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JP4156061B2 - 搬送装置 - Google Patents

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JP4156061B2 JP34341697A JP34341697A JP4156061B2 JP 4156061 B2 JP4156061 B2 JP 4156061B2 JP 34341697 A JP34341697 A JP 34341697A JP 34341697 A JP34341697 A JP 34341697A JP 4156061 B2 JP4156061 B2 JP 4156061B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送車を案内する案内レール、前記案内レールに沿って設けられた交流電流が通電されて磁界を発生する給電線および前記給電線から電力を供給され荷物を搬送する搬送車から構成される搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる搬送設備は、搬送体が案内レールに案内される状態で移動して、荷の搬送に利用される。この搬送体には、例えば走行駆動用のモータ類等の電力を必要とする機器が搭載されている場合が多く、これらの機器に何らかの形で電力を供給する必要がある。このため、案内レールに沿って、高周波電流を通電する給電線を併設し、この給電線の高周波電流により発生する磁束を媒介として搬送体側の共振コイルに高周波の起電力を生じさせ、地上側から搬送車に対して電力を供給する構成が考えられている。
【0003】
ところで、一般的に、搬送体を案内する案内レールとしては、全長に亘って固定配置された単一経路の案内レールのみならず、例えば、案内レールに分岐部が存在する。その分岐部で搬送体を分岐させる場合、または、搬送体のメンテナンスの際に搬送体を本来の案内レールから離脱させる場合等があり、案内レールの一部を可動の案内レールで構成することがある。
【0004】
このように案内レールの一部が可動とされている場合、上記の給電線は、高周波抵抗の低減のため、並列接続等の任意の配線が困難な特殊な線材を用いる場合が多く、可動の部分も含めて一連の給電線を設置するのは困難である。従来、案内レールのうちの可動の部分は、他の案内レール部分とは別系統の給電線を設ける必要があった。
【0005】
そこで、別系統の給電線を設けずに可動の部分を伸縮可能な融通部として一連の給電線を設置可能とする構成を図8に示す。図8は、図9に示す搬送装置の可動部分を示す斜視図である。この図8において、特に可動レールBにおける給電線の配線についてを説明する。
固定レールCから出た給電線3は、融通部3aを経て可動レールBに至り、他端側でUターンして可動レールBにおいても給電線3を左右一対に形成した後、融通部3aに戻る。
【0006】
融通部3aにおける一対の給電線3は、給電線3が他の機器と干渉するのを防止するためケーブルベア3b内に収納してある。融通部3aからでた給電線3は、固定レールCの対向側に接続される。これにより、融通部3aは、他の固定レール部分Cに沿って備えられた一対の給電線3の一方と直列に連なる状態で構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した融通部の給電線は、接続される給電線を移動させるため長く作成されており、高周波交流電流が流れる場合に導通損が増加することにより給電線の給電の効率を低下させる欠点がある。
また、融通部の給電線には、繰り返しの屈曲に耐えるため、高周波ロスが少なく、かつ高い可とう性を有する線材を使用する必要が有る。しかしながら、高い可とう性を有する線材は、使用できる種類が限られ、高価であり、装置全体の製造コストを大幅に上昇させてしまう問題がある。
さらに、融通部の給電線は、繰り返しの屈曲があるため寿命および信頼性に問題がある。
【0008】
本発明はこのような背景の下になされたもので、搬送車に対する給電線の給電の効率を低下させず、かつ、装置全体の製造コストを上げずに製造可能な高い信頼性を有する搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、搬送装置において、分割可能な複数のレールに給電線を併設し、一のレールの第一の給電線とこれに隣接する他のレールの第二の給電線との間を電磁誘導手段により接続することを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の搬送装置において、前記一のレールを前記他のレールに接続することにより、前記第一の給電線と前記第二の給電線とが電磁誘導手段により結合し、前記第一の給電線と前記第二の給電線とが一連の電流経路を構成し、前記第一の給電線と前記第二の給電線との間で電力の授受が行われることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の搬送装置において、前記電磁誘導手段は、2つに分割可能な構成とされ、かつ一連の磁気回路を構成する磁性体と、分割可能な磁性体の一方の部分に近接させて設けられた第一の給電線と、分割可能な磁性体の他方の部分に近接させて設けられた第二の給電線と、からなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による搬送装置の部分構成を示すブロック図である。この部分構成が相互に接続された全体の搬送装置としては、図9と同様の構成形態となる。図1において、1Aおよび1Bは、固定レールであり、搬送車A(図9参照)が、この固定レール1Aおよび固定レール1B上を走行する。3Aおよび3Bは、給電線であり、おのおの固定レール1Aおよび固定レール1Bにそれぞれ設けられている。給電線3Aおよび給電線3Bは、交流電流が通電されており、搬送車A(図9参照)の駆動用モータへ電力を供給する。
【0013】
2は可動レールであり、工場の床面でX方向およびY方向に移動可能に設置されている。4は給電線であり、可動レール2に設けられている。5Aは電磁誘導結合部であり、給電線3Aに設けられている。同様に、5Bは電磁誘導結合部であり、給電線3Bに設けられている。6Aおよび6Bは電磁誘導結合部であり、給電線4に設けられている。
【0014】
電磁誘導結合部5Aと電磁誘導結合部6Aとが接続されており、給電線3Aから給電線4への電力の供給は、電磁誘導結合部6Aと電磁誘導結合部6Bとの電磁誘導により行われる。同様に、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部5Bとが接続されており、給電線4から給電線3Bへの電力の供給は、電磁誘導結合部6Aと電磁誘導結合部6Bとの電磁誘導により行われる。
【0015】
図1の電磁誘導結合部5A(6A、6B、5B)の詳細を図2に示す。電磁誘導結合部5A(6A、6B、5B)は、断面が略E字形状に形成され、突起部5Ae(6Ae、6Be、5Be)、突起部5Af(6Af、6Bf、5Bf)および突起部5Ag(6Ag、6Bg、5Bg)を有する磁性体のコア5Aa(6Aa、6Ba、5Ba)からなる。
【0016】
この磁性体のコア5Aa(6Aa、6Ba、5Ba)には、突起部5Ae(6Ae、6Be、5Be)と突起部5Af(6Af、6Bf、5Bf)とによる溝5Ab(6Ab、6Bb、5Bb)および突起部5Af(6Af、6Bf、5Bf)と突起部5Ag(6Ag、6Bg、5Bg)とによる溝5Ac(6Ac、6Bc、5Bc)が形成されている。
【0017】
この溝5Abおよび溝5Acには、それぞれ給電線3Aが突起部5Afをループして平行に配設されている。同様に、6Aa、6Baおよび5Baの各溝6Abと6Acとに、6Bbと6Bcとに、および5Bbと6Bcとには、それぞれ給電線4、給電線4または給電線3Bが平行に配設されている。
【0018】
可動レール2を固定レール1Aおよび固定レール1Bの間に組み込む場合には、給電線5Aから給電線6Aへの電磁誘導による電力の供給が効率良く行われるため、電磁誘導結合部5Aの面5Adと電磁誘導結合部6Aの面6Adとが完全に密着(または近接)される。同様に、給電線4から給電線6Bへの電磁誘導による電力の供給が効率良く行われるため、電磁誘導結合部6Bの面6Bdと電磁誘導結合部5Bの面5Bdとが密着(または近接)される。
【0019】
次に、本発明の実施形態の動作について説明する。
<第一の実施形態>
第一の実施形態の動作を図1を用いて説明する。たとえば、給電線3Aが搬送装置全体に電力を供給する図に示さない電源に接続れているとする。そして、搬送車の走行経路の分岐および方向転換のため、可動レール2は、固定レール1BからX方向またはY方向へ移動される。
【0020】
そして、可動レール2は、図に示さない他の固定レールまたは固定レールに接続された可動レールに接続される。その結果、固定レール1Bの給電線3Bには、電磁誘導結合部5Aと電磁誘導結合部5Aとが分離され、電磁誘導結合部5Bを介した電力の供給は行われなくなる。このように、スイッチなどの切り換えなしに、搬送車の走行経路の分岐および方向転換が容易に行える。
【0021】
<第二の実施形態>
本発明による第二の実施形態を図3を用いて説明する。図3は、第二の実施形態による搬送装置の部分構成を示している。
図3に示すように、可動レールには、可動レール8の形状のものもある。この可動レール8に設けられている給電線9の一端には、電磁誘導結合部10Aが設けられている。また、給電線3Aには、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。そして、給電線9には、電磁誘導結合部10Aと電磁誘導結合部5Aとの接合における電磁誘導により給電線3Aから電力が供給される。
【0022】
この可動レール8に設けられている給電線9の他端には、電磁誘導結合部がなく、終端となっている。この場合、固定レール1Cに設けられている給電線3Cの可動レール8側の端部が終端されているため、給電線3Bは図に示さない所定の箇所で電力が供給されている。
【0023】
たとえば、図に示さない搬送車の分岐および方向転換のため、可動レール8がX方向へ移動される場合は、搬送車の固定レール1Aと固定レール1Cとの間は分離される。この結果、電磁誘導結合部5Aと電磁誘導結合部10Aとが分離されるが、固定レール1Cに対して給電線9からではなく、図に示さない所定の箇所から電力が供給されるため、固定レール1C上の図に示さない搬送車には、給電線3Cから駆動用モータへの電力が供給される。
【0024】
<第三の実施形態>
本発明による第三の実施形態を図4を用いて説明する。図4は、第三の実施形態による搬送装置の部分構成を示している。ここで、固定レール1Dに設けられている給電線3Dには、電磁誘導結合部5Cが接続されており、また、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。同様に、給電線3Aにも、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。給電線4には、電磁誘導結合部5Aと電磁誘導結合部6Aとの結合における電磁誘導により電力が給電線3Aから供給されている。また、給電線3Bには、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部5Bとの結合における電磁誘導により電力が給電線4から供給されている。
【0025】
たとえば、図に示さない搬送車の分岐および方向転換のため、装置が固定レール1B近傍から矢印Y方向の固定レール1D近傍に移動され、かつ固定レール1Bが不必要となったとすると、可動レール2は固定レール1Dに接続される。そして、電磁誘導結合部6Bは、給電線3Dの電磁誘導結合部5Cに結合される。この結果、給電線4には、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部5Cとの結合における電磁誘導により電力が給電線3Dから供給されることになる。
【0026】
このため、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部5Bとの結合が分離されるため、固定レール1Bの給電線3Bは、給電線4からの電磁誘導による電力の供給が停止される。そして、図に示さない搬送車は、給電線3Dおよび給電線4から駆動モータへの電力の供給を受けることにより固定レール1Dおよび可動レール2を走行し、目的の装置に対して荷物を搬送する。
【0027】
<第四の実施形態>
本発明による第四の実施形態を図5を用いて説明する。図5は、第四の実施形態による搬送装置の部分構成を示している。ここで、固定レール21Aに設けられている給電線22Aには、電磁誘導結合部11Aが接続されており、また、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。同様に、固定レール1Aの給電線3Aにも、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。給電線4には、電磁誘導結合部5Aと電磁誘導結合部6Aとの結合における電磁誘導により電力が給電線3Aから供給されている。
【0028】
また、給電線3Bには、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部5Bとの結合における電磁誘導により電力が給電線4から供給されている。
一方、固定レール211Aの給電線22Aには、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。しかし、固定レール21Bにおける給電線22Bには、電字誘導結合部11Bと対になる電磁誘導結合部が接合されていないため、電力が供給されない。
【0029】
たとえば、図に示さない搬送車の分岐および方向転換のため、固定レール1Aと固定レール1Bとが形成するラインではなく、固定レール21Aと固定レール21Bとが形成するラインに変更となったとする。これにより、可動レール2は、レールの中心を軸としてZ方向へ回転させられる。そして、可動レール2は、固定レール21Aおよび固定レール21Bの間の位置へ移動される。
【0030】
この結果、固定レール1Bには、電磁誘導結合部6Bが電磁誘導結合部5Bから分離されるため、給電線3Aからの電磁誘導による電力の供給が停止さた状態となる。すなわち、固定レール1Bは、工場の製造ラインから切り放されることになる。
【0031】
一方、電磁誘導結合部11Aと電磁誘導結合部6Aとは、結合される。この結果、結合可動レール2の給電線4には、電磁誘導結合部11Aと電磁誘導結合部6Aとの結合における電磁誘導により電力が給電線22Aから供給されることになる。さらに、固定レール21Bの給電線22Bには、電磁誘導結合部6Bと電磁誘導結合部11Bとの結合における電磁誘導により電力が給電線4から供給されることになる。
【0032】
この結果、搬送車は給電線22A、給電線4および給電線22Bから電力の供給を受け、固定レール21A、可動レール2および固定レール21Bを走行し、荷物の搬送を行う。
【0033】
<第五の実施形態>
本発明による第五の実施形態を図6を用いて説明する。図6は、第五の実施形態による搬送装置の部分構成を示している。
ここで、固定レール30Aに設けられている給電線31Aには、電磁誘導結合部32Aが接続されており、また、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。さらに、給電線31Aは、固定レール30Bにも延長され、配設されている。そして、可動レール8の給電線9には、電磁誘導結合部32Aと電磁誘導結合部10Aとの結合における電磁誘導により電力が給電線31Aから供給されている。
【0034】
たとえば、図に示さない搬送車の分岐および方向転換のため、可動レール8のが移動させられた場合、固定レール30Bには、給電線31Aが配設されているため、電力が供給され続ける。このため、搬送車は、給電線31Aから電力の供給を受け、固定レール30Aおよび固定レール30Bを走行し、荷物の搬送を行う。
【0035】
<第六の実施形態>
本発明による第六の実施形態を図7を用いて説明する。図7は、第六の実施形態による搬送装置の部分構成を示している。
ここで、固定レール25に設けられている給電線26には、電磁誘導結合部5Bが接続されており、また、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。そして、可動レール2には、電磁誘導結合部5Bと電磁誘導結合部6Bとの結合における電磁誘導により電力が給電線26から供給されている。
【0036】
また、固定レール27Aに設けられている給電線28Aには、電磁誘導結合部29Aが接続されており、また、図に示さない所定の箇所から電力が供給されている。さらに、給電線28Aは、固定レール27Bにも延長され、配設されている。
【0037】
たとえば、図に示さない搬送車の分岐および方向転換のため、可動レール2の部分の装置が取り除かれて、固定レール27Aと固定レール27Bとの間に移動された場合、可動レール8は、固定レール27Aと固定レール27Bとの間に移動される。
これにより、電磁誘導結合部29Aと電磁誘導結合部6Aとは、結合される。この結果、可動レール2の給電線4には、電磁誘導結合部29Aと電磁誘導結合部6Aとの結合における電磁誘導により電力が給電線28Aから供給されることになる。
【0038】
また、固定レール27Bには、給電線28Aが配設されており、可動レール2が接続されるされないに拘らず、搬送車が走行可能である。
【0039】
上述したように、可動レールを接続したい固定レールの位置に移動させるだけで、電磁誘導結合部を介して電磁誘導により固定レールの給電線から可動レールの給電線へまたは可動レールの給電線から固定レールの給電線へ搬送車の駆動用モータに使用される電力の供給が行える。
【0040】
【発明の効果】
本願発明によれば、可動レールを接続したい固定レールの位置に移動させることのみで、電磁誘導結合部を介して固定レールの給電線から可動レールの給電線へまたは可動レールの給電線から固定レールの給電線へ電力の供給が行え、可動レールと固定レールの間を可とう性のある長いケーブルである給電線で接続しないため、導通損が小さい高価なケーブルを使用する必要がないので、搬送装置の製造価格を下げることが可能となる効果がある。
【0041】
また、本発明によれば、可動レールを接続したい固定レールの位置に移動させることのみで、電磁誘導結合部を介して固定レールの給電線から可動レールの給電線へまたは可動レールの給電線から固定レールの給電線へ電力の供給が行え、可動レールと固定レールの間を可とう性のある長いケーブルである給電線で接続しないため、導通損を削減させ、かつ可動レールの移動の繰り返しによる給電線の機械的劣化がないため、搬送装置の寿命を大幅に向上させる効果がある。
【0042】
さらに、本発明によれば、可動レールを接続したい固定レールの位置に移動させることのみで、電磁誘導結合部を介して固定レールの給電線から可動レールの給電線へまたは可動レールの給電線から固定レールの給電線へ電力の供給が行え、可動レールと固定レールの間を可とう性のある長いケーブルである給電線で接続しないため、給電線から発生する放射ノイズを減少できるので、搬送装置の制御系の信頼性を向上させ、かつ周辺機器に対する干渉を減少させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態による搬送装置に用いられる電磁誘導結合部の構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第二の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第三の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第四の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第五の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第六の実施形態による搬送装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図8】 従来例による搬送装置の構成の一部を示す斜視図である。
【図9】 搬送装置の全体構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1A、1B、1D、21A、21B 固定レール
25、27A、27B 固定レール
2、8 可動レール
3A、3B、3C、3D、4、9 給電線
22A、22B、26、28A 給電線
5A、5B、5C、6A、6B 電磁誘導結合部
10A、11A、11B 電磁誘導結合部
5Aa、5Ba、6Aa、6Ba 磁性体のコア
5Ab、5Bb、6Ab、6Bb 溝
5Ac、5Bc、6Ac、6Bc 溝
5Ad、5Bd、6Ad、6Bd 面
5Ae、5Be、6Ae、6Be 突起部
5Af、5Bf、6Af、6Bf 突起部
5Ag、5Bg、6Ag、6Bg 突起部

Claims (3)

  1. 複数の固定レールと、
    前記各固定レールに併設され、磁性体のコアからなる電磁誘導結合部が設けられた固定レール給電線と、
    前記複数の固定レール間に設けられ、該固定レール間を接続して搬送車の走行経路を形成する、レールの中心を軸として回転する可動レールと、
    前記可動レールに併設され、磁性体のコアからなる電磁誘導結合部が設けられた可動レール給電線と
    からなり、前記電磁誘導結合部が磁性体のコアに突起部を有した構成であり、前記固定レール給電線または前記可動レール給電線が前記突起部間の溝に配設されており、前記電磁誘導結合部を接合する場合に前記突起部の面が接合され、
    前記走行経路を変更する際、前記可動レールを回転させ、前記走行経路を形成させる2つの前記固定レール間に前記可動レールの位置を移動させ、2つの前記固定レール各々に前記可動レールを接続することにより、前記走行経路のレールのラインが形成されるとともに、前記固定レール給電線各々と前記可動レール給電線とにそれぞれ設けられた前記電磁誘導結合部が接合され、それぞれ接合された前記電磁誘導結合部間の電磁誘導により、前記固定レール給電線と前記可動レール給電線とが結合され、前記可動レール給電線を介して前記走行経路における一方の固定レールの固定レール給電線から他方の固定レールの固定レール給電線との間で給電が行われる
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記一方の固定レールを前記他方の固定レールに接続することにより、前記一方の固定レールの固定レール給電線と前記他方の固定レールの固定レールの給電線と前記電磁誘導結合部により結合し、前記一方の固定レールの固定レール給電線と前記他方の固定レールの固定レールの給電線とが一連の電流経路を構成し、前記前記一方の固定レールの固定レール給電線と前記他方の固定レールの固定レールの給電線との間で電力の授受が行われることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記電磁誘導結合部が、前記突起部として一の突起部、二の突起部及び三の突起部を有し、前記一の突起部及び前記二の突起部からなる一の溝内と、前記二の突起部及び前記三の突起部からなる二の溝内に前記固定レール給電線または可動レール給電線が配設され、
    前記固定レール給電線と前記可動レール給電線との間で給電する際、前記電磁誘導結合部各々を各突起部の面において接合させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送装置。
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