JP4095386B2 - 現像剤容器及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は現像剤を収納し供給するための現像剤容器、及び該現像剤容器を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機や、レーザービームプリンター等の電子写真画像形成装置は、一様に帯電させた感光体ドラムに選択的な露光を行う。そして静電潜像を形成する。そして、その静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する。その後該トナーがなくなる都度トナーを供給しなければならない。ここで画像形成装置に現像剤を補給する為の現像剤容器は、収納した現像剤を画像形成装置本体の現像剤受け入れ容器に一度に全量補給する、所謂一括補給型容器と、画像形成装置本体に容器を装着後、そのまま該容器を据え置く、所謂据え置き型容器とに大別される。ここで据え置き型容器は現像剤を使い切るまで徐々に現像装置に現像剤を補給する。
【0003】
近年、画像形成装置のコンパクト化を図るため、トナー補給容器は据え置き型が使用される傾向にある。更に、トナー補給容器を交換する際に、容器内に残留するトナーが排出開口から飛散するのを防止するため、該排出開口を封止するための開閉部材を設けている。
【0004】
前記開閉部材を開閉する方法の一例として、現像剤容器の容器本体に回転部材を回転自在に嵌合し、前記回転部材の回転駆動力を画像形成装置本体の駆動伝達部材を介して、原像剤の開口部を開閉する開閉部材に伝達してこれを開閉する方法が提案されている。
【0005】
現像剤容器の容器本体に回転部材を嵌合し、回転部材を画像形成装置本体の駆動伝達部材を介して現像剤排出開口を開閉する開閉部材を回転部材から駆動すると、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されている状態では回転部材は開閉部材との回動関係位置は拘束されている。現像剤容器を画像形成装置本体から取り出すと回転部材は上記開閉部材との拘束は解かれ自在に回転可能となる。ところが前記回転部材に設けられたギア部は省スペース化のため全周には歯が設けられておらず、セグメント(弓形)ギアとなっている。
【0006】
そのため、回転部材のギア部が画像形成装置本体の駆動伝達部材のギアに係合させ、回転材の限られた範囲の回転によって開閉部材を開封・封止させるため、回転部材のギア部と画像形成装置本体に設けられたギアとの位置関係の規制が必要とされることになる。
【0007】
そこで、トナー補給時以外の回転部材の誤回動を防止するロック手段が必須であるが、回転部材であるノブを有する現像剤容器において、現像剤補給時以外はノブを非回転とするロック手段を有する現像剤容器及びこの現像剤容器が装着されるとロック手段を解除できる電子写真画像形成装置及びロック手段を構成するロック部材が特開2000−275944号公報に提案された。また、特開平9−281784では、画像形成装置本体に設けられたロック解除手段でシャッターのロックを解除させる構成が提案された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例においては、次のような問題点がある。特開2000−275944号公報に開示されている現像剤容器の場合には、容器の装着方向に往復運動自在のリング状のロック部材を設け、これをロック方向(装着方向)に付勢してロックしておき、画像形成装置に装着する動作によって前記リング状のロック部材をロック解除方向に付勢力に抗して移動することでロックを解除していた。
【0009】
このような構成においては、現像剤容器本体と、開閉部材としてのシャッター、回転部材の他にロック部材が別部材として存在しており、部品点数が多いために組み立て工数が余計にかかり、製造コストが高くなるという問題があった。そして、製造工程においては、ロック部材を組み忘れることもまれにあり、このため、ロック部材の有無を検査する工程も必要になっていた。
【0010】
リング状のロック部材は、回転部材に内装されるように構成していたが、それでも装着方向へ移動する部分も含めてスペースが必要であり、現像剤容器ひいてはこれを装着する画像形成装置のコンパクト化の障害となった。
【0011】
さらに、リング状のロック部材を安定して移動させるため、ロック解除部を回転部材周方向に対して複数設け、ロック部材が装着方向に相対移動する際に偏荷重を少なくなるようにしていた。ロック解除部が一箇所のみでは、ロック部材が斜めに傾いて移動できなくなるという弊害も起こった。
【0012】
このように、ロック解除部を複数設けると画像形成装置側にもこれに対応してロック解除部を誘うための係合部を複数設ける必要がある。ところが、画像形成装置のコンパクト化により、このように係合部を複数設けることが困難になりつつあり、特に回転式現像装置に現像剤容器を搭載する形式においては顕著になる。
【0013】
また、この構成では、ロック部材は画像形成装置本体と係合部と係合するために現像剤容器からせりださなければならないため、仮に現像剤容器を落下した場合、ロック部材が、折れたり破損してしまうおそれがある。
【0014】
本発明の目的は、ノブの回転駆動力を何らかの形で容器シャッターに伝達して前記容器シャッターを開閉する方式の現像剤容器において、部品点数が少なくコンパクトに設計でき、かつ、物流落下時に破損しくいノブのロック手段を備えた現像剤容器を提供することである。
【0015】
また本発明の更なる目的は、現像剤が画像形成装置に装脱着されていないときは、現像剤を補給する開口部を誤って開放することを防止する現像剤容器を提供することである。
【0016】
また本発明の更なる目的は、簡単な構成で、前述したノブの回転のロックと容器シャッターの開閉のロックを現像剤容器を前記画像形成装置に挿入するだけで、特別な操作はいらずに同時に且つ、確実に解除できる構成を達成することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、画像形成装置本体に着脱可能であり、現像剤を画像形成装置に補給する現像剤容器において、現像剤を収納する現像剤容器本体と、収納された現像剤を補給するために前記現像剤容器本体に設けた開口部と、現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝達係合部を有するノブと、前記開口部を開閉自在に封止し、前記ノブからの回転駆動力を受けることにより開口部を開閉する容器シャッターと、を有し、画像形成装置本体に対する非装着時には、前記ノブと前記容器シャッターが係合関係にあることで該ノブが回動不能にロックされ、画像形成装置本体に対する装着時には、装着動作に伴って前記容器シャッターが前記開口部を開閉する第一の方向とは異なる第二の方向にスライドすることにより前記係合関係が解除されて、前記ノブが回動可能となり、前記容器シャッターを閉鎖する方向にノブを回転する際に、前記ノブの突起が前記容器シャッターに前記突起とは別に設けた傾斜突起の斜面に沿って移動することにより、前記シャッターが前記第二の方向と逆方向にスライドすることで、再度ノブの回転と容器シャッターの開閉を同時にロックする、ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の現像剤容器および、これを使用する画像形成装置の実施形態を具体的に説明する。まず、画像形成装置の概略説明を図1の複写機を用いて行なう。
【0019】
図1に示すように画像形成装置200は、原稿読取部206に載置された原稿の情報を画像形成部に伝送し、各サイズの給送カセット211や手差しトレイ212から給送される転写材Sに対して画像形成を行なうものである。前記画像形成部においては、まず、露光手段208により感光体ドラム213上に静電潜像が形成される。次に回転型現像装置201や現像手段202から感光体ドラム213上の前記静電潜像に現像剤が供給されると、感光体ドラム213上にトナー像が形成される。該トナー像は中間転写ベルト217に転写された後、給送カセット211や手差しトレイ212から供給される転写材Sに転写される。その後、トナー像が転写された転写材を定着器204により加圧・加熱することで、前記トナー像がシートに定着され、シートは排出手段205により画像形成装置外に排出される。
【0020】
本発明の現像剤容器1を回転型現像装置(ロータリ現像器)201内で動作させたときの状況について図1を用いて説明する。図1を参照して回転型現像装置201の構成と動作を説明する。図1に示した回転型現像装置の内部は3つに区画され、それぞれイエローY、マゼンタM、シアンCの3色の現像器215(215a、215b、215c)と、それぞれに対応した現像剤容器1とを収容している。
【0021】
この回転型現像装置201は図面上、反時計回りに120度ずつ回転し、感光体ドラム213に対向する現像器215を交換するようになっている。本実施形態では215aの位置で感光体ドラム213と対向するが、この位置を現像ステーションと呼ぶ。現像器215の現像剤搬送部材や現像スリーブは、現像ステーション215aの位置にあるときのみ、画像形成装置本体と駆動伝達されて回転するようになっている。そして現像ステーション215a以外の位置にある現像器215(215b、215c)は作動しない。
【0022】
現像剤容器1の着脱は、これら3つの位置のうちのいずれかで行ってもよいが、現像ステーションにある現像器215a以外の位置が好ましく、特に現像剤排出開口が上向きとなる現像器215cの位置で行うのが最も好ましい。本実施形態では215cの位置で着脱を行った。なお、本回転型現像装置はA4で2枚またはA3で1枚の画像形成がなされると120度ずつ回転して現像器を回転して現像器215を交換する。
【0023】
(参考例)
本発明の現像剤容器の参考例を図面を参照して具体的に説明する。図2は参考例の現像剤容器を示す斜視図であり、図3は容器本体の斜視図である。図3に示すように、現像剤容器1は略三角柱の形状である。
【0024】
図2において、1は現像剤を収納部する現像剤容器本体(以下、容器本体)、2はノブ、3は容器シャッター、4はパッキン材をそれぞれ示す。現像剤容器の本体となる容器本体1は中空で筒状に構成されており、現像剤容器断面は、形状には制約はないが、画像形成装置の現像剤容器を収納するスペースを効率的に使える形状であるのが好ましい。容器本体1の軸線方向一端側の周面には現像剤を排出する開口部1aを有し、開口部1aは容器シャッター3とパッキン材4とによって開閉自在に密閉されている。本参考例では、開口部の形状は長方形である。
【0025】
容器本体の外壁には、図2(b)に示すようにガイドレール1b、1cが周方向に設けられており、容器シャッター3は、このガイドレール1b、1cに沿ってスライド可能に構成されている。また、容器本体1の端部手前には、ノブを回転自由に取り付けるための略円筒状のノブ取り付けガイド部1dがある。ノブ取り付けガイド部1dはノブ2と係合部を有し、ノブ取り付けガイド部1dの円形の周壁面にそって、ノブ2は回転自在になる。
【0026】
容器本体1は、プラスチックを射出成形、ブロー成形、インジェクションブロー成形等の方法で製造する事が出来る。容器本体1は、図3に示すように、上部材1eと下部材1fとに分割してそれぞれ耐衝撃性ポリスチレンを射出成形にて製造し、これらを超音波溶着にて接着する事で現像剤収納部を形成しているが、他の材料、及び製造方法であってもよい。また、本参考例では、現像剤収納部を二分割して形成したが、それ以上の部分に分割して一体化してもよいし、ブロー成形により当初から一体形成してもかまわない。
【0027】
容器本体1の内部には、収納された現像剤を開口部1aに向かって搬送するための現像剤搬送手段を有する。この現像剤搬送手段としては、例えば、回転する軸と可撓性の翼からなる回転搬送部材や、容器本体の内壁にらせん状の突起を設けて現像剤容器の回転によって現像剤を搬送すると言った従来の公知の手段が利用できるが、どのような手段であっても本発明は適用できる。
【0028】
[ノブ2]
図4に示すように、容器本体1の側端部には回転部材としてのノブ2が回転可能に自由自在に取り付けられている。ノブ2は円板状のフランジ部2aを有し、前記フランジ部から画像形成装置に挿入方向手前側に突出する把手部6を有する。把手部6は、ユーザーがこの部分を手で持って、回転して現像剤容器本体1を装着・脱離すると共にノブを回転させる。
【0029】
フランジ部2aの外周には、駆動伝達係合部となる円周上の部分的にしかギアをもたない弓形のセグメントギア2bが設けられ、更にフランジ部2aには、容器本体の側端部に設けられた前記ノブ取り付けガイド部1dと係合して回転させるための円筒状ガイド部2cが設けられている。また、現像剤容器の円筒状ガイド部2cと係合するための爪部2dが設けられ、前記円筒状ガイド部の周壁面に沿って周方向に回転自在に係合される。ノブ2の円筒状ガイド部2cの周面には、現像剤容器が画像形成装置に装着する前は容器シャッター3と係合してノブの回転方向をロックするため突起2eが前記円筒状ガイド部2cの周面に設けられている。
【0030】
[容器シャッター3]
図5に示すように、容器シャッター3は容器本体1の外周面に沿った平板状をなし、両端縁には断面コの字型のレール部3a、3bを有する。そして容器本体1の開口部1aの近傍に設けられた現像剤容器を画像形成装置に挿入する方向と直交する方向に容器周面に沿って平行な二つのガイドレール1b及び1cと係合して、容器本体1の周方向に往復自在に取り付けられる。また、画像形成装置から駆動伝達を受けるための受け部のギア3cを有する。
【0031】
容器シャッター3の容器挿入方向手前側の端には、ノブ2の突起2eと係合して、現像剤容器が画像形成装置に装着する前はノブを回転不能にロックするためのL字状突起3dが設けられている。前記ノブ2に設けた突起2eと容器シャッターのL字状突起3dが互いにノブ2の回転方向に係合することで、ノブを回転不能にロックされる。開口部1aの封止部材となる容器シャッター3はプラスチックを射出成型して製造するのが好ましいが、他の材料、製造方法であっても良い。容器シャッターの材質は、剛性と擦動性を有する材料が好適であり、本参考例ではABS樹脂を用いた。
【0032】
[パッキン材4]
図2に示すように、容器シャッター3と容器本体1の間にはパッキン材4が容器本体の開口部1aを囲むように設置されていて、シャッター3でパッキン材4を圧縮することで開口部1aを密閉する。パッキン材4には従来公知の種々の発泡体や弾性体を適宜使用できるが、本参考例では発泡ポリウレタンを用いた。
【0033】
[画像形成装置への装着]
現像剤容器本体1を画像形成装置に装着及び脱離する状況を説明する。まず、現像剤容器1の装着について説明する。図6は画像形成装置本体の一部品である現像剤容器を装脱着するための容器ガイド部材7の斜視図である。図7に現像剤容器を挿入する詳細図を示す。
【0034】
図7(a)に示すように、ユーザーは、現像剤容器のノブ2の把手部6をもち、ノブを装置手前側にして現像剤容器を回転型現像装置の容器ガイド部材7のガイドレール7dにそって、図に示す方向に挿入していく。本体側には、本体側ギア7bがある。ノブ2の回転駆動力は、この本体側ギア7bを介して容器シャッター3のギアに伝達され、その駆動力で容器シャッター3が開口部の開閉方向にスライド移動して開閉する。
【0035】
本体側ギア7bは図6に示すように段ギアになっている。まず、現像剤容器を図7(a)に示す方向に挿入すると、容器シャッター3のギア3cが容器挿入方向下流側の下流側ギア(駆動受け部)7baと係合し、さらに挿入していくと、ノブのセグメントギア2bが容器挿入方向上流側の上流側ギア7bbに係合する様になっている。
【0036】
次に、図7(b)に示すように、ユーザーがノブ2の把手部6をもって時計回りに90度回転させると、ノブ2の回転駆動力がノブ2のセグメントギア2bから本体側ギア7bを介して容器シャッターギア3cに伝達される。容器シャッターギア3cが駆動を受けて、容器シャッター3は現像剤容器の周面方向にスライド移動して、開口部1aを開閉する。また、現像剤容器挿入時に、容器シャッター3と本体側シャッター7aは係合する。本体側シャッター7aは、現像器容器の容器シャッター3と連動して開口部の開封方向にスライド移動し、現像剤容器の開口部1a、本体シャッターの開口7cが同時に開放される。
【0037】
次に、現像剤容器の脱離について説明する。ユーザーはまずノブの把手部6をもって、反時計回りに90度回転する。これにより、前述と逆向きの駆動力が伝達され、容器シャッター3と本体側シャッター7aが連動して前述逆方向にスライド移動して、現像剤容器の開口部1a本体側シャッターの開口7cが同時に閉じられる。ユーザーはノブの把手部6をもって、現像剤容器を回転型現像装置から抜き出す。
【0038】
[容器シャッター3の開閉動作]
次に図8を用いて、容器シャッターの開閉動作について詳細に説明する。図8はこの容器本体1のガイドレールと、ガイドレールと係合するシャッターのレール部材について説明するための図である。図8の上側の図は容器本体1の開口部1a近傍の断面図であり、図8の下側の図は上側の図のX−X断面図である。尚、容器シャッター3は断面で示す。
【0039】
現像剤容器の外壁には、ガイドレール1b、1cが周方向に設けられ、1bは鍵形状の断面をしている。また、容器シャッター3のレール部3aは鍵形の断面を有しており、容器本体のガイドレール1b、1cを抱き込むように係合している。容器シャッター3は、図8において左方向ノブ側へ移動可能となるように容器本体のガイドレール1cの側端1caと、容器シャッターのレール部3bの側端根元部3bbとの間には、σの隙間がある。この状態において、もう一方のガイドレール1bの側端1baと、レール部3aの根元3abとは当接している。また、ガイドレール1bの根元1bbと、レール部3aの側端3aaは、図8に示すように段差(ストッパー部)1bc、3acを有している。この段差1bc、3acの大きさλは、前述した隙間σと等しい。
【0040】
次に図9を用いて、容器シャッター3の開動作について詳細に説明する。ここで容器シャッター3は、開口部1aを開閉する方向(第一の方向)と、それとは異なる方向の(第二の方向)の2方向にスライド可能な構成であり、第二の方向にスライドしないと、第一の方向にスライドできない構成になっている。また、第二の方向は、現像剤容器の装着方向に略平行であり、第一の方向は、第二の方向とは略直交する方向である。また、第二の方向へのスライド移動のタイミングは、現像剤容器を画像形成装置に挿入する際にスライド移動する。
【0041】
図9(a)は容器シャッター3が閉じている状態、すなわち、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されていない状態を示す。図9(b)は第二のスライドが完了した状態、すなわち、現像剤容器が画像形成装置本体の所定位置に装着完了した状態を、図9(c)は第一の方向にスライドの途中の状態を示したものである。
【0042】
図9(a)に示したように容器シャッター3が閉じている状態では、ガイドレール1bに設けられた段差1bcと容器シャッターのレール部3aに設けられた段差3acとが係合し、第一の方向に移動させようとしてもシャッター3は動かない(ロック状態)。
【0043】
しかしながら、距離σ(=λ)の分、第二の方向に容器シャッター3がスライドすると、容器本体のガイドレール1cの側端1caと容器シャッターレール3bの側端根本部3bbが接すると共に段差1baと段差3acとの係合がはずれて(ロック解除)、第一の方向への容器シャッター3のスライドが許容されるようになる。第一の方向へ容器シャッター3をスライドさせると、開口部は開封され、図9(c)に示した状態に至る。
【0044】
以上の説明においては便宜上、固定された容器本体1に対して容器シャッター3を容器本体1の外壁上で異なる二方向に動かして開動作を行うように説明したが、画像形成装置本体に現像剤容器が装着される際には、固定された容器シャッター3に対して相対的に容器本体1が移動しても良い。その様子を図10を用いて説明する。
【0045】
図10は、容器シャッター3に対して、現像剤容器が第二のスライド方向である長手方向へ移動する様子を長手方向で切断した断面図である。図10において、現像剤容器1をガイドする本体容器ガイド部材7の内周面に凸状のストッパー8が設けられている。
【0046】
容器ガイド部に現像剤容器1を挿入していくと(図10(a)参照)、所定の位置に来た所で容器シャッター3の側端面(当接部)3fがストッパー8に当接するようになる(図10(b)参照)。ここからさらに現像剤容器1を押し込むと、容器シャッター3はストッパー8に当接した位置に固定されたままで、容器本体1だけが相対的に第二のスライド方向に移動することになる。(図10(c)参照)。この状態は、ちょうど図9(b)に示したのと同じ状態に相当し、段差1bcと段差3acとの係合がはずれて、第一のスライド方向への移動が許容されるようになる。そして、第一の方向へ容器本体1が相対的にスライドすると図10(d)に示すような状態となる。
【0047】
以上説明してきたように、現像剤容器1を単体で取り扱う際には、容器シャッター3を第二の方向にスライドしてからでないと第一の方向にはスライドができないため、誤って容器シャッター3を開いてしまい、容器に収容した現像剤が漏出して周囲を汚染してしまうという事故を未然に防止することができる。
【0048】
[ロック機構]
ノブ2は部分的にしかギアを持っていないため、前記装着・脱離操作において、ノブのセグメントギア2bが本体側ギア7bと係合する時点でノブの回転角度は所定の位置になければならない。これを確実に行なうために、現像剤容器1の装着前には、ノブ2を回転できないようにロックし、装着後にロック解除してノブが回転できるようにするロック手段が必要になる。
【0049】
ロック手段の詳細な構成を図11を用いて説明する。ノブの円筒状ガイド部2cの周面には、突起2eがある。また、容器シャッター3の容器挿入方方向手前側の端には、現像剤容器が本体に装着される前には、ノブ2の突起2eと係合して、ノブの回転をロックするための突起3dが設けられている。
【0050】
現像剤容器を画像形成装置本体に装着する前は、図11(a)にあるように、これらの突起がそれぞれノブの回転方向に係合していることで、ノブを回転不可にロックしている。またこの時、容器シャッター3は、第一の方向にスライドするのを規制された位置にあるので、容器シャッター3の開口部の開閉も同時にロックされている。尚、ノブ2は、ロック解除後であっても、セグメントギア2bに対応した角度だけしか回転できないように容器本体1に対して規制されていることが望ましい。これは、ノブ2の円筒状ガイド部2cまたは爪部2dに何らかの係合部を設け、容器本体のノブ取り付けガイド部1dと、回転方向に係合させることで達成できる。
【0051】
現像剤容器を画像形成装置に装着して行くと、前述したとおり、容器シャッター3が画像形成装置に当接して挿入方向手前側(第二の方向)にスライドする。そうすると、図10(b)に示すように、容器シャッター3のL字状突起3dとノブの突起2eとの係合がはずれるので、ノブの回転のロックは解除される。また、同時に、容器シャッターは第一の方向のスライド移動のロックが解除される。すなわち、容器シャッター3の開口部の開封方向のロックも解除される。その後はユーザーが時計回りの方向にノブを回すだけで、容器シャッター3が開封され、簡単な操作で装着が終了する。
【0052】
また本参考例は、ノブ2と容器シャッター3の係合をそれぞれの突起2eとL字状突起3dの当接で行う構成であるが、ノブの回転方向にノブとシャッターが係合する構成であるならば、突起に限定しなくても良い。たとえば、溝と突起でもよいし、容器シャッター又はノブのいずれか一方に突起を設ける構成でも構わない。
【0053】
このように、本参考例においては、ロック部材が無くても、確実にノブ2の回転のロックが達成できる。またロック機構は現像剤容器から突き出る必要がなく、画像形成装置に、ロックを解除する機構をつける必要がないため、スペースを取らなくてもロック機構が達成できる。更に、ユーザーが現像剤容器を本体に装着するだけで、特別な操作をしなくてもシャッターとノブのロックが自動的に解除できる。更に、ロック解除は、容器シャッターの挿入方向の移動のみによるので、ロック解除の操作力は非常に小さく、確実にロック機構が働く。更には、本参考例において、ロックは突起の係合関係のみで行うため、例えば、樹脂ばねの付勢のようにロック部材の変形を伴わないため、容器を繰り返し再使用しても白化やクリープ現象によりロック機構が壊れてしまう恐れがない。
【0054】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の説明を図を用いて行なう。図12に第1実施形態を説明する。第1実施形態は、参考例の容器シャッター3に対して、ノブ2の回転をロックするための突起3dとは別に、傾斜突起3eを設けることで、現像剤容器を画像形成装置から引き抜く時に、再度、容器シャッターの開閉のロックとノブの回転をロックすることを可能とした形態である。図12は第1実施形態のシャッターの斜視図である。前述と同様の符号を用いた部材、その他特に示さない構成は前述の参考例と同様の構成とする。
【0055】
[容器シャッター3]
容器シャッター3は容器本体1の外周面に沿った平板状をなし、両端縁には断面コの字型のレール部3a、3bを有する。そして容器本体1の開口部1aの近傍に設けられ容器を画像形成装置に挿入する方向と直交する方向に容器周面に沿って平行な二つのガイドレール1b、1cと係合して、容器本体1の周方向に往復自在に取り付けられる。また、画像形成装置から駆動伝達を受けるための受け部のギア3cを有する。容器シャッター3の容器挿入方向手前側の端には、ノブ2の突起2eと係合して、現像剤容器1が画像形成装置に装着する前はノブ2の回転をロックするためのL字状突起3dが設けられている。また、容器シャッター3の挿入方向手前側のL字状突起3d側の端部に、L字状突起3dよりもシャッター封止方向下流側に別途傾斜突起3eを設けた。
【0056】
[再ロック機構]
第1実施形態について再ロックされる機構を図13を用いて説明する。まず、上述したように、現像剤容器1を脱着するとき、ユーザーはまずノブの把手部6を持って、反時計回りに90度回転する。容器シャッター3が開口部1aの開封方向とは逆方向にスライドし、開口部1aが閉じられる。このとき、容器を挿入した時のノブ回転前の所定位置よりもさらにわずかに反時計回りに回転すると、図13(a)に示すように、ノブの突起2eは、容器シャッター3の傾斜突起3eの斜面3eaに沿って移動する。
【0057】
そのとき、図13(a)に示すように、ノブの突起2eが容器シャッター3の傾斜突起3eの斜面3ea上を移動する際、容器シャッター3は画像形成装置の容器ガイド部材7のストッパー8に当接し、第二のスライド方向へは移動不可に規制されているため、ノブが図13(a)の矢印C方向へスライドする。当然、ノブ2の爪部2dと容器本体1のノブ取り付けガイド部1dが係合関係にあるので、容器本体1も連動してC方向へスライドする。
【0058】
さらにノブを回転していくと、図10(a)に示すように、容器シャッター3の根元3abと容器本体のガイドレール部の側端1baが当接し、ノブの回転がロックおよびシャッターの開閉も同時に確実にロックされる。
【0059】
本実施形態では、容器シャッター3が固定で、ノブ2および容器本体1がC方向にスライドすることで再ロックされるが、反対に、ノブ2及び容器本体1が固定で、容器シャッター3がCの反対方向にスライドすることで再ロックされる構成でもよい。本実施形態では、再ロックを完了させた時点、(図13(b)の状態)では、ノブ2は現像剤容器を挿入する前の所定角度よりも、若干シャッターの閉止方向下流側に余分に回転していることになる。このとき、この余分に回転する角度は、10°以下が好ましい。その角度が10°以上であると、ずれが大きすぎて、容器シャッターが最後まで開封できなくなってしまうおそれがある。
【0060】
また、本発明は、ノブ2のセグメントギア2b、画像形成装置の本体側ギア7b及び容器シャッター3のギア3cという複数のギアを介して、ノブの回転駆動を容器シャッター3のギア3cに伝達し、その駆動力を受けて、シャッターが開閉移動する構成であるので、それらのギア比により、ノブの回転角度に相当するシャッターの移動距離が決まる。
【0061】
従って図13(b)において、容器シャッター3のL字状突起3dと、傾斜突起3eの距離xは、この距離は、再ロックのために容器シャッター3の閉鎖方向下流側に余分に回転するノブ2の回転角度に相当する。それゆえ、容器シャッター3のL字状突起3dから傾斜突起3eまでの距離xは、ノブの回転角度10°に相当するシャッターの距離未満にすることが好ましい。また、図13(b)において、傾斜突起のy方向寸法は、シャッターが第一の方向のスライド量、すなわち、図9(a)でのλ以上であることが必要である。λ以上でないと再ロックが確実に行われないからである。
【0062】
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、再ロックの機構として、容器シャッター3に傾斜突起3eを設けたが、これに限るものではなく、別途板バネやコイルバネで強力にロック位置へと付勢する構成でもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、画像形成装置本体に着脱可能であり、現像剤を画像形成装置に補給する現像剤容器において、現像剤を収納する現像剤容器本体と、収納された現像剤を補給するために前記現像剤容器本体に設けた開口部と、現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝達係合部を有するノブと、前記開口部を開閉自在に封止し、前記ノブからの回転駆動力を受けることにより開口部を開閉する容器シャッターと、を有し、画像形成装置本体に対する非装着時には、前記ノブと前記容器シャッターが係合関係にあることで該ノブが回動不能にロックされ、画像形成装置本体に対する装着時には、装着動作に伴って前記容器シャッターが前記開口部を開閉する第一の方向とは異なる第二の方向にスライドすることにより前記係合関係が解除されて、前記ノブが回動可能となり、前記容器シャッターを閉鎖する方向にノブを回転する際に、前記ノブの突起が前記容器シャッターに前記突起とは別に設けた傾斜突起の斜面に沿って移動することにより、前記シャッターが前記第二の方向と逆方向にスライドすることで、再度ノブの回転と容器シャッターの開閉を同時にロックする、ことを特徴とする。
【0064】
以上のように構成したため、部品点数が少なくコンパクトに設計でき、かつ、物流落下時に破損しくいノブのロック手段を備えた現像剤容器を提供することができる。また、現像剤が画像形成装置に装脱着されていないときは、現像剤を補給する開口部を誤って開放することを防止する現像剤容器を提供することができる。また、簡単な構成で、前述したノブの回転のロックと容器シャッターの開閉のロックを前記現像剤容器を前記画像形成装置に挿入するだけで、特別な操作はいらずに同時に且つ、確実に解除できる構成を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略説明図である。
【図2】現像剤容器の説明図である。
【図3】現像剤容器の斜視図である。
【図4】ノブの説明図である。
【図5】参考例の容器シャッターの説明図である。
【図6】容器ガイド部材の説明図である。
【図7】容器ガイド部材に現像剤容器を組み込んだ時の説明図である。
【図8】容器シャッターの開閉動作の説明図である。
【図9】容器シャッターの開閉動作の説明図である。
【図10】容器シャッターの開閉動作の説明図である。
【図11】参考例のロック機構の説明図である。
【図12】第1実施形態の容器シャッターの説明図である。
【図13】第1実施形態のロック機構の説明図である。
【符号の説明】
σ…隙間、λ…段差の大きさ、S…転写材、1…容器本体、1a…開口部、1b…ガイドレール、1bb…根元、1bc…段差、1c…ガイドレール、1ca…側端、1d…ガイド部、1e…上部材、1f…下部材、2…ノブ、2b…セグメントギア、2c…円筒状ガイド部、2d…爪部、2e…突起、3…容器シャッター、3a…レール部、3aa…側端、3ab…根元、3ac…段差、3b…レール部、3bb…側端根本部、3c…ギア、3d…L字状突起、3e…傾斜突起、3ea…斜面、3f…側端面、4…パッキン材、6…把手部、7…容器ガイド部材、7a…本体側シャッター、7b…本体側ギア、7ba…下流側ギア、7bb…上流側ギア、7c…開口、7d…ガイドレール、8…ストッパー、200…画像形成装置、201…回転型現像装置、202…現像手段、204…定着器、205…排出手段、206…原稿読取部、208…露光手段、211…給送カセット、212…手差しトレイ、213…感光体ドラム、215…現像器、217…中間転写ベルト
Claims (10)
- 画像形成装置本体に着脱可能であり、現像剤を画像形成装置に補給する現像剤容器において、
現像剤を収納する現像剤容器本体と、
収納された現像剤を補給するために前記現像剤容器本体に設けた開口部と、
現像剤容器本体に回転可能に取り付けられ、駆動伝達係合部を有するノブと、前記開口部を開閉自在に封止し、前記ノブからの回転駆動力を受けることにより開口部を開閉する容器シャッターと、
を有し、
画像形成装置本体に対する非装着時には、前記ノブと前記容器シャッターが係合関係にあることで該ノブが回動不能にロックされ、
画像形成装置本体に対する装着時には、装着動作に伴って前記容器シャッターが前記開口部を開閉する第一の方向とは異なる第二の方向にスライドすることにより前記係合関係が解除されて、前記ノブが回動可能となり、
前記容器シャッターを閉鎖する方向にノブを回転する際に、前記ノブの突起が前記容器シャッターに前記突起とは別に設けた傾斜突起の斜面に沿って移動することにより、前記シャッターが前記第二の方向と逆方向にスライドすることで、再度ノブの回転と容器シャッターの開閉を同時にロックする、
ことを特徴とする現像剤容器。 - 前記容器シャッターが前記開口部が閉じた位置にあるとき、前記容器シャッターは前記第二の方向にスライドする前に前記第一の方向へのスライドが禁止されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
- 前記現像剤容器は、前記容器シャッターを前記第一の方向に案内するために互いに対向する第一の案内部及び第二の案内部を設け、
前記第一の案内部は前記容器シャッターと当接して前記容器シャッターを前記第一の方向にスライドするのを阻止するためのストッパー部を設け、
前記容器シャッターは、前記第二の方向にスライドされることによって、前記ストッパー部による当接が解除されることで前記第一の方向に移動可能となることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤容器。 - 前記第二の方向は、前記現像剤容器の着脱方向に略平行であり、前記第一の方向とは略直交する方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像剤容器。
- 前記容器シャッターは、前記ノブの回転駆動力を前記画像形成装置に設けた回転駆動力伝達部材を介して駆動を受ける駆動受け部を有し、
前記駆動受け部に駆動伝達されることにより前記容器シャッターが前記開口部の開閉を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像剤容器。 - 前記容器シャッター及び前記ノブは、突起をそれぞれ一体に設け、それぞれの前記突起が前記ノブ回転方向に係合することにより、前記ノブを回動不能にロックすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の現像剤容器。
- 前記容器シャッターが前記第二の方向に移動する際に、前記容器シャッターに設けた突起と、前記ノブにそれぞれ設けた突起との係合が解除されて、前記ノブの回転のためのロックが解除されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の現像剤容器。
- 前記現像剤容器を前記画像形成装置に装着するとき、前記容器シャッターが前記第二の方向にスライドするように前記画像形成装置本体に当接するための当接部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の現像剤容器。
- 前記ノブは、ユーザーが回転力を与える把手部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の現像剤容器。
- 少なくとも、像担持体と、現像剤容器本体内の現像剤を該像担持体に供給する現像手段と、を有する画像形成装置において、
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載した現像剤容器を着脱するための容器ガイド部材を有することを特徴とする画像形成装置。
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