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JP4226257B2 - 自動二輪車における燃料ポンプ配設構造 - Google Patents

自動二輪車における燃料ポンプ配設構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,車体フレームに,吸気系に燃料噴射弁を備えたエンジンと,このエンジンの上方に配置される燃料タンクとを搭載し,このエンジンの前面から延出する排気管をエンジンの左右一側方へ寄せつゝ後方へ曲げて配置した自動二輪車において,前記燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプの合理的な配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,かゝる自動二輪車において,燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプを燃料タンクの下方且つエンジンのシリンダヘッド後方に配設することが既に知られている(例えば特開2000−297711号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の燃料ポンプ配設構造では,エンジン及び燃料タンクに囲まれるスペースに燃料ポンプが収められるため,自動二輪車の転倒時でも,燃料ポンプへの他物の接触を防ぎ得る利点がある反面,エンジンのシリンダヘッドの放つ熱の影響により燃焼ポンプが内部にベーパロックを生じ易いという欠点がある。また燃料ポンプをシリンダヘッド後方且つ燃料タンク直下に配置するには,既存の燃料タンクの少なくとも底壁を改造すること,即ち燃料タンクを新規に作り直すことを強いられ,コスト増を余儀なくされる。
【0004】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,自動二輪車の転倒時でも,燃料ポンプへの他物の接触を極力防ぐと共に,燃料ポンプの冷却性を良好にしてベーパロックの発生を防止し得,しかも既存の燃料タンクの改造を要しない,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,車体フレームに,吸気系に燃料噴射弁を備えたエンジンと,このエンジンの上方に配置される燃料タンクとを搭載し,このエンジンの前面から延出する排気管をエンジンの左右一側方へ寄せつゝ後方へ曲げて配置した自動二輪車において,前記エンジンを前部バンクと後部バンクとを有するV型に構成して,車体フレームの中間部に設けられたエンジンハンガに取り付けると共に,走行風を受ける前記エンジンの前面側に,前記エンジンの前部バンクとクランクケースとに支持されて前記エンジンの前面を覆う保護ステーを配置し,この保護ステーにその保護領域で固着されるポンプケース内に,前記燃料タンクの燃料を受けて前記燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプを収容したことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば,自動二輪車の走行により生じる走行風が,エンジンの前面に当たるとき,その前面側に配置される燃料ポンプを効果的に冷却するので,燃料ポンプ内でのベーパロックの発生を防ぐことができる。しかもエンジンの前面側に配置される燃料ポンプは,エンジンの外側方には張り出していないから,自動二輪車の転倒時でも,他物との接触を回避することができる。
【0007】
更に,燃料ポンプをエンジンの前面側に配置したことで,エンジン上方の燃料タンクの改造の必要はなく,コスト増を極力抑えることができるとともに,車体フレームの中間部に設けられたエンジンハンガにエンジンを取り付けた自動二輪車でありながら,エンジンの前部バンクとクランクケースとに支持されてエンジンの前面を覆うように形成した保護ステー及びポンプケースにより,燃料ポンプの他物との接触を強力に防ぐことができ,その耐久性を高めることができる。
【0008】
さらに本発明は,第1の特徴に加えて,前記保護ステーに,エンジンの下面を覆うアンダカウルを取り付けたことを第2の特徴とする。
【0009】
この第2の特徴によれば,燃料ポンプを保護する保護ステーがアンダカウルの取り付け用ステーを兼ねることになり,アンダカウルの取り付け専用のステータは不要となり,アンダカウルの取り付け構造の簡素化に寄与し得る。
【0010】
さらにまた本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記燃料ポンプを,前記排気管の根元の下方に且つ前記排気管とは反対の左右他側方へ寄せて配設したことを第3の特徴とする。
【0011】
この第3の特徴によれば,排気管から燃料ポンプへの熱害を極力回避して,燃料ポンプ内でのベーパロックの発生を防ぐことができる。
【0012】
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記保護ステーを,側面視で略L字状をなす縦骨材と,横骨材とを交差状に結合して構成し,縦骨材の一端をエンジンの前部バンクの前面に取り付け,他端をクランクケースの側面に取り付けたことをことを第4の特徴とする。
【0013】
さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記燃料ポンプを,前記保護ステーに弾性支持されるポンプケース内に収容して保持することを第5の特徴とする。
【0014】
さらにまた本発明は,第1〜第5の特徴の何れかに加えて,前記燃料ポンプの収容されるポンプケースを上下一対のケース半体で構成し,ポンプケースを分離することにより,燃料ポンプの装着,取り出しができるようにしたことを第6の特徴とする。
【0015】
さらにまた本発明は,第1〜第6の特徴の何れかに加えて,前記保護ステーには保護カバーを設け,該保護カバーに走行風を通過させる通風孔を設けたことを第7の特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1は本発明の燃料ポンプ配設構造を備えた自動二輪車の側面図,図2は図1の2部の拡大縦断側面図,図3は図2の3矢視図,図4は図2の要部拡大図(アンダカウルを取り外した状態で示す。),図5は図4の5矢視図である。
【0018】
先ず,図1及び図2において,自動二輪車Mの車体フレーム1は,前端にヘッドパイプ2を,また中間部にエンジンハンガ3を備えており,そのヘッドパイプ2には前輪4fを軸支するフロントフォーク5が操向可能に連結され,エンジンハンガ3には,前輪4fの直後に配置されるエンジンEが取り付けられる。このエンジンEは,前後一対のバンク7f,7rを有するV型に構成されている。また車体フレーム1には,エンジンEの上方に配置される燃料タンク8と,この燃料タンク8の後端に連なる乗員用シート9とが搭載される。
【0019】
エンジンEの後部には,後端部で後輪4rを支持するリアフォーク10が上下揺動可能に枢支され,このリアフォーク10と車体フレーム1間にリアクッション11が介装される。後輪4rは,チエン伝動装置12を介して伝達されるエンジンEの動力により駆動される。
【0020】
V型エンジンEにおいて,前部バンク7fの背面及び後部バンク7rの前面にそれぞれ突設される吸気管にスロットルボディ16f,16rが接続され,また上記吸気管には,その内部に燃料を噴射し得る電磁式燃料噴射弁17f,17rが取り付けられる。
【0021】
燃料タンク8から受けた燃料を燃料噴射弁17f,17rに圧送する燃料ポンプ25はポンプケース32に収容されて,エンジンEの前面側に配設される。この燃料ポンプ25は駆動用のモータを内蔵した電動式であって,その上下両端にポンプケース32外に突出する吸入管40及び吐出管41を有しており,吸入管40には燃料タンク8内の燃料が,燃料ストレーナ42,燃料コック43及び燃料導管44を通して,重力で供給される。また吐出管41から吐出される高圧の燃料は,燃料供給管45及び分配管46を通して前部及び後部バンク7f,7rの各燃料噴射弁17f,17rに供給される。
【0022】
また燃料ポンプ25は,その吐出圧力が所定値以上になると,余剰圧力を解放する燃料圧力レギュレータ38を内蔵しており,その余剰圧力燃料は,燃料出口管47から燃料戻し管48を通して燃料タンク8内の気相部に戻される。
【0023】
前部バンク7fの前面及び後部バンク7rの背面には,それぞれの排気ポートに連なる排気管18f,18rがそれぞれ接続される。その際,前部の排気管18fは,自動二輪車Mの縦中心面Yから一側方,図示例では車両の右方へオフセットした位置でエンジンEの前面に接続され,それから前方へ延出した後,さらに同側方へ寄りつゝ下方へ,そして後方へ曲げて配置される(図3参照)。また後部の排気管18rは,後部バンク7rの背面から左右方向一側に寄りつゝ後方へ延びるように配置される。
【0024】
図4及び図5に示すように,エンジンEにおけるクランクケース20の前面にスタータモータ21が横向きに取り付けられ,またオイルパン23の前面にオイルフィルタ22が装着される。
【0025】
再び図2及び図3において,エンジンEの前面側に配設される燃料ポンプ25は,自動二輪車Mの縦中心面Yから前部の排気管18fと反対側オフセットし,且つ前部の排気管18fの根元より下方に寄った位置に配置される。この燃料ポンプ25は,エンジンEに固着される保護ステー26に弾性支持されるポンプケース32内に収容されて保持される。
【0026】
図3〜図5に示すように,保護ステー26は,鋼管からなる縦骨材27及び横骨材28を交差状に結合してなるもので,縦骨材27は,上下方向に延びる前骨27aと,この前骨27aの下端から後方へ屈曲して延びる下骨27bとからなっいて,側面視で略L字状をなしており,また横骨材28は,縦骨27aの下端部から車両の右側方及び後方へ斜めに延びる右骨28aと,縦骨27aの下端部から車両の左側方及び後方へ斜めに延びる右骨28bとからなっており,左骨28bの後端は前記下骨27bの後端部に溶接により結合される。前骨27aには第1支持ブラケット30aが,また下骨27bには第2支持ブラケット30bがそれぞれ形成されており,前記ポンプケース32は,これら支持ブラケット30a,30bに弾性部材31を介し支持されて,保護ステー26により囲まれる。即ち保護ステー26の保護領域に収められる。ポンプケース32は,上下一対のケース半体32a,32bを分離可能にボルト結合してなるもので,両ケース半体32a,32bを分離することにより,ポンプケース32への燃料ポンプ25の装着,取り出しができるようになっている。また前骨27aには,ポンプケース32の上半部前面を覆う保護カバー33が溶接されており,この保護カバー33には,複数の通風孔34,34…が穿設されている。
【0027】
前骨27a,下骨27b及び右骨28aの各端部には取り付けブラケット35a,35b,35cが形成されており,前骨27aの取り付けブラケット35aは前部バンク7fの前面に,下骨27bの取り付けブラケット35bはクランクケース20の側面にそれぞれボルト結合され,また右骨38aの取り付けブラケット35cは,前記スタータモータ21と共にクランクケース20の前面にボルト結合される。こうして,ポンプケース32に収容される燃料ポンプ25は,前述のようにエンジンEの前面側に配設されるのである。
【0028】
保護ステー26には,複数の(図示例では左右一対の)カウル支持ブラケット36a,36bが形成されており,これらに,ポンプケース32の下部と共にエンジンEの下面から,その側面の一部を覆うアンダカウル37がボルト結合される。
【0029】
次に,この実施例の作用について説明する。
【0030】
自動二輪車の走行中,走行風がエンジンEの前面に当たってそれを冷却するとき,一部の走行風は,保護カバー33の通風孔34,34,…を通過してポンプケース32に当たり,このポンプケース32を通して内部の燃料ポンプ25を効果的に冷却することができ,その結果,燃料ポンプ内でのベーパロックの発生を防ぐことができる。しかもエンジンEの前面側に配置される燃料ポンプ25は,エンジンEの外側方には張り出していないから,自動二輪車Mの転倒時でも,他物との接触を回避することができる。また燃料ポンプ25をエンジンEの前面側に配置したことで,エンジンE上方の燃料タンク8の改造の必要はない。
【0031】
特に,燃料ポンプ25は,エンジンEに取り付けされる保護ステー26及び保護カバー33に覆われるため,これら保護ステー26及び保護カバー33によって他物との接触を確実に防いで,その耐久性を確保することができる。
【0032】
さらに燃料ポンプ25を収容するポンプケース32は,エンジンEの前面側において前部の排気管18fの根元の下方に,且つ自動二輪車Mの縦中心面Yを挟んで該排気管18fと反対側にオフセットして配置されるので,前部の排気管18fから燃料ポンプ25への熱害を極力防いで,その耐久性を確保することができる。またポンプケース32は自動二輪車Mの縦中心面Yから一側方へオフセットして配置されることから,自動二輪車Mの正面衝突により前輪4fがエンジンE側に変位した場合でも,燃料ポンプ25への前輪4fに接触を回避し,燃料ポンプ25の破損を防ぐことができる。
【0033】
一方,アンダカウル37は,保護ステー26を利用して取り付けられるので,アンダカウル取り付け専用のステーを設ける必要がなく,そん取り付け構造の簡素化に寄与することができる。
【0034】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計変更が可能である。例えば直立の単一バンクしか持たない単気筒又は多気筒エンジンに本発明を適用することもできる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,車体フレームに,吸気系に燃料噴射弁を備えたエンジンと,このエンジンの上方に配置される燃料タンクとを搭載し,このエンジンの前面から延出する排気管をエンジンの左右一側方へ寄せつゝ後方へ曲げて配置した自動二輪車において,前記エンジンを前部バンクと後部バンクとを有するV型に構成して,車体フレームの中間部に設けられたエンジンハンガに取り付けると共に,走行風を受ける前記エンジンの前面側に,前記エンジンの前部バンクとクランクケースとに支持されて前記エンジンの前面を覆う保護ステーを配置し,この保護ステーにその保護領域で固着されるポンプケース内に,前記燃料タンクの燃料を受けて前記燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプを収容したので,走行風により燃料ポンプを効果的に冷却して,燃料ポンプ内でのベーパロックの発生を防ぐことができる。しかもエンジンの前面側に配置される燃料ポンプは,エンジンの外側方には張り出していないから,自動二輪車の転倒時でも,他物との接触を回避することができる。更に,燃料ポンプをエンジンの前面側に配置したことで,エンジン上方の燃料タンクの改造の必要はなく,コスト増を極力抑えることができるとともに,車体フレームの中間部に設けられたエンジンハンガにエンジンを取り付けた自動二輪車でありながら,エンジンの前部バンクとクランクケースとに支持されてエンジンの前面を覆うように形成した保護ステー及びポンプケースにより,燃料ポンプの他物との接触を強力に防ぐことができ,その耐久性を高めることができる。
【0036】
さらに本発明の第2の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記保護ステーに,エンジンの下面を覆うアンダカウルを取り付けたので,燃料ポンプを保護する保護ステーがアンダカウルの取り付け用ステーを兼ねることになり,アンダカウルの取り付け専用のステータは不要となり,アンダカウルの取り付け構造の簡素化に寄与し得る。
【0037】
さらにまた本発明の第3の特徴によれば,第1又は第2の特徴にに加えて,前記燃料ポンプを,前記排気管の根元の下方に且つ前記排気管とは反対の左右他側方へ寄せて配設したので,排気管から燃料ポンプへの熱害を極力回避して,燃料ポンプ内でのベーパロックの発生を防ぐことができる。
【0038】
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記保護ステーは,側面視で略L字状をなす縦骨材と,横骨材とを交差状に結合して構成され,縦骨材の一端がエンジンの前部バンクの前面に取り付けられ,他端がクランクケースの側面に取り付けられる。
【0039】
さらにまた本発明の第5の特徴によれば,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記燃料ポンプが,前記保護ステーに弾性支持されるポンプケース内に収容して保持される。
【0040】
さらにまた本発明の第6の特徴によれば,第1〜第5の特徴の何れかに加えて,前記燃料ポンプの収容されるポンプケースが,上下一対のケース半体で構成され,ポンプケースを分離することにより,燃料ポンプの装着,取り出しができるようにされている。
【0041】
さらにまた本発明の第7の特徴によれば,,第1〜第6の特徴の何れかに加えて,前記保護ステーには保護カバーが設けられ,該保護カバーには走行風を通過させる通風孔が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の燃料ポンプ配設構造を備えた自動二輪車の側面図
【図2】 図1の2部の拡大縦断側面図
【図3】 図2の3矢視図
【図4】 図2の要部拡大図(アンダカウルを取り外した状態で示す。)
【図5】 図4の5矢視図
【符号の説明】
E・・・・・エンジン
M・・・・・車両(自動二輪車)
1・・・・・車両フレーム
8・・・・・燃料タンク
17f,17r・・・燃料噴射弁
18f・・・排気管
25・・・・燃料ポンプ
26・・・・保護ステー
32・・・・ポンプケース
37・・・・アンダカウル

Claims (7)

  1. 車体フレーム(1)に,吸気系に燃料噴射弁(17f,17r)を備えたエンジン(E)と,このエンジン(E)の上方に配置される燃料タンク(8)とを搭載し,このエンジン(E)の前面から延出する排気管(18f)をエンジン(E)の左右一側方へ寄せつゝ後方へ曲げて配置した自動二輪車において,
    前記エンジン(E)を前部バンク(7f)と後部バンク(7r)とを有するV型に構成して,車体フレーム(1)の中間部に設けられたエンジンハンガ(3)に取り付けると共に,走行風を受ける前記エンジン(E)の前面側に,前記エンジン(E)の前部バンク(7f)とクランクケース(20)とに支持されて前記エンジン(E)の前面を覆う保護ステー(26)を配置し,この保護ステー(26)にその保護領域で固着されるポンプケース(32)内に,前記燃料タンク(8)の燃料を受けて前記燃料噴射弁(17f,17r)に燃料を圧送する燃料ポンプ(25)を収容したことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  2. 請求項1記載の自動二輪車における燃料ポンプ配設構造において,
    前記保護ステー(26)に,エンジン(E)の下面を覆うアンダカウル(37)を取り付けたことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  3. 請求項1又は2記載の車両の燃料ポンプ配設構造において,
    前記燃料ポンプ(25)を,前記排気管(18f)の根元の下方に且つ前記排気管(18f)とは反対の左右他側方へ寄せて配設したことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の車両の燃料ポンプ配設構造において,
    前記保護ステー(26)を,側面視で略L字状をなす縦骨材(27)と,横骨材(28)とを交差状に結合して構成し,縦骨材(27)の一端をエンジン(E)の前部バンク(7f)の前面に取り付け,他端をクランクケース(20)の側面に取り付けたことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の車両の燃料ポンプ配設構造において,
    前記燃料ポンプ(25)を,前記保護ステー(26)に弾性支持されるポンプケース(32)内に収容して保持することを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の車両の燃料ポンプ配設構造において,
    前記燃料ポンプ(25)の収容されるポンプケース(32)を上下一対のケース半体で構成し,ポンプケースを分離することにより,燃料ポンプの装着,取り出しができるようにしたことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の車両の燃料ポンプ配設構造において,
    前記保護ステー(26)には保護カバー(33)を設け,該保護カバー(33)に走行風を通過させる通風孔(34)を設けたことを特徴とする,自動二輪車における燃料ポンプ配設構造。
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