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JP4226011B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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JP4226011B2
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Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関に燃料を噴射供給するために使用される燃料噴射弁、特にツインニードル式の可変噴孔ノズルを備える燃料噴射弁に関する。
自動車用内燃機関には、環境や資源保護の観点から排気エミッションおよび燃費を改善するとともに、運転者の要請に応じた出力性能を実現することが望まれる。これらを両立させるため、より高度な燃料噴射制御が必要となっており、例えば、ディーゼルエンジンにおいて、コモンレールから供給される高圧燃料を、可変噴孔ノズルから噴射する燃料噴射弁が提案されている。可変噴孔ノズルは、ノズルの先端部に複数の噴孔を有し、ノズルニードルのリフト量に応じて複数の噴孔を順に開放することで、燃料噴射率を可変とすることができる。
このような可変噴孔ノズルの従来技術として、ツインニードル式の可変噴孔ノズルがある(例えば、特許文献1、2等)。
特開2005−320904号公報 特開2001−241370号公報
図7(a)に一例を示すように、かかる可変噴孔ノズルは、筒状のノズルボデー101内にノズルニードル102を摺動自在に保持し、ノズルボデー101先端部に軸方向に形成した複数の第1噴孔105、第2噴孔106を開閉するようになっている。ノズルニードル102は、中空筒状のアウターニードル103の内部にインナーニードル104を摺動自在に設けたツインニードル式で、アウターニードル103およびインナーニードル104は、それぞれの上部に配した第1、第2ばね107、108により閉弁方向に付勢されている。ノズルニードル102の上端部を保持するスペーサ112内には制御室109が設けられ、高圧通路110から供給される高圧燃料にてアウターニードル103およびインナーニードル104に背圧を作用させている。制御室109は、制御通路111を介して低圧通路に連通し、その出口部に設けた制御弁(図略)を開閉駆動することによって、圧力が増減するようになっている。
上記構成において、制御弁を駆動して制御室109を低圧通路に連通させると、制御室109の燃料が排出され、ノズルニードル102に作用する背圧が低下する。これに伴い、アウターニードル103が先行してリフトを開始し、図7(b)に示す第1シート113、第2シート114が離座して、上流側の第1噴孔105を開放する。アウターニードル103がさらにリフトしてインナーニードル104に当接すると、それ以降は両ニードルが一体となってリフトし、第3シート115が離座して、下流側の第2噴孔106を開放する。これにより、低負荷時にはアウターニードル103のみをリフトさせて、小量の燃料噴射を実施し、高負荷時には、アウターニードル103とインナーニードル104の両方をリフトさせて、より大きな燃料噴射量とすることができるので、高度な噴射量制御が可能となる。
上記従来技術の構成において、アウターニードル103が開弁する際は、制御室109を構成するスペーサ112内周面に設けた第1ガイド117、アウターニードル103とインナーニードル104の摺動部に設けた第2ガイド116の2箇所で案内されながらリフトするため、アウターニードル103の軸中心は、ノズルボデー101の軸中心に対して偏芯することなくリフト可能である。なお、実際には、摺動可能な状態で案内するため、僅かな摺動クリアランスがあり、その分の軸ずれはあるものの機能上の問題となることはない。
一方、インナーニードル104は、先端がノズルボデー101の第3シート115からリフトした途端に、上端のみが第2ガイド116にて1箇所で保持される状態となることから、軸ずれが起きやすい。軸ずれが発生すると、ノズルボデー101のシート部とインナーニードル104の先端間の通路断面積が円周方向で変わることになり、円周上に配置した複数の第2噴孔106から噴射される燃料噴霧にばらつきが生じる。その結果、燃焼室内の噴霧の状態が不均一となり、排気状態が悪化するといったおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ツインニードル式の可変噴孔ノズルを備える燃料噴射装置において、インナーニードルの偏芯を抑制し、第2噴孔から噴射される燃料噴霧の噴孔間ばらつきを低減して、良好な燃焼を実現することにある。
請求項1の燃料噴射弁は、ノズルボデーの先端部に設けた複数の噴孔を、同軸的に配設されたアウターニードルおよびインナーニードルにて開閉する可変噴孔ノズルを備える。アウターニードルはノズルボデー内に摺動可能に配設されて、上記先端部の内周円錐面上に開口する第1噴孔を開閉し、インナーニードルはアウターニードル内に摺動可能に配設されて、上記第1噴孔より内周側の上記円錐面上に開口する第2噴孔を、該第2噴孔の上流側に着座するシート部にて開閉する。アウターニードルおよびインナーニードルに閉弁方向に作用する制御室が設けられ、制御室の圧力低下に伴い、アウターニードルが先行リフトし、インナーニードルに当接してこれをリフトさせる。さらに、ノズルボデーの先端部は、上記内周円錐面より先端側の空間をサック室としてその内周にガイド部を設けて、このガイド部にインナーニードルの先端軸部が摺動可能に保持される構成としている。
そして、上記ガイド部に保持される上記インナーニードルの先端軸部は、外周面の一部を軸方向に切り欠いた形状として、上記インナーニードルのシート部より下流側の空間と、上記先端軸部の先端面と上記サック室との間に形成される空間が、常時連通する構成となっている。
上記構成において、制御室圧力が低下すると、先ずアウターニードルが第1噴孔を開放し、次いでアウターニードルに押し上げられてインナーニードルが第2噴孔を開放する。この際、インナーニードルはアウターニードルとの摺動部と、ノズルボデー先端のガイド部の2箇所で案内されるので、軸ずれの発生を防止できる。従って、第2噴孔を複数形成しても、各噴孔から噴射される燃料噴霧にばらつきが生じるのを抑制できるので、良好な燃焼を実現し、排気エミッションを低減できる。
また、インナーニードルの閉弁時、先端軸部の下降に伴い、その先端側空間の燃料が圧縮されて閉弁動作が不安定になる等のおそれがあるが、上記構成では、インナーニードルの先端軸部とガイド部との間隙を介して、燃料を上流側へ流出させることが可能であり、圧力変動を抑制してインナーニードルの作動を安定させることができる。
請求項2の発明の燃料噴射弁は、上記請求項1の発明と同様に、ノズルボデーの先端部に設けた複数の噴孔を、同軸的に配設されたアウターニードルおよびインナーニードルにて開閉する可変噴孔ノズルを備える。アウターニードルはノズルボデー内に摺動可能に配設されて、上記先端部の内周円錐面上に開口する第1噴孔を開閉し、インナーニードルはアウターニードル内に摺動可能に配設されて、上記第1噴孔より内周側の上記円錐面上に開口する第2噴孔を、該第2噴孔の上流側に着座するシート部にて開閉する。アウターニードルおよびインナーニードルに閉弁方向に作用する制御室が設けられ、制御室の圧力低下に伴い、アウターニードルが先行リフトし、インナーニードルに当接してこれをリフトさせる。さらに、ノズルボデーの先端部は、上記内周円錐面より先端側の空間をサック室としてその内周にガイド部を設けて、このガイド部にインナーニードルの先端軸部が摺動可能に保持される構成としている。
そして、上記ガイド部に保持される上記インナーニードルは、上記先端軸部の内部に形成した連通孔を介して、上記インナーニードルのシート部より下流側の空間と、上記先端軸部の先端面と上記サック室との間に形成される空間が、常時連通する構成となっている。
上記構成においても、上記請求項1の発明と同様に、軸ずれの発生を防止できる。従って、第2噴孔を複数形成しても、各噴孔から噴射される燃料噴霧にばらつきが生じるのを抑制できるので、良好な燃焼を実現し、排気エミッションを低減できる。
また、インナーニードル閉弁時に、先端軸部が下降すると、これに伴い連通孔からノズルボデーの先端部内空間の燃料が上流側へ流出する。インナーニードルのシート部が着座すると、連通孔とシート部上流側との連通は遮断される。このように、先端軸部の内部に連通孔を設けた構成としても、圧力変動を抑制してインナーニードルの作動を安定させる同様の効果が得られる。
請求項3の発明では、上記アウターニードルのシート部は、上記第1噴孔の上流側に着座する第1シートと下流側に着座する第2シートを有する。このような構成とすることで、着座時に第1噴孔をシールできる。
請求項の発明では、上記アウターニードルと上記インナーニードルとの間隙をノズルボデーに設けた低圧部に開放させる構成とする。
アウターニードルがリフトすると、インナーニードルとの間に高圧燃料が流入し、第2噴孔側へ燃料がリークするおそれがある。上記構成のように、アウターニードルとインナーニードルとの間に形成される間隙を低圧部に連通させることで、燃料を逃がし、第2噴孔へのリークを防止できる。
以下、本発明の基本構成となる第1の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、本発明の燃料噴射弁を含むディーゼルエンジンのコモンレール燃料噴射システム構成を示す概略図であり、図1(b)はその主要部である可変噴孔ノズル1の先端部(図にA部として示す)の拡大図である。図1(a)において、可変噴孔ノズル1は、ツインニードル式のノズルニードル2を備え、ノズル先端部に設けた噴孔群3を、ノズルニードル2の駆動に伴って開閉するようになっている。ノズルニードル2を駆動するニードル駆動機構6は、本例においては制御弁7およびピエゾ駆動部8からなり、ECU10にて制御される。なお、駆動部はピエゾに限るものではない。
噴射燃料はエンジンの各気筒に共通のコモンレール9から供給される。コモンレール9には高圧ポンプ12が接続されており、燃料タンク11の燃料を高圧ポンプ12にて加圧し、燃料通路13を介して圧送することで、所定の高圧に保持する。
可変噴孔ノズル1は、円錐状の先端部B1に噴孔群3が形成されるノズルボデーBと、その上部に積層されるプレート状の流路形成部材B2を有し、図示しないリテーニングナットにて油密に固定される。ノズルボデーBにはノズルニードル2を収容する縦孔1aが形成され、縦孔1aの先端部内周面は、先端部B1形状に沿う円錐面状となっている。この円錐面に、噴孔群3を構成する複数の第1噴孔31および複数の第2噴孔32が開口している。複数の第1噴孔31は円錐面の外周側、複数の第2噴孔32は内周側の同一面内にそれぞれ配置される。
ノズルニードル2は、略円筒状のアウターニードル21と、その内部を摺動する軸状のインナーニードル22からなる。アウターニードル21は、上端部が縦孔1a内に配設した筒状のスペーサ23内に挿通され、スペーサ23内周面の第1ガイド51に対して摺動可能な状態で保持されている。また、アウターニードル21は、インナーニードル22の摺動部外周面を第2ガイド52として摺動可能となっている。
アウターニードル21の下端部は、ノズルボデーBの先端部B1に延びて内周円錐面に開口する複数の第1噴孔31に対向している。インナーニードル22の下端部は、アウターニードル21の下端開口から先端側へ突出し、第1噴孔31より下方位置に開口する複数の第2噴孔32に対向している。よって、ノズルニードル2が下端位置にある時に、アウターニードル21が複数の第1噴孔31を閉孔し、インナーニードル22が複数の第2噴孔32を閉孔する。この可変噴孔ノズル1のシート部構成については、詳細を後述する。
アウターニードル21の外周側には燃料溜まり16が形成され、流路形成部材B2に設けた高圧通路17から縦孔1a内の空間を経て高圧燃料が供給されている。高圧通路17は、ニードル駆動機構6内の高圧通路71を介してコモンレール9に至る燃料供給通路14に連通している。流路形成部材B2には、スペーサ23内空間に連通する空間が形成され、これら空間にて制御室4を構成しノズルニードル2の背圧を発生している。制御室4を構成するスペーサ23とアウターニードル21外周のフランジ211との間には、第1ばね24が配設され、アウターニードル21を閉弁方向に付勢している。また、制御室4内には、インナーニードル22上端に設けたフランジ221上に支持されて、インナーニードル22を閉弁方向に付勢する第2ばね25が配設されている。
制御室4の油圧は、ニードル駆動機構6の制御弁7にて制御される。本例における制御弁7は2位置3方弁構造で、高圧通路71から分岐する高圧通路72と、燃料タンク11への燃料排出通路15に接続する低圧通路73のいずれか一方を、制御室4に選択的に連通させる。制御室4の頂面には、制御弁7へ連通する制御通路41が開口しており、高圧通路72が開放される図示の位置では、コモンレール9の高圧燃料が高圧通路72から制御通路41を経て流入することになる。このために、高圧となる制御室4の圧力と第1ばね24、第2ばね25の付勢力との合力によって、アウターニードル21、インナーニードル22が第1噴孔31、第2噴孔32に押付けられ、ノズルニードル2が閉弁する。
本例のピエゾ駆動部8は、ピエゾアクチュエータ81の駆動力にて駆動ピストン82を変位させ、油圧室83の圧力を増減することにより制御弁7を駆動する。ピエゾアクチュエータ6は、例えば圧電体を積層してなるピエゾスタックを備え、通電によりピエゾスタックを伸長させて変位を発生する。これに伴い制御弁7の位置が切り換えられ、低圧通路73と制御室4とが連通すると、制御室4の圧力が低下するために、ノズルニードル2が開弁する。
ここで、本発明の特徴部分である可変噴孔ノズル1の先端部構造を、図1(b)を参照しながら説明する。図1(a)において、ノズルボデーBの先端部B1は、円錐状の頂部が先端側に突出して、その内部にサック室5を形成している。図1(b)に示すように、噴孔群3を構成する第1噴孔31および第2噴孔32は、サック室5より上流側の先端部B1壁を貫通して設けられる。
上流側の第1噴孔31を閉鎖するアウターニードル21の先端面は、先端部B1の内周円錐面に沿う略円錐面に形成されるとともに、第1噴孔31の対向位置を円周方向に切り欠いて、その両側のエッジにより第1シート2a、第2シート2bを形成している。これにより、アウターニードル21の閉弁時には、第1シート2aが第1噴孔31の上流側に、第2シート2bが第1噴孔31の下流側に着座して、燃料が第1噴孔31に流出するのを防止する。
下流側の第2噴孔32を閉鎖するインナーニードル22は、アウターニードル21の下方に突出する下端部が段付に縮径し、小径の先端軸部222がサック室5内に位置している。サック室5は上半部内周面を一定径として、ガイド部としての第3ガイド53を形成し、インナーニードル22の先端軸部222を摺動可能に保持している。インナーニードル22の段付部のエッジは、第3シート2cを形成し、インナーニードル22の閉弁時に第2噴孔32の上流側に着座する。
上記構成の燃料噴射弁の作動を次に説明する。図1(a)、(b)において、ニードル駆動機構6のピエゾ駆動部8が作動しない状態では、制御弁7が制御室4と高圧通路72とを連通する位置にある。この時、コモンレール9から制御弁7および制御通路41を介して制御室4に高圧燃料が導入されるために、ノズルニードル2が閉弁する。アウターニードル21は、高圧となった制御室4の燃料圧力と第1ばね24のばね力の合力によって、第1シート2a、第2シート2bが座面に押付けられ、第1噴孔31を閉鎖する。同様に、制御室4の燃料圧力と第2ばね25のばね力の合力によって、インナーニードル22の第3シート2cが着座し、第2噴孔32を閉鎖する。
ECU10からの指令により、ピエゾ駆動部8のピエゾスタック81が通電されて伸長し、駆動ピストン82が油圧室83の圧力を上昇させると、制御弁7が制御室4と低圧通路73を連通する位置に切り換えられる。これにより、制御室4の燃料が制御通路41から低圧通路73へ排出され、制御圧力が徐々に低下する。制御室4の燃料圧力が所定圧を下回ると、アウターニードル21の先端面に上向きに作用する燃料溜まり16の燃料圧力によって、第1シート2a、第2シート2bが離座し、アウターニードル21がリフトを開始する。これに伴い、第1噴孔31が開放され、燃料が噴射される。
アウターニードル21は、第1ガイド51、第2ガイド52の2箇所で案内されながらリフトするので、ノズルボデーBの軸中心に対し偏芯することなくリフト可能である。よって、複数の第1噴孔31から噴射される噴霧は均一で、良好な燃焼状態が得られる。アウターニードル21がさらにリフトすると、その上端面がインナニードル22のフランジ221に衝突し、これを押し上げる。このため、インナーニードル22の第3シート2cが離座して、リフトを開始する。その後は、アウターニードル21とインナニードル22が一体にリフトすることになる。
図2に示すように、インナーニードル22のリフトに伴い、第2噴孔31が開放され、両噴孔31、32から燃料が噴射される。ここで、インナーニードル22は、小径の先端軸部222がサック室5内を摺動する構成であり、第3シート2cが離座した後も、サック室5の第3ガイド53と第2ガイド52の2箇所で案内されながらリフトするので、ノズルボデーBの軸中心に対し偏芯することなくリフト可能である。よって、従来構成のように、軸ずれのおそれがなく、複数の第2噴孔32から均一な噴霧が噴射されるので、良好な燃焼状態を実現する。
噴射停止時には、図1(a)のピエゾ駆動部8により制御弁7を初期位置に切り換え、コモンレール9から制御弁7および制御通路41を介して、制御室4に高圧燃料を導入する。制御室4の圧力が再上昇し、所定圧を超えるとアウターニードル21およびインナーニードル22が下降する。この際、先ずインナーニードル22が、第3ガイド53と第2ガイド52の2箇所で案内されながら下降し、第3シート2cが第2噴孔32の上流側に着座する。これにより、燃料溜まり16と第2噴孔32との間が遮断され、第2噴孔32からの燃料噴射が停止される。
一方、アウターニードル21は、インナーニードル22のフランジ221から離れて、第1ガイド51、第2ガイド52の2箇所で案内されながら、さらに下降する。インナーニードル22の第1シート2a、第2シート2bが着座して、第1噴孔31を閉鎖すると、燃料噴射が停止される。この際、第1シート2aが第1噴孔31の上流側に着座して、燃料溜まり16との間を遮断するとともに、第2シート2bが第1噴孔31の下流側を遮断するので、アウターニードル21とインナーニードル22の間隙から、第1噴孔31へ漏れ出た燃料が噴射されるのを防止できる。
このように、第1の形態に示す本発明の基本構成によれば、サック室5に、ガイド部としての第3ガイド53を形成し、インナーニードル22の先端軸部222を案内する構成としてので、ノズルニードル2の開弁時の軸ずれを防止して、噴霧の噴孔間ばらつきを低減することができる。よって、安定した燃料噴霧を形成し、排気エミッション等を低減させる効果が得られる。
図3に本発明の第2の実施形態における可変噴孔ノズル1の先端部構成を示す。本実施形態の燃料噴射弁の基本構造は、上記図1に示した第1の形態と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。本実施形態の可変噴孔ノズル1は、サック室5を摺動するインナーニードル22の先端軸部222を、外周面の一部を切り欠いた形状とする。具体的には、図3に示すように、先端軸部222の外周面の3箇所を軸方向に切り欠いてフラット面とし、サック室5内周面の第3ガイド53との間に連通孔223を形成する。
この連通孔223の上端は、第3シート2c下流側、すなわちサック室5に至る先端部B1の内周円錐面とインナーニードル22の段付部との間の空間54に開口し、下端は、先端軸部222下方のサック室5に開口する。空間54は、インナーニードル22の開弁時には、上流側の燃料溜まり16と連通し、閉弁時に第3シート2cが着座することにより、閉空間となる。
連通孔223を有しない構成では、インナーニードル22の閉弁時に、先端軸部222が下降するのに伴い下方のサック室5内の燃料が圧縮されるため、閉弁速度が低下するなどインナーニードル22の作動が不安定となるおそれがある。これに対し、本実施形態の構成では、連通孔223を介してサック室5と先端軸部222上流の空間54が常時連通し、インナーニードル22の閉弁初期は、第3シート2cを介して燃料溜まり16とも連通するので、先端軸部222が下降するのに伴いサック室5から燃料が流出可能となる。よって、サック室5内の圧力変動が抑制されて、インナーニードル22を安定して作動させることができる。
図4に本発明の第3の実施形態を示す。本実施形態の基本構造は、上記第2の実施形態と同様であり、以下、相違点を中心に述べる。本実施形態の可変噴孔ノズル1は、インナーニードル22の先端軸部222の内部に、第3シート2cと先端軸部222の間の空間54と、サック室5内空間とを常時連通させる連通孔224を設ける。具体的には、図3に示すように、先端軸部222内にT字状の孔を設けて連通孔224とし、その下端をサック室5に開口させ、両上端を空間54に開口させる。
本実施形態のように、上記第2の実施形態における連通孔223に代えて、先端軸部222内部に連通孔224を設ける構成とすることもできる。この場合も、インナーニードル22の閉弁時に、連通孔224および先端軸部222上流の空間54を介してサック室5の燃料が流出可能となる。よって、サック室5内の圧力変動が抑制されて、インナーニードル22を安定して作動させることができる。
図5に本発明の第4の形態を示す。本実施形態の基本構造は、上記第3の実施形態と同様であり、以下、相違点を中心に述べる。図5(a)のように、本形態の可変噴孔ノズル1は、インナーニードル22の下端部に第3シート2c、空間54を設けず、小径の先端軸部222に続く円錐面を先端部B1の内周円錐面に沿う形状としている。先端軸部222内には、サック室5内空間に開口するT字状の連通孔224を設けるとともに、その両上端をサック室5の上端縁部に対向する位置に開口させる。また、第2噴孔32を、第3ガイド53を構成するサック室5内周面に開口させている。
本形態によれば、図5(a)のインナーニードル22が閉弁位置にある時、先端軸部222によって第2噴孔32が閉鎖される。図5(b)のように、インナーニードル22がリフトすると、連通路224および第2噴孔32が開放され、燃料溜まり16から連通孔224を介してサック室5内に流入する燃料が、第2噴孔32から噴射される。
この時、インナーニードル22がリフトを開始してから第2噴孔32のリフト開始までのリフト量L(先端軸部222の下端外周縁から第2噴孔32までの距離)を任意に設定することができ、これによって、第2噴孔開弁時期を自在に設定することができる。上記各実施形態の構成では、第2噴孔開弁時期を、アウターニードル21がインナーニードル22に当接するまでのリフト量で設定しており、ノズルボデーBに対するアウターニードル21の頭頂部の位置と、インナーニードル22のフランジ221の位置とから、その隙間を管理する必要があるため、関連する部品が3つになり計測や調整に手間がかかる。これに対し、本形態の構成では、ノズルボデーBに対するリフト量L寸法だけを管理すればよく、調整もインナーニードル22だけとなるので簡易にできる。従って、第2噴孔32からの噴射タイミングの制御が容易にできる。
図6に本発明の第5の実施形態を示す。本実施形態の基本構造は、上記第2、3の実施形態と同様であり、以下、相違点を中心に述べる。図6(a)のように、本実施形態の可変噴孔ノズル1は、スペーサ23をアウターニードル21とインナーニードル22の第2ガイド52下方まで延出し、そのスペーサ23下端部内周に環状溝を設けてアウターニードル21との間に低圧室43を形成する。低圧室43は、スペーサ23および流路形成部材B2内に軸方向に形成した低圧通路44にて、図1の燃料排出通路15に連通し、ノズルボデーB内に低圧部を構成している。また、アウターニードル21には、低圧室43に隣接する位置に径方向の貫通孔を設けて、アウターニードル21とインナーニードル22の間隙と低圧室43との連通路42とする。
本実施形態によれば、アウターニードル21とインナーニードル22の間隙が連通路42を介して低圧室43に連通するので、アウターニードル21の開弁後、燃料溜まり16の燃料がインナーニードル22側へリークするのを抑制することができる。上記第4の実施形態のインナーニードル22構成では(図5参照)、第3シート2cを省略しており、燃料溜まり16の燃料が先端軸部222の摺動部から、第2噴孔32へ漏れるおそれがある。この摺動部のリーク量は第3ガイド53との僅かなクリアランスから発生するもので、大きなリーク量ではないが、低圧室43を構成することでより軽減することができる。
さらに、図6(b)のように、アウターニードル21のシート部を、第1噴孔31上流側の第1シート2aのみの構成とするとともに、アウターニードル21の閉弁時には、第1シート2a下流のアウターニードル21先端面が、ノズルボデー先端部B1内周面に近接して、第1噴孔31入口をほぼ覆う形状(いわゆるVCO方式)とする。このように、上流側だけシートを設け、VCO方式として下流側のシートを省略した1シート部構成とすることもでき、複雑な加工が不要となるので、製作が容易になる。
以上のように構成すれば、ツインニードル式の可変噴孔ノズルにおいて、インナーニードルの軸ずれによる噴霧の噴孔間ばらつきを低減して、良好な燃焼を実現し、排気状態を改善することができる。
なお、上記実施形態におけるニードル駆動機構、例えば制御弁やピエゾ駆動部の構成は、これに限るものではなく、他の構成としてもよい。また、ピエゾ駆動部に代えてソレノイドを有する電磁駆動部を用いてもよい。
(a)は本発明の基本構成を示す第1の形態の燃料噴射弁を含むディーゼルエンジンの燃料噴射システムの全体構成概略図であり、(b)は第1の実施形態における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図で、(a)のA部拡大図である。 第1の形態における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図で、ノズルニードル開弁時の状態を示す図である。 第2の実施形態における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図である。 第3の実施形態における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図である。 (a)は第4の形態における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図で、閉弁時の状態を示す図、(b)は開弁時の状態を示す主要部拡大断面図である。 (a)は第5の実施形態における可変噴孔ノズルの上部拡大断面図、(b)はその主要部拡大断面図である。 (a)は従来の燃料噴射弁における可変噴孔ノズルの主要部拡大断面図、(b)はその主要部拡大断面図で、(a)のA部拡大図である。
符号の説明
B ノズルボデー
B1 先端部
1 可変噴孔ノズル
1a 縦孔
14 燃料供給通路
15 燃料排出通路
16 燃料溜まり
17 高圧通路
2 ノズルニードル
21 アウターニードル
211 フランジ
22 インナーニードル
221 フランジ
222 先端軸部
223 連通孔
224 連通孔
23 スペーサ
24 第1ばね
25 第2ばね
26 オリフィス通路
27 溝
3 噴孔群
31 第1噴孔
32 第2噴孔
4 制御室
41 制御通路
43 低圧室(低圧部)
44 低圧通路(低圧部)
45 連通路
5 サック室
51 第1ガイド
52 第2ガイド
53 第3ガイド
6 ニードル駆動機構
7 制御弁
71、72 高圧通路
73 低圧通路
8 ピエゾ駆動部
9 コモンレール

Claims (4)

  1. ノズルボデーの先端部に設けた複数の噴孔を複数のニードルにて開閉する可変噴孔ノズルを備える燃料噴射弁であって、
    上記ノズルボデー内に摺動可能に配設されて、上記先端部の内周円錐面上に開口する第1噴孔を開閉するアウターニードルと、
    上記アウターニードル内に摺動可能に配設されて、上記第1噴孔より内周側の上記円錐面上に開口する第2噴孔を、該第2噴孔の上流側に着座するシート部にて開閉するインナーニードルと、
    上記アウターニードルおよび上記インナーニードルに閉弁方向の圧力を作用させる制御室を有して、
    上記制御室の圧力低下に伴い上記アウターニードルが先行リフトし、上記アウターニードルが上記インナーニードルに当接してこれをリフトさせる構成とし、
    かつ上記ノズルボデーの先端部は、上記内周円錐面より先端側の空間をサック室としてその内周に、上記インナーニードルの先端軸部を摺動可能に保持するガイド部を設け、
    上記ガイド部に保持される上記インナーニードルの先端軸部は、外周面の一部を軸方向に切り欠いた形状として、
    上記インナーニードルのシート部より下流側の空間と、上記先端軸部の先端面と上記サック室との間に形成される空間が、常時連通する構成としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. ノズルボデーの先端部に設けた複数の噴孔を複数のニードルにて開閉する可変噴孔ノズルを備える燃料噴射弁であって、
    上記ノズルボデー内に摺動可能に配設されて、上記先端部の内周円錐面上に開口する第1噴孔を開閉するアウターニードルと、
    上記アウターニードル内に摺動可能に配設されて、上記第1噴孔より内周側の上記円錐面上に開口する第2噴孔を、該第2噴孔の上流側に着座するシート部にて開閉するインナーニードルと、
    上記アウターニードルおよび上記インナーニードルに閉弁方向の圧力を作用させる制御室を有して、
    上記制御室の圧力低下に伴い上記アウターニードルが先行リフトし、上記アウターニードルが上記インナーニードルに当接してこれをリフトさせる構成とし、
    かつ上記ノズルボデーの先端部は、上記内周円錐面より先端側の空間をサック室としてその内周に、上記インナーニードルの先端軸部を摺動可能に保持するガイド部を設け、
    上記ガイド部に保持される上記インナーニードルは、上記先端軸部の内部に形成した連通孔を介して、
    上記インナーニードルのシート部より下流側の空間と、上記先端軸部の先端面と上記サック室との間に形成される空間が、常時連通する構成としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 上記アウターニードルのシート部は、上記第1噴孔の上流側に着座する第1シートと下流側に着座する第2シートを有する請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 上記アウターニードルと上記インナーニードルとの間隙をノズルボデーに設けた低圧部に開放させる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
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