1次巻線3と例えばMOS型FETからなる主スイッチング素子4との直列回路が接続される。また、トランス2の2次巻線5には、同期整流回路を構成する整流素子として、例えばMOS型FETからなる整流スイッチング素子6が接続される。そして、この整流スイッチング素子6と平滑コンデンサ7とにより、トランス2の2次側の整流平滑回路を構成している。なお、8は整流スイッチング素子6に内蔵するボディダイオード、+Vo,−Voは、平滑コンデンサ7の両端間に接続した出力端子、Cは入力端子間に接続された入力コンデンサである。
【0017】
本実施例は、いわゆるフライバック式DC/DCコンバータの回路構成を有し、主スイッチング素子4がオンすると、直流電源1からの入力電圧がトランス2の1次巻線に印加され、トランス2にエネルギーが蓄積される。一方、主スイッチング素子4がオフすると、トランス2に蓄えられたエネルギーが、整流スイッチング素子6またはボディダイオード8を通して、平滑コンデンサ7や出力端子+Vo,−Vo間に接続する負荷(図示せず)に送り出されるようになっている。
【0018】
11は、整流スイッチング素子6またはボディダイオード8を流れる電流を検出する電流検出器としてのカレントトランスである。カレントトランス11は、その1次巻線12をトランス2の2次巻線5と整流スイッチング素子6との間に挿入接続し、2次巻線13の両端間に抵抗14が接続される。そして、抵抗14の一端はコンデンサ15と抵抗16とを並列接続して構成されるスピードアップ回路17の一端が接続され、抵抗14の他端はカレントトランス11の1次巻線12から整流スイッチング素子6に至るラインに接続される。これらのカレントトランス11,抵抗14およびスピードアップ回路17は、カレントトランス11の2次巻線13に発生した検出信号により整流スイッチング素子6をオフさせる整流スイッチング素子停止回路18を構成している。
【0019】
前記トランス2は、1次巻線3および2次巻線5の他に、独立した2次補助巻線としての補助巻線21を2次側に備えており、この補助巻線21に発生した電圧を前記整流スイッチング素子6にオン信号として供給する整流スイッチング素子駆動回路22が、補助巻線21から整流スイッチング素子6のゲートに至る間に設けられる。整流スイッチング素子駆動回路22は、補助巻線21の一端(非ドット側端子)に抵抗23とダイオード24との直列回路を接続し、ダイオード24のカソードに、抵抗25,26とNPN型のトランジスタ27とからなるインピーダンス変換回路としてのエミッタ・ホロワを接続し、トランジスタ27のエミッタを整流スイッチング素子6のゲートに接続している。また、一端をトランジスタ27のベースに接続した抵抗26の他端は、別のPNP型のトランジスタ28のエミッタが接続され、このトランジスタ28のエミッタと整流スイッチング素子6のゲートとの間に、放電用のダイオード29が接続されるとともに、トランジスタ28のエミッタ・ベース間に抵抗30が接続される。そして、トランジスタ28のベースが前記スピードアップ回路17の他端に接続され、トランジスタ28のコレクタと、前記補助巻線21の他端(ドット側端子)が、カレントトランス11の1次巻線12から整流スイッチング素子6に至るラインに接続される。
【0020】
前記トランス2はさらに、独立した1次補助巻線としての補助巻線31を1次側に備えており、この補助巻線31には、前記主スイッチング素子4と逆にオン・オフ動作する双方向導通性スイッチ素子からなる整流素子32および平滑コンデンサ33からなり、前記補助巻線31に誘起した電圧を整流平滑する整流平滑回路34が接続されている。前記平滑コンデンサ33の両端間にはダミー抵抗35が接続される。36は前記主スイッチング素子4を駆動するために独立した発振回路を内臓した制御回路であり、この制御回路36は出力電圧Voの安定化を図るために出力電圧Voを検出する電圧検出回路37と共に電圧帰還制御ループを形成している。前記制御回路36と前記整流素子32との間に、前記整流素子32の駆動回路となるNOT回路38が挿入接続されている。前記整流素子32のソースがコンデンサ33の他端に接続する接地ラインに接続されると共に、整流素子32のドレインが補助巻線31のドット側端子に接続される。
【0021】
上記構成につき、その同期整流回路の作用を図2の波形図を参照しながら説明する。なお、この図2において、最上段の波形(a)は主スイッチング素子4のゲート・ソース間電圧であり、以下、波形(b)はカレントトランス11の1次巻線12から整流スイッチング素子6に至るラインを基準として、トランジスタ27のコレクタに発生する電圧であり、波形(c)は抵抗14の両端間電圧であり、波形(d)は整流用スイッチング素子6のゲート・ソース間電圧であり、波形(e)はカレントトランス11の1次巻線12から整流スイッチング素子6に至るラインを基準として、トランジスタ28のエミッタに発生する電圧を示している。
【0022】
図2に示すように、主スイッチング素子4のゲート・ソース間に所定の電圧が印加され、主スイッチング素子4がオンすると、トランス2の1次巻線3に入力電圧が印加され、2次巻線5および補助巻線21のドット側端子に正極性の電圧が誘起される。しかし、この場合はダイオード24がオフするので、整流スイッチング素子6はオフになる。また、ダイオード8もオフしているので、トランス2の2次巻線5ひいてはカレントトランス11の1次巻線12にも電流は流れず、トランジスタ27はオフし、トランジスタ28はオンする。結局、トランス2の1次巻線3には励磁電流だけが流れ、この励磁電流に見合うエネルギーがトランス2に蓄積されると共に、出力端子+Vo,−Voに接続する負荷には、平滑コンデンサ7からエネルギーが出力電流として供給される。
【0023】
その後、主スイッチング素子4のゲート・ソース間電圧がゼロになって、主スイッチング素子4がオフすると、トランス2の1次巻線3への入力電圧の印加が遮断されるので、今度は2次巻線5および補助巻線21の非ドット側端子に正極性の電圧が誘起される。すると、ボディダイオード8がオンして、トランス2の2次巻線5からカレントトランス11の1次巻線12およびボディダイオード8を経由して、平滑コンデンサ7や負荷にエネルギー(出力電流)が供給される。また、補助巻線21側に接続されたダイオード24もオンするので、補助巻線21から抵抗23およびダイオード24を通じて電流が流れる。
【0024】
カレントトランス11の2次巻線13は補助巻線21に比べてターン数が多く、線材の断面積も小さいので、補助巻線21よりもインピーダンスが高い。そのため、インピーダンスの低い補助巻線21は電圧が急峻に立ち上がって、ダイオード24がオンし、トランジスタ27のベース電位が上昇して、このトランジスタ27が素早くオンする。これにより、補助巻線21に誘起した電圧は、整流スイッチング素子6の駆動信号として、この整流スイッチング素子6のゲートに素早く供給される。一方、抵抗14に発生する電圧は、トランジスタ28のベースのインピーダンスが低い関係で、補助巻線21の電圧よりも緩やかに立ち上がるので、トランジスタ28のベース電位は徐々に上昇し、やがてトランジスタ28はターンオフする。
【0025】
トランス2の2次巻線5から発生する出力電流は、主スイッチング素子4のターンオフ直後に最大値に達し、その後この2次巻線5のインダクタンスに依存して傾斜降下する。本実施例では、前記整流スイッチング素子駆動回路22により、主スイッチング素子4のターンオフ直後になるべく近づくように、補助巻線21に誘起した電圧を整流スイッチング素子6に駆動信号として素早く供給することで、整流スイッチング素子6のオン抵抗を小さくして、効率を向上させることが可能になる。また、整流スイッチング素子6を通じて平滑コンデンサ7や負荷に出力電流を流すことにより、同期整流による損失の低減が図られる。
【0026】
その後、カレントトランス11の2次巻線13に発生する電流波形すなわち抵抗14の両端間に発生する電圧波形は傾斜降下し、トランジスタ28のベース電位が低下する。そして、抵抗14の両端間に発生する電圧があるレベルにまで低下すると、スイッチ手段としてのトランジスタ28がオンする。そして、抵抗25,26の接続点(トランジスタ27のベース)の電位が急に低下して、トランジスタ27がカットオフし、整流スイッチング素子6への駆動信号の供給が遮断される。このとき、整流スイッチング素子6のゲートに蓄積した電荷は、ダイオード29,トランジスタ28およびダイオード8を介して出力側に速やかに放電される。このように、整流スイッチング素子6への駆動信号を遮断するタイミングは、カレントトランス11の2次巻線13に発生する検出信号が傾斜下降するのを利用して、この検出信号のレベルで決定される。
【0027】
このように本実施例では、トランス2の2次巻線5に接続され、整流素子として整流スイッチング素子6を用いたスイッチング電源装置の同期整流回路において、整流スイッチング素子6を流れる電流を検出するカレントトランス11と、トランス2に巻回される補助巻線21と、補助巻線21に発生した電圧を整流スイッチング素子6にオン信号として供給する整流スイッチング素子駆動回路22と、カレントトランス11の2次巻線13に発生した検出信号により、整流スイッチング素子6を流れる電流が逆向きになる前に整流スイッチング素子6をオフさせる整流スイッチング素子停止回路18とを備えて構成される。
【0028】
この場合、整流スイッチング素子6(ボディダイオード8)に電流が流れ始めると、整流スイッチング素子6がインピーダンスの高いカレントトランス11の2次巻線13ではなく、インピーダンスの低い補助巻線21に誘起された電圧により急激に立ち上がるので、整流スイッチング素子6は電流の流れが最大値に近い時点で素早くオンする。したがって、従来のカレントトランスによる駆動に比べて、整流スイッチング素子6のオン抵抗を小さくすることができ、整流スイッチング素子6ひいては電源装置の効率を向上できる。また、補助巻線21に誘起した電圧を、そのまま整流スイッチング素子6の駆動信号として供給しているので、出力電圧に左右されることなく、補助巻線21のターン数を適宜変えるだけで、整流スイッチング素子6をオンさせるに十分な電圧を供給することができ、電源装置の低出力電圧化に対応できる。しかも、整流スイッチング素子6を流れる電流が逆向きになる前の所定レベルで、整流スイッチング素子6はオフするので、逆電流の発生を確実に阻止できる。さらに、並列運転時において、他の電源装置からの出力電流の吸い込みも起こらない。
【0029】
また本実施例における整流スイッチング素子駆動回路22は、補助巻線21と整流スイッチング素子6との間に、抵抗25,26とトランジスタ27とによるエミッタ・ホロワを接続して構成される。この場合、エミッタ・ホロワが補助巻線21と整流スイッチング素子6とのインピーダンスを整合する回路として作用するので、従来技術に比べ整流スイッチング素子6がより高速に立ち上がり、効率がさらに向上する。
【0030】
図3は補助巻線31及び整流平滑回路34の動作を示したものである。なお、波形(a)は主スイッチング素子4のドレイン・ソース間の電圧であり、波形(b)はトランス2の1次巻線3間の電圧、波形(c)は主スイッチング素子4のゲート・ソース間の電圧、波形(d)は整流素子32のゲート・ソース間の電圧、波形(e)は主スイッチング素子4のドレインを流れる電流、波形(f)は整流素子32のドレインを流れる電流を示している。また、実線は負荷が定格負荷の状態の時、破線は負荷が接続されていない無負荷の時を示している。
【0031】
定格負荷の状態の場合は、補助巻線31から整流素子32を介してコンデンサ33に流れ込む電流Iは、補助巻線31の特性により徐々に低下するが、トランス2のエネルギーが2次巻線5から出力側に全て移らない限り、主スイッチング素子4がオンするまで電流Iはゼロのままとなる。
【0032】
ところが、軽負荷や無負荷の状態では、トランス2に蓄えられたエネルギーが、2次巻線5から出力側に全て移ると、今度はコンデンサ33から補助巻線31に向けて逆向きの電流Iが流れる。その理由は、整流素子32であるMOS型FETが、オン時にドレイン・ソース間で双方向に電流Iを流せる特性(双方向導通性)を有するからである。補助巻線31を逆向きの電流Iが流れると、トランス2の1次巻線3および2次巻線5のドット側端子に正極性の電圧が誘起され、ダイオード24はオフする一方で、トランス2の一次側は、一次巻線3→コンデンサC→主スイッチング素子4に内蔵するボディダイオード(図示せず)→一次巻線3に至る閉回路が形成さる。したがって、前記逆向きの電流Iはトランス2の一次巻線3を介してコンデンサCに戻される。その後、主スイッチング素子4がオンすると、それまで主スイッチング素子4のボディダイオードを流れていた電流が、主スイッチング素子4のソースからドレインに向けての逆向きの電流Iとなる。そして、コンデンサCに蓄えられたエネルギーがトランス2を介して全てコンデンサC側に戻ると、主スイッチング素子4のドレインからソースに向けて正方向の電流が流れる。
【0033】
そして、制御回路36からH(高)レベルの駆動信号を供給するときには、主スイッチング素子4をオンにする一方で、整流素子32をオフにし、逆に制御回路36からL(低)レベルの駆動信号を供給するときには、主スイッチング素子4をオフにする一方で、整流素子32をオンにして、主スイッチング素子4と整流素子32を交互にオン・オフさせる。軽負荷や無負荷の状態において、トランス2の補助巻線31と1次巻線3で逆向きに電流を流す期間が確保され、主スイッチング素子4への駆動信号のパルス幅の安定化が図られることから、電圧制御を行なっていない出力回路の出力電圧は、異常に上昇せず安定化する。また、自励式のフライバックコンバータにおいては、軽負荷や無負荷の状態において、主スイッチング素子4の発振周波数が極端に高くなることを防止でき、主スイッチング素子4のスイッチングロスを低減することが可能になる。
【0034】
さらに、主スイッチング素子4に駆動信号を供給する駆動信号ラインと整流素子32のゲートすなわち制御端子との間に、NOT回路38を接続するだけで、主スイッチング素子4と逆に整流素子32を簡単にオン・オフ動作させることが可能になる。
【0035】
また、整流素子32をオン・オフする際の基準となるソース電位が、制御回路36の基準電位となる接地レベルと一致するため、整流素子32にドライブ信号を供給する制御回路36の構成を簡素化することができる。
【0036】
図4は本発明の第2実施例を示し、上記実施例と同一部分に同一符号を用いて説明すると、この実施例では整流スイッチング素子駆動回路22と整流スイッチング素子停止回路18との間に、両回路を分離するダイオード39を挿入接続して構成される。なお、その他の構成は第1実施例と共通している。
【0037】
カレントトランス11の2次巻線13に電流が発生した直後は、抵抗14の両端間に発生した電圧はダイオード39により遮断されてスイッチング素子駆動回路22に影響を与えることがなく、トランジスタ27がオンする一方で、トランジスタ28がオフし、補助巻線21に誘起された電圧が整流スイッチング素子6のゲートに駆動信号として供給される。その後、カレントトランス11の2次巻線13に発生する電流波形が傾斜下降すると、抵抗14の両端間の電圧が同じように傾斜降下してダイオード31がオンする。これにより、トランジスタ27がオフすると共に、トランジスタ28がオンし、整流スイッチング素子6のゲートにチャージされている電荷がダイオード19,トランジスタ28を通して放電し、整流スイッチング素子6はオフする。このように本実施例では、整流スイッチング素子6をオンさせるときに、整流スイッチング素子停止回路18から外部への信号の送り出しを遮断するダイオード31を設けるだけで、整流スイッチング素子6のオン,オフ動作の一層の安定化を簡単に図ることができる。
【0038】
図5および図6は本発明の第3実施例を示し、上記実施例と同一部分に同一符号を用いて説明する。図5の回路図において、この実施例では整流スイッチング素子駆動回路40として、PNP型のトランジスタ41のコレクタを、抵抗43を介してNPN型のトランジスタ42のベースに接続すると共に、このトランジスタ41のベースをコレクタに直接接続したいわゆるサイリスタ(SCR)回路44を、前記第1および第2実施例のエミッタ・ホロワ回路に代えて接続した点が注目される。そして、トランジスタ41のベース・エミッタ間には抵抗45が接続され、この抵抗45とトランジスタ41のエミッタとの接続点が、前記ダイオード24のカソードに接続され、トランジスタ41のコレクタとトランジスタ42のエミッタが、前記整流スイッチング素子6のゲートに接続され、トランジスタ42のエミッタ・ベース間に、前記放電用のダイオード29が接続される。さらに、トランジスタ42のベースがトランジスタ28のエミッタに接続され、このトランジスタ28のエミッタとダイオード24のカソードとの間に、抵抗46とコンデンサ47の並列回路が接続される。その他の構成は、図4に示す第2実施例と同じである。
【0039】
第1実施例や第2実施例におけるエミッタ・ホロワを用いた回路では、図6の一点鎖線で示すように、抵抗14の両端間電圧が下がるのに伴なって、トランジスタ27のベース電位が低下し、整流スイッチング素子6のゲート・ソース間電圧も傾斜下降するが、本実施例のサイリスタ回路44は、補助巻線21に電圧が誘起して、この電圧を整流スイッチング素子6のゲートに駆動電圧として一旦供給すると、整流スイッチング素子6のゲート電位はそのまま保持され、図6の実線のように略矩形波形になる。したがって、整流スイッチング素子6のオン抵抗が小さいままになり、一層効率の向上を図ることができる。なお、サイリスタ回路44の構成素子は、実施例中のものに限られない。
【0040】
図7および図8は本発明の第4実施例を示し、上記実施例と同一部分に同一符号を用いて説明する。図6の回路図において、この実施例では前記整流スイッチング素子停止回路18における抵抗14に代わって、カレントトランス11の2次巻線13に発生した検出信号を微分するコンデンサ51と抵抗52からなる微分回路53を、カレントトランス11の2次巻線13間に接続して構成される。なお、その他の構成は前記第3実施例と同じである。
【0041】
第1〜第3実施例では、抵抗14の両端間電圧が図8の破線で示すような波形になるが、本実施例では図8の実線で示す波形のように、カレントトランス11の2次巻線13に発生する電流の立上がりと立ち下がりで、抵抗52の両端間に正負のトリガ信号が発生する。したがって、負のトリガ信号が発生したときに、整流スイッチング素子6をオフさせるように構成すれば、整流スイッチング素子6のオン・オフ動作の一層の安定化を図ることができる。なお、微分回路53の構成素子は、第4実施例のものに限られない。
【0042】
図9は本発明の第5実施例を示し、上記実施例と同一部分に同一符号を用いて説明する。この実施例では整流素子32を主スイッチング素子4と逆にオン・オフ動作する回路として、整流素子32のソースが補助巻線31の非ドット側端子に接続され、整流素子32のドレインがコンデンサ33の一端の電圧供給ラインに接続されている。なお、その他の構成は図1と同じである。そして、この実施例においても軽負荷や無負荷の状態になっても、主スイッチング素子のスイッチングロスが大きくならないという第1実施例と同様な効果を有する。
【0043】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能であり、整流素子としてスイッチ素子を用いて同期整流を行なう種々のタイプのスイッチング電源装置に適用できる。また、ボディダーオード8の代わりに、外付けのダイオードを接続してもよい。また主スイッチング素子は例えばバイポーラトランジスタを用いることも可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明のスイッチング電源装置によれば、整流スイッチング素子の効率を向上するとともに、電源装置の低出力電圧化に対応でき、また軽負荷や無負荷の状態になっても、主スイッチング素子のスイッチングロスが大きくならないスイッチング電源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す各部の波形図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す各部の波形図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す要部の波形図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す要部の波形図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す回路図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【図11】従来例を示す要部の波形図である。
【符号の説明】
2 トランス
6 整流スイッチング素子
11 カレントトランス
18 整流スイッチング素子停止回路
21 補助巻線(2次補助巻線)
22 整流スイッチング素子駆動回路
31 補助巻線(1次補助巻線)
34 整流平滑回路
Claims (1)
- 主スイッチング素子のオン時にトランスにエネルギーを蓄え、前記主スイッチング素子のオフ時に前記トランスに蓄えたエネルギーを出力側に送り出すスイッチング電源装置において、前記トランスの1次側に巻回される1次補助巻線と、前記主スイッチング素子と逆にオン・オフ動作する双方向導通性スイッチ素子からなる整流素子および平滑コンデンサからなり前記1次補助巻線に誘起した電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記トランスの2次巻線に接続される整流スイッチング素子と、この整流スイッチング素子を流れる電流を検出するカレントトランスと、前記トランスの2次側に巻回される2次補助巻線と、この2次補助巻線に発生した電圧を前記整流スイッチング素子にオン信号として供給する整流スイッチング素子駆動回路と、前記カレントトランスの2次巻線に発生した検出信号により、前記整流スイッチング素子を流れる電流が逆向きになる前に前記整流スイッチング素子をオフさせる整流スイッチング素子停止回路とを備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。
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