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JP4079150B2 - フロアコンセント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、床に設置されるポップアップ型のフロアコンセント装置に関する。
従来のこの種のフロアコンセント装置は、コンセントを備えた可動体がフロアプレートの開口部から床面上に突出した突出状態と、当該可動体が床面下に収納された収納状態とを切り替えることができるように構成されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に開示されているフロアコンセント装置では、可動体は、上カバーと下カバーとでコンセント(特許文献1ではコンセント本体)を挟持した構造となっている。そして、下カバーが、軸を介してフロアプレート(特許文献1では取付プレート)に回動自在に設けられており、これにより、可動体を突出状態又は収納状態に切り替え可能となっている。
この種のフロアコンセント装置は、床下配線をコンセントに接続した後、床に埋設された収納ボックスの上部開口を塞ぐようにフロアプレートを固定するという手順で施工される。ここで、特許文献1に開示されるフロアコンセント装置では、配線接続用の端子台を設け、床下配線をコンセントに比較的容易に接続できるようにしてある。
実開昭56−100870号公報
ところで、近年、この種のフロアコンセント装置として、電源コンセントや、電話用コネクタ、LANコネクタ等、複数種類のコネクタブロックを並列に設けたものが実用化されている。かかるフロアコンセント装置では、複数のコネクタブロックのそれぞれに端子台を設置すると装置が大型化するため、全てのコネクタブロックについて端子台を設けるのではなく、いずれか一つのコネクタブロックについてのみ端子台を設ける場合が多い。
また、端子台の設置スペースの有無に拘わらず端子台を用いない場合もあり、最初から端子台自体が設けられていないフロアコンセント装置もある。
特許文献1と同様に上カバーと下カバーとを有する構成のフロアコンセント装置では、コネクタブロックに端子台を介さずに床下配線を直接接続させる場合には、まず、可動体をフロアプレートの開口部から突出させた状態で、上カバーを取り外してコネクタブロックを取り外す。そして、床下配線をフロアプレートの開口部を介して上方へ引き出し、その床下配線をコネクタブロックに接続しなければならい。この場合、配線がフロアプレートの開口部を通っているため、配線が動かしにくく、作業がやり難いという問題がある。
そこで、本発明は、床下配線とコネクタブロックとの接続作業を容易化することができるフロアコンセント装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明にあっては、開口部を有して床面上に装着されるフロアプレートと、コネクタブロックを有し、当該コネクタブロックが前記開口部から床面上に突出して当該コネクタブロックにコネクタを締結可能な突出状態と、当該コネクタブロックが床面下に収納された収納状態とが切り替え可能となるように前記フロアプレートに支持された可動体と、を備えるフロアコンセント装置において、前記可動体は、天板部と、この天板部の裏面に立設され、前記コネクタブロックが下方から嵌め込まれる枠部とを有し、前記フロアプレートに回動自在に保持されたフレームと、前記フレームに着脱自在に取り付けられ、前記枠部に嵌め込まれた前記コネクタブロックを下側から押さえる固定部材と、を有し、前記可動体は、前記フロアプレートにヒンジ部を介して回動自在に支持されていることを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、前記フレームは、前記枠部に嵌め込まれたコネクタブロックの側面を覆い隠すように前記天板部の裏面に立設された一対の側板部を有し、前記固定部材は、前記可動体の側方に頭部を露出したネジによって前記一対の側板部の下端部に架設され、前記フロアプレートが床面上に装着された場合には、前記収納状態と前記突出状態とのどちらにおいても、前記ネジの頭部の少なくとも一部が前記フロアプレートによって隠れるのが好適である。
請求項3の発明にあっては、前記床面上に突出する向きに前記可動体を付勢する付勢部材と、前記固定部材の側部から外側へ突出して設けられ、前記付勢部材によって付勢された前記可動体を前記フロアプレートに係合して前記突出状態で維持するストッパと、前記フレームに設けられ、前記ストッパと前記フロアプレートとの係合によって前記固定部材が前記ネジを中心に回動するのを前記固定部材に係合して規制する規制部と、を備えるのが好適である。
請求項1の発明によれば、前記フレームの前記枠部の下方から前記コネクタブロックを嵌め込めることにより、床下配線を前記コネクタブロックに接続する際に、床下配線を前記フロアプレートの前記開口部に通すことなく前記コネクタブロックに接続することができるので、床下配線とコネクタブロックとの接続作業を従来のフロアコンセント装置に比べて容易化することができる。
請求項2の発明によれば、前記フロアプレートが床面上に装着された場合には、前記収納状態と前記突出状態とのどちらにおいても、前記ネジの頭部の少なくとも一部が前記フロアプレートによって隠れることにより、前記突出状態においても、前記ネジが見えにくくなり、美観を向上することができるとともに、当該ネジの取り外しが不能となるので、床に設置された状態の当該フロアコンセント装置の前記可動体が使用者などにより分解されるのを防止することができる。
請求項3の発明によれば、前記ストッパと前記フロアプレートとの係合によって前記固定部材が前記ネジを中心に回動するのを、前記規制部が規制するので、収納状態から突出状態への切り替え時に前記固定部材の位置がずれることを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかるフロアコンセント装置の可動体が収納された収納状態を示す斜視図、図2は、フロアコンセント装置の可動体が突出した突出状態を示す側面図、図3は、フロアコンセント装置の分解斜視図、図4は、可動体を裏面側から見た分解斜視図、図5は、フロアコンセント装置を床面下側から見た斜視図、また、図6は、フロアコンセント装置の背面図である。なお、本明細書では、可動体について上下および前後方向を規定することとし、図中、UPは上側、DOWNは下側、FRは前側、またRRは後側を示す。
フロアコンセント装置1は、床2に対して固定されるフロアプレート3と、使用時に床面上に突出する可動体4とを備えている。可動体4を床面下に収納した収納状態(図1)においては、可動体4の天板部5の表面5aとフロアプレート3の表面3aとによって連接表面6が形成される。この連接表面6は、床2の表面とほぼ同じかあるいは僅かに高い位置に形成される。なお、連接表面6は、本実施形態ではほぼ平面となっているが、凹凸を有する面としても構わない。
図2に示すように、可動体4は、フロアプレート3にヒンジ部7を介して回動自在に支持されている。可動体4は、ヒンジ部7のシャフト8に巻回された付勢部材であるねじりバネ9によって突出側に付勢されており、フロアプレート3の表面3aに設けられた操作子10を動かして可動体4とフロアプレート3とのロックを解除すると、当該ねじりバネ9の付勢力によって、可動体4がフロアプレート3の開口部11から突出するようになっている。なお、可動体4の両側面にはストッパ12が設けられており、このストッパ12がフロアプレート3に係合することにより、可動体4が所定の突出状態で静止し、この突出状態が維持されるようになっている(図2)。また、可動体4とフロアプレート3とは、突出状態でもロックされ、操作子10を動かしてこのロックを解除しない限り、可動体4を押し下げて収納状態に戻すことができないようになっている。
図2および図3に示すように、床2には、上部が開放された収納ボックス13が固定されている。この収納ボックス13の側壁には、指または工具によって打ち抜かれた穴13aが形成されており、床下配線14は、この穴13aを介して収納ボックス13内に引き込まれている。施工作業者は、この床下配線14を、可動体4に装着された各コネクタブロック15a,15bに電気的に接続した後、フロアコンセント装置1を収納ボックス13に取り付ける。コネクタブロック15への床下配線14の接続方法の詳細は、後述する。ここで、収納ボックス13の相互に対向する側壁の上部には、それぞれネジ穴16が形成された一対のフランジ17が設けられており、フロアプレート3に設けられた貫通穴18に挿通したネジ19を当該ネジ穴16に螺結することで、フロアコンセント装置1を収納ボックス13に取り付けることができる。そして、フロアプレート3へ螺結したネジ19の頭部19aは、収納状態で天板部5によって覆われるようになっており、美観の向上が図られている。かかる構成では、収納状態においては、可動体4の天板部5より下側の部分は、収納ボックス13内に収納されることになる。また、この収納状態では、天板部5の下面とフロアプレート3における開口部11の周囲の部位とが重なっており、天板部5が下方に押された場合には、天板部5の下面とフロアプレート3とが係合して、可動体4が下方に潜り込まないようになっている。
図4〜図6に示すように、可動体4は、フレーム20、コネクタブロック15(15a,15b)、及び固定部材24から構成されている。この可動体4では、フレーム20にヒンジ部7が連結されていることで、ヒンジ部7を介してフロアプレート3に回動自在に支持されている。
フレーム20は、略矩形の天板部5を備えている。この天板部5は、収納状態において、フロアプレート3の開口部11の蓋部として機能する。なお、天板部5は他の形状(例えば円板状等)としてもよい。
天板部5の前部の裏面には、枠部21が立設されている。枠部21は、下方に向けて開放されており、この枠部21に、複数のコネクタブロック15が並べて嵌め込まれる。枠部21は、下方からのコネクタブロック15の着脱を許容している。コネクタブロック15としては、図に示す電源コネクタブロック15aや、電話コネクタブロック15bの他にも、LANコネクタブロックや、コネクタが形成されない単なるスペーサとしてのダミーブロック等、種々のものが準備され、用途に応じて、適宜選択して嵌め込むことができる上、配置も適宜入れ替えることができるようにしてある。なお、嵌め込まれた複数のコネクタブロック15の前面(プラグ締結面)15aは、一連の平面を形成するようにしてある。
さらに、天板部5の側部の裏面には左右一対の側板部22が立設され、枠部21に嵌め込まれたコネクタブロック15の側面を覆い隠している。そして、これら一対の側板部22の後部かつ下部に、リブ23が架設されている。これらの側板部22は、枠部21と一体化されている。
固定部材24は、枠部21に嵌め込まれたコネクタブロック15を下側から押さえるものであり、フレーム20の下端部に着脱自在に架設されている。この固定部材24と枠部21とによってコネクタブロック15が保持されている。固定部材24は、具体的には、コネクタブロック15の下方に隣接配置される略柱状の基体部24aと、基体部24aの後部かつ下部の両隅部から後方に伸びて上方に折れ曲がってリブ23の近傍まで伸びる一対のアーム部24bと、当該一対のアーム部24b間で架設されるリブ24cとを有している。
基体部24aの両側面には、ネジ穴24dが設けられており、フレーム20の各側板部22の下端部に穿設された貫通孔22aを外側から挿通させた左右一対のネジ25をこれらのネジ穴24dに螺結することで、固定部材24をフレーム20に取り付けることができるようになっている。この構造では、一対のネジ25の頭部25aが可動体4の側方に露出している。これらのネジ25は、互いに頭部25aを外側にした向きで相対向して、一直線状に配置されている。これらのネジ25の軸心は、可動体4の回動軸心(シャフト8の軸心)と平行にされている。また、これらのネジ25の頭部25aは、フロアプレート3が床2に装着された場合には、収納状態と突出状態とのどちらにおいても、フロアプレート3によって隠される。詳しくは、ネジ25の頭部25aの少なくとも一部が、開口部11の上端(フロアプレート3の表面3a)よりも下方に位置する(図2)。図2では、ネジ25全体が開口部11の上端よりも下方に位置する例を示している。これにより、フロアプレート3が、床2上からのネジ25へのドライバの係合を阻止して、当該ネジ25の取り外しを不能とする。
また、基体部24aの両側面には、フレーム20の側板部22の下端に設けられた切欠22bを介して側板部22より側外方に突出する突起として、ストッパ12が設けられている。これらのストッパ12は、ネジ25よりもシャフト8側に設けられている。この構造では、可動体4がねじりバネ9の付勢力によってフロアプレート3の開口部11から突出する際に、当該ストッパ12がフロアプレート3に係合することで、固定部材24には、ネジ25を中心としてアーム部24bが下方側へ回動する向き(図2での時計回り方向)の力が作用する。そこで、本実施形態では、アーム部24bの後端部にシャフト8側から係合している規制部としてのリブ22cを、フレーム20の各側板部22の内面から突出形成している。これにより、ストッパ12がフロアプレート3に係合する際に固定部材24に作用する力によって固定部材24が回動することが、規制されている。
一方、フロアプレート3の裏面には、コネクタブロック15と床下配線14とを電気的に接続するための端子台26が固定されている。本実施形態では、端子台26は、収納状態においてコネクタブロック15の後方となる位置で、ブラケット27を介してフロアプレート3に取り付けられている。ここで、本実施形態では、端子台26の幅を可動体4の一対の側板部22の内壁同士の幅より狭くし、収納状態で、端子台26の両側に間隙28が形成されるようにしてある。このように間隙28を形成することで、可動体4が突出状態から収納状態に移動するときに、固定された端子台26と回動する側板部22との間に床下配線14が挟まれるのを抑制することができる。なお、端子台26は、複数のうちコネクタブロック15のうちいずれか一つ(本実施形態では電源コネクタブロック15a)と電気的に接続されており、床下配線14を端子台26に結線することで、そのコネクタブロック15(15a)と床下配線14とを電気的に接続することができる。なお、端子台26には、電源コネクタブロック15aのように、所謂強電用のコネクタブロック15を接続し、より通電電力の大きい電気系統についてより容易にかつより確実に導通を確保するのが好適である。
また、フロアコンセント装置1は、コネクタブロック15に接続する床下配線14の配索経路を規制するガイド構造を備えている。
まず、リブ23に凹凸を形成し、この凹凸をガイド構造として用いている。本実施形態では、この凹凸として、一対の側板部22に隣接する二箇所に、略矩形状の切欠23aを形成している。この切欠23aに床下配線14を挿通することで、その内側(側板部22から離間する側)の壁23bによって当該床下配線14がそれより内側に配索されるのを規制することができる。床下配線14がより内側に配索された場合、当該床下配線14が端子台26や他の床下配線14等と重なり合って、可動体4が突出状態から収納状態に移動するのに障害となるおそれがあるが、床下配線14を切欠23aに挿通することでそのような事態を抑制することができる。
また、本実施形態では、固定部材24のアーム部24bを切欠23aと対向する位置まで延設し、切欠23aに挿通された床下配線14をリブ23とアーム部24bの端縁24eとで狭持するようにしている。これにより、床下配線14が切欠23aから外れてそれより内側に配索されるのをより確実に抑制することができる。
なお、本実施形態では、床下配線14を、弾性を備えた配索用チューブ(例えば樹脂チューブやゴムチューブ等)29に挿通した状態で配索し、床下配線14の保護性を高めている。また、この配索用チューブ29に挿通した状態で床下配線14をリブ23とアーム部24bとで狭持することにより、この狭持による押圧によって床下配線14に生じる応力を低減できるという利点もある。また、この配索用チューブ29により、特に、電源ケーブル等の所謂強電用の床下配線14と、LANケーブル等の所謂弱電用の床下配線14とが混在するような場合に、床下配線14の絶縁をより確実なものとすることができる。
さらに、本実施形態では、側板部22の内壁に棚部30を形成し、この棚部30をガイド構造として用いている。本実施形態では、側板部22を、リブ23から後端部までの間で内側に屈曲して突出させ、天板部5と略平行な棚部30を、ヒンジ部7から離間した位置(ヒンジ部7より下側となる位置)に形成している。こうすることで、床下配線14がヒンジ部7に近接してフロアプレート3と可動体4との間に挟まれるのを抑制することができる。
なお、図6に示すように、棚部30の載置面30aと切欠23aの奥の縁23cとを上下方向でほぼ同じ位置に形成し、切欠23aに挿通された床下配線14が、より確実に棚部30に沿って配索されるようにするのが好適である。
このような構成において、コネクタブロック15のうち端子台26に接続されていないコネクタブロック15b(本実施形態では電話コネクタブロック15b)への床下配線14の接続方法を説明する。コネクタブロック15bと固定部材24とがフレーム20に取り付けられている場合には、可動体4を収納状態にして、ネジ25を取り外し、フレーム20から固定部材24を取り外し、コネクタブロック15bを枠部21から下方へ取り外す。勿論、この作業は、コネクタブロック15bと固定部材24とがフレーム20に取り付けられていない組立て未完状態の場合には、不要である。このように枠部21に嵌め込まれていない状態のコネクタブロック15bに床下配線14を接続する。そして、床下配線14を接続したコネクタブロック15bを枠部21に下方から嵌め込み、固定部材24をネジ25によってフレーム20に取り付ける。このように、本実施形態では、コネクタブロック15bを枠部21に下方から嵌め込めることにより、床下配線14をコネクタブロック15bに接続する際に、床下配線14をフロアプレート3の開口部11に通すことなくコネクタブロック15bに接続することができる。従って、床下配線14とコネクタブロック15bとの接続作業を従来のフロアコンセント装置に比べて容易化することができる。
また、本実施形態では、フロアプレート3が床2に装着された場合には、ネジ25の頭部25aが、収納状態と突出状態とのどちらにおいても、フロアプレート3によって隠されることにより、当該フロアコンセント装置1の使用状態である突出状態においても、床2上からネジ25が見えにくくなり、美観を向上させることができるとともに、フロアプレート3がネジ25の頭部25aへのドライバの床2上からの係合を阻止して、当該ネジ25の取り外しを不能とするので、床2に設置された状態の当該フロアコンセント装置1の可動体4が使用者などにより分解されるのを防止することができる。これにより、可動体4の分解による感電、漏電を防止することができる。また、この場合、ネジ25全体を開口部11の上端よりも下方に位置付けて、フロアプレート3によってネジ25を隠すことにより、美観をより向上させることができる。
また、本実施形態では、ストッパ12と天板部5との間にフロアプレート3の一部が位置しているが、このような構造は、固定部材24を外した状態の可動体4をフロアプレート3の開口部11に上側から貫通させて、その可動体4にフロアプレート3の下側から固定部材24を取り付けることにより、実現される。この場合、ストッパ12がフロアプレート3に係合する際に固定部材24には、ネジ25を中心にして当該固定部材24を回動させようとする力が作用するが、本実施形態では、そのような回動は、リブ22cによって規制されているので、収納状態から突出状態への切り替え時に固定部材24の位置がずれることを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置の可動体が収納された収納状態を示す斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置の可動体が突出した突出状態を示す側面図。 本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置の分解斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置の可動体を裏面側から見た分解斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置を床面下側から見た斜視図。 本発明の実施形態にかかるフロアコンセント装置の背面図。
符号の説明
1 フロアコンセント装置
2 床
3 フロアプレート
4 可動体
5 天板部
7 ヒンジ部
9 ねじりバネ(付勢部材)
11 開口部
12 ストッパ
15,15a,15b コネクタブロック
20 フレーム
21 枠部
22 側板部
22c リブ(規制部)
24 固定部材
25 ネジ
25a 頭部

Claims (3)

  1. 開口部を有して床面上に装着されるフロアプレートと、
    コネクタブロックを有し、当該コネクタブロックが前記開口部から床面上に突出して当該コネクタブロックにコネクタを締結可能な突出状態と、当該コネクタブロックが床面下に収納された収納状態とが切り替え可能となるように前記フロアプレートに支持された可動体と、
    を備えるフロアコンセント装置において、
    前記可動体は、
    天板部と、この天板部の裏面に立設され、前記コネクタブロックが下方から嵌め込まれる枠部とを有し、前記フロアプレートに回動自在に保持されたフレームと、
    前記フレームに着脱自在に取り付けられ、前記枠部に嵌め込まれた前記コネクタブロックを下側から押さえる固定部材と、
    を有し、
    前記可動体は、前記フロアプレートにヒンジ部を介して回動自在に支持されていることを特徴とするフロアコンセント装置。
  2. 前記フレームは、前記枠部に嵌め込まれたコネクタブロックの側面を覆い隠すように前記天板部の裏面に立設された一対の側板部を有し、
    前記固定部材は、前記可動体の側方に頭部を露出したネジによって前記一対の側板部の下端部に架設され、
    前記フロアプレートが床面上に装着された場合には、前記収納状態と前記突出状態とのどちらにおいても、前記ネジの頭部の少なくとも一部が前記フロアプレートによって隠れることを特徴とする請求項1記載のフロアコンセント装置。
  3. 前記床面上に突出する向きに前記可動体を付勢する付勢部材と、
    前記固定部材の側部から外側へ突出して設けられ、前記付勢部材によって付勢された前記可動体を前記フロアプレートに係合して前記突出状態で維持するストッパと、
    前記フレームに設けられ、前記ストッパと前記フロアプレートとの係合によって前記固定部材が前記ネジを中心に回動するのを前記固定部材に係合して規制する規制部と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載のフロアコンセント装置。
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