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JP4294874B2 - アルカンスルホン酸の製法 - Google Patents

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JP4294874B2
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Description

【0001】
本発明は、アルカンスルホン酸の製法に関する。
【0002】
アルカンスルホン酸は、一連の工業的用途で使用される。長鎖状アルカンスルホン酸は、例えば界面活性剤特性を有するが、メタンスルホン酸のような短鎖状のものは、例えば錫又は鉛のような卑金属を例えばガルバニ析出のための補助化学品として、電子工学用の導体板の錫メッキ時に又はブリキ板の製造時に使用することができる。
【0003】
文献中には、一連のアルカンスルホン酸の製法が記載されている。この場合には、殊に、通常は、硫化水素とアルコールとの反応により製造されるアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキルが出発物質として使用される。相応するアルカンスルホン酸にするためのアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキルの酸化反応は、種々の酸化剤により達成することができる。例えば、酸化剤として過酸化水素、塩素、ジメチルスルホキシド又はジメチルスルホキシドとヨウ化水素酸との混合物を、並びに電気化学的酸化を使用することができる。
【0004】
WO98/34914中には、Brを用いるメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキルの酸化によりアルカンスルホン酸を生じることが記載されている。このBrは、より簡単な取り扱い性のために、有利にHBrから得られる。HBrを酸化してBrにすることは、触媒量の硝酸の存在下で酸素を用いて、又は硝酸そのものを酸化剤として用いて行うことができる。硝酸を用いるHBrの酸化の際に生じる酸化窒素は、酸素により再酸化されて硝酸にされる。このプロセス中に存在する硫黄化合物の硫酸までの過剰酸化を避けるために、HBrからBrへの酸化及びBrを用いるメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキルの酸化を、分離された反応器中で実施することができる。
【0005】
アルカンスルホン酸を製造するためのもう一つの方法は、酸化窒素又は硝酸の存在下での酸素を用いるアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキルの酸化である。硝酸の存在下で酸素を用いる酸化は、例えばUS2697722及びUS2727920に記載されている。
【0006】
これらの刊行物は、硝酸中に吸収された酸素を用いるアルキルメルカプタン又は多硫化物(例えば二硫化ジアルキル)の酸化に関する。アルキルメルカプタン又は多硫化物は、段階的に所望のアルカンスルホン酸まで酸化される。この酸化の間に、一酸化窒素、二酸化窒素及び亜酸化窒素からの混合物が生じる。一酸化窒素及び二酸化窒素は硝酸中に吸収された酸素により、純粋な二酸化窒素又は硝酸まで変換され、これらは再びアルカンスルホン酸の形成のために利用できる。亜酸化窒素は排除される。この方法の欠点は、形成される亜酸化窒素分が高く、これはいわゆる「温室ガス」として、ハロゲン化されたメタン及びエタンと同様に環境学的問題をもたらし、従って、工業用装置中では経費をかけて排ガス流から分離除去しなければならない。更に、この排ガスは同時に多量の窒素−及び硫黄−化合物を含有し、これらは同様に経費をかけて除去しなければならない。
【0007】
これらの反応の際に、反応温度は、通常は25〜70℃の範囲内にある。しかしながら、この温度では、アルカンスルホン酸への完全な変換は達成されない。例えば、メタンスルホン酸への変換の際には、この反応条件では、反応は部分的に中間体メタンチオスルホン酸−S−メチルエステルの段階に留まる。この中間体は不安定な化合物であり、これは、既に90℃までに二酸化硫黄を放出し、170℃で自然にかつ極めて爆発的に分解する。
【0008】
従って、高い純度及び良好な収率でアルカンスルホン酸を製造することができ、亜酸化窒素の形成を殆ど完全に抑圧する、経済的に魅力的な方法を提供する課題が存在する。
【0009】
この課題は、次の工程を包含するアルカンスルホン酸の製法により解決される:
(a)アルキルメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルを硝酸で酸化してアルカンスルホン酸、水、酸化窒素及びその他の副生成物を形成させる、
(b)工程(a)から得られた酸化窒素を、酸素を用いて硝酸に再生させ、かつこの硝酸を工程(a)に戻し入れる。
【0010】
この本発明の方法は、工程(a)及び(b)を相互に分離された反応室中で実施することを特徴とする。
【0011】
これにより、総体的反応として、(空気−)酸素でのアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキルの酸化が実施される。
【0012】
工程(a)で生じる酸化窒素は、低酸化窒素化合物(NO/NO−混合物)であり、これは、工程(b)で再酸化されて、純粋な又は二酸化窒素を含有する硝酸までにされる。本発明の方法で使用される硝酸は、相応して純粋な又は二酸化窒素を含有する硝酸であってよい。
【0013】
従って、メルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルのアルカンスルホン酸までの酸化(工程(a))と酸化窒素の再生(工程(b))との空間的分離は、双方の反応工程、工程(a)及び工程(b)が相互に分離されて、最適の反応条件下に実施され得るので有利である。これにより、亜酸化窒素の形成を殆ど完全に抑圧することができ、アルカンスルホン酸の非常に良好な収率を得ることができる。
【0014】
本発明の方法を連続的に実施するのが有利である。
【0015】
工程(a)
高い変換率を得るために、かつ危険な少量成分、例えばメタンスルホン酸の製造時に生じうるような硝酸メチル又はメタンチオスルホン酸−S−メチルエステルの形成を避けるために、この酸化は通常は高い温度で実施される。一般に、工程(a)は、50〜150℃、有利に100〜140℃の反応温度で実施される。工程(a)の作業圧は、一般に100ミリバール〜8バール、有利には常圧である。
【0016】
本発明の方法で使用されるメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は多硫化ジアルキルは脂肪族又は環状脂肪族であってよい炭化水素基を含有する。この炭化水素基は直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族炭化水素基が特に有利である。これらは、有利に1〜20、特に有利に1〜14個の炭素原子を含有する。この基はメチル基であるのが全く特別に有利であり、これに伴いアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキルは、メチルメルカプタン又は二硫化ジメチルである。
【0017】
本発明の方法で二硫化ジアルキルを使用するのが有利である。二硫化ジアルキルは、文献中に他の方法も公知であるが、通常は硫化水素及びメタノールから製造される。触媒としてのアミンの使用下で、有機二硫化ジアルキル中に溶かされた硫黄を用いてアルキルメルカプタンを酸化することにより二硫化ジアルキルを製造するのが特に有利である。この方法では、アルキルメルカプタンを、「粗製メルカプタン流」として、即ち、適当な触媒に接してのアルコールと硫化水素との反応からの、抽出又は蒸留により精製されていないメルカプタン流として使用することができる。
【0018】
二硫化ジアルキルのこの製法の一つの利点は、この方法が圧力をかけずに実施されることである。このことは、中間的に貯蔵される二硫化ジアルキルが加圧容器中に保存されないことを意味する。更に、二硫化ジアルキルは貯蔵安定な出発物質であり、従って、安全に取り扱い可能である。この方法は、「二硫化ジアルキルの製法」なる発明の名称で同時に出願されているドイツ特許出願第19854427.8号(ドイツ特許庁整理番号)明細書中に記載されている。
【0019】
この有利に使用される二硫化ジアルキルは、アルカンスルホン酸に変換されるので、後補充しなければならない。二硫化ジアルキルの後補充は、工程(a)で反応混合物の蒸気相中に、又は反応混合物の液体表面下に浸液的に行うことができる。反応混合物の蒸気相中への添加の際には、二硫化ジアルキルと酸化窒素との緊密な混合物が生じることがあり、これは爆発性である。従って、二硫化ジアルキルを液体表面下に浸液的に反応混合物に供給するのが有利である。この浸液は、例えば浸液管を介して反応器中で行うか又はミキシングノズルを介して循環で行うことができる。
【0020】
アルキルメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルと硝酸とのモル比は、メルカプタンの場合には、一般に1:1〜1:10、有利に1:2〜1:6、特に有利に1:2〜1:4である。二硫化ジアルキルの場合には、このモル比は一般に1:2〜1:20、有利に1:3〜1:10、特に有利に1:3〜1:6である。
【0021】
多硫化ジアルキルは、メルカプタン又は二硫化ジアルキルと混合して使用するのが有利である。
【0022】
酸化は、高いバックミキシング度を有する反応器中で又は反応器カスケード中で、例えば撹拌タンク又はループ反応器中で、又は低いバックミキシング度を有する反応器中、例えば流動管中で実施することができる。工程(a)を高いバックミキシング度を有する反応器中で又は反応器カスケード中で実施するのが有利である。高いバックミキシング度を有する反応器又は反応器カスケードを使用する場合には、これらを選択的に反応混合物の沸点より下まわる温度で、純粋な酸化反応器として作動させるか、又は反応混合物の沸点で作動させることができ、これによりこの合成の間に既に過剰に存在する希釈された水性硝酸の分離によって、反応混合物の濃縮を達成することができる。
【0023】
有利な1実施形では、装置の酸化部分は、高いバックミキシング度を有する2つの反応器、例えば、2個の撹拌タンクの反応器カスケードから成っている。その中にアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキル又は多硫化ジアルキル及び硝酸が配量される第1反応器中の温度は、有利に50〜140℃、特に有利に80〜120℃である。第1反応器の溢流分が供給される第2反応器は、有利に100〜150℃、特に有利に130〜150℃で、タンク内容物の蒸気化の下に作動される。双方の反応器中の反応混合物の滞留時間は、10分〜10時間、有利特に1〜3時間であってよい。
【0024】
メルカプタン又は二硫化ジアルキルの酸化の反応熱の一部分を、有利に排ガス流中に配置された、凝縮器により反応混合物への凝縮物戻しを用いて放散させるのが有利である。
【0025】
高いバックミキシング度を有する2個の反応器を有する反応器カスケード中で工程(a)を実施すると、第1反応器中で、使用されたアルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキル又は多硫化ジアルキルが充分に酸化され、この際、主として相応するアルカンスルホン酸並びに少量の不完全な酸化生成物が、過剰の硝酸及び少量の硫酸と共に生じる。この混合物中のアルカンスルホン酸の収率は、この反応のこの工程では、通常、既にメルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は多硫化ジアルキルの使用量に対して80%以上、有利に90%以上である。第2反応器中では、酸化反応の完全化が行われ、これにより、アルカンスルホン酸の収率は、通常は90%以上、有利には93%以上まで高められる。
【0026】
反応工程(a)の流出物中に(共に)含有される過剰の硝酸は、公知方法での単純蒸留により水と一緒に蒸留分離することができ、メルカプタン及び/又は二硫化ジアルキル及び/又は多硫化ジアルキルの酸化(工程(a))に、又は酸素を用いる酸化窒素の硝酸への再生(工程(b))に戻し入れることができる。工程(a)からの反応流出物中に生じる他の副産物も蒸留により相互に分離することができ、この際、不完全酸化の生成物を、酸化(工程(a))に戻し入れるのが有利である。
【0027】
こうして、硝酸は殆ど完全にこの系中に保留され、非常に僅かな亜酸化窒素形成により及び工程(b)での不完全な吸収によりいくらかの損失が現れる。しかしながら、この吸収損失は、現在の硝酸プラントの今日の技術水準によれば僅かにすぎない。
【0028】
有利な1実施形では、第2反応器に、ストリッピング塔として作動する水分離塔が接続されている。これは、塔頂生成物として水及び硝酸を分離し、塔底生成物として典型的に無色の98%アルカンスルホン酸が、約1質量%の水及び約1質量%の硫酸と共に得られる。硝酸は<0.2質量%の痕跡量でのみ含有されている。この塔は、一般に20〜1000ミリバール、有利に50〜300ミリバールで、一般に、130〜240℃、有利に150〜200℃の塔底温度で作動される。
【0029】
工程(b)
酸化窒素(NO/NO−混合物)の再生は、一般に、再生された酸化窒素NOのできるだけ完全な吸収を達成し、できるだけなお高い濃度の硝酸を得るために、低い温度及び高い圧力で作業される。
【0030】
本発明の意味におけるNOとは、主としてNO、NO、N、N及びNであると理解すべきである。
【0031】
本発明の方法で使用される硝酸の濃度は、一般に20〜100質量%、有利に40〜70質量%、特に有利に50〜70質量%である。工程(b)を0〜60℃、特に有利に0〜30℃の温度で等温的に実施するのが有利である。絶対圧は有利に0.5〜20バール、特に有利に3〜12バールである。
【0032】
工程(b)における酸化窒素の再生は、同時に、工程(a)で副産物として生じる硫黄化合物の排ガス浄化としての作用もするので、このプロセスガスは、不快臭のメルカプタン又は二硫化ジアルキル又は多硫化ジアルキルを含有せず、ほぼ慣用の硝酸プラント中のその組成に一致する。従って、この排ガスは付加的な後処理をすることなしに環境中に放出させることができる。
【0033】
再生のために使用される酸素は、一般に空気酸素である。
【0034】
反応装置としては、一般に吸収塔が使用される。酸化窒素から硝酸を製造するための公知の塔に相当する、冷却吸収塔が有利である。これは、例えばボイリング−、バルブ−、泡鐘−、トンネル棚段塔又は充填体又は整列パッキングを有する塔であってよい。冷却はこの塔中でも、外部熱交換器中でも行うことができる。
【0035】
吸収塔は、一般に0〜60℃、有利に0〜30℃で、有利に等温的に作動される。塔頂部から新鮮水、有利に脱塩水が加えられ、そこで、充分に酸化窒素の除かれた貧空気、即ち酸素の少ない空気が逃出する。
【0036】
従って、アルカンスルホン酸を製造するための本発明の方法では、工程(a)で反応流出物中に含有される硝酸を、この反応流出物から分離の後に、工程(a)又は工程(b)に戻し入れ、かつ同様に含有される不完全酸化の生成物を、分離の後に工程(a)に戻し入れるのが有利である。
【0037】
本発明の方法で得られる既に非常に純粋なアルカンスルホン酸は、後続の真空蒸発塔(これは一般に0.1〜20ミリバール、有利に2〜10ミリバールの塔頂圧で作動する)中で精製することができる。この際、痕跡量で生じる不純物が塔頂部又は塔底部で分離除去される。特有のアルカンスルホン酸は、通常は側面取り出し部中に得られる。この得られるアルカンスルホン酸は無色で、一般に、<50ppmの硫酸含分を有して、>99%、有利に>99.5%の純度を有する。こうして得られたメタンスルホン酸は、例えばガルバニ浴中での使用のために好適である。
【0038】
本発明による方法で、二硫化ジメチルの酸化によりメタンスルホン酸を製造するのが全く特別に有利である。精製(真空蒸留)の後に得られたメタンスルホン酸は、一般に、>99%の純度を有し、無色である。硫酸含分は、一般に、50ppmより少ない。このようなメタンスルホン酸は、特にガルバニ浴中での使用のために好適である。
【0039】
添付の図面において、図1に本発明の方法のフローシートが図示されている。
【0040】
ここで、記号は次のものを意味する:
R1 その中で工程(a)が実施される反応器1
R2 その中で工程(b)が実施される反応器2
RSH/R-S-S-R 使用メルカプタン及び/又は使用二硫化ジアルキル
HNO 使用硝酸
r-HNO 工程(b)から工程(a)に戻される硝酸
NO/NO 低酸化窒素化合物(NO/NO−混合物)
O 水
”O” 空気酸素
X 排ガス
P 反応生成物を含有する反応流出物。
【0041】
加えて、次の実施例につき本発明を説明する。
【0042】
実施例
実験構成:
添付の装置フローシート(図2)は、この実験構成を示している。
【0043】
装置:
A 第1酸化反応器(撹拌タンク)
B 第2酸化反応器(撹拌タンク)
C 凝縮器
D 凝縮器
E 硝酸再生用の44泡鐘棚段を有する棚段塔
F 硝酸緩衝容器
G ガラスリングパッキングを有する第1真空精留塔
H 塔底熱交換器
I 戻し分配器付き凝縮器
J 整列パッキングを有する第2真空精留塔
K 塔底熱交換器
L 戻し分配器付き凝縮器。
【0044】
流路:
1 純粋二硫化ジアルキルの流入路
2 硝酸流入路
3 空気供給路
4 脱イオン水の流入路
5 排気路
6 低沸点物流出路
7 メタンスルホン酸流出路
8 高沸点物流出路
9 第1反応器から第2酸化反応器への流出路
10 第1酸化反応器からの排ガス路
11 第2酸化反応器からの排ガス路
12 第2酸化反応器から硝酸再生のための凝縮物流路
13 第2酸化反応器から第1真空精留塔への流出路
14 第1真空精留塔から硝酸再生のための凝縮物流路
15 第1真空精留塔から第2真空精留塔への塔底物流出路。
【0045】
実験実施法:
反応器Aに、撹拌下に連続的に、1から純粋な二硫化ジメチル(>98%)を、かつFから45〜50%の硝酸を、DMDS(二硫化ジメチル):HNOのモル比1:5で装入する。二硫化ジメチルの供給は、浸液的に行う。反応器A中の温度は100℃である。反応器A中の液体量を反応器Aを連続的に出る液体流9で割った商として計算される反応器A中の滞留時間は、約2.2時間である。
【0046】
反応器Aを連続的に出る液体流9は、メタンスルホン酸約32%、硝酸11%、メタンチオスルホン酸−S−メチルエステル0.6%及び水56%より成り、反応器Bに供給される。
【0047】
反応器B中の温度は130℃である。反応器B中の液体量を反応器Bを連続的に出る液体流13で割った商として計算される反応器B中の滞留時間は、約2.2時間である。
【0048】
反応器Bを連続的に出る液体流13は、メタンスルホン酸約55%、硝酸10%、メタンチオスルホン酸−S−メチルエステル<0.2%及び水35%より成り、真空精留塔Gに塔頂部のすぐ下から供給される。流9中のメタンスルホン酸の粗収率は>95%である。
【0049】
真空精留塔Gは、塔頂圧95〜100ミリバール(絶対)及び塔底温度180〜190℃で作動する。
【0050】
真空精留塔Gを出た塔底流出物15は、メタンスルホン酸約98%、水約1%及び硫酸約1%から成り、真空精留塔Jに供給される。
【0051】
真空精留塔Jは、塔頂圧約5〜10ミリバール(絶対)及び塔底温度約180〜190℃で作動する。
【0052】
真空精留塔Jを出る側面取り出し物流7は、<50ppmの硫酸含分を有する>99%メタンスルホン酸から成る。蒸留の後のメタンスルホン酸の全収率は>90%である。
【0053】
真空精留塔Jを出る塔頂流出物流6は、水、メタンスルホン酸、メタンスルホン酸メチルエステル及び他の低沸点物から成る。この真空精留塔Jを出る塔底排出物流8は、硫酸、メタンスルホン酸及び他の高沸点物から成る。
【0054】
硝酸再生のための棚段塔Eは、常圧及び20〜45℃の温度で作動する。
【0055】
硝酸再生のための棚段塔Eに流入路4から脱イオン水が供給される。
【0056】
硝酸再生のための棚段塔Eに酸化窒素の再酸化のために流路3から供給された空気は、塔頂出口5から、低下された酸素含分(7〜13体積%)を有して塔を出る。
【0057】
反応器A中で形成され、凝縮器C中で凝縮可能な成分の除かれたNO−含有排ガス流10は、NO及びNOを含有し、硝酸再生のための棚段塔Eに供給される。
【0058】
反応器B中で形成され、凝縮器D中で凝縮可能な成分の除かれたNO−含有排ガス流11は、NO及びNOを含有し、硝酸再生のための棚段塔Eに供給される。
【0059】
凝縮物12は、約7%の硝酸から成り、硝酸再生のための棚段塔Eに、硝酸の類似の棚段濃度を有する1つの棚段に供給される。
【0060】
凝縮物14は、約23%の硝酸から成り、硝酸再生のための棚段塔Eに、硝酸の類似の棚段濃度を有する1つの棚段に供給される。
【0061】
硝酸再生のための棚段塔Eの硝酸緩衝容器Fへの塔底流出物は、約45%の硝酸から成り、反応器Aに供給される。
【0062】
硝酸損失は、流路2を経る硝酸緩衝容器Fへの50〜65%硝酸の必要量の後補充により埋め合わされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法のフローシート
【図2】 本発明の方法を実施する装置のフローシート
【符号の説明】
R1 反応器1、R2 反応器2、HNO 硝酸、RSH/R-S-S-R メルカプタン/二硫化ジアルキル、r-HNO工程(b)から工程(a)に戻される硝酸、NO/NO低酸化窒素化合物(NO/NO−混合物)、HO 水、”O”空気酸素、X 排ガス、P 反応流出物、A 第1酸化反応器(撹拌タンク)、B 第2酸化反応器(撹拌タンク)、C 凝縮器、D 凝縮器、E 硝酸再生のための棚段塔、F 硝酸緩衝容器、G 第1真空精留塔、H 塔底熱交換器、I 戻し分配器付き凝縮器、J 第2真空精留塔、K 塔底熱交換器、L 戻し分配器付き凝縮器

Claims (13)

  1. 次の工程:
    (a)アルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキル又は3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルを硝酸で酸化して、アルカンスルホン酸、水、酸化窒素及びその他の副生成物を形成させる;
    (b)工程(a)から得られた酸化窒素を、酸素を用いて硝酸に再生させ、かつこの硝酸を工程(a)に戻し入れる;
    を包含するアルカンスルホン酸の製法において、工程(a)及び(b)を相互に分離された反応室中で実施することを特徴とする、アルカンスルホン酸の製法。
  2. この方法を連続的に実施する、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(a)を50〜150℃の反応温度及び100ミリバール〜8バールの作業圧で実施する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. アルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキル又は多硫化ジアルキルは、炭素原子1〜20個を有する炭化水素基を含有する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 工程(a)で二硫化ジアルキルを酸化する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  6. 二硫化ジメチルを酸化する、請求項5に記載の方法。
  7. メルカプタン又は二硫化ジアルキル又は多硫化ジアルキルの酸化の反応熱の一部分を、排ガス流中に配置された凝縮器により凝縮物戻しを用いて放出させる、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  8. 工程(b)を0〜60℃の温度及び0.5〜20バールの作業圧で実施する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  9. 工程(b)を、冷却された吸収塔中で実施する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  10. 工程(a)で反応流出物中に含有される硝酸を、この反応混合物から分離の後に、工程(a)又は工程(b)に戻し入れ、同様に含有する不完全酸化の生成物を、分離の後に、工程(a)に戻し入れ、アルカンスルホン酸を分離させる、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  11. 次の工程:
    (a)アルキルメルカプタン及び二硫化ジアルキル及び3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルを硝酸で酸化して、アルカンスルホン酸、水、酸化窒素及びその他の副生成物を形成させる;
    (b)工程(a)から得られた酸化窒素を、酸素を用いて硝酸に再生させ、かつこの硝酸を工程(a)に戻し入れる;
    を包含するアルカンスルホン酸の製法において、工程(a)及び(b)を相互に分離された反応室中で実施することを特徴とする、アルカンスルホン酸の製法。
  12. 次の工程:
    (a)アルキルメルカプタン及び二硫化ジアルキル又は3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルを硝酸で酸化して、アルカンスルホン酸、水、酸化窒素及びその他の副生成物を形成させる;
    (b)工程(a)から得られた酸化窒素を、酸素を用いて硝酸に再生させ、かつこの硝酸を工程(a)に戻し入れる;
    を包含するアルカンスルホン酸の製法において、工程(a)及び(b)を相互に分離された反応室中で実施することを特徴とする、アルカンスルホン酸の製法。
  13. 次の工程:
    (a)アルキルメルカプタン又は二硫化ジアルキル及び3〜9個の硫黄原子を有する多硫化ジアルキルを硝酸で酸化して、アルカンスルホン酸、水、酸化窒素及びその他の副生成物を形成させる;
    (b)工程(a)から得られた酸化窒素を、酸素を用いて硝酸に再生させ、かつこの硝酸を工程(a)に戻し入れる;
    を包含するアルカンスルホン酸の製法において、工程(a)及び(b)を相互に分離された反応室中で実施することを特徴とする、アルカンスルホン酸の製法。
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