JP4210894B2 - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールにて画データの送受信を行うインターネットファクシミリ装置に関し、特に、受信側装置の受信能力に適したフォーマットの画データをその受信側装置へ送信するための機能を備えたインターネットファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なインターネットファクシミリ通信では、インターネットファクシミリ装置同士が相互に送受信する画データのフォーマットは標準化(例えば、記録紙サイズがA4番、符号化方式がMH(モディファイドハフマン)方式、解像度が200dpiである画データに標準化)されているため、受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力情報を送信側インターネットファクシミリ装置が把握していなくても問題なく送信又は受信をすることができる。
【0003】
近年、標準化されたフォーマット(以下「標準フォーマット」という。)の画データよりもさらに高品質の画データを送受信するために、受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力に関する情報(以下「受信能力情報」という。)として、印字可能な記録紙サイズ、受信可能な解像度、復号可能な符号化方式などの情報を所定の方法により取得した後、受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマットの画データを送信するインターネットファクシミリ通信が提案されている。
【0004】
かかるインターネットファクシミリ通信の通信手順によれば、まず、送信側インターネットファクシミリ装置において、読取部から読み込んだ原稿等から直接的に解像度の高いオリジナル画データを生成して保持する。つぎに、生成したオリジナル画データに関する情報と受信能力を通知すべきメッセージを記載した電子メールを生成し、これに前記オリジナル画データをフォーマット変換して生成した標準フォーマットの画データを添付して送信する。一方、これを受信した受信側インターネットファクシミリ装置は、前記メッセージに従って自装置の受信能力情報及びより高品質の画データを送信すべきメッセージを記載した電子メールを生成して送信側インターネットファクシミリ装置に返信する。最後に、この電子メールを受信した送信側インターネットファクシミリ装置は、受信能力情報に基づき受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマットの画データを生成して受信側インターネットファクシミリ装置へ送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかるインターネットファクシミリ通信によれば、送信側インターネットファクシミリ装置は、受信側装置から高品質画データ要求する電子メールを受信するまで、オリジナル画データを保持しなければならず、その間記憶資源が圧迫され、種々のトラブルが発生する可能性がある。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、能力交換機能を利用して送信中にオリジナル画データを保持することにより記憶資源が圧迫されること及びこれに起因して生じる問題を未然に防止するインターネットファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置は、標準フォーマットの画データとオリジナル画データのフォーマット情報を含む電子メールを生成して受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、該電子メールを受信した受信側インターネットファクシミリ装置から該装置の受信能力情報が記載された電子メールを受信した後、オリジナル画データから前記受信能力情報に基づき生成した画データを前記受信側インターネットファクシミリ装置へ電子メールにて送信する能力交換機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、内部に記憶する宛先情報を関連付けてその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶する受信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先として指定された宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格納されている場合、及び前記宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格納されていないが、画像メモリーの状態が能力交換機能を利用するには十分でないと判断した場合、能力交換機能を利用せずに前記受信側インターネットファクシミリ装置へ画データを送信し、前記画像メモリーに保持している前記オリジナル画データを削除することを特徴としている。
【0008】
請求項2記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーの空き領域の量で判断されることを特徴としている。
【0009】
請求項3記載のインターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーへのアクセス頻度で判断されることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置について、図面に基づき説明する。以下、画データを送信する側となるインターネットファクシミリ装置を「送信側インターネットファクシミリ装置」、画データを受信する側となるインターネットファクシミリ装置を「受信側インターネットファクシミリ装置」という。
【0013】
前記送信側インターネットファクシミリ装置と前記受信側インターネットファクシミリ装置は、同様の構成からなり、その具体的な構成例を図1に示す。すなわち、前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bは、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操作部10、LANI/F(ローカルエリアネットワーク・インターフェース)11、画像メモリー12、メモリー残量検出部13、メモリーアクセス頻度検出部14及びネットワーク通信状態検出部Xを備えており、各部2乃至14及びXは、通信可能にバス15によって接続されている。
【0014】
前記CPU2は、所定のプログラムに従って、前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bを構成する各装置を制御する。
【0015】
前記RAM3は、FAX番号、メールアドレス、後述するデータテーブル等を予め記憶するための記憶部として、或いは一時的に蓄積される諸データ等の記憶部として機能する。
【0016】
前記ROM4は、前記CPU2によりこのインターネットファクシミリ装置1A、1Bの各部の動作が制御されるための各種プログラム、画データのフォーマットを変換するプログラム等を記憶している。
【0017】
前記コーデック5は、複数のプロトコルに対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)するものである。すなわち、前記読取部8にて読み取られた画データ等を送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化し、受信した画データを復号する。また、コンピュータで使用される一般的に使われている画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式にも対応して符号化、復号することもできる。なお、TIFFの仕様は、米国Adobe System社によって公開されている。
【0018】
前記モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0019】
前記NCU7は、電話回線を制御して電話をかけたり、電話を切ったりする回線網制御装置であり、PSTN(公衆交換電話網)16に接続されている。
【0020】
前記読取部8は、原稿の画像データを読み取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
【0021】
前記記録部9は、例えば電子写真方式のものからなり、受信した画データを記録紙上に画像形成し、該記録紙を排出(プリントアウト)する。例えば、前記読取部8で読み取られた原稿の画データ、ファクシミリ受信した画データ、インターネットファクシミリ受信した添付ファイルの画データや本文のテキストデータ等を前記CPU2の指示により、プリントアウトする。
【0022】
前記操作部10は、このインターネットファクシミリ装置1A、1Bの状態に関する情報及び各種操作指示画面を表示するディスプレイ10a、FAX番号等を入力するためのテンキー10b、短縮番号から発信するための短縮キー10c、原稿の読取り動作の開始等を行うためのスタートキー10d、前記ディスプレイ10a内の反転表示を移動させるためのカーソルキー10e等を備えており、各種操作はこの操作部10により行われる。
【0023】
前記LANI/F11は、LAN(ローカルエリアネットワーク)17とのインターフェイスを備えており、このLAN17とインターネットファクシミリ装置1A、1Bとを通信可能に接続している。
【0024】
前記画像メモリー12は、外部から受信した画データ、読取部8で読み取られた画データ、これらの画データをフォーマット変換した画データ等を一時的に記憶する。
【0025】
前記メモリー残量検出部13は、前記画像メモリー12の空き領域の量を検出して、CPU2の要求に応じてその情報を提供する。
【0026】
前記メモリーアクセス頻度検出部14は、前記画像メモリー12へのアクセス頻度を検出して、CPU2の要求に応じてその情報を提供する。アクセス頻度としては、単位時間(例えば1分)に対するアクセス時間の割合が検出される。例えば1分間当たり30秒間メモリーアクセスがあった場合はアクセス頻度は50%とされる。
【0027】
前記ネットワーク通信状態検出部Xは、前記LANI/F11の位置においてLAN17全体のパケット量を検出してCPU2の要求に応じてその情報を提供する。
【0028】
前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bは、G3方式等によって原稿等の画データをファクシミリ送受信する機能を備えると共に、インターネット標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、電子メールにて原稿等の画データを送受信するインターネットファクシミリ機能を備える。なお、画データが電子メールにて送受信されるために、その画データとして、TIFF形式によるものが生成され、これがMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)のBase64等に基づきテキスト化されて電子メールに添付される。
【0029】
また、前記送信側インターネットファクシミリ装置1AのRAM3の所定の記憶領域には、図2に示すデータテーブルTが記憶されている。このデータテーブルTは、オペレータ等によって各短縮番号に割り当てて登録されたメールアドレス(宛先情報)と、そのメールアドレスに関連付けて記憶された宛先装置に関する情報が格納されたものである。具体的内容について説明すると、データテーブルTは、「短縮番号」欄、「相手先名」欄、「宛先」欄及び「受信能力」欄からなり、「短縮番号」欄に登録された各短縮番号ごとに夫々の欄に各種情報が格納されており、各欄に格納される情報は、オペレータによる操作部10又は後述するクライアントPCからの操作により設定され得るようになっている。
【0030】
データテーブルTの「相手先名」欄には、宛先の氏名、会社名等の相手先名情報が格納されており、短縮番号にて送信する場合に参照されてディスプレイ10a等に相手先名が表示される。「宛先」欄には、宛先情報としてのメールアドレスが格納されており、送信に際して短縮番号が指定されると、この「宛先」欄に格納されたメールアドレスが送信すべき宛先として指定される。
【0031】
「受信能力」欄には、例えば、宛先装置の受信処理可能な解像度についての情報が「dpi=」の後に、宛先装置の符号化方式についての情報が「image−coding=」の後に、宛先装置の印字可能な記録紙サイズについての情報が「paper−size=」の後に記載されている。
【0032】
つぎに、前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aが対応する通信モードについて説明する。前記インターネットファクシミリ装置1Aは、図3に示すように、「通信モード1」乃至「通信モード5」の5種類の通信モードに対応している。
【0033】
すなわち、図3(a)に示すように、「通信モード1」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、通常のインターネットファクシミリ送信を行う(T1)。つまり、オリジナル画データをフォーマット変換して標準フォーマット(記録紙サイズがA4番、符号化方式がMH方式、解像度が200dpi等)の画データを生成し、例えば図4(a)に示すように、標準フォーマットの画データ18を添付した電子メールを生成して送信する。このとき、オリジナル画データは標準フォーマットの画データを送信した後に削除される。一方、この電子メールを受信する受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、受信した標準フォーマットの画データの印刷をするなど通常の受信処理を行う。
【0034】
図3(b)に示すように、「通信モード2」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標準フォーマットの画データを生成し、例えば図4(b)に示すように、送達確認を通知する電子メール(以下「送達確認メール」という。)の返信を要求するメッセージ19を記載すると共に、生成した標準フォーマットの画データ18を添付した電子メールを生成して送信する(T2)。つぎに、この電子メールを受信側インターネットファクシミリ装置が受信すると、印刷など通常の受信処理を行うほか、前記メッセージ19に従って、送達確認メールを生成してこれを送信側インターネットファクシミリ装置に返信する(T3)。なお、本明細書中において、送達確認メールの返信を要求するメッセージ19が記載された電子メールを受信して送達確認メールを返信する機能を「送達確認機能」という。
【0035】
図3(c)に示すように、「通信モード3」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標準フォーマットの画データを生成し、例えば図5に示すような、宛先装置に送達確認メールの返信を要求するメッセージ19と、所定の要求があれば添付した標準フォーマットの画データより高品質の画データを送信する旨を通知する能力交換通知情報20と、オリジナル画データのフォーマットに関する情報(以下「オリジナル画データのフォーマット情報」という。)21とが記載された電子メールM1を生成してこれに標準フォーマットの画データ18を添付して送信する(T4)。
【0036】
一方、この電子メールM1を受信側インターネットファクシミリ装置1Bが受信すると、受信した電子メールM1から前記能力交換通知情報20と前記オリジナル画データのフォーマット情報21を取得して、例えば図6に示すような、自装置1Bの受信能力に関する情報(以下「受信能力情報」という。)22を記載した電子メールM2を生成して送信側インターネットファクシミリ装置1Aへ返信する(T5)。そして、この電子メールM2を送信側インターネットファクシミリ装置1Aが受信すると、前記受信能力情報22に基づき、受信側インターネットファクシミリ装置1Bの受信能力に応じたフォーマットの画データ(以下「高品質画データ」という。)をオリジナル画データからフォーマット変換して生成し、例えば図7に示すような、宛先装置に送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を記載した電子メールに高品質画データ18Aを添付した電子メールM3を生成して受信側インターネットファクシミリ装置1Bに送信する(T6)。最後に、この電子メールM3を受信側インターネットファクシミリ装置1Bが受信すると、例えば図8に示すような、送達確認メッセージ23及び受信した電子メールM3のメッセージID欄24に指定された情報をオリジナルメッセージID欄25に記載した電子メールM4を生成して前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aに返信する(T7)。なお、本明細書中において、この送信側インターネットファクシミリ装置1Aと受信側インターネットファクシミリ装置1Bの間でなされる前記T4乃至T7の一連の通信手順に対処する機能を「能力交換機能」という。
【0037】
図3(d)に示すように、「通信モード4」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画データを生成し、例えば図4(b)に示すように、送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を記載した電子メールに生成した高品質画データ18Aを添付して送信する(T8)。つぎに、この電子メールを受信側インターネットファクシミリ装置が受信すると、受信した高品質画データ18Aの印刷など通常の受信処理を行うほか、前記メッセージ19に従って、送達確認メールを生成してこれを送信側インターネットファクシミリ装置に返信する(T9)。
【0038】
図3(e)に示すように、「通信モード5」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画データを生成し、例えば図4(a)に示すように、これに送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を含まない電子メールを生成し、これに生成した高品質の画データ18Aを添付して送信する(T10)。一方、この電子メールを受信する受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、受信した高品質画データ18Aの印刷をするなど通常の受信処理を行う。
【0039】
以上説明した構成、各種機能を備えた前記送信側インターネットファクシミリ装置1A及び前記受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、例えば、図9に示すようなネットワーク環境Aに設置されて使用される。すなわち、前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、LAN17を通じて、メールサーバ26、送信側インターネットファクシミリ装置1Aの配下のクライアントPC27、ルータ28等と、相互に通信可能に接続されており、インターネットを通じて能力交換機能を有する受信側インターネットファクシミリ装置1B、能力交換機能を有しないインターネットファクシミリ装置1C等と通信することが可能である。また、PSTN16を通じて他のG3FAX端末29とG3形式の画データを送受信することも可能である。
【0040】
以下、前記ネットワーク環境Aに設置された前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aにおいて、読取部8から原稿が読み込まれて生成された画データ又はクライアントPC27からインターネットファクシミリ送信するために受信した画データを送信する場合の送信側インターネットファクシミリ装置1Aの動作について、図10乃至図14に示すフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャートに基づき説明する動作は、前記送信側インターネットファクシミリ装置1AのROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行する命令に従って行われる。
【0041】
まず、オペレータによる操作部10又はクライアントPC27からの操作により、画データの送信宛先及び送信開始の指示がなされると、図10及び図11のフローチャートに示すように、送信側インターネットファクシミリ装置1Aはこの指示を受付け(S1)、例えば図15(a)に示すような、送達確認メールを宛先に要求するかどうかの指示をオペレータに要求する送達確認メール要求画面30をディスプレイ10aに表示する(S2)。そして、オペレータにより、送達確認メールを要求すべく「Y」、又は送達確認メールを不要とすべく「N」が入力されると、その「Y」又は「N」をRAM3の所定の記憶領域に一時的に記憶する(S3)。さらに、図15(b)に示すような、送信について通信モードを指定するかどうかの指示をオペレータに要求する通信モード指定画面31をディスプレイ10aに表示する(S4)。そして、通信モードを指定すべく「Y」が入力されると(S5)、次に、図15(c)又は(d)に示すような、通信モード選択画面32をディスプレイ10aに表示し(S6)、入力された通信モードの情報をRAM3の所定の記憶領域に一時的に記憶する(S7)。図15(c)に示す画面32は、前記送達確認メール要求画面30において送達確認メールを要求すべく「Y」が入力されていたときに表示され、図15(d)に示す画面32は、「N」が入力されていたときに表示される。なお、前記送達確認メール要求画面30、通信モード指定画面31、通信モード選択画面32は、送信操作がクライアントPC27おいて行われるときは、各画面情報がクライアントPC27へ送出される。
【0042】
つぎに、オペレータにより通信モードの指定があったか否かを前記S7において記憶した情報に基づいて判断し(S8)、通信モードの指定があった場合は、その指定されたものが「通信モード3」であるか否かを判断し(S9)、「通信モード3」であるときは、つぎに、LAN17の通信状態基づきその後の動作を決定する。すなわち、前記通信状態検出部Xにより検出されたLAN17全体の通信量が所定値(機器設定により、30Mbps、60Mbps等、任意の値が設定される)を越えているか否かを判断し(S10)、越えている場合は、図16に示すように、他の通信モードを推奨する通信モード変更画面36をディスプレイ10aに表示し(S11)、越えていない場合は後述する他の動作を実行する。なお、前記通信状態検出部Xは、前述したようにLAN17全体のパケット量を監視するものであるが、スイッチングハブ等の使用により前記LANI/F11の位置においてLAN17全体の情報を取得できない場合には、特定のサーバ等に接続コマンドを発信し、発信から応答までの時間を計測することによりLAN17内の通信量を把握するものとしてもよい。なお、前記S11における通信モード変更画面36は、前記送達確認メール要求画面30等を表示する場合と同様に、送信操作がクライアントPC27おいて行われるときは、その画面情報がクライアントPC27へ送出される。
【0043】
前記通信モード変更画面36において、オペレータにより通信モードを変更すべく「Y」が入力されたときは(S12)、前記S6へ移行する。「通信モード3」にて送信すべく「N」が入力されたとき(S12)、前記S9において「通信モード3」ではないと判断したとき及び前記S10においてLAN17内の通信量が所定値以下であると判断したときは、前記S7において記憶した、オペレータに指定された通信モードにより画データを送信する(S13)。
【0044】
一方、前記S8において、オペレータによる通信モードの指定がなかったと判断したときは、宛先装置の受信能力情報をデータテーブルTにより検索する(S14)。宛先が短縮番号で指定されたときは、データテーブルTの当該短縮番号について「受信能力」欄に格納された受信能力情報を検索し、短縮番号を利用せずに操作部10又はクライアントPC27からの入力により直接宛先が入力指定されたときは、入力指定された宛先についてデータテーブルTの「宛先」欄を検索し、同じ宛先があれば、その宛先について「受信能力」欄に格納された受信能力情報を検索する。
【0045】
検索した結果、前記データテーブルTの「受信能力」欄に当該宛先についての受信能力情報が格納されているときは(S15)、前記データテーブルTに格納された当該宛先につき「受信能力」欄に格納された受信能力情報に従ったフォーマットの画データ(高品質画データ)をオリジナル画データから生成し(S16)、送達確認の要求があったか否かを前記S3において記憶した情報に基づき判断し(S17)、送達確認の要求があったと判断したときは、通信モード4により送信を行い(S18)、送達確認の要求がなかったと判断したときは、通信モード5により送信を行う(S19)。
【0046】
前記S15において、検索した結果、前記データテーブルTの「受信能力」欄に当該宛先についての受信能力情報が格納されていないと判断したときは、前記メモリー残量検出部13によって検出される画像メモリー12の空き領域の量が予めオペレータ等により設定されたしきい値(例えば、全記憶容量の30%、1メガバイトなど)より高いか否かを判断し(S20)、そのしきい値より高い場合は、つぎに、前記メモリーアクセス頻度検出部14によって検出される画像メモリー12へのアクセス頻度が予めオペレータ等により設定されたしきい値(例えば、1分間当たりにアクセスされた時間が30秒)より低いか否かを判断する(S21)。
【0047】
前記S21において画像メモリー12へのアクセス頻度がしきい値より高いと判断した場合、及び前記S20において画像メモリー12の残量がしきい値より低いと判断した場合は、つぎに、標準フォーマットの画データをオリジナルフォーマットの画データから生成し(S22)、送達確認の要求があったか否かを前記S3において記憶した情報に基づき判断し(S23)、送達確認の要求があったと判断したときは、通信モード2により送信を行い(S24)、送達確認の要求がなかったと判断したときは、通信モード1により送信を行う(S25)。
【0048】
前記S21において、画像メモリー12へのアクセス頻度がしきい値より低いと判断したときは、標準フォーマットの画データをオリジナルフォーマットの画データから生成して(S26)、通信モード3により送信を行う(S27)。
【0049】
ここで、前記S18、S19、S24、S25、S27における動作をさらに詳細に説明する。前記S18において通信モード4により行う送信にあっては、図12に示すように、図4(b)に示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19が記載された電子メールに前記S16において生成した高品質画データ18Aが添付された電子メールを生成して(S51)、指定された宛先へ送信し(S52)、最後に保持しているオリジナル画データを削除する(S53)。
【0050】
前記S19において通信モード5により行う送信にあっては、図12に示すように、図4(a)に示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を含まない電子メールに、前記S16において生成した高品質画データ18Aが添付された電子メールを生成して(S54)、指定された宛先へ送信し(S52)、最後に保持しているオリジナル画データを削除する(S53)。
【0051】
前記S24において通信モード2により行う送信にあっては、図13に示すように、図4(b)に示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19が記載された電子メールに前記S22において生成した標準フォーマットの画データを添付した電子メールを生成して(S61)、指定された宛先へ送信し(S62)、最後に保持しているオリジナル画データを削除する(S63)。
【0052】
前記S25において通信モード1により行う送信にあっては、図13に示すように、前記S22において生成した標準フォーマットの画データを電子メールに添付して(S64)、指定された宛先へ送信し(S62)、最後に保持しているオリジナル画データを削除する(S63)。
【0053】
前記S27において通信モード3により行う送信にあっては、図14に示すように、図5に示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19、能力交換通知情報20及びオリジナル画データのフォーマット情報21が記載された電子メールに前記S26において生成した標準フォーマットの画データ18を添付した電子メールM1を生成して(S71)、指定された宛先へ送信する(S72)。
【0054】
つぎに、「通信モード1乃至5」の何れにも対処可能な能力交換機能を備えた受信側インターネットファクシミリ装置1Bが電子メールを受信するときの動作を図17に示すフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャート基づき説明する動作は、前記受信側インターネットファクシミリ装置1BのROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行する命令に従って行われる。
【0055】
前記受信側インターネットファクシミリ装置1Bが電子メールを受信し、その内容を解析した結果、該電子メールがインターネットファクシミリである場合に(S101)、受信した電子メールに、図5の電子メールM1に示したような、送達確認メールの返信を要求するメッセージ19が含まれているか否かを判断し(S102)、メッセージ19が含まれないと判断したときは、当該通信は、「通信モード1」又は「通信モード5」であるとして、受信した画データの印刷、配信等の通常の処理を行う(S103)。
【0056】
前記S102において、メッセージ19が含まれると判断した場合は、つぎにその受信した電子メールに、図5の電子メールM1に示したような、能力交換通知情報20及びオリジナル画データのフォーマット情報21が含まれているか否かを判断する(S104)。能力交換通知情報20及びオリジナル画データのフォーマット情報21が含まれていると判断したときは、当該通信は、「通信モード3」であるとして、つぎに、図6に示したような、標準フォーマットより高品質の画データを要求する電子メールM2を生成して(S105)、これを送信する(S106)。
【0057】
この電子メールM2の内容を詳細に説明すると、宛先としてメールヘッダの宛先指定欄33に前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aのメールアドレスが記載され、本文欄には人が読解可能な情報34が記載され、さらに前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aに対する装置読み込み情報35が記載されている。前記装置読み込み情報35の中には、さらに、先に受信した電子メールM1等のメッセージID欄24に指定されたメッセージIDが記載されたオリジナルメッセージID欄25と、受信側インターネットファクシミリ装置1Bの受信能力情報22が記載されている。このため、前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、この電子メールM2を受信すると、前記オリジナルメッセージID欄25に記載されたオリジナルメッセージIDに基づき、先に送信した電子メールM1に対する応答であると判断して、「通信モード3」に従った通信を行う。
【0058】
一方、前記S104において、受信側インターネットファクシミリ装置1Bが、能力交換通知情報20がないと判断したときは、当該通信は、「通信モード2」又は「通信モード4」であるとして、送達確認メールを生成し、前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aにこれを返信する(S107)。
【0059】
つぎに、前記S106において受信側インターネットファクシミリ装置1Bにより送信された電子メールを前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aが受信したときの動作について図18に示すフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャートに基づき説明する動作も、前記送信側インターネットファクシミリ装置1AのROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行する命令に従って行われる。
【0060】
前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aが電子メールを受信し、その内容を解析した結果、該電子メールがインターネットファクシミリである場合に(S151)、図6の電子メールM2に示したような、オリジナルメッセージID欄25の中に先に送信した電子メールM1のオリジナルメッセージIDがあるか否かにより、先に送信した電子メールM1に対する応答であるか否かを判断し(S152)、当該オリジナルメッセージIDが含まれる場合は、同じく装置読み込み情報35の中に前記受信能力情報22が含まれるか否かを判断する(S153)。
【0061】
受信能力情報22が含まれると判断したときは、つぎに、その記載された受信能力情報22から宛先装置が標準フォーマットの画データより高品質の画データを受信できるか否かを判断する(S154)。すなわち、受信能力情報に基づき宛先装置の受信処理可能な解像度が標準フォーマットの解像度「200dpi」より高い場合に「標準フォーマットの画データより高品質の画データを受信できる」として判断し、単に宛先装置の符号化方式が異なる場合や印字可能な記録紙サイズがことなる場合には、そのような判断をしない。
【0062】
前記S154において、宛先装置が標準フォーマットの画データより高品質の画データを受信できると判断したときは、当該受信能力情報22を取得して(S155)、この受信能力情報22に応じたフォーマットの画データ(高品質画データ)をオリジナル画データから生成し(S156)、図7に示した電子メールM3のような、送達確認の通知を要求するメッセージ19を含む電子メールにこの高品質画データ18Aを添付したものを生成して(S157)、前記受信側インターネットファクシミリ装置1Bに送信する(S158)。
【0063】
前記S152において、前記したオリジナルメッセージIDが含まれないと判断した場合は、受信した電子メールを、通常の電子メールであるとして、印刷その他の処理を実行する(S159)。
【0064】
一方、前記S153において、受信能力情報22が含まれないとき、及び前記S154において、宛先装置が標準フォーマットの画データより高品質の画データを受信できないと判断したときは、受信した電子メールは、送達確認メールであるとして、送信履歴情報を更新する(S160)。
【0065】
前記S158において送信した電子メールM3が前記受信側インターネットファクシミリ装置1Bによって受信されると、受信側インターネットファクシミリ装置1Bは、ROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行する命令により、図17のフローチャートに従って動作する。すなわち、送達確認メールの返信を要求するメッセージ19が記載され、能力交換通知情報20が記載されていない前記電子メールM3を受信すると(S101)、前記メッセージ19があると判断すると共に(S102)、能力交換通知情報がその電子メールに含まれないと判断し(S104)、最後に、オリジナルメッセージID欄25に受信した電子メールM3のメッセージIDを記載すると共に、電子メールM3を受信処理した旨を示す処理完了メッセージ23を記載した送達確認メール(電子メール)M4を前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aに対して返信する(S107)。
【0066】
一方、この送達確認メールM4の返信を受けた前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aは、図18のフローチャートに従って動作をする。すなわち、送達確認メールM4を受信し(S151)、送達確認メールM4のオリジナルメッセージID欄25に記載されたオリジナルメッセージIDから先に送信した電子メールM3に対する応答であると判断し、受信能力情報が記載されていないことから前記S160へ移行して、この送達確認メールM4の処理完了メッセージ23から高品質画データが受信側インターネットファクシミリ装置1Bに受信処理されたとする情報を取得して送信履歴情報を更新する。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載の(送信側)インターネットファクシミリ装置は、画データの送信に能力交換機能を利用するか否かの判断を、画データを送信する際の自装置の状態に基づいて行うものであるので、能力交換機能を利用して送信することによって自装置の状態を悪化させることを未然に防止することができる。
また、内部に記憶する宛先情報に関連付けてその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶する受信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先として指定された宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格納されているときには、能力交換機能を利用せずに、当該受信能力情報に基づき生成した画データを送信するものであるので、1回の電子メール送信によって、宛先装置の受信能力に応じた最適なフォーマットの画データを送信することができ、通信効率の向上を図ることができる。
【0068】
請求項2記載の(送信側)インターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーの空き領域の量で判断されるので、能力交換機能を利用して送信中にオリジナル画データを保持することによる記憶資源の圧迫、及びこれに起因して生じる問題を未然に防止することができる。
【0069】
請求項3記載の(送信側)インターネットファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーへのアクセス頻度で判断されるので、画像メモリーの時間当たりの使用頻度が高いときに能力交換機能を利用した送信を行うことにより、他の本装置の利用者の快適な使用を妨げることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図2】宛先装置の受信能力情報等を宛先情報に関連付けて格納したデータテーブルの一例を示した図である。
【図3】通信モードの説明図であって、送信側と受信側インターネットファクシミリ装置間の通信手順を示したシーケンス図である。
【図4】標準フォーマット(又は高品質)の画データが添付された電子メールの一例を示した図である。
【図5】送達確認メールの返信を要求するメッセージ、能力交換通知情報、オリジナル画データのフォーマット情報を含む電子メールに標準フォーマットの画データが添付された電子メールの一例を示した図である。
【図6】高品質画データを送信側インターネットファクシミリ装置に要求する受信側インターネットファクシミリ装置が送信する電子メールの一例を示した図である。
【図7】受信側インターネットファクシミリ装置の要求に応じて送信側インターネットファクシミリ装置が送信する高品質画データが添付された電子メールの一例を示した図である。
【図8】送信側インターネットファクシミリ装置の要求に応じて受信側インターネットファクシミリ装置が送信する送達確認メールの一例を示した図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置が設置されたネットワーク環境の一例を示したブロック図である。
【図10】送信側インターネットファクシミリ装置が画データを送信するときの動作を示したフローチャートである。
【図11】送信側インターネットファクシミリ装置が画データを送信するときの動作を示したフローチャートである。
【図12】送信側インターネットファクシミリ装置が通信モード4又は5により画データを送信する場合の動作を示したフローチャートである。
【図13】送信側インターネットファクシミリ装置が通信モード1又は2により画データを送信する場合の動作を示したフローチャートである。
【図14】送信側インターネットファクシミリ装置が通信モード3により画データを送信する場合の動作を示したフローチャートである。
【図15】送達確認メール要求画面、通信モード指定画面及び通信モード選択画面の例を示した図である。
【図16】通信モード変更画面の一例を示した図である。
【図17】受信側インターネットファクシミリ装置が電子メールを受信するときの動作を示したフローチャートである。
【図18】送信側インターネットファクシミリ装置が電子メールを受信するときの動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1A 送信側インターネットファクシミリ装置
1B 受信側インターネットファクシミリ装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
12 画像メモリー
13 メモリー残量検出部
14 メモリーアクセス頻度検出部
18 標準フォーマットの画データ
19 送達確認メールの返信を要求するメッセージ
20 能力交換通知情報
21 オリジナル画データのフォーマット情報
22 受信能力情報
24 メッセージID欄
25 オリジナルメッセージID欄
T データテーブル(受信能力記憶手段)
M1 標準フォーマットとオリジナル画データのフォーマット情報を含む電子メール
M2 受信側インターネットファクシミリ装置の受信能力が記載された電子メール
M3 受信能力情報に基づき生成した画データを添付した電子メール
Claims (3)
- 標準フォーマットの画データとオリジナル画データのフォーマット情報を含む電子メールを生成して受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、該電子メールを受信した受信側インターネットファクシミリ装置から該装置の受信能力情報が記載された電子メールを受信した後、オリジナル画データから前記受信能力情報に基づき生成した画データを前記受信側インターネットファクシミリ装置へ電子メールにて送信する能力交換機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、
内部に記憶する宛先情報を関連付けてその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶する受信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先として指定された宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格納されている場合、及び前記宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格納されていないが、画像メモリーの状態が能力交換機能を利用するには十分でないと判断した場合、能力交換機能を利用せずに前記受信側インターネットファクシミリ装置へ画データを送信し、前記画像メモリーに保持している前記オリジナル画データを削除することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。 - 請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーの空き領域の量で判断されることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
- 請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、前記画像メモリーの状態が、前記画像メモリーへのアクセス頻度で判断されることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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