JP4279028B2 - 湿潤シート用容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェットティッシュ等の湿潤シートを収容する湿潤シート用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウェットティッシュ等の湿潤シートを収容する湿潤シート用容器には例えば図5(a)(b)示すような湿潤シート用容器100が知られている。この湿潤シート用容器100は合成樹脂製であって、容器本体101と、容器本体101を塞ぐ蓋体110とを備えている。
【0003】
容器本体101は、内部に湿潤シート150が収容される収容空間103が設けられている。また容器本体101には上面102から下方へ向かって凹部104が設けられており、凹部104の底面105には収容空間103に収容されている湿潤シート150を取り出す取り出し口106が設けられている。
【0004】
一方、蓋体110は容器本体101の取り出し口106を塞ぐように形成されており、蓋体110の裏面111には取り出し口106を塞いだ状態で凹部104の底面105に当接して取り出し口106を囲む突起112が設けられている。
【0005】
そして、湿潤シート150を使用しない時には、取り出し口106を囲むように突起112を凹部104の底面105に置いて蓋体110を容器本体101に重ねておく。これにより、取り出し口106が蓋体110で塞がれて密閉されるため、容器本体101に取り出し口106が設けられていても気密性を確保することが可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような湿潤シート用容器100においては、容器本体101の凹部104の底面105に蓋体110の突起112を単に置いた構造であるため、取り出し口106の密閉性が十分でない。
【0007】
したがって容器100の気密性が十分に確保できず、収容されている湿潤シート150に浸透している薬液が外部に蒸散してしまうので湿潤シート150の品質が低下してしまう問題があった。
【0008】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、湿潤シートの品質低下を防止することができる湿潤シート用容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載の湿潤シート用容器では、内部に湿潤シートが収容され、上面から下方へ向かって凹部が設けられているとともに、この凹部の底面に前記湿潤シートの取り出し口が設けられた容器本体と、前記取り出し口を塞ぐ蓋体とを備えた湿潤シート用容器において、前記容器本体に、前記取り出し口を囲む囲み部を設けるとともに、前記蓋体に、前記囲み部と対向する対向部を設け、 前記囲み部または前記対向部のいずれか一方に、前記囲み部または前記対向部のいずれか他方へ向かって開口する溝を全周にわたって設けるとともに、前記囲み部または前記対向部のいずれか他方に、前記蓋体が前記取り出し口を塞いだ状態で前記溝に嵌合する嵌合部を全周にわたって設け、前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方の前記溝内にシリコン樹脂を設けたものとしている。
【0010】
かかる構成において、湿潤シートを使用しない時には蓋体を容器本体に嵌合させておくことにより容器本体の取り出し口の密閉性が十分に確保されるため、容器の気密性が高まり、湿潤シートに浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。
また、容器本体に蓋体が嵌合した際には、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方の溝内に設けられたシリコン樹脂が変形して他方に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。
【0011】
また、請求項2記載の湿潤シート用容器においては、前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方を、前記溝を有する断面U字状に形成したものとしている。
【0012】
かかる構成においては、溝の形状が直線状となるため、この溝に嵌合する嵌合部を簡単な突起状に形成することができ、容器本体と蓋体を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。
【0015】
また、請求項3記載の湿潤シート用容器においては、前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方を軟質材で形成したものとしている。
【0016】
かかる構成においては、容器本体に蓋体が嵌合した際には、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方が変形して他方に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。
【0017】
また、請求項4記載の湿潤シート用容器においては、前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方の近傍に、前記蓋体が前記取り出し口を塞いだ状態で前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか他方の近傍に当接する当接部を設け、この当接部と前記囲み部または前記対向部のいずれか一方とを軟質材で形成したものとしている。
【0018】
かかる構成においては、容器本体に蓋体が嵌合した際には、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方が変形して他方に密着するとともに、いずれか一方の近傍に設けられた当接部が変形して容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか他方の近傍に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0020】
図1は本発明の第1の実施の形態を示すウェットティッシュ等の湿潤シートが収容される湿潤シート用容器1の縦断面図であり、(a)は、湿潤シート用容器1の使用時の縦断面図、(b)は湿潤シート用容器1の非使用時の縦断面図である。この湿潤シート用容器1は合成樹脂製であって、容器本体2と、容器本体2を塞ぐ蓋体3とを備えている。
【0021】
容器本体2は、内部に湿潤シート150が収容される収容空間22が設けられている。また容器本体2には上面21から下方へ向かって凹部23が設けられており、凹部23の底面24には収容空間22に収容された湿潤シート150の取り出し口25が設けられている。
【0022】
さらに、凹部23において取り出し口25の外側には、取り出し口25を囲む囲み部26が容器本体2と一体形成されて設けられている。
【0023】
一方、蓋体3は、容器本体2の取り出し口25を塞ぐように形成されており、蓋体3の裏面31には容器本体2の囲み部26と上下で対向する対向部32が蓋体3と一体形成されて設けられている。
【0024】
この対向部32は、囲み部26に向かって下方へ開口した断面U字状に形成されている。したがって、対向部32には囲み部26へ向かって開口する溝33が全周にわたって形成されている。さらに溝33の奥には軟質材としてシリコン樹脂34が設けられている。
【0025】
これに対して囲み部26は、蓋体3が容器本体2の取り出し口25を塞いだ状態で溝33に嵌合するように全周にわたって上方へ突出する突起状に形成されており嵌合部を構成している。
【0026】
かかる構成において、湿潤シート150を使用しない時には、図1(b)に示すように、容器本体2の囲み部26に蓋体3の対向部32の溝33を差し込んで蓋体3を容器本体2に嵌合させておくことにより、蓋体3が容器本体2の取り出し口25を塞いだ状態で容器本体2に固定される。
【0027】
したがって、取り出し口25の密閉性が十分に確保されるので容器1の気密性が高まり、湿潤シート150に浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。よって、本実施の形態の湿潤シート用容器1においては、湿潤シート150の品質低下を防止することができる。
【0028】
また、この結果、湿潤シートに高い揮発性を有するエタノール等の薬液を使用することが可能となる。よって、湿潤シート用容器の汎用性を高めることができ、使用目的に応じた湿潤シート用容器を提供することができる。
【0029】
また、蓋体3の対向部32を溝33を有する断面U字状に形成したことから、溝33の形状が直線状となるので簡単な形状にすることができる。このため、容器本体2の囲み部26は複雑な形状にする必要はなくこの溝33に嵌合するように上方へ突出する突起状に形成すれば良い。
【0030】
したがって、容器本体2と蓋体3とを簡単な構造で嵌合させることが可能となるため、両部材2、3を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止に伴うコストを抑えることができる。
【0031】
また、蓋体3の溝33の奥にシリコン樹脂34を設けたことから、容器本体2に蓋体3が嵌合した際には、シリコン樹脂34が囲み部26に押されることにより変形して囲み部26に密着する。
【0032】
このため、容器本体2と蓋体3との密着性が高まり、容器1の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を高めることができる。
【0033】
なお、本実施の形態では、シリコン樹脂34を溝33の奥に設けたが、シリコン樹脂34の設置位置はこれに限定されることはなく囲み部26が溝33に嵌合するようにシリコン樹脂34を溝33に設ければ良い。
【0034】
また、本実施の形態では蓋体3の対向部32に溝33を形成し、容器本体2の囲み部26に嵌合部(囲み部26と同一)を形成したが、溝33と嵌合部26の設置位置を逆にした場合、すなわち溝33を有する対向部32を容器本体2に囲み部として設け、嵌合部である囲み部26を蓋体3に対向部として設けた場合でも蓋体3が容器本体2の取り出し口25を塞いだ状態で容器本体2に固定されるため、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施の形態では蓋体3の対向部32を断面U字状に形成したが、対向部32の内側と外側を構成する内壁部35と外壁部36の高さは同じ高さにしてもよいし異なる高さにしても良い。
【0036】
さらに蓋体3の対向部32の形状を断面U字状に限定する必要はなく、対向部32に容器本体2の嵌合部26を嵌合させる溝33が形成されていれば良いので、例えば対向部の形状を断面コ状にしても良い。
【0037】
図2は本発明の第2の実施の形態を示す湿潤シート用容器4を示す縦断面図であり、(a)は湿潤シート用容器4の使用時の縦断面図、(b)は湿潤シート用容器4の非使用時の縦断面図である。この湿潤シート用容器4は合成樹脂製であって、容器本体5と、容器本体5を塞ぐ蓋体6とを備えている。
【0038】
容器本体5は、内部に湿潤シート150が収容される収容空間52が設けられている。また容器本体5には上面51から下方に向かって凹部53が設けられており、凹部53の底面54には収容空間52に収容された湿潤シート150の取り出し口55が設けられている。
【0039】
さらに、凹部53において取り出し口55の外側には、取り出し口55を囲む囲み部56が容器本体5と一体形成されて設けられている。
【0040】
一方、蓋体6は、容器本体5の取り出し口55を塞ぐように形成されており、蓋体6の裏面61には容器本体5の囲み部56と上下で対向する対向部62が蓋体6と一体形成されて設けられている。
【0041】
そして本実施の形態の湿潤シート用容器4においては、容器本体5の囲み部56が、取り出し口55の外側で凹部53の底面54から起立した起立壁57と容器本体5とから構成されている。これにより囲み部56は、起立壁57と容器本体5とによって蓋体6の対向部62へ向かって上方へ開口した断面U字状に形成されている。
【0042】
したがって、囲み部56には起立壁57と容器本体5とによって対向部62へ向かって開口する溝58が全周に渡って形成されており、溝58の奥には軟質材としてシリコン樹脂59が設けられている。
【0043】
これに対して蓋体6の対向部62は、蓋体6が容器本体5の取り出し口55を塞いだ状態で囲み部56の溝59に嵌合するように全周にわたって下方へ突出する突起状に形成されており、本発明の嵌合部を構成している。
【0044】
かかる構成において、湿潤シート150を使用しない時には、図2(b)に示すように、容器本体5の囲み部56の溝59に蓋体6の対向部62を差し込んで容器本体5に蓋体6を嵌合させておくことにより、蓋体6が容器本体5の取り出し口55を塞いだ状態で容器本体5に固定される。
【0045】
したがって、取り出し口55の密閉性が十分に確保されるので容器本体5の気密性が高まり、湿潤シート150に浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。よって、本実施の形態の湿潤シート用容器4においては、湿潤シート150の品質低下を防止することができる。
【0046】
また、この結果、湿潤シートに高い揮発性を有するエタノール等の薬液を使用することが可能となる。よって、湿潤シート用容器の汎用性を高めることができ、使用目的に応じた湿潤シート用容器を提供することができる。
【0047】
また、容器本体5の囲み部56を溝58を有する断面U字状に形成したことにより溝58の形状は直線状となり簡単な形状にすることができる。このため、蓋体6の対向部62は複雑な形状にする必要がなくこの溝58に嵌合するように下方へ突出する突起状に形成すれば良い。
【0048】
したがって、容器本体5と蓋体6とを簡単な構造で嵌合させることが可能となるため、両部材5、6を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止に伴うコストを抑えることができる。
【0049】
また、容器本体5の溝58の奥にシリコン樹脂59を設けたことから、溝58に対向部62が差し込まれて容器本体5と蓋体6とが嵌合した際には、シリコン樹脂59が対向部62に押されることにより変形して対向部62に密着する。
【0050】
このため容器本体5と蓋体6との密着性が高まり、容器4の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を高めることができる。
【0051】
なお、本実施の形態ではシリコン樹脂59を溝58の奥に設けたが、シリコン樹脂の設置位置はこれに限定されることはなく対向部62が溝58に嵌合するようにシリコン樹脂59を溝58に設ければ良い。また、軟質材としてシリコン樹脂59を使用したが、これに限定することはなく他の軟質材を使用しても良い。
【0052】
また、本実施の形態では容器本体5の囲み部56に溝58を形成し、蓋体6の対向部62に嵌合部(対向部62と同一)を形成したが、溝58と嵌合部62の設置位置を逆にした場合、すなわち溝58を有する囲み部56を蓋体6に対向部として設け、嵌合部である対向部62を容器本体5に囲み部56として設けた場合でも蓋体6が容器本体5の取り出し口55を塞いだ状態で容器本体5に固定されるため、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0053】
また容器本体の5の囲み部56を断面U字状に形成したが、囲み部56の内側と外側を構成する起立壁57と容器本体5との高さは同じ高さにしてもよいし、起立壁57の方を低くして異なる高さにしても良い。
【0054】
さらに囲み部56の形状を断面U字状に限定する必要はなく、囲み部56に蓋体6の嵌合部62を嵌合させる溝が形成されていれば良いので例えば囲み部の形状を断面コ状にしても良い。
【0055】
図3は本発明の第3の実施の形態を示す湿潤シート用容器7の縦断面図であり、(a)は、湿潤シート用容器7の使用時の縦断面図、(b)は湿潤シート用容器7の非使用時の縦断面図である。この湿潤シート用容器7は合成樹脂製であって、容器本体8と、容器本体8の上面81に載置される蓋体9とを備えている。
【0056】
容器本体8は、内部に湿潤シート150が収容される収容空間82が設けられている。また容器本体8には上面81から下方へ向かって凹部83が設けられており、凹部83の底面84には収容空間82に収容された湿潤シート150の取り出し口85が設けられている。
【0057】
さらに、凹部83において取り出し口85の外側には、取り出し口85を囲む囲み部86が容器本体8と一体形成されて設けられている。
【0058】
一方、蓋体9は、容器本体8の取り出し口85を塞ぐように形成されており、蓋体9の裏面91には容器本体8の囲み部86と対向する対向部92が蓋体9と一体形成されて設けられている。
【0059】
そして本実施の形態の湿潤シート用容器7においては、蓋体9の対向部92が軟質材であるシリコン樹脂により容器本体8の囲み部86へ向かって下方へ開口した断面U字状に形成されている。したがって、対向部92には囲み部86へ向かって開口する溝93が全周にわたって形成されている。
【0060】
これに対して容器本体8の囲み部86は、蓋体9の対向部92へ向かって上方へ開口した断面U字状に形成されている。したがって、囲み部86の内側を構成している内壁部87が、蓋体9が容器本体8の取り出し口85を塞いだ状態で対向部92の溝93に嵌合するように全周にわたって上方に突出する突起状に形成されており本発明の嵌合部を構成している。
【0061】
かかる構成において、湿潤シート150を使用しない時には、図3(b)に示すように、容器本体8の囲み部86の内壁部87に蓋体9の対向部92の溝93を差し込んで蓋体9を容器本体8に嵌合させておくことにより、蓋体9が容器本体8の取り出し口85を塞いだ状態で容器本体8に固定される。
【0062】
したがって、取り出し口85の密閉性が十分に確保されるので容器7の気密性が高まり、湿潤シート150に浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。よって、本実施の形態の湿潤シート用容器7においては、湿潤シート150の品質低下を防止することができる。
【0063】
また、この結果、湿潤シートに高い揮発性を有するエタノール等の薬液を使用することが可能となる。よって、湿潤シート用容器の汎用性を高めることができ、使用目的に応じた湿潤シート用容器を提供することができる。
【0064】
また、蓋体9の対向部92を溝93を有する断面U字状に形成したことから、溝93の形状が直線状となり簡単な形状にすることができる。このため、容器本体8の囲み部86の内壁部97は複雑な形状にする必要はなくこの溝93に嵌合するように単に上方へ突出する突起状に形成すれば良い。
【0065】
したがって、容器本体8と蓋体9とを簡単な構造で嵌合させることが可能となるため、両部材8、9を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止に伴うコストを抑えることができる。
【0066】
また、蓋体9の対向部92をシリコン樹脂で形成したことから、容器本体8に蓋体9が嵌合した際には、対向部92が囲み部86の内壁部87に押されることにより変形して内壁部87に密着する。
【0067】
このため、容器本体8と蓋体9との密着性が高まり、容器7の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を高めることができる。
【0068】
さらに、蓋体9の対向部92自体をシリコン樹脂で形成したことから、対向部92の溝93に嵌合部87がきつく嵌まるように構成した場合には、第1の実施の形態の湿潤シート用容器1や第2の実施の形態の湿潤シート用容器4に比べて蓋体9と容器本体8との密着面積が大きくなるので、容器本体の内部の気密性もさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を強化することができる。
【0069】
なお、本実施の形態では、蓋体9の対向部92を形成する軟質材としてシリコン樹脂を使用したが、これに限定することはなく他の軟質材を使用しても良い。
【0070】
また、本実施の形態では蓋体9の対向部92に溝93を形成し、容器本体8の囲み部86に嵌合部87を形成したが、溝93と嵌合部87の設置位置を逆にした場合、すなわち溝93を有する対向部92を容器本体8に囲み部として設け、嵌合部87を有する囲み部86を蓋体9に対向部として設けた場合でも、蓋体9が容器本体8の取り出し口85を塞いだ状態で容器本体8に固定されるため、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0071】
また、本実施の形態では蓋体9の対向部92を断面U字状に形成したが、対向部92の内側と外側を構成する内壁部94と外壁部95の高さは同じ高さにしてもよいし異なる高さにしても良い。
【0072】
さらに蓋体9の対向部92の形状を断面U字状に限定する必要はなく、対向部92に容器本体8の嵌合部87を嵌合させる溝93が形成されていれば良いので、例えば対向部の形状を断面コ状にしても良い。
【0073】
図4は本発明の第4の実施の形態を示す湿潤シート用容器200を示す縦断面図であり、(a)は湿潤シート用容器200の使用時の縦断面図、(b)は湿潤シート用容器4の非使用時の縦断面図である。この湿潤シート用容器200は合成樹脂製であって、容器本体201と、容器本体201を塞ぐ蓋体210とを備えている。
【0074】
容器本体201には、内部に湿潤シート150が収容される収容空間203が設けられている。また容器本体201には上面202から下方へ向かって凹部204が設けられており、凹部204の底面205には収容空間203に収容された湿潤シート150を取り出す取り出し口206が設けられている。
【0075】
さらに、容器本体201の凹部204において取り出し口206の外側には、取り出し口206を囲む囲み部207が容器本体201と一体形成されて設けられている。
【0076】
一方、蓋体210は、容器本体201の取り出し口206を塞ぐように形成されており、蓋体210の裏面211には容器本体201の囲み部207と対向する対向部212が蓋体210と一体形成されて設けられている。
【0077】
そして本実施の形態では、容器本体201の囲み部207が蓋体210の対向部212へ向かって上方へ開口した断面U字状に形成されている。したがって、囲み部207には対向部212へ向かって開口する溝208が全周にわたって形成されている。
【0078】
さらに、容器本体201において囲み部207の外側近傍には、蓋体210が容器本体201の取り出し口206を塞いだ状態で蓋体210の裏面211に当接する当接部209が設けられており、この当接部209と囲み部207とが軟質材であるシリコン樹脂で形成されている。
【0079】
これに対して蓋体210の対向部212は、蓋体210が容器本体201の取り出し口206を塞いだ状態で囲み部207の溝208に嵌合するように全周にわたって下方へ突出する突起状に形成されており、本発明の嵌合部を構成している。
【0080】
かかる構成において、湿潤シート150を使用しない時には、図4(b)に示すように、容器本体201の囲み部207の溝208に蓋体210の対向部212を差し込んで蓋体210を容器本体201に嵌合させておくことにより、蓋体210が容器本体201の取り出し口206を塞いだ状態で容器本体201に固定される。
【0081】
したがって、取り出し口206の密閉性が十分に確保されるので容器200の気密性が高まり、湿潤シート150に浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。よって、本実施の形態の湿潤シート用容器200においては、湿潤シート150の品質低下を防止することができる。
【0082】
また、この結果、湿潤シートに高い揮発性を有するエタノール等の薬液を使用することが可能となる。よって、湿潤シート用容器の汎用性を高めることができ、使用目的に応じた湿潤シート用容器を提供することができる。
【0083】
また、容器本体201の囲み部207を溝208を有する断面U字状に形成したことにより溝208の形状は直線状となり簡単な形状にすることができる。このため、蓋体210の対向部212は複雑な形状にする必要がなくこの溝208に嵌合するように単に下方へ突出する突起状に形成すれば良い。
【0084】
したがって、容器本体201と蓋体210を簡単な構造で嵌合させることが可能となるため、両部材201、210を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止に伴うコストを抑えることができる。
【0085】
また、容器本体201において囲み部207とその近傍にある当接部209とをシリコン樹脂で形成したことから、容器本体201に蓋体210が嵌合した際には、囲み部207が蓋体210の対向部212に押されることにより変形して対向部212に密着するとともに、当接部209が蓋体210の対向部212の近傍に押されることにより蓋体210に密着する
【0086】
このため、容器本体201と蓋体210との密着性が高まり、容器200の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を高めることができる。
【0087】
また、容器本体201の囲み部207と当接部209をシリコン樹脂で形成したことから、囲み部207の溝208に嵌合部212がきつく嵌まるように構成した場合には、第1、第2、第3の実施の形態の各湿潤シート用容器1、4、7に比べて容器本体201と蓋体210の密着面積が大きくなるので、容器200の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シート150の品質低下の防止機能を強化することができる。
【0088】
なお、本実施の形態では、容器本体201の囲み部207と当接部209を形成する軟質材としてシリコン樹脂を使用したが、これに限定することはなく他の軟質材を使用しても良い。
【0089】
また、本実施の形態では容器本体201の囲み部207に溝208を形成し、蓋体210の対向部212に嵌合部(対向部212と同一)を形成したが、溝208と嵌合部212の設置位置を逆にした場合、すなわち溝208を有する囲み部207を蓋体210に対向部として設け、嵌合部である対向部212を容器本体201に囲み部として設けた場合でも蓋体210が容器本体201の取り出し口206を塞いだ状態で容器本体201に固定されるため、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0090】
また、本実施の形態では容器本体201の囲み部207を断面U字状に形成したが、囲み部207の内側と外側を構成する内側壁207aと外側壁207bとの高さは同じ高さにしてもよいし異なる高さにしても良い。
【0091】
さらに容器本体201の囲み部207の形状を断面U字状に限定する必要はなく、囲み部207に蓋体210の嵌合部212を嵌合させる溝208が形成されていれば良いので例えば囲み部の形状を断面コ状にしても良い。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載の湿潤シート用容器においては、湿潤シートを使用しない時に蓋体を容器本体に嵌合させておくことにより容器本体の取り出し口の密閉性が十分に確保されるため、容器の気密性が高まり、湿潤シートに浸透している薬液が外部に蒸散するのを抑えることができる。よって、湿潤シートの品質低下を防止することができる。
また、容器本体に蓋体が嵌合した際には、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方の溝内に設けられたシリコン樹脂が変形して他方に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シートの品質低下の防止機能を高めることができる。
【0093】
また、請求項2記載の湿潤シート用容器においては、溝の形状が直線状となるため、この溝に嵌合する嵌合部を簡単な突起状に形成することができ、容器本体と蓋体を嵌合させるために必要な製造コストを抑えることができる。よって、湿潤シートの品質低下の防止に伴うコストを抑えることができる。
【0095】
また、請求項3記載の湿潤シート用容器においては、容器本体に蓋体が嵌合した際に、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方が変形して他方に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シートの品質低下の防止機能を高めることができる。
【0096】
また、請求項4記載の湿潤シート用容器においては、容器本体に蓋体が嵌合した際には、容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか一方が変形して他方に密着するとともに、いずれか一方の近傍に設けられた当接部が変形して容器本体の囲み部または蓋体の対向部のいずれか他方の近傍に密着するため、容器の気密性をさらに高めることができる。よって、湿潤シートの品質低下の防止機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態を示す湿潤シート用容器の使用状態の縦断面図であり、(b)は湿潤シート用容器の非使用状態の縦断面図である。
【図2】(a)は本発明の第2の実施の形態を示す湿潤シート用容器の使用状態の縦断面図であり、(b)は湿潤シート用容器の非使用状態の縦断面図である。
【図3】(a)は本発明の第3の実施の形態を示す湿潤シート用容器の使用状態の縦断面図であり、(b)は湿潤シート用容器の非使用状態の縦断面図である。
【図4】(a)は本発明の第4の実施の形態を示す湿潤シート用容器の使用状態の縦断面図であり、(b)は湿潤シート用容器の非使用状態の縦断面図である。
【図5】(a)は従来の湿潤シート用容器の使用時の縦断面図であり、(b)は従来の湿潤シート用容器を閉じた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 湿潤シート用容器
2 容器本体
3 蓋体
4 湿潤シート用容器
5 容器本体
6 蓋体
7 湿潤シート用容器
8 容器本体
9 蓋体
21 上面
23 凹部
24 底面
25 取り出し口
26 囲み部(嵌合部)
31 裏面
32 対向部
33 溝
34 シリコン樹脂
53 凹部
54 底面
55 取り出し口
56 囲み部
58 溝
59 シリコン樹脂
61 裏面
62 対向部(嵌合部)
81 上面
83 凹部
84 底面
85 取り出し口
86 囲み部
87 内壁部
91 裏面
92 対向部
93 溝
150 湿潤シート
200 湿潤シート用容器
201 容器本体
202 上面
205 底面
206 取り出し口
207 囲み部
208 溝
209 当接部
210 蓋体
211 裏面
212 対向部(嵌合部)
Claims (4)
- 内部に湿潤シートが収容され、上面から下方へ向かって凹部が設けられているとともに、この凹部の底面に前記湿潤シートの取り出し口が設けられた容器本体と、前記取り出し口を塞ぐ蓋体とを備えた湿潤シート用容器において、
前記容器本体に、前記取り出し口を囲む囲み部を設けるとともに、前記蓋体に、前記囲み部と対向する対向部を設け、
前記囲み部または前記対向部のいずれか一方に、前記囲み部または前記対向部のいずれか他方へ向かって開口する溝を全周にわたって設けるとともに、前記囲み部または前記対向部のいずれか他方に、前記蓋体が前記取り出し口を塞いだ状態で前記溝に嵌合する嵌合部を全周にわたって設け、
前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方の前記溝内にシリコン樹脂を設けたことを特徴とする湿潤シート用容器。 - 前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方を、前記溝を有する断面U字状に形成したことを特徴とする請求項1記載の湿潤シート用容器。
- 前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方を軟質材で形成したことを特徴とする請求項1または2記載の湿潤シート用容器。
- 前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか一方の近傍に、前記蓋体が前記取り出し口を塞いだ状態で前記容器本体の前記囲み部または前記蓋体の前記対向部のいずれか他方の近傍に当接する当接部を設け、この当接部と前記囲み部または前記対向部のいずれか一方とを軟質材で形成したことを特徴とする請求項1または2記載の湿潤シート用容器。
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