[go: up one dir, main page]

JP2018515013A - サービスルーティングのためのデバイスマネージャ - Google Patents

サービスルーティングのためのデバイスマネージャ Download PDF

Info

Publication number
JP2018515013A
JP2018515013A JP2017552117A JP2017552117A JP2018515013A JP 2018515013 A JP2018515013 A JP 2018515013A JP 2017552117 A JP2017552117 A JP 2017552117A JP 2017552117 A JP2017552117 A JP 2017552117A JP 2018515013 A JP2018515013 A JP 2018515013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
application
communication
proximity
smart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2017552117A
Other languages
English (en)
Inventor
アミット カルハン
アミット カルハン
ヘンリー チャン
ヘンリー チャン
ダグラス ダン
ダグラス ダン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JP2018515013A publication Critical patent/JP2018515013A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/04Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • H04M1/6033Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets
    • H04M1/6041Portable telephones adapted for handsfree use
    • H04M1/6058Portable telephones adapted for handsfree use involving the use of a headset accessory device connected to the portable telephone
    • H04M1/6066Portable telephones adapted for handsfree use involving the use of a headset accessory device connected to the portable telephone including a wireless connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/55Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/033Headphones for stereophonic communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/34Modification of an existing route
    • H04W40/38Modification of an existing route adapting due to varying relative distances between nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2227/00Details of public address [PA] systems covered by H04R27/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2227/003Digital PA systems using, e.g. LAN or internet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

2つの通信デバイス間の近接性の変化に応じて、デバイスマネージャは、通信デバイスのうち一方の通信デバイス上で現在アクティブなアプリケーションのための通信を、通信デバイスのうち他方の通信デバイスへ再ルーティングする。通信デバイスのうち少なくとも一方の通信デバイスは、他方のデバイスに対する近接性の変化を検出し、デバイスマネージャに該変化を通知する。デバイスマネージャは、近接性の変化及び現在の状況を評価して、通信デバイスの一方で現在アクティブであるアプリケーションのセッションを他方のデバイスに転送するべきであると判定する。アプリケーションをサポートするアプリケーションサーバへの通信路は、第1のデバイスへの第1の通信路から第2のデバイスへの第2の通信路へ変更される。

Description

優先権の主張
本願は、本出願の譲受人に譲受され、その全体が参照により本明細書に明示的に援用されている、2015年4月17日出願で、整理番号TPRO00267USであり、発明の名称が「Service Routing With Device Manager」である、仮特許出願第62/149,154号、及び2015年7月2日出願で、整理番号TPRO00265USであり、発明の名称が「Proximity Detection Based on UE Mode Switch Signaling」である、仮特許出願第62/187,980号の優先権を主張するものである。
同時係属特許出願に対する引用
本願は、本願と同時出願され、本願の譲受人に譲受され、参照により明示的に本明細書に援用されている、参照番号TUTL00265PCであり、発明の名称が「SMART HEADSET AND METHOD OF ROUTING SERVICE IN RESPONSE TO PROXIMITY TO MOBILE DEVICE」であるPCT出願に関する。
本発明は、概ね、無線通信に関し、より具体的には、サービスのルーティングのためのデバイスマネージャに関する。
通信デバイスのユーザは、同一のサービス又はアプリケーションを配信できる複数のデバイスにアクセスすることができる。また、複数の無線技術を備える通信システムによって、特定のサービスが様々な経路を介してルーティングされることも可能である。例えば、ユーザは、セルラネットワークを介して音声通信を提供できるセルラ通信デバイスを所有することができ、インターネットなどパケットネットワークを介して音声通信を確立できる電話用ハンドセットもまた有することができる。
2つの通信デバイス間の近接性の変化に応じて、デバイスマネージャは、通信デバイスのうち一方の通信デバイス上で現在アクティブなアプリケーションのための通信を、通信デバイスのうち他方の通信デバイスへ再ルーティングする。通信デバイスのうち少なくとも一方の通信デバイスは、他方のデバイスに対する近接性の変化を検出し、デバイスマネージャに該変化を通知する。デバイスマネージャは、近接性の変化及び現在の状況を評価して、通信デバイスの一方で現在アクティブであるアプリケーションのセッションを他方のデバイスに転送するべきであると判定する。アプリケーションをサポートするアプリケーションサーバへの通信路は、第1のデバイスへの第1の通信路から第2のデバイスへの第2の通信路へ変更される。
第1のユーザデバイス上のアクティブなアプリケーションのための通信を第2のユーザデバイスに再ルーティングするように構成されたデバイスマネージャを備える通信システムのブロック図である。
デバイスマネージャ100がデバイス内で実装され、デバイスにわたって分配される、通信システムのブロック図である。
アクティブなアプリケーションがセルラデバイスからスマートテレビへ再ルーティングしているセルラネットワーク上のボイスコールである一例のブロック図である。
アクティブなアプリケーションがセルラスマートヘッドセットデバイスからマルチモードデバイス(Wi−Fiセルラハンドセット)へ再ルーティングされるセルラネットワーク上のボイスコールである一例に関するシステムのブロック図である。
第1のデバイス及び第2のデバイスがセルラネットワークの同一のeNBを介してネットワークにアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。
第1のデバイス及び第2のデバイスがセルラネットワークの異なるeNBを介してネットワークにアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。
デバイスマネージャがネットワーク内に存在するか、又はネットワークに接続され、デバイスがセルラネットワークを介してネットワークと通信している、デバイスのページングの一例に関するメッセージ図である。
デバイスマネージャがネットワーク内に存在するか、又はネットワークに接続され、デバイスがセルラネットワークを介してネットワークと通信している、デバイスのページングが行われない一例に関するメッセージ図である。
デバイスマネージャがデバイス内のローカルデバイスマネージャとして実装される一例に関するメッセージ図である。
図4及び図9のスマートヘッドセットとしての使用に好適なスマートヘッドセットの一例のブロック図である。
スマートヘッドセットがモード1である一例に関するメッセージ図である。
スマートヘッドセットがモード2である一例に関するメッセージ図である。
ある状況では、現在アクティブなアプリケーションのサービスをあるユーザデバイスから別のユーザデバイスへ切り替えることが有用又は有益である場合がある。ユーザがアプリケーションにアクセスするために利用するデバイスの変更に加えて、アプリケーションのための通信路が、第1のユーザデバイスへの第1の通信路から第2のユーザデバイスへの第2の通信路へ変更される。該2つの通信路は、少なくともいくつかの異なる通信システムのインフラストラクチャを使用している。例えば、自宅に到着すると、ユーザは、セルラハンドセット上の現在アクティブなボイスコールをスマートテレビに転送し、スマートテレビを介してコールを継続したい場合がある。スマートテレビは、電気ケーブル又は光ファイバーケーブルにより提供されるインターネット接続によって、ネットワークに接続される場合が多いので、アクティブなコールを移行(転送)するためには、ケーブル接続を介して、スマートテレビからボイスコールのアプリケーションサーバへの接続リンク(経路)を確立し、セルラネットワークを介するセルラハンドセットからのコールの接続を切断する必要がある。以下に説明する技術に従って、デバイスマネージャは、定義されたデバイスグループに関連するユーザデバイス間の近接性の変化に基づいて、効率的かつインテリジェントに、デバイス間のサービスルーティングを管理している。デバイスマネージャは、近接性の変化に加えて、他の要因、状況、(ユーザの嗜好などの)設定、信号の品質、通信路の品質/能力、アプリケーションタイプ、ユーザに関連するデバイスのタイプ及び数、並びに動的なユーザインプットの任意の組み合わせを評価することができる。以下に述べるように、デバイスマネージャは、サーバなどのネットワーク上のエンティティ内に実装されるか、ユーザデバイス内で実装され、ユーザデバイスにわたって分配されるか、又は両方のデバイス及びネットワークエンティティ内で実装されてもよい。任意のネットワークレイヤにおいてデバイスマネージャを実装することができるが、デバイスマネージャは、本明細書に記載された例では、アプリケーションレイヤ内に実装される。
図1は、第1のユーザデバイス102上のアクティブなアプリケーションのための通信を第2のユーザデバイス104に再ルーティングするように構成されたデバイスマネージャ100を備える通信システム10のブロック図である。デバイス102、104は、いくつかの点で互いに関連している。その例として、デバイス102、104は、同一のユーザに属し、同一のユーザにアクセスされる。したがって、デバイス102、104は、定義されたユーザグループ内に存在する。それぞれのデバイスは、ハードウエア及びコードを有して、通信ネットワーク110を介してアプリケーションサーバ108にアクセスするアプリケーション106の実行が可能である。 通信ネットワーク110は、ハードウエア、ファームウエア、及びデバイス102、104とアプリケーションサーバ108との間の通信を容易にするバックホールの任意の組み合わせを備えてもよい。その例として、通信ネットワーク110は、少なくとも、インターネット112と、第1のデバイス102からアプリケーションサーバ108への第1の通信路114を有効にするためのインフラストラクチャと、第2のデバイス104からアプリケーションサーバ108への第2の通信路116のためのインフラストラクチャと、を備える。以下に説明するように、インフラストラクチャは、有線及び無線ネットワーク並びに有線及び無線システムの任意の組み合わせを含んでもよい。したがって、通信ネットワークは、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)、セルラネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、インターネットネットワーク、Wi−Fiネットワーク、及び他の通信ネットワークなどのいくつかのネットワークを含んでもよい。状況によっては、同一のネットワークのインフラストラクチャが、2つの通信路114、116のために使用されてもよい。例えば、セルラ通信ネットワークの同一のeNBを介して、2つのデバイスがネットワークにアクセスする場合、かかる状態が生じる。
デバイスマネージャ100は、破線のボックスで示されて、デバイスマネージャ100がデバイス102、104内に実装され、デバイス102、104にわたって分配することができるか、又はネットワーク110に接続されるエンティティ内に若しくはネットワーク110内に存在することができることを示している。分配及びネットワークの実装の例を以下で考察する。デバイスマネージャ100は、本明細書に記載された機能を容易にするハードウエア、ソフトウエア及び/又はファームウエアの任意の組み合わせを含む。例として、デバイスマネージャ100は、グループ内に関連づけられたデバイス、通信リンクの品質、任意のユーザの嗜好及び任意の他の要因、特徴、又はデバイスマネージャが特定のルーティングに関する決定を下すために必要な状況に関する情報にアクセスすることができる。また、デバイスのうち一方を使用して、デバイスマネージャを遠隔で制御して、任意の他のデバイス上のサービスをアクティブ化するか、又は特定のデバイス上のアプリケーションのアクティブ化を無効にすることができる。例えば、ボイスコールが、デバイスマネージャにより認識された条件に基づいて、ハンドセットからスマートテレビに転送される別の例の場合、ユーザは、転送を停止して、ハンドセット上のコールを続けることができる。デバイスマネージャは、デバイスを分類し、サービスルーティングに関してインテリジェントに決定を下すために、それぞれのデバイス並びにユーザの嗜好に関する情報を記憶する。例えば、ユーザがハンドセットからスマートテレビへあるコールを転送させたくない場合、ユーザは、スマートテレビがコールのページに対して応答する方法に関する嗜好を提供することができる。特定の実施に応じて、嗜好は、いくつかの要因又は条件に基づいて、一般的なルールから特定の条件までの範囲に及ぶことができる。例えば、嗜好は、全てのコール又は指定された番号からの特定の着信コール、一日の特定の時間の間、及び他の人がその場所にいるかいないかに対して設定することができる。これらの設定は、デバイスマネージャ100において保存される。
それぞれのデバイスは、メモリを有する制御部118、120と、通信インターフェイス122、124と、を少なくとも備える。再ルーティングの手順に関与するデバイスのうち少なくとも一方はまた、近接性検出部(proximity detection component)126、128を備える。図1の例として、第1のデバイス(デバイス1)及び第2のデバイス(デバイス2)はそれぞれ、制御部118、120と、通信インターフェイス122、124と、近接性検出部126、128と、を備える。制御部は、本明細書に記載の機能を実行し、かつそれぞれのデバイスの全体の機能性を促進するためのハードウエア、ソフトウエア、及び/又はファームウエアの任意の組み合わせを含む。好適な制御部の例として、マイクロプロセッサ上で実行するコードが挙げられる。
それぞれの通信インターフェイス122、124は、少なくとも1つの通信技術を使用して、通信を可能にするハードウエア、ソフトウエア、及び/又はファームウエアの組み合わせを含む。しかしながら、通信インターフェイス122、124は、複数の通信技術及びフォーマットで通信することができる。したがって、通信インターフェイスは、任意の数の送信部、受信部、及び有線通信インターフェイスを備えてもよい。通信インターフェイスの例として、セルラ送受信機、Wi−Fi送受信機、Bluetooth送受信機、及びローカルアリアネットワーク(LAN)送受信機(例えば、Ethernetインターフェイス)が挙げられる。
近接性検出部126、128は、制御部が、デバイスと少なくとも1つの他のデバイスとの間の近接性の変化を識別できる情報を提供する電子機器、検出デバイス、及び/又は検知デバイスの任意の組み合わせである。本明細書における例として、近接性検出部126、128は、任意の数のユーザ識別検知デバイス、近接性評価デバイス、及び/又は位置判定デバイスを含んでもよい。ユーザ識別検知デバイスの例として、顔認識センサ、網膜認識デバイス、音声認識デバイス、指紋認識デバイス、及び他のバイオメトリック評価デバイスが挙げられる。ユーザ識別検知デバイスはまた、ユーザがパスコード又は他の一意的な情報を入力して制御部がユーザを識別できるキーボード又は他のユーザインターフェイスを備えてもよい。近接性評価デバイスの例として、セルラ信号、WLAN信号、Wi−Fi信号、RFID信号、NFC信号、Bluetooth信号、及びZig−bee信号などの信号を受信又は検出できる無線受信部が挙げられる。セルラ信号の検出は、他のデバイスにより送信された上りリンクセルラ信号を検出することにより実行されてもよい。以下に述べるように、セルラ信号の検出は、端末間(D2D)信号の検出であってもよい。1つの例として、検出は、D2Dディスカバリ信号の検出を含む。 状況によっては、近接性検出部は、いくつかの異なるタイプの信号を検出できてもよい。位置判定デバイスの例として、GPS、セルラ及びWLAN位置サービスを使用するデバイスが挙げられる。したがって、近接性検出部は、もう一つの他のデバイスに対する近接性の変化が生じたことを判定するための、制御部により使用される情報を得る、1つ又はそれ以上のユーザ識別検知デバイス、近接性評価デバイス、及び/又は位置判定デバイスを含む。
検出された近接性の変化は、他のデバイスがデバイスに近づいたという判定であってもよく、又は他のデバイスが遠く離れるように移動したという判定であってもよい。また、近接性の変化は、近接性検出部により提供される情報から直接判定されてもよく、又は推測若しくは間接的に判定されてもよい。例えば、近接性検出部がGPSモデュールを備える場合、ユーザがユーザの住居など特定の場所に到着したという判定を評価して、ユーザにより携帯されているユーザの第1のデバイスが住居内の第2のデバイスに近づいたと判定してもよい。間接的な近接性の変化の判定の別の例では、特定の場所における固定型デバイス内の近接性検出部が、特定の場所のユーザの存在を識別する網膜スキャナなどのユーザ識別センサを備える。その場所でユーザの識別が促進されたことに応じて、制御部は、典型的にユーザが携帯しているモバイルデバイスがその場所の固定型デバイスに近づいたことを判定する。かかる状況は、固定型デバイスが、ユーザの住居における網膜スキャナを有するスマートテレビであり、モバイルデバイスが、セルラハンドセットである場合に生じ得る。
近接性の変化の判定は、他のデバイスの直接的な検出/検知に基づくことができる。状況によっては、近接性の変化は、直接的な検出及び間接的な検出の組み合わせに基づいてもよい。直接的な検知の手法のいくつかの例として、信号強度及び/又はデバイスにより送信された無線信号の信号品質に基づいて、他のデバイスに対する近接性の変化を検出することが挙げられる。モニタすることができる好適な無線信号の例として、セルラ信号、Wi−Fi信号、Bluetooth信号、RFID信号、NFC信号、及びZig−bee信号が挙げられる。信号の特徴を評価することに加えて、近接性検出部は、無線信号内で送信されるコンテンツを検出して、近接性の変化を判定することができる。例えば、特定のデバイスがデバイスに関連する一意的なコンテンツを送信する場合、他のデバイスは、信号を受信し、コンテンツを復号し、送信元のデバイスが近いと判定することができる。
図1のデバイス102、104を参照して説明されるブロックの多様な機能及び動作は、任意の数のデバイス、回路、又は要素において実施されてもよい。機能ブロックのうち2つ以上が単一のデバイスに統合されてもよく、任意の単一のデバイスにおいて実行されるように記載される機能は、複数のデバイスにわたって実施されてもよい。例えば、通信インターフェイスにおける受信部は、近接性検出部の一部として使用されてもよい。
図1のデバイスネットワークエンティティを参照して説明されるブロックの多様な機能及び動作は、任意の数のエンティティ、サーバ、デバイス、回路、又は要素において実施されてもよい。機能ブロックのうち2つ以上が単一のデバイスに統合されてもよく、任意の単一のデバイスにおいて実行されるように記載される機能は、複数のデバイスにわたって実施されてもよい。例えば、デバイスマネージャ及びアプリケーションは、同一のネットワークエンティティで実装されてもよい。
図1の例では、第1のデバイス102は、アプリケーションサーバ108への接続が必要なアプリケーション106を実行している。この接続は、通信ネットワーク110内の、インフラストラクチャ及びネットワークの構成要素を通る通信路114である。例えば、第1のデバイス102は、セルラネットワーク内に接続された基地局などのセルラ通信のインフラストラクチャを介して、音声アプリケーションサーバによってコールが確立される音声アプリケーションを実行することができる。第1のデバイス102は、第2のデバイスに対する近接性が変化したことを検出する。例えば、近接性検出部126は、第2のデバイス104により送信されたBluetooth信号を検出することができ、その結果、制御部118は、第2のデバイス104が第1のデバイス102に近いと判定する。近接性の変化に関する情報は、デバイスマネージャ100に提供される。デバイスマネージャ100は、近接性の変化、並びにデバイス、接続、ユーザの嗜好、設定に関する他の情報、及びアプリケーションが第1のデバイス102から第2のデバイス104へ移行(転送)されるべきかどうかを判定するための任意の他の所定の基準を評価する。デバイスマネージャ100が利用可能な基準及び情報に基づいて、デバイスマネージャ100は、アプリケーションが、第2のデバイス104に転送されるべきだと判定する。例えば、第2のデバイス104は、インターネットプロトコル(IP)パケットネットワークに接続された家庭用電話機であり、デバイスマネージャ100は、第1のデバイス(セルラハンドセット)102上の現在アクティブなボイスコールが、家庭用電話機に転送されるべきだと判定する。判定は、ユーザが在宅の場合は、セルラハンドセットより家庭用電話機を使いたいというユーザの嗜好などの基準及びネットワークを介したアプリケーションサーバに対する接続品質に基づいてもよい。基準及び条件の評価に基づいて、デバイスマネージャ100は、コールを転送すべきであると判定し、第1のデバイスに対するアクティブなコールを現在扱っているネットワークに通知し、又はボイスコールを第2のデバイスへステアリングすることにより、転送を開始する。1つのシナリオでは、関与する特定のネットワークの要件に応じて、ページング及びコール確立メッセージがデバイスとネットワークとの間で送受信される。その結果、アクティブなアプリケーションは、第1のデバイス102及び第1の通信路114から第2のデバイス104及び第2の通信路116に転送(移行)される。アプリケーションは、第2のデバイス上で継続する。
図2は、デバイスマネージャ100がデバイス102、104内で実装され、デバイス102、104にわたって分配される、通信システム10のブロック図である。その例として、ローカルデバイスマネージャ202、204が、デバイス102、104のそれぞれで実行している。図2の例におけるデバイスマネージャ100は、ローカルデバイスマネージャ202、204により形成される。ローカルデバイスマネージャの好適な実施として、ソフトウエア及び/又はファームウエアをデバイスの制御部で実行することが挙げられる。したがって、デバイスマネージャ100は、ローカルデバイスマネージャをグループのそれぞれのデバイスにインストールすることにより、グループ内の全デバイスにインストールされたエンティティである。本明細書の例として、グループ内のデバイスのみが、あるデバイスから別のデバイスにルーティングされるサービスを有することができる。デバイスグループの一例は、同一のユーザに属する全デバイスからなるグループである。それぞれのローカルデバイスマネージャ202、204は、グループ内の他の全デバイスのリストを所持している。デバイスが「パートナーデバイス」としてデバイスマネージャに登録すると、全パートナーデバイスは、新しいデバイスが追加された更新リストを得る。アプリケーションを現在実行しているデバイスは、その特定のアプリケーションのマスタとして割り当てられる。その結果、あるデバイス(あるローカルデバイスマネージャ)は、あるアプリケーションのマスタであってもよく、他のデバイス(他のローカルデバイスマネージャ)は、他のアプリケーションのマスタであってもよい。それぞれのマスタローカルデバイスマネージャは、他のデバイスに対して、現在、特定のアプリケーションのマスタであることを通知する。マスタデバイスは、アプリケーションが他のデバイスに転送され、サービスが再ルーティングされると、他のどのローカルマスタデバイスが、マスタとして、アプリケーションを引き継ぐこととなるかを判定する。第1のデバイスがアプリケーションの制御を第2のデバイスにリリースした場合、第1のデバイスは、アプリケーションのマスタではなくなる。
グループ内の全デバイスマネージャは、無線リンク障害(RLF)がないことを確実にするための互いにピン(ping)し合う。例えば、ピンは、一方のデバイスが事前に設定又は事前に定義されたシーケンスをグループ内の他方のデバイスへ送ることにより開始し、シーケンスを受信すると、ACKが送られる。好ましくは、デバイスは、ネットワークに未だ接続されている場合にのみ、事前に設定又は事前に定義されたシーケンスを送り、ACKは、応答するデバイスもまた未だネットワークに接続されている場合にのみ、送られるべきである。ピンの速度は、使用されているアプリケーションのタイプに依拠してもよく、設定可能である。ピンの速度はまた、使用されているアプリケーションのタイプに依拠してもよい。ピンは、ネットワークのコネクティビティを確保するために、ネットワークを介してルーティングされてもよい。あるいは、第1のデバイスはまた、第2のデバイスを直接ピンしてもよい。例えば、2つのユーザ機器デバイス(UEデバイス)が端末間(D2D)通信をサポートしているシステムで動作している場合、一方のデバイスは、他方のデバイスを、D2D通信及び/又はD2Dディスカバリを使用してピンしてもよい。このようなシナリオでは、本明細書における例として、第2のUEデバイスは、ネットワークに今でも接続しているかどうかを第1のUEデバイスに通知する。RLFがある場合、デバイスマネージャのうち一方は、制御を自発的に引き継ぎ、アプリケーションサーバに対してトラフィックを新しいデバイス又は新しいデバイスと関連するローカルデバイスマネージャに再ルーティングするように要求する。その結果、新しいデバイスは、関連するアプリケーションのマスタになる。複数のデバイスがアプリケーションのマスタになることを同時に要求する場合、ローカルデバイスマネージャは、事前に定義されたプロトコルを使用して、ランダムにマスタを選択するか、又はアプリケーションサーバ108がマスタを選択してもよい。次に、このアプリケーションのマスタは、グループ内の他方のデバイスに対して該変化を通知する必要がある。ネットワークがRLFを経験したデバイスを把握している場合、ネットワークにより追加的に又は代替的にRLFを追跡することができる。ネットワークは、状況によっては、RLF情報をデバイスマネージャに送ってもよい。
図3は、アクティブなアプリケーションが、セルラデバイス304からスマートテレビ306へ再ルーティングされるセルラネットワーク302上のボイスコール300である一例のブロック図である。図3の例として、スマートテレビ306が近接性の変化が生じたと判定した場合、ユーザは、セルラネットワーク302にアクセスしているセルラデバイス(例えば、スマートフォン)によってアクティブなコール300の最中である。判定は、ユーザの検出、又はセルラデバイス304の検出に基づいていてもよい。例えば、スマートテレビ306は、ユーザを識別でき、スマートテレビ306が、ユーザがスマートテレビ306の近くにいると判定することができるバイオメトリックリーダを備えてもよい。他の状況では、スマートテレビは、セルラデバイス304からの信号を検出し、セルラデバイス304が近いと判定してもよい。したがって、上述のように、近接性検出部126は、セルラデバイス304がスマートテレビ306に近いと判定する。近接性の変化に応じて、デバイスマネージャ100は、プログラム化された基準及び嗜好に従って、現在の状況を評価し、必要な場合には、アクティブなコールを再ルーティングする。したがって、図3を参照して説明した状況は、セルラデバイス302が第1のデバイス102であり、スマートテレビ304が第2のデバイス104である図1のシステムの一例である。
セルラデバイス304は、eNB308又は基地局と通信して、eNB308、セルラネットワーク302、及びインターネット112を介するボイスコールサーバ310への通信路を含むセルラコールを促進する。したがって、ボイスコールサーバ310は、図1のアプリケーションサーバ108の一例である。スマートテレビ306は、Wi−Fiアクセスポイント312及びケーブルプロバイダネットワーク314を介してネットワーク110に接続されている。ケーブルプロバイダネットワーク314は、インターネット112に接続され、それ故に、スマートテレビにインターネットアクセスを提供する。デバイスマネージャ100は、インターネットに接続されるので、スマートテレビ306は、デバイスマネージャ100と通信することができる。
ボイスコール300がアクティブである間、スマートテレビ306は、セルラデバイス304とスマートテレビ306との間の近接性の変化を検出する。スマートテレビ306は、例えば、網膜スキャンに基づいて、ユーザが帰宅したことを検出する。したがって、イベント316では、スマートテレビ306は、セルラデバイス304がスマートテレビ306の最近接範囲内にいると判定する。送信318では、それに応じて、スマートテレビ306は、デバイスマネージャ100に対して、セルラデバイス304が近くに存在することを通知する。デバイスマネージャ100は、現在の条件並びに特定のユーザに対する嗜好及び再ルーティングルールを評価し、アクティブなコールが、再ルーティングされるべきかどうかを判定した。コールを再ルーティングするべきだとの判定に応じて、デバイスマネージャ100は、コール再ルーティング要求送信320をボイスコールサーバ310に送る。それに応じて、スマートテレビ、セルラデバイス306、及びセルラオペレータネットワーク302と協働しているボイスコールサーバ310は、アクティブなコールをスマートテレビ306に再ルーティングする。再ルーティングされたコールのための新しい通信路は、スマートテレビ306とボイスコールサーバ310との間にあり、アクセスポイント312とスマートテレビ306との間及びケーブルプロバイダネットワーク314とインターネットとの間にWi−Fiエアインターフェイスを備える。
図4は、アクティブなアプリケーションがセルラスマートヘッドセットデバイス402からマルチモードデバイス(Wi−Fiセルラハンドセット)404へ再ルーティングされるセルラネットワーク302上のボイスコール400である場合の例に関するシステム10のブロック図である。図4の例として、マルチモードハンドセット404が近接性の変化が生じたと判定した場合、ユーザは、セルラネットワーク302にアクセスしているセルラスマートヘッドセット402によるアクティブなコール400の最中である。マルチモードハンドセット404は、Wi−Fiネットワーク及びセルラネットワークにアクセスすることができるセルラユーザ機器(UE)デバイスなどのデバイスである。スマートヘッドセット402は、セルラネットワークに直接アクセスすることができ、またネットワークにアクセスする他のデバイスと通信するペリフェラル(peripheral)ヘッドセットデバイスとして使用できるヘッドセットである。したがって、スマートヘッドセット402は、自身がスタンドアロン型携帯電話である第1のモードで動作することができ、自身がスマートフォン、携帯電話、マルチモードデバイス、又は他のUEデバイスと無線通信する無線(例えば、Bluetooth)ヘッドセットである、第2のモードで動作することができる。好適なスマートヘッドセットの例は、以下の図10を参照して考察する。その例として、マルチモードハンドセット404は、スマートヘッドセット402により送信されるBluetooth信号などの信号を検出し、その信号に基づいて、スマートヘッドセット403が、同一のユーザグループの一員であり、マルチモードハンドセット404との通信に対して十分近くにいると判定する。マルチモードハンドセット404は、送信406をデバイスマネージャ100に送り、デバイスマネージャ100に対して、スマートヘッドセット402に対する近接性の変化を通知する。
近接性の変化に応じて、デバイスマネージャ100は、プログラム化された基準及び嗜好に従って、現在の状況を評価し、必要な場合には、アクティブなコールを再ルーティングする。したがって、図4を参照して説明した状況は、スマートヘッドセット402が第1のデバイス102であり、マルチモードデバイス404が第2のデバイス104である図1のシステムの一例である。
スマートヘッドセット402は、eNB308又は基地局と通信して、eNB308、セルラネットワーク302、及びインターネット112を介するボイスコールサーバ310への通信路を含むセルラコールを促進する。したがって、ボイスコールサーバ310は、図1のアプリケーションサーバ108の一例である。マルチモードデバイス404は、Wi−Fiアクセスポイント312及びケーブルプロバイダネットワーク314を介してネットワーク110と接続している。ケーブルプロバイダネットワーク314は、インターネット112に接続し、それ故に、インターネットアクセスをマルチモードデバイス404に提供する。デバイスマネージャ100は、インターネットに接続しているので、マルチモードデバイス404は、デバイスマネージャ100と通信することができる。
ボイスコール300がアクティブの間、マルチモードデバイス404は、スマートヘッドセット402とマルチモードデバイス404との間の近接性の変化を検出する。マルチモードデバイス404は、例えば、スマートヘッドセットにより送信された無線信号を検出することができる。したがって、イベント406では、マルチモードデバイス404は、スマートヘッドセット402がマルチモードデバイス404に近接していると判定する。それに応じて、マルチモードデバイス404は、デバイスマネージャ100に対して、スマートヘッドセット402が近くにいると、通知送信408で通知する。イベント410では、デバイスマネージャ100は、現在の条件並びに特定のユーザの嗜好及び再ルーティングルールを評価し、アクティブなコールが、再ルーティングされるべきかどうかを判定する。コールを再ルーティングするべきだとの判定に応じて、デバイスマネージャ100は、コール再ルーティング要求送信412をボイスコールサーバ310に送る。それに応じて、マルチモードデバイス、スマートヘッドセット、及びセルラオペレータネットワーク302と協働しているボイスコールサーバ310は、アクティブなコールを、イベント414で、マルチモードデバイス404に再ルーティングする。再ルーティングされたコールのための新しい通信路は、マルチモードデバイス404と、ボイスコールサーバ310との間にあり、アクセスポイント312とマルチモードデバイス404との間及びケーブルプロバイダネットワーク314とインターネット112との間にWi−Fiエアインターフェイスを備える。
図4の例は、デバイスマネージャが、アクティブなコール又はアプリケーションセッション中、サービスをグループ内の他のデバイスに転送する多数のシナリオのうちのほんの1つである。図4のシナリオは、ユーザが、スマートヘッドセットを使用して、アクティブなセルラコールの最中に自身の住居外にいる場合に生じ得る。マルチモードデバイス404は、住居に位置し、ユーザがアクティブなコール中に帰宅すると、コールは、マルチモードデバイス404に再ルーティングされる。ユーザは、マルチモードハンドセット404に対するペリフェラルデバイスとして、ヘッドセットを引き続き使用できる。状況によっては、転送は、完全にトランスペアレント(transparent)であるが、他の状況では、ユーザは、転送を無効化して、セルラスマートヘッドセットでコールを続けることができる。スマートハンドセット及びUEデバイスを含む他のシナリオは、ヘッドセットがUEデバイスから余りにも遠くに離れた場合、アクティブなコールをUEデバイスからUEヘッドセットへ再ルーティングすることを含んでもよい。
図4では、デバイスマネージャ100がセルラ通信ネットワーク302の外部に図示されているが、デバイスマネージャ100は、状況によっては、セルラネットワークの一部であってもよい。その結果、デバイスマネージャ100を、ネットワークの制御機能と統合することができ、セルラネットワークプロトコルを使用してデバイスマネージャ100にアクセスすることができる。
状況によっては、ネットワークに近接性の変化が通知されたかどうかを判定するためにルール又は嗜好を適用することができる。例えば、スマートハンドセットは、バッテリパワーのレベルが閾値を下回った場合、ネットワークに対して、検出された近接性の変化を通知することができない。バッテリが低電力である場合、サービスは、スマートハンドセットに転送されず、スマートヘッドセットに留まることが好まれ得る。
他の例では、スマートヘッドセット及びスマートハンドセットは、スマートヘッドセットがネットワークに対して近接性の変化を通知する責任を負うように構成されてもよい。かかる構成は、ユーザがスマートハンドセットを手に持っていない場合、スマートヘッドセットからスマートハンドセットへのサービスの移行を避ける場合に有用であり得る。
図4の例では、アクティブなコールの転送を含むが、あるデバイスから他のデバイスへのサービスの移行は、アクティブなコールがない場合だけに限定されてもよい。したがって、本明細書で考察される手法は、現在非アクティブなアプリケーションをあるデバイスから他のデバイスへ次のアクティブなセッションのためにアサインするために適用することができる。
図5は、第1のデバイス及び102第2のデバイス104が、セルラネットワーク302の同一のeNB308を介してネットワーク110にアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。図5の例として、サービスは、第1のデバイス102の第2のデバイス104に対する近接性の変化に応じて、同一のeNB308を介して、第1のデバイス102から第2のデバイス104へ再ルーティングされる。
図6は、第1のデバイス102及び第2のデバイス104が、セルラネットワーク302の異なるeNB602、204を介してネットワーク110にアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。図6の例として、第1のデバイス102は、第1のeNB602を介して、セルラネットワーク302を介して通信し、第2のデバイスは、第2のeNB604を介して、セルラネットワークを介して通信する。サービスは、第1のデバイス102の第2のデバイス104に対する近接性の変化に応じて、異なるeNB308を介して、第1のデバイス102から第2のデバイス104へ再ルーティングされる。eNB602、604は、同一のプロバイダのネットワークの一部であってもよく、異なるプロバイダのネットワークに接続されてもよい。したがって、セルラオペレーティングネットワークは、状況によっては、複数のオペレータを含むことができる。
デバイスが図5のように同一のeNBによりサービングされるか、又は図6のように異なるeNBによりサービングされるかに関わらず、サービスの転送は、近接性の検出、近接性の通知、RLFの評価、デバイスマネージャの評価、及びサービスの転送を概ね含む。両デバイスがLTEネットワークに接続されているD2Dデバイスであるいくつかのより具体的な例では、近接性の通知は、デバイスがお互いを発見し、かつ通信を確立した後で実行されてもよく、又はディスカバリプロセス中に生じてもよい。状況によっては、例えば、D2Dデバイスは、ディスカバリ信号を受信し、サービスが転送されるデバイスが好適なネットワーク接続を有していることを確認する情報を送受信している。デバイスは、D2Dチャンネルを介して通信し、ネットワーク接続確認(RLFの評価)の後、デバイスの一方は、近接性の通知をデバイスマネージャに送って、転送を開始する。
他の例では、近接性の通知は、D2Dディスカバリ信号を他方のD2Dデバイスから受信したことに応じて送信される。状況によっては、一方のD2Dデバイスは、D2Dディスカバリ信号を自発的に送信し、他のD2Dデバイスから応答を受信したことに応じて、近接性の通知をデバイスマネージャに送る。かかる状況では、D2Dディスカバリ信号を受信したことに対する応答は、近接性の検出であると考えることができる。
状況によっては、D2Dデバイスは、要求を他のD2Dデバイスに送って、アプリケーションを引き継ぐ。あるいは、一方のD2Dデバイスは、アプリケーションを他のデバイスから自発的に引き継ぎ、アプリケーションの転送を要求するメッセージを送ることができる。しかしながら、本明細書の例として、両ケースとも、ネットワークにて最後の決定が行われる。
図7は、デバイスマネージャ100がネットワーク内に存在するか、又はネットワークに接続され、デバイス102、104がセルラネットワーク302を介してネットワーク110と通信している、デバイスのページングの一例に関するメッセージ図である。第1のデバイス102及び第2のデバイス104は、セルラネットワーク302と通信を行っており、同一のeNB308又は異なるeNB602、604を介して、セルラネットワーク302にアクセスすることができる。デバイスが単一のeNBと通信している状況では、メッセージの送受信の対象はeNBとなり得るので、第1のデバイス102から第2のデバイス104への通信の再ルーティングが促進される。それぞれのデバイスが、異なるeNB602、604を介して、セルラネットワーク302にアクセスしている場合、メッセージの送受信の対象は、ネットワークであり、第1のeNBを介して第1のデバイスから第2のeNBを介して第2のデバイスへ通信の再ルーティングが促進される。その結果、eNB及びセルラネットワークは、「ENB/NW」702と標識されている単一のブロックによって表される。図7の例として、セルラネットワークは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト・ロングターム・レボリューション(SGPP LTE)の通信仕様の少なくとも1つの改定版に従って動作する。
イベント704では、少なくとも1つのアプリケーションは、セルラネットワーク702を使用する第1のデバイス102上でアクティブである。特定の状況に応じて、第1のデバイス102上に2つ以上のアクティブなアプリケーションが存在してもよい。本明細書の例として、サービスは、単一のデバイスに関して、第2のデバイスに再ルーティング及び転送され、任意の他のアクティブなアプリケーションは、現在サービング中のデバイスで留まる。状況によっては、2つ以上のアプリケーションが転送されてもよい。また、例として、第2のデバイス上で実行しているアクティブなアプリケーションは存在しない。状況によっては、第2のデバイスは、1つ又はそれ以上の実行中のアプリケーションを有してもよい。これらのアプリケーションは、第1のデバイス上で実行しているアプリケーションが第2のデバイスに転送される場合、状況によっては、第1のデバイスへ転送されてもよい。
イベント706では、第2のデバイスは、3GPP LTE通信仕様に従って、RRC_IDLEモードである。このモードにおいて、LTEの仕様に従って、UEデバイスは、ブロードキャスト又はマルチキャストデータを受信でき、ページングチャンネルをモニタして、着信コールを検出し、近隣セルの測定を実行し、セルセレクション並びにセル再セレクションを行い、システム情報を取得する。
イベント708では、第1のデバイス102の第2のデバイス104に対する近接性の変化が検出される。その例として、第1のデバイス102は、第2のデバイス104が第1のデバイス102のより近くに移動し、最近接閾値内に存在することを検出する。状況によっては、近接性の変化の検出は、デバイスが遠くに離れた(例えば、デバイスが検出できなくなる)という検出であってもよい。また、状況によっては、第2のデバイスが近接性の変化を検出してもよい。
送信710では、第1のデバイスは、デバイスマネージャに、検出された近接性の変化を通知する。その例として、通知メッセージがインターネットを介して送られる。本明細書で考察されるように、デバイスマネージャは、ネットワーク内又はデバイス内に存在することができる。その結果、通知メッセージを送ることは、デバイスマネージャがデバイス内で実装されている状況を論理的に表している。
イベント712では、デバイスマネージャ100は、第1のデバイスから第2のデバイスへアクティブなアプリケーションを送信する必要があるかどうかを判定する。デバイスマネージャ100は、ルール、嗜好、並びに現在の条件及び状況に関する情報を適用して、サービスが第2のデバイスに対して再ルーティングされるべきかどうかを判定する。図7の例として、デバイスマネージャ100は、サービスが転送されるべきであると判定する。
送信714では、デバイスマネージャは、セルラネットワークが第2のデバイスに接続するようにセルラネットワーク702に対して要求を送る。要求は、転送される特定のアプリケーションに応じて、特定のアプリケーションがネットワークに対してトランスペアレントであり、SIPシグナリングがネットワークをトリガして、第2のデバイスをページングするようにSIPシグナリングの形式であってもよい。
送信716では、セルラネットワーク702は、ページングメッセージを第2のデバイスに送って、通信を開始する。その例として、ページングメッセージは、3GPP LTE通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って送られる。
送信718では、第2のデバイスは、セルラネットワークに情報を送ることにより、接続の確立を開始する。情報を送るための特定のメカニズムは、特定のネットワークに依存してもよい。例えば、アイドルモードの場合、LTEネットワークとの接続の確立は、UEデバイス用のランダムアクセス手順が典型的に必要となる。これは、コンテンションレゾリューション、上りリンクタイミングアラインメント、リソース割り当て、セキュリティモードのアクティベーション、及び接続の確立の原因を解決するために必要である。
送信720では、セルラネットワーク702は、まだ確立されていな場合、EPSベアラチャンネルを確立する。
セルラネットワークと第2のデバイスとの間に適切な通信チャンネルが確立された後、デバイスマネージャ100は、アプリケーションを第2のデバイスへステアリングする。アプリケーションをステアリングする好適な手法の例として、アプリケーションのために使用されるIPパケットの従来のヘッダに加えて、ヘッダ内の要素を定義することが挙げられる。かかる例として、追加的なヘッダ内の3つの要素を定義して、アプリケーション識別子、グループ識別子、及びデバイス識別子を表す。したがって、ヘッダは、アプリケーションID、グループID、デバイスIDを含む。IPパケットをステアリングし再ルーティングするために従来のパケットゲートウエイ(P−GW)に依拠することにより、デバイスマネージャ100及びデバイス102、104内のアプリケーションレイヤだけが追加的ヘッダを追跡及び識別すればよい。本明細書における例として、デバイスマネージャは、アプリケーション制御レイヤを使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、該デバイスが今、転送された特定のアプリケーションの新しいマスタであることを通知する。アプリケーション制御レイヤをまた使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、アプリケーションのマスタではないことを通知する。イベント724では、アプリケーションは、第2のデバイス上で継続する。
図8は、デバイスマネージャ100がネットワーク内に存在するか、又はネットワークに接続され、デバイス102、104がセルラネットワーク302(702)を介してネットワーク110と通信している、デバイスのページングが行われない一例に関するメッセージ図である。第1のデバイス及び第2のデバイスは、セルラネットワークと通信を行っており、同一のeNB308又は異なるeNB602、604を介して、セルラネットワークにアクセスしていてもよい。デバイスが単一のeNBと通信している状況では、メッセージの送受信の対象をeNBにすることができるので、第1のデバイスから第2のデバイスへの通信の再ルーティングが促進される。それぞれのデバイスが、異なるeNBを介して、セルラネットワークにアクセスしている場合、メッセージの送受信の対象は、ネットワークであり、第1のeNBを介して第1のデバイスから第2のeNBを介して第2のデバイスへの通信の再ルーティングが促進される。その結果、eNB及びセルラネットワークは、「ENB/NW」702と標識されている単一のブロックによって表される。図8の例として、セルラネットワークは、3GPP LTE通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する。
イベント802では、少なくとも1つのアプリケーションは、セルラネットワーク702を使用して第1のデバイス上でアクティブである。特定の状況に応じて、第1のデバイス102上に2つ以上のアクティブなアプリケーションが存在してもよい。本明細書の例として、サービスは、単一のデバイスに関して、第2のデバイスに再ルーティング及び転送され、任意の他のアクティブなアプリケーションは、現在サービング中のデバイスで留まる。状況によっては、2つ以上のアプリケーションが転送されてもよい。また、例として、第2のデバイス上で実行しているアクティブなアプリケーションは存在しない。状況によっては、第2のデバイスは、1つ又はそれ以上の実行中のアプリケーションを有してもよい。これらのアプリケーションは、第1のデバイス上で実行しているアプリケーションが第2のデバイスに転送される場合、状況によっては、第1のデバイスへ転送されてもよい。
イベント804では、第2のデバイスは、RRC_IDLEモードである。このモードにおいて、LTEの仕様に従って、UEデバイスは、ブロードキャスト又はマルチキャストデータを受信でき、ページングチャンネルをモニタして、着信コールを検出し、近隣セルの測定を実行し、セルセレクション並びにセル再セレクションを行い、システム情報を取得する。
イベント806では、第1のデバイスの第2のデバイスに対する近接性の変化が検出される。その例として、第2のデバイスは、第1のデバイスが第2のデバイスのより近くに移動し、最近接閾値内に存在することを検出する。状況によっては、近接性の変化の検出は、デバイスが遠くに離れたという検出であってもよい。また、状況によっては、第1のデバイスが変化を検出してもよい。
送信808では、第2のデバイスは、セルラネットワーク702にメッセージを送信することにより、接続の確立を開始する。開始は、変化の近接性に応答する。
送信810では、まだ確立されていな場合、セルラネットワーク702及び第2のデバイスは、EPSベアラチャンネルを確立する。
送信812では、第2のデバイスは、デバイスマネージャ100に検出された近接性の変化を通知する。その例として、通知メッセージがインターネットを介して送られる。
イベント814では、デバイスマネージャ100は、第1のデバイスから第2のデバイスへアクティブなアプリケーションを送信する必要があるかどうかを判定する。デバイスマネージャ100は、ルール、嗜好、並びに現在の条件及び状況に関する情報を適用して、サービスが第2のデバイスに対して再ルーティングされるべきかどうかを判定する。図8の例として、デバイスマネージャ100は、サービスが転送されるべきだと判定する。
送信816では、デバイスマネージャ100は、アプリケーションを第2のデバイスに対してステアリングする。アプリケーションをステアリングする好適な手法の例として、アプリケーションのために使用されるIPパケットの従来のヘッダに加えて、ヘッダ内の要素を定義することが挙げられる。かかる例として、追加的なヘッダ内の3つの要素を定義して、アプリケーション識別子、グループ識別子、及びデバイス識別子を表す。IPパケットをステアリングし再ルーティングするために従来のパケットゲートウエイ(P−GW)に依拠することにより、デバイスマネージャ100及びデバイス102、104内のアプリケーションレイヤだけが追加的ヘッダを追跡及び識別すればよい。本明細書における例として、デバイスマネージャは、アプリケーション制御レイヤを使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、そのデバイスが今、転送された特定のアプリケーションの新しいマスタであることを通知する。アプリケーション制御レイヤをまた使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、アプリケーションのマスタではないことを通知する。イベント818では、アプリケーションは、第2のデバイス上で継続する。
図9は、デバイスマネージャ100がデバイス102,104内のローカルデバイスマネージャ202,204として実装される例に関するメッセージ図である。
イベント902では、第1のデバイスとアプリケーションサーバ108との間で通信を行って、2つのアクティブなアプリケーション(App1及びApp2)を促進している。
イベント904では、第1のデバイスは、両方のアプリケーションのマスタである。したがって、ローカルデバイスマネージャ202は、アクティブなアプリケーションのマスタである。
イベント906では、第1のデバイスの第2のデバイスに対する近接性の変化が検出される。その例として、第1のデバイスは、第2のデバイスが第1のデバイスのより近くに移動し、最近接閾値内に存在することを検出する。状況によっては、近接性の変化の検出は、デバイスが遠くに離れたという検出であってもよい。また、状況によっては、第2のデバイスが変化を検出してもよい。
送信908では、第1のデバイスは、第2のデバイスをピンして、第2のデバイスがネットワークに接続していることを確認する。上述したように、ピンにより、ネットワークに対する接続状態を確認するためのメカニズムが提供される。状況によっては、あるデバイスは、ディスカバリメッセージ内の自身のリンク状況をブロードキャストしてもよい。他の状況では、デバイスは、近接性の検出交換プロトコル(proximity detection exchange protocol)中、ネットワークとのお互いのリンク品質を確認する。
送信910では、第1のデバイスは、アプリケーションサーバ108に対して、アプリケーションのうち一方(App1)が、第2のデバイスに再ルーティングされるべきであることを通知する。アプリケーション制御レイヤをまた使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、アプリケーションのマスタではないことを通知する。しかしながら、このケースでは、アプリケーション制御レイヤに対して、マスタとしての機能をリリースする要求を通知するのは、デバイスである。状況によっては、例えば、アプリケーション(App)のサブセットは、第1のデバイス(デバイス1)と関連し、他のサブセットは、第2のデバイス(デバイス2)などと関連する。他の実施において、それぞれのAppは、それぞれのデバイスに関連し、それぞれのappに対するそれぞれのデバイスの優先度は、デバイスマネージャにおいてリスト化されている。表1は、かかる例を提供及び説明する。
Figure 2018515013
イベント912では、アプリケーションサーバ108は、アプリケーションを第2のデバイスに再ルーティングする。
イベント914では、第2のデバイスは、アプリケーション(App1)のマスタになる。本明細書における例として、サービスを再ルーティングするために使用される制御情報を使用して、第2のデバイスをマスタとして割り当てる。状況によっては、マスタとしての役割を引き受けることを示す確認メッセージが第2のデバイスにより送られる。
イベント916では、再ルーティングされなかった他のアプリケーション(App2)は、第1のデバイスをマスタとして、第1のデバイスとの通信リンクを継続する。
イベント918では、デバイスのうち一方又は両方は、他方のデバイスをピンして、それぞれのデバイスがネットワークと接続していることを確認する。
図10は、図4及び図9のスマートヘッドセットとしての使用に好適なスマートヘッドセット1000の一例のブロック図である。スマートヘッドセット1000はまた、本明細書で考察される他の例では、デバイスの1つとして使用されてもよい。図10は、それぞれがローカルデバイスマネージャ292、204を有する、スマートヘッドセット1000及びスマートハンドセット1002を示す。ローカルデバイスマネージャは、状況によっては、ローカルデバイスマネージャのうち一方又は両方を省略することができることを示すために、破線のブロックで図示されている。
スマートヘッドセット1000は、スピーカ1006と、マイクロフォン1008と、スピーチプロセッサアクセラレータ(speech processor accelerator)1010と、制御部1012と、Bluetooth送受信機1014と、セルラ送受信機1016と、バッタ(batter)電源1018と、を備える。スピーチプロセッサアクセラレータ1010は、音声からテキスト及びテキストから音声への変換、並びに他の音声プロセッサ機能を実行する。Bluetooth送受信機は、Bluetooth技術及びシグナリングを使用して、スマートハンドセット1002など他のデバイスと通信する。Bluetooth送受信機はまた、スマートヘッドセットなどのユーザグループ内の他のデバイスにより送信されたBluetooth信号を検出することにより、近接性検出デバイスとして動作することができる。セルラ送受信機1016は、eNBと通信し、状況によっては、セルラ通信技術及びシグナリングを使用して、他のハンドセットと通信する。例として、セルラ送受信機は、3GPP LTE通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する。制御部1012は、本明細書に記載されるように、スマートヘッドセットの機能を促進し、スマートヘッドセットの全体のオペレーションも促進する。バッテリ電源1018は、スマートヘッドセットの構成要素に電源を供給する。
スマートヘッドセットは、少なくとも2つのモードで動作する。第1のモードでは、ヘッドセットは、スタンドアロン型携帯電話である。第2のモードでは、スマートヘッドセットは、スマートフォン、携帯電話、マルチモードデバイス、又は他のUEデバイスと無線通信する無線(例えば、Bluetooth)ヘッドセットである。第1のモードの間、スマートヘッドセットは、eNBとの着信及び発信ボイスコール、着信メッセージ用のテキストの音声化、発信メッセージ用の音声のテキスト化、及びウェブアクセス用の音声認識/翻訳をサポートできる。状況によっては、スマートヘッドセットは、セルラインターフェイスに加えて、ネットワークへ接続するためのWi−Fiインターフェイスを備えることができる。
いくつかの実施において、スマートヘッドセット及びスマートハンドセットは、同一の電話番号を有してもよい。他の実施において、デバイスは、異なる電話番号を有してもよい。
動作中、他方のデバイスに対する近接性の変化を検出するスマートヘッドセット又はスマートハンドセットのいずれか一方に応答して、サービスを転送することができる。場合によっては、図4を参照して上で考察したように、近接性の変化が通知された後、セルラネットワークは、デバイス間の送信サービスを管理することができる。他のネットワーク管理の例は、図11及び図12を参照して以下で論じる。
スマートハンドセットが検出され、範囲内にある場合、スマートヘッドセットは、Bluetoothを介して、スマートハンドセットに自律的に接続するか、又はハンドセットに接続するよう指示される。1つ又はそれ以上のアプリケーションのためのサービスは、ヘッドセットからハンドセットへ移行する。
状況によっては、スマートハンドセット1002は、スマートフォンとスマートヘッドセットとの間のサービスの再ルーティングを調整するマスタデバイスである。1つの例では、全てのサービスは、最初、スマートハンドセットに直接向かい、スマートハンドセットは、ボイスコールなど適切なサービス及びテストメッセージをスマートヘッドセットに転送する。かかる実施では、ネットワークは、転送エンティティとしての役割を果たす。
したがって、例示的なスマートヘッドセットは、スマートヘッドセットで受信された受信情報に基づいて、出力音を生成するように構成されたスピーカを備える。マイクロフォンは、入力音に基づいて、マイクロフォン信号を生成して、スマートヘッドセットから送信するための送信情報を形成するように構成されている。セルラ送受信機は、セルラ通信ネットワークと無線通信するように構成され、Bluetooth送受信機は、スマートハンドセットなど他のデバイスと無線通信するように構成されている。制御部は、第1のモード及び第2のモードを含む少なくとも2つのモードの選択動作モードに、スマートヘッドセットを設定するように構成されている。スマートヘッドセットは、スマートヘッドセットが第1のモードの場合、受信情報がセルラ送受信機を介してセルラネットワークから受信され、送信情報がセルラ送受信機を介してセルラネットワークへ送信されるように、セルラ送受信機を介して、セルラネットワークと通信する。スマートヘッドセットは、スマートヘッドセットが第2のモードの場合、受信情報がBluetooth送受信機を介してスマートハンドセットから受信され、送信情報がBluetooth送受信機を介してスマートハンドセットへ送信されるように、Bluetooth送受信機を介して、スマートハンドセットと通信する。制御部は、スマートハンドセットがスマートヘッドセットから最近接範囲より遠いと判定された場合、ヘッドセットを第1のモードに設定するように構成され、スマートハンドセットがスマートヘッドセットに対して最近接範囲内に存在すると判定された場合、ヘッドセットを第2のモードに設定するように構成されている。1つの例では、制御部は、スマートハンドセットにより送信された短距離信号に基づいて、スマートハンドセットが最近接範囲内に存在するかどうかを判定する。好適な短距離信号のいくつかの例として、Bluetooth信号及びZig−bee信号が挙げられる。
通信がテキストメッセージを含む場合、スピーチプロセッサアクセラレータは、受信情報の受信テキスト情報を出力音を形成する音声に変換するように構成され、マイクロフォン信号を送信情報を形成する送信テキスト情報に変換するように構成されている。
図11は、スマートヘッドセットがモード1である一例に関するメッセージ図である。図11の例において、スマートハンドセットへのサービスがWi−Fi経由でルーティングされる。状況によっては、サービスは、LTE経由でルーティングされてもよい。
イベント1102では、ペアリングをアクティブ化する。その結果、スマートヘッドセット及びスマートハンドセットは、互いに検出及び接続を試みる。
ステップ1104では、ヘッドセットもハンドセットも、他方のデバイスを検出できない。その結果、スマートヘッドセットは、ネットワークに対して直接いくつかのアプリケーションを扱うモード1である。
送信1106では、スマートハンドセットは、ネットワーク702に対して、ハンドセット及びヘッドセットがモード1であることを通知する。スマートハンドセットは、通知メッセージを送る。状況によっては、スマートヘッドセットは、ネットワークに通知する。
イベント1108では、モード1のスマートヘッドセットに適用可能なアプリケーション用のサービスが、スマートヘッドセットにルーティングされる。したがって、スマートヘッドセットによって扱うことができるボイスコール及びテキストメッセージ用のサービスが、スマートヘッドセットにルーティングされる。
イベント1110では、スマートヘッドセットが扱うことができない他のアプリケーション用のトラフィックが、Wiiネットワークにルーティングされる。Wi−Fiネットワークは、その後、トラフィックをスマートハンドセットにルーティングする。
図12は、スマートヘッドセットがモード2である一例に関するメッセージ図である。
イベント1202では、ペアリングをアクティブ化する。その結果、スマートヘッドセット及びスマートハンドセットは、互いに検出及び接続を試みる。
ステップ1204では、ヘッドセット又はハンドセットのうち少なくとも一方は、他方のデバイスを検出する。その結果、スマートヘッドセットは、ペリフェラルBluetoothヘッドセットデバイスとして、スマートハンドセットに接続するモード2になる。
送信1206では、スマートハンドセットは、ネットワーク702に、ハンドセット及びヘッドセットがモード2であることを通知する。
イベント1208では、全てのアプリケーションのためのサービスがスマートハンドセットにルーティングされる。
当業者であれば、これらの教示に照らして、本発明の他の実施形態及び変更形態を容易に実施し得ることは明白である。上記の説明は、例示的なものであり、限定的なものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみ限定されるべきものであり、特許請求の範囲には、上述の詳細及び添付の図面を組み合わせて考慮した場合の、あらゆる実施形態及び変更形態が含まれる。したがって、本発明の範囲は、上記の説明を参照して判定されるのではなく、均等物の全範囲とともに、添付される請求の範囲を参照して判定されるべきである。
ある状況では、現在アクティブなアプリケーションのサービスを一方のユーザデバイスから他方のユーザデバイスへ切り替えることが有用又は有益である場合がある。ユーザがアプリケーションにアクセスするために利用するデバイスの変更に加えて、アプリケーションのための通信路が、第1のユーザデバイスへの第1の通信路から第2のユーザデバイスへの第2の通信路へ変更される。該2つの通信路は、少なくともいくつかの異なる通信システムのインフラストラクチャを使用している。例えば、自宅に到着すると、ユーザは、セルラハンドセット上の現在アクティブなボイスコールをスマートテレビに転送し、スマートテレビを介してコールを継続したい場合がある。スマートテレビは、電気ケーブル又は光ファイバーケーブルにより提供されるインターネット接続によって、ネットワークに接続される場合が多いので、アクティブなコールを移行(転送)するためには、ケーブル接続を介して、スマートテレビからボイスコールのアプリケーションサーバへの接続リンク(経路)を確立し、セルラネットワークを介するセルラハンドセットからのコールの接続を切断する必要がある。以下に説明する技術に従って、デバイスマネージャは、定義されたデバイスグループに関連するユーザデバイス間の近接性の変化に基づいて、効率的かつインテリジェントに、デバイス間のサービスルーティングを管理している。デバイスマネージャは、近接性の変化に加えて、他の要因、状況、(ユーザの嗜好などの)設定、信号の品質、通信路の品質/能力、アプリケーションタイプ、ユーザに関連するデバイスのタイプ及び数、並びに動的なユーザインプットの任意の組み合わせを評価することができる。以下に述べるように、デバイスマネージャは、サーバなどのネットワーク上のエンティティ内に実装されるか、ユーザデバイス内で実装され、ユーザデバイスにわたって分配されるか、又は両方のデバイス及びネットワークエンティティ内で実装されてもよい。任意のネットワークレイヤにおいてデバイスマネージャを実装することができるが、デバイスマネージャは、本明細書に記載された例では、アプリケーションレイヤ内に実装される。
検出された近接性の変化は、他のデバイスがデバイスに近づいたという判定であってもよく、又は他のデバイスが遠く離れるように移動したという判定であってもよい。また、近接性の変化は、近接性検出部により提供される情報から直接判定されてもよく、又は推測若しくは間接的に判定されてもよい。例えば、近接性検出部がGPSモデュールを備える場合、ユーザがユーザの住居など特定の場所に到着したという判定を評価して、ユーザにより携帯されている第1のデバイスが住居内の第2のデバイスに近づいたと判定してもよい。間接的な近接性の変化の判定の別の例では、特定の場所における固定型デバイス内の近接性検出部が、特定の場所のユーザの存在を識別する網膜スキャナなどのユーザ識別センサを備える。その場所でユーザの識別が促進されたことに応じて、制御部は、典型的にユーザが携帯しているモバイルデバイスがその場所の固定型デバイスに近づいたことを判定する。かかる状況は、固定型デバイスが、ユーザの住居における網膜スキャナを有するスマートテレビであり、モバイルデバイスが、セルラハンドセットである場合に生じ得る。
図1のデバイス及びネットワークエンティティを参照して説明されるブロックの多様な機能及び動作は、任意の数のエンティティ、サーバ、デバイス、回路、又は要素において実施されてもよい。機能ブロックのうち2つ以上が単一のデバイスに統合されてもよく、任意の単一のデバイスにおいて実行されるように記載される機能は、複数のデバイスにわたって実施されてもよい。例えば、デバイスマネージャ及びアプリケーションは、同一のネットワークエンティティで実装されてもよい。
ボイスコール300がアクティブである間、スマートテレビ306は、セルラデバイス304とスマートテレビ306との間の近接性の変化を検出する。スマートテレビ306は、例えば、網膜スキャンに基づいて、ユーザが帰宅したことを検出する。したがって、イベント316では、スマートテレビ306は、セルラデバイス304がスマートテレビ306の最近接範囲内にいると判定する。送信318では、それに応じて、スマートテレビ306は、デバイスマネージャ100に対して、セルラデバイス304が近くに存在することを通知する。デバイスマネージャ100は、現在の条件並びに特定のユーザに対する嗜好及び再ルーティングルールを評価し、アクティブなコールが再ルーティングされるべきかどうかを判定する。コールを再ルーティングするべきだとの判定に応じて、デバイスマネージャ100は、コール再ルーティング要求送信320をボイスコールサーバ310に送る。それに応じて、スマートテレビ、セルラデバイス306、及びセルラオペレータネットワーク302と協働しているボイスコールサーバ310は、アクティブなコールをスマートテレビ306に再ルーティングする。再ルーティングされたコールのための新しい通信路は、スマートテレビ306とボイスコールサーバ310との間にあり、アクセスポイント312とスマートテレビ306との間及びケーブルプロバイダネットワーク314とインターネットとの間にWi−Fiエアインターフェイスを備える。
図4は、アクティブなアプリケーションがセルラスマートヘッドセットデバイス402からマルチモードデバイス(Wi−Fiセルラハンドセット)404へ再ルーティングされるセルラネットワーク302上のボイスコール400である場合の例に関するシステム10のブロック図である。図4の例として、マルチモードハンドセット404が近接性の変化が生じたと判定した場合、ユーザは、セルラネットワーク302にアクセスしているセルラスマートヘッドセット402によるアクティブなコール400の最中である。マルチモードハンドセット404は、Wi−Fiネットワーク及びセルラネットワークにアクセスすることができるセルラユーザ機器(UE)デバイスなどのデバイスである。スマートヘッドセット402は、セルラネットワークに直接アクセスすることができ、またネットワークにアクセスする他のデバイスと通信するペリフェラル(peripheral)ヘッドセットデバイスとして使用できるヘッドセットである。したがって、スマートヘッドセット402は、自身がスタンドアロン型携帯電話である第1のモードで動作することができ、自身がスマートフォン、携帯電話、マルチモードデバイス、又は他のUEデバイスと無線通信する無線(例えば、Bluetooth)ヘッドセットである、第2のモードで動作することができる。好適なスマートヘッドセットの例は、以下の図10を参照して考察する。その例として、マルチモードハンドセット404は、スマートヘッドセット402により送信されるBluetooth信号などの信号を検出し、その信号に基づいて、スマートヘッドセット403が、同一のユーザグループの一員であり、マルチモードハンドセット404との通信に対して十分近くにいると判定する。マルチモードハンドセット404は、送信408をデバイスマネージャ100に送り、デバイスマネージャ100に対して、スマートヘッドセット402に対する近接性の変化を通知する。
ボイスコール400がアクティブの間、マルチモードデバイス404は、スマートヘッドセット402とマルチモードデバイス404との間の近接性の変化を検出する。マルチモードデバイス404は、例えば、スマートヘッドセットにより送信された無線信号を検出することができる。したがって、イベント406では、マルチモードデバイス404は、スマートヘッドセット402がマルチモードデバイス404に近接していると判定する。それに応じて、マルチモードデバイス404は、デバイスマネージャ100に対して、スマートヘッドセット402が近くにいると、通知送信408で通知する。イベント410では、デバイスマネージャ100は、現在の条件並びに特定のユーザの嗜好及び再ルーティングルールを評価し、アクティブなコールが、再ルーティングされるべきかどうかを判定する。コールを再ルーティングするべきだとの判定に応じて、デバイスマネージャ100は、コール再ルーティング要求送信412をボイスコールサーバ310に送る。それに応じて、マルチモードデバイス、スマートヘッドセット、及びセルラオペレータネットワーク302と協働しているボイスコールサーバ310は、アクティブなコールを、イベント414で、マルチモードデバイス404に再ルーティングする。再ルーティングされたコールのための新しい通信路は、マルチモードデバイス404と、ボイスコールサーバ310との間にあり、アクセスポイント312とマルチモードデバイス404との間及びケーブルプロバイダネットワーク314とインターネット112との間にWi−Fiエアインターフェイスを備える。
図5は、第1のデバイス102び第2のデバイス104が、セルラネットワーク302の同一のeNB308を介してネットワーク110にアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。図5の例として、サービスは、第1のデバイス102の第2のデバイス104に対する近接性の変化に応じて、同一のeNB308を介して、第1のデバイス102から第2のデバイス104へ再ルーティングされる。
図6は、第1のデバイス102及び第2のデバイス104が、セルラネットワーク302の異なるeNB602、604を介してネットワーク110にアクセスする一例に関するシステムのブロック図である。図6の例として、第1のデバイス102は、第1のeNB602を介して、セルラネットワーク302を介して通信し、第2のデバイスは、第2のeNB604を介して、セルラネットワークを介して通信する。サービスは、第1のデバイス102の第2のデバイス104に対する近接性の変化に応じて、異なるeNB308を介して、第1のデバイス102から第2のデバイス104へ再ルーティングされる。eNB602、604は、同一のプロバイダのネットワークの一部であってもよく、異なるプロバイダのネットワークに接続されてもよい。したがって、セルラオペレーティングネットワークは、状況によっては、複数のオペレータを含むことができる。
送信808では、第2のデバイスは、セルラネットワーク702にメッセージを送信することにより、接続の確立を開始する。開始は、近接性の変化に応答する。
送信910では、第1のデバイスは、アプリケーションサーバ108に対して、アプリケーションのうち一方(App1)が、第2のデバイスに再ルーティングされるべきであることを通知する。アプリケーション制御レイヤをまた使用して、サービスが転送されたデバイスに対して、アプリケーションのマスタではないことを通知する。しかしながら、このケースでは、アプリケーション制御レイヤに対して、マスタとしての機能をリリースする要求を通知するのは、デバイスである。状況によっては、例えば、アプリケーション(App)のサブセットは、第1のデバイス(デバイス1)と関連し、他のサブセットは、第2のデバイス(デバイス2)などと関連する。他の実施において、それぞれのAppは、それぞれのデバイスに関連し、それぞれのAppに対するそれぞれのデバイスの優先度は、デバイスマネージャにおいてリスト化されている。表1は、かかる例を提供及び説明する。
図10は、図4及び図9のスマートヘッドセットとしての使用に好適なスマートヘッドセット1000の一例のブロック図である。スマートヘッドセット1000はまた、本明細書で考察される他の例では、デバイスの1つとして使用されてもよい。図10は、それぞれがローカルデバイスマネージャ202、204を有する、スマートヘッドセット1000及びスマートハンドセット1002を示す。ローカルデバイスマネージャは、状況によっては、ローカルデバイスマネージャのうち一方又は両方を省略することができることを示すために、破線のブロックで図示されている。
スマートヘッドセット1000は、スピーカ1006と、マイクロフォン1008と、スピーチプロセッサアクセラレータ(speech processor accelerator)1010と、制御部1012と、Bluetooth送受信機1014と、セルラ送受信機1016と、バッテリ電源1018と、を備える。スピーチプロセッサアクセラレータ1010は、音声からテキスト及びテキストから音声への変換、並びに他の音声プロセッサ機能を実行する。Bluetooth送受信機は、Bluetooth技術及びシグナリングを使用して、スマートハンドセット1002など他のデバイスと通信する。Bluetooth送受信機はまた、スマートヘッドセットなどのユーザグループ内の他のデバイスにより送信されたBluetooth信号を検出することにより、近接性検出デバイスとして動作することができる。セルラ送受信機1016は、eNBと通信し、状況によっては、セルラ通信技術及びシグナリングを使用して、他のハンドセットと通信する。例として、セルラ送受信機は、3GPP LTE通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する。制御部1012は、本明細書に記載されるように、スマートヘッドセットの機能を促進し、スマートヘッドセットの全体のオペレーションも促進する。バッテリ電源1018は、スマートヘッドセットの構成要素に電源を供給する。
状況によっては、スマートハンドセット1002は、スマートフォンとスマートヘッドセットとの間のサービスの再ルーティングを調整するマスタデバイスである。1つの例では、全てのサービスは、最初、スマートハンドセットに直接向かい、スマートハンドセットは、ボイスコールなど適切なサービス及びテキストメッセージをスマートヘッドセットに転送する。かかる実施では、ネットワークは、転送エンティティとしての役割を果たす。
イベント1110では、スマートヘッドセットが扱うことができない他のアプリケーション用のトラフィックが、Wi−Fiネットワークにルーティングされる。Wi−Fiネットワークは、その後、トラフィックをスマートハンドセットにルーティングする。

Claims (20)

  1. 第1のデバイスの第2のデバイスに対する近接性の変化が変化したことを示す近接性の通知を受信する工程であって、前記第1のデバイスは、通信ネットワークを介して、第1の通信路によりアプリケーションサーバと通信する前記第1のデバイスを含むアプリケーションを実行する、工程と、
    前記近接性の通知に応じて、前記第2のデバイスが前記通信ネットワークを介して、第2の通信路により前記アプリケーションサーバと通信する前記第2のデバイスを含む前記アプリケーションを実行するように前記アプリケーションを前記第2のデバイスに転送する工程と、を含む、方法。
  2. デバイスマネージャが、前記近接性の通知を受信する工程と、
    前記デバイスマネージャが、前記アプリケーションを転送するための少なくとも1つの所定のルールに基づいて、前記アプリケーションを転送するかどうかを判定する工程と、
    前記ルールに適合した場合、前記アプリケーションを転送する工程と、を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記デバイスマネージャが、少なくとも1つのユーザの嗜好に基づいて、前記ルールを転送するかどうかを判定することを更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記近接性の変化が検出された後、前記ユーザの嗜好が適用される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アプリケーションを転送する工程は、
    前記第2のデバイスと前記アプリケーションサーバとの間の接続を確立する工程と、
    前記第1のデバイスと前記アプリケーションサーバとの間の通信を前記第1の通信路から前記第2の通信路へ再ルーティングする工程と、含む、請求項1に記載の方法。
  6. 通信を再ルーティングする工程は、再ルーティング要求メッセージを前記アプリケーションサーバに送る工程を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 通信を再ルーティングする工程は、前記アプリケーションサーバとの通信のために使用されるインターネットプロトコル(IP)パケット内のヘッダ情報を変更する工程を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記ヘッダ情報は、アプリケーション識別子、ユーザグループ識別子、及びデバイス識別子を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 通信を再ルーティングする工程は、前記アプリケーションの転送を制御するためのマスタデバイスとして前記第2のデバイスを割り当てるマスタデバイス割り当てインジケータを送る工程を含む、請求項5に記載の方法。
  10. 通信を再ルーティングする工程は、前記アプリケーションの転送を制御するためのマスタデバイスとして、前記第1のデバイスをリリースするマスタデバイスリリースインジケータを送る工程を含む、請求項5に記載の方法。
  11. 前記近接性の変化は、前記第1のデバイスが前記第2のデバイスに対して最近接範囲内に存在することを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記近接性の変化は、前記第1のデバイスが前記第2のデバイスに対して最近接範囲外に存在することを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記通信ネットワークは、第1の技術通信ネットワーク及び第2の技術ネットワークを含み、前記第1の通信路は、前記第1の技術通信ネットワークを含み、前記第2の通信路は、前記第2の技術ネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1の技術通信ネットワーク及び前記第2の技術通信ネットワークのうち一方は、第3世代パートナシッププロジェクトのロング・ターム・エボリューション(3GPP LTE)通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する3GPP LTEネットワークであり、前記第1の技術通信ネットワーク及び前記第2の技術通信ネットワークのうち他方は、Wi−Fi通信ネットワークである請求項13に記載の方法。
  15. 前記近接性の通知は、前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスのうち一方から受信され、前記近接性の通知は、前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスのうち一方による前記近接性の変化の検出に基づいている、請求項1に記載の方法。
  16. 前記近接性の変化の前記検出は、受信無線信号に基づいている、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2のデバイスが、前記アプリケーションのための通信をサポートすることができる前記ネットワークに接続しているかどうかを判定する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第2のデバイスが前記アプリケーションのための通信をサポートすることができる前記ネットワークに接続しているかどうかを判定する工程は、
    前記第2のデバイスから前記ネットワークへ送信を送る工程と、
    前記送信に基づいて、前記第2の通信路の品質を判定する工程と、を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2のデバイスが前記アプリケーションのための通信をサポートすることができる前記ネットワークに接続しているかどうかを判定する工程は、
    前記第2の通信路の前記品質を確認するように前記第2のデバイスに要求する、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの送信のリンク品質要求メッセージを前記第2のデバイスから前記ネットワークへ送る工程を更に含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記通信ネットワークは、
    アクセスポイントを有する第1の無線技術ネットワークと、
    第3世代パートナシッププロジェクトのロング・ターム・エボリューション(3GPP LTE)通信仕様の少なくとも1つの改訂版に従って動作する第2の無線技術ネットワークであって、前記第2の無線技術ネットワークは、第1のeNB及び第2のeNBを含み、前記第1の経路は、前記アクセスポイント、前記第1のeNB、及び前記第2のeNBのうち1つとの接続を含み、前記第2の通信路は、前記アクセスポイント、前記第1のeNB及び前記第2のeNB、並びに前記第2の通信路のうち1つとの別の接続を含む、第2の無線技術ネットワークと、を含む、請求項1に記載の方法。
JP2017552117A 2015-04-17 2016-04-18 サービスルーティングのためのデバイスマネージャ Ceased JP2018515013A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562149154P 2015-04-17 2015-04-17
US62/149,154 2015-04-17
US201562187980P 2015-07-02 2015-07-02
US62/187,980 2015-07-02
PCT/US2016/028132 WO2016168831A1 (en) 2015-04-17 2016-04-18 Device manager for service routing

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018515013A true JP2018515013A (ja) 2018-06-07

Family

ID=57126892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017552117A Ceased JP2018515013A (ja) 2015-04-17 2016-04-18 サービスルーティングのためのデバイスマネージャ

Country Status (3)

Country Link
US (2) US10368170B2 (ja)
JP (1) JP2018515013A (ja)
WO (2) WO2016168831A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020535725A (ja) * 2017-09-27 2020-12-03 ソノズ インコーポレイテッド 近接再生デバイス

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10891959B1 (en) 2016-07-01 2021-01-12 Google Llc Voice message capturing system
US10778559B2 (en) * 2016-10-17 2020-09-15 Salesforce.Com, Inc. Facilitating simulation of network conditions in a hybrid application environment
US11323375B2 (en) * 2017-12-27 2022-05-03 Nec Corporation Communication device, communication method, and computer readable medium
CN111818444B (zh) 2019-07-31 2022-02-08 维沃移动通信有限公司 寻呼方法、装置及终端、网络侧设备
CN111246593B (zh) * 2020-01-21 2022-04-01 北京大学 支持无终端用户的移动通信方法及电子装置
US11886909B2 (en) * 2021-07-23 2024-01-30 Dell Products L.P. Method and system for determining application migration eligibility in execution environments
US11991303B1 (en) * 2024-01-29 2024-05-21 Wilson Sherman Voice controlled and self integrated driving headset

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004357217A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Toshiba Corp 電話交換装置及び電話交換システム
WO2006095406A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 National Institute Of Information And Communications Technology 位置情報サーバシステム及びそれを用いた無線通信システム
JP2008104102A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Bb Corp 通信システム、携帯端末、情報処理装置、通信方法、サーバおよびプログラム
JP2011187058A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Panasonic Corp アプリケーションのセッション継続性に対応するシステム及び方法
US20130102250A1 (en) * 2011-10-25 2013-04-25 Nokia Corporation Close-proximity wireless communication transfer
JP2013229803A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Panasonic Corp 通信ノード

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7343177B2 (en) * 2005-05-03 2008-03-11 Broadcom Corporation Modular ear-piece/microphone (headset) operable to service voice activated commands
US8244179B2 (en) 2005-05-12 2012-08-14 Robin Dua Wireless inter-device data processing configured through inter-device transmitted data
US8792945B2 (en) 2006-10-31 2014-07-29 Motorola Mobility Llc Methods and devices for dual mode bidirectional audio communication
WO2009158722A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-30 Servo Software, Inc. Mobile application discovery through mobile search
JP4402162B2 (ja) 2009-04-24 2010-01-20 パナソニック株式会社 携帯端末の音声認識制御方法及び無線通信システム
US8904212B2 (en) * 2009-11-20 2014-12-02 Plantronics, Inc. Power management utilizing proximity or link status determination
US8849253B2 (en) * 2011-12-09 2014-09-30 Verizon Patent And Licensing Inc. Location-based proximity notification
US8849203B2 (en) * 2012-06-27 2014-09-30 Alcatel Lucent Discovering proximity devices in broadband networks
US9414422B2 (en) * 2013-01-08 2016-08-09 Broadcom Corporation Proximity detection for mobile communication devices using geo-fencing
WO2014143814A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Bodhi Technology Ventures Llc Facilitating a secure session between paired devices

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004357217A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Toshiba Corp 電話交換装置及び電話交換システム
WO2006095406A1 (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 National Institute Of Information And Communications Technology 位置情報サーバシステム及びそれを用いた無線通信システム
JP2008104102A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Bb Corp 通信システム、携帯端末、情報処理装置、通信方法、サーバおよびプログラム
JP2011187058A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Panasonic Corp アプリケーションのセッション継続性に対応するシステム及び方法
US20130102250A1 (en) * 2011-10-25 2013-04-25 Nokia Corporation Close-proximity wireless communication transfer
JP2013229803A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Panasonic Corp 通信ノード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020535725A (ja) * 2017-09-27 2020-12-03 ソノズ インコーポレイテッド 近接再生デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016168831A1 (en) 2016-10-20
US20180139686A1 (en) 2018-05-17
US10368170B2 (en) 2019-07-30
WO2016168829A1 (en) 2016-10-20
US20180139315A1 (en) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2022202091B2 (en) Realizing mobile relays for device-to-device (D2D) communications
US10368170B2 (en) Smart headset and method of routing service in response to proximity to mobile device
JP6463477B2 (ja) 中継端末の再選方法及び装置
EP3583792B1 (en) Wlan d2d interworing with lte prose
US9832807B2 (en) Method and device for mode switching
EP3364676B1 (en) Method for supporting pdn gw selection
EP1696684B1 (en) Radio communication system
US20110280239A1 (en) Communication session hand-off method and communication device
RU2010118804A (ru) Способ мобильной связи и базовая станция радиосвязи
EP2930977B1 (en) A method for operating a base station
WO2011136104A1 (ja) 移動局及び無線制御装置
KR102260458B1 (ko) 이동통신 시스템에서 게이트웨이 변경을 지원하기 위한 네트워크 장치 및 그 동작 방법
JP6533591B2 (ja) アクセスポイント間の自動切り替え方法、及び無線ルーティング装置
JP5417780B2 (ja) 無線通信システム、端末装置及び無線基地局
CN102984813B (zh) 数据直通处理方法、设备和系统
KR20090077166A (ko) 이동통신 단말기를 경유한 공유단말기의 데이터 송수신방법
JP2013187644A (ja) 通信装置及びその制御方法、プログラム
JP6112837B2 (ja) 移動通信システム、移動通信装置、固定中継装置及び集線装置
US20150319683A1 (en) Communication system, communication device, and connection selection control method
KR20150018464A (ko) 장치간 데이터 중계 방법
US20160308600A1 (en) Base station apparatus, terminal apparatus, and wireless access system
JP2007028231A (ja) 無線lanシステム
JP2014107702A (ja) 移動通信システム、移動通信装置、固定中継装置及び集線装置
JP2015146539A (ja) 無線通信端末および移動体無線通信システムへの接続方法
JP2014116702A (ja) 通信システム、無線通信装置および通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20171004

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171127

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20191126