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JP2003037702A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

インターネットファクシミリ装置

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JP2003037702A
JP2003037702A JP2001224888A JP2001224888A JP2003037702A JP 2003037702 A JP2003037702 A JP 2003037702A JP 2001224888 A JP2001224888 A JP 2001224888A JP 2001224888 A JP2001224888 A JP 2001224888A JP 2003037702 A JP2003037702 A JP 2003037702A
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JP
Japan
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internet facsimile
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facsimile machine
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JP2001224888A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to US10/202,052 priority patent/US20030020960A1/en
Publication of JP2003037702A publication Critical patent/JP2003037702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 能力交換機能を利用して送信するときに、オ
リジナル画データを保持することにより記憶資源が圧迫
されること、及びこれに起因して生じる問題を未然に防
止するインターネットファクシミリ装置を提供するこ
と。 【解決手段】 画データの送信に能力交換機能を利用す
るか否かの判断を、画データを送信する際の画像メモリ
ー12の空き領域の状態、画像メモリーの時間当たりの
使用頻度及びネットワークの通信状態に基づいて行うイ
ンターネットファクシミリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールにて画
データの送受信を行うインターネットファクシミリ装置
に関し、特に、受信側装置の受信能力に適したフォーマ
ットの画データをその受信側装置へ送信するための機能
を備えたインターネットファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なインターネットファクシミリ通
信では、インターネットファクシミリ装置同士が相互に
送受信する画データのフォーマットは標準化(例えば、
記録紙サイズがA4番、符号化方式がMH(モディファ
イドハフマン)方式、解像度が200dpiである画デ
ータに標準化)されているため、受信側インターネット
ファクシミリ装置の受信能力情報を送信側インターネッ
トファクシミリ装置が把握していなくても問題なく送信
又は受信をすることができる。
【0003】近年、標準化されたフォーマット(以下
「標準フォーマット」という。)の画データよりもさら
に高品質の画データを送受信するために、受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に関する情報(以
下「受信能力情報」という。)として、印字可能な記録
紙サイズ、受信可能な解像度、復号可能な符号化方式な
どの情報を所定の方法により取得した後、受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマ
ットの画データを送信するインターネットファクシミリ
通信が提案されている。
【0004】かかるインターネットファクシミリ通信の
通信手順によれば、まず、送信側インターネットファク
シミリ装置において、読取部から読み込んだ原稿等から
直接的に解像度の高いオリジナル画データを生成して保
持する。つぎに、生成したオリジナル画データに関する
情報と受信能力を通知すべきメッセージを記載した電子
メールを生成し、これに前記オリジナル画データをフォ
ーマット変換して生成した標準フォーマットの画データ
を添付して送信する。一方、これを受信した受信側イン
ターネットファクシミリ装置は、前記メッセージに従っ
て自装置の受信能力情報及びより高品質の画データを送
信すべきメッセージを記載した電子メールを生成して送
信側インターネットファクシミリ装置に返信する。最後
に、この電子メールを受信した送信側インターネットフ
ァクシミリ装置は、受信能力情報に基づき受信側インタ
ーネットファクシミリ装置の受信能力に最適なフォーマ
ットの画データを生成して受信側インターネットファク
シミリ装置へ送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるイン
ターネットファクシミリ通信によれば、送信側インター
ネットファクシミリ装置は、受信側装置から高品質画デ
ータ要求する電子メールを受信するまで、オリジナル画
データを保持しなければならず、その間記憶資源が圧迫
され、種々のトラブルが発生する可能性がある。
【0006】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、能力交換機能を利用して送信中にオリジナル
画データを保持することにより記憶資源が圧迫されるこ
と及びこれに起因して生じる問題を未然に防止するイン
ターネットファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のインターネットファクシミリ装置
は、標準フォーマットの画データとオリジナル画データ
のフォーマット情報を含む電子メールを生成して受信側
インターネットファクシミリ装置へ送信し、該電子メー
ルを受信した受信側インターネットファクシミリ装置か
ら該装置の受信能力情報が記載された電子メールを受信
した後、オリジナル画データから前記受信能力情報に基
づき生成した画データを前記受信側インターネットファ
クシミリ装置へ電子メールにて送信する能力交換機能を
備えたインターネットファクシミリ装置において、画デ
ータの送信に能力交換機能を利用するか否かの判断を、
画データを送信する際の自装置の状態に基づいて行う手
段を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2記載のインターネットファクシミ
リ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ
装置において、前記自装置の状態は、画像メモリーの空
き領域の状態であることを特徴としている。
【0009】請求項3記載のインターネットファクシミ
リ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ
装置において、前記自装置の状態は、画像メモリーの時
間当たりの使用頻度であることを特徴としている。
【0010】請求項4記載のインターネットファクシミ
リ装置は、請求項1記載のインターネットファクシミリ
装置において、内部に記憶する宛先情報に関連付けてそ
の宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶する受
信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先として指定され
た宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段に格
納されているときには、能力交換機能を利用せずに、当
該受信能力情報に基づき生成した画データを送信するこ
とを特徴としている。
【0011】請求項5記載のインターネットファクシミ
リ装置は、標準フォーマットの画データとオリジナル画
データのフォーマット情報を含む電子メールを生成して
受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、該電
子メールを受信した受信側インターネットファクシミリ
装置から該装置の受信能力情報が記載された電子メール
を受信した後、オリジナル画データから前記受信能力情
報に基づき生成した画データを前記受信側インターネッ
トファクシミリ装置へ電子メールにて送信する能力交換
機能を備え、ネットワークに接続されたインターネット
ファクシミリ装置において、画データの送信に能力交換
機能を利用するか否かの判断を、画データを送信する際
のネットワークの通信状態に基づいて行う手段を備えた
ことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
インターネットファクシミリ装置について、図面に基づ
き説明する。以下、画データを送信する側となるインタ
ーネットファクシミリ装置を「送信側インターネットフ
ァクシミリ装置」、画データを受信する側となるインタ
ーネットファクシミリ装置を「受信側インターネットフ
ァクシミリ装置」という。
【0013】前記送信側インターネットファクシミリ装
置と前記受信側インターネットファクシミリ装置は、同
様の構成からなり、その具体的な構成例を図1に示す。
すなわち、前記インターネットファクシミリ装置1A、
1Bは、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダム
アクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリ
ー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワー
クコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操
作部10、LANI/F(ローカルエリアネットワーク
・インターフェース)11、画像メモリー12、メモリ
ー残量検出部13、メモリーアクセス頻度検出部14及
びネットワーク通信状態検出部Xを備えており、各部2
乃至14及びXは、通信可能にバス15によって接続さ
れている。
【0014】前記CPU2は、所定のプログラムに従っ
て、前記インターネットファクシミリ装置1A、1Bを
構成する各装置を制御する。
【0015】前記RAM3は、FAX番号、メールアド
レス、後述するデータテーブル等を予め記憶するための
記憶部として、或いは一時的に蓄積される諸データ等の
記憶部として機能する。
【0016】前記ROM4は、前記CPU2によりこの
インターネットファクシミリ装置1A、1Bの各部の動
作が制御されるための各種プログラム、画データのフォ
ーマットを変換するプログラム等を記憶している。
【0017】前記コーデック5は、複数のプロトコルに
対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)する
ものである。すなわち、前記読取部8にて読み取られた
画データ等を送信のためにMH、MR、MMR方式等に
より符号化し、受信した画データを復号する。また、コ
ンピュータで使用される一般的に使われている画像フォ
ーマットであるTIFF(Tagged Image File Forma
t)形式にも対応して符号化、復号することもできる。
なお、TIFFの仕様は、米国Adobe System社によっ
て公開されている。
【0018】前記モデム6は、例えばITU−T(国際
電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のも
のに従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0019】前記NCU7は、電話回線を制御して電話
をかけたり、電話を切ったりする回線網制御装置であ
り、PSTN(公衆交換電話網)16に接続されてい
る。
【0020】前記読取部8は、原稿の画像データを読み
取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
【0021】前記記録部9は、例えば電子写真方式のも
のからなり、受信した画データを記録紙上に画像形成
し、該記録紙を排出(プリントアウト)する。例えば、
前記読取部8で読み取られた原稿の画データ、ファクシ
ミリ受信した画データ、インターネットファクシミリ受
信した添付ファイルの画データや本文のテキストデータ
等を前記CPU2の指示により、プリントアウトする。
【0022】前記操作部10は、このインターネットフ
ァクシミリ装置1A、1Bの状態に関する情報及び各種
操作指示画面を表示するディスプレイ10a、FAX番
号等を入力するためのテンキー10b、短縮番号から発
信するための短縮キー10c、原稿の読取り動作の開始
等を行うためのスタートキー10d、前記ディスプレイ
10a内の反転表示を移動させるためのカーソルキー1
0e等を備えており、各種操作はこの操作部10により
行われる。
【0023】前記LANI/F11は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)17とのインターフェイスを備
えており、このLAN17とインターネットファクシミ
リ装置1A、1Bとを通信可能に接続している。
【0024】前記画像メモリー12は、外部から受信し
た画データ、読取部8で読み取られた画データ、これら
の画データをフォーマット変換した画データ等を一時的
に記憶する。
【0025】前記メモリー残量検出部13は、前記画像
メモリー12の空き領域の量を検出して、CPU2の要
求に応じてその情報を提供する。
【0026】前記メモリーアクセス頻度検出部14は、
前記画像メモリー12へのアクセス頻度を検出して、C
PU2の要求に応じてその情報を提供する。アクセス頻
度としては、単位時間(例えば1分)に対するアクセス
時間の割合が検出される。例えば1分間当たり30秒間
メモリーアクセスがあった場合はアクセス頻度は50%
とされる。
【0027】前記ネットワーク通信状態検出部Xは、前
記LANI/F11の位置においてLAN17全体のパ
ケット量を検出してCPU2の要求に応じてその情報を
提供する。
【0028】前記インターネットファクシミリ装置1
A、1Bは、G3方式等によって原稿等の画データをフ
ァクシミリ送受信する機能を備えると共に、インターネ
ット標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission
Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、電
子メールにて原稿等の画データを送受信するインターネ
ットファクシミリ機能を備える。なお、画データが電子
メールにて送受信されるために、その画データとして、
TIFF形式によるものが生成され、これがMIME(M
ultipurpose Internet Mail Extensions)のBase64等に
基づきテキスト化されて電子メールに添付される。
【0029】また、前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1AのRAM3の所定の記憶領域には、図2に
示すデータテーブルTが記憶されている。このデータテ
ーブルTは、オペレータ等によって各短縮番号に割り当
てて登録されたメールアドレス(宛先情報)と、そのメ
ールアドレスに関連付けて記憶された宛先装置に関する
情報が格納されたものである。具体的内容について説明
すると、データテーブルTは、「短縮番号」欄、「相手
先名」欄、「宛先」欄及び「受信能力」欄からなり、
「短縮番号」欄に登録された各短縮番号ごとに夫々の欄
に各種情報が格納されており、各欄に格納される情報
は、オペレータによる操作部10又は後述するクライア
ントPCからの操作により設定され得るようになってい
る。
【0030】データテーブルTの「相手先名」欄には、
宛先の氏名、会社名等の相手先名情報が格納されてお
り、短縮番号にて送信する場合に参照されてディスプレ
イ10a等に相手先名が表示される。「宛先」欄には、
宛先情報としてのメールアドレスが格納されており、送
信に際して短縮番号が指定されると、この「宛先」欄に
格納されたメールアドレスが送信すべき宛先として指定
される。
【0031】「受信能力」欄には、例えば、宛先装置の
受信処理可能な解像度についての情報が「dpi=」の
後に、宛先装置の符号化方式についての情報が「ima
ge−coding=」の後に、宛先装置の印字可能な
記録紙サイズについての情報が「paper−size
=」の後に記載されている。
【0032】つぎに、前記送信側インターネットファク
シミリ装置1Aが対応する通信モードについて説明す
る。前記インターネットファクシミリ装置1Aは、図3
に示すように、「通信モード1」乃至「通信モード5」
の5種類の通信モードに対応している。
【0033】すなわち、図3(a)に示すように、「通
信モード1」によれば、送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aは、通常のインターネットファクシミリ送
信を行う(T1)。つまり、オリジナル画データをフォ
ーマット変換して標準フォーマット(記録紙サイズがA
4番、符号化方式がMH方式、解像度が200dpi
等)の画データを生成し、例えば図4(a)に示すよう
に、標準フォーマットの画データ18を添付した電子メ
ールを生成して送信する。このとき、オリジナル画デー
タは標準フォーマットの画データを送信した後に削除さ
れる。一方、この電子メールを受信する受信側インター
ネットファクシミリ装置1Bは、受信した標準フォーマ
ットの画データの印刷をするなど通常の受信処理を行
う。
【0034】図3(b)に示すように、「通信モード
2」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標
準フォーマットの画データを生成し、例えば図4(b)
に示すように、送達確認を通知する電子メール(以下
「送達確認メール」という。)の返信を要求するメッセ
ージ19を記載すると共に、生成した標準フォーマット
の画データ18を添付した電子メールを生成して送信す
る(T2)。つぎに、この電子メールを受信側インター
ネットファクシミリ装置が受信すると、印刷など通常の
受信処理を行うほか、前記メッセージ19に従って、送
達確認メールを生成してこれを送信側インターネットフ
ァクシミリ装置に返信する(T3)。なお、本明細書中
において、送達確認メールの返信を要求するメッセージ
19が記載された電子メールを受信して送達確認メール
を返信する機能を「送達確認機能」という。
【0035】図3(c)に示すように、「通信モード
3」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、オリジナル画データをフォーマット変換して標
準フォーマットの画データを生成し、例えば図5に示す
ような、宛先装置に送達確認メールの返信を要求するメ
ッセージ19と、所定の要求があれば添付した標準フォ
ーマットの画データより高品質の画データを送信する旨
を通知する能力交換通知情報20と、オリジナル画デー
タのフォーマットに関する情報(以下「オリジナル画デ
ータのフォーマット情報」という。)21とが記載され
た電子メールM1を生成してこれに標準フォーマットの
画データ18を添付して送信する(T4)。
【0036】一方、この電子メールM1を受信側インタ
ーネットファクシミリ装置1Bが受信すると、受信した
電子メールM1から前記能力交換通知情報20と前記オ
リジナル画データのフォーマット情報21を取得して、
例えば図6に示すような、自装置1Bの受信能力に関す
る情報(以下「受信能力情報」という。)22を記載し
た電子メールM2を生成して送信側インターネットファ
クシミリ装置1Aへ返信する(T5)。そして、この電
子メールM2を送信側インターネットファクシミリ装置
1Aが受信すると、前記受信能力情報22に基づき、受
信側インターネットファクシミリ装置1Bの受信能力に
応じたフォーマットの画データ(以下「高品質画デー
タ」という。)をオリジナル画データからフォーマット
変換して生成し、例えば図7に示すような、宛先装置に
送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を記載
した電子メールに高品質画データ18Aを添付した電子
メールM3を生成して受信側インターネットファクシミ
リ装置1Bに送信する(T6)。最後に、この電子メー
ルM3を受信側インターネットファクシミリ装置1Bが
受信すると、例えば図8に示すような、送達確認メッセ
ージ23及び受信した電子メールM3のメッセージID
欄24に指定された情報をオリジナルメッセージID欄
25にを記載した電子メールM4を生成して前記送信側
インターネットファクシミリ装置1Aに返信する(T
7)。なお、本明細書中において、この送信側インター
ネットファクシミリ装置1Aと受信側インターネットフ
ァクシミリ装置1Bの間でなされる前記T4乃至T7の
一連の通信手順に対処する機能を「能力交換機能」とい
う。
【0037】図3(d)に示すように、「通信モード
4」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画デ
ータを生成し、例えば図4(b)に示すように、送達確
認メールの返信を要求するメッセージ19を記載した電
子メールに生成した高品質画データ18Aを添付して送
信する(T8)。つぎに、この電子メールを受信側イン
ターネットファクシミリ装置が受信すると、受信した高
品質画データ18Aの印刷など通常の受信処理を行うほ
か、前記メッセージ19に従って、送達確認メールを生
成してこれを送信側インターネットファクシミリ装置に
返信する(T9)。
【0038】図3(e)に示すように、「通信モード
5」によれば、送信側インターネットファクシミリ装置
1Aは、標準フォーマットの画データより高品質の画デ
ータを生成し、例えば図4(a)に示すように、これに
送達確認メールの返信を要求するメッセージ19を含ま
ない電子メールを生成し、これに生成した高品質の画デ
ータ18Aを添付して送信する(T10)。一方、この
電子メールを受信する受信側インターネットファクシミ
リ装置1Bは、受信した高品質画データ18Aの印刷を
するなど通常の受信処理を行う。
【0039】以上説明した構成、各種機能を備えた前記
送信側インターネットファクシミリ装置1A及び前記受
信側インターネットファクシミリ装置1Bは、例えば、
図9に示すようなネットワーク環境Aに設置されて使用
される。すなわち、前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aは、LAN17を通じて、メールサーバ2
6、送信側インターネットファクシミリ装置1Aの配下
のクライアントPC27、ルータ28等と、相互に通信
可能に接続されており、インターネットを通じて能力交
換機能を有する受信側インターネットファクシミリ装置
1B、能力交換機能を有しないインターネットファクシ
ミリ装置1C等と通信することが可能である。また、P
STN16を通じて他のG3FAX端末29とG3形式
の画データを送受信することも可能である。
【0040】以下、前記ネットワーク環境Aに設置され
た前記送信側インターネットファクシミリ装置1Aにお
いて、読取部8から原稿が読み込まれて生成された画デ
ータ又はクライアントPC27からインターネットファ
クシミリ送信するために受信した画データを送信する場
合の送信側インターネットファクシミリ装置1Aの動作
について、図10乃至図14に示すフローチャートに基
づき説明する。なお、このフローチャートに基づき説明
する動作は、前記送信側インターネットファクシミリ装
置1AのROM4に記憶されている制御プログラム等に
基づいてCPU2の発行する命令に従って行われる。
【0041】まず、オペレータによる操作部10又はク
ライアントPC27からの操作により、画データの送信
宛先及び送信開始の指示がなされると、図10及び図1
1のフローチャートに示すように、送信側インターネッ
トファクシミリ装置1Aはこの指示を受付け(S1)、
例えば図15(a)に示すような、送達確認メールを宛
先に要求するかどうかの指示をオペレータに要求する送
達確認メール要求画面30をディスプレイ10aに表示
する(S2)。そして、オペレータにより、送達確認メ
ールを要求すべく「Y」、又は送達確認メールを不要と
すべく「N」が入力されると、その「Y」又は「N」を
RAM3の所定の記憶領域に一時的に記憶する(S
3)。さらに、図15(b)に示すような、送信につい
て通信モードを指定するかどうかの指示をオペレータに
要求する通信モード指定画面31をディスプレイ10a
に表示する(S4)。そして、通信モードを指定すべく
「Y」が入力されると(S5)、次に、図15(c)又
は(d)に示すような、通信モード選択画面32をディ
スプレイ10aに表示し(S6)、入力された通信モー
ドの情報をRAM3の所定の記憶領域に一時的に記憶す
る(S7)。図15(c)に示す画面32は、前記送達
確認メール要求画面30において送達確認メールを要求
すべく「Y」が入力されていたときに表示され、図15
(d)に示す画面32は、「N」が入力されていたとき
に表示される。なお、前記送達確認メール要求画面3
0、通信モード指定画面31、通信モード選択画面32
は、送信操作がクライアントPC27おいて行われると
きは、各画面情報がクライアントPC27へ送出され
る。
【0042】つぎに、オペレータにより通信モードの指
定があったか否かを前記S7において記憶した情報に基
づいて判断し(S8)、通信モードの指定があった場合
は、その指定されたものが「通信モード3」であるか否
かを判断し(S9)、「通信モード3」であるときは、
つぎに、LAN17の通信状態基づきその後の動作を決
定する。すなわち、前記通信状態検出部Xにより検出さ
れたLAN17全体の通信量が所定値(機器設定によ
り、30Mbps、60Mbps等、任意の値が設定さ
れる)を越えているか否かを判断し(S10)、越えて
いる場合は、図16に示すように、他の通信モードを推
奨する通信モード変更画面36をディスプレイ10aに
表示し(S11)、越えていない場合は後述する他の動
作を実行する。なお、前記通信状態検出部Xは、前述し
たようにLAN17全体のパケット量を監視するもので
あるが、スイッチングハブ等の使用により前記LANI
/F11の位置においてLAN17全体の情報を取得で
きない場合には、特定のサーバ等に接続コマンドを発信
し、発信から応答までの時間を計測することによりLA
N17内の通信量を把握するものとしてもよい。なお、
前記S11における通信モード変更画面36は、前記送
達確認メール要求画面30等を表示する場合と同様に、
送信操作がクライアントPC27おいて行われるとき
は、その画面情報がクライアントPC27へ送出され
る。
【0043】前記通信モード変更画面36において、オ
ペレータにより通信モードを変更すべく「Y」が入力さ
れたときは(S12)、前記S6へ移行する。「通信モ
ード3」にて送信すべく「N」が入力されたとき(S1
2)、前記S9において「通信モード3」ではないと判
断したとき及び前記S10においてLAN17内の通信
量が所定値以下であると判断したときは、前記S7にお
いて記憶した、オペレータに指定された通信モードによ
り画データを送信する(S13)。
【0044】一方、前記S8において、オペレータによ
る通信モードの指定がなかったと判断したときは、宛先
装置の受信能力情報をデータテーブルTにより検索する
(S14)。宛先が短縮番号で指定されたときは、デー
タテーブルTの当該短縮番号について「受信能力」欄に
格納された受信能力情報を検索し、短縮番号を利用せず
に操作部10又はクライアントPC27からの入力によ
り直接宛先が入力指定されたときは、入力指定された宛
先についてデータテーブルTの「宛先」欄を検索し、同
じ宛先があれば、その宛先について「受信能力」欄に格
納された受信能力情報を検索する。
【0045】検索した結果、前記データテーブルTの
「受信能力」欄に当該宛先についての受信能力情報が格
納されているときは(S15)、前記データテーブルT
に格納された当該宛先につき「受信能力」欄に格納され
た受信能力情報に従ったフォーマットの画データ(高品
質画データ)をオリジナル画データから生成し(S1
6)、送達確認の要求があったか否かを前記S3におい
て記憶した情報に基づき判断し(S17)、送達確認の
要求があったと判断したときは、通信モード4により送
信を行い(S18)、送達確認の要求がなかったと判断
したときは、通信モード5により送信を行う(S1
9)。
【0046】前記S15において、検索した結果、前記
データテーブルTの「受信能力」欄に当該宛先について
の受信能力情報が格納されていないと判断したときは、
前記メモリー残量検出部13によって検出される画像メ
モリー12の空き領域の量が予めオペレータ等により設
定されたしきい値(例えば、全記憶容量の30%、1メ
ガバイトなど)より高いか否かを判断し(S20)、そ
のしきい値より高い場合は、つぎに、前記メモリーアク
セス頻度検出部14によって検出される画像メモリー1
2へのアクセス頻度が予めオペレータ等により設定され
たしきい値(例えば、1分間当たりにアクセスされた時
間が30秒)より低いか否かを判断する(S21)。
【0047】前記S21において画像メモリー12への
アクセス頻度がしきい値より高いと判断した場合、及び
前記S20において画像メモリー12の残量がしきい値
より低いと判断した場合は、つぎに、標準フォーマット
の画データをオリジナルフォーマットの画データから生
成し(S22)、送達確認の要求があったか否かを前記
S3において記憶した情報に基づき判断し(S23)、
送達確認の要求があったと判断したときは、通信モード
2により送信を行い(S24)、送達確認の要求がなか
ったと判断したときは、通信モード1により送信を行う
(S25)。
【0048】前記S21において、画像メモリー12へ
のアクセス頻度がしきい値より低いと判断したときは、
標準フォーマットの画データをオリジナルフォーマット
の画データから生成して(S26)、通信モード3によ
り送信を行う(S27)。
【0049】ここで、前記S18、S19、S24、S
25、S27における動作をさらに詳細に説明する。前
記S18において通信モード4により行う送信にあって
は、図12に示すように、図4(b)に示した送達確認
メールの返信を要求するメッセージ19が記載された電
子メールに前記S16において生成した高品質画データ
18Aが添付された電子メールを生成して(S51)、
指定された宛先へ送信し(S52)、最後に保持してい
るオリジナル画データを削除する(S53)。
【0050】前記S19において通信モード5により行
う送信にあっては、図12に示すように、図4(a)に
示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19
を含まない電子メールに、前記S16において生成した
高品質画データ18Aが添付された電子メールを生成し
て(S54)、指定された宛先へ送信し(S52)、最
後に保持しているオリジナル画データを削除する(S5
3)。
【0051】前記S24において通信モード2により行
う送信にあっては、図13に示すように、図4(b)に
示した送達確認メールの返信を要求するメッセージ19
が記載された電子メールに前記S22において生成した
標準フォーマットの画データを添付した電子メールを生
成して(S61)、指定された宛先へ送信し(S6
2)、最後に保持しているオリジナル画データを削除す
る(S63)。
【0052】前記S25において通信モード1により行
う送信にあっては、図13に示すように、前記S22に
おいて生成した標準フォーマットの画データを電子メー
ルに添付して(S64)、指定された宛先へ送信し(S
62)、最後に保持しているオリジナル画データを削除
する(S63)。
【0053】前記S27において通信モード3により行
う送信にあっては、図14に示すように、図5に示した
送達確認メールの返信を要求するメッセージ19、能力
交換通知情報20及びオリジナル画データのフォーマッ
ト情報21が記載された電子メールに前記S26におい
て生成した標準フォーマットの画データ18を添付した
電子メールM1を生成して(S71)、指定された宛先
へ送信する(S72)。
【0054】つぎに、「通信モード1乃至5」の何れに
も対処可能な能力交換機能を備えた受信側インターネッ
トファクシミリ装置1Bが電子メールを受信するときの
動作を図17に示すフローチャートに基づき説明する。
なお、このフローチャート基づき説明する動作は、前記
受信側インターネットファクシミリ装置1BのROM4
に記憶されている制御プログラム等に基づいてCPU2
の発行する命令に従って行われる。
【0055】前記受信側インターネットファクシミリ装
置1Bが電子メールを受信し、その内容を解析した結
果、該電子メールがインターネットファクシミリである
場合に(S101)、受信した電子メールに、図5の電
子メールM1に示したような、送達確認メールの返信を
要求するメッセージ19が含まれているか否かを判断し
(S102)、メッセージ19が含まれないと判断した
ときは、当該通信は、「通信モード1」又は「通信モー
ド5」であるとして、受信した画データの印刷、配信等
の通常の処理を行う(S103)。
【0056】前記S102において、メッセージ19が
含まれると判断した場合は、つぎにその受信した電子メ
ールに、図5の電子メールM1に示したような、能力交
換通知情報20及びオリジナル画データのフォーマット
情報21が含まれているか否かを判断する(S10
4)。能力交換通知情報20及びオリジナル画データの
フォーマット情報21が含まれていると判断したとき
は、当該通信は、「通信モード3」であるとして、つぎ
に、図6に示したような、標準フォーマットより高品質
の画データを要求する電子メールM2を生成して(S1
05)、これを送信する(S106)。
【0057】この電子メールM2の内容を詳細に説明す
ると、宛先としてメールヘッダの宛先指定欄33に前記
送信側インターネットファクシミリ装置1Aのメールア
ドレスが記載され、本文欄には人が読解可能な情報34
が記載され、さらに前記送信側インターネットファクシ
ミリ装置1Aに対する装置読み込み情報35が記載され
ている。前記装置読み込み情報35の中には、さらに、
先に受信した電子メールM1等のメッセージID欄24
に指定されたメッセージIDが記載されたオリジナルメ
ッセージID欄25と、受信側インターネットファクシ
ミリ装置1Bの受信能力情報22が記載されている。こ
のため、前記送信側インターネットファクシミリ装置1
Aは、この電子メールM2を受信すると、前記オリジナ
ルメッセージID欄25に記載されたオリジナルメッセ
ージIDに基づき、先に送信した電子メールM1に対す
る応答であると判断して、「通信モード3」に従った通
信を行う。
【0058】一方、前記S104において、受信側イン
ターネットファクシミリ装置1Bが、能力交換通知情報
20がないと判断したときは、当該通信は、「通信モー
ド2」又は「通信モード4」であるとして、送達確認メ
ールを生成し、前記送信側インターネットファクシミリ
装置1Aにこれを返信する(S107)。
【0059】つぎに、前記S106において受信側イン
ターネットファクシミリ装置1Bにより送信された電子
メールを前記送信側インターネットファクシミリ装置1
Aが受信したときの動作について図18に示すフローチ
ャートに基づき説明する。なお、このフローチャートに
基づき説明する動作も、前記送信側インターネットファ
クシミリ装置1AのROM4に記憶されている制御プロ
グラム等に基づいてCPU2の発行する命令に従って行
われる。
【0060】前記送信側インターネットファクシミリ装
置1Aが電子メールを受信し、その内容を解析した結
果、該電子メールがインターネットファクシミリである
場合に(S151)、図6の電子メールM2に示したよ
うな、オリジナルメッセージID欄25の中に先に送信
した電子メールM1のオリジナルメッセージIDがある
か否かにより、先に送信した電子メールM1に対する応
答であるか否かを判断し(S152)、当該オリジナル
メッセージIDが含まれる場合は、同じく装置読み込み
情報35の中に前記受信能力情報22が含まれるか否か
を判断する(S153)。
【0061】受信能力情報22が含まれると判断したと
きは、つぎに、その記載された受信能力情報22から宛
先装置が標準フォーマットの画データより高品質の画デ
ータを受信できるか否かを判断する(S154)。すな
わち、受信能力情報に基づき宛先装置の受信処理可能な
解像度が標準フォーマットの解像度「200dpi」よ
り高い場合に「標準フォーマットの画データより高品質
の画データを受信できる」として判断し、単に宛先装置
の符号化方式が異なる場合や印字可能な記録紙サイズが
ことなる場合には、そのような判断をしない。
【0062】前記S154において、宛先装置が標準フ
ォーマットの画データより高品質の画データを受信でき
ると判断したときは、当該受信能力情報22を取得して
(S155)、この受信能力情報22に応じたフォーマ
ットの画データ(高品質画データ)をオリジナル画デー
タから生成し(S156)、図7に示した電子メールM
3のような、送達確認の通知を要求するメッセージ19
を含む電子メールにこの高品質画データ18Aを添付し
たものを生成して(S157)、前記受信側インターネ
ットファクシミリ装置1Bに送信する(S158)。
【0063】前記S152において、前記したオリジナ
ルメッセージIDが含まれないと判断した場合は、受信
した電子メールを、通常の電子メールであるとして、印
刷その他の処理を実行する(S159)。
【0064】一方、前記S153において、受信能力情
報22が含まれないとき、及び前記S154において、
宛先装置が標準フォーマットの画データより高品質の画
データを受信できないと判断したときは、受信した電子
メールは、送達確認メールであるとして、送信履歴情報
を更新する(S160)。
【0065】前記S158において送信した電子メール
M3が前記受信側インターネットファクシミリ装置1B
によって受信されると、受信側インターネットファクシ
ミリ装置1Bは、ROM4に記憶されている制御プログ
ラム等に基づいてCPU2の発行する命令により、図1
7のフローチャートに従って動作する。すなわち、送達
確認メールの返信を要求するメッセージ19が記載さ
れ、能力交換通知情報20が記載されていない前記電子
メールM3を受信すると(S101)、前記メッセージ
19があると判断すると共に(S102)、能力交換通
知情報がその電子メールに含まれないと判断し(S10
4)、最後に、オリジナルメッセージID欄25に受信
した電子メールM3のメッセージIDを記載すると共
に、電子メールM3を受信処理した旨を示す処理完了メ
ッセージ23を記載した送達確認メール(電子メール)
M4を前記送信側インターネットファクシミリ装置1A
に対して返信する(S107)。
【0066】一方、この送達確認メールM4の返信を受
けた前記送信側インターネットファクシミリ装置1A
は、図18のフローチャートに従って動作をする。すな
わち、送達確認メールM4を受信し(S151)、送達
確認メールM4のオリジナルメッセージID欄25に記
載されたオリジナルメッセージIDから先に送信した電
子メールM3に対する応答であると判断し、受信能力情
報が記載されていないことから前記S160へ移行し
て、この送達確認メールM4の処理完了メッセージ23
から高品質画データが受信側インターネットファクシミ
リ装置1Bに受信処理されたとする情報を取得して送信
履歴情報を更新する。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の(送信側)インターネッ
トファクシミリ装置は、画データの送信に能力交換機能
を利用するか否かの判断を、画データを送信する際の自
装置の状態に基づいて行うものであるので、能力交換機
能を利用して送信することによって自装置の状態を悪化
させることを未然に防止することができる。
【0068】請求項2記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットフ
ァクシミリ装置において、前記自装置の状態は、画像メ
モリーの空き領域の状態であるものであるので、能力交
換機能を利用して送信中にオリジナル画データを保持す
ることによる記憶資源の圧迫、及びこれに起因して生じ
る問題を未然に防止することができる。
【0069】請求項3記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットフ
ァクシミリ装置において、前記自装置の状態は、画像メ
モリーの時間当たりの使用頻度であるものであるので、
画像メモリーの時間当たりの使用頻度が高いときに能力
交換機能を利用した送信を行うことにより、他の本装置
の利用者の快適な使用を妨げることを未然に防止するこ
とができる。
【0070】請求項4記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、請求項1記載のインターネットフ
ァクシミリ装置において、内部に記憶する宛先情報に関
連付けてその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を
記憶する受信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先とし
て指定された宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記
憶手段に格納されているときには、能力交換機能を利用
せずに、当該受信能力情報に基づき生成した画データを
送信するものであるので、1回の電子メール送信によっ
て、宛先装置の受信能力に応じた最適なフォーマットの
画データを送信することができ、通信効率の向上を図る
ことができる。
【0071】請求項5記載の(送信側)インターネット
ファクシミリ装置は、画データの送信に能力交換機能を
利用するか否かの判断を、画データを送信する際のネッ
トワークの通信状態に基づいて行うものであるので、能
力交換機能を利用することによって、ネットワークを更
に混雑させることを防止し、また、ネットワークの更な
る混雑に起因する自装置の通信障害発生等をも未然に防
止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインターネットファ
クシミリ装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図2】宛先装置の受信能力情報等を宛先情報に関連付
けて格納したデータテーブルの一例を示した図である。
【図3】通信モードの説明図であって、送信側と受信側
インターネットファクシミリ装置間の通信手順を示した
シーケンス図である。
【図4】標準フォーマット(又は高品質)の画データが
添付された電子メールの一例を示した図である。
【図5】送達確認メールの返信を要求するメッセージ、
能力交換通知情報、オリジナル画データのフォーマット
情報を含む電子メールに標準フォーマットの画データが
添付された電子メールの一例を示した図である。
【図6】高品質画データを送信側インターネットファク
シミリ装置に要求する受信側インターネットファクシミ
リ装置が送信する電子メールの一例を示した図である。
【図7】受信側インターネットファクシミリ装置の要求
に応じて送信側インターネットファクシミリ装置が送信
する高品質画データが添付された電子メールの一例を示
した図である。
【図8】送信側インターネットファクシミリ装置の要求
に応じて受信側インターネットファクシミリ装置が送信
する送達確認メールの一例を示した図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るインターネットファ
クシミリ装置が設置されたネットワーク環境の一例を示
したブロック図である。
【図10】送信側インターネットファクシミリ装置が画
データを送信するときの動作を示したフローチャートで
ある。
【図11】送信側インターネットファクシミリ装置が画
データを送信するときの動作を示したフローチャートで
ある。
【図12】送信側インターネットファクシミリ装置が通
信モード4又は5により画データを送信する場合の動作
を示したフローチャートである。
【図13】送信側インターネットファクシミリ装置が通
信モード1又は2により画データを送信する場合の動作
を示したフローチャートである。
【図14】送信側インターネットファクシミリ装置が通
信モード3により画データを送信する場合の動作を示し
たフローチャートである。
【図15】送達確認メール要求画面、通信モード指定画
面及び通信モード選択画面の例を示した図である。
【図16】通信モード変更画面の一例を示した図であ
る。
【図17】受信側インターネットファクシミリ装置が電
子メールを受信するときの動作を示したフローチャート
である。
【図18】送信側インターネットファクシミリ装置が電
子メールを受信するときの動作を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1A 送信側インターネットファクシミリ装置 1B 受信側インターネットファクシミリ装置 2 CPU 3 RAM 4 ROM 12 画像メモリー 13 メモリー残量検出部 14 メモリーアクセス頻度検出部 18 標準フォーマットの画データ 19 送達確認メールの返信を要求するメッセージ 20 能力交換通知情報 21 オリジナル画データのフォーマット情報 22 受信能力情報 24 メッセージID欄 25 オリジナルメッセージID欄 T データテーブル(受信能力記憶手段) M1 標準フォーマットとオリジナル画データのフォー
マット情報を含む電子メール M2 受信側インターネットファクシミリ装置の受信能
力が記載された電子メール M3 受信能力情報に基づき生成した画データを添付し
た電子メール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AA35 AB38 AB42 AC22 AC38 AE02 AE14 AF14 BD09 5C073 AA06 BC01 CD13 CE06 5C075 AA90 AB90 CA04 CA08 CA90 CD21 FF90

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準フォーマットの画データとオリジナ
    ル画データのフォーマット情報を含む電子メールを生成
    して受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、
    該電子メールを受信した受信側インターネットファクシ
    ミリ装置から該装置の受信能力情報が記載された電子メ
    ールを受信した後、オリジナル画データから前記受信能
    力情報に基づき生成した画データを前記受信側インター
    ネットファクシミリ装置へ電子メールにて送信する能力
    交換機能を備えたインターネットファクシミリ装置にお
    いて、 画データの送信に能力交換機能を利用するか否かの判断
    を、画データを送信する際の自装置の状態に基づいて行
    う手段を備えたことを特徴とするインターネットファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインターネットファクシ
    ミリ装置において、前記自装置の状態は、画像メモリー
    の空き領域の状態であることを特徴とするインターネッ
    トファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインターネットファクシ
    ミリ装置において、前記自装置の状態は、画像メモリー
    の時間当たりの使用頻度であることを特徴とするインタ
    ーネットファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインターネットファクシ
    ミリ装置において、内部に記憶する宛先情報に関連付け
    てその宛先情報に係る宛先装置の受信能力情報を記憶す
    る受信能力記憶手段を備え、送信すべき宛先として指定
    された宛先装置の受信能力情報が前記受信能力記憶手段
    に格納されているときには、能力交換機能を利用せず
    に、当該受信能力情報に基づき生成した画データを送信
    することを特徴とするインターネットファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 標準フォーマットの画データとオリジナ
    ル画データのフォーマット情報を含む電子メールを生成
    して受信側インターネットファクシミリ装置へ送信し、
    該電子メールを受信した受信側インターネットファクシ
    ミリ装置から該装置の受信能力情報が記載された電子メ
    ールを受信した後、オリジナル画データから前記受信能
    力情報に基づき生成した画データを前記受信側インター
    ネットファクシミリ装置へ電子メールにて送信する能力
    交換機能を備え、ネットワークに接続されたインターネ
    ットファクシミリ装置において、 画データの送信に能力交換機能を利用するか否かの判断
    を、画データを送信する際のネットワークの通信状態に
    基づいて行う手段を備えたことを特徴とするインターネ
    ットファクシミリ装置。
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