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JP4173485B2 - 移動体無線端末装置 - Google Patents

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JP4173485B2
JP4173485B2 JP2004567543A JP2004567543A JP4173485B2 JP 4173485 B2 JP4173485 B2 JP 4173485B2 JP 2004567543 A JP2004567543 A JP 2004567543A JP 2004567543 A JP2004567543 A JP 2004567543A JP 4173485 B2 JP4173485 B2 JP 4173485B2
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Description

本発明は移動体無線端末装置に係わり、特に、携帯電話・無線LANに代表される移動体無線分野、及び、自律分散型ネットワーク・車内無線LAN・車々間無線通信・路車間無線通信などのITS(Intelligent Transport System)分野における移動体無線端末装置に関する。
従来の携帯電話・無線LANでは、セルラ方式あるいはホットスポット方式を採用している。移動端末における自律分散型ネットワーク・車内無線LAN・車々間通信は実用化されておらず研究開発段階である。比較的研究開発が進んでいる路車間通信技術では、ETC自動料金収受システムなどが実用化されているが、これらはホットスポット方式に属する。
現在実用化されている移動無線端末には多くの種類が存在するが、それぞれの無線方式には互換性が無いことから、以下の問題点がある。すなわち、
(1)より広いサービスを受けようとする場合には複数の端末を持ち歩く必要がある、
(2)複数の方式間で情報の共有や結合が不可能である、
(3)ITSでは実用的な自律分散型ネットワークの需要があるが、現在これを構成し得る車内LAN・車々間通信・路車間通信のための確立された技術が存在しない、といった問題点がある。
特開平2000−31895号公報および特開平8−84373号公報には、通信可能エリアを広げるために、移動機を中継機として使用する通信方法が開示されているが、移動機が自律分散ネットワークを構成するものではなく、しかも、異なる無線方式を複数有機的に組み合わせて通信エリアを拡張するものではない。
以上から本発明の目的は、現在実用化されている無線方式または将来実用化される見込みがある無線方式を複数有機的に組み合わせることによって上記(1)〜(3)の問題点を解決することである。
本発明の移動体無線端末装置は、▲1▼第1の無線方式に従って無線基地局と相互に無線接続することが可能な第1の無線通信手段、▲2▼第2の無線方式に従って無線局と相互に無線接続することが可能な第2の無線通信手段、▲3▼ユーザと双方向の情報伝達を行なうことが可能なユーザインターフェース手段、▲4▼第1の無線通信手段を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第1の抽出手段、▲5▼第2の無線通信手段を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第2の抽出手段、▲6▼ユーザ情報、第1、第2の抽出手段で抽出した制御情報に基づいて自局の動作方針を決定し、該動作方針に基づいた方路制御情報を発生するための制御手段、▲7▼前記方路制御情報に基づいて、ユーザ情報、第1、第2の無線通信手段を介して受信した情報の方路を制御するルータ手段、を備えている。
前記制御手段は、▲1▼自局が前記第1無線通信方式の基地局の通信エリア内にいる際、自局の前記第2無線通信方式の通信エリア内で、且つ、該第1無線通信方式の通信エリア外に前記第2の無線通信手段を備えた他局が出現したことを検知し、▲2▼前記他局からの要求により該他局と前記第2無線通信手段により通信を開始し、▲3▼前記第1無線通信方式による基地局との通信と前記第2無線通信方式による他局との通信を同時に行うと共に、▲4▼前記ルータ手段を制御して前記第1無線通信方式による基地局からの通信内容を中継して他局に送信し、前記第2無線通信方式による他局からの通信内容を中継して基地局に送信し、▲5▼前記他局が自局の前記第2無線通信方式の通信エリア外に移動し、または該他局からの通信終了要求があった際、中継制御を終了する。
また、制御手段は、▲1▼自局が前記第1無線通信方式の基地局の通信エリア外に移動した際、前記第2無線通信方式の通信エリアにおいて前記第1、第2の無線通信手段を有する他局を検索し、▲2▼該他局を検出した際、該他局に中継要求を行い、該他局を介して前記第1無線通信方式の基地局と通信を行う。
本発明の移動体無線端末装置によれば、現在実用化されている無線方式または将来実用化される見込みがある無線方式を複数有機的に組み合わて通信することができる。
図1は本発明の第1実施例の概略動作説明図ある。
図2は本発明の第2実施例の概略動作説明図である。
図3は本発明の第3実施例の概略動作説明図である。
図4は本発明の第4実施例の概略動作説明図である。
図5は本発明の第5実施例の概略動作説明図である。
図6は本発明の第6実施例の概略動作説明図である。
図7は本発明の第7実施例の概略動作説明図である。
図8は本発明の第8実施例の概略動作説明図である。
図9は本発明の第9実施例の概略動作説明図である。
図10は本発明の第10実施例の概略動作説明図である。
図11は自局の周辺に存在する他局を識別する処理フローである。
図12は無線方式A,Bで直接通信可能な他局情報記憶例である。
図13は第1実施例の移動局として使用できる移動無線端末装置の構成ブロック図である。
図14は第1実施例の自局の中継処理フローである。
図15は第1実施例の他局の処理フローでである。
図16は第2実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図2における自局の処理フロー図である。
図17は第3実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図3における自局の処理フロー図である。
図18は第4実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図4における自局の処理フロー図である。
図19は第5実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図5における自局の処理フロー図である。
図20は第6実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図6における自局の処理フロー図である。
図21は第7実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図7における自局の処理フロー図である。
図22は第8実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図8における自局の処理フロー図である。
図23は第9実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図9における自局の処理フロー図である。
図24は第10実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図10における自局の処理フロー図である。
(A)本発明の概略
(a)第1実施例の概略
図1は本発明の第1実施例の概略動作説明図である。六角形で示されたエリア10は、第1の無線通信システム、例えば、第3世代の移動電話システムにおける基地局1の通信エリア、円形で示されたエリア20は第2の無線通信システム、例えば、移動無線LANシステムにおける通信エリアである。移動局2,3は第1の移動無線方式(方式A)及び第2の移動無線方式(方式B)で通信することができる。
自局2は、第1無線通信方式Aの基地局1の通信エリア10内にいる際、自局の第2無線通信方式Bの通信エリア20内であって、第1無線通信方式Aの通信エリア10外に他の移動局3が出現したことを検知する。そして、他局3からの中継要求により該他局と第2無線通信方式Bにより通信を開始し、第1無線通信方式Aによる基地局1との通信と第2無線通信方式Bによる他局3との通信を同時に行い、ルータ手段を制御して第1無線通信方式Aによる基地局1からの通信内容を中継して他局3に送信し、第2無線通信方式Bによる他局3からの通信内容を中継して基地局1に送信する。なお、自局2は、他局3が自局2の第2無線通信方式Bの通信エリア20外に移動し、または該他局3からの通信終了要求があった際、中継制御を終了する。
自局は図11に示すフローに従って自局の周辺に存在する他局を識別することができる。ただし、各局はユニークなアドレス(例えばIPV6アドレス)を有しているもとのする。自局は、定期的に自分のアドレスを付してチェック信号電波を送出する(ステップS1)。そのチェック信号電波を受信した他局は、該チェック信号電波の発信元アドレスを宛先として自分のアドレスを付して応答信号を送信する(ステップS2)。自局は該応答信号電波を受信して周囲の通信可能な局を識別、収集して保存する(ステップS3)。この応答信号に、他局が同様に取得してある通信可能局情報を含めることができる。図12は、無線方式A,Bで直接通信可能な他局情報記憶例であり、無線方式Aで通信できる端末のアドレスはA1,A2,...であり、無線方式Bで通信できる端末のアドレスはB1,B2,...である。以上の周辺端末収集方法は、自律分散型無線ネットワーク(アドホックネットワーク)において行われている方法である。
第1実施例は、比較的大規模なセルラ型通信システムのセル10内に自局2が存在しているときに、そのセルの外側にいる他局3が基地局1と通信を希望しているときに,自局2がそれを行なうことが可能な位置に存在した場合に限り両者を中継する。他局3が基地局1との通信を希望していることは,当該他局からの信号を常時モニタすることにより実現する。
(b)第2実施例の概略
図2は本発明の第2実施例の概略動作説明図である。
自局2が第1無線通信方式Aの基地局1の通信エリア10外に移動した際、該通信エリア10内であって、自局の第2無線通信方式Bの通信エリア20に存在する無線通信方式A,Bで通信可能な他局4を検索する。自局2は、かかる他局4を検出した際、該他局に中継要求を行い、該他局4を介して第1無線通信方式Aの基地局1と通信を行う。
第2実施例は、第1実施例と他局と自局との立場が逆の場合に、自局2の通信希望を他局4の中継によって叶えるものである。
(c)第3実施例の概略
図3は本発明の第3実施例の概略動作説明図である。
六角形で示されたエリア10は、第1の無線通信システム(例えば、第3世代の移動電話システム)における基地局1の通信エリア、第1の円形で示されたエリア20は第2の無線通信システムにおける通信エリア、第2の円形で示されたエリア30は第3の無線通信システムにおける通信エリアである。
自局2は第1の移動無線方式(方式A)及び第2、第3の移動無線方式(方式B1,B2)で通信することができる。自局2は、自局の第3無線通信方式B2の通信エリア30内であって、第2無線通信方式B1の通信エリア20外に他の移動局5が出現したことを検知する。そして、他局5からの中継要求により該他局と第3無線通信方式B2により通信を開始し、第2無線通信方式B1による他局4との通信と第3無線通信方式B2による他局5との通信を同時に行い、ルータ手段を制御して第2無線通信方式B1による他局4からの通信内容を中継して他局5に送信し、第3無線通信方式B2による他局5からの通信内容を中継して他局4に送信する。
第3実施例は、自局2が他局4,5同士を中継することにより、基地局1からの通信信号を既に中継している他局4をも更に中継することによりより広いサービスエリアを実現する。
(d)第4実施例の概略
図4は本発明の第4実施例の概略動作説明図である。
自局2が基地局1の通信エリア10外に存在し、該基地局1の通信エリア内に存在する他局4の第2無線方式Bの通信エリア21内に移動した際、該他局4に中継要求を行い、他局4を中継して第1無線通信方式Aの基地局1と通信を行う。この場合、自局2は第1無線通信方式Aの通信エリア10内に移動すれば、第1の無線方式により直接基地局1との通信を行う。
第4実施例は、自局2がまったくの圏外から通信を希望するセル10の近傍に近づいた際に、セル内にある他局4の中継によりセル内に移動する前からセル内にいるのと同等の通信を行なうことが出来る。
(e)第5実施例の概略
図5は本発明の第5実施例の概略動作説明図である。
自局2が基地局の通信エリア外に存在し、他局6の第2無線方式Bの通信エリア22内に移動した際、該他局6と自律的に通信を開始する。自局が全くの圏外からある他局6の通信可能エリア22に移動した際に、ピアツーピア(Peer to Peer)によるランダムアクセスを行い自律的に他局6と通信状態となり、更にその状態を保つことにより、将来予想される通信を希望する基地局1に遭遇することを望む。ピアツーピアネットワークは、「1対1で他局の助けを受けることなく自律的に通信手順を確立することが可能なノードから成る無線ネットワーク」である。
(f)第6実施例の概略
図6は本発明の第6実施例の概略動作説明図である。
自局2が基地局1の通信エリア外に存在しているとき、複数の他局7,8が第2無線方式で互いに自律的に通信している通信エリア40内に移動した際、該他局7,8と自律的に通信を行う。すなわち、第6実施例では、複数の他局7,8がピアツーピアによる通信状態にあるとき、たとえば、第5実施例のピアツーピアネットワークを形成して第3の局の出現を待機している際に、自局2がこれに加わることにより、自律分散ネットワークを確立するものである。自律分散ネットワークは、「ノードが基地局に相当する局や無線リソースの制御機能を実行するための専用の端末機能を持たず、自律的に無線ネットワークを構築することが可能なノードからなる無線ネットワーク」である。
(g)第7実施例の概略
図7は本発明の第7実施例の概略動作説明図である。
自局2が基地局1の通信エリア外に存在し、かつ、通信中の局7を含む複数の他局7,8が第2無線方式で互いに自律的に通信している通信エリア40内に移動したとき、前記通信中の局7と共に別の局8と同時に通信を行う。
第7実施例は、自局2を含む複数の他局7,8が中継モードにより動作している際に、自局2の位置変更により自律分散ネットワークに進化することを実現する例である。
(h)第8実施例の概略
図8は本発明の第8実施例の概略動作説明図である。
自局2が、基地局1の通信エリア10外であって、他局7の第2無線方式Bの通信エリア20内に移動した際、該他局7とピアツーピアにより自律的に通信を行い、該通信を行いながら、自局2が基地局の通信エリア10内に移動した際、該通信中の他局7からの要求により、該他局7と基地局1との間の通信を中継する。すなわち、第8実施例は、ピアツーピアの関係にある自局2と他局7が、通信を希望する基地局1の通信エリア10に近づいた際、自局2を中継局となるように設定して他局7と基地局1との間の通信を中継する。
(i)第9実施例の概略
図9は本発明の第9実施例の概略動作説明図である。
自局2が、基地局1の通信エリア10外であって、他局7の第2無線方式の通信エリア20内に移動した際、該他局7とピアツーピアにより自律的に通信を行い、該通信を行いながら、他局7が基地局の通信エリア10内に移動した際、自局2は該他局7に基地局1への通信の中継を依頼する。第9実施例は、第8実施例と自局と他局の関係が反転した場合であっても、他局7に対して中継要求を発行することにより中継を可能とする例である。
(j)第10実施例の概略
図10は本発明の第10実施例の概略動作説明図である。
自局2が、基地局1の通信エリア10外に存在し、かつ、複数の他局7,8と第2無線方式で自律的分散ネットワークを構成して自律的に通信しながら、自局2が基地局の通信エリア10内に移動した際、該通信中の他局7,8からの要求により、該他局7,8と基地局1との間の通信を中継する。
第10実施例は、自局2と複数の他局7,8により自律分散状態にある局群のうち、自局2が通信希望セル10内に移動した後、自律分散状態を維持しつつ,且つ,中継局としての役割を持つものである。
(B)第1実施例
図13は第1実施例の移動局2,3として使用できる移動無線端末装置の構成ブロック図である。移動無線端末装置は、第1無線方式A(例えば第3世代携帯電話方式)に従って無線基地局1(図1参照)と相互に無線接続して通信することが可能な第1無線端末部51、第2無線方式B(例えば移動無線LAN方式)に従って無線局と相互に無線接続して通信することが可能な第2無線通信端末部52、ユーザ(キー操作表示部など)と双方向の情報伝達を行なうことが可能なユーザインターフェース部53、第1の無線通信端末部51を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第1デコーダ54、第2無線端末52を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第2デコーダ55、ユーザ情報、第1、第2のデコーダで抽出した制御情報に基づいて自局の動作方針を決定し、該動作方針に基づいた方路制御情報RCIを発生するためのルータ制御部制御手段56、方路制御情報RCIに基づいて、ユーザ情報、第1、第2無線端末51,52を介して受信した情報の方路を制御するルータ57を備えている。
第1実施例は、図1に示すように、比較的大規模なセルラ型通信システムのセル10内に自局2が存在しているときに、そのセルの外側にいる他局3が基地局1と通信を希望しているときに,自局2がそれを行なうことが可能な位置に存在した場合に限り両者を中継する実施例である。
図1の状態において、自局2は図14のフローに従って中継制御を行う。自局の第2無線端末部52は他局3より第2無線方式Bにより受信した信号を出力し、第2デコーダ55は受信情報のヘッダをデコードしてルータ制御部56に入力する。ルータ制御部56はヘッダ情報を解析し(ステップ101)、中継要求かどうかをチェックする(ステップ102)。中継要求であるかどうかは、例えば、宛先アドレスが第2無線方式B以外のアドレスであるかどうかを検出することにより行う。
中継要求でなければ、ユーザ側に出力するように方路制御情報RCIをルータ57に入力し、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報をユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する(ステップ103)。
ステップ102において、基地局1への中継要求であれば、自局が第1無線方式Aの通信圏外であるか判別し(ステップ104)、圏外であれば中継制御はせず無視する(ステップ105)。一方、圏内であれば、第2無線方式Bから第1無線方式Aに中継する方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に(ステップ106)、第1無線端末部51に基地局1と接続するよう指示する(107)。以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第1無線端末部51にルーチングし、第1無線端末部51は基地局を呼び出して接続し、該情報を基地局1に中継する(ステップ103)。なお、他局が自局の第2無線通信方式Bの通信エリア外に移動し、または該他局からの通信終了要求があった際、中継制御を終了する。
図15は、図1における他局3の制御フローである。
ユーザインターフェースよりユーザ情報が入力されると、ルータ制御部56は該ユーザ情報を解析し(ステップ151)、第1無線方式Aの移動局と通信を希望しているか判別し(ステップ152)第2無線方式Bの移動局と通信を希望している場合には、第2無線端末部52に入力するように方路制御情報RCIをルータ57に入力し、ルータ57はユーザ情報を第2無線端末部52に入力し、第2無線端末部52は第2無線方式Bでユーザ情報を送信する(ステップ153)。
ステップ152において、第1無線方式Aの移動局と通信を希望していれば、ルータ制御部56は、定期的に収集してある周辺の通信可能端末情報(図11、図12参照)を参照して周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局が存在するかチェックする(ステップ154)。存在しなければ通信不能をユーザに通知して制御を終了し(ステップ155)、周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局2(図1)が存在すれば、ユーザ情報を第2無線端末部52に入力するように方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に前記移動局2を中継局とするよう指示する(ステップ156)。ルータ57はユーザ情報を第2無線端末部52に入力し、第2無線端末部52はユーザ情報を第2無線方式Bで中継局Aに向けて送信する。
(C)第2実施例
図16は第2実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図2における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第2実施例は、図2に示すように、第1実施例と他局と自局との立場が逆の場合に、自局2の通信希望を他局4の中継によって叶えるものである。
自局(移動無線端末装置)2は、第1無線方式A,第2無線方式B毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1、第2デコーダ54,55でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,Bに従って通信できる周辺端末を把握している。
ユーザインターフェース53よりユーザ情報が入力されると、ルータ制御部56は該ユーザ情報を解析し、第1無線方式Aの移動局と通信を希望していれば、ルータ制御部56は、前記第1デコーダ54で定期的に収集してある通信可能端末情報を参照して第1無線方式Aの通信圏外であるかチェックし(ステップ201)、通信圏内であれば、ユーザ情報を第1無線端末部51に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力する。この結果、ルータ57はユーザ情報を第1無線端末部51に入力し、該第1無線端末部51は基地局1を呼び出し(方式A呼出、ステップ202)、直接ユーザ情報を該基地局1に送信する(ステップ203)。
一方、ステップ201で圏外であれば、ルータ制御部56は、周辺の通信可能端末情報を参照して周囲に第1無線方式Aで通信可能な他局が存在するかチェックする(ステップ204)。存在しなければ通信不能をユーザに通知して制御を終了する(ステップ205)。一方、周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局4(図2)が存在すれば、ユーザ情報を第2無線端末部52に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に他局4を中継して送信するよう指示する。以上により、ルータ57はユーザ情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は他局4を呼び出し(方式B呼出、ステップ206)、該他局に基地局1への中継要求を発行し、該他局4を介してユーザ情報を基地局へ送信する(ステップ207)。
(D)第3実施例
図17は第3実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図3における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第1実施例と異なる構成は、移動無線端末装置が、第1無線方式Aに従って無線基地局と相互に無線接続して通信することが可能な第1無線端末部51、第2無線方式B1に従って無線局と相互に無線接続して通信することが可能な第2無線通信端末部52に加えて、第3無線方式B1に従って無線局と相互に無線接続して通信することが可能な第3無線通信端末部61および第3無線端末部61を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第3デコーダ62が設けられている点である。
第3実施例は、図3に示すように、自局2が他局4,5同士を中継することにより、基地局1からの通信信号を既に中継している他局4をも更に中継することによりより広いサービスエリアを実現する実施例である。
移動無線端末装置は、第1無線方式A,第2無線方式B1,第3無線方式B2毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1〜第3デコーダ54,55,62でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,B1,B2に従って通信できる周辺端末を把握している。
第3無線端末部61は第3無線方式B2で信号を受信し、受信情報をルータ57と第3デコーダ62に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ301)、中継要求でなければ、ユーザ側に出力するものと決定し(ステップ302)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ303)、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報をユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ301において、方式A又は方式B1エリアへの中継要求であれば、把握している通信可能周辺端末情報を参照して、第2無線方式B1で通信可能な移動局が周辺に存在するか、すなわち有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ304)、存在しなければ通信不能として無視する。
第2無線方式B1で通信可能な移動局4(図3参照)が存在すれば、第3無線方式B2から第2無線方式B1に中継するものと決定し(ステップ305)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に第2無線方式B1の移動局4へ接続するよう指示する(303)。以上により、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は移動局4を呼び出して接続し、入力された情報を該移動局4へ中継する。
又、第2無線端末部52が第2無線方式B2で信号をすれば、受信情報をルータ57と第2デコーダ55に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ311)、中継要求でなければ、ユーザ側に出力すると決定し(ステップ312)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ303)、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報をユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ311において、方式B2エリアへの中継要求であれば、把握している通信可能周辺端末情報を参照して、宛先の移動局と通信可能であるか調べ(ステップ313)、通信不可能であれば無視し、通信可能であれば、第2無線方式B1から第3無線方式B2に中継するものと決定し(ステップ314)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第3無線端末部52に第3無線方式B2の宛先移動局5(図3参照)へ接続するよう指示する(303)。以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第3無線端末部61にルーチングし、第3無線端末部61は移動局5を呼び出して接続し、入力された情報を該移動局5へ中継する。
(E)第4実施例
図18は第4実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図4における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第4実施例は、図4に示すように、自局2がまったくの圏外から通信を希望するセル10の近傍に近づいた際に、セル内にある他局4の中継によりセル内に移動する前からセル内にいるのと同等の通信を行なう実施例である。
ユーザインターフェース53よりユーザ情報が入力されると、ルータ制御部56は該ユーザ情報を解析し、第1無線方式Aの移動局と通信を希望していれば、ルータ制御部56は、第1デコーダ54で定期的に収集してある周辺の通信可能端末情報を参照して第1無線方式Aの通信圏外であるかチェックし(ステップ401)、通信圏内であれば、ユーザ情報を第1無線端末部51に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力する。ルータ57はユーザ情報を第1無線端末部51に入力し、該第1無線端末部51は基地局1を呼び出し、直接ユーザ情報を該基地局1に送信する(ステップ402)。
一方、ステップ401で圏外であれば、ルータ制御部56は、周辺の通信可能端末情報を参照して周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局が存在するかチェックする(ステップ403)。存在しなければ通信不能をユーザに通知して制御を終了する(ステップ404)。一方、周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局4(図4)が存在すれば、ユーザ情報を第2無線端末部52に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に他局4を中継して送信するよう指示する。以上により、ルータ57はユーザ情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は他局4を呼び出し(方式B呼出、ステップ405)、該他局4に基地局1への中継要求を発行し(ステップ406)、該他局を介してユーザ情報を基地局1へ送信する。
(F)第5実施例
図19は第5実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図5における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第5実施例は、図5に示すように、自局2が全くの圏外からある他局6の通信可能エリア22に移動した際に、ピアツーピア(Peer to Peer)によるランダムアクセスを行い自律的に他局6と通信状態となり、更にその状態を保つことにより、将来予想される通信を希望する基地局1に遭遇することを望む場合の実施例である。
移動無線端末装置は、第1無線方式A,第2無線方式B毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1、第2デコーダ54,55でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,Bに従って通信できる周辺端末を把握している。
第2無線方式Bで通信可能であるか、すなわち、無線通信方式Bの有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ501)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第2無線方式Bで通信可能な他局6を呼び出してピアツーピアネットワークを形成し(ステップ502)、以後、ピアツーピアネットワークを形成したまま第2無線方式Bで他局6に基地局1への中継要求を送出する(ステップ503)。他局6は中継が不可能であれば該中継要求を無視するが、中継可能であれば中継処理を実行する。
(G)第6実施例
図20は第6実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図6における自局2の処理フロー図であり、図17の第3実施例と同一部分には同一符号を付している。第6実施例は、図6に示すように、複数の他局7,8がピアツーピアネットワークを形成して第3の局の出現を待機している際に、自局2がこれに加わることにより、自律分散ネットワークを確立する実施例である。
移動無線端末装置(自局2)は、第1無線方式A,第2無線方式B1,第3無線方式B2毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1〜第3デコーダ54,55,62でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,B1,B2に従って通信できる周辺端末を把握している。
第3無線方式B2で通信可能であるか、すなわち、無線通信方式B2の有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ601)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第3無線方式B2で通信可能な他局8を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。同様に、第2無線方式B1で通信可能であるか、すなわち、無線通信方式B1の有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ602)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第2無線方式B1で通信可能な他局7を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。以上により、端末2,7,8により自律分散型のネットワークが形成される。
かかる状態において、第3無線端末部61は他局8から第3無線方式B2で情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第3デコーダ62に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ603)、中継要求でなければ、ユーザ側に出力するものと決定し(ステップ604)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ605)、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ603において、方式B1エリアの端末7への中継要求であれば、第3無線方式B2から第2無線方式B1に中継するものと決定し(ステップ606)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に第2無線方式B1の移動局7へ中継するよう指示する(605)。以上により、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は移動局7へ中継する。
一方、第2無線端末部52は他局7から第2無線方式B1で情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第2デコーダ52に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ607)、中継要求でなければ、ユーザ側に出力するものと決定し(ステップ608)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ605)、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ607において、方式B2の他局8への中継要求であれば、第2無線方式B1から第3無線方式B2に中継するものと決定し(ステップ609)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第3無線端末部61に第3無線方式B2の移動局8へ中継するよう指示する(605)。以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第3無線端末部61にルーチングし、第3無線端末61は移動局8へ中継する。
(H)第7実施例
図21は第7実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図7における自局2の処理フロー図であり、図17の第3実施例と同一部分には同一符号を付している。第7実施例は、図7に示すように、自局2が基地局1の通信エリア外に存在し、かつ、通信中の局7を含む複数の他局7,8が所定の無線方式で互いに自律的に通信している通信エリア40内に移動して自律分散ネットワークを形成する場合の実施例である。自局2は既に他局7とピアツーピアネットワークを形成している。このため、図20におけるステップ602の処理が不要になるだけで他の処理は図20の第6実施例と同じである。
(H)第8実施例
図22は第8実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図8における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第8実施例は、図8に示すように、第2無線方式Bでピアツーピアの関係にある自局2と他局7が、通信を希望する基地局1の通信エリア10に近づき、自局2が基地局1と通信可能なエリア10内に進入した際、自局2が中継局となって他局7と基地局1との間の通信を中継する実施例である。
移動無線端末装置(自局2)は、第1無線方式A,第2無線方式B毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1〜第2デコーダ54,55でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,Bに従って通信できる周辺端末を把握している。
ルータ制御部56は、第2無線方式Bで通信可能であるか、すなわち、無線通信方式Bの有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ801)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第2無線方式Bで通信可能な他局7を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。尚、図8の状態では既にピアツーピアネットワーク形成されている。
かかる状態において、第2無線端末部52は他局7から第2無線方式Bで情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第2デコーダ52に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ802)、自局宛てあれば、ユーザ側に出力するものと決定し(ステップ803)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ804)、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ702において、方式Aエリアの基地局1への中継要求であれば、第2無線方式Bから第1無線方式Aに中継するものと決定し(ステップ805)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第1無線端末部51に第1無線方式Aの基地局1へ中継するよう指示する(ステップ804)。なお、以上は自局2が基地局1と通信可能な場合であるが、通信不可能であれば中継要求は無視される。
以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第1無線端末部51にルーチングし、第1無線端末部51は基地局1を呼び出して接続し、移動局7からの情報を基地局1へ中継する。
一方、第1無線端末部51は基地局1から第1無線方式Aで情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第1デコーダ51に入力する。ルータ制御部56は第1無線方式Aで通信可能であるか、すなわち、無線通信方式Aの有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ811)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、デコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ812)、中継要求でなければ、ユーザ側に出力するものと決定し(ステップ813)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ804)、ルータ57は第1無線端末部51が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ812において、方式Bの他局7への中継要求であれば、第1無線方式Aから第2無線方式Bに中継するものと決定し(ステップ814)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に第2無線方式Bの移動局7へ中継するよう指示する(ステップ804)。以上により、ルータ57は第1無線端末部51が出力した情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は移動局7へ中継する。
(I)第9実施例
図23は第9実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図9における自局2の処理フロー図であり、図13の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第9実施例は、図9に示すように、第8実施例と自局と他局の関係が反転した場合であっても、自局2は他局7に対して中継要求を発行することにより基地局への中継を可能とする実施例である。
ルータ制御部56は、第2無線方式Bで通信可能であるか、すなわち、無線通信方式Bの有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ901)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第2無線方式Bで通信可能な他局7を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。尚、図9の状態では既にピアツーピアネットワーク形成されている。
かかる状態において、第2無線端末部52は他局7から第2無線方式Bで情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第2デコーダ52に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照し自局宛であるかどうかを調べ(ステップ902)、自局宛てあれば、ユーザ側に出力するものと決定し、方路制御情報RCIをルータ57に入力し、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する(ステップ903)。宛先アドレスが第1無線方式Aのアドレスあるいは自局宛以外の第2無線方式Bのアドレスであれば無視する(ステップ904,905)。
一方、ユーザインターフェース53よりユーザ情報が入力されると、ルータ制御部56は該ユーザ情報の宛先アドレスを参照し(ステップ906)、宛先が第2無線方式Bの移動局であれば、ユーザ情報を第2無線端末部52に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力する。この結果、ルータ57はユーザ情報を第2無線端末部52に入力し、該第2無線端末部52は第2無線方式Bでユーザ情報を送信する(ステップ907)。
一方、宛先が第1無線方式Aのアドレスであれば、ルータ制御部56は、周辺の通信可能端末情報を参照して周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局が存在するかチェックする(ステップ908)。存在しなければ通信不能をユーザに通知して制御を終了する(ステップ909)。しかし、周囲に第1無線方式Aで通信可能な移動局7(図9)が存在すれば、ユーザ情報を第1無線端末部51に入力する方路制御情報RCIを作成してルータ57に入力すると共に、第1無線端末部52に他局7を中継して送信するよう指示する。以上により、ルータ57はユーザ情報を第1無線端末部51にルーチングし、第2無線端末部51は他局7を呼び出し、基地局1への中継要求を発行し(ステップ910)、該他局を介してユーザ情報を基地局へ送信する(ステップ911)。
(J)第10実施例
図24は第10実施例の移動無線端末装置の構成ブロック図及び図10における自局2の処理フロー図であり、図17の第3実施例と同一部分には同一符号を付している。第10実施例は、図10に示すように、自局2と複数の他局7,8により自律分散状態にある局群のうち、自局2が通信希望セル10内に移動した後、自律分散状態を維持しつつ,且つ,中継局としての役割を持つ実施例である。
移動無線端末装置(自局2)は、第1無線方式A,第2無線方式B1,第3無線方式B2毎に定期的に図11の処理フローに従って自局の周辺に存在する他局を識別するためにチェック信号電波を送信し、周辺移動局から受信した信号を第1〜第3デコーダ54,55,62でデコードしてルータ制御部56に入力し、これによりルータ制御部56はそれぞれの無線方式A,B1,B2に従って通信できる周辺端末を把握している。
ルータ制御部56は、第3無線方式B2で通信可能であるか、すなわち、無線通信方式B2の有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ1001)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第3無線方式B2で通信可能な他局8を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。同様に、第2無線方式B1で通信可能であるか、すなわち、無線通信方式B1の有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ1101)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば、第2無線方式B1で通信可能な他局7を呼び出してピアツーピアネットワークを形成する。以上により、端末2,7,8により自律分散型のネットワークが形成される。
かかる状態において、第3無線端末部61は他局8から第3無線方式B2で情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第3デコーダ62に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ1002)、自局宛であればユーザ側に出力するものと決定し(ステップ1003)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ1301)、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ1002において、宛先アドレスが第2無線方式B1のアドレスであれば、第3無線方式B2から第2無線方式B1に中継するものと決定し(ステップ1004)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に第2無線方式B1の移動局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は該情報を第2無線方式B1で送信する。
ステップ1002において、宛先アドレスが第1無線方式Aのアドレスであれば、第3無線方式B2から第1無線方式Aに中継するものと決定し(ステップ1005)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第1無線端末部51に第1無線方式Aの基地局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第3無線端末部61が出力した情報を第1無線端末部51にルーチングし、第1無線端末部51は基地局1を呼び出して接続し、受信情報を中継して基地局1に送信する。
また、第2無線端末部52は第2無線方式B1で情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第2デコーダ52に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ1102)、自局宛であればユーザ側に出力するものと決定し(ステップ1103)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ1301)、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ1102において、宛先アドレスが第3無線方式B2のアドレスであれば、第2無線方式B1から第3無線方式B2に中継するものと決定し(ステップ1104)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第3無線端末部61に第3無線方式B2の移動局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第3無線端末部61にルーチングし、第3無線端末部61は該情報を第2無線方式B2で送信する。
ステップ1002において、宛先アドレスが第1無線方式Aのアドレスであれば、第2無線方式B1から第1無線方式Aに中継するものと決定し(ステップ1105)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第1無線端末部51に第1無線方式Aの基地局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第2無線端末部52が出力した情報を第1無線端末部51にルーチングし、第1無線端末部51は基地局1を呼び出して接続し、受信情報を中継して基地局1に送信する。
また、ルータ制御部56は、第1無線方式Aで通信可能であるか、すなわち、第1無線方式Aの有効アドレスが存在するかチェックし(ステップ1201)、存在しなければチェックを継続し、存在すれば以下の制御を行う。
すなわち、第1無線端末部51は第1無線方式Aで情報を受信すれば、該受信情報をルータ57と第1デコーダ51に入力する。ルータ制御部56はデコードされた宛先アドレスを参照して中継要求であるかどうかを調べ(ステップ1202)、自局宛であればユーザ側に出力するものと決定し(ステップ1203)、方路制御情報RCIをルータ57に入力し(ステップ1301)、ルータ57は第1無線端末部51が出力した情報を、ユーザインターフェース53を介してユーザ側に出力する。
ステップ1202において、宛先アドレスが第2無線方式B1のアドレスであれば、第1無線方式Aから第2無線方式B1に中継するものと決定し(ステップ1204)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第2無線端末部52に第2無線方式B1の移動局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第1無線端末部51が出力した情報を第2無線端末部52にルーチングし、第2無線端末部52は該情報を中継して第2無線方式B1で送信する。
ステップ1202において、宛先アドレスが第3無線方式B2のアドレスであれば、第1無線方式Aから第3無線方式B2に中継するものと決定し(ステップ1205)、方路制御情報RCIをルータ57に入力すると共に、第3無線端末部61に第3無線方式B2の移動局へ中継するよう指示する(1301)。以上により、ルータ57は第1無線端末部51が出力した情報を第3無線端末部61にルーチングし、第3無線端末部61は該情報を第3無線方式B2で送信する。
以上本発明によれば、現在実用化されている無線方式または将来実用化される見込みがある無線方式を複数有機的に組み合わせることによって従来の問題点を解決することができる。
以上の実施例では第1無線方式として第3世代の移動電話システムにおける無線方式を採用し、第2無線方式として移動無線方式を用いた例を示したが、他の無線方式、例えばPHS、固定無線LAN,、ブルーツース通信その他の無線方式であっても適用できるものである。

Claims (11)

  1. 第1の無線方式に従って無線基地局と相互に無線接続することが可能な第1の無線通信手段、
    第2の無線方式に従って無線局と相互に無線接続することが可能な第2の無線通信手段、
    ユーザと双方向の情報伝達を行なうことが可能なユーザインターフェース手段、
    第1の無線通信手段を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第1の抽出手段、
    第2の無線通信手段を介して受信した情報の中から制御情報を抽出する第2の抽出手段、
    ユーザ情報、第1、第2の抽出手段で抽出した制御情報に基づいて自局の動作方針を決定し、該動作方針に基づいた方路制御情報を発生するための制御手段、
    前記方路制御情報に基づいて、ユーザ情報、第1、第2の無線通信手段を介して受信した情報の方路を制御するルータ手段、
    を備えたことを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記制御手段は、
    自局が前記第1無線通信方式の基地局の通信エリア内にいる際、自局の前記第2無線通信方式の通信エリア内で、且つ、該第1無線通信方式の通信エリア外に前記第2の無線通信手段を備えた他局が出現したことを検知し、
    前記他局からの要求により該他局と前記第2無線通信手段により通信を開始し、
    前記第1無線通信方式による基地局との通信と前記第2無線通信方式による他局との通信を同時に行うと共に、前記ルータ手段を制御して前記第1無線通信方式による基地局からの通信内容と前記第2無線通信方式による他局からの通信内容を中継し、
    前記他局が自局の前記第2無線通信方式の通信エリア外に移動し、または該他局からの通信終了要求があった際、中継制御を終了する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  3. 前記制御手段は、
    自局が前記第1無線通信方式の基地局の通信エリア外に移動した際、前記第2無線通信方式の通信エリアにおいて前記第1、第2の無線通信手段を有する他局を検索し、
    該他局を検出した際、該他局に中継要求を行い、該他局を中継して前記第1無線通信方式の基地局と通信を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  4. 第3の無線方式に従って無線局と相互に無線接続することが可能な第3の無線通信手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記他局(第1の他局)を中継して前記第1無線通信方式の基地局と通信中、前記第2無線通信方式の通信エリア外の前記第3無線通信手段を有する第2の他局から前記基地局への通信の中継要求が来た際、該第2の他局からの情報を第1の他局に中継する、
    ことを特徴とする請求項3記載の移動無線端末装置。
  5. 前記制御手段は、
    自局が前記基地局の通信エリア外に存在し、該基地局の通信エリア内に存在する他局の前記第2無線方式の通信エリア内に移動した際、該他局に中継要求を行い、該他局を中継して前記第1無線通信方式の基地局と通信を行い、
    自局が前記第1無線通信方式の通信エリア内に移動した際、前記第1の無線通信手段により前記基地局との通信を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  6. 自局が前記基地局の通信エリア外に存在し、他局の第2無線方式の通信エリア内に移動した際、該他局と自律的に通信を行う手段、
    を有することを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  7. 自局が前記基地局の通信エリア外に存在しているとき、複数の他局が第2無線方式で互いに自律的に通信している通信エリア内に移動した際、該他局と自律的に通信を行うネットワークを形成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  8. 自局が前記基地局の通信エリア外に存在し、かつ、自局と通信中の局を含む複数の他局が第2無線方式で互いに自律的に通信している通信エリア内に移動したとき、前記通信中の局と共に別の局と通信を行うネットワークを形成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末装置。
  9. 自局が、前記基地局の通信エリア外であって、他局の第2無線方式の通信エリア内に移動した際、該他局と自律的に通信を行うネットワークを形成し、
    該他局と通信を行いながら、自局が前記基地局の通信エリア内に移動した際、該通信中の他局からの要求により、該他局と基地局との間の通信を中継する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動端末装置。
  10. 自局が、前記基地局の通信エリア外であって、他局の第2無線方式の通信エリア内に移動した際、該他局と自律的に通信を行うネットワークを形成し、
    該他局と通信を行いながら他局が前記基地局の通信エリア内に移動した際、該他局に基地局への通信の中継を依頼する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動端末装置。
  11. 自局が、前記基地局の通信エリア外に存在し、かつ、複数の他局と所定の無線方式で互いに自律的に通信を行うネットワークを形成し、他局と通信しながら、自局が前記基地局の通信エリア内に移動した際、該通信中の他局からの要求により、該他局と基地局との間の通信を中継する、
    ことを特徴とする請求項1記載の移動端末装置。
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