JP4276410B2 - Mri対応注入装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンジのピストン部をスライドさせる注入装置に関し、特に、MRI装置で撮像される被験者に薬液を少なくとも注入するMRI対応注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、医療現場で利用されているMRI装置は、磁気共鳴効果を利用して被験者の断層画像をリアルタイムに撮像することができる。その場合、作業者が所望のタイミングで被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を機械的に実行する注入装置も実用化されている。また、一般病棟やICU(Intersive Care Unit)などで被験者に薬品からなる薬液を微量ずつ継続的に注入することもあり、この注入を自動的に実行する注入装置も実用化されている。
【0003】
このような注入装置を使用する場合、薬液が充填されているシリンジのシリンダ部を延長チューブで被験者に連結し、そのシリンダ部をシリンジホルダで保持する。このように保持されたシリンジのピストン部をモータ駆動するスライダ機構で移動させるので、これで薬液が被験者に注入され、必要により吸引される。
【0004】
ただし、磁気共鳴効果で断層画像を撮像するMRI装置では磁気の影響を無視できないので、MRI対応注入装置は磁場を極力乱さないことが要求される。このため、本発明者は非磁性体で形成した超音波モータを利用することにより、無用に磁場を乱さないMRI対応注入装置を開発した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の超音波モータを利用したMRI対応注入装置では、磁場を極力乱さずにシリンジの薬液を被験者に注入することができる。しかし、このようなMRI対応注入装置を使用する現場では、注入する薬液の圧力をモニタできることが要望されている。
【0006】
例えば、CT(Computed Tomography)スキャナとともに使用されるCT用注入装置には、シリンジのピストン部を押圧するスライダ機構に圧力センサを実装することにより、ピストン部を押圧する圧力を検出して薬液の圧力を算出するものがある。しかし、このような圧力センサは一般的に磁性体からなるので、MRI対応注入装置に適用することは困難である。
【0007】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、無用に磁場を乱すことなく注入または吸引する薬液の圧力を検出できるMRI対応注入装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のMRI対応注入装置では、特定の周波数の駆動信号を超音波モータに入力することにより、超音波モータのロータ部を回転させてシリンジのピストン部をスライドさせ、薬液を被験者に注入または吸引する。このとき、薬液の圧力は超音波モータの負荷に反映され、この負荷は駆動信号による予定の回転速度と実際の回転速度との差分に反映される。そこで、本発明のMRI対応注入装置では、超音波モータの実際の回転速度に対応して、駆動信号の周波数または駆動電圧を薬液の圧力にデータ変換する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に説明する。本実施の形態のMRI対応注入装置は、シリンジホルダ、超音波モータ、スライダ機構、ロータリエンコーダ、電圧生成手段、信号生成手段、圧力変換手段、を有している。
【0010】
本形態のMRI対応注入装置では、超音波モータは、入力される駆動信号の周波数に対応した速度でロータ部が回転し、シリンジホルダは、シリンジのシリンダ部を保持し、スライダ機構は、保持されたシリンジのピストン部を超音波モータのロータ部の回転によりスライドさせる。
【0011】
電圧生成手段は、駆動電圧を生成し、信号生成手段は、駆動電圧を対応する周波数の駆動信号に変換して超音波モータに入力する。これで超音波モータのロータ部が回転するので、シリンジのピストン部がスライドされて薬液が被験者に注入または吸引される。
【0012】
このとき、ロータリエンコーダは、超音波モータの回転速度を検出し、圧力変換手段は、その回転速度に対応して駆動信号の周波数と駆動電圧との少なくとも一方を薬液の圧力にデータ変換するので、磁性体からなる圧力センサなどを必要とすることなく薬液の圧力が検出される。
【0013】
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置の内部に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等で良い。
【0014】
また、本発明で云う各種手段は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の手段が1個の装置として形成されていること、ある手段が他の手段の一部であること、ある手段の一部と他の手段の一部とが重複していること、等も可能である。
【0015】
さらに、本発明で云う薬液とは、MRI装置の近傍で被験者に注入される液体を意味しており、例えば、MRI装置用のMR造影剤、生理食塩水、血液、各種の薬品、等が可能である。
【0016】
[実施例の構成]
本実施例のMRI対応注入装置100は、図2に示すように、ヘッド部101と装置本体102からなり、この装置本体102はスタンド103の上端に装着されている。装置本体102の側部にはアーム104が装着されており、このアーム104の先端にヘッド部101が装着されている。
【0017】
このヘッド部101は、同図および図3に示すように、シリンジホルダ106を有しており、このシリンジホルダ106で交換自在なシリンジ200のシリンダ部201を保持する。シリンジホルダ106の後方にはスライダ機構107が形成されており、このスライダ機構107は、シリンジホルダ106に保持されたシリンジ200のピストン部202を把持してスライドさせる。
【0018】
ヘッド部101の後部には超音波モータ110が内蔵されており、この超音波モータ110のロータ部はネジ機構などによりスライダ機構107に連結されているので(図示せず)、このスライダ機構107は超音波モータ110の回転によりスライドする。
【0019】
本実施例のMRI対応注入装置100では、図2に示すように、装置本体102に操作パネル111と液晶ディスプレイ112とが搭載されており、図1に示すように、これらがメインCPU(Central Processing Unit)113に接続されている。
【0020】
このメインCPU113には、位相制御回路114、積分回路115、信号生成手段であるVCO(Voltage Controlled Oscillator)116、信号生成回路117、モータ駆動回路118、が順番に接続されており、このモータ駆動回路118が超音波モータ110に接続されている。
【0021】
この超音波モータ110のロータ部にはロータリエンコーダ120が装着されており、このロータリエンコーダ120は位相制御回路114にフィードバック接続されている。さらに、VCO116とロータリエンコーダ120とは周波数計測回路121とサブCPU122とに順番に接続されており、このサブCPU122はメインCPU113に接続されている。
【0022】
また、シリンジホルダ106には複数種類のシリンジ200が交換自在に装着されるので、そのシリンジホルダ106に装着されたシリンジ200の識別データが種類入力手段となる操作パネル111に入力されると、これをサブCPU122はデータ記憶する。
【0023】
位相制御回路114は、速度記憶手段および電圧生成手段として機能し、超音波モータ110の希望の回転速度をデータ記憶しており、ロータリエンコーダ120で検出される超音波モータ110の実際の回転速度を希望の回転速度に一致させる駆動電圧を発生する。
【0024】
積分回路115は、駆動電圧を積分し、VCO116は、積分された駆動電圧を対応する周波数の駆動信号に変換する。信号生成回路117は、図5(a)に示すように、駆動信号を4相のDC(Direct Current)パルスに変換し、モータ駆動回路118は、同図(b)に示すように、DCパルスからなる駆動信号をAC(Alternating Current)電圧に変換する。
【0025】
なお、ロータリエンコーダ120は、超音波モータ110の回転速度に対応した周波数の検出信号を出力することにより、超音波モータ110の回転速度を検出する。周波数計測回路121は、VCO116から出力される駆動信号とロータリエンコーダ120の検出信号との周波数を各々計測し、サブCPU122は、検出信号の周波数に対応して駆動信号の周波数を薬液であるMR造影剤の圧力にデータ変換する。
【0026】
より具体的には、サブCPU122は、プロセッサ部やレジスタ部が一体化されたワンチップマイコンからなり、ファームウェアなどで実装されているコンピュータプログラムに対応して所定のデータ処理を実行する。サブCPU122には、検出信号と駆動信号の周波数の組み合わせごとに圧力がデータ設定されたデータテーブルがシリンジ200の識別データごとに登録されているので、前述のようにシリンジ200の識別データが入力されてから検出信号と駆動信号との周波数が入力されると、一つの圧力を選定してメインCPU113にデータ出力する。
【0027】
このメインCPU113も、コンピュータプログラムが実装されているワンチップマイコンからなり、サブCPU122から圧力がデータ入力されると、圧力表示手段として圧力の経時グラフをリアルタイムにデータ生成して液晶ディスプレイ112にデータ表示させる。また、操作パネル111から希望の注入速度がデータ入力されると、その注入速度を超音波モータ110の希望の回転速度に換算して位相制御回路114にデータ登録する。
【0028】
なお、本実施例のMRI対応注入装置100は、図4に示すように、MRI装置300の撮像ユニット301の近傍で使用され、必要によりMRI装置300の制御ユニット302に接続される。この制御ユニット302はコンピュータシステムからなり、撮像ユニット301を動作制御するとともに断層画像を表示する。
【0029】
[実施例の動作]
上述のような構成において、本実施例のMRI対応注入装置100を使用する場合、作業者はMRI装置300の撮像ユニット301に位置する被験者に延長チューブでシリンジ200を連結し(図示せず)、図3に示すように、そのシリンジ200のシリンダ部201をヘッド部101のシリンジホルダ106に保持させるとともにピストン部202をスライダ機構107に把持させる。
【0030】
このような状態で装置本体102の操作パネル111にシリンジ200の識別データと希望の注入速度とを入力すると、サブCPU122が識別データを記憶し、メインCPU113が注入速度を回転速度に換算して位相制御回路114にデータ登録する。このような状態で注入開始を入力すると、位相制御回路114はデータ登録された回転速度に対応して駆動電圧を発生する。
【0031】
この駆動電圧をVCO116が対応する周波数の駆動信号に変換し、この駆動信号で超音波モータ110が駆動されるので、これでスライダ機構107がシリンジ200のピストン部202をスライドさせる。このとき、超音波モータ110の実際の回転速度をロータリエンコーダ120が検出し、この実際の回転速度が希望の回転速度に一致するように位相制御回路114が駆動電圧を発生するので、本実施例のMRI対応注入装置100は、設定された速度でシリンジ200のMR造影剤を被験者に注入する。
【0032】
さらに、本実施例のMRI対応注入装置100では、ロータリエンコーダ120が出力する検出信号とVCO116が出力する駆動信号との周波数を周波数計測回路121が各々計測し、その検出信号の周波数とシリンジ200の識別データとに対応して、サブCPU122が駆動信号の周波数をMR造影剤の圧力にデータ変換する。この圧力からメインCPU113が経時グラフをリアルタイムにデータ生成し、この経時グラフを液晶ディスプレイ112がデータ表示する。
【0033】
[実施例の効果]
本実施例のMRI対応注入装置100では、上述のように超音波モータ110の回転速度をフィードバック制御するので、シリンジ200のMR造影剤を被験者に所定速度で注入することができ、その注入速度を所望により自在に設定することができる。
【0034】
しかも、超音波モータ110の駆動信号と実際の回転速度から注入されるMR造影剤の圧力を検出するので、磁性体からなる圧力センサなどを必要とすることなくMR造影剤の圧力を検出することができる。特に、この検出したMR造影剤の圧力を経時グラフとしてリアルタイムにデータ表示するので、例えば、MR造影剤の漏出を圧力低下により発見するようなことができる。
【0035】
[実施例の変形例]
本発明は本実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、本実施例では位相制御回路114が生成する駆動電圧をVCO116で駆動信号に変換し、この駆動信号を超音波モータ110の回転速度に対応してMR造影剤の圧力にデータ変換することを例示した。
【0036】
しかし、図6に例示するMRI対応注入装置400のように、位相制御回路114が生成する駆動電圧を超音波モータ110の回転速度に対応してMR造影剤の圧力にデータ変換することも可能である。同図では位相制御回路114が生成する駆動電圧を積分回路115で積分してからアンプ401で増幅しているが、位相制御回路114が生成する駆動電圧を直接にMR造影剤の圧力にデータ変換することも可能である。
【0037】
また、本実施例では作業者が操作パネル111の手動操作で希望の注入速度を入力することを例示したが、例えば、複数種類のシリンジ200ごとに回転速度をデータ登録しておき、シリンジホルダ106に装着されるシリンジ200の種別を検出して対応する回転速度を自動的に有効とすることも可能である。
【0038】
さらに、本実施例では操作パネル111から入力される希望の注入速度をメインCPU113が希望の回転速度に変換して位相制御回路114にデータ登録し、この位相制御回路114がデータ登録された希望の回転速度に超音波モータ110の実際の回転速度を一致させることを例示した。
【0039】
しかし、操作パネル111から入力される希望の注入圧力をメインCPU113が位相制御回路114にデータ登録し、この位相制御回路114がサブCPU122でデータ生成される圧力を希望の圧力に一致させる駆動電圧を生成することも可能である。
【0040】
また、本実施例では検出したMR造影剤の圧力を経時グラフとしてデータ表示することのみ例示したが、例えば、予め圧力の上限をデータ登録しておき、検出する圧力が上限の圧力に到達すると超音波モータ110の駆動を強制的に停止させることも可能である。
【0041】
さらに、本実施例ではMRI対応注入装置100が被験者に1個のシリンジ200から薬液としてMR造影剤を注入することを例示したが、例えば、薬液として生理食塩水を注入することも可能であり、2個のシリンジ200からMR造影剤と生理食塩水とを適宜注入することも可能である。
【0042】
なお、本実施例のMRI対応注入装置100は、前述のようにMRI装置300の近傍で使用されるので、各部を非磁性体で形成することが好適である。例えば、超音波モータ110やスライダ機構107は、ステンレス鋼や快削黄銅などの非磁性体で形成することが好適であり、ヘッド部101のハウジングなどは、樹脂やアルミニウムなどの非磁性体で形成することや、チタンや軟鉄などの防磁素材で形成することが好適である。
【0043】
また、本実施例ではMRI装置300で撮像される被験者にMR造影剤を注入する、MR造影剤注入装置と呼称されるMRI対応注入装置100を例示したが、例えば、図7および図8に示すように、治療中の被験者に薬品からなる薬液を微量ずつ継続的に注入する、薬液ポンプやシリンジポンプと呼称されるMRI対応注入装置500なども実施可能である。
【0044】
このMRI対応注入装置500では、スライダ機構107がギヤ列501とスクリューシャフト502とスライダ503で形成されており、このスライダ503の初期位置と最終位置とを各々検出するリミットセンサ504,505がメインCPU123に接続されている。
【0045】
また、スライダ503には、燐青銅合金(Cu+Sn+P)、チタン合金(Ti-6Al-4V)、マグネシウム合金(Mg+Al+Zn)、などの非磁性体からなるロードセル506が内蔵されており、このロードセル506は、スライダ503がシリンジ200のピストン部材202を押圧する圧力を検出する。
【0046】
このようなMRI対応注入装置500は、MRI装置300による撮像とは関係なく、一般病棟やICUなどで被験者に薬液を微量ずつ継続的に注入することに使用される。ただし、このMRI対応注入装置500で薬液を注入中の被験者をMRI装置300で撮像することがあり、このような場合でも上述のMRI対応注入装置500はMRI装置300の磁場に影響することがない。
【0047】
【発明の効果】
本発明のMRI対応注入装置では、シリンジのピストン部をスライドさせる超音波モータの実際の回転速度に対応して駆動周波数や駆動電圧を薬液の圧力にデータ変換するので、磁性体からなる圧力センサなどを必要とすることなく、簡単な構造で薬液の圧力を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のMRI対応注入装置の回路構造を示すブロック図である。
【図2】MRI対応注入装置の外観を示す斜視図である。
【図3】シリンジをヘッド部に装着する状態を示す斜視図である。
【図4】MRI装置の外観を示す斜視図である。
【図5】超音波モータの駆動信号を示す特性図である。
【図6】一変形例のMRI対応注入装置の回路構造を示すブロック図である。
【図7】一変形例のMRI対応注入装置の内部構造を示す模式的なブロック図である。
【図8】MRI対応注入装置の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
100,400 MRI対応注入装置
106 シリンジホルダ
107 スライダ機構
110 超音波モータ
111 種類入力手段として機能する操作パネル
113 圧力表示手段として機能するメインCPU
114 速度記憶手段および電圧生成手段として機能する位相制御回路
116 信号生成手段であるVCO
122 圧力変換手段として機能するサブCPU
200 シリンジ
201 シリンダ部
202 ピストン部
300 MRI装置
Claims (9)
- MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置で撮像される被験者に薬液を注入するためのMRI対応注入装置であって、
シリンジのピストン部をスライドさせるスライダ機構と、
該スライダ機構を駆動させる超音波モータと、
特定の周波数の駆動信号を生成して前記超音波モータに入力する信号生成手段と、
前記超音波モータの実際の回転速度に対応する周波数の信号を検出信号として検出するロータリエンコーダと、
前記駆動信号と前記検出信号の周波数の組み合わせごとに圧力が設定されたデータテーブルと、
該データテーブルを用いることによって、入力された前記駆動信号による前記超音波モータの予定の回転速度と、前記ロータリエンコーダで検出された回転速度とから前記薬液の圧力を検出する圧力変換手段と、
を有しているMRI対応注入装置。 - 駆動電圧を生成する電圧生成手段も有しており、
前記信号生成手段は、前記駆動電圧を対応する周波数の前記駆動信号に変換する、請求項1に記載のMRI対応注入装置。 - 前記超音波モータの希望の回転速度を記憶している速度記憶手段も有しており、
前記電圧生成手段は、前記ロータリエンコーダで検出される回転速度を前記希望の回転速度に一致させる駆動電圧を生成する、請求項2に記載のMRI対応注入装置。 - 前記薬液を注入する希望の圧力をデータ記憶している圧力記憶手段も有しており、
前記電圧生成手段は、前記圧力変換手段で検出される前記圧力を前記希望の圧力に一致させる駆動電圧を生成する、請求項2記載のMRI対応注入装置。 - 複数種類の前記シリンジが交換自在に装着され、
装着された前記シリンジの識別データが入力される種類入力手段も有しており、
前記圧力変換手段は、入力された前記シリンジの識別データにも対応して前記薬液の圧力を検出する、請求項1ないし4の何れか一項に記載のMRI対応注入装置。 - 複数種類の前記シリンジが交換自在に装着され、
前記速度記憶手段は、複数種類の前記シリンジごとに前記回転速度がデータ登録されており、
装着された前記シリンジの識別データが入力される種類入力手段と、
入力された前記シリンジの種類に対応して前記速度記憶手段にデータ登録されている複数の前記回転速度の一つを有効とする速度選択手段と、
を有している請求項3に記載のMRI対応注入装置。 - 複数種類の前記シリンジが交換自在に装着され、
前記圧力記憶手段は、複数種類の前記シリンジごとに前記圧力がデータ登録されており、
装着された前記シリンジの識別データが入力される種類入力手段と、
入力された前記シリンジの種類に対応して前記圧力記憶手段にデータ登録されている複数の前記圧力の一つを有効とする圧力選択手段と、
を有している請求項4に記載のMRI対応注入装置。 - 装着された前記シリンジの種類を検知して前記種類入力手段に識別データを出力する種類検知手段も有している、請求項5ないし7の何れか一項に記載のMRI対応注入装置。
- 前記圧力変換手段で検出された前記圧力を経時グラフとしてリアルタイムにデータ表示する圧力表示手段も有している、請求項1ないし8の何れか一項に記載のMRI対応注入装置。
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