JP4325403B2 - 電動式ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Description
本発明は、電動式ステアリングコラム装置に係り、詳しくは装置のコンパクト化や製造コストの低減等を図る技術に関する。
背景技術
自動車のステアリング装置は、不特定多数の運転者により使用(操舵)されるため、個人の体格や運転姿勢等に対応してステアリングホイールの位置を容易に調整できることが望ましい。このような要望に答えるべく、電動チルト機構や電動テレスコピック機構を採用するものが多くなっている。
電動チルト式ステアリングコラム装置は、ステアリングホイールの位置を上下方向に調整する装置であり、ステアリングシャフトおよびステアリングコラムを揺動側コラムと固定側コラムとに分割すると共に揺動側コラムの揺動中心となるチルトピボットや、電動モータやねじ機構等からなるチルト駆動手段等から構成されている(例えば、日本実公平6−1503号公報(第2,第3頁、図1,図2)、日本特開2000−238647号公報(第4頁、図1)参照)。また、電動テレスコピック式ステアリングコラム装置は、車体側に取り付けられたアウタコラムにステアリングシャフトを支持したロアコラムを摺動自在に内嵌させると共に、電動モータやねじ機構等からなるテレスコピック駆動手段等から構成されている(例えば、日本実開昭63−165269号公報(第1頁、図6,図7)、日本特開平13−18809号公報(第3頁、図1,図2)参照)。
チルト駆動手段やテレスコピック駆動手段は、動力源である電動モータと、電動モータの回転駆動力を揺動側コラムに対するチルト運動駆動力やインナコラムに対するテレスコピック運動駆動力に変換する動力伝達手段とを有している。そして、動力伝達手段は、例えば、電動モータの回転を減速するウォームギヤ機構および回転駆動力を直線駆動力に変換する送りねじ機構等を有しており、チルト運動駆動手段においては直線駆動力を揺動側コラムの旋回駆動力に変換するためのリンク機構を更に備えている。
上述した電動チルト式ステアリングコラム装置では、比較的大重量の揺動側コラムをチルトピボットを支点に旋回動させる都合上、上述したリンク機構等が大掛かりなものとなり、装置全体の構成も複雑かつ大型にならざるを得なかった。例えば、上記日本実公平6−1503号公報の装置においては、ウォームギヤ機構のウォームホイール(ナット部材)をアンギュラ軸受の内輪として揺動自在にし、ウォームホイールに螺合したねじ軸の端部を揺動側コラム下面のブラケットに連結させる構造が採られている。また、上記日本特開2000−238647号公報の装置においては、電動モータやウォームギヤ機構,送りねじ機構をユニット化して固定側コラムに揺動自在に連結し、送りねじ機構のアクチュエータロッドの先端を揺動側コラムに揺動自在に支持されたチルド揺動部材に連結している。
一方、上述した電動テレスコピック式ステアリングコラム装置でも、動力伝達手段に関わる種々の問題があった。例えば、上記日本実開昭63−165269号公報の装置では、ねじ軸および支持ブラケットを介してインナコラムをテレスコピック動させるため、電動モータからの駆動力の伝達経路が長くなり、ねじ軸や支持ブラケットが撓んでごく稀に振動や音を発生することがあった。特に、ねじ軸は、省スペース、重量およびコスト等の理由から径をあまり大きくできないため、その強度が低くなることが避けられなかった。また、上記日本特開平13−18809号公報の装置では、このような不具合は少ないが、ブラケットに、駆動ロッドとしての送りねじ機構を係合させるに際して、駆動ロッドとインナコラムのテレスコピック方向とが平行になるように正確に取り付けないと、テレスコ作動時に、無理な力が作用してスムーズに動かなくなることがあった。そのため、送り機構の係合部材であるブラケット等の部品の位置決めに高い精度が要求されていた。尚、上記日本実開昭63−165269号公報の装置においても、ねじ軸は、上部軸に対して平行でなければ、両軸間でずれが生じてしまい、送り機構の係合部材である支持ブラケット等の部品の位置決めには高い精度が要求される。
発明の開示
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、円滑な作動を図りながら、コンパクト化や高剛性化、構成部品点数の削減等を実現した電動式ステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトを回転自在に保持すると共に、ステアリングホイールのチルト位置を調節可能なステアリングコラムと、
車体側に取り付けられ、前記ステアリングコラムを車体に支持するコラムブラケットと、
前記ステアリングコラムのチルト位置調節運動用の電動モータと、
当該電動モータの回転駆動力を前記ステアリングコラムにチルト位置調節運動駆動力として伝達する動力伝達機構とを備えた電動式ステアリングコラム装置であって、
前記動力伝達機構は、前記電動モータに連結された送りねじ軸と、この送りねじ軸に螺合し、スリットを有する送りナットとからなる送りねじ機構と、球面継手要素と当該球面継手要素が摺動自在に内嵌する円筒継手要素とからなる継手とを有し、
前記送りねじ軸に対して直交する一方向に軸線を有して前記継手要素の一方が前記送りナットに固定され、該継手要素の他方は前記コラムブラケットに固定され、
前記送りナットは、前記スリットの幅を調整するバックラッシュ調整手段を有し、
さらに、前記スリットは、前記一方向に対して前記送りねじ軸の周方向に120°ずれた位置に前記送りナットの軸方向全長にわたり形成され、
前記電動モータの付勢により前記動力伝達機構を介して前記ステアリングコラムがチルト動作する電動式ステアリングコラム装置を提案する。
本発明においては、例えば、ステアリングコラムに取り付けられた送りねじ機構のスライダに球面継手要素を固着あるいは一体成形し、この球面継手要素が内嵌する円筒継手要素を車体側のブラケットに固着あるいは一体成形することができる。これにより、ねじ機構等により駆動されてスライダが上下方向に直進運動すると、球面継手要素を介して円筒継手要素に上方あるいは下方への駆動力が伝達され、円筒継手要素内での球面継手要素の回動や摺動を伴って、ステアリングコラムがブラケットに対して上下に旋回動する。
本発明によれば、バックラッシュ調整手段により送りナット間の軸方向距離やスリットの幅を適宜調整することにより、球面継手要素と円筒継手要素との間のがたや倒れが生じ難くなる。
発明の実施の形態
以下、図面を参照して本発明に係る電動式ステアリングコラム装置の実施形態および参考例について説明する。
図1は、第1参考例に係る油圧パワーステアリング装置の車室側部分を示した斜視図である。同図中に符号1で示した部材はステアリングコラムであり、アッパステアリングシャフト3を回動自在に支持している。アッパステアリングシャフト3には、その上端にステアリングホイール5が装着される一方、下端にはユニバーサルジョイント7を介してロアステアリングシャフト9が連結されている。
ロアステアリングシャフト9には、その下端に更にラック&ピニオン機構や油圧パワーアシスト機構等からなるステアリングギヤ11が連結されている。図1中、符号13はステアリングコラム1を覆うコラムカバーを示し、符号15はステアリングギヤ11の左右端に連結されたタイロッドを示している。
図2は本発明の第1参考例に係る電動チルト式ステアリングコラム装置を示す概略構成図であり、図3は図2中のA−A断面図であり、図4は同B−B断面図である。尚、装置の説明においては、図2中の左方を前とし、図3,図4中の左方を左とし、図1〜図3中の上方を上とする。
図2に示したように、ステアリングコラム1は、車体側メンバ21に固着された鋼板プレス成形品のコラムブラケット23に対し、チルトピボットたるピボットピン25を支点に揺動自在に支持されている。コラムブラケット23は、車体側メンバ21に固着される取付部22と、取付部22の前端から下方に延設されたピボット部27と、取付部22の後端から下方に延設されたコラム支持部29とからなっている。
ステアリングコラム1の側面には、モータ軸(図示せず)にウォームギヤ31が固着された電動モータ33と、動力伝達手段たる送りねじ機構35とが取り付けられている。送りねじ機構35は、ウォームギヤ31に噛み合うウォームホイール37が固着された送りねじ軸39と、この送りねじ軸39に螺合する送りナットたるスライダ41とを備えている。スライダ41の後方には球面継手要素たるボールスタッド43が固着される一方、コラムブラケット23のコラム支持部29には円筒継手要素たるスリーブ45が固着され、ボールスタッド43がスリーブ45に摺動自在に嵌入することで継手47が構成されている。
図2,図3中、符号51で示した部材は電動モータ33および送りねじ軸39の支持に供されるブラケットであり、送りねじ軸39はブラケット51に保持された図示しない転がり軸受により回動自在に支持されている。また、図4中の符号53は、コラムブラケット23のコラム支持部29に形成された長孔であり、チルト作動時にステアリングコラム1がこの長孔53内を遊動する。
以下、第1参考例の作用を述べる。
本参考例のパワーステアリング装置では、運転者の交代等によってステアリングホイール5の上下位置を調整する必要が生じた場合、図示しないスイッチの操作により電動モータ33が正逆いずれかの方向に回転駆動される。すると、電動モータ33の回転がウォームギヤ31からウォームホイール37に減速伝達され、ウォームホイール37と一体の送りねじ軸39が回転することにより、例えばスライダ41がステアリングコラム1に対して下降する。
すると、スライダ41に固着されたボールスタッド43もステアリングコラム1に対して下降することになり、ボールスタッド43がスリーブ45に係合していることから、図5に示したようにステアリングコラム1が上方にチルトする。また、スライダ41が上昇した場合、逆の手順により、図6に示したようにステアリングコラム1が下方にチルトする。
ボールスタッド43は、ステアリングコラム1のチルト動に際し、図7に拡大図を示したように、スリーブ45内で回転しながら前後に移動する。ところが、第1参考例の場合、球面継手要素たるボールスタッド43が円筒継手要素たるスリーブ45に対して自由に回動および軸方向に摺動するため、ステアリングコラム1のチルト動を阻害したり、各構成部材に不要な応力や摩擦を生じさせることがない。
このように、第1参考例電動チルト式ステアリングコラム装置では、従来装置で用いられていたアンギュラ軸受やリンク機構が不要となり、装置の体格が極めてコンパクトになり、構成部材点数も大幅に削減しながら、円滑な作動を実現できた。
なお、上記参考例とは逆に、スリーブ45をスライダ41に固着し、ボールスタット43をコラムブラケット23のコラム支持部29に固着しても良い。
図8および図9は、それぞれ、本発明の第2参考例に係る電動テレスコピック式ステアリング装置を側方および下方から眺めた図である。
これらの図に示すように、本参考例のステアリングコラム1では、アウタコラム61に、インナコラム63が摺動自在に嵌合している。アウタコラム61下部には、略矩形の開口部65が形成され、この開口部65を介して、円筒継手要素であるスリーブ45がインナコラム63から下向きかつ外方に突出している。なお、前記開口部65は、テレスコピック時にストッパーとしての働きをするとともに、インナコラム63の回転方向の回り止めの働きもする。
また、インナコラム63には、先端にステアリングホイール5を有するステアリングシャフト3が回転可能に支承されている。ステアリングシャフト3の下端にはユニバーサルジョイントを介してロアステアリングシャフトが連結されており、さらにその下端にラックアンドピニオン機構や油圧パワーステアリング機構が連結される。アウタコラム61には、開口部65を挟んで前後に支持ホルダー71,73が下向きかつ外方に突出して設けられ、送りねじ機構35を構成する軸方向に延びる送りねじ軸39の両端がこれら支持ホルダー71,73により回転自在に支持されている。また、送りねじ軸39には、電動モータ33の出力軸との間で、送りねじ軸39に固着されたウォームホイール37と、電動モータ33の出力軸に固着されたウォームギヤ31とが介装され、電動モータ33の回転が減速されて送りねじ軸39に伝達されるようになっている。電動モータ33はアウタコラム61に取り付けられている。
送りねじ軸39には、送りねじ機構35を構成する送りナットたるスライダ41が螺合しており、送りねじ軸39が回転するとスライダ41が軸方向(図8中の矢印方向)に移動する。スライダ41には、ステアリングシャフト3側に球面継手要素たるボールスタッド43が固着され、このボールスタッド43がスリーブ45に摺動自在に嵌入され、送りねじ軸39が回転するとボールスタッド43がスリーブ45を軸方向(図8中の矢印方向)に移動させる。
従って、上記参考例では、インナコラム63側にスリーブ45が設けられ、アウタコラム61側にスリーブ45に摺動自在に内嵌するボールスタッド43が設けられていて、図10に示すようにスリーブ45内にボールスタッド43を嵌め込むだけでよい。そのため、送りねじ軸39とステアリングシャフト3に多少の芯ずれが生じても、ボールスタッド43とスリーブ45とからなる継手47が相対摺動することによりこの芯ずれが吸収される。
送りねじ軸39のステアリングシャフト3に対する平行度に狂いが生じた場合、テレスコピック作動時にスリーブ45内でボール部13が自律的に回転したり摺動することによってその狂いが吸収され、部品の組立時等に生じる平行度の狂いも吸収されるのである。また、送りねじ軸39とステアリングシャフト3との軸間距離に狂いが生じた場合、ボールスタッド43がスリーブ45内で軸方向に摺動し、部品の組立時等に生じる軸間距離の狂いも吸収される。よって、部品の組立誤差等によって送りねじ軸39とステアリングシャフト3との間に芯ずれが生じて、平行度や軸間距離に狂いが生じても、その狂いがスリーブ45内でボールスタッド43が回転したり摺動することによって吸収される。
ステアリングシャフト3と送りねじ軸39との平行度に狂いが生じても、この狂いはスリーブ45内でのボールスタッド43の回転および摺動によって吸収することができる。また、ステアリングシャフト3と送りねじ軸39との軸間距離に狂いが生じても、この狂いはスリーブ45内でのボールスタッド43の図11中の一点鎖線矢印方向にスライドすることで吸収することができる。
その結果、送り機構の係合部材である支持ホルダー71,73や送りねじ軸39等、部品の組立時に組立誤差が生じても、その組立誤差がボールスタッド43とスリーブ45とからなる継手47によって吸収され、ステアリングコラム1のテレスコピック機構を簡単な構造で構成しながら、余分な振動や音等が発生する虞が少なくなった。また、ボールスタッド43とスリーブ45との係合は、単純でコンパクトな構造であるので、装置の省スペース化を図ることができ、かつ送りねじ軸39等、部品の製作や組立には高精度が要求されず、装置のコストダウン化を図ることができる。
なお、上記参考例とは逆に、アウタコラム61側にスリーブを設け、インナコラム63側にボールスタッドを設け、ボールスタッドとスリーブとを係合させるようにしてもよく、この場合にも第2参考例と同様の作用、効果を奏することができる。
以下、本発明の第3〜第5参考例に係る電動式ステアリング装置を説明する。これら参考例はすべて継手に係るものであり、その他の構成は上述した第1,第2参考例と同一である。第3〜第5参考例では、球面継手要素であるボールスタッド43と円筒継手要素であるスリーブ45との間には合成樹脂部材が介装されている。これら参考例における合成樹脂部材は射出成形や切削加工等により形成されており、その素材としては、ポリアセタール樹脂やポリアミド樹脂、油分含浸樹脂、四弗化エチレン樹脂、四弗化エチレン等の低摩擦材が混入された樹脂等、種々のものが採用可能である。
図12は本発明の第3参考例に係る電動式ステアリング装置の要部を示す縦断面図である。第3参考例の場合、図12に示したように、スリーブ45には、射出成形や切削加工等により形成された円筒状の合成樹脂製スリーブ81が内嵌・固着されている。合成樹脂製スリーブ81の内外径寸法はボールスタッド43の外径やスリーブ45の内径に応じて適宜設定されており、例えば、ボールスタッド43に対しては所定の緩み嵌めとする一方、スリーブ45に対しては締まり嵌めとされている。本参考例では、このような構成を採ったことにより、スリーブ45に対してボールスタッド43が回動および軸方向に摺動する際におけるがたを略無くすことができると同時に、金属どうしの接触に起因する異音や摩粍も発生しなくなった。
図13は本発明の第4参考例に係る電動式ステアリング装置の要部を示す縦断面図である。第4参考例の場合、スリーブ45には、ボールスタッド43に外嵌する凹球面83を有する合成樹脂製スライダ85が摺動自在に内嵌している。合成樹脂製スライダ85は、ボールスタッド43との嵌合長等に応じて、図14に示したように、射出成形により形成したものにボールスタッド43を圧入・内嵌させてもよいし、図15に示したように、ボールスタッド43を金型87内にセットして射出成形するようにしてもよいし、ボールスタッド43とスリーブ45との間に直に射出成形するようにしてもよい。本参考例では、このような構成を採ったことにより、第3参考例と同様にがたや異音、摩粍が発生しなくなる他、図16に示したように、ボールスタッド43がスリーブ45に対して摺動してもボールスタッド43と合成樹脂製スライダ85とがずれることがなくなると共に、ボールスタッド43が合成樹脂製スライダ85内で円滑に回動する。
図17は本発明の第5参考例に係る合成樹脂製スリーブを示す側面図であり,図18は同正面図である。第5参考例の場合、装置の全体構成は上述した第3参考例と同様であるが、合成樹脂製スリーブ81は、射出成形や切削加工等により形成されており、図17,図18に示したように、その一部に軸方向に沿ってスリット89が形成されている。本参考例では、このような構成を採ったことにより、合成樹脂製スリーブ81が径方向に容易に撓み、スリーブ45の内径やボールスタッド43の外径に対してその内外径寸法を厳密に設定する必要がなくなると共に、熱膨張等に起因する作動不良等が起こり難くなる。
以下、本発明の第6〜第10参考例および第1実施形態に係る電動式ステアリング装置を説明する。これら参考例および実施形態はすべて送りねじ機構35に係るものであり、その他の構成は上述した第1,第2参考例と同一である。第6参考例は、送りナットを二つに分割すると共にこれら送りナット間の軸方向距離を調整可能としたものである。また、第7、第8参考例および第1実施形態は送りナットにスリットを形成すると共にそのスリットの幅を調整可能としたものである。
図19は本発明の第6参考例に係る送りねじ機構を示す側面図であり、図20は図19中のC矢視図であり、図21は図20中のD−D断面図である。第6参考例の場合、装置の全体構成は上述した第1,第2参考例と同様であるが、送りナットであるスライダ41の端面(図19中上方)に、第2の送りナットである12角ドライブのアジャストナット91が取り付けられている。アジャストナット91は、送りねじ軸39に螺合しており、回動することによりスライダ41に対して螺進あるいは螺退すると共に、スライダ41の端面(図19中上方)にバックラッシュ調整手段たる固定リング93と止めねじ95とを介して固定されている。固定リング93は、アジャストナット91が嵌合する12角孔97と、止めねじ95が貫通する長孔99とを有している。尚、アジャストナット91としては、12角ドライブのものに代えて、6角ドライブや4角ドライブのもの等を採用してもよいし、固定リング93には、12角孔に代えて、6角孔や4角孔等を有するものを採用してもよい。
第6参考例では、スライダ41と送りねじ軸39との間に過大なバックラッシュが存在した場合、組立作業者は、スパナ等を用いてアジャストナット91をスライダ41に対して螺進させ、適正なバックラッシュが得られた時点で固定リング93と止めねじ95とを用いてアジャストナット91を固定する。尚、固定リング93が12角孔97と長孔99とを有しているため、アジャストナット91はスライダ41に対して所望の回転角度で固定可能である。本参考例では、このような構成を採ったことにより、送りねじ機構35の作動時における送りねじ軸39に対するスライダ41の傾き等が抑制されると共に、ステアリングコラム1の支持剛性等が向上する。
図22は本発明の第7参考例に係る送りねじ機構を示す側面図であり、図23は図22中のE−E断面図である。第7参考例の場合も、装置の全体構成は上述した第1,第2参考例と同様であるが、スライダ41には、ボールスタッド43と180°位相がずれた位置に送りねじ軸39の軸芯に沿ったスリット101が形成されると共に、このスリット101の幅を調整するためのアジャストスクリュー103がバックラッシュ調整手段として設けられている。第7参考例では、スライダ41と送りねじ軸39との間に過大なバックラッシュが存在した場合、組立作業者は、六角レンチ等を用いてアジャストスクリュー103を締め付けてスリット101の幅を狭め、送りねじ軸39とスライダ41との間のバックラッシュを減少させる。
図24は本発明の第8参考例に係る送りねじ機構を示す横断面図であり、図25は本発明の第1実施形態に係る送りねじ機構を示す横断面図である。これら参考例および実施形態は、第7参考例と略同様の構成を採っているが、スリット101の形成された位置が異なっている。すなわち、第8参考例のスリット101はボールスタッド43と角度θ、即ち90°位相がずれた位置に形成され、第1実施形態のスリット101はボールスタッド43と角度θ、即ち120°位相がずれた位置に形成されている。
第8参考例,第1実施形態の作用も第7参考例と略同様であるが、図26に第8参考例におけるスライダ41の変形状態を誇張して示したように、アジャストスクリュー103の締め付け時には、スライダ41が図26中の左右方向で送りねじ軸39との間の隙間が無くなるように弾性変形する。その結果、図27に示したように、送りねじ機構35の作動時にボールスタッド43から曲げモーメントが入力してもスライダ41が傾き難くなる。尚、図28は、第7参考例において、ボールスタッド43から曲げモーメントが入力することによりスライダ41が傾いた状態を示している。
図29は本発明の第9参考例に係る送りねじ機構を示す側面図であり、図30は第10参考例に係る送りねじ機構を示す側面図である。これら参考例も、装置の全体構成は上述した第1,第2参考例と同様であるが、スライダ41には、送りねじ軸39に対して略直角方向にスリット101が形成されると共に、このスリット101の幅を調整するためのアジャストスクリュー103がバックラッシュ調整手段として設けられている。
第9,第10参考例では、スライダ41と送りねじ軸39との間に過大なバックラッシュが存在した場合、組立作業者は、六角レンチ等を用いてアジャストスクリュー103を締め付けてスリット101の幅を狭め、上述した第7参考例と同様に送りねじ軸39とスライダ41との間のバックラッシュを減少させる。尚、第9参考例の場合には、スリット101の上下でのバランスがよく、スライダ41の強度も高くなるが、アジャストスクリュー103の締め付けに高いトルクが要求される。一方、第10参考例の場合には、スリット101の上方でスライダ41が弾性変形し易いため、アジャストスクリュー103の締め付けに要求されるトルクが低くなり、バックラッシュの調整が容易となる。
以上で具体的実施形態および参考例の説明を終えるが、本発明の態様はこれらの実施形態に限られるものではない。例えば、上記各実施形態は、電動チルト式あるいは電動テレスコピック式のステアリングコラム装置に本発明を適用したものであるが、電動チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置に適用してもよい。また、ウォームギヤ機構については、ウォームギヤとウォームホイールとからなるものの他、ウォームギヤとヘリカルギヤとからなるものを採用してもよい。また、球面継手要素や円筒継手要素は、スライダやコラムブラケット等に固着させる他、これらの部品に一体に形成させるようにしてもよいし、スライダ側に円筒継手要素を固着させ、相手側部材に球面継手要素を取り付けるようにしてもよい。また、上記実施形態は油圧パワーステアリング装置に本発明を適用したものであるが、電動パワーステアリング装置やマニュアルステアリング装置等のステアリング装置に適用してもよい。また、ステアリング装置や電動式ステアリングコラム装置の全体構成や各部材の形状等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、適宜変更可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、装置コンパクト化や部材点数の削減を図りながら円滑な作動を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の参考例に係る油圧パワーステアリング装置の車室側部分を示した斜視図である。
図2は、本発明の第1参考例に係る電動チルト式ステアリングコラム装置を示す概略構成図である。
図3は、図2中のA−A断面図である。
図4は、図2中のB−B断面図である。
図5は、参考例におけるチルト作動を示す説明図である。
図6は、参考例におけるチルト作動を示す説明図である。
図7は、ボールスタッドとスリーブとの係合状態を示す説明図である。
図8は、本発明の第2参考例に係る電動テレスコピック式ステアリング装置の側面図である。
図9は、第2参考例のステアリング装置の下面図である。
図10は、第2参考例でのボールスタッドとスリーブとの係合状態を示す図である。
図11は、第2参考例のステアリング装置の作動を示す図である。
図12は、本発明の第3参考例に係る電動式ステアリング装置の要部を示す縦断面図である。
図13は、本発明の第4参考例に係る電動式ステアリング装置の要部を示す縦断面図である。
図14は、第4参考例に係る継手の組付方法を示す図である。
図15は、第4参考例に係る合成樹脂製スライダの製造方法を示す図である。
図16は、第4参考例の作用を示す説明図である。
図17は、本発明の第5参考例に係る合成樹脂製スリーブを示す側面図である。
図18は、第5参考例に係る合成樹脂製スリーブの同正面図である。
図19は、本発明の第6参考例に係る送りねじ機構を示す側面図である。
図20は、図19中のC矢視図である。
図21は、図20中のD−D断面図である。
図22は、本発明の第7参考例に係る送りねじ機構を示す側面図である。
図23は、図22中のE−E断面図である。
図24は、本発明の第8参考例に係る送りねじ機構を示す横断面図である。
図25は、本発明の第1実施形態に係る送りねじ機構を示す横断面図である。
図26は、第8参考例の作用を示す説明図である。
図27は、第8参考例の作用を示す説明図である。
図28は、第7参考例でスライダが傾いた状態を示す説明図である。
図29は、本発明の第9参考例に係る送りねじ機構を示す側面図である。
図30は、本発明の第10参考例に係る送りねじ機構を示す側面図である。
Claims (5)
- 後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトを回転自在に保持すると共に、ステアリングホイールのチルト位置を調節可能なステアリングコラムと、
車体側に取り付けられ、前記ステアリングコラムを車体に支持するコラムブラケットと、
前記ステアリングコラムのチルト位置調節運動用の電動モータと、
当該電動モータの回転駆動力を前記ステアリングコラムにチルト位置調節運動駆動力として伝達する動力伝達機構とを備えた電動式ステアリングコラム装置であって、
前記動力伝達機構は、前記電動モータに連結された送りねじ軸と、この送りねじ軸に螺合し、スリットを有する送りナットとからなる送りねじ機構と、球面継手要素と当該球面継手要素が摺動自在に内嵌する円筒継手要素とからなる継手とを有し、
前記送りねじ軸に対して直交する一方向に軸線を有して前記継手要素の一方が前記送りナットに固定され、該継手要素の他方は前記コラムブラケットに固定され、
前記送りナットは、前記スリットの幅を調整するバックラッシュ調整手段を有し、
さらに、前記スリットは、前記一方向に対して前記送りねじ軸の周方向に120°ずれた位置に前記送りナットの軸方向全長にわたり形成され、
前記電動モータの付勢により前記動力伝達機構を介して前記ステアリングコラムがチルト動作することを特徴とする電動式ステアリングコラム装置。 - 後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトを回転自在に保持すると共に、ステアリングホイールのテレスコピック位置を調節可能なステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムのテレスコピック位置調節運動用の電動モータと、
当該電動モータの回転駆動力を前記ステアリングコラムにテレスコピック位置調節運動駆動力として伝達する動力伝達機構とを備えた電動式ステアリングコラム装置であって、
前記ステアリングコラムは、入子式に係合した一対のステアリングコラムであり、該ステアリングコラムの一方には前記電動モータが固定され、
前記動力伝達機構は、前記電動モータに連結された送りねじ軸と、この送りねじ軸に螺合し、スリットを有する送りナットとからなる送りねじ機構と、球面継手要素と当該球面継手要素が摺動自在に内嵌する円筒継手要素とからなる継手とを有し、
前記送りねじ軸に対して直交する一方向に軸線を有して前記継手要素の一方が前記送りナットに固定され、該継手要素の他方は前記ステアリングコラムの他方に固定され、
前記送りナットは、前記スリットの幅を調整するバックラッシュ調整手段を有し、
さらに、前記スリットは、前記一方向に対して前記送りねじ軸の周方向に120°ずれた位置に前記送りナットの軸方向全長にわたり形成され、
前記電動モータの付勢により前記動力伝達機構を介して前記他方のステアリングコラムがテレスコピック動作することを特徴とする電動式ステアリングコラム装置。 - 前記球面継手要素と前記円筒継手要素との間に合成樹脂部材が介装されたことを特徴とする、請求項1または2に記載の電動式ステアリングコラム装置。
- 前記合成樹脂部材が前記円筒継手要素に内嵌したスリーブであることを特徴とする、請求項3に記載の電動式ステアリングコラム装置。
- 前記合成樹脂部材が前記球面継手要素が内嵌する凹球面を有するスライダであることを特徴とする、請求項3または4に記載の電動式ステアリングコラム装置。
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