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JP4304122B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

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JP4304122B2
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Description

この発明は、架線から集電された直流電力を電力変換器で交流電力に変換して交流電動機を駆動する電気車制御装置に関するものである。
従来の電気車制御装置においては、帰線電流に含まれる障害電流を除去するためにフィルタコンデンサの電圧振動に基づいてq軸電圧指令vq1に補正dvq1を印加することにより、第1のq軸電流iq1を制御する。d軸電流id及び第1のq軸電流iq1は検出された電動機電流を位相に基づいて回転座標変換により求められる。
dq軸−回転座標系における交流電動機の電圧方程式(記載省略)から、d軸とq軸及び電流と磁束が相互に関係することが分かる。即ち、周波数ω1のみを操作すると第1のq軸電流iq1が制御されるだけでなく、d軸電流id、d軸磁束φd、及びq軸磁束φqが変動して干渉を引き起こす。そこで、第1のq軸電流iq1をq軸電圧vqで制御し、q軸磁束φqを周波数ω1で制御し、d軸電流idをd軸電圧vdで制御して、第1のq軸電流iq1を制御した際にd軸電流idとq軸磁束φqの変動を抑制する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−238298号公報(第5頁、第7頁、図6)
従来の電気車制御装置においては、d軸とq軸の電流及び磁束の干渉を抑制する手段が必要になるので、構成が複雑になるという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、フィルタコンデンサまたはフィルタリアクトルのエネルギー量を制御対象としてエネルギー量に含有する高調波成分を低減することにより、帰線電流の高調波成分を低減させることができる電気車用制御装置を提供する。
この発明に係わる電気車制御装置は、架線から集電された直流電力をフィルタリアクトルとフィルタコンデンサとで平滑して、電力変換器で交流電力に変換して車両駆動用交流電動機を駆動し、指令されたd軸電流指令値とq軸電流指令値とに基づいて電圧座標変換器で電力変換器への電圧指令を演算する電気車制御装置において、フィルタコンデンサの電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力からフィルタコンデンサのエネルギー量を演算するエネルギー量演算器と、エネルギー量に含有する所定の帯域周波数成分を抽出する帯域周波数成分検出器と、帯域周波数成分に所定の係数を乗じてq軸電流指令補正値を出力する帯域周波数成分係数器と、q軸電流指令値にq軸電流指令補正値を加算してq軸電流指令値を補正するq軸電流指令補正値加算器とを備えたものである。
この発明は、q軸電流指令値を補正することによりコンデンサのエネルギー量に含有する所定の帯域周波数成分を低減するので、軌道回路の帰線電流における所定の帯域周波数成分である高調波成分を低減することができるため、軌道回路に付設された保安機器に対する障害を防止できる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における電気車制御装置を示す構成図である。図1において、架線1から直流電力を集電する集電器2にフィルタリアクトル3及びフィルタコンデンサ4を介して電力変換器5が接続されている。そして、電力変換器5の交流電力が出力される側に電気車駆動用の誘導電動機6が接続されている。
架線1から集電器2を介して直流電力が入力され、フィルタリアクトル3及びフィルタコンデンサ4により直流電圧が平滑されたあと、電力変換器5により直流電力が任意の交流電力に変換されて車両駆動用誘導電動機6を駆動する。
また、電流検出器7は誘導電動機6を任意の速度に制御するために誘導電動機6の電流(三相電流、iu,iv,iw)を検出する。さらに回転速度検出器8は誘導電動機6の回転速度ωrを検出する。
電圧検出器9でフィルタコンデンサ4の電圧Efcが検出される。そして、電圧Efcは乗算器10に入力されEfcの2乗が演算される。乗算器10の演算結果はエネルギー量演算器11により0.5×C(C:フィルタコンデンサ4の静電容量)と乗算される。エネルギー量演算器11からフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcが出力される。このエネルギー量Wcは帯域周波数成分検出器12により所定の帯域周波数成分dWcが抽出され、帯域周波数成分係数器13によりK倍されてq軸電流指令補正値diq*が演算される。
減算器14では誘導電動機6の磁束軸に対応するd軸電流指令値id*から、電流検出器7及び電流座標変換器15より得られる誘導電動機6のd軸電流値idが減算される。この減算結果はd軸電流制御器16により、例えば比例制御や比例積分制御がなされてd軸電圧補正信号値vd2が出力される。
また、q軸電流指令補正値加算器17では誘導電動機6のトルク軸に対応するq軸電流指令値iq*とq軸電流指令補正値diq*とが加算されて補正されたq軸電流指令値iq2*が出力される。減算器18では補正されたq軸電流指令値iq2*から、電流座標変換器15より得られる誘導電動機6のq軸電流値iqが減算される。減算結果はq軸電流制御器19により、例えば比例制御や比例積分制御がなされてq軸電圧補正信号値vq2が出力される。
すべり制御器20はd軸電流指令値id*及びq軸電流指令値iq*から、すべり周波数指令値ωs*を演算する。加算器21では回転速度検出器8から出力された誘導電動機6の回転速度ωrとすべり周波数指令値ωs*とが加算されて電力変換器周波数指令ω1が出力される。これは電力変換器5から出力される周波数に相当する。ω1は積分器22に入力されて位相θが得られる。
また、d軸電流指令値id*、q軸電流指令値iq*、及びω1が電圧補償器23に入力されて、dq軸上での非干渉制御項vd1、vq1が演算される。加算器24で電力変換器5が発生するd軸電圧値vd*が演算され、加算器25で電力変換器5が発生するq軸電圧値vq*が演算される。そして、d軸電圧値vd*とq軸電圧値vq*が電圧座標変換器26に入力されて、最終的に電力変換器5が発生するべき電圧指令信号(vu*,vv*,vw*)が演算される。
ところで、q軸電流指令補正値diq*を含む制御系に着目すると図2のようなブロック線図が得られる。図2において27は減算器、28はq軸電流制御系、29は誘導電動機6におけるq軸電流からトルクへの伝達ブロック、30は乗算器、31は係数器、32はフィルタリアクトル3とフィルタコンデンサ4とからなる受電手段である。係数器31は帯域周波数成分係数器13にマイナスを付加したものであるが、図2ではdWcの指令値をゼロとして減算器27で減算を行う表現に改めているため、例えばdWcが正の符号に対してdiq*が正の符号となり図1の符号と一致する。
q軸電流制御系28は、減算器18、q軸電流制御器19、加算器25、電圧座標変換器26、電力変換器5からなり、q軸電流指令補正値diq*に従って誘導電動機6のq軸電流値がdiqとなるような制御系を構成する。なお、入力信号であるiq*の制御系については図2ではq軸電流指令補正値加算器17の図示を省略しているが、同時にq軸電流指令値iq*に従って誘導電動機6のq軸電流がiqとなるように制御される。従って、誘導電動機6の電流値はiq2*(iq*+diq*)となるように制御される。しかし、図2においてはq軸電流補正値diq*に対する制御系に着目したブロック線図を示している。
伝達ブロック29ではq軸電流からトルクへの伝達特性を示しており、q軸電流iqにより誘導電動機6が発生するトルクを表す。またトルク(dτ)×回転数(ωr)=パワー(dp)の関係があるため、乗算器30では誘導電動機6が発生するパワーdpを表す。誘導電動機6が発生するパワーは電力変換器5を通して受電手段32へ流れ、フィルタコンデンサ3のエネルギーWcとなる。
なお、直流架線ではフィルタコンデンサ3の電圧Efcは直流成分を持つため、EfcからWcを演算するとエネルギー量Wcは直流成分のエネルギーを含む。直流成分は抑制対象成分ではないため、受電手段32におけるフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcのうち、所定の交流成分が帯域周波数成分検出器12で所定の帯域周波数成分dWcとして抽出される。帯域周波数成分dWcがゼロになるようにフィードバックループが構成され、指令値ゼロに対して減算器27で誤差が演算され、係数器31を介してq軸電流指令補正値diq*が演算される。上述のようにq軸電流制御系はq軸電流制御器19を含む制御系であり、ここではq軸電流指令補正値diq*に対して充分に高い応答で電流が追従し、diq*と概ね一致したdiqが得られる。
ところで、電流座標変換器15により誘導電動機6のdq軸上で制御されるという前提において、一般的に誘導電動機におけるq軸電流iqとトルクτの関係は式(1)で示される。従って、diqとdτの関係も式(1)と同様に表現でき、diqからdτへの伝達ブロック29が得られる。なお、Pmは極対数、Mは相互インダクタンス、Lrは2次インダクタンス、φdrはd軸磁束である。
Figure 0004304122
またトルクdτと誘導電動機6の回転速度ωrとの積はパワーdpとなるため、図2において乗算器30を用いてパワーdpを表現できる。更にパワーdpは受電手段32に入力され、フィルタコンデンサ4にエネルギー量Wcが蓄積される。
ここで、制御対象はフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcに含まれる所定の帯域周波数成分の交流成分dWcとなり、その指令値はゼロである。フィルタコンデンサ4のエネルギー変動が図2のフィードバックループにより低減され、結果として帰線電流の交流成分が抑制される。
次に受電手段32におけるパワーdpからエネルギー量Wcへの伝達関数について述べる。交流成分のみ扱うため、受電手段32における直流要素(架線の直流電圧源)を無視すると、受電手段32はフィルタリアクトル3とフィルタコンデンサ4のみの構成となる。誘導電動機6から受電手段32へのパワーをPとすると、PとWcの関係は式(2)で示される。すなわち、誘導電動機6のパワーによりフィルタコンデンサ4のエネルギー量を制御することができる。なお、式(2)において、Lはフィルタリアクトル3のインダクタンス値、Cはフィルタコンデンサ4の静電容量、Rはフィルタリアクトル3の抵抗成分値、sは時間関数をラプラス変換したs関数における複素パラメータである。
Figure 0004304122
図2のブロック線図による開ループボード線図の例を図3に示す。ここではq軸電流制御系28を300(rad/sec)の応答に設定し、係数器31にてK=1に設定し、帯域周波数成分検出器12を40db/decの遮断特性かつ通過帯域を10〜300Hzに設定した。またL=10mH、C=4000μF、R=0.4Ω、Pm=2、Lr=35.5mH、M=34.3mH、φdr=3.4[Wb]としている。パラメータとして誘導電動機6の回転速度ωrを図3(a)に示すように、2π×50(rad/sec)、2π×25(rad/sec)、2π×10(rad/sec)の3通り選定している。回転速度ωrがアップするほど開ループゲイン(Gain「dB」)がアップする。この場合、図3(b)に示すように、いずれのケースにおいてもゲインが0dB以上において位相(Phase[deg])が±180°とならないため安定な制御系となる。従って、フィルタコンデンサ4のエネルギーWcに含有する所定の帯域周波数成分の交流成分は開ループボード線図におけるゲインが0dB以上の帯域においてそのゲイン量だけ低減される。
次に、フィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcと、フィルタリアクトル3の電流(帰線電流Is)の関係について述べる。Efcを直流成分vdcと交流成分vacに分離すると、エネルギー量Wcは式(3)のようになる。エネルギー量Wcの交流成分Wcacは式(4)のようになる。
Figure 0004304122
Figure 0004304122
例えば、受電手段32の直流電圧が1500Vの場合には、vac<<2vdc(=3000V)となるから式(5)が成り立つ。よって、エネルギー量Wcの交流成分を抑制することはvacを抑制することと等価となるので、結果として帰線電流Isを抑制することと等価となる。
Figure 0004304122
このような構成によれば、フィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcを検出し、エネルギー量Wcの所定の帯域周波数成分がゼロとなるようにフィードバック制御がかかり、エネルギー量Wcの交流成分が低減するので、軌道回路におけるの帰線電流の所定の帯域周波数の交流成分を減衰させることができ、軌道回路の障害を回避することができる。
また、フィードバック制御を実現するにはq軸電流指令値の変更のみでよく、簡便な構成とすることができる。
さらに、フィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcを制御対象とすることによりフィードバック制御の線形化が図れるため、単純な開ループボード線図による設計で帰線電流の交流成分の低減量を精度よく設計することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明を実施するための実施の形態2における電気車制御装置を示す構成図である。図4において、1〜8,14〜26は実施の形態1のものと同様である。
フィルタリアクトル3の電流Isを電流検出器33で検出する。電流Isは乗算器34に入力されて電流Isの2乗が演算される。さらに、乗算器34の結果はエネルギー量演算器35により0.5×L(Lはフィルタリアクトル3のインダクタンス値)と乗算される。エネルギー量演算器35の出力としてはフィルタリアクトル3のエネルギー量WLが演算される。エネルギー量演算器35からフィルタリアクトル3のエネルギー量WLが出力される。このエネルギー量WLから帯域周波数成分検出器36により所定の帯域周波数成分dWLが抽出される。帯域周波数成分dWLは位相補償器37の係数器37aによりK倍されてq軸電流指令補正値diq*が演算される。さらに、位相補償器37は例えば式(6)に示す伝達特性G(s)とし、フィードバック制御系が安定となるように定数を選定する。式(6)において、T,Tは時定数である。
Figure 0004304122
さて、q軸電流指令補正値diq*を含む制御系に着目すると図5のようなブロック線図が得られる。図5において、38は減算器である。係数器37aにマイナスを付加したものであるが、図5ではdWLの指令値をゼロとして減算器38で減算を行う表現に改めているため、例えばdWLが正の符号に対してdiq*が正の符号となり図4の符号と一致する。
受電手段32におけるフィルタリアクトル3のエネルギー量WLのうち、所定の周波数帯域の交流成分が帯域周波数成分検出器36で所定の帯域周波数成分dWLとして抽出される。帯域周波数成分dWLがゼロになるようにフィードバックループが構成され、指令値ゼロに対して減算器38で誤差が演算され、位相補償器37を介してq軸電流指令補正値としてのdiq*が演算される。q軸電流制御系はq軸電流制御器19を含む制御系であり、q軸電流指令補正値diq*に対して充分に高い応答で電流が追従して、q軸電流指令補正値diq*と概ね一致したdiqが得られる。
次に、受電手段32におけるパワーdpからエネルギー量WLへの伝達関数について述べる。交流成分のみ扱うため、受電手段32における直流要素(架線の直流電圧源)を無視すると、受電手段32はフィルタリアクトル3とフィルタコンデンサ4のみの構成となる。誘導電動機6から受電手段32へのパワーをPとすると、Pとエネルギー量WLの関係は式(7)で示される。すなわち、誘導電動機6のパワーによりフィルタリアクトル3のエネルギー量を制御することができる。なお、式(7)において、Lはフィルタリアクトル3のインダクタンス値、Cはフィルタコンデンサ4の静電容量、Rはフィルタリアクトルの抵抗成分値である。
Figure 0004304122
図5のブロック線図による開ループボード線図の例を図6に示す。ここではq軸電流制御系を300(rad/sec)の応答に設定して、係数器37aにおけるゲインKを0.005に設定し、帯域周波数成分検出器36を40db/decの遮断特性かつ通過帯域を10〜300Hzに設定した。また、L=10mH、C=4000μF、R=0.4Ω、Pm=2、Lr=35.5mH、M=34.3mH、φdr=3.4[Wb]としている。さらに、式(6)のTを0.016に、Tを0.0016に選定している。また、パラメータとして誘導電動機6の回転速度ωrを図6(a)に示すように、2π×50(rad/sec)、2π×25(rad/sec)、2π×10(rad/sec)の3通り選定している。回転速度ωrがアップするほど開ループゲインがアップする。また、図6(b)に示すように、いずれのケースにおいてもゲインが0dB以上において位相が±180°とならないため安定な制御系となる。従って、フィルタリアクトル3のエネルギー量WLの交流成分は開ループボード線図におけるゲインが0dB以上の帯域においてゲイン量だけ低減される。なお、図6の例では回転速度ωrが2π×10[rad/sec]の場合にはゲインが0dB以下となるため、エネルギーWLの交流成分の低減効果は無いが、回転速度ωrがアップするとゲインが0dB以上となり低減効果が現れる。
このような構成によれば、フィルタリアクトル3のエネルギー量WLを検出し、エネルギー量WLの所定の帯域周波数成分がゼロになるようにフィードバック制御がかかるため、エネルギー量WLの交流成分が低減して帰線電流の所定の帯域周波数の交流成分を減衰させることにより軌道回路の障害を回避することができる。
また、フィードバック制御を実現するにはq軸電流指令値の変更のみでよく、簡便な構成にすることができる。
また、フィルタリアクトル3のエネルギー量WLを制御対象とするため、フィードバック制御の線形化が図れて単純な開ループボード線図による設計により、帰線電流の交流成分の低減量を精度よく設計することができる。
また、帰線電流の交流成分を抑制するためのフィルタリアクトル3とフィルタコンデンサ4の容量を低減することができるため、全体の小型軽量化を図ることができる。
実施の形態3.
図7は、この発明を実施するための実施の形態3における電気車制御装置を示す構成図である。図7において、1〜26は図1と同様のものである。
帯域周波数成分係数器13から出力されたq軸電流指令補正値diq*が回転速度乗算器39に入力される。また、回転速度検出器8から出力された回転速度ωrは回転速度係数器40で回転速度係数K2に設定される。
図2及び図5のブロック線図や、図3及び図6の開ループボード線図に示すように、ゲインは誘導電動機6の回転速度ωrに比例して変化する。例えば、回転速度ωrが2π×25(rad/sec)のときと、2π×50(rad/sec)のときでは6dBの差が発生し、回転速度ωrが低いほどフィルタコンデンサ4やフィルタリアクトル3におけるエネルギー量の交流成分の低減が損なわれる。
そこで、回転速度ωrが低くとも回転速度係数K2により開ループボード線図でのゲインが下がらないようにする。図2及び図5のブロック線図より開ループボード線図のゲインは回転速度ωrに比例するため、回転速度係数K2(ωr)を図8に示すように回転速度ωrに反比例するゲインに設定する。この例では開ループボード線図のゲインを、たとえば、どんな周波数のときでも高い方に設定する。ここでは、ωr=2π×50(rad/sec)のときの状態とするように、回転速度係数K2と回転速度ωrとの関係を式(8)としている。
Figure 0004304122
このような構成によれば、誘導電動機6の回転速度ωrに関わらず、常に一定の開ループゲインが得られる設計とすることができるため、回転速度ωrが低いときにおいてもフィルタコンデンサ4における交流成分を低減させることができる。
なお、実施の形態3において、フィルタコンデンサ4のエネルギーを制御対象としたものについて説明したが、実施の形態2の図4に示したようなフィルタリアクトル3のエネルギーを制御対象として構成しても、同様の効果を期待することができる。
さらに、実施の形態3において、回転速度係数器40の入力を誘導電動機6の回転速度ωrとしたものについて説明したが、すべり制御器20の出力ωs*の値が回転速度ωrと比較して充分小さい場合には、電力変換器周波数指令ωlを回転速度係数器40の入力としても同様の効果を期待することができる。
実施の形態4.
図9は、この発明を実施するための実施の形態4における電気車制御装置を示す構成図である。図9において、1〜16,18,19,21,22〜26は実施の形態1のものと同様のものである。図9において、q軸電流指令値iq*とq軸電流指令補正値diq*とを加算器41で加算して、補正されたq軸電流指令値iq2*が出力される。この補正されたq軸電流指令値iq2*をすべり制御器42に入力することによりすべり周波数ωs*もq軸電流指令値iq*と共に変更する。このように、誘導電動機6を原理的にdq軸上に制御するためには、すべり周波数ωs*もq軸電流指令値iq2*に合わせて変更するとよい。
このような構成によれば、誘導電動機6に一致したdq軸上にてq軸電流が制御されるため、フィルタコンデンサ4のエネルギー量における交流成分を、より精度よく低減させることができる。
なお、実施の形態4において、フィルタコンデンサ4のエネルギーを制御対象としたが、フィルタリアクトル3のエネルギー量を制御対象としても、同様の効果を期待することができる。
実施の形態5.
図10は、この発明を実施するための実施の形態5における電気車制御装置を示す構成図である。図10において、1〜26は実施の形態1のものと同様のものである。方向指令係数器43は電気車の前進又は後進の進行方向指令を受けると、前進指令のときに「1」を、後進指令のときに「−1」を出力する。そして、帯域周波数成分係数器13から出力されたq軸電流指令補正値diq*と方向指令係数器43から出力された進行方向指令が方向指令乗算器44に入力されると、方向指令乗算器44から進行方向指令に対応した符号が付されたq軸電流指令補正値diq**が出力される。
図11は前進時(誘導電動機6の正転時)におけるフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcとiq2*の関係を模式的に示した説明図である。図11において(a)は加速時、(b)は減速時である。(a)ではフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcが所定の帯域周波数成分dWcだけ上昇したときに、誘導電動機6がフィルタコンデンサ4のエネルギーを奪うようにq軸電流指令補正値diq**が得られる。(b)ではフィルタコンデンサ4にエネルギーを戻さないようにq軸電流指令補正値diq**が得られる。
図12は後進時(誘導電動機6の逆転時)におけるフィルタコンデンサ4のエネルギー量Wcとiq2*の関係を模式的に示した説明図である。図12において(a)は加速時、(b)は減速時である。(a)ではフィルタコンデンサ4のエネルギーを奪うようにq軸電流指令補正値diq**が得られる。(b)ではフィルタコンデンサ4にエネルギーを戻さないようにq軸電流指令補正値diq**が得られる。
前進と後進では元来q軸電流指令iq*の符号が逆転するため、図11及び図12に示したようにq軸電流指令補正diq*の符号が逆転する。すなわち、前進と後進の指令によりq軸電流指令補正diq**のように符号を変えるとよい。
このような構成によれば、前進と後進によりq軸指令補正信号diq**のように符号を変えることにより、前進又は後進いずれにおいてもフィルタコンデンサ4におけるエネルギーの交流成分を効果的に低減させることができる。
なお、実施の形態5ではフィルタコンデンサ4のエネルギーを制御対象としたが、フィルタリアクトル3のエネルギーを制御対象としても、同様の効果を期待することができる。
また、実施の形態1から実施の形態5において、誘導電動機6の回転速度ωrを回転速度検出器8で検出するものについて説明したが、q軸電流指令値iq*等から回転速度推定値ωrを推定するようにしても同様の効果を期待することができる。
さらに、実施の形態1から実施の形態5において、電力変換器5の出力で誘導電動機6を駆動するものについて説明したが、同期電動機等の交流電動機についても同様の効果を期待することができる。
この発明を実施するための実施の形態1における電気車制御装置を示す構成図である。 図1におけるフィルタコンデンサのエネルギー量の制御ブロックを示す説明図である。 図1におけるフィルタコンデンサのエネルギー量の制御に関する開ループボード線図を示す説明図である。 この発明を実施するための実施の形態2における電気車制御装置を示す構成図である。 図4におけるフィルタリアクトルのエネルギー量の制御ブロックを示す説明図である。 図4におけるフィルタリアクトルのエネルギー量の制御に関する開ループボード線図を示す説明図である。 この発明を実施するための実施の形態3における電気車制御装置を示す構成図である。 図7のゲインを示す説明図である。 この発明を実施するための実施の形態4における電気車制御装置を示す構成図である。 この発明を実施するための実施の形態5における電気車制御装置を示す構成図である。 図10における正転時のフィルタコンデンサのエネルギー量を示す説明図である。 図10における逆転時のフィルタコンデンサのエネルギー量を示す説明図である。
符号の説明
1 架線、3 フィルタリアクトル、4 フィルタコンデンサ、6 交流電動機、
9 検圧検出器、11,35 エネルギー量演算器、12,36 周波数成分検出器、
13 帯域周波数成分係数器、17 q軸電流指令補正加算器、
39 回転速度乗算器、40 回転速度係数器、43 方向指令係数器、
44 方向指令乗算器。

Claims (4)

  1. 架線から集電された直流電力をフィルタリアクトルとフィルタコンデンサとで平滑して、電力変換器で交流電力に変換して車両駆動用交流電動機を駆動し、指令されたd軸電流指令値とq軸電流指令値とに基づいて電圧座標変換器で上記電力変換器への電圧指令を演算する電気車制御装置において、上記フィルタコンデンサの電圧を検出する電圧検出器と、この電圧検出器の出力から上記フィルタコンデンサのエネルギー量を演算するエネルギー量演算器と、上記エネルギー量に含有する所定の帯域周波数成分を抽出する帯域周波数成分検出器と、上記帯域周波数成分に所定の係数を乗じてq軸電流指令補正値を出力する帯域周波数成分係数器と、上記q軸電流指令値に上記q軸電流指令補正値を加算して上記q軸電流指令値を補正するq軸電流指令補正値加算器とを備えたことを特徴とする電気車制御装置。
  2. 架線から集電された直流電力をフィルタリアクトルとフィルタコンデンサとで平滑して、電力変換器で交流電力に変換して車両駆動用交流電動機を駆動し、指令されたd軸電流指令値とq軸電流指令値とに基づいて電圧座標変換器で上記電力変換器への電圧指令を演算する電気車制御装置において、上記フィルタリアクトルの電流を検出する電流検出器と、この電流検出器の出力から上記フィルタリアクトルのエネルギー量を演算するエネルギー量演算器と、上記エネルギー量に含有する所定の帯域周波数成分を抽出する帯域周波数成分検出器と、上記帯域周波数成分に所定の係数を乗ずると共に位相補償してq軸電流指令補正値を出力する位相補償器と、上記q軸電流指令値に上記q軸電流指令補正値を加算して上記q軸電流指令値を補正するq軸電流指令補正値加算器とを備えたことを特徴とする電気車制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の電気車制御装置において、上記交流電動機の回転速度を検出する回転速度検出器と、上記回転速度に反比例した回転速度係数を出力する回転速度係数器と、上記q軸電流指令補正値と上記回転速度係数とを乗算して上記q軸電流指令補正値を上記回転速度に応じて補正する回転速度乗算器とを備えたことを特徴とする電気車制御装置。
  4. 請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の電気車制御装置において、上記電気車の前進又は後進の進行方向指令を受けて進行方向に応じた方向係数を出力する方向指令係数器と、上記q軸電流指令補正値と上記方向指令係数とを乗算して上記q軸電流指令補正値を上記進行方向に応じて補正する方向指令乗算器とを備えたことを特徴とする電気車制御装置。
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