JP2002346874A - 棒材分配装置 - Google Patents
棒材分配装置Info
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- JP2002346874A JP2002346874A JP2001147242A JP2001147242A JP2002346874A JP 2002346874 A JP2002346874 A JP 2002346874A JP 2001147242 A JP2001147242 A JP 2001147242A JP 2001147242 A JP2001147242 A JP 2001147242A JP 2002346874 A JP2002346874 A JP 2002346874A
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- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 21
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 21
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 煩雑な作業を要することなく、かつ効率的な
工場レイアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒
材を各給材機に速やかに分配することができる 【解決手段】 主レール1上を走行する親台車2と、親
台車2上に配設された一対の副レール27,28と、棒
材を払出し可能に載置し、副レール28上に位置させら
れる子台車3Dと、主レール1と直交する方向に引込み
レール72を設けた、各棒材処理ラインの先頭に位置す
るステーション7と、棒材を払出し可能に載置し、引込
みレール72上に位置させられる子台車とを備え、材料
切れ信号を発したステーション7の子台車と、親台車2
上の、棒材を載置した子台車3Dを入れ替える。
工場レイアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒
材を各給材機に速やかに分配することができる 【解決手段】 主レール1上を走行する親台車2と、親
台車2上に配設された一対の副レール27,28と、棒
材を払出し可能に載置し、副レール28上に位置させら
れる子台車3Dと、主レール1と直交する方向に引込み
レール72を設けた、各棒材処理ラインの先頭に位置す
るステーション7と、棒材を払出し可能に載置し、引込
みレール72上に位置させられる子台車とを備え、材料
切れ信号を発したステーション7の子台車と、親台車2
上の、棒材を載置した子台車3Dを入れ替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒材分配装置に関
し、特に、複数の棒材加工ラインの各開始点に設けた給
材機に棒材を分配供給する棒材分配装置に関する。
し、特に、複数の棒材加工ラインの各開始点に設けた給
材機に棒材を分配供給する棒材分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の棒材加工ラインの始点にそれぞれ
設けられた給材機に棒材を分配供給するのに、棒材をロ
ーラ等で搬送すると棒材の端面が不揃いになるため、従
来はクレーンを使用して各給材機に棒材を直接搬送する
ことが多い。
設けられた給材機に棒材を分配供給するのに、棒材をロ
ーラ等で搬送すると棒材の端面が不揃いになるため、従
来はクレーンを使用して各給材機に棒材を直接搬送する
ことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、材料切れの度
に、工場内の異なる位置に設置されている各給材機に直
接クレーンで棒材を分配供給するのは、作業経路がその
都度異なるために作業が煩雑になるとともに、作業員が
他の機械と干渉しないように各給材機までの通路を十分
な広さで確保する必要がある等、工場レイアウトの点か
ら無駄が多いという問題があった。
に、工場内の異なる位置に設置されている各給材機に直
接クレーンで棒材を分配供給するのは、作業経路がその
都度異なるために作業が煩雑になるとともに、作業員が
他の機械と干渉しないように各給材機までの通路を十分
な広さで確保する必要がある等、工場レイアウトの点か
ら無駄が多いという問題があった。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、煩雑な作業を要することなく、効率的な工場レ
イアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒材を各
給材機に速やかに分配することができる棒材分配装置を
提供することを目的とする。
もので、煩雑な作業を要することなく、効率的な工場レ
イアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒材を各
給材機に速やかに分配することができる棒材分配装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明の棒材分配装置では、主レール(1)上
を走行する親台車(2)と、当該親台車(2)上にその
走行方向と直交する方向へ配設された少なくとも一対の
副レール(27,28)と、棒材(St)を払出し可能
に載置し、少なくとも一対の副レールのうちの一方の副
レール(28)上に位置させられる子台車(3D)と、
主レール(1)に沿った複数個所に設置され、主レール
(1)と直交する方向に引込みレール(72)を設け
た、各棒材処理ラインの先頭に位置するステーション
(7)と、棒材(St)を払出し可能に載置し、引込み
レール(72)上に位置させられる子台車(3C)と、
少なくとも一対の副レールのうちの他方の副レール(2
7)の位置が、材料供給要求を出しているステーション
(7)の引込みレール(72)の位置と一致するまで親
台車(2)を移動させた後、ステーション(7)の引込
みレール(72)上に位置する、棒材払出し後の子台車
(3C)を親台車(2)の他方の副レール(27)上へ
乗り移り移動させ、その後、一方の副レール(28)の
位置が上記ステーション(7)の引込みレール(72)
の位置に一致するまで親台車(2)を移動させて、一方
の副レール(28)上にある子台車(3D)を上記ステ
ーション(7)の引込みレール(72)上へ乗り移り移
動させ、その後、親台車(2)を原位置(Ps)へ戻し
移動させる制御手段とを具備している。
に、本第1発明の棒材分配装置では、主レール(1)上
を走行する親台車(2)と、当該親台車(2)上にその
走行方向と直交する方向へ配設された少なくとも一対の
副レール(27,28)と、棒材(St)を払出し可能
に載置し、少なくとも一対の副レールのうちの一方の副
レール(28)上に位置させられる子台車(3D)と、
主レール(1)に沿った複数個所に設置され、主レール
(1)と直交する方向に引込みレール(72)を設け
た、各棒材処理ラインの先頭に位置するステーション
(7)と、棒材(St)を払出し可能に載置し、引込み
レール(72)上に位置させられる子台車(3C)と、
少なくとも一対の副レールのうちの他方の副レール(2
7)の位置が、材料供給要求を出しているステーション
(7)の引込みレール(72)の位置と一致するまで親
台車(2)を移動させた後、ステーション(7)の引込
みレール(72)上に位置する、棒材払出し後の子台車
(3C)を親台車(2)の他方の副レール(27)上へ
乗り移り移動させ、その後、一方の副レール(28)の
位置が上記ステーション(7)の引込みレール(72)
の位置に一致するまで親台車(2)を移動させて、一方
の副レール(28)上にある子台車(3D)を上記ステ
ーション(7)の引込みレール(72)上へ乗り移り移
動させ、その後、親台車(2)を原位置(Ps)へ戻し
移動させる制御手段とを具備している。
【0006】本第1発明においては、材料供給要求を出
しているステーションへ親台車を原位置から移動させ、
棒材を載置した親台車上の子台車を、棒材を払い出して
空になったステーション上の子台車と入れ替えることに
よって、新たな所定数の棒材が必要なステーションに分
配される。棒材は原位置で子台車に載せられた状態のま
まで各ステーションに分配されるから、複数の棒材の端
面が分配途中に乱れることがない。また、本発明におい
ては、作業員は原位置に戻った親台車上の子台車に棒材
をクレーン等で供給すれば良いから、従来のようにその
都度異なる作業経路で給材機近くまで行く必要はなく、
作業の煩雑さが解消される。また、作業員の通路を確保
するために工場レイアウトに無駄を生じるという問題も
回避される。
しているステーションへ親台車を原位置から移動させ、
棒材を載置した親台車上の子台車を、棒材を払い出して
空になったステーション上の子台車と入れ替えることに
よって、新たな所定数の棒材が必要なステーションに分
配される。棒材は原位置で子台車に載せられた状態のま
まで各ステーションに分配されるから、複数の棒材の端
面が分配途中に乱れることがない。また、本発明におい
ては、作業員は原位置に戻った親台車上の子台車に棒材
をクレーン等で供給すれば良いから、従来のようにその
都度異なる作業経路で給材機近くまで行く必要はなく、
作業の煩雑さが解消される。また、作業員の通路を確保
するために工場レイアウトに無駄を生じるという問題も
回避される。
【0007】本第2発明では、上記子台車(3C,3
D)には一方の側縁に向けて下り傾斜する支持面(3
7)が形成されて当該支持面上に棒材(St)を載置す
るようにし、かつ上記側縁には、起立姿勢から傾倒させ
られて支持面(37)上の棒材(St)を転落させて払
い出す払出し部材(38)を設ける。本第2発明におい
ては簡易な構成によって、子台車上に載置された棒材を
棒材処理ラインに払出し供給することができる。
D)には一方の側縁に向けて下り傾斜する支持面(3
7)が形成されて当該支持面上に棒材(St)を載置す
るようにし、かつ上記側縁には、起立姿勢から傾倒させ
られて支持面(37)上の棒材(St)を転落させて払
い出す払出し部材(38)を設ける。本第2発明におい
ては簡易な構成によって、子台車上に載置された棒材を
棒材処理ラインに払出し供給することができる。
【0008】本第3発明では、上記親台車(2)上の各
副レール(27,28)に沿ってそれぞれ第1の給電レ
ール(4A,4B)を設けるとともに、上記ステーショ
ン(7)の引込みレール(72)に沿って第2の給電レ
ール(73)を設けて、各副レール(27,28)の位
置が引込みレール(72)の位置に一致した時に第1の
給電レール(4A,4B)の位置が第2の給電レール
(73)の位置に一致するようにし、上記子台車(3
C,3D)には第1および第2の給電レール(4A,4
B,73)の長手方向へこれら給電レールに接して移動
する受電部材(42)を複数設ける。
副レール(27,28)に沿ってそれぞれ第1の給電レ
ール(4A,4B)を設けるとともに、上記ステーショ
ン(7)の引込みレール(72)に沿って第2の給電レ
ール(73)を設けて、各副レール(27,28)の位
置が引込みレール(72)の位置に一致した時に第1の
給電レール(4A,4B)の位置が第2の給電レール
(73)の位置に一致するようにし、上記子台車(3
C,3D)には第1および第2の給電レール(4A,4
B,73)の長手方向へこれら給電レールに接して移動
する受電部材(42)を複数設ける。
【0009】本第3発明においては、互いに位置が一致
した第1および第2給電レールと、これら給電レールに
接して移動する複数の受電部材によって、親台車上の副
レールからステーション上の引込みレールへ、あるいは
その逆へと、子台車の電気的駆動源への給電を中断させ
ることなくスムーズに子台車を乗り移り移動させること
ができる。
した第1および第2給電レールと、これら給電レールに
接して移動する複数の受電部材によって、親台車上の副
レールからステーション上の引込みレールへ、あるいは
その逆へと、子台車の電気的駆動源への給電を中断させ
ることなくスムーズに子台車を乗り移り移動させること
ができる。
【0010】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の棒材分配装置を備
えた棒鋼材処理工場の概略平面図を示す。工場内には3
系統の棒鋼材加工ラインL1,L2,L3が設けられて
おり、各棒鋼材加工ラインL1〜L3は、その始点に設
けられた給材機M1の後段に、ピーリングマシンM2、
テーブルM3,矯正機M4、集材機M5が直列に配置さ
れている。そして、これら各加工ラインL1〜L3はト
ラバーサM6で合流している。ここで、図1中の白矢印
a〜gは棒鋼材の移送方向を示しており、矢印a,c,
e,gの経路では棒鋼材はその長手方向と直交する方向
へ送られる。
えた棒鋼材処理工場の概略平面図を示す。工場内には3
系統の棒鋼材加工ラインL1,L2,L3が設けられて
おり、各棒鋼材加工ラインL1〜L3は、その始点に設
けられた給材機M1の後段に、ピーリングマシンM2、
テーブルM3,矯正機M4、集材機M5が直列に配置さ
れている。そして、これら各加工ラインL1〜L3はト
ラバーサM6で合流している。ここで、図1中の白矢印
a〜gは棒鋼材の移送方向を示しており、矢印a,c,
e,gの経路では棒鋼材はその長手方向と直交する方向
へ送られる。
【0012】各給材機M1には詳細を後述する引込みス
テーション7が付設されており、これら引込みステーシ
ョン7は長手方向の一端部が主レール1に向いていると
ともに、各引込みステーション7上にはそれぞれ詳細を
後述する子台車3A,3B,3Cが位置している。主レ
ール1は平行に延びる二本のレール部で構成されてお
り、当該主レール1上には詳細を後述する親台車2がこ
れに沿って移動可能に配設されて、親台車2上に子台車
3Dが載置されている。親台車2は通常は主レール1の
一端の原位置Psにあり、材料台T上に予め準備されて
いる所定数の棒鋼材StがクレーンCrによって原位置
にある親台車2上の上記子台車3Dへ積載される。
テーション7が付設されており、これら引込みステーシ
ョン7は長手方向の一端部が主レール1に向いていると
ともに、各引込みステーション7上にはそれぞれ詳細を
後述する子台車3A,3B,3Cが位置している。主レ
ール1は平行に延びる二本のレール部で構成されてお
り、当該主レール1上には詳細を後述する親台車2がこ
れに沿って移動可能に配設されて、親台車2上に子台車
3Dが載置されている。親台車2は通常は主レール1の
一端の原位置Psにあり、材料台T上に予め準備されて
いる所定数の棒鋼材StがクレーンCrによって原位置
にある親台車2上の上記子台車3Dへ積載される。
【0013】図2に親台車2の平面図を示し、図3、図
4にはそれぞれ親台車2の部分断面正面図および部分断
面側面図を示す。親台車2はフレーム材を平面視で略四
角形に組んだもので、その下面の四隅位置にはそれぞれ
車輪21(図3、図4)が設けられて、左右の車輪21
が主レール1上にそれぞれ位置している(図3)。親台
車2には後端(図2の上端)側縁に電動モータ22が設
けられて、モータ出力軸に装着されたスプロケット22
1(図4)と車軸23に装着されたスプロケット231
との間にチェーン24が架設されて電動モータ22の回
転力が車軸23とこれに固定された車輪21に伝達され
る。親台車2には後端にケーブルリール25が設けら
れ、地上側から主レール1に沿ってケーブルリール25
に至った電源ケーブルが配電盤26に入力して、ここか
ら上記電動モータ22や必要個所へ配電される。
4にはそれぞれ親台車2の部分断面正面図および部分断
面側面図を示す。親台車2はフレーム材を平面視で略四
角形に組んだもので、その下面の四隅位置にはそれぞれ
車輪21(図3、図4)が設けられて、左右の車輪21
が主レール1上にそれぞれ位置している(図3)。親台
車2には後端(図2の上端)側縁に電動モータ22が設
けられて、モータ出力軸に装着されたスプロケット22
1(図4)と車軸23に装着されたスプロケット231
との間にチェーン24が架設されて電動モータ22の回
転力が車軸23とこれに固定された車輪21に伝達され
る。親台車2には後端にケーブルリール25が設けら
れ、地上側から主レール1に沿ってケーブルリール25
に至った電源ケーブルが配電盤26に入力して、ここか
ら上記電動モータ22や必要個所へ配電される。
【0014】親台車2上には、主レール1と直交する方
向へ平行に延びる二本のレール部で構成された一対の副
レール27,28が設けられており、一方の副レール2
8上に子台車3Dが位置している。子台車3Dはフレー
ム材を平面視で略長方形に組んだもので、その長手方向
の下面三ヶ所の左右位置にそれぞれ車輪31が設けられ
て、左右の車輪31が副レール28上に位置している
(図4)。子台車3Dの端部には電動モータ32(図2)
が設けられて、モータ出力軸に装着されたスプロケット
321(図2、図3)と車軸33に装着されたスプロケ
ット331との間にチェーン34が架設されて電動モー
タ32の回転力が車軸33とこれに固定された車輪31
に伝達される。各副レール27,28に沿って設けたス
タンド41(図4)に支持されて下方へ開くコ字断面の
トロリー給電レール4A,4Bが設けてあり、子台車2
A〜2D側に設けられた受電ブラシ42がトロリー給電
レール4A,4B内を移動できるようになっている。な
お、受電ブラシ42は子台車2A〜2Dの長手方向へ間
隔をおいて二ヶ所に設けられている。
向へ平行に延びる二本のレール部で構成された一対の副
レール27,28が設けられており、一方の副レール2
8上に子台車3Dが位置している。子台車3Dはフレー
ム材を平面視で略長方形に組んだもので、その長手方向
の下面三ヶ所の左右位置にそれぞれ車輪31が設けられ
て、左右の車輪31が副レール28上に位置している
(図4)。子台車3Dの端部には電動モータ32(図2)
が設けられて、モータ出力軸に装着されたスプロケット
321(図2、図3)と車軸33に装着されたスプロケ
ット331との間にチェーン34が架設されて電動モー
タ32の回転力が車軸33とこれに固定された車輪31
に伝達される。各副レール27,28に沿って設けたス
タンド41(図4)に支持されて下方へ開くコ字断面の
トロリー給電レール4A,4Bが設けてあり、子台車2
A〜2D側に設けられた受電ブラシ42がトロリー給電
レール4A,4B内を移動できるようになっている。な
お、受電ブラシ42は子台車2A〜2Dの長手方向へ間
隔をおいて二ヶ所に設けられている。
【0015】トロリー給電レール4A,4Bには上記配
電盤26から給電されており、受電ブラシ42を経て子
台車3Dの端部に設けた配電盤35に電源が供給され
て、ここから上記電動モータ32や必要個所へ配電され
ている。子台車3Dでは長手方向へ延びる平行な横フレ
ーム36間に間隔をおいて支持フレーム37が架設され
(図2)、支持フレーム37の一端部は斜め上方へ突出
して鋼材保持部371(図4)となっている。これら支
持フレーム37の他端部間には払出し片38が設けてあ
り、これらは横フレーム36に沿ってその上方位置に配
した回転軸381に基端を固定されて、通常は図4に示
すように、上記鋼材保持部371と対称形に斜め上方位
置へ旋回している。支持フレーム37は払出し片38に
向けて下り傾斜しており、所定数の棒鋼材Stが図3の
鎖線で示すように支持フレーム37上に横架されて、鋼
材保持部371と払出し片38によって保持されてい
る。長手方向の中間位置にある払出し片38の基端部に
はモータ駆動のボールネジ機構により伸縮させられる操
作ロッド39(図4)の先端が連結されており、操作ロ
ッド39が収縮すると上記払出し片38および回転軸3
81に固定された他の払出し片38が一体に後述のよう
に払出し位置へ傾倒回動させられる。以上の子台車3D
の構造は他の子台車3A〜3Cについても同様である。
電盤26から給電されており、受電ブラシ42を経て子
台車3Dの端部に設けた配電盤35に電源が供給され
て、ここから上記電動モータ32や必要個所へ配電され
ている。子台車3Dでは長手方向へ延びる平行な横フレ
ーム36間に間隔をおいて支持フレーム37が架設され
(図2)、支持フレーム37の一端部は斜め上方へ突出
して鋼材保持部371(図4)となっている。これら支
持フレーム37の他端部間には払出し片38が設けてあ
り、これらは横フレーム36に沿ってその上方位置に配
した回転軸381に基端を固定されて、通常は図4に示
すように、上記鋼材保持部371と対称形に斜め上方位
置へ旋回している。支持フレーム37は払出し片38に
向けて下り傾斜しており、所定数の棒鋼材Stが図3の
鎖線で示すように支持フレーム37上に横架されて、鋼
材保持部371と払出し片38によって保持されてい
る。長手方向の中間位置にある払出し片38の基端部に
はモータ駆動のボールネジ機構により伸縮させられる操
作ロッド39(図4)の先端が連結されており、操作ロ
ッド39が収縮すると上記払出し片38および回転軸3
81に固定された他の払出し片38が一体に後述のよう
に払出し位置へ傾倒回動させられる。以上の子台車3D
の構造は他の子台車3A〜3Cについても同様である。
【0016】親台車2の各副レール27,28の長手方
向中間部直下にはそれぞれ子台車3Dを位置決めするた
めの位置決め機構5が設けられており、その詳細を図5
に示す。位置決め機構5は、モータ駆動のボールネジ機
構を収納したシリンダ51を有しており、当該シリンダ
51は長手方向の中央が回動自在に支持されるととも
に、これから突出する操作ロッド52の先端が位置決め
片53に連結されている。位置決め片53は側面視で略
T字形に成形されており、その中央が回転軸531(図
6)に固定されるとともに、一端には上記操作ロッド5
2が連結され、他端は矩形の位置決め突起532となっ
ている。これにより、操作ロッド52が進出するとこれ
に応じて位置決め片53が図5の反時計方向へ旋回し
て、その位置決め突起532が子台車3Dのフレームの
一部に形成された凹所361(図6)内に進入して、子
台車3Dの移動が規制される。
向中間部直下にはそれぞれ子台車3Dを位置決めするた
めの位置決め機構5が設けられており、その詳細を図5
に示す。位置決め機構5は、モータ駆動のボールネジ機
構を収納したシリンダ51を有しており、当該シリンダ
51は長手方向の中央が回動自在に支持されるととも
に、これから突出する操作ロッド52の先端が位置決め
片53に連結されている。位置決め片53は側面視で略
T字形に成形されており、その中央が回転軸531(図
6)に固定されるとともに、一端には上記操作ロッド5
2が連結され、他端は矩形の位置決め突起532となっ
ている。これにより、操作ロッド52が進出するとこれ
に応じて位置決め片53が図5の反時計方向へ旋回し
て、その位置決め突起532が子台車3Dのフレームの
一部に形成された凹所361(図6)内に進入して、子
台車3Dの移動が規制される。
【0017】図2、図3において、親台車2の一方の側
面には、各副レール27,28に対応してこれらの幅方
向中間位置に位置決め用の受け部材61が突設されてお
り、受け部材61には図7に示すように平面視で三角形
の凹所611が形成されている。この凹所611には給
材機M1(図1)のステーション7に設けられた位置決
め用のエアシリンダ71が対向している。すなわち、図
8に示すように、給材機M1に付設されたステーション
7はフレーム材を平面視で長方形に組んだもので、ステ
ーション7上には親台車2が走行する主レール1に対し
て直交する方向(すなわち子台車2上の副レール27,
28の方向)へ平行に延びる引込みレール72が設けて
あり、そのレール幅は副レール27,28の幅と同一と
なっている。上記エアシリンダ71は引込みレール72
のレール部間のステーション7端部に設けられており、
エアシリンダ71のロッド711が伸長すると(図7の
鎖線)その先端に設けたローラ712が凹所611に進
入係合し、これによって親台車2の移動が規制されて位
置決めされる。
面には、各副レール27,28に対応してこれらの幅方
向中間位置に位置決め用の受け部材61が突設されてお
り、受け部材61には図7に示すように平面視で三角形
の凹所611が形成されている。この凹所611には給
材機M1(図1)のステーション7に設けられた位置決
め用のエアシリンダ71が対向している。すなわち、図
8に示すように、給材機M1に付設されたステーション
7はフレーム材を平面視で長方形に組んだもので、ステ
ーション7上には親台車2が走行する主レール1に対し
て直交する方向(すなわち子台車2上の副レール27,
28の方向)へ平行に延びる引込みレール72が設けて
あり、そのレール幅は副レール27,28の幅と同一と
なっている。上記エアシリンダ71は引込みレール72
のレール部間のステーション7端部に設けられており、
エアシリンダ71のロッド711が伸長すると(図7の
鎖線)その先端に設けたローラ712が凹所611に進
入係合し、これによって親台車2の移動が規制されて位
置決めされる。
【0018】この状態で、受け部材61の直上にある副
レール27,28の位置が図2、図8に示すように、ス
テーション7の引込みレール72の位置に一致するとと
もに、親台車2上のトロリー給電レール4A,4B(図
4)の位置が、ステーション7の引込みレール72に沿
って設けたトロリー給電レール73(図10)の位置に
一致する。したがって、電動モータ32(図2)を作動
させて、副レール28上の子台車3Dを上記副レール2
8が一致している引込みレール72上に乗り移らせるこ
とができる。なお、この乗り移り過程で、子台車の長手
方向二ヶ所に設けた受電ブラシ42のうち少なくとも一
方が親台車2側ないしステーション7側のトロリー給電
レール4B,73内にあるから、電動モータ32への給
電が停止することはない。なお、ステーション7側のト
ロリー給電レール73には地上側から電源が供給され
る。
レール27,28の位置が図2、図8に示すように、ス
テーション7の引込みレール72の位置に一致するとと
もに、親台車2上のトロリー給電レール4A,4B(図
4)の位置が、ステーション7の引込みレール72に沿
って設けたトロリー給電レール73(図10)の位置に
一致する。したがって、電動モータ32(図2)を作動
させて、副レール28上の子台車3Dを上記副レール2
8が一致している引込みレール72上に乗り移らせるこ
とができる。なお、この乗り移り過程で、子台車の長手
方向二ヶ所に設けた受電ブラシ42のうち少なくとも一
方が親台車2側ないしステーション7側のトロリー給電
レール4B,73内にあるから、電動モータ32への給
電が停止することはない。なお、ステーション7側のト
ロリー給電レール73には地上側から電源が供給され
る。
【0019】ここで、エアシリンダ71(図7)の、ロ
ッド711先端のローラ712が親台車2の前側(図2
の上側)に設けた受け部材61の凹所611内に進入係
合した場合には、副レール27が引込みレール72に一
致するとともに、親台車2のトロリー給電レール4Aが
ステーション7のトロリー給電レール73に一致し、引
込みレール72から副レール27上への子台車3Cの乗
り移りが可能となる。上記引込みレール72の一端部下
方には図9に示すように位置決め用のエアシリンダ74
が設けられ、一方、子台車3Cのフレーム下面には既に
説明したのと同様の位置決め用の受け部材75が突設さ
れて、エアシリンダ74のロッド先端のローラ712
(図7参照)が上記受け部材75の凹所内に進入するこ
とによって、ステーション7上の子台車3Cが所定位置
で位置決めされる。
ッド711先端のローラ712が親台車2の前側(図2
の上側)に設けた受け部材61の凹所611内に進入係
合した場合には、副レール27が引込みレール72に一
致するとともに、親台車2のトロリー給電レール4Aが
ステーション7のトロリー給電レール73に一致し、引
込みレール72から副レール27上への子台車3Cの乗
り移りが可能となる。上記引込みレール72の一端部下
方には図9に示すように位置決め用のエアシリンダ74
が設けられ、一方、子台車3Cのフレーム下面には既に
説明したのと同様の位置決め用の受け部材75が突設さ
れて、エアシリンダ74のロッド先端のローラ712
(図7参照)が上記受け部材75の凹所内に進入するこ
とによって、ステーション7上の子台車3Cが所定位置
で位置決めされる。
【0020】このような構造の棒材分配装置の作動を以
下に説明する。なお、装置の作動は適宜位置に配したリ
ミットスイッチ等の検出器の信号に基づいて図略の制御
装置によって行なわれる。親台車2は既に説明したよう
に通常は主レール1の一端の原位置Psにあり、親台車
2の副レール28上に位置している子台車3Dの支持フ
レーム37上に、材料台T上の結束を解いた棒鋼材St
がクレーンCrによって移送される。いずれかの給材機
M1から材料切れ(材料供給要求)の信号が発せられる
と、電動モータ22が始動して親台車2は主レール1上
を当該給材機M1に対向する位置まで移動させられる。
図1は鋼材加工ラインL3の給材機M1から材料切れ信
号が発せられた場合を示しており、親台車2は上記給材
機M1に対向する位置へ移動させられている。すなわ
ち、子台車3Dが載置されていない副レール27の位置
が、子台車3Cが位置するステーション7の引込みレー
ル72の位置と一致するように親台車2が移動させられ
(図8参照)、親台車2側の受け部材61に向けてステ
ーション7側のエアシリンダ71のロッドが伸長させら
れることによって、既述のように親台車2が位置決めさ
れる。
下に説明する。なお、装置の作動は適宜位置に配したリ
ミットスイッチ等の検出器の信号に基づいて図略の制御
装置によって行なわれる。親台車2は既に説明したよう
に通常は主レール1の一端の原位置Psにあり、親台車
2の副レール28上に位置している子台車3Dの支持フ
レーム37上に、材料台T上の結束を解いた棒鋼材St
がクレーンCrによって移送される。いずれかの給材機
M1から材料切れ(材料供給要求)の信号が発せられる
と、電動モータ22が始動して親台車2は主レール1上
を当該給材機M1に対向する位置まで移動させられる。
図1は鋼材加工ラインL3の給材機M1から材料切れ信
号が発せられた場合を示しており、親台車2は上記給材
機M1に対向する位置へ移動させられている。すなわ
ち、子台車3Dが載置されていない副レール27の位置
が、子台車3Cが位置するステーション7の引込みレー
ル72の位置と一致するように親台車2が移動させられ
(図8参照)、親台車2側の受け部材61に向けてステ
ーション7側のエアシリンダ71のロッドが伸長させら
れることによって、既述のように親台車2が位置決めさ
れる。
【0021】この状態でエアシリンダ74(図9)のロ
ッドが収縮して受け部材75との係合を解消し、子台車
3Cの移動規制が解消される。そして、電動モータ32
(図8)が始動させられて、棒鋼材を払出した後の上記
子台車3Cが引込みレール72から親台車2の副レール
27上へ移動させられる。その後、エアシリンダ71の
ロッド711が収縮して位置決め状態が解消され、親台
車2は、棒鋼材が載置された子台車3Dが位置している
副レール28が上記引込みレール72と一致する位置ま
で前進移動させられる(図2参照)。この位置で、受け
部材61に向けてエアシリンダ71(図7)のロッド71
1が伸長させられて親台車2が位置決めされ、続いて、
シリンダ51(図5)の操作ロッド52が作動して位置決
め片53がフレームの凹所361内から脱出し、子台車
3Dの移動規制が解消される。その後、電動モータ32
が始動して子台車3Dが副レール28上からステーショ
ン7の引込みレール72上へ移動させられる。子台車3
Dが引込みレール72上へ移動させられると、エアシリ
ンダ74(図9)のロッドが伸長して子台車3Dが位置
決めされる。子台車3Dが引込みレール72上へ移動し
終わった段階で、親台車2は原位置Psへ戻される。一
方、引き込みレール72上で位置決めされた子台車3D
では、操作ロッド39が収縮して、払出し片38が図1
0の鎖線で示すように、給材機M1の傾斜したテーブル
と面一になる払出し位置へ傾倒回動させられ、傾斜した
支持フレーム37上の棒鋼材が給材機M1のテーブル上
へ転落供給される。
ッドが収縮して受け部材75との係合を解消し、子台車
3Cの移動規制が解消される。そして、電動モータ32
(図8)が始動させられて、棒鋼材を払出した後の上記
子台車3Cが引込みレール72から親台車2の副レール
27上へ移動させられる。その後、エアシリンダ71の
ロッド711が収縮して位置決め状態が解消され、親台
車2は、棒鋼材が載置された子台車3Dが位置している
副レール28が上記引込みレール72と一致する位置ま
で前進移動させられる(図2参照)。この位置で、受け
部材61に向けてエアシリンダ71(図7)のロッド71
1が伸長させられて親台車2が位置決めされ、続いて、
シリンダ51(図5)の操作ロッド52が作動して位置決
め片53がフレームの凹所361内から脱出し、子台車
3Dの移動規制が解消される。その後、電動モータ32
が始動して子台車3Dが副レール28上からステーショ
ン7の引込みレール72上へ移動させられる。子台車3
Dが引込みレール72上へ移動させられると、エアシリ
ンダ74(図9)のロッドが伸長して子台車3Dが位置
決めされる。子台車3Dが引込みレール72上へ移動し
終わった段階で、親台車2は原位置Psへ戻される。一
方、引き込みレール72上で位置決めされた子台車3D
では、操作ロッド39が収縮して、払出し片38が図1
0の鎖線で示すように、給材機M1の傾斜したテーブル
と面一になる払出し位置へ傾倒回動させられ、傾斜した
支持フレーム37上の棒鋼材が給材機M1のテーブル上
へ転落供給される。
【0022】原位置Ps(図1)に戻った親台車2上の子
台車3Cには新たな棒鋼材StがクレーンCrによって
載置され、いずれかの鋼材加工ラインL1〜L3の給材
機M1から材料切れ信号が発せられると、子台車3Cが
位置しない側の副レール28の位置が上記給材機M1の
ステーション7の引込みレール72の位置に一致するよ
うに親台車2が移動させられる。そして、材料を払い出
したいずれかの子台車3A,3B,3Dが引込みレール
72から副レール28上へ移動させられる。その後、子
台車3Cが位置する副レール27の位置が上記引込みレ
ール72に一致するように親台車2が移動させられて、
上記子台車3Cが引込みレール72上へ移動させられ、
既述のように給材機M1に棒鋼材Stが供給される。こ
のようにして、複数設けられた給材機M1に対して、親
台車2上の子台車3A〜3Dに載置された棒鋼材が、こ
れら子台車3A〜3Dと一体に入れ替え供給されること
によって、端面の揃った所定数の棒鋼材Stが効率的に
分配される。なお、上記実施形態では親台車上の副レー
ルを一対としたが、副レールを二対以上設けて、親台車
をその都度原位置へ戻すことなく、異なる給材機へ連続
的に棒鋼材を分配するようにしても良い。
台車3Cには新たな棒鋼材StがクレーンCrによって
載置され、いずれかの鋼材加工ラインL1〜L3の給材
機M1から材料切れ信号が発せられると、子台車3Cが
位置しない側の副レール28の位置が上記給材機M1の
ステーション7の引込みレール72の位置に一致するよ
うに親台車2が移動させられる。そして、材料を払い出
したいずれかの子台車3A,3B,3Dが引込みレール
72から副レール28上へ移動させられる。その後、子
台車3Cが位置する副レール27の位置が上記引込みレ
ール72に一致するように親台車2が移動させられて、
上記子台車3Cが引込みレール72上へ移動させられ、
既述のように給材機M1に棒鋼材Stが供給される。こ
のようにして、複数設けられた給材機M1に対して、親
台車2上の子台車3A〜3Dに載置された棒鋼材が、こ
れら子台車3A〜3Dと一体に入れ替え供給されること
によって、端面の揃った所定数の棒鋼材Stが効率的に
分配される。なお、上記実施形態では親台車上の副レー
ルを一対としたが、副レールを二対以上設けて、親台車
をその都度原位置へ戻すことなく、異なる給材機へ連続
的に棒鋼材を分配するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の棒材分配装置に
よれば、煩雑な作業を要することなく、かつ効率的な工
場レイアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒材
を各給材機に速やかに分配することができる。
よれば、煩雑な作業を要することなく、かつ効率的な工
場レイアウトを可能にして、端面を揃えた所定数の棒材
を各給材機に速やかに分配することができる。
【図1】本発明の棒材分配装置を備えた鋼材処理工場の
概略平面図である。
概略平面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す親台車の平面図であ
る。
る。
【図3】親台車の部分断面正面図である。
【図4】親台車の部分断面側面図である。
【図5】親台車上に載置された子台車の横断面図であ
る。
る。
【図6】位置決め片の垂直断面図である。
【図7】位置決め用エアシリンダの平面図である。
【図8】ステーション上に位置する子台車の平面図であ
る。
る。
【図9】ステーション上に位置する子台車の正面図であ
る。
る。
【図10】ステーション上に位置する子台車の部分断面
側面図である。
側面図である。
1…主レール、2…親台車、27,28…副レール、3
A,3B,3C,3D…子台車、37…支持フレーム、
38…払出し片、4A,4B…トロリー給電レール、4
2…受電ブラシ、7…ステーション、72…引込みレー
ル、73…トロリー給電レール、Ps…原位置、St…
棒鋼材。
A,3B,3C,3D…子台車、37…支持フレーム、
38…払出し片、4A,4B…トロリー給電レール、4
2…受電ブラシ、7…ステーション、72…引込みレー
ル、73…トロリー給電レール、Ps…原位置、St…
棒鋼材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池内 康貴 名古屋市南区大同町二丁目30番地 大同特 殊鋼株式会社星崎工場内 Fターム(参考) 3C033 AA11 BB06 PP11 PP19 PP20
Claims (3)
- 【請求項1】 主レール上を走行する親台車と、当該親
台車上に前記主レールと直交する方向へ配設された少な
くとも一対の副レールと、棒材を払出し可能に載置し
て、少なくとも一対の前記副レールのうちの一方の副レ
ール上に位置させられる子台車と、前記主レールに沿っ
た複数個所に設置され、前記主レールと直交する方向に
引込みレールを設けた、各棒材処理ラインの先頭に位置
するステーションと、棒材を払出し可能に載置して、引
込みレール上に位置させられる子台車と、前記少なくと
も一対の副レールのうちの他方の副レールの位置が、材
料供給要求を出しているステーションの前記引込みレー
ルの位置に一致するまで前記親台車を移動させた後、前
記ステーションの引込みレール上に位置する、棒材払出
し後の前記子台車を前記親台車の前記他方の副レール上
へ乗り移り移動させ、その後、前記一方の副レールの位
置が前記ステーションの引込みレールの位置に一致する
まで前記親台車を移動させて、前記一方の副レール上に
ある前記子台車を前記ステーションの引込みレール上へ
乗り移り移動させ、その後、前記親台車を原位置へ戻し
移動させる制御手段とを具備する棒材分配装置。 - 【請求項2】 前記子台車には一方の側縁に向けて下り
傾斜する支持面が形成されて当該支持面上に前記棒材を
載置するようにし、かつ前記側縁には、起立姿勢から傾
倒させられて支持面上の棒材を転落させて払い出す払出
し部材を設けた請求項1に記載の棒材分配装置。 - 【請求項3】 前記親台車上の各副レールに沿ってそれ
ぞれ第1の給電レールを設けるとともに、前記ステーシ
ョンの引込みレールに沿って第2の給電レールを設け
て、前記各副レールの位置が前記引込みレールの位置に
一致した時に前記第1の給電レールの位置が前記第2の
給電レールの位置に一致するようにし、前記子台車には
前記第1および第2の給電レールの長手方向へこれら給
電レールに接して移動する受電部材を複数設けた請求項
1又は2に記載の棒材分配装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001147242A JP2002346874A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 棒材分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001147242A JP2002346874A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 棒材分配装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002346874A true JP2002346874A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=18992759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001147242A Pending JP2002346874A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 棒材分配装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002346874A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5114656A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-05 | Daikure Enjiniaringu Kk | Kamotsuhansosetsubi |
JPS5871030U (ja) * | 1981-11-07 | 1983-05-14 | ワシノ機械株式会社 | 材料貯蔵装置 |
JPS59156655A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-05 | Hitachi Ltd | 自動棒材加工装置 |
JPH0847825A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-20 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 製造ラインの横行装置 |
JPH11171322A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-06-29 | Shinko Electric Co Ltd | 搬送装置 |
-
2001
- 2001-05-17 JP JP2001147242A patent/JP2002346874A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5114656A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-05 | Daikure Enjiniaringu Kk | Kamotsuhansosetsubi |
JPS5871030U (ja) * | 1981-11-07 | 1983-05-14 | ワシノ機械株式会社 | 材料貯蔵装置 |
JPS59156655A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-05 | Hitachi Ltd | 自動棒材加工装置 |
JPH0847825A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-20 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 製造ラインの横行装置 |
JPH11171322A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-06-29 | Shinko Electric Co Ltd | 搬送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A977 | Report on retrieval |
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