JP4109693B2 - ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム - Google Patents
ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4109693B2 JP4109693B2 JP2005507577A JP2005507577A JP4109693B2 JP 4109693 B2 JP4109693 B2 JP 4109693B2 JP 2005507577 A JP2005507577 A JP 2005507577A JP 2005507577 A JP2005507577 A JP 2005507577A JP 4109693 B2 JP4109693 B2 JP 4109693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- ring
- node
- card
- rpr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/42—Loop networks
- H04L12/437—Ring fault isolation or reconfiguration
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
図29は光伝送システムの構成例を示す図である。この図29に示す光伝送システム500は、広範な地域に設けられたノード(通信装置,RPRノード,ノード装置又はリングノード)が光ファイバ等により接続されて構成され、高速かつ大容量のパケット(IPパケット,IPデータグラム又はIPフレーム)を伝送するものであって、基幹系のWDM(Wavelength Division Multiplexing)ネットワーク101と、このWDMネットワーク101に接続されたサブネットワークとしてのADSLネットワーク102a,SONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy:同期光通信網/同期ディジタルハイアラーキ)ネットワーク102b,インターネット102cおよび光ネットワークシステムとしてのRPRシステム102dをそなえて構成されている。ここで、WDMネットワーク101は、複数のノードが複数本の光ファイバにより接続されて構成された多重パケットリングである。パケットの多重化方法は、例えば時間多重であって、複数のユーザをそれぞれタイムスロットに割り当てるようにしている。また、ADSLネットワーク102aは、電話用メタリックケーブルを用いて、ユーザから電話局への上り伝送速度がその逆の下り伝送速度よりも大きい伝送ネットワークである。また、インターネット102cは、大容量のパケットを多重化して伝送するものである。このインターネット102cを用いて音声データを送受信するVoIP技術が用いられることも多く、これにより、例えば企業が有するLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)を用いた内線電話およびインターネット電話等が実用化されている。
特に、メトロエリア等の都市圏においては、パケットリングを導入する傾向が顕著である。このため、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)は、2003年12月を目標にIEEE802.17RPR(パケットリングシステムの標準仕様を規定したもの)の標準化作業を進めている。従来から、パケットリングにおいて各ノードがトークンを用いてパケットを送受信する方法は、トークンリング又はFDDI(Fiber−Distributed Data Interface)リングとして知られているが、近年のパケットリングは、トークンリング等と区別するため、一般に、RPRネットワークと呼ばれている。
図30(a),図30(b)はそれぞれRPRネットワークに用いられるパケットフォーマットの一例を示す図であり、パケット例としてMACパケットおよびRMAC(RPR MAC)パケットを表す。このMACパケットは、IEEE802.3に規定されたイーサネット(登録商標)のパケットであり、RMACパケットは、IEEE802.17で規定されたRPRMACヘッダを有するものである。ここで、各フィールドに書き込まれる情報について概略的に説明する。図30(a)に示すMACパケットは、よく知られているように、MAC送信先アドレス,MAC送信元アドレス,イーサタイプ,ペイロード(ユーザデータ部)および誤り検出のためのFCS(Frame Check Sequence)の各フィールドを有する。
(X3)ラップおよびステアリングを用いたプロテクション機能
光リングネットワークとしてのRPRネットワーク102dにおいて障害が発生した場合は、各ノード#A〜#Fは、受信したパケットの転送リング(転送ルート)を切り替え処理(折り返し処理)するようになっている。
パケットリングを構成する各ノード#A〜#Fは、RPRネットワーク102dであるパケットリングと、RPRネットワーク102dと異なる外部ネットワーク(例えばインターネット102c)とをインタフェースするものであって、RPRカードを設けている。このRPRカードのハードウェアは主に2種類ある。
(X5)RPRカード
図32に示すノード#Dは、East側のRPRカードと、West側のRPRカードと、スイッチ部(SW部)と、n枚(nは自然数を表す。)のラインカードとをそなえて構成されている。分離型カード(East側のRPRカードおよびWest側のRPRカード)は、East側の終端機能とWest側の終端機能とがそれぞれ別個のRPRカードに設けられている。そして、スイッチ部は、RPRネットワーク102d側のパケットと、外部ネットワーク側のパケットとの各方路を切り替えるものである。ラインカードは、10Mbps,100Mbpsおよび1Gbps等の各種の伝送仕様に対応したものである。
(X6)RPRカード内のデータパス
図34は従来の分離型RPRカード内のデータパスを示す図であり、図35は従来の一体型RPRカード内のデータパスを示す図であり、それぞれ、パケットリングにおけるデータパスが表示されている。そして、図34に示すRPRカード200a,200bと、図35に示すRPRカード210とは、いずれも、図32,図33にそれぞれ示す外部リング103aと内部リング103bとのデュアルリングの組み合わせになっている。そして、ノード#D(図32)と、ノード#D(図33)とのそれぞれにおいてドロップされないリングパケットは、RPRカード200a,200bと、RPRカード210を介してEast側およびWest側との間においてスルーされパケットリングに送信されるようになっている。
分離型カードおよび一体型カードの各構成における特徴を以下の(Y1),(Y2)に示す。
分離型カードのメリットは、RPRカードの障害時にRPRカード単体(Eastカード又はWestカード)毎に保守交換が可能である点である。例えばEastカードの障害等によって保守交換が必要になると、ノード(例えばノード#D)にはWestカードが実装されたままの状態である。このため、ラッププロテクション機能が動作し、システム全体がリングから切り離されずに通信を継続できる。
(Y2)一体型カードの特徴
一体型カードのメリットは、ノードが1枚のRPRカードを用いてパケットリングに接続できる。このため、一体型カードを設けたノードは、分離型カードを設けたノードと比較して、パケットリングおよびノードのコストダウンが可能となる。また、RPRカードを収容するスロットの消費も削減することが可能なため、ラインカードも含めたノード全体のポート数の増加が図れる。
(Y3)一体型カード
一体型カードのデメリットは、RPRカードの障害時および保守交換時等において、各ノードが、パケットリングから完全に切り離されてしまう。このため、一体型カードは、信頼性よりもコストダウンを重要視する小規模ネットワーク等に適用される。
分離型カードを用いた場合のデメリットは主に2点ある。第1に、RPRカードが分離されており、各ノード#A〜#FがRPRカードを最低2枚実装する必要があるので、一体型カード構成のノードと比較してリングを構成するためのコストがアップする点である。第2の点は、ノードに設けられた全ポート数(ポート収容数)のうちのRPRカードを挿し込む(RPRカードを収容する)ための物理的なスロットに割り当てられたポート数が消費され、加えて、ラインカードを挿し込むための物理スロットに割り当てられたポート数も消費されるので、ノードが使用可能な全ポート数が低下することである。このため、分離型カードは、コストダウンよりも信頼性を重要視する通信事業者(通信キャリア)等が保有するキャリアネットワーク等に適用される。
一体型カードを用いた場合、ラインカードがRPRカードに対してパケットを送信するときに、最短方路となるRPRカードを選択する必要がある。このため、ラインカードに送信先リングの選択機能(リングトポロジテーブル等)が設けられ、この選択機能により最短方路となるリングが選択されていた。すなわち、ラインカード自身がパケットを送信すべきEastポート又はWestポートを選択し、選択したポートに接続されたRPRカードへ対してパケットを送信する機能を要する。
従って、従来、RPRシステムの開発において、RPRカードの構成形態を一体型又は分離型のうちのいずれか一方を採用すると、開発者は、個々のユーザのパケットリングに対して、信頼性および価格面において、必ずしも最適なRPRシステムを提供できない場合が存在するという課題を有する。
さらに、部品数の減少によりノードの低廉化が図れる。RPRインタフェースカード交換時の通信断が回避されて継続的な通信が可能となる。さらに、カードの製造,カードの設置に関し、多数の部品を汎用的に用いることができ、カードのコストを低廉化でき、RPRインタフェースカード数の削減等によりシステム構築のコストダウンが図れる。
(2)そして、複数のプロトコル処理部と、パケット処理部とを設けたRPRインタフェースカードを複数そなえ、上記の複数のRPRインタフェースカードのうちの少なくとも1枚が、多重リング伝送路の第1方向と第2方向とのそれぞれに設けられた複数のポートのうちの第1方向のポートに接続された第1カードと、複数のポートのうちの第2方向のポートに接続された第2カードとが分離して設けられた分離型カードとして構成されてもよく、このようにすれば、リングネットワークと接続されるRPRインタフェースカードが、例えばEast(第1方向)ポートと例えばWest(第2方向)ポートとに分離され、保守運用時のRPRインタフェースカードの交換時にパケットリングシステムがリングネットワークから切り離されることなく通信が継続できる。
(8)また、本発明のカードは、受信したリングパケットのノード識別子と複数の第2伝送路から受信された第2パケットの送信先アドレスとに基づいてリングパケットおよび第2パケットをそれぞれ複数の第2伝送路側又は多重リング伝送路側との間において入出力し相互に接続されたプロトコル処理部と、プロトコル処理部から複数の第2伝送路側に出力されたリングパケットと複数の第2伝送路からプロトコル処理部側に出力された第2パケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部とをそなえ、多重リング伝送路の第1方向および第2方向にそれぞれ設けられた複数のポートの全てに接続された一体型カードとして構成されたことを特徴としている。
(9)ラインカードが、ノード識別子と、リング識別子と、第2パケットの送信元装置のアドレス情報とを対応づけて保持する学習テーブルと、複数のノードの接続状態を表すリングトポロジを保持するリングトポロジテーブルとをそなえ、学習テーブルが、多重リング伝送路が4重以上の場合において、ブロードキャストパケットの送信元ノードのノード識別子とリングトポロジとに基づいて、最短経路を経由して転送されたリングパケットを取得するとともにブロードキャストパケットを廃棄することにより、ブロードキャストパケットを転送するための最短経路を学習するように構成することもでき、このようにすれば、ラインカードの学習テーブルには最短経路となるパケットリングについて学習可能となり、効率的に伝送可能となる。
図1は本発明の第1実施形態に係る光伝送システムの構成図である。この図1に示す光伝送システム100は、広範な地域間を光ファイバ等により接続された高速および高帯域のネットワークシステムであって、WDMネットワーク101と、RPRネットワーク(光ネットワークシステム)102と、サブネットワーク102a〜102cとをそなえて構成されている。
RPRネットワーク102は、本発明が適用される光ネットワークシステムであって、例えば大都市間においてパケットを伝送するものである。このRPRネットワーク102は、各大都市におけるギガビットイーサネット等の複数のLANが接続され、ユーザに対してMAN,WAN等の環境を提供するようになっている。ユーザは、RPRネットワーク102を利用することにより、ローカルネットワークの簡便性および利用効率等のサービスを提供される。
(1−1)多重パケットリング(多重リング伝送路.多重RPRリング又は多重リングネットワーク)の構成
図2は本発明の第1実施形態に係るRPRネットワーク102の概略的な構成図である。この図2に示すRPRネットワーク102は、例えば6基のノード(RPRノード又はリングノード)#A〜#Fが、2重化された光ファイバ(一対の光ファイバ)を用いてリング状に接続されたデュアルリング(2重リング伝送路)が構成されている。
ノード#A〜#Fに接続された1又は複数の外部ネットワーク107は、例えば、イーサネット,インターネット,LAN,WAN又はMPLS(Multi−protocol Label Switching)ネットワーク(又はユーザ回線,回線ネットワーク)である。なお、MPLSとはMPLSネットワークにおけるルータ(図示省略)が、受信パケットにIPアドレスの代わりにラベルを付与し、MPLSネットワークに設けられた各ルータがそのラベルだけを参照してMPLSパケットを転送する技術である。
なお、以下、特に断らない場合、外部ネットワーク107をインターネットとして説明する。また、RPRネットワーク102は、物理レイヤのプロトコルに依存せず、MACレイヤのパケットを処理できる。
(1−3)リングの多重化および方向の説明
図31(a)〜図31(c)はそれぞれ多重リング伝送路(多重パケットリング)を説明するための図であって、いずれも、「パイプ状」に表示されたものが1本の光ファイバを表す。この図31(a)に示すパケットリングは、外部リング#1(Tx,Rx)と内部リング#2(Tx,Rx)とがデュアルリングとして構成されている。すなわち、1リングは2光ファイバからなる。そして、各ノード#A〜#Fは、リング毎に、パケットの伝送帯域を動的に割り当て可能となっている。なお、Tx,Rxは、各々送信用,受信用を表す。
(1−4)冗長構成(プロテクション)
このデュアルリングによってパケットリングが冗長化されており、外部リング#1,内部リング#2が、それぞれ、現用として機能している。ここで、障害発生時、各ノード#A〜#Fは、障害発生リングに対するパケット送信を回避すべく、ラッププロテクションを起動し、また、正常ルートを選択するようにパケットの経路を選択する。なお、外部リング#1,内部リング#2のいずれかに対してパケットを送信するかについては種々変更可能である。
(1−5)多重パケットリングの特徴
各ノード#A〜#Fは、以下に詳述するRPRカード(RPRインタフェースカード,インタフェースカード又はIF[Interface]カード又はカード)を有し、このRPRカードがパケットリングとインターネット等の外部ネットワーク107との間を接続している。各ノード#A〜#Fは、パケットリングおよび外部ネットワーク107の双方と異なるネットワークと接続されていないので、設置を要するポート数を少なくすることができ、このポート数の削減により低廉化が図れる。
加えて、RPRネットワーク102は、統計多重機能を有する。この統計多重機能の定義例は、パケットトラフィックに応じてネットワークの資源を効率的に割り当てて負荷を分散させることである。
各ノード#A〜#Fは、6基のノード#A〜#Fが多重パケットリングを介して接続されたパケットリングのリングパケットと、以下に述べるn枚(nは自然数を表す。)のラインカード8を介して接続された外部ネットワーク107とをスイッチするものである。また、各ノード#A〜#Fに設けられたRPRカードは、それぞれ、RPRカードを2枚設けた分離型カードとして構成されている。
RPRカード1a,1bは、ともに、2個のRPR部(プロトコル処理部)3a,3bと、パケット処理部4とを設けたものである。
これらのRPRカード1a,1bは、それぞれ、リング#1,#2とリング#3,#4との両方に接続されており、リング#1〜#4からのリングパケットと、ラインカード8からのIPパケットとをスイッチ又はインタフェースする。ここで、第1RPRカード1aのRPR部3aと第2RPRカード1bのRPR部3aとは、メイトインタフェース(後述する外部メイトインタフェース6)を介して相互に接続されており、この点で、カードの内部にメイトインタフェースを設けたRPRカードと異なる。
また、RPRカード1a,1bの構成については、後述する。
(2−1−2)ラインカード8
n枚のラインカード8は、それぞれ、リングパケットの送信元ノードを表すノードID(ノード識別子)と、2重〜3重等の多重パケットリングの各パケットリングを表すリングID(リング識別子)と、IPパケットの送信元装置のMACアドレス等のアドレス情報と、6基のノード#A〜#Fの接続状態を表すリングトポロジとに基づいて、外部ネットワーク107との間においてIPパケットを送受信するものである。
なお、nの値は加入者の増減に応じて変更可能である。すなわち、1枚のラインカード8が収容(又は多重化)できる回線数とユーザ数とに基づいて枚数が増減される。
(2−1−3)スイッチ部7
スイッチ部7は、RPRカード1a,1bとn枚のラインカード8との間におけるパケット転送においてパケットのスイッチ(インタフェース又は交換)機能を有するものであり、例えばスイッチカードにより実現される。
(2−1−4)CPU部12
CPU部12は、ノード#Aの装置全体を制御するものであって、ノード#Aに設けられたデータ通路のCPUバス12aを介して各インタフェースカード,ラインカード8を制御するものであって、具体的には、CPUバス12aを介して、分離型又は一体型の各RPRカードを設定する。このCPU部12の機能は、例えばCPU(Central Processing Unit)およびROM,RAM(図示省略)等によって実現され、1枚の回路基板上にCPU,ROM又はRAM等が設けられたCPUカードとして形成されている。
(2−1−5)パケット伝送の概略的な説明
これにより、図1に示すノード#Aに接続された外部ネットワーク107からノード#Bに接続された外部ネットワーク107に対するパケットは、ノード#Aのラインカード8においてフォーマット処理されてからノード#Aのスイッチ部7においてパケットの送信先に応じて選択されたノード#AのRPRカード1a又はRPRカード1bにスイッチされる。このスイッチされたパケットは、パケットリングを伝送するときのフォーマットに変換されリングに送信される。
(3)RPRカード1a,1b
図4は本発明の第1実施形態に係るRPRカード1a,1bのブロック図であり、RPRカード1a,1bは同一構成である。この図4に示すRPRカード1aは、West側のノード#FおよびEast側のノード#Bのそれぞれとポートおよび光ファイバを介して接続されるとともに、1以上の外部ネットワーク107と接続されている。そして、以下に示すスルー機能およびスイッチ機能を用いることにより、パケットリングにおけるRPRパケットをインタフェースする。
上記のパケット転送ルートを用いて、RPRカードは、ともに、スルー,スイッチおよび折り返しの各機能を発揮する。
スルーとは、ノードにてドロップされないパケットをパケットリングに送信することを意味する。すなわち、East側又はWest側からのパケットのうちの自ノード以外のノードの送信先を有するものは、内部メイトインタフェース5又は外部メイトインタフェース6を介して、West側又はEast側に再度送信される。
そして、折り返しとは、ノード間を接続する光ファイバ又は各ノード#A〜#Fにおいて障害が発生したときのプロテクション動作(プロテクション機能)であって、受信パケットの廃棄又は消失を防止するために、その受信パケットを、受信リングと異なる他の一方のリングに対して折り返すことである。具体的には、プロテクション動作時に、外部リング103a又は内部リング103bの一方から受信されたパケットは、RPRカード1において、他方の内部リング103b又は外部リング103aに再度転送されるようになっている。
また、各ノード#A〜#Fは、内部メイトインタフェース5と外部メイトインタフェース6とを排他制御可能なメイトインタフェース管理部4aを設けており、このメイトインタフェース管理部4aの排他制御管理によって、内部メイトインタフェース5および外部メイトインタフェース6の両方が同時に通電(又は動作)されることが禁止されるようになっている。このメイトインタフェース管理部4aの設置場所は、RPR部3a,3b,パケット処理部4又はRPRカード1a,1bの外側のいずれに設けてもよい。図4に示すメイトインタフェース管理部4aは、パケット処理部4に設けられた場合のものである。
これにより、パケットリングからのパケットは、スイッチ側に送信されず、このリングスルーパスのルートを経由してRPRカード1にて処理される。なお、内部メイトインタフェース5と外部メイトインタフェース6との両方を両メイトインタフェースと称する。
RPRカード1a,1bは例えばカード型の回路基板であって、回路部品,回路パターン,接続端子,CPU,ROM,RAM,ICおよびLSI等のチップ又はデバイスを設け、これらによってスイッチング機能が発揮される。
RPRカード1a,1bは、2個のPHY部2a,2bと、2個のRPR部3a,3bと、パケット処理部4と、内部メイトインタフェース5と、1又は複数の外部メイトインタフェース6とをそなえて構成されている。また、RPRカード1a,1bは、外部リング103aと内部リング103bとの2重のパケットリングに接続されている。
各PHY部2a,2bは、物理レイヤを制御するものである。本発明のRPRカード1a,1bが処理可能な物理レイヤは各種のプロトコルである。なお、PHY部2a,2bの機能は、いずれも、LSI(Large Scale Integration)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって発揮される。
各RPR部3a,3bは、受信したリングパケットのノードIDとラインカード8にて受信されたIPパケットの送信先アドレスとに基づいてリングパケットおよびIPパケットをそれぞれラインカード8側又は多重パケットリング側との間において入出力し相互に接続されている。また、RPR部3a,3bは、RPRレイヤ処理をするものであって、同一のものが設けられている。
図5は本発明の第1実施形態に係る分離型カード構成におけるスイッチ処理を説明するための図である。この図5に示すRPRカード1aのRPR部3aと、RPRカード1bのRPR部3aとは、それぞれ、ノード#Aに設けられており、このノード#Aの内部において、それぞれ外部メイトインタフェース6により接続されるようになっている。また、RPRカード1aのRPR部3bと、RPRカード1bのRPR部3bとがそれぞれ外部メイトインタフェース6を用いて接続されている。また、ノード#B〜#Fについてもこの図5に示すノード#Aと同一構成になっており、重複した説明を省略する。
具体的には、RPRカード1aがリング#1(Ring #1 Rx)からパケットを受信すると、そのパケットは、RPR部3aにて送信先の例えばノード#BのノードIDが抽出され、その抽出されたノードIDがノード#A自身又は他のノード#Bであるか否かが判定される。そして、パケットの送信先ノードがノード#Bの場合、RPR部3aは、外部メイトインタフェース6を介してRPRカード1bに設けられたRPR部3aに入力される。そして、RPR部3aにてそのパケットがスイッチされて、リング#1に送信されスルーされる。
さらに、リング#3からのリングパケットがノード#Aに入力されると、RPRカード1aに設けられたRPR部3bが、そのパケットのヘッダを参照して、そのパケットを外部メイトインタフェース6に送信し、RPRカード1bのRPR部3bに入力され、RPR部3bに入力されたパケットは、リング#3に対して再度送信され、これにより、スルー機能が発揮される。
換言すれば、ノード#AのRPR部3a,3bは、それぞれ、PHY部2a,2bからの受信パケットのアドレス情報に基づいて自ノード宛/他ノード宛を判定し、自ノード#A宛と判定した場合はリングパケットの受信パケットリングと異なる他のリングに対してリングパケットを折り返すとともに、他ノード宛と判定した場合はリングパケットを多重パケットリングにスルー処理を行なう。
一方、外部ネットワーク107側からリング方向においても、RPR部3a,3bは、パケット処理部4からの受信パケットを各々PHY部2a,2bに送信する。
パケット処理部4は、例えば2枚のRPR部3a,3bからラインカード8側に出力されたリングパケットとラインカード8から2個のRPR部3a,3b側に出力されたIPパケットとの各転送経路をスイッチするものである。
パケット処理部4は、RPRパケットの生成,分解およびヘッダの付け替え等の終端処理を行なうようになっており、また、リングパケットをパケットリングに送信するためのパケット生成機能と、パケットリングから受信したリングパケットについて分解(解凍,抽出)機能とを有する。
(3−6)内部メイトインタフェース5
内部メイトインタフェース5のハードウェアは、RPRカード1の回路パターン,接続端子等およびワイヤ線等の導電性部材等(以下、配線と称する。)からなる。内部メイトインタフェース5は、RPRカード1a,1bの2個のRPR部3a,3bを相互に接続するものである。
1又は複数の外部メイトインタフェース6は、それぞれ、隣接する他のRPRカード1a,1bのRPR部3a,RPR部3bと接続するものである。
そして、2枚のRPR部3a,3bが、それぞれ、多重パケットリングのうちの一部のパケットリングとの間においてリングパケットを入出力する第1RPR部3aと、多重パケットリングのうちの残りのパケットリングとの間においてリングパケットを入出力する第2RPR部3bとを有し、上記の2枚のRPRカード1のうちの同一のRPRカード1に設けられた第1RPR部3aと第2RPR部3bとが内部メイトインタフェース5を介して接続されるとともに、2枚のRPRカード1のうちの別個のRPRカード1に設けられた第1RPR部3aと第2RPR部3bとが外部メイトインタフェース6を介して接続されている。
次に、RPRカード1について、East側の外部リング#1(Rx)およびリング#2(Tx)間と、West側のリング#2(Rx)およびリング1#(Tx)間とのそれぞれについて説明する。
East側の外部リング#1(Rx)からのパケットは、PHY部2aを介してRPR部3aに入力され、RPR部3aにて受信パケットの送信先が自ノード又は他のノードのいずれか否かが判定される。そして、パケットが自ノードの場合、RPR部3aはパケットを取得し、また、パケットが他ノードの場合はパケットを隣接するRPRカードのRPR部3aに入力される。
West側の転送についても同様である。
従って、各外部メイトインタフェース6は、それぞれ、RPRカード1の外部に接続されている。
ラインカード8は、学習テーブル10と、パケット処理部9と、リングトポロジテーブル11とをそなえて構成されている。
ここで、パケット処理部9は、ラインカード8におけるパケット転送処理を制御するものである。
(5)パケットフォーマット
図6(a)〜図6(c)はいずれも本発明の第1実施形態に係るパケットフオーマットを示す図である。ここで、図6(a)〜図6(c)はそれぞれクライアントパケット,装置内部パケットおよびRPRバケットを表し、各パケットフォーマットの相対関係が表示されている。
また、図6(b)に示すE,WはそれぞれEastビット,Westビットを表し、リングIDが示すリングに対して、そのパケットをEast経路を経由した転送と、West経路を経由した転送とを識別する。また、East側およびWest側の両経路に送信可能なようにEとWとは独立したビットマップ形式が用いられている。EとWとの両方のビットがオンの場合は、そのパケットをEast側およびWest側の両方のリングに送信する。
さらに、図6(c)に示すRPRパケットはパケットリングにおいて送受信されるパケットフォーマットである。RPRパケットヘッダにはRPRパケットの情報が格納されている。送信先アドレスはパケットが到達すべきノードIDが格納されており、ブロードキャスト時はブロードキャストを示す情報が格納される。なお、通常、例えばオール「1」が挿入される。
TTLはパケットの活動時間が格納される。ブロードキャストパケットについては、パケット処理部4が、リングパケットの活動時間を表す値を所望の値に設定することにより、ブロードキャストパケットの転送経路を変更するようになっている。
TypeはRPRパケットのタイプを示すものであり、そのRPRパケットが格納するデータが、例えば情報データ,制御データ,リングトポロジテーブル更新用データ又はプロテクション用データ等の各タイプを表す。HEC(Header Error Check)はRPRパケットヘッダの正常性を示すものであり、CRCビットやパリティビットが格納される。CRCおよびFCSにはパケットの正常性を示すCRC情報量が格納される。
なお、これらの情報は、本発明に必要な情報についてのものであり、装置内部パケットおよびRPRパケットの各ヘッダ情報は上記の内容以外にも適用するシステムや適用するRPRプロトコルに応じて他の情報も格納することもできる。
図7は本発明の第1実施形態に係るリングトポロジテーブル11を説明するための図である。この図7に示すリングトポロジテーブル11は図2に示すノード#Aのリングトポロジテーブル11を表し、リングID,ノードID,Eastホップ数,Westホップ数,East経路選択およびWest経路選択の各項目を有する。
ノードIDはパケットリングに存在する各ノード#A〜#Fの識別情報であり、各ノード#A〜#Fが、トポロジデータを生成するために送受信するトポロジメッセージに挿入したID(#A〜#F)が格納されている。
すなわち、パケット処理部4が、ノードID,リングIDおよびIPパケットの送信元装置のアドレス情報と、リングトポロジとに基づいてリングパケットの転送経路をスイッチするとともに、一体型カードおよび分離型カード間において共通のパケット転送処理を行なうのである。
このように、各ノード#A〜#Fが、動的にリングトポロジテーブル11を管理するので、常時、パケットリングにおいて最短経路でパケットを転送できる。
さらに、本発明のRPRカード1によれば、信頼性の高いパケットリングネットワークとEastポートおよびWestポートとが一体化され、インタフェースカード数の削減等によるコストダウン効果の高いパケットリングを共通のハードウェアで提供できる。
(7)分離型カードを設けたノードの動作説明
このような構成により、例えばノード#Aの動作を説明する。ノード#B〜Fの動作はノード#Aの動作と同一なので重複説明を省略する。
このとき、ノード#Aは、リング上へのパケット送信元である送信元ノードのノードIDと、どのパケットリング(Ring)#1〜4から受信したか否かを示すリングIDを付与してスイッチ部7に送信する。ラインカード8はスイッチ部7からパケットを受信すると、パケット処理部9にてそのパケットのクライアント送信元アドレス(例えば送信元MACアドレス)と、ノードIDとリングIDとをともに学習テーブル10に学習する。
一方、パケットを受信したRPRカード1は自カード宛のパケットであることを確認した後、パケットをリングに送信する。
なお、学習テーブル10の検索において、所望の送信先アドレスが学習テーブル10に保持されていない場合は、送信先不明のパケットとしてフラッディング処理の対象となる。このフラッディングとは、ルータ等のスイッチ装置が、未知の送信先アドレスを有するパケットを受信した場合に、パケットが入力されたポートを除き、そのスイッチ装置自身に設けられた全ての出力ポートにそのパケットを複製して送信することを意味する。
図8は本発明の第1実施形態に係る一体型カードを設けたノードのブロック図である。この図8に示すノード#Aの一体型のRPRカード1cが、図3に示す分離型のRPRカード1と異なる点は、一体型カード1cの外部メイトインタフェース6が他のRPRカードと接続されていない点であり、この点以外の点については同一である。ここで、上述したものと同一符号を有するものは、それらと同一のもの又は同一機能を有するものである。
従って、本発明の一体型カード1cは、例えば6基のノード#A〜#Fが多重パケットリングを介して接続されたパケットリングのリングパケットと、複数の外部ネットワーク107のIPパケットとをスイッチするRPRカードであって、受信したリングパケットのノードIDと複数の外部ネットワーク107から受信されたIPパケットの送信先アドレスとに基づいてリングパケットおよびIPパケットをそれぞれ複数の外部ネットワーク107側又は多重パケットリング側との間において入出力し相互に接続された2個のRPR部3a,3bと、2個のRPR部3a,3bから複数の外部ネットワーク107側に出力されたリングパケットと複数の外部ネットワーク107から2個のRPR部3a,3b側に出力されたIPパケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部4とをそなえている。そして、一体型カードは、多重パケットリングの外回りおよび内回りにそれぞれ設けられたm個のポートの全てに接続された一体型カードとして構成されたことになる。
また、このように、本発明は、同一のパケット転送機能が実現するアーキテクチャーを採用することより、分離型カードと一体型カードとのいずれが用いられても、スイッチ部7およびラインカード8を共用できる。これにより、コストダウンが図れる。
(A1)第1変形例
なお、分離型カードと一体型カードとを組み合わせることにより、各ノード#A〜#Fは、種々の構成をとることができる。図9〜図11を参照して説明する。なお、図9〜図11において上述したものと同一符号を有するものは、それらと同一のもの又は同一機能を有する。
図10は本発明の第1実施形態の第1変形例に係るRPRカードのブロック図である。この図10に示すRPRカード1dとしての機能を有する回路基板は、図3に示す2枚のRPRカード1a,1bのうちの1ポート分に相当する部品だけが設けられており、PHY部2b,RPR部3bに相当する部品は設けられていない。そして、East又はWestいずれか一方(例えばEast側)のPHY部2aおよびRPR部3aだけが動作するようになっている。さらに、ノード#Aは、2枚のRPRカード1c間を接続する外部メイトインタフェース6のうちの一方が用いられておらず、又は外部メイトインタフェース6の一方が元々設けられていない。加えて、ノード#Aは、外部メイトインタフェース6以外のものを代用して他のRPRカードと接続されていない。図9に示すノード#Aは、図3に示すノード#Aに設けられた2枚のRPRカード1a,1b間に外部メイトインタフェース6が設けられている点で異なる。
次に、このRPRカード1dを用いて構成したノードを図11に示す。
図11は本発明の第1実施形態の第1変形例に係るノード#Aのブロック図である。この図11に示すノード#Aは図10に示す分離型カード1dを2枚設けて構成されている。この分離型カード1dは、他のRPRカードと接続されていないので、リングの冗長化が不要となる。
(A2)第2変形例
同一ノード又は光ネットワークシステムに一体型カードと分離型カードとの2種類のインタフェースカードを混在させることもでき、さらに、同一リングに一体型カードと分離型カードとを混在させることもできる。
さらに、本発明の光ネットワークシステムは、多重パケットリングのうちの同一のパケットリングに一体型カードと分離型カードとを混在させて構成されたことになる。
そして、このようにして、RPR冗長方法により同一のRPRカードが分離型と一体型とにおいてもRPRカード冗長、最短経路選択、最適経路選択を可能とし、さらに、4重以上のパケットリングにおいても最短経路選択と最適経路選択との双方が可能になる。
第2実施形態の各ノード#A〜#Fは、パケットの転送経路(East側又はWest側)を動的に変更するようにしている。また、第2実施形態の光ネットワークシステムは、図1に示す光伝送システム100と同一である。
図12は本発明の第2実施形態に係るパケットリングの構成図である。この図12に示すパケットリングは、例えば6基の偶数個のノード#A〜#Fが設けられたものである。第1実施形態における各ノード#A〜#Fは、リングトポロジテーブル11(図7参照)のEast経路選択およびWest経路選択のうちのいずれか一方を排他的に選択している。この場合、ノード#Aは、例えばホップ数3に相当するノード#Dについての選択経路を固定しており、選択されたEast側又はWest側の一方だけの負荷が重くなる。例えば、ノード#Dがセンター局の場合、大量のパケットについての処理負荷が固定的に選択された側だけが高まる。
また、East方路選択,West方路選択およびハッシュ演算の各項目はそれぞれ排他的に設定されるようになっている。具体的には、East方路選択がオフ,West方路選択がオフ,ハッシュ演算がオンの場合に、ノード#Aは、リングパケットの送信先アドレスおよび送信元アドレスを対象としてハッシュ演算を行ない、そのハッシュ演算の結果に基づいてEast又はWestのいずれかの方路を選択する。
以上の説明は、ハッシュ演算の演算結果を用いて、通常のパケットについて転送経路を選択する方法である。
各ノード#A〜#Fは、ブロードキャストパケットの配信についても、ハッシュ演算を用いて負荷を分散させることができる。また、ハッシュ演算は多重数に依存しない。以下、3重のパケットリングが用いられた場合におけるハッシュ演算について説明する。
ここで、ハッシュ演算部50(図13参照)に設けられたリングセレクトテーブル50dは、ハッシュ演算の演算結果とリングIDとを対応づけた対応データを保持するものであり、ハッシュ演算結果保持部として機能している。
また、本発明のノード#A〜#Fは、例えば3重等の多重パケットリングが構成されている場合において、ハッシュ演算の演算結果が、ブロードキャストパケットの転送リングの選択に用いられている。
負荷分散におけるハッシュ演算方法は、パケットヘッダに含まれるアドレスフィールドの値が、生成多項式を用いて除算され、その計算で得られた余り値を用いてパケットの方路振り分け等が行なわれる。ここで、3重パケットリングの場合、パケット処理部4は余り値が最大「2」となる生成多項式を使用してアドレスフィールドを除算し、リングセレクトテーブル50dに余り値とリングIDとを1対1にリンクさせて保持する。例えば、ブロードキャストパケットのハッシュ演算結果の余り値が「1」の場合、リング#2がブロードキャストパケットの転送先リングとして使用されるのである。
これにより、各ノード#A〜#Fは、パケットリングにおいて障害発生時、リングセレクトテーブル50dに対応付けて保持されたハッシュ演算結果とリングIDとを動的に更新する。
図16(a)は本発明の第2実施形態に係る障害発生時の3重パケットリングを説明するための図である。この図16(a)に示すノード#Cおよびノード#D間と、ノード#Dおよびノード#E間とにおいてリング#2に障害が発生した場合のものである。
これにより、ハッシュ演算結果を用いて、ノードは、リング#2に対するブロードキャストパケットを送信せず、また、リング#1とリング#3とに対してパケットを送信する。
また、図17(a),図17(b)〜図18(a),図18(b)を参照して上述したパターンと異なる他のパターンについて説明する。
図17(b)は本発明の第2実施形態に係る他のリングセレクトテーブルの一例を示す図である。この図17(b)に示すリンクセレクトテーブル50dは、ハッシュ演算により得られた演算結果とリングIDとをリンクさせて保持している。これにより、図15(a),図15(b)に示すパケットリングにおける処理と同様に処理される。
図18(a)は本発明の第2実施形態に係る障害発生時における3重パケットリングの一例を示す図である。この図18(a)に示すノード#Cおよびノード#D間と、ノード#Dおよびノード#E間とにおいてリング#2に障害が発生した場合のものである。そして、各ノード#A〜#Fは、障害が発生すると生成多項式自体を変更するようになっている。
このように、図16(a),図16(b)に示すノード又はRPRパケットの転送方法によれば、生成多項式を変更せず、リングセレクトテーブル50d自体を更新するため、障害発生時の設定量は少なくて済む。
(B1)第1変形例
図19は本発明の第2実施形態の第1変形例に係るパケットリングの構成図である。この図19に示す6基のノード#A〜#Fは、ブロードキャストパケットのTTL値を制御し、EastおよびWestの両方のパケットリングに対してブロードキャストパケットを送信し、これにより、ブロードキャストパケット転送処理について負荷を分散するようになっている。
このため、本変形例における各ノード#A〜#Fは、図13に示すブロードキャストレジスタ50fを設けている。このブロードキャストレジスタ50fは、以下に示す各項目を保持可能なものであり、この機能は例えばレジスタにより発揮される。なお、図13に示す選択部50cにはブロードキャストレジスタ50fを読み書き可能な読み書き処理部(図示省略)が設けられている。
図20(a)は本発明の第2実施形態の第1変形例に係るブロードキャストレジスタの項目を示す図である。この図20(a)に示すブロードキャストレジスタ50fは、ノード#Aからのブロードキャストパケットを転送する場合のものであって、East経路選択がオフ,West経路選択がオフ,ハッシュ演算がオフになっている。この場合、EastTTL値とWestTTL値とが有効と認識され、これらのTTL値(EastTTLが3,WestTTLが2)に基づいてブロードキャストパケットが転送される。具体的には、ブロードキャストパケットは、それぞれノード#A,ノード#B,ノード#C,ノード#D,ノード#A,ノード#F,ノード#Eをそれぞれ経由してパケットリングから外部ネットワーク107に送信される。
また、このブロードキャストレジスタ50fは、ラインカード8又はRPRカード1(又はRPRカード1a〜1d)のいずれかに設けることができる。ラインカード8に設けられた場合、分離型カードは、East側カードとWest側カードとの両方にブロードキャストパケットをTTL情報と一緒に送信する必要がある。
このように、本発明のノード#A〜#Fは、偶数個のノード#A〜#Fがパケットリングに存在する場合において、ハッシュ演算の演算結果は、ブロードキャストパケットの経路選択に用いられる。
このように、ハッシュ演算を用いることにより、第1実施形態における効果と同一の効果を得られるほかに、各ノード#A〜#Fの負荷を分散できる。
第2変形例においては、クワッドリング構成時のブロードキャスト転送処理の負荷分散に関するものである。本変形例においては、パケットリングがクワッドリング以上の場合、パケットリングを構成する各ノード#A〜#Fは、ブロードキャストパケットを送信するパケットリングを選択する機能を付与されるようになっており、各ノード#A〜#Fのブロードキャストパケット送信処理の負荷を分散させるようにしている。
このため、第2変形例の各ノード#A〜#Fのパケット処理部4は、リングパケットの最短経路に依存しないリング選択機能を有すること(リング選択機能の付与)により、最短経路の選択と多重パケットリングの利用帯域とに応じてリングパケットの最適経路を選択する。
図21は本発明の第2実施形態の第2変形例に係るクワッドリングの構成図であって、ノード#A〜#Fが全て、リング#1とリング#2とに接続されており、リングを構成する全のノード#A〜#Fが両リング#1,#2に接続されている。なお、全ノード#A〜#Fがリング#1,#2に接続されていない場合は後述する。
このような構成によって、図21に示す例えばノード#Aが、ブロードキャストパケットをリング#1とリング#2との両方に送信すると、各ノード#A〜#Fはブロードキャストパケットを2重に受信する。そして、各ノード#A〜#Fは、例えば、リング#1,#2をそれぞれプライマリリング,セカンダリリングとして各リング#1,#2に優先クラスを付与して監視および管理する。すなわち、各ノード#A〜#Fは、プライマリリングから受信したブロードキャストパケットを有効とし、セカンダリリングから受信したブロードキャストパケットを廃棄するのである。なお、優先クラスはリング数が3以上の場合はそのリング数に応じて付与される。
なお、この方法は、ノードからのブロードキャストパケットはいずれか一方のリングにしか送信されないため、受信側ノードはプライマリリングおよびセカンダリリング等を意識せず、受信パケットをそのまま処理することができ、負荷が分散される。さらに各ノード#A〜#F単位にブロードキャストパケットを送信すべきリングを設定可能なため、ノード#Aがリング#1を用いるとともに、他のノード#Bはリング#2を使用でき、これにより、クワッドリングにおけるブロードキャストパケット送信の負荷分散が可能となる。
第3変形例においては、学習テーブルに関し、クワッドリング以上のリング冗長構成時、かつ各リングのリングトポロジデータ状態が異なるリング冗長構成時におけるものである。この場合、各ノード#A〜#Fは、ブロードキャストパケットの送信元ノードIDとリングトポロジテーブル11aとを参照してチェックし、リングトポロジにて設定された最短経路を介して転送されたパケットのみ受信し、それ以外のブロードキャストパケットを廃棄するようになっている。これにより、ブロードキャストパケット転送の最短経路学習が可能となる。
図25は本発明の第2実施形態の第3変形例に係るリングトポロジテーブルの一例を示す図である。この図25に示すリングトポロジテーブル11bは、各ノード#A〜#Fにおいて、RPRカード1(又はRPRカード1a〜1d)にリング#1とリング#2とについてそれぞれ作成されたものである。そして、各ノード#A〜#Fはブロードキャストパケットを両リング#1,#2に送信する。
ノード#Aはブロードキャストパケットを受信すると、パケット処理部4が、その受信パケットの送信元リングのノード番号を参照しリングトポロジテーブル11bを検索する。この結果、受信パケットが、最短方路となるリングから受信したブロードキャストパケットである場合は、パケット処理部4は、そのリングパケットを受信し、ラインカード8(図3参照)にブロードキャストパケットを送信する。また、受信パケットが、ブロードキャストパケットでない場合は、そのブロードキャストパケットは廃棄される。
この場合、ノード#Aにおいて、ブロードキャストパケットを受信したリング番号がラインカード8の学習テーブル10に学習されるため、ノード#Aとノード#Cとの間においてリング#1が学習される。従って、ノード#Aは、次にノード#Aからノード#Cに対してパケットを送信する場合、リング#1を選択することになる。従って、ノード#Aとノード#Cとの間において、ノード#Aの学習テーブルが、最短方路となるリング#2を学習することが、リング使用効率を考慮すると好ましい。
(B4)第4変形例
第4変形例における光ネットワークシステムは、第3変形例の最短経路の選択機能に、最適経路の選択機能が加えられたものである。すなわち、光ネットワークシステムの最短経路の学習は、第3変形例と同様に、クワッドリング以上のリング冗長構成時、かつ各パケットリングのリングトポロジデータ状態が異なるリング冗長構成時において、各ノード#A〜#Fは、ブロードキャストパケットの送信元ノードIDとリングトポロジテーブル11aとを参照してチェックし、リングトポロジにて設定された最短経路を介して転送されたリングパケットのみ受信し、それ以外のブロードキャストパケットを廃棄する。
図24に示すクワッドリングにおいて、各リングの各回線容量が例えば1Gbpsの場合、各ノード#A〜#Fは、各ノード#A〜#F自身間のパケット転送量を割り当てるようになっている。具体的には、ノード#Aからノード#B宛のパケット転送量を200Mbpsとし、ノード#Aからノード#C宛のパケット転送量を600Mbpsとし、さらに、ノード#Aからノード#D宛のパケット転送量を600Mbpsとする。
なお、パケットリングにおいて、回線,システムのトラフィック量又は使用帯域等により動的なパケット送信リングの切り替えは、経路切り替え前後のパケットの順序逆転を発生させる。従って、各ノード#A〜#Fは、以下の図26に示すリングトポロジテーブル11aを静的に設定することが好ましい。
例えば、ノード#Aがノード#Cからのブロードキャストパケットを受信するとノード#Aはリングトポロジテーブル11cを参照する。ここで、ホップ数は、リング#2が最短経路であるが、ノード#Aは、リング強制選択ビットがオンとなっているリング#1を選択するようになっており、また、リング強制選択ビットがオフとなっている例えばノード#Dに対し、ノード#Aは、最短経路となるパケットリングを選択する。
このように、第2実施形態および第2実施形態の第1変形例〜第4変形例に係るRPRカード1a〜1dによれば、各ノード#A〜#Fが同一のRPRカードを用いて一体型と分離型との両機能を実現できるほかに、分離型カードおよび一体型カードのパケットリングが、共通のハードウェアを用いて実現できる。
そして、パケットリングは、カード冗長およびリング冗長のいずれの冗長方法を用いても、各ノード#A〜#Fの接続トポロジに適した冗長化が可能となり、パケットリングの信頼性向上に寄与する。
(C)本発明の第3実施形態の説明
第3実施形態においては、一体型および分離型の各ノード#A〜#F構成についてそれぞれプロテクション方法について説明する。パケットリングのノード又はリング(伝送路)において、障害が発生すると、通常、障害が発生した箇所に最も近いノードが障害発生メッセージをリングに送信し、各ノード#A〜#Fは、ラッププロテクション(Wrap Protection)動作を開始する。各RPRカード(特に断らない限り上述のRPRカード1a,1b)のパケットリングを切り替えることにより、リングが閉ループを形成するようにしている。
従って、センターラップとエッジラップとの両方のラッププロテクション機能を有し、一体型および分離型の各構成に応じて、各ノード#A〜#Fがセンターラップとエッジラップとのラッププロテクション機能を選択できる。
これに対して、本発明のノード#A〜#Fは、一体型カードおよび分離型カードのいずれのRPRカードを設けた場合においても、RPRカード1c,1dにセンターラップとエッジラップとの両方のラッププロテクションを実装することより、一体型又は分離型の各構成に応じて所望のラッププロテクションが可能となる。
本発明は上述した実施態様およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
パケットリングを構成するノード数は例えば2,4,6,8および8以上など種々変更可能である。
特に、信頼性よりもコストダウン化を重要視する小規模ネットワーク等に用いられると顕著である。従って、コストダウンよりも信頼性を重要視する通信事業者(通信キャリア)が保有するキャリアネットワーク等についてサービスが向上する。
Claims (10)
- 複数のノードが多重リング伝送路を介して接続されたリング伝送路のリングパケットと、複数の第2伝送路の第2パケットとをスイッチするノードであって、
該リングパケットの送信元ノードを表すノード識別子と、該多重リング伝送路の各リング伝送路を表すリング識別子と、該第2パケットの送信元装置のアドレス情報と、該複数のノードの接続状態を表すリングトポロジとに基づいて、該第2伝送路との間において該第2パケットを送受信するラインカードと、
受信した該リングパケットのノード識別子と該ラインカードにて受信された該第2パケットの送信先アドレスとに基づいて該リングパケットおよび該第2パケットをそれぞれ該ラインカード側又は該多重リング伝送路側との間において入出力し相互に接続された複数のプロトコル処理部と、
該複数のプロトコル処理部から該ラインカード側に出力された該リングパケットと該ラインカードから該複数のプロトコル処理部側に出力された該第2パケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部とをそなえて構成されたことを特徴とする、ノード。 - 該複数のプロトコル処理部と、該パケット処理部とを設けたRPRインタフェースカードを複数そなえ、
上記の複数のRPRインタフェースカードのうちの少なくとも1枚が、
該多重リング伝送路の第1方向と第2方向とのそれぞれに設けられた複数のポートのうちの第1方向のポートに接続された第1カードと、該複数のポートのうちの第2方向のポートに接続された第2カードとが分離して設けられた分離型カードとして構成されたことを特徴とする、請求項1記載のノード。 - 該複数のプロトコル処理部と、該パケット処理部とを設けたRPRインタフェースカードをそなえ、
上記のRPRインタフェースカードが、
該多重リング伝送路の第1方向および第2方向にそれぞれ設けられた複数のポートの全てに接続された一体型カードとして構成されたことを特徴とする、請求項1記載のノード。 - 該複数のプロトコル処理部が、それぞれ、該多重リング伝送路のうちの一部のリング伝送路との間において該リングパケットを入出力する第1プロトコル処理部と、該多重リング伝送路のうちの残りのリング伝送路との間において該リングパケットを入出力する第2プロトコル処理部とを有し、
上記の複数のRPRインタフェースカードのうちの同一のRPRインタフェースカードに設けられた該第1プロトコル処理部と該第2プロトコル処理部とが内部メイトインタフェースを介して接続されるとともに、該複数のRPRインタフェースカードのうちの別個のRPRインタフェースカードに設けられた該第1プロトコル処理部と該第2プロトコル処理部とが外部メイトインタフェースを介して接続されて構成されたことを特徴とする、請求項2又は3記載のノード。 - 該複数のプロトコル処理部が、それぞれ、
該リングパケットの送信先アドレスに基づいて、当該リングパケットが自ノード宛であるのか他ノード宛であるのかを判定し、
自ノード宛と判定した場合は、当該リングパケットを該パケット処理部に転送する一方、他ノード宛と判定した場合は、当該リングパケットを該多重リング伝送路にスルーするように構成されたことを特徴とする、請求項4記載のノード。 - ハッシュ演算の演算結果と該リング識別子とを対応づけた対応データを保持するハッシュ演算結果保持部を設け、
該多重リング伝送路における障害発生時に、該ハッシュ演算結果保持部に保持された該対応データを更新することにより、障害が発生したリング伝送路を介したブロードキャストパケット配信を停止し、かつ該ブロードキャストパケット配信の負荷分散を継続するように構成されたことを特徴とする、請求項1記載のノード。 - 該ラインカードが、
該ノード識別子と、該リング識別子と、該第2パケットの送信元装置のアドレス情報とを対応づけて保持する学習テーブルと、該複数のノードの接続状態を表すリングトポロジを保持するリングトポロジテーブルとをそなえ、
該学習テーブルが、
該多重リング伝送路が4重以上の場合において、ブロードキャストパケットの送信元ノードのノード識別子と該リングトポロジとに基づいて、最短経路を経由して転送されたリングパケットを取得するとともにブロードキャストパケットを廃棄することにより、該ブロードキャストパケットを転送するための最短経路を学習するように構成されたことを特徴とする、請求項1項記載のノード。 - 複数のノードが多重リング伝送路を介して接続されたリング伝送路のリングパケットと、複数の第2伝送路の第2パケットとをスイッチするRPRインタフェースカードであって、
受信した該リングパケットのノード識別子と該複数の第2伝送路から受信された該第2パケットの送信先アドレスとに基づいて該リングパケットおよび該第2パケットをそれぞれ該複数の第2伝送路側又は該多重リング伝送路側との間において入出力し相互に接続された複数のプロトコル処理部と、
該複数のプロトコル処理部から該複数の第2伝送路側に出力された該リングパケットと該複数の第2伝送路から該複数のプロトコル処理部側に出力された該第2パケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部とをそなえ、
該多重リング伝送路の第1方向と第2方向とのそれぞれに設けられた複数のポートのうちの第1方向のポートに接続された第1カードと、該複数のポートのうちの第2方向のポートに接続された第2カードとが分離して設けられた分離型カードとして構成されたことを特徴とする、RPRインタフェースカード。 - 複数のノードが多重リング伝送路を介して接続されたリング伝送路のリングパケットと、複数の第2伝送路の第2パケットとをスイッチするRPRインタフェースカードであって、
受信した該リングパケットのノード識別子と該複数の第2伝送路から受信された該第2パケットの送信先アドレスとに基づいて該リングパケットおよび該第2パケットをそれぞれ該複数の第2伝送路側又は該多重リング伝送路側との間において入出力し相互に接続されたプロトコル処理部と、
該プロトコル処理部から該複数の第2伝送路側に出力された該リングパケットと該複数の第2伝送路から該プロトコル処理部側に出力された該第2パケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部とをそなえ、
該多重リング伝送路の第1方向および第2方向にそれぞれ設けられた複数のポートの全てに接続された一体型カードとして構成されたことを特徴とする、RPRインタフェースカード。 - 複数のノードが多重リング伝送路を介して接続されたリング伝送路のリングパケットと、複数の第2伝送路の第2パケットとをスイッチするノードを設けた光ネットワークシステムであって、
上記の複数のノードのうちの少なくとも1基のノード又は該リング伝送路が、
受信した該リングパケットのノード識別子と該複数の第2伝送路から受信された該第2パケットの送信先アドレスとに基づいて該リングパケットおよび該第2パケットをそれぞれ該複数の第2伝送路側又は該多重リング伝送路側との間において入出力し相互に接続された複数のプロトコル処理部と、該複数のプロトコル処理部から該複数の第2伝送路側に出力された該リングパケットと該複数の第2伝送路から該複数のプロトコル処理部側に出力された該第2パケットとの各転送経路をスイッチするパケット処理部とを設けたRPRインタフェースカードをそなえ、
該多重リング伝送路の第1方向と第2方向とのそれぞれに設けられた複数のポートのうちの第1方向のポートに接続された第1カードと、該複数のポートのうちの第2方向のポートに接続された第2カードとが分離して設けられた分離型カードと、該多重リング伝送路の第1方向および第2方向にそれぞれ設けられた複数のポートの全てに接続された一体型カードとを混在させて構成されたことを特徴とする、光ネットワークシステム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2003/010002 WO2005015851A1 (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005015851A1 JPWO2005015851A1 (ja) | 2006-10-12 |
JP4109693B2 true JP4109693B2 (ja) | 2008-07-02 |
Family
ID=34131268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005507577A Expired - Fee Related JP4109693B2 (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4109693B2 (ja) |
WO (1) | WO2005015851A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556747B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2010-10-06 | Kddi株式会社 | ソフトウェア無線通信装置及びハードウェア設計言語プログラム |
CN100389577C (zh) * | 2005-05-30 | 2008-05-21 | 华为技术有限公司 | 在弹性分组环上实现广播或组播的方法及装置 |
EP1890434B1 (en) | 2005-05-31 | 2019-07-24 | NEC Corporation | Packet ring network system and packet transfer method |
WO2006131026A1 (fr) * | 2005-06-10 | 2006-12-14 | Utstarcom Telecom Co., Ltd. | Procede et systeme pour l'interconnexion d'anneaux de paquet redondants |
JP2006345339A (ja) | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Fujitsu Ltd | リングネットワークを構成するノード装置およびデータフレーム制御方法 |
JP2007274305A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nec Corp | リングネットワーク、通信装置及びそれらに用いる運用管理方法 |
CN1852211B (zh) * | 2006-04-11 | 2010-04-07 | 华为技术有限公司 | 去除环网上出现的环id错误报文的方法及设备 |
JP4887897B2 (ja) * | 2006-05-12 | 2012-02-29 | 富士通株式会社 | パケット伝送装置、パケット転送方法及びパケット伝送システム |
JP5086585B2 (ja) | 2006-08-11 | 2012-11-28 | アラクサラネットワークス株式会社 | ネットワーク中継装置 |
JP5115033B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2013-01-09 | 富士通株式会社 | パケット中継方法及び装置 |
JP4983438B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2012-07-25 | 富士通株式会社 | パケット伝送負荷分散制御方法及び装置 |
JP5292892B2 (ja) | 2008-03-31 | 2013-09-18 | 富士通株式会社 | 回線収容装置および制御方法 |
JP5178636B2 (ja) * | 2009-06-17 | 2013-04-10 | アラクサラネットワークス株式会社 | 情報処理装置、パケット振り分け方法および装置 |
CN112737956A (zh) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 华为技术有限公司 | 报文的发送方法和第一网络设备 |
CN113938420B (zh) * | 2021-10-26 | 2023-06-20 | 新华三信息安全技术有限公司 | 一种rpr相交环的环路避免方法及装置 |
WO2024154262A1 (ja) * | 2023-01-18 | 2024-07-25 | 日本電信電話株式会社 | 管理装置、ルート候補提示方法、および、プログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556057A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ループネツトワークシステム |
JP2812268B2 (ja) * | 1995-09-29 | 1998-10-22 | 日本電気株式会社 | リングネットワークシステムにおける障害回避制御方法 |
-
2003
- 2003-08-06 JP JP2005507577A patent/JP4109693B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-08-06 WO PCT/JP2003/010002 patent/WO2005015851A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2005015851A1 (ja) | 2006-10-12 |
WO2005015851A1 (ja) | 2005-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5158369B2 (ja) | 通信システム、ノード、端末、通信方法、およびプログラム | |
JP4109693B2 (ja) | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム | |
US7619987B2 (en) | Node device | |
JP4034782B2 (ja) | リング間接続装置、及びデータ転送制御方法 | |
US8325611B2 (en) | Scaling OAM for point-to-point trunking | |
US6952397B2 (en) | Communication in a bidirectional ring network with single-direction receiving | |
JP5152642B2 (ja) | パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法、およびノード | |
US7986619B2 (en) | Packet network system | |
JPWO2006092915A1 (ja) | パケットリングネットワークシステム、パケットリング間の接続方法、およびリング間接続ノード | |
JP2004504734A (ja) | ブロードバンド網内でデータパケットを高利用度で、直接的に、フレキシブルにかつ拡張可能に交換するシステムおよび方法 | |
WO2009045608A1 (en) | Providing an abstraction layer in a cluster switch that includes plural switches | |
WO2002065306A1 (en) | System and method for fault notification in a data communication network | |
JP2003046547A (ja) | パケット転送方法およびパケット送受信装置 | |
JP4705492B2 (ja) | リングノード装置及びリングノード冗長方法 | |
US20080130490A1 (en) | Method For Implementing on-Ring Process, Off-Ring Process and Data Forwarding in Resilience Packet Data Ringnet and a Network Device Thereof | |
US20150172173A1 (en) | Communication system, communication apparatus and path switching method | |
US20080316919A1 (en) | Trunk interface in resilient packet ring, method and apparatus for realizing the trunk interface | |
WO2007080831A1 (ja) | パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法、冗長化ノード、およびパケット転送プログラム | |
EP2079195B1 (en) | Packet ring network system, packet transfer method and interlink node | |
JP2006087107A (ja) | 回復力のあるパケット・リング・ネットワークにおいてトラフィックをブリッジする方法及びシステム | |
JP4883317B2 (ja) | 通信システム、ノード、端末、プログラム及び通信方法 | |
JP5089363B2 (ja) | 通信システムおよびリングノード装置 | |
JP2007519377A (ja) | ノードを通したパケット送信方法 | |
CN100411387C (zh) | 基于弹性分组数据环网的双归属网络支持方法 | |
CN100396022C (zh) | 监听网络业务的实现方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080404 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |