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JP4209993B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP4209993B2
JP4209993B2 JP07508299A JP7508299A JP4209993B2 JP 4209993 B2 JP4209993 B2 JP 4209993B2 JP 07508299 A JP07508299 A JP 07508299A JP 7508299 A JP7508299 A JP 7508299A JP 4209993 B2 JP4209993 B2 JP 4209993B2
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groove
tread
circumferential
circumferential direction
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直也 越智
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Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C2011/1213Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface

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  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入りタイヤに係り、特に、氷雪上性能に優れた空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
冬用空気入りタイヤ、いわゆるスタッドレスタイヤは、図3に示すようなトレッドパターンが代表的なものであり、トレッド108に周方向に連続したジグザグ状に延びる周方向溝100、直線状に延びる周方向溝102とタイヤ軸方向に延びる横溝104のそれぞれによって複数の陸部106を形成したパターンが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来品では、トレッド中央区域からトレッド端区域まで、ほぼ均等にブロックを配し、ブロックにほぼ均等にサイプを配していたが、氷上性能、雪上性能ともトラクション方向は良いが、横方向には弱かった。
【0004】
なお、ここでいうトレッド中央区域とは、トレッドを幅方向に4等分したときの中央部の2区分をいう。
【0005】
氷上性能を高めるためにはネガティブ率を下げ、雪上性能を高めるにはネガティブ率を上げることが有効であり、氷上性能と雪上性能とは二律背反の関係にあった。
【0006】
従来品では、中央区域からトレッド端区域までほぼ均等に雪上性能を向上させる溝配分となっている。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、トレッドの溝形状を最適化し、雪上性能も氷上性能もバランス良く向上させ、かつトラクション方向、横方向性能共に向上させることのできる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数の溝により区画される複数の陸部をトレッド踏面部に備えた空気入りタイヤであって、前記トレッド踏面の実質上幅方向中央部に配置され、タイヤ周方向に沿って延びる周方向広幅溝と、トレッド端からタイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ赤道面に向かって延び、タイヤ赤道面側の端部が前記周方向広幅溝に開口することなく終端する複数の横断広幅溝と、前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く形成され、タイヤ周方向に隣接する前記横断広幅溝の前記タイヤ赤道面側の端部をタイヤ周方向に連結する周方向幅狭溝と、前記周方向広幅溝と前記周方向幅狭溝とによって形成されるタイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンターリブと、を備え、前記横断広幅溝は、前記トレッド踏面部をタイヤ赤道面で2つに区分したトレッド半区域において前記トレッド半区域のタイヤ軸方向略中央において傾斜方向が変更される変曲区域を有して同一トレッド半区域内のタイヤ軸方向内外側でタイヤ周方向に対して相反する方向に傾斜し、かつトレッド全体としてはタイヤ赤道面に対して実質上対称模様を形成し、さらに、前記トレッド半区域におけるタイヤ軸方向内側の端部から接地するように配置されており、前記変曲区域は、前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く、かつ前記周方向幅狭溝の溝幅よりも広い溝幅を有する周方向中間幅溝によってタイヤ周方向に連結されている、ことを特徴としている。
【0009】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0010】
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、タイヤ周方向に対して傾斜する横断溝は、タイヤ赤道面を挟んでタイヤ軸方向の一方側と他方側とでは実質上対称模様を形成しており、トレッドパターンがいわゆる方向性パターンとなっているので、高いウエット性能(ハイドロプレーニング性)が得られる。
【0011】
トレッド踏面の実質上幅方向中央部に、周方向広幅溝を配置したので、雪上での高い直進安定性、ウエット路面での高いハイドロプレーニング性、雪上での高いコーナリング性能が得られる。
【0012】
タイヤ周方向に隣接する横断広幅溝のタイヤ赤道面側の端部を周方向幅狭溝によってタイヤ周方向に連結したので、トレッド中央域のタイヤ周方向エッジ成分が増加し、氷雪上での横方向性能を向上することができる。
【0013】
タイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンターリブが、接地圧の高い(ショルダー側よりも高い)トレッドセンター部分の有効接地面積を増し、氷上でのブレーキ性能を大きく向上することができる。
【0014】
横断広幅溝において、一方のトレッド半区域のタイヤ軸方向外側部分と、他方のトレッド半区域のタイヤ軸方向外側部分とで、タイヤ赤道面に対してハの字形状を構成するので、この部分の溝のエッジを、接地時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)に合わせられ、これにより横断広幅溝による食い込みが大となり、氷雪上でのトラクション性を向上することができる。
【0015】
横断広幅溝の変曲区域を周方向中間幅溝によってタイヤ周方向に連結したので、周方向中間幅溝によるタイヤ周方向エッジ成分が増加し、また、タイヤ周方向の排水性能が向上する。したがって、氷雪上でのコーナリング性能及びハイドロプレーニング性が向上する。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記横断広幅溝は、前記変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度が90°〜130°の範囲内にあり、前記変曲区域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度が30°〜70°の範囲内にあることを特徴としている。
【0017】
次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0018】
横断広幅溝の変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度を90°〜130°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向外側部分を接地時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)に対して略平行に設定することができ、横断広幅溝による食い込みを確実に大とすることができ、氷雪上でのトラクション性を確実に向上することができる。
【0019】
また、横断広幅溝の変曲区域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度を30°〜70°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向内側部分のエッジが、タイヤ転動時に、常に連続的に接地面内に連続的に入ってくるため、トラクション性能(特にスピン時)を向上することができる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記周方向幅狭溝及び前記周方向中間幅溝は、各々隣接する二つの前記横断広幅溝の間において、実質上直線状に形成され、かつタイヤ赤道面側の延長線がタイヤ回転方向前方側のタイヤ赤道面と交差するようにタイヤ周方向に対して傾斜し、さらに、タイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度が0°〜25°の範囲内にあることを特徴としている。
【0021】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0022】
周方向幅狭溝及び周方向中間幅溝の各々のタイヤ周方向に対する角度を0°〜25°に設定したので、タイヤ周方向エッジ成分が確保され、氷雪上でのコーナリング性能を向上することができる。
【0023】
なお、上記角度から外れると、周方向幅狭溝及び周方向中間幅溝による氷雪上でのコーナリング性能の向上が望めなくなる。
【0024】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至瀬3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、互いに隣接する一対の前記横断広幅溝、前記周方向中間幅溝及び前記周方向幅狭溝によって区画された陸部は、前記横断広幅溝の前記変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面側の延長線上に形成された補助溝によって略三角形状の2つの小陸部に2分されていることを特徴としている。
【0025】
次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0026】
互いに隣接する一対の横断広幅溝、周方向中間幅溝及び周方向幅狭溝によって区画された陸部を、補助溝によって略三角形状の2つの小陸部に2分することで、トレッド中央区域においても、接地時の踏み込み形状に略平行なエッジを形成でき、さらにトラクション性能を向上することができる。
【0027】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、タイヤ赤道面を境にして一方のトレッド半区域と他方のトレッド半区域とは、パターン模様がタイヤ周方向に半ピッチの位相差を設けていることを特徴としている。
【0028】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0029】
請求項5に記載の空気入りタイヤでは、タイヤ赤道面を境にして一方のトレッド半区域のパターン模様と、他方のトレッド半区域のパターン模様がタイヤ周方向に半ピッチの位相差を設けているので、トレッド踏面部のエッジを接地面内に断続的に働かせることができ、また、パターンノイズを低減することができる。
【0030】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、トレッド踏面部に複数のサイプを形成したことを特徴としている。
【0031】
次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0032】
請求項6に記載の空気入りタイヤでは、トレッド踏面部に複数のサイプを設けたので、氷上を走行したときに、トレッドと氷面との間に介在する水を吸収除去すると共にサイプのエッジにより水膜を切断するので、氷上性能が向上する。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
【0034】
この図1において、矢印L方向及び矢印R方向はタイヤ軸方向、矢印A方向はタイヤ回転方向、矢印B方向はタイヤの進行方向を示している。
【0035】
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10のトレッド12(トレッド幅W)には、タイヤ赤道面CL上にタイヤ周方向に沿って延びる周方向幅広溝14が形成されている。
【0036】
また、トレッド12には、図1の矢印L方向側のトレッド端12L及び図1の矢印R方向側のトレッド端12Rから、各々タイヤ赤道面CLに向けて複数の横断広幅溝16が形成されている。
【0037】
この横断広幅溝16は、タイヤ赤道面CL側が周方向幅広溝14に開口することなく終端している。
【0038】
タイヤ周方向に隣接する横断広幅溝16のタイヤ赤道面CL側の端部は、タイヤ周方向に沿って延び、かつ周方向幅広溝14よりも溝幅が狭く形成された周方向幅狭溝18によって連結されている。
【0039】
トレッド12には、周方向幅広溝14と両側の周方向幅狭溝18とによってタイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンターリブ20が形成されている。
【0040】
矢印L方向側のトレッド端12Lから延びる横断広幅溝16と、矢印R方向側のトレッド端12Rから延びる横断広幅溝16とは、トレッド半区域(トレッド幅Wの半分の領域。タイヤ赤道面CLからトレッド端までの領域。)のタイヤ軸方向略中央において、傾斜方向が変更される変曲区域22を有しており、同一トレッド半区域内のタイヤ軸方向内外側でタイヤ周方向に対して相反する方向に傾斜し、かつトレッド12全体としてはタイヤ赤道面CLに対して実質上対称模様を形成し、さらに、このトレッド半区域におけるタイヤ赤道面CL側(タイヤ軸方向内側)の端部から接地するように配置されている。
【0041】
トレッド半区域において、横断広幅溝16は、変曲区域22のタイヤ軸方向内側部分と、変曲区域22のタイヤ軸方向外側部分とは、各々直線形状である。
【0042】
また、各変曲区域22は、周方向幅広溝14よりも溝幅が狭く、かつ周方向幅狭溝18の溝幅よりも広い溝幅を有する周方向中間幅溝24によってタイヤ周方向に連結されている。
【0043】
ここで、横断広幅溝16は、変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1が90°〜130°の範囲内にあり、変曲区域22よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2が30°〜70°の範囲内にあることが好ましい。
【0044】
本実施形態の横断広幅溝16は、変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1が110°、変曲区域22よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2が50°に設定されている。
【0045】
周方向幅狭溝18及び周方向中間幅溝24は、各々隣接する二つの横断広幅溝16間において、直線状に形成され、かつタイヤ赤道面CLの延長線(図示せず)がタイヤ回転方向前方側(矢印A方向側)のタイヤ赤道面CLと交差するようにタイヤ周方向に対して傾斜している。
【0046】
周方向幅狭溝18のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ3は0°〜25°の範囲内にあることが好ましく、周方向中間幅溝24のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ4は0°〜25°の範囲内にあることが好ましい。
【0047】
本実施形態の周方向幅狭溝18の角度θ3は5°、周方向中間幅溝24の角度θ4は5°に設定されている。
【0048】
ここで、互いに隣接する一対の横断広幅溝16、周方向中間幅溝24及び周方向幅狭溝18によって区画された略菱形の陸部26は、横断広幅溝16の変曲区域22よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面CL側の延長線(図示せず)上に形成された補助溝28によって二分されており、補助溝28のタイヤ軸方向内側には略三角形状の第1の陸部26Aが、補助溝28のタイヤ軸方向外側には略三角形状の第2の陸部26Bが区画されている。
【0049】
なお、周方向中間幅溝24のタイヤ軸方向外側には、周方向中間幅溝24と横断広幅溝16とによって略菱形の第3の陸部30が区画されている。
【0050】
センターリブ20には、各々タイヤ軸方向に対して傾斜するジグザグ形状のサイプ32が複数形成されており、タイヤ赤道面CLを挟んで一方のセンターリブ20と他方のセンターリブ20では、サイプ32の傾斜方向が逆である。
【0051】
第1の陸部26Aには、一端が周方向幅狭溝18に連結するサイプ36A〜Dが補助溝28と平行に複数設けられ、一端が補助溝28に連結するサイプ38が前記サイプ36A〜Dと反対方向に傾斜して設けられ、一端が横断広幅溝16に連結するサイプ40が前記サイプ36A〜Dと反対方向に傾斜して設けられている。
【0052】
この第1の陸部26Aの中央部分では、サイプ36Aの陸部内の端部がサイプ38の中間部に連結され、サイプ36Bの陸部内の端部がサイプ40の中間部に連結され、サイプ38の陸部内の端部がサイプ36Bの中間部に連結され、サイプ40の陸部内の端部がサイプ36Cの中間部に連結されることにより、タイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成されている。
【0053】
次に、第2の陸部26Bには、一端が周方向中間幅溝24に連結するサイプ44A〜Dが補助溝28と平行に複数設けられ、一端が横断広幅溝16に連結するサイプ46が前記サイプ44と反対方向に傾斜して設けられ、一端が補助溝28に連結するサイプ48が前記サイプ44と反対方向に傾斜して設けられている。
【0054】
この第2の陸部26Bの中央部分では、サイプ46の陸部内の端部がサイプ44Bの中間部に連結され、サイプ48の陸部内の端部がサイプ44Cの中間部に連結され、サイプ44Cの陸部内の端部がサイプ46の中間部に連結され、サイプ44Dの陸部内の端部がサイプ48の中間部に連結されることにより、タイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ50が形成されている。
【0055】
さらに、第3の陸部30には、ショルダー側から延びるサイプ52A〜Dが横断広幅溝16と平行に設けられ、一端が周方向中間幅溝24に連結するサイプ54A〜Cが前記サイプ52A〜Dと反対方向に傾斜して設けられ、一端が横断広幅溝16に連結するサイプ56が前記サイプ52A〜Dと反対方向に傾斜して設けられている。
【0056】
この第3の陸部30の中央部分では、サイプ52Aの陸部内の端部がサイプ54Aの中間部に連結され、サイプ52Bの陸部内の端部がサイプ54Bの中間部に連結され、サイプ52Cの陸部内の端部がサイプ54Cの中間部に連結され、サイプ52Dの陸部内の端部がサイプ56の中間部に連結され、サイプ54Bの陸部内の端部がサイプ52Aの中間部に連結され、サイプ54Cの陸部内の端部がサイプ52Bの中間部に連結され、サイプ56の陸部内の端部がサイプ52Cの中間部に連結されることにより、タイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ58が形成されている。
(作用)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用を説明する。
(1) 本実施形態の空気入りタイヤ10は、タイヤ赤道面CLの両側で横断広幅溝16、周方向幅狭溝18及び周方向中間幅溝24の傾斜方向が異なり、トレッドパターンが方向性パターンとなっているので、高いウエット性能(ハイドロプレーニング性)が得られる。
(2) トレッド12の幅方向中央部に、周方向幅広溝14を配置したので、雪上での高い直進安定性及びコーナリング性と、ウエット路面での高いハイドロプレーニング性が得られる。
(3) タイヤ周方向に隣接する横断広幅溝16のタイヤ赤道面CL側の端部を周方向幅狭溝18によってタイヤ周方向に連結したので、トレッド中央域のタイヤ周方向エッジ成分が増加し、氷雪上での横方向性能を向上することができる。(4) タイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンターリブ20が、接地圧の高い(ショルダー側よりも高い)トレッドセンター部分の有効接地面積を増し、氷上でのブレーキ性能を大きく向上することができる。
【0057】
なお、タイヤ赤道面CL付近に横溝で区画されたブロック状の陸部を形成すると、リブ形状の陸部よりもブロック形状の陸部の方がタイヤ周方向の剛性は低いため、接地したブロック状の陸部に倒れ込みが生じ、この結果、陸部の一部に路面と接地しない部分が生じ、氷上でのブレーキ性能は低下する。
(5) トレッド12に、トレッド端L,Rから各々センターリブ20へ向けて延びる横断広幅溝16がタイヤ周方向に複数配置されているので、高いトラクション性能及びブレーキ性能が得られる。
(6) 横断広幅溝16において、一方のトレッド半区域のタイヤ軸方向外側部分と、他方のトレッド半区域のタイヤ軸方向外側部分とで、タイヤ赤道面CLに対してハの字形状を構成するので、この部分の溝のエッジが接地時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)60(図1参照)に対して平行に近づく。したがって、氷雪上を走行する際、横断広幅溝16による食い込みが大となり、氷雪上でのトラクション性を向上することができる。
【0058】
特に、横断広幅溝16の上記タイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1を90°〜130°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向外側部分を接地時の踏み込み形状60に対して略平行に設定することができ、横断広幅溝による食い込みを確実に大とすることができ、氷雪上でのトラクション性を確実に向上することができる。
(7) 横断広幅溝16の変曲区域22を周方向中間幅溝24によってタイヤ周方向に連結したので、周方向中間幅溝24によるタイヤ周方向エッジ成分が増加し、また、タイヤ周方向の排水性能が向上する。したがって、氷雪上でのコーナリング性能及びハイドロプレーニング性が向上する。
(8) 横断広幅溝16の上記タイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2を30°〜70°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向内側部分のエッジが、タイヤ転動時に常に連続的に接地面内に連続的に入ってくるため、トラクション性能(特にスピン時)を向上することができる。
(9) 周方向幅狭溝18のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ3を0°〜25°の範囲内とし、周方向中間幅溝24のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ4を0°〜25°の範囲内としたので、タイヤ周方向エッジ成分が確保され、氷雪上でのコーナリング性能を向上することができる。
【0059】
なお、θ3及びθ4が上記角度から外れると、周方向幅狭溝18及び周方向中間幅溝24による氷雪上でのコーナリング性能の向上が望めなくなる。
(10) 略菱形の陸部26に、変曲区域22よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面CL側の延長線上に形成された補助溝28を形成したので、トレッド中央区域においても、接地時の踏み込み形状60に略平行なエッジを形成でき、さらにトラクション性能を向上することができる。
(11) タイヤ赤道面CLを境にして一方のトレッド半区域のパターン模様と、他方のトレッド半区域のパターン模様がタイヤ周方向に半ピッチの位相差を設けているので、トレッド12内のエッジを接地面内に断続的に働かせることができ、また、パターンノイズを低減することができる。
(12) 本実施形態の空気入りタイヤ10では、トレッド12のセンターリブ20にサイプ32を、第1の陸部26Aにサイプ36A〜36D,38,40、第2の陸部26Bにサイプ44A〜44D,46,48、第3の陸部30にサイプ52A〜D,54A〜C,56を形成したので、スタッドレスタイヤとしての高い氷雪上性能が得られる。
(13) 第1の陸部26Aにおいてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成され、第2の陸部26Bにおいてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ50が形成され、さらに、第3の陸部30においてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ58が形成され、各陸部のサイプのエッジ密度は、中央部分よりもその周辺部分が下がるため、各陸部は周辺部分剛性を確保しつつ、中央部分の剛性を低下させることができ、陸部の倒れ込みを抑えて接地面積を確保することができ、陸部の倒れ込みによる氷雪上性能の低下が防止される。
(14) サイプ32,36A〜36D,38,40、44A〜44D,46,48、52A〜D,54A〜C,56は各々ジグザグ形状であるので、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向ともにエッジ成分を増加でき、これにより、氷上での特にコーナリング性能を向上することができる。
(15) 各陸部においては、陸部のタイヤ軸方向中央線に対して矢印L方向にあるサイプと矢印R方向にあるサイプとでは互いに反対方向に傾斜させ、陸部内のサイプに方向性を持たせたので、陸部内での剛性の異方性を少なくすることができ、一方向には変形し難く、他方向には変形し易いといった変形のムラを抑えることができる。このため、ハンドルの切り角によって、即ち、空気入りタイヤ10の向きによって特性が変化するといった問題は生じなくなる。
【0060】
なお、サイプが同方向に傾斜しているような場合では、ある方向にはサイプのエッジ効果がでるが、他の方向にはサイプのエッジ効果がでないという問題が生じる。
(16) サイプ36,38,40,44,46,48,52,54,56がジグザグ形状であり、振幅中心の軌跡を連続した形状が直線状としたので、この空気入りタイヤ10を成形するモールドのブレード(サイプを形成する板材)を製造し易くなる。
(試験例1)
本発明の効果を確かめるために、本発明の適用された実施例のタイヤと、従来例のタイヤを用意し、雪上フィーリング、雪上ブレーキ性能、雪上トラクション性能、氷上フィーリング、氷上ブレーキ性能及びウエットハイドロプレーニング性能について比較を行った。
【0061】
実施例のタイヤ:実施形態で説明したパターンを有するタイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)である(図1参照)。周方向幅広溝の溝幅は9mm、周方向幅狭溝の溝幅は3mm、周方向中間幅溝の溝幅は5.5mm、横断広幅溝の溝幅はトレッド端部で8mm、1/4点付近で7.3mm、補助溝28の溝幅は2mmである。なお、1/4点とは、接地幅を4等分した時、タイヤ幅方向最外側の領域とその内側に隣接する領域との境界部分のことを指す。
【0062】
横断広幅溝16の変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1が110°、横断広幅溝16の変曲区域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2が50°、周方向幅狭溝18のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ3は5°、周方向中間幅溝24のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ4は5°である。
【0063】
サイプの幅は全て0.5mmであり、ジグザグの振幅は1.6mm、周期は3.2mmである。また、トレッドのネガティブ率は34.5%である。
【0064】
従来例のタイヤ:図3に示すように、複数のタイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向溝100、直線状に延びる周方向溝102及びタイヤ軸方向に延びる横溝104によって区画されるブロック状の陸部106をトレッド108に多数設けたタイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)であり、各陸部106には、タイヤ軸方向に沿って直線状に延びる複数のサイプ110がタイヤ周方向にほぼ等間隔に形成されている。
【0065】
周方向溝100の溝幅は7mm、周方向溝102の溝幅は7.5mm、横溝104の溝幅は7.5mm、サイプ110の幅は0.5mmである。また、トレッドのネガティブ率は45%である。
▲1▼ 雪上フィーリング:圧雪路面のテストコースにおける制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で表しており、指数が大きいほど雪上フィーリングに優れていることを示す。
▲2▼ 雪上ブレーキ性能:圧雪上を40km/hからフル制動したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きいほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。
▲3▼ 雪上トラクション性能:圧雪上で50mの距離での発進からの加速タイムを計測した。評価は、従来例の加速タイムの逆数を100とする指数で表した。指数が大きいほど雪上トラクション性能に優れていることを示す。
▲4▼ 氷上フィーリング:氷盤路面のテストコースにおける制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で表しており、指数が大きいほど氷上フィーリングに優れていることを示す。
▲5▼ 氷上ブレーキ性能:氷盤上を20km/hからフル制動したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きいほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。
▲6▼ ウエットハイドロプレーニング性能:水深5mmのウエット路通過時のハイドロプレーニング発生限界速度のフィーリング評価。評価は従来例を100とする指数で表しており、指数が大きいほど性能に優れていることを示す。
【0066】
【表1】
Figure 0004209993
【0067】
試験の結果、本発明の適用された実施例のタイヤは、従来のタイヤに比較して、雪上フィーリング、雪上ブレーキ性能、雪上トラクション性能、氷上フィーリング、氷上ブレーキ性能及びウエットハイドロプレーニング性能の何れにおいても性能が向上した。
(試験例2)
次に、図1に示すパターンのタイヤの横断広幅溝の変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1のみを種々変更した試験タイヤ7種(試験例1〜7)、横断広幅溝の変曲区域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2のみを種々変更した試験タイヤ6種(試験例8〜13)及び、周方向幅狭溝のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度θ3のみを種々変更した試験タイヤ4種(試験例14〜17)を用意し、試験例1〜7のタイヤについては雪上トラクション性を、試験例8〜13のタイヤについては雪上スピニングトラクション性を、試験例14〜17のタイヤについては氷雪上コーナリング性及び氷雪上直進安定性の試験を行った。
▲1▼ 雪上トラクション性能:雪上で、タイヤを静止状態からスリップさせずに一定距離までの到達時間を測定した。評価は、角度θ1が90°のタイヤを100とする指数で表した。指数が大きいほど雪上トラクション性能に優れていることを示す。
▲2▼ 雪上スピニングトラクション性:雪上で、タイヤを所定の回転数でスリップさせて発進させ、一定距離までの到達時間を測定した。評価は、到達時間を逆数とし、角度θ2が30°のタイヤを100とする指数で表しており、指数が大きいほど雪上スピニングトラクション性に優れていることを示す。
▲3▼ 氷雪上コーナリング性:氷雪路面のテストコースにおけるコーナリング性のフィーリンング評価。評価は、角度θ3が0°のタイヤを100とする指数で表しており、指数が大きいほど氷雪上コーナリング性に優れていることを示す。
▲4▼ 氷雪上直進安定性能:氷雪路面のテストコースにおける直進安定性のフィーリンング評価。評価は、角度θ3が20のタイヤを100とする指数で表しており、指数が大きいほど氷雪上直進安定性能に優れていることを示す。
【0068】
【表2】
Figure 0004209993
【0069】
【表3】
Figure 0004209993
【0070】
【表4】
Figure 0004209993
【0071】
試験の結果、雪上トラクション性能は横断広幅溝のタイヤ軸方向外側の角度θ1が110°のとき最も高く、雪上スピニングトラクション性能は横断広幅溝のタイヤ軸方向内側の角度θ2が50°のとき最も高くなることが分かった。
【0072】
また、氷雪上コーナリング性能と氷雪上直進安定性能とを両立するには、角度θ3を5°〜20°の範囲が良いことが分かった。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤは上記のようにトレッドの溝形状を最適化したので、雪上性能も氷上性能もバランス良く向上させ、かつトラクション方向、横方向性能共に向上させることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】図1に示すトレッドの部分拡大図である。
【図3】従来例の空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 トレッド(トレッド踏面部)
12L トレッド端
12R トレッド端
14 周方向幅広溝
CL タイヤ赤道面
16 横断広幅溝
18 周方向幅狭溝
20 センターリブ
22 変曲区域
24 周方向中間幅溝
26 陸部
26A 第1の陸部(小陸部)
26B 第2の陸部(小陸部)
28 補助溝
32 サイプ
36 サイプ
38 サイプ
40 サイプ
44 サイプ
46 サイプ
48 サイプ
52 サイプ
54 サイプ
56 サイプ

Claims (6)

  1. 複数の溝により区画される複数の陸部をトレッド踏面部に備えた空気入りタイヤであって、
    前記トレッド踏面の実質上幅方向中央部に配置され、タイヤ周方向に沿って延びる周方向広幅溝と、
    トレッド端からタイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ赤道面に向かって延び、タイヤ赤道面側の端部が前記周方向広幅溝に開口することなく終端する複数の横断広幅溝と、
    前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く形成され、タイヤ周方向に隣接する前記横断広幅溝の前記タイヤ赤道面側の端部をタイヤ周方向に連結する周方向幅狭溝と、
    前記周方向広幅溝と前記周方向幅狭溝とによって形成されるタイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンターリブと、
    を備え、
    前記横断広幅溝は、前記トレッド踏面部をタイヤ赤道面で2つに区分したトレッド半区域において前記トレッド半区域のタイヤ軸方向略中央において傾斜方向が変更される変曲区域を有して同一トレッド半区域内のタイヤ軸方向内外側でタイヤ周方向に対して相反する方向に傾斜し、かつトレッド全体としてはタイヤ赤道面に対して実質上対称模様を形成し、さらに、前記トレッド半区域におけるタイヤ軸方向内側の端部から接地するように配置されており、
    前記変曲区域は、前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く、かつ前記周方向幅狭溝の溝幅よりも広い溝幅を有する周方向中間幅溝によってタイヤ周方向に連結されている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記横断広幅溝は、前記変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度が90°〜130°の範囲内にあり、前記変曲区域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度が30°〜70°の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記周方向幅狭溝及び前記周方向中間幅溝は、各々隣接する二つの前記横断広幅溝の間において、実質上直線状に形成され、かつタイヤ赤道面側の延長線がタイヤ回転方向前方側のタイヤ赤道面と交差するようにタイヤ周方向に対して傾斜し、さらに、タイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角度が0°〜25°の範囲内にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 互いに隣接する一対の前記横断広幅溝、前記周方向中間幅溝及び前記周方向幅狭溝によって区画された陸部は、前記横断広幅溝の前記変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面側の延長線上に形成された補助溝によって略三角形状の2つの小陸部に2分されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. タイヤ赤道面を境にして一方のトレッド半区域と他方のトレッド半区域とは、パターン模様がタイヤ周方向に半ピッチの位相差を設けていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. トレッド踏面部に複数のサイプを形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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