JP4114634B2 - 電子写真用感光体、その製造方法、これを用いる画像形成方法、画像形成装置および画像形成用プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
例えば、結晶ヒドロキシガリウムフタロシアニンにより感光層を形成することが提案されており、そのような感光層を有する電子写真用感光体によれば、高い感度特性が得られることが報告されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、結晶ヒドロキシガリウムフタロシアニンは、それ自体が良好な分散性を有するため、分散状態の安定性が高い分散液が得られるが、この光導電材料により形成された感光層は、画像形成プロセスにおける履歴のメモリー性が大きいために繰り返し使用における感度特性の低下が比較的大きく、長期間にわたって十分な帯電電位安定性を得ることができない、という問題点がある。
当該電荷発生物質は、25〜98モル%のガリウムフタロシアニン二量体および2〜75モル%のヒドロキシガリウムフタロシアニンを含み、Cu−Kα特性X線の回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角(2θ±0.2)が7.5°および28.3°の個所に高い回折ピークを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記の電子写真用感光体が搭載されていることを特徴とする。
本発明の画像形成用プロセスカートリッジは、上記の電子写真用感光体を具えることを特徴とする。
また、GaPhCモノマーの含有割合が過小である電荷発生物質によれば、得られる感光層は感度が低いものとなって良好な画像形成特性が得られず、当該割合が過大の電荷発生物質によれば、電位安定性の高い感光層を得ることが困難となる。
具体的な分散処理方法は特に限定されるものではないが、実際には、溶剤に対するバインダー樹脂の溶解とGaPhCモノマーの分散処理を先行して行い、その後にGaPhCダイマーを添加して分散処理することが好ましい。これにより、電荷発生物質の全体の分散処理を高い効率で行うことができる。
この図1において、50は円筒状の電子写真用感光体であって、導電性基体が接地電位に維持された状態で時計方向に回転駆動されるよう設けられている。52は帯電手段を構成する帯電器であり、コロナ放電により感光体50の外周面を一様に帯電させる。この帯電器52による帯電に先行して、当該感光体における前画像形成プロセスによる帯電履歴の影響を除去するために、発光ダイオードなどを用いた除電露光器51による露光が行われる。
例えば、帯電器、像露光器、現像器、転写器、分離器およびクリーニング器のうちの1つまたは2つ以上を上記の感光体と共に一体的に結合することにより、または、帯電器、現像器、クリーニング器あるいはリサイクル部材などの少なくとも1つを上記の感光体と結合することにより、一体型プロセスカートリッジを構成することができ、これを画像形成装置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体に設けられたレールなどの案内手段によって着脱自在に装着される構成とすることができる。
(1)クロロガリウムフタロシアニンの合成
攪拌器、塩化カルシウム管などの必要器具を備えた1000mlのガラス製4口フラスコに、フタロニトリル177.2g、1−クロロナフタレン820mlおよび塩化ガリウム50.0gを仕込み、10時間還流下攪拌した。その後、還流を停止し、200℃程度まで放冷した後熱時濾過して、熱ジメチルホルムアミド3500mlおよびジメチルホルムアミド3000mlを用いて振りかけ洗浄した。得られたウエットケーキをジメチルホルムアミド800mlに分散し、5時間攪拌還流した後、熱時濾別し、更に熱ジメチルホルムアミド2500mlおよびジメチルホルムアミド2000mlを用いて振りかけ洗浄し、ジメチルホルムアミドをメタノールで置換した後乾燥することにより、青色固体のクロロガリウムフタロシアニン125.0g(収率73.5%)を得た。
上記のようにして得られたクロロガリウムフタロシアニン10.0gを濃硫酸300gに温度を0〜5℃に保ちながら徐々に溶解させ、この温度で1時間攪拌した。これをガラスフィルターで濾過して不溶解物を除去し、濾液を、1500mlの氷水に、温度が5℃を越えないように攪拌しながら注加し、注加終了後さらに2時間攪拌した。そして、濾別し、水洗後、1500mlのイオン交換水に分散し、濾別した。水洗後、ウエットケーキを4%アンモニア水600mlに分散し、68時間還流下に攪拌し、濾別した後、得られたケーキをイオン交換水で十分に洗浄した後、減圧下50℃で乾燥し、粉砕することにより、8.72g(収率89.8%)の青色固体を得た。
次いで、得られた青色固体7.7gをキノリン160mlに加え、190〜200℃で攪拌した。予め付属させたエステル管を使用し、生成する水を反応系内より除去しながら3時間還流下、攪拌した。熱時濾過し、DMFによる振りかけ洗浄に引続き、メタノールによってケーキ中のDMFを置換した後、乾燥し粉砕することにより、A型結晶変態を有するμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体7.1g(収率93.6%)を得た。
上記のようにして得られたA型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体70gを、ベッセル壁部材としてシリコンカーバイドを使用したサンドグラインダーに仕込み、粉砕メディアとして粒子径が3mmのジルコニアセラミックスを用い、20時間乾式粉砕を行った。この過程でアモルファス型に変換された。その後粉砕メディアを分離し、15gのアモルファス型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体を青色固体として得た。
上記のようにして得られたアモルファス型μ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体10gにジメチルホルムアミド300mlを加え、室温下で15時間攪拌し分散した。この分散体から固形物を濾取し、ジメチルホルムアミドを酢酸エチルで置換した後、減圧乾燥することにより、青色個体のμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体7.9gを得た。
この物質は、X線の回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.5°、9.9°、12.5°、16.3°、18.6°、25.1°、28.3°の個所に特徴的な回折ピークを示すものであった。
MALDI−TOF−MS法を用いる場合には、微粉末の状態、微粉末のみを有機溶媒に分散または溶解させた後に適当な方法で乾固した状態、微粉末および各種の樹脂結着剤を有機溶媒に分散または溶解させた後に適当な方法で乾固した状態のいずれの試料形態についても測定でき、マトリックス化合物を添加することにより定量できる。
これらの測定により、上記の方法で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体は、100%の純物質であることが確認された。
α−クロロナフタレン100mlに、3塩化ガリウム10部およびオルトフタロニトリル29.1部を加え、窒素気流下200℃で24時間反応させた後、生成したクロロガリウムフタロシアニン結晶を濾別した。このウエットケーキをジメチルホルムアミド100mlに分散させ、150℃で30分間加熱攪拌し、濾別後、メタノールで十分洗浄し、乾燥して28.9部(82.5%)のクロロガリウムフタロシアニン結晶を得た。得られたクロロガリウムフタロシアニン2部を濃硫酸50部に溶解し、2時間攪拌した後、氷冷した蒸留水75ml、濃アンモニア水75mlおよびジクロロメタン450mlの混合液に滴下して結晶を析出させた。析出した結晶を蒸留水で充分に洗浄し、乾燥することによりヒドロキシガリウムフタロシアニンの結晶1.8部を得た。この結晶は、X線の回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.0°、13.4°、16.6°、26.0°および26.7°の個所に特徴的な回折ピークを有していた。
上記合成例2で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(1)の結晶1部を、N,N−ジメチルホルムアミド15部および直径1mmのガラスビーズ30部と共に24時間ミリングした後、結晶を分離し、酢酸n−ブチルで洗浄し、乾燥することにより、ヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の結晶0.9部を得た。この結晶は、X線の回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度(2θ±0.2°)が7.5°、9.9°、12.5°、16.3°、18.6°、25.1°および28.3°の個所に特徴的な回折ピークを有し、そのうち7.5°および28.3°の個所のピークは高い回折ピークであった。
〔電荷発生物質a〕
上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体をそのまま電荷発生物質aとした。この電荷発生物質aは、GaPhCダイマーの含有割合が100モル%、GaPhCモノマーの含有割合が0モル%のものである。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)をそのまま電荷発生物質bとした。この電荷発生物質bは、GaPhCダイマーの含有割合が0モル%、GaPhCモノマーの含有割合が100モル%のものである。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の72ミリモルをN,N−ジメチルホルムアミド50mlに加え、室温で2時間攪拌分散した後、上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体の28ミリモルを分散しながら徐々に加え、更に3時間攪拌分散した。この混合物を濾取し、N,N−ジメチルホルムアミドを酢酸エチルで置換した後、減圧下で乾燥することにより、青色固体のGaPhCダイマー含有混合物を得た。これを電荷発生物質cとする。この電荷発生物質cは、GaPhCダイマーの含有割合が28モル%、GaPhCモノマーの含有割合が72モル%のものである。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の67ミリモルと、上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体の33ミリモルとを用いた他は、電荷発生物質cと同様にして、GaPhCダイマーの含有割合が33モル%、GaPhCモノマーの含有割合が67モル%の青色固体であるGaPhCダイマー含有混合物を得た。これを電荷発生物質dとする。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の50ミリモルと、上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体の50ミリモルとを用いた他は、電荷発生物質cと同様にして、GaPhCダイマーの含有割合が50モル%、GaPhCモノマーの含有割合が50モル%の青色固体であるGaPhCダイマー含有混合物を得た。これを電荷発生物質eとする。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の5ミリモルと、上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体の95ミリモルとを用いた他は、電荷発生物質cと同様にして、GaPhCダイマーの含有割合が95モル%、GaPhCモノマーの含有割合が5モル%の青色固体であるGaPhCダイマー含有混合物を得た。これを電荷発生物質fとする。
上記合成例3で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(2)の2ミリモルと、上記合成例1で得られたμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体の98ミリモルとを用いた他は、電荷発生物質cと同様にして、GaPhCダイマーの含有割合が98モル%、GaPhCモノマーの含有割合が2モル%の青色固体であるGaPhCダイマー含有混合物を得た。これを電荷発生物質gとする。
上記合成例2で得られたヒドロキシガリウムフタロシアニン(1)をそのまま電荷発生物質hとした。この電荷発生物質hは、GaPhCダイマーの含有割合が0モル%、GaPhCモノマーの含有割合が100モル%のものであり、そのX線の回折スペクトルは本発明の条件を満たさないものである。
また、後述するところに従って、上記の電荷発生物質を用いて作製された電子写真用感光体から、当該電荷発生物質を含有する電荷発生層を剥離して電荷発生物質を回収し、上述した方法によって分析を行ったところ、いずれの電荷発生物質においても、GaPhCダイマーとGaPhCモノマーとの含有割合の値に変化はみられず、X線の回折スペクトルも同一のピーク値を有するものであった。
(1)中間層の形成
円筒状のアルミニウム製導電性基体上に、中間層形成用組成物(UCL−1)を浸漬法によって塗布し、150℃において10分間加熱乾燥して膜厚0.2μmの中間層を形成した。
中間層形成用組成物(UCL−1)は、ジルコニウム化合物(商品名:オルガチックスZC540、マツモト製薬社製)10部と、シラン化合物(商品名:A1110、日本ユンカー社製)1部と、イソプロパノール40部と、ブタノール20部とよりなる組成物である。
上記電荷発生物質aの1部と、バインダー樹脂であるポリビニルブチラール(商品名:エスレックBM−S、積水化学社製)1部と、溶剤である酢酸n−ブチル100部とを、ガラスビーズと共にペイントシェーカーで1時間分散処理することにより、電荷発生層形成用分散液(CGL−a)を調製した。
この電荷発生層形成用分散液(CGL−a)を上記中間層の上に浸漬法により塗布し、100℃において10分間加熱乾燥して膜厚約0.2μmの電荷発生層を形成した。
N,N−ビス(3,4−ジメチルフェニル)ビフェニル−4−アミン2部と、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−1,1′−ビフェニル−4,4′−ジアミン2部と、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(粘度平均分子量4万)6部と、テトラヒドロフラン80部と、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.2部とを混合して、電荷輸送層形成用分散液(CTL−1)を調製した。
この電荷輸送層形成用分散液(CTL−1)を上記電荷発生層の上に浸漬法により塗布し、120℃で1時間加熱乾燥して膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、もって感光体1を製造した。
上記感光体1の製造において、電荷発生物質aの代わりに、電荷発生物質b〜hの各々を用いて電荷発生層形成用分散液(CGL−b)〜(CGL−h)を調製し、その各々を用いて電荷発生層を形成した他は、同様にして感光体2〜8を製造した。
上記感光体1〜8の製造に用いた電荷発生層形成用分散液(CGL−a)〜(CGL−h)の各々の7mlを試験管に入れ、常温常圧の密閉空間内に1週間保存し、電荷発生物質粒子の沈降の程度を観察した。その結果、GaPhCダイマーのみよりなる電荷発生物質aが分散された電荷発生層形成用分散液(CGL−a)は、電荷発生物質aがほとんど沈降し、透明な上澄み液部分が生じた。これに対し、他の電荷発生物質b〜hによる電荷発生層形成用分散液(CGL−b)〜(CGL−h)では、いずれも、透明な上澄み液部分はほとんど生じていなかった。
上記感光体1〜8の各々を、基本的に図1に示されている構成に従い、コロナ帯電、レーザ露光、反転現像、静電転写、分離およびクリーニングブレードによる画像形成プロセスによって画像形成動作するデジタル複写機「Konica7050」の改造機に搭載して画像形成テストを行った。
(1)現像剤としては、デジタル複写機Konica7050用の現像剤をそのまま用いた。
(2)プロセス条件は、当該複写機の通常のプロセス条件とした。
(3)帯電は、図2および図3に示した帯電器を用い、初期帯電電位を−750Vに設定して行った。
(4)露光は、露光部電位が−50Vとなる露光量に設定して行った。
(5)現像は、直径40mmの現像スリーブを、感光体と現像スリーブ間の現像領域の間隙幅(Dsd)が550μmとなるよう配置し、直流バイアスが−550V、現像剤層厚がエッジカット方式により現像剤層厚700μmとなる条件で行った。
(6)転写は、コロナ帯電方式による転写極により、転写ダミー電流値が45μAとなる条件で行った。
(7)クリーニングは、ウレタンクリーニングブレードを線圧20N/mで押接させたものにより、行った。
なお、各連続複写操作における最初の複写画像の形成を開始する前に、感光体とクリーニングブレードをなじませるために、感光体とクリーニングブレードにセッティングパウダーを塗布し、感光体を1分間回転させた。
(1)電位安定性(初期電位変動ΔV1.2 )
第2連続複写操作における第1回目の画像形成プロセスにおける感光体未露光部(白ベタ画像部)の帯電電位の値と、これに続く第2回目の同じ部分の帯電電位の値を現像位置において測定し、それらの電位の値の差を絶対値(単位:V)で求めた。この初期電位変動ΔV1.2 の値は、それが小さいほど帯電電位が安定していることを示す。
第1連続複写操作において形成された1万枚の可視画像について、画像メモリー現象、具体的には、ハーフトーン画像に黒べた画像の残像が形成される現象が発生した可視画像の枚数を調べた。
A:画像メモリー現象の発生した可視画像の枚数が0で、良好な状態。
B:画像メモリー現象の発生した可視画像の枚数が1〜4で、実用上問題のない状態。
C:画像メモリー現象の発生した可視画像の枚数が5以上で、実用上問題のある状態。
第1回の連続複写操作において、第1回目の可視画像および1万回目の可視画像において、複写画像における文字画像について画像にじみの有無を目視で判定した。
A:画像にじみの発生が認められず、良好な状態。
B:画像にじみの発生が認められるが、実用上問題ないレベルの状態。
C:画像にじみおよび文字流れの発生が認められ、実用上問題のある状態。
第1回の連続複写操作の終了後、ベタ白画像をA4紙に100枚連続して複写し、得られた可視画像を、ビデオプリンター付き顕微鏡によって観察し、長径0.4mm以上の黒い点を「黒ポチ」として認識し、その出現頻度を判定した。
A:すべての複写画像について黒ポチの出現頻度が3個以下で良好な状態。
B:黒ポチの出現頻度が4個以上の複写画像もあるが、すべての複写画像について黒ポチの出現頻度が10個以下であり、実用上問題のない状態。
C:黒ポチの出現頻度が11個以上の複写画像があり、実用上問題のある状態。
(1)導電層の形成
円筒状のアルミニウム製導電性基体上に、導電層形成用分散液(CPL−1)を浸漬法によって塗布し、140℃で30分熱硬化することによって、膜厚が15μmの導電層を形成した。
導電層形成用分散液(CPL−1)は、酸化スズコート処理酸化チタン(導電性顔料)10部と、酸化チタン(抵抗調節用顔料)10部と、フェノール樹脂(バインダー樹脂)10部と、シリコーンオイル(レベリング剤)0.001部と、メタノールとメチルセロソルブとが重量で1:1である混合溶剤20部とよりなる分散液である。
上記導電層の上に中間層形成用分散液(UCL−2)を浸漬法によって塗布し、100℃において10分間加熱乾燥して膜厚0.5μmの中間層を形成した。
中間層形成用分散液(UCL−2)は、N−メトキシメチル化ナイロン3部と、共重合ナイロン3部と、メタノール65部と、n−ブタノール30部とよりなる分散液である。
上記電荷発生物質aの1部と、バインダー樹脂であるポリビニルブチラール(商品名:エスレックBM−S、積水化学社製)の1部と、溶剤である酢酸n−ブチル100部とを混合し、ガラスビーズと共にペイントシェーカーで1時間処理して分散させて、電荷発生層形成用分散液(CGL−a)を調製した。
この電荷発生層形成用分散液(CGL−a)を、上記中間層上に浸漬法により塗布し、100℃において10分間加熱乾燥して膜厚約0.2μmの電荷発生層を形成した。
下記構造式(1)で示されるスチリル化合物10部と、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(粘度平均分子量2万)10部と、ジクロルメタン20部と、モノクロルベンゼン60部とよりなる電荷輸送層形成用分散液(CTL−2)を、上記電荷発生層の上に浸漬法により塗布し、150℃で1時間加熱乾燥して膜厚20μmの電荷層を形成した。
下記構造式(2)で示される化合物により処理量7%で表面処理したアンチモンドープ酸化錫微粒子20部と、メチルハイドロジェンシリコーンオイル(商品名KF−99:信越シリコーン(株)製)により処理量25%で表面処理したアンチモンドープ酸化錫微粒子30部と、下記構造式(3)で示される紫外線硬化性アクリル樹脂(商品名ビスコート#295:大阪有機化学工業(株)製)18部と、重合開始剤2−メチルチオキサンソン1部と、エタノール150部とを混合し、これをサンドミルにて66時間かけて分散を行い、更にポリテトラフルオロエチレン微粒子(平均粒径0.18μm)20部を加えて分散を行うことにより、保護膜形成用組成物(OCL−1)を調製した。
この保護膜形成用組成物(OCL−1)を上記電荷輸送層の上に浸漬法により塗布し、高圧水銀灯により320mW/cm2の光強度で30秒間硬化を行い、その後120℃で2時間熱風乾燥して、膜厚が4μmの保護層を形成し、感光体9を製造した。
上記感光体9の電荷発生層の形成において用いた電荷発生物質aの代わりに、電荷発生物質b、eおよびhの各々を用いたこと以外は同様にして電荷発生層形成用分散液(CGL−b)、(CGL−e)および(CGL−h)を調製し、その各々を用いたこと以外は同様にして感光体10〜12を製造した。
これらの感光体9〜12の各々について、ローラ帯電、レーザ露光、反転現像、クリーニングレスプロセスを有する画像形成装置レーザーショット4000(ヒューレットパッカード社製)の改造機を評価機として用いて、形成された可視画像について感光体1〜8と同様にして、電位安定性以外の事項について評価を行った。表2に結果を示す。
特に、電荷発生物質cについての電荷発生層形成用分散液(CGL−c)の分散状態の安定性のテストから、GaPhCモノマーの含有割合が2モル%以上であれば、十分に高い分散安定性が発揮されることが明らかである。
51 除電露光器
52 帯電器
521 針状電極
522 電極体
523 安定板
524 グリッド電極
524a,524b 開口部
525 保持部材
HV 高圧電源
GV グリッド電源
53 像露光器
531 ポリゴンミラー
532 反射ミラー
54 現像器
541 現像剤担持体
P 転写紙
57 給紙ローラ
58 転写器
59 除電分離器
60 定着装置
601 熱ローラ
602 圧着ローラ
61 排紙ローラ
62 クリーニング器
621 ブレード
70 プロセスカートリッジ
Claims (8)
- 電荷発生物質を含有する感光層が導電性基体上に形成されてなり、
当該電荷発生物質は、25〜98モル%のガリウムフタロシアニン二量体および2〜75モル%のヒドロキシガリウムフタロシアニンを含み、Cu−Kα特性X線の回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角(2θ±0.2)が7.5°および28.3°の個所に高い回折ピークを有することを特徴とする電子写真用感光体。 - 電荷発生物質は、Cu−Kα特性X線の回折スペクトルにおいて、ブラッグ角(2θ±0.2)が7.5°、9.9°、12.5°、16.3°、18.6°、25.1°および28.3°の個所に特徴的な回折ピークを有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真用感光体。
- 電荷発生物質は、そのガリウムフタロシアニン二量体がμ−オキソ−二量体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子写真用感光体。
- 感光層が、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、これに積層された電荷輸送層とを有してなり、必要に応じて保護膜が設けられてなる積層型感光層であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子写真用感光体。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電荷発生物質が分散されてなる分散液を塗布し乾燥する工程を含む手段により感光層を形成することを特徴とする電子写真用感光体の製造方法。
- 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子写真用感光体を用いることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子写真用感光体が搭載されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電子写真用感光体を具えることを特徴とする画像形成用プロセスカートリッジ。
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