JP4143732B2 - 車載用波長変換素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光ダイオード(以下、LEDという。)の化合物半導体よりなる発光チップからの発光波長を、特に前照灯などに利用できるようにした車載用波長変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、波長変換素子として、例えば、下記特許文献1の発明が知られている。
【0003】
図12の模式断面図に示すように、LEDの化合物半導体の発光チップ1をカップ2を有するリードフレーム3上に載置して、前記LEDを封止する樹脂が、前記カップ2内部を充填する第一の樹脂4と、その第一の樹脂4を包囲する第二の樹脂5とからなり、第一の樹脂4には発光チップ1の波長を他の波長に変換する蛍光物質、または発光波長を一部吸収するフィルタ物質などの波長変換材料6が含有されていることにより、波長変換光がカップ2に反射されて輝度、集光効率を向上させている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−99345号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明に係る車載用波長変換素子について、車載用灯具の光源として用いる場合は、灯体の光学部分の大きさを律束する光束発散度(lm/mm2)は、高い必要がある。すなわち、できるだけ小さな面積に光束を集中させる必要があり、これは励起素子端面から照射される励起光を制御し、軸上に多くの光束を集光することが必要である。しかしながら、現行の技術では励起素子端面から一度照射される励起光を反射ホーンなどで光軸上に集光することが一般的に考えられており、特に蛍光体を含んだ白色LEDの場合、蛍光体の存在する面積、すなわち反射ホーンと同じ面積が発光部と考えられるので、発光面積が大きくなり、その結果として、光束発散度を下げてしまい、現実的な車載用灯具として成立しにくいという問題があった。
【0006】
また、車載用灯具では、前方にリフレクタやレンズなどを用いて、適切な場所に発光面を投影することによって、規格で定められている配光を得ている。ところで、現在、白色LEDの製作方法の主流としては、サファイア基板上にGaN系半導体より青色励起光を得て、その励起光の一部とYAG系蛍光体を用いて青色の補色関係にある黄色の発光を得て、青色励起光と蛍光体からの発光を混合させて白色を得ている。近年、技術革新によりSiC、GaN基板、Siなどの導電性の基板を用いてGaN系青色LEDが製作可能になってきた。このような導電性の基板を用いた青色LEDの場合、片面はリードフレーム上の反射ホーンに導電性接着剤を用いて接続し、もう一方をチップ中央の電極からAuワイヤなどでホーンのないリードフレームと電気的接続をする。この際、車載用灯具に用いる光源は発光面を投影することから、Auワイヤなどの導電ワイヤが前方に投影され、良好な配光が得られないという問題があった。
【0007】
さらにヘッドランプなどの前照灯などでは、規格で対向車の運転手に照射光が入らないように照射部と非照射部との明暗を明確にすることが記載されている。一般的な円形を中心とするホーン形状では、上記したように蛍光体が入っているホーン形状が前方に投影されてしまうため、規格で定められた急俊な明暗を達成できないという問題があった。
【0008】
本発明は叙上の点に着目して成されたもので、LEDヘッドランプとか、LEDフォグランプなどの実用商品として提供できる車載用波長変換素子を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の構成を備えることにより上記課題を解決できたものである。
【0010】
(1)開口部を有するホーン形状のキャビティーと、該キャビティー内に設置される励起光を発する発光部と基板とを含む一個または複数の励起素子と、前記キャビティーの前記開口部に設置され、前記励起素子により励起された励起光の一部乃至全てを可視光に変換する波長変換部と、前記励起素子と前記キャビティー底面の間にのみ設置される高反射率電極と、前記キャビティーの開口側の非中央箇所に設置される他の電極を有する波長変換素子であって、前記キャビティーの開口部と前記励起素子の前記励起光の光軸方向から見た形状が、長方形及び正方形を含む平行四辺形形状であり、前記キャビティーの側面と底面のなす角度Θ 2 が90°未満であり、前記励起素子の側面と前記キャビティーの側面とが略平行であり、更に、前記励起素子の光軸方向から見た合計面積と、前記キャビティーの開口部の面積との比が3倍以下であることを特徴とする車載用波長変換素子。
(2)前記励起素子は、この素子を構成するチップの前記励起素子の光軸方向から見た形状の縦横比が異なることを特徴とする前記(1)記載の車載用波長変換素子。
(3)前記励起素子が、フリップチップ型を含むジャンクションダウン型であって、前記高反率電極が、Al、Ag、Rh、Ptのいずれかを含む高反射率電極であることを特徴とする前記(1)または(2)記載の車載用波長変換素子。
(4)前記励起素子と前記波長変換部との間に、前記基板と前記波長変換部の屈折率の間にある屈折率を有する材料により形成されている光取り出し部が設置されていることを特徴とする前記(1)乃至(3)いずれかに記載の車載用波長変換素子。
(5)前記キャビティーを有するリードフレーム部位は、前記励起素子の光軸方向から見た形状が少なくとも一箇所に直線部分を有していることを特徴とする前記(1)乃至(4)いずれかに記載の車載用波長変換素子。
【0021】
【発明の実施の形態】
まず、実施の形態の説明に先立ち、本発明の基本的構成について図1に基づいて詳細に説明する。
【0022】
本発明は、励起素子端面から照射される光を励起素子内で効率よく光軸上に集光する構成と、Auワイヤなどによる導電ワイヤの陰影像を前方に投影することを抑制する構成を提案することである。
【0023】
まず、チップTを構成する励起素子Pは、基板A上にn型GaN系膜、p型GaN系膜を順次積層させることにより、得られるものであって、基板AとしてはGaN系薄膜が成膜できればよく、種々ものが考えられる。励起素子Pの発光効率を高くするためには、発光部Bをステム側に配置し、励起素子Pから発する熱を効率よく除去できる、いわゆるジャンクションダウン形式のチップ配置を行うとよい。そのため、基板Aは励起波長に対して透明であることが望ましい。さらに、本発明では、基板Aの端面を加工して、励起光を光軸上に集光することも考慮しているので、最適な基板AとしてSiCやGaNの基板が考えられる。ジャンクションダウン構造を用いた場合、基板Aや層状の光取り出し部Cが導電性材料で構成されている場合では、励起素子Pの上下端に電極を取る場合も考えられるが、同一面内にp/n両電極を有するフリップチップタイプ構造を取る場合も考えられる。
【0024】
励起素子Pの形状としては、一辺が直線を含んでいればよく、採算性のある製作行程を鑑みると、正方形、長方形を含む平行四辺形が現実的である。できれば、道路を照らす配光形状が横長であることから、励起素子形状としては、各辺の長さが異なることが望ましい。なお、SiCやGaN基板などの導電性の基板Aを用いた場合、ランプ化行程数低減のため、上下に電極を持つ場合が考えられるが、この際、金属の導電ワイヤDとして、例えばAuワイヤが中央に配置されると、Auワイヤの陰が路面に投影されてしまうので、良好な配光が得られない。そこで、導電性の基板Aを用い、フリップチップ型の接続を行わない場合、Auワイヤを接続する励起素子PのキャビティーEの開口部側の電極は、中央でなく、図示のようにAuワイヤの陰の影響が少ないところ所に配置する必要がある。さらに、導電性の基板Aを使用し、後述する光取り出し部Cが導電性も示す場合は、同様に光取り出し部Cの中央でなく、Auワイヤの陰の影響が少ないところに電極を配置する必要がある。
【0025】
車載用変換素子としては、励起素子端面から得られる発光は、灯体の配光には殆ど用いられないことから、端面からの発光を制御し、有効利用することが望ましい。具体的な方法としては、基板Aを含んだ素子端面をAgやAl、光学薄膜などの高反射率を有した材料を含有した電極、または反射膜でコーティングして層状の波長変換部Fを形成することが考えられる。また、窒化ガリウムやSiCの基板Aなどは屈折率が2.5以上あることから、励起素子周辺をN2などの不活性ガスによって満たし、キャビティーEの開口部平面と基板Aの端面がなす基板端面角度Θ1を90°以下にすることにより、基板A側へ光を送る反射ホーンの役割を果たす。この反射ホーンとしての役割を考えると、効率よく励起光を基板側へ送る為には、Θ1の角度は30°〜60°の間が理想的である。基板Aの端面傾斜化法としては、傾斜した面を有するダイヤモンドブレードにより素子分離する方法などが考えられる。また、素子の信頼性を更に向上させるために、チップ端面を傾斜させたのち、後述する高反射率電極Gの膜を成膜させてもよい。さらに、基板Aのみならず、励起素子発光部B、および、または光取り出し部Cも傾斜を持たせてもよい。
【0026】
励起素子発光部Bは、窒化ガリウム系積層膜によって形成されている。通常は基板A側より、n型層、p型層と順番に積層する。主に発光するn型層とp型層に挟まれた活性層部を貫通するように、塩素系ガスを用いたドライエッチングによって個々の発光部に分離する。この際、上記したように、できれば当該箇所が傾斜していることが望ましい。
【0027】
p型層最上面には、高反射率電極Gを形成する。高反射率電極Gとは、p型層と良好な電気的接触ができ、p型層との接触部の反射率が50%以上のものを指し、AgやPt,Rhなどが含まれていることが多い。さらに、高反射率電極Gには励起素子Pをステムと固定する際に用いるIn,Ag,Snのいずれかを含んだハンダ剤や、Au/Snなどに代表される共晶剤がp型層上に形成されている電極上に形成されている場合も含まれる。
【0028】
本発明では、基板Aにおける励起素子発光部Bの反対側には、基板Aから効率的に軸上方向へ励起光を取り出すことができるように光取り出し部Cがあってもよい。光取り出し部Cとしては、励起素子発光部Bと波長変換部Fとの間の屈折率を有し、かつ安定している材料であればよく、たとえばITO、ZnOなどが考えられる。干渉によって、光取り出し効率が低下することも考えられるので、層状の光取り出し部Cの膜厚dはd=((λ/4)+m(λ/2))/n(λ:発光波長、n:光取り出し部Cの屈折率、mは整数)で示される値であることが望ましい。
【0029】
励起素子周辺には励起光の一部が他の波長に変換する層状の波長変換部Fが形成されている必要があり、励起光と波長変換部Fから得られた発光、または波長変換部Fから得られた発光により白色を得る必要がある。波長を変換する材料としては特に指定はないが、励起光源の波長が青色領域の場合には、YAG系蛍光体が代表例としてあげられ、また青色領域よりも短波長領域での波長変換する材料としては、UV用三色混合蛍光体などが挙げられる。
【0030】
波長変換部FはキャビティーE内全体に配置してもよく、また図1のようにキャビティーEの上部のみに形成してもよい。キャビティーEの上部に波長変換部Fを効率的に製作する方法として、シリコーン樹脂などの樹脂に励起光の波長を変換する蛍光体を混合させ、樹脂を硬化させるまえに、蛍光体を励起素子Pの上部に沈降させて形成する方法や、蛍光体を含有した樹脂を素子上面に貼り付ける方法などが考えられる。
【0031】
キャビティーEについては、取り出し効率を落とさない範囲でできるだけ小さくして光束発散度を大きくするエ夫が必要である。キャビティーEとしては、励起素子発光部Bの端面からの発光を波長変換部Fに伝達すればどのような形でもよいが、キャビティーEの開口部は、少なくとも1辺は必ず直線部分を有し、できるだけ励起素子発光部Bの平面部が最大となるところと同程度の大きさを持つ必要がある。キャビティーEの開口部が励起素子発光部Bの平面部が最大となるところよりも面積比で3倍以下であれば光束発散度の向上に寄与するが、理想的には2倍以下であることが望ましい。
【0032】
なお、この基本的説明ではLEDなどのチップTの単独の場合について説明したが、当然のこととして、複数のマルチチップで構成される場合についても適用できることは勿論である。
【0033】
また、キャビティーEの端面角度Θ2は0°より大きくて90°以下であれば、開口部の大きささえ上記の条件になっていればどのような角度を有していてもよい。採算性と信頼性を鑑みると、キャビティーEの端面は垂直であることが望ましい。
【0034】
なお、図11に励起素子発光部Bと基板Aとの基本構成を模式的に示した。この模式図に示すようにチップ形状は基板Aの形である方形であるが、発光部Bはその上に成長された半導体層をRIE等のエッチングによって形成できるため、図示のような円柱形など種々の曲線を利用した形に形成できる。
【0035】
また、キャビティーEを含むリードフレーム部位には、灯体本体へ光源を取り付ける際に、キャビティー方向が望んでいる方向以外に回転し、希望する配光が得られなくならないように、少なくとも1辺には直線形状を有していることが望ましい。
【0036】
以下に、上述の基本構成を前提として本発明のいくつかの実施の形態について説明する。
【0037】
(実施の形態1)
図2(a)および(b)についてまず第1の実施の形態について説明する。
【0038】
図2は車載用LEDランプに用いた車載用波長変換素子を模式的に示しており、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【0039】
励起素子P1としては、SiC基板上に成長させたGaN系積層膜からなるLEDデバイスを製作した。この励起素子P1から発する励起波長は470nmでチップT1の大きさは1×2mm,高さ0.3mmとした。そして、チップ接合方法は、フリップチップ型を選択した。またキャビティーE1内には、YAG:Ce系蛍光体を混合したシリコーン樹脂を満たすことにより、白色光を得るようにし、その時の色座標はX=0.31,Y=0.32であった。
【0040】
ところで、上述のチップT1に対し、図2(a),(b)に示す実施の形態では、キャビティーE1の大きさが底面が1.1×2.1mmで端面角度が垂直という形状のものを用いた。
【0041】
これに対し、従来型と比較するため上述の構成のチップT1と同じ樹脂組成の材料を用いた車載用ランプの模式図を図3(a),(b)に示した。(a)は側面図、(b)は上面図である。
【0042】
すなわち、従来型の車載用ランプは、キャビティーExの形状は、底面が直径3.0mmの円形を有しており、端面は45°に傾いている。
【0043】
上記構成の両車載用ランプの性能を検査した。レンズは付けずに測定した結果は以下の表1の通りであった。
【0044】
【表1】
【0045】
この表1の結果から分るように、小型で集束性のあるキャビティーE1を用いることにより、光束発散度が改善され、車載ランプとして優れていることが分る。
【0046】
(実施の形態2)
図4(a),(b)および図5(a),(b)に励起素子P2,P3としては、SiC上に成長させたGaN系積層膜からなるLEDデバイスを製作した。両励起素子P2,P3から発する励起波長は470nmで、チップT2,T3の大きさは、1×1mm高さ0.3mmとし、チップ接合方法としてはフリップチップ型を選択した。図4はチップ端面を垂直とし、図5はチップ端面をすべての45°に傾斜させた。それぞれのキャビティー構造として、図4はキャビティーE2の底面が1.1×1.1mmでキャビティー端面が垂直のものを用いた。また図5のものについては、キャビティーE3の底面が0.5×0.5mmで、端面が45°に傾いており、開口部が1.1×1.1mmになっているキャビティー構造を選択した。また、図4については、キャビティーE2内にはYAG:Ce系蛍光体を混ぜたシリコーン樹脂を満たすことにより、白色光を得るようにした。また図5については、チップ周辺はN2ガスにより充填し、チップT3の上方部に上記蛍光体とシリコーン樹脂を混合させた溶剤を石英硝子上に塗布し、蛍光体層側を素子と密着するように配置して白色を得る様にした。図4、図5とも蛍光体層の濃度および膜厚を調整して、色座標x=0.32、y=0.31を達成した。レンズは付けずに測定を行った。表2に図4、および図5から得られた白色光の光束および光束発散度を示す。
【0047】
【表2】
【0048】
このことより、励起素子端面を傾斜化させることにより、光束発散度が上昇することが確認できた。
【0049】
(実施の形態3)
図6(a),(b)、図7(a),(b)に示す励起素子P4,P5としては、SiC上に成長させたGaN系積層膜させたLEDデバイスを用いた。励起素子P4,P5から発する励起波長は470nmで、チップT4,T5の大きさは、1×2mm高さ0.3mmとし、チップ接合方法としてはジャンクションダウン型を選択した。図6、7ともチップ端面を垂直とした。キャビティー構造として、キャビティー底面が1.1×2.1mmでキャビティー端面が垂直のものを用いた。図6については光取り出し部のないものを選択した。図7については、ITOを光取り出し部C1とすると共に電流拡散層として用いた。同一形状のキャビティーE4,E4内にはYAG:Ce系蛍光体を混ぜたシリコーン樹脂を満たすことにより、白色光を得るようにした。図6、図7とも蛍光体層の濃度および膜厚を調整して、色座標x=0.32、y=0.31を達成した。レンズは付けずに測定を行った。表3に図6、および図7から得られた白色光の光束および光束発散度を示す。
【0050】
【表3】
【0051】
この結果より光取り出し部C1により、光束発散度が改善されたことが確認できた。
【0052】
(実施の形態4)
図8(a),(b)に示す励起素子P6としては、SiC上に成長させたGaN系LEDデバイスを用いた。励起素子P6から発する励起波長は470nmで、チップT6の大きさは、1×1mm高さ0.3mmとし、チップ接合方法としではジャンクションダウン型を選択した。キャビティーE5の構造として、キャビティー底面が1.2×1.2mmでキャビティー端面が垂直のものを用いた。この実施例の形態では光り取り出し部などは使用しなかった。キャビティーE5内にはYAG:Ce系蛍光体を混ぜたシリコーン樹脂を満たすことにより、白色光を得るようにした。蛍光体層の濃度および膜厚を調整して、色座標x=0.32、y=0.31を達成した。レンズは付けずに測定を行った。表4に図8で得られた白色光の光束および光束発散度を示す。
【0053】
【表4】
【0054】
この結果から分るようにチップ端面に角度をつけない場合でも十分な光束発散度が得られたことが分る。
【0055】
さらに図9には図8の実施の形態に示した車載用LEDランプ16個を用いて、最適化したリフレクタにより前方へ光線を照射した場合を想定したシミュレーション結果を示す。
【0056】
(実施の形態5)
図10(a),(b)に車載用LEDランプに施した例を示す。
【0057】
図10に示す励起素子P7としては、SiC上に成長させたGaN系LEDデバイスでマルチチップとして実装した。励起素子P7から発する励起波長は470nmで、チップT7の大きさは、0.9×0.9mm,高さ0.3mmとし、チップ接合方法としてはジャンクションダウン型を選択した。そして、チップT7のチップ端面は垂直とした。キャビティーE6の構造として、キャビティー底面が1.1×2.1mmでキャビティー端面が垂直のものを用いた。キャビティーE6内にはチップT7を2つ設置し、チップT7とキャビティー端面との間隔、およびチップT7同士の間隔は全て100umになるようにした。キャビティーE6内にはYAG:Ce系蛍光体を混ぜたシリコーン樹脂を満たすことにより、白色光を得るようにした。そして、図示されていない蛍光体層の濃度および膜厚を調整して、色座標x=0.32、y=0.31を達成した。レンズは付けずに測定を行った。表5に図10から得られた白色光の光束および光束発散度を示す。
【0058】
【表5】
【0059】
【発明の効果】
本発明は、叙上のように励起素子端面から照射され、光を励起素子内で効率よく光線上に集光でき、しかもAuワイヤなどの導電ワイヤ像も前方に投影する傾向を抑制できるので、LEDヘッドランプやLEDフォグランプとして広く現実的な商品として提供できる効果を有する。また、本発明によれば、励起素子およびキャビティー開口部の少なくとも一辺が直線状に形成してあるので、ヘッドランプなどの自動車の照明光が、対向車の運転者に入らないように形成できると共に、キャビティー開口部が励起素子発光部の最大となる処より、面積比で2倍以下として形成してあるにも拘らず、十分な光束発散度が得られ、しかもキャビティーの端面角度Θ2は0°より大きく90°以下でよく、種々の形態のものも得ることができるなどの効果を有する。
【0060】
さらに、本発明によれば、リードフレーム部位は少なくとも一箇所に直線部分があるので、灯体本体へ光源を取りつける場合、キャビティーが回転することなく、キャビティ開口部の少なくとも一辺が直線状に形成されていることによる、希望の配光が得られなくなるのを防ぐ効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的構成を示す車載用波長変換素子の拡大模式図
【図2】 第1の実施の形態の模式図で、(a)は側面図、(b)は上面図
【図3】 図2に示す第1の実施の形態の車載用波長変換素子と対比するための従来型のものの模式図を示し、(a)は側面図、(b)は上面図
【図4】 第2の実施の形態の模式図でキャビティーに傾斜がない場合を示し、(a)が側面図、(b)が正面図
【図5】 図4に示す第2の実施の形態のキャビティーが傾斜している変形例の模式図で、(a)は側面図、(b)は上面図
【図6】 第3の実施の形態の模式図で、光取り出し部のない場合を示し、(a)は側面図、(b)は上面図
【図7】 図6に示す第3の実施の形態の光取り出し部がある変形例の模式図で、(a)は側面図、(b)は上面図
【図8】 さらに第4の実施の形態を示す模式図で、(a)は側面図、(b)は上面図
【図9】 シミュレーション結果を示すグラフ
【図10】 本発明のさらに他の実施の形態を示すもので、チップを2個のマルチ構成とした場合の模式図で、(a)が側面図、(b)が上面図
【図11】 励起発光素子と基板との構造の基本構成を示す斜面模式図
【図12】 従来例の模式図
【符号の説明】
A 基板
B 励起素子発光部
C,C1 光取り出し部
D 導電ワイヤ(Auワイヤ)
E(E1,E2,E3,E4,E5,E6) キャビティー
F 波長変換部
G 高反射率電極
P(P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7) 励起素子
T(T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7) チップ
Claims (5)
- 開口部を有するホーン形状のキャビティーと、
該キャビティー内に設置される励起光を発する発光部と基板とを含む一個または複数の励起素子と、
前記キャビティーの前記開口部に設置され、前記励起素子により励起された励起光の一部乃至全てを可視光に変換する波長変換部と、
前記励起素子と前記キャビティー底面の間にのみ設置される高反射率電極と、
前記キャビティーの開口側の非中央箇所に設置される他の電極を有する波長変換素子であって、
前記キャビティーの開口部と前記励起素子の前記励起光の光軸方向から見た形状が、長方形及び正方形を含む平行四辺形形状であり、
前記キャビティーの側面と底面のなす角度Θ 2 が90°未満であり、
前記励起素子の側面と前記キャビティーの側面とが略平行であり、
更に、前記励起素子の光軸方向から見た合計面積と、前記キャビティーの開口部の面積との比が3倍以下であることを特徴とする車載用波長変換素子。 - 前記励起素子は、この素子を構成するチップの前記励起素子の光軸方向から見た形状の縦横比が異なることを特徴とする請求項1記載の車載用波長変換素子。
- 前記励起素子が、フリップチップ型を含むジャンクションダウン型であって、
前記高反率電極が、Al、Ag、Rh、Ptのいずれかを含む高反射率電極であることを特徴とする請求項1または2記載の車載用波長変換素子。 - 前記励起素子と前記波長変換部との間に、前記基板と前記波長変換部の屈折率の間にある屈折率を有する材料により形成されている光取り出し部が設置されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の車載用波長変換素子。
- 前記キャビティーを有するリードフレーム部位は、前記励起素子の光軸方向から見た形状が少なくとも一箇所に直線部分を有していることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の車載用波長変換素子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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